大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

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今日は七夕だった。

これもSNSで思い起こされた。

近頃どうも時間ばかりが過ぎ、気がついてみると6月は終わり
7月に入り、一昨年のことばかり思い出して
先のことはみえないまま、今日を過ごし明日を迎えている
そんな近頃の日々の暮らしにふと気がついた。


夫は7日間仕事している風で自分のことでいっぱいだし
少年は、リモートスクールのときにできた勉友と離れ
夏休みの夏友の中のチャリ友、しかも遠距離体力派に所属し
(ロックダウンで太って体力なくなっちゃった友が続出だそう)
毎日チャリで数あるヴィンチの丘を制覇することに力を入れ
チャリ友が集まらない日は退屈そうに
気が抜けたように一日中ゴロゴロダラダラして
出かける日も家にいる日も、私の声は右から左・・・

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それでは七夕でも・・と思ったときには、誰も家にいなかった。

この日、そうだ、母の命日だった。

私の人生で、母が生きていた時間と
母が死んじゃってイタリアにきた時間の方が長くなっちゃって
母の容姿とかだんだん薄れてきて
私の中の思い出は、母の姿が登場するというより
日常的な出来事の自分を中心に描いた心の内の思い出
それは鮮明というより、フェードがかった
完成されない記憶を繋ぎ合わせているようだった。


この完成されない記憶は、どこか今の日常と似ているぐらい
ボヤボヤした日々の暮らしなのである。

もしかすると、今の世の中がそうなのかもしれない。

コロナのせいで、季節のイベントはどれもこれも中止となり
例年だと今頃ヴィンチを囲む村々はイベントだらけで活気に溢れていた。
イベントに行かなくたって
情報が入ってくるだけで活気を感じていたのだな
と、今更ながらに気がついた。
人が集まる社会から個人で行動する社会になっちゃって
個人の力で動けない場合のそれが
今の私なのかもしれない。

この夏にやってみようかなと思うことやはじめてみようかなということが
なんとなく手がつけられず、時間ばかりが過ぎていって
幸い家族がいるから焦ることはないんだけど
気落ちしちゃってる自分に気がついた。

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私は、聖ヨハネの日のハーブをドライにして
もうしばらく私に香りづけさせ、あの日を思い出したい。
いつもいるテーブルの上に置いて
いつでも目を向けられて
座るとポワンと香りが漂ってくる。
ほんの少しの頭痛ぐらい、この香りで癒やされるのだ。
癒やされている間に、もっともっといろんなことを思い出したい。
もっともっと自分をみつめたい。

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すると、友たちが集まってきた。
友たちと和食風料理を持ち寄り、テーブルを囲んだ。
白ワインを持ち手がないグラスで日本酒風に乾杯した。
私は、とろけるようなものが食べたかった。
噛みしめるより、ムニャムニャと飲み込むような。
茄子の蒸し焼きと豆乳からつくる自家製豆腐の冷奴
胡瓜の冷や汁の胡麻和えそうめん
今の私の気持ちを表したメニューである。

お肉を食い千切る気分ではないのだ。
だから、夫がいない日に女子だけで集まった。
いつも一緒家族だけど、最近バラバラのこの機に丁度いい。
時に自分の好きなものをつくって食べて話すことは
なんだか刺激的でいいじゃないか。
またやろう。

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私の願いはあるようでないけれど
繋ぎ合わせた不完成な記憶と明日の自分へ
今日という天の川を渡ろう
と、独り心におもふ七夕でありました。



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今年もちょうど半分過ぎた。

この半年を思い起こすと

コアラの悲鳴に胸が苦しくなったオーストラリアの火事とか

中国でコロナが充満した医療風景は、イタリアに渡り涙したこと

浸透したコロナ生活で自由が抑制されたこと

そんなことでいっぱいだ。

しかし、この夏の日が差し込むようになって

私の中でこれらの痛みがまた薄れていってしまっている。






長期に渡ってさらに厳しかったロックダウンは

まるでこの夏の日差しにあわせて計画されたかのようだ。

そして、イタリア人の国民性と風習にあわせて

イタリアはコロナ対策を独自に展開しているような気がしてならない。

他国を真似ているようにもみえないし

無茶苦茶なことをやっているようにもみえない。

経済の厳しさには慣れているし

人情深さは右に出る者はいない。

でも、経済が苦しい人が増え、そんな話をする人が増え

職を探す人が増え、でも職はなくって、経済が回らなくって。

でも日に日に日が差すごとに陽気さを取り戻していく!

それがイタリアの太陽でイタリアの国民性なのだ。

Che sarà sarà


経済を回すには、消費することに限る。

観光大国、輸出大国イタリアがどこまで国民だけで回せるか

チョロチョロせっせこ消費するしかないのである。


コロナ期に限らず、欲張らない欲張れない生活が習慣化している

チョロチョロ一家は、小銭でせっせこ吟味しながら生活を賄う。


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フェーズ3に入って早々フィレンツェの重要美術館が再開しはじめ

ロックダウン続行のような少年の夏休み入りもあって

今年の6月はずいぶん涼しく、夏も?と期待した頃

親子で、ヴィンチからバスに乗って電車に乗って

ウィズコロナのフィレンツェの街へ向かった。


バスは人数制限があるようで乗れない人もいた。

バスの車内は間隔をあけて座るよう

座席禁止の札が点々と置かれていた。

ガチャンとチケットを差し込む機械があるところから

運転手がいるところまで、進入禁止の紐があったから

ガチャンができなかった!

電車の中でもバスと同じくソーシャルディスタンス。

手袋の義務は無いが、マスクは絶対。


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人々は、コロナ恐れよりロックダウンが定着してしまって

まだ外出することに遠慮していた頃

誰もいない・・・とか、美術館ガラガラとか・・・

SNSではアップされニュースでもとりあげられていた。


そんなガラガラ期なんかあっという間に過ぎ去り

私たち田舎者が出向いた頃には

アレ?とっても平常!と活気があったw

SNS効果で殺到したのか?!


親子は、午前中のみ開館のアカデミア美術館へ。

ビフォーコロナの館内状況をよく知らないからなんとも言えないけど

予約時間の数分早く行ってマスクして並びながら待って

誘導されたら、手を消毒してピッと熱測って荷物検査して

うぉーと感嘆しながら念願のアカデミア美術館に入館。

ネットで下調べした見学時間30分から1時間を越して

1時間半のんびり鑑賞できたんじゃないかと思う。


ここは美術館だけど、付属しているこのアカデミアで学ぶって

素晴らしいことだよなぁと大学部門の入口を通って思った。

今でもあるのかわからないけど

二十年以上前フィレンツェ在住中、このアカデミアで

無料デッサンコースを受けていたことを思い出した。


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ビフォーコロナの無料美術館の日には

ここまで長蛇の列ができるんだよ!という

アカデミア美術館からほど近いファーストフードを営む友のところへ

ささやか消費応援しに行った。


ロックダウン中のフェーズ2ではデリバリーのため開けてたそうだ。

その頃、警察の見回りがすごかったそう。


そして、フェーズ3開幕

お店でテイクアウトが直接できるようになったけど、お客さんは・・・

飲食店も開けていいよとなったけど、お客さんは・・・


フィレンツェの住人は、デリバリースタイルが抜けないようだ。

今後、こちらのニュースタイルに力を入れたいという。

私たちが食べている間も、デリバリーの注文が入り

若者ライダーは自転車でやってきて、店の外で待っていた。


道でライダーをいっぱいみかけた。

ニュースではよくミラノをスポットにしてたので

北イタリアだけのことかと思ったら。

交通規制の多い街中は、自転車ライダー(配達)システム誕生は

画期的だし需要があるだろうし必要だったと思う。

若者学生のアルバイトにもなるしエコだし健全だしすごくイイ。


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ランチ後、午後のみ開館のウフィツィ美術館へ。

本当は、ピッティ宮殿やボーボリ庭園とのセットで

割安チケットを購入したかったけど、二日間来なくちゃいけないし

夏季と冬季の値段が違うってことも知って

ウィズコロナ中のガラガラ鑑賞を優先して

ウフィツィ美術館を限定した。


私は並ぶ(時間が勿体無い)とか人混みが苦手だから

予約して予約時間にはスルスル入ったけど

入場無料の子供料金にもかかる予約料一人€4が別料金で

その予約無しで並んでる人たちの入場状況ってよくわからないから

これまたなんとも言えないけれど

中は人がいっぱいいたw


フィレンツェの住人曰く、ちっともいない方だよ、という。

なぜなら、団体客がいるといないじゃ全然違うという。


ウフィツィ美術館再開のニュースで、美術館としての対策は

マスク義務付けはもちろん、ソーシャルディスタンスを設けるために

距離を表す鑑賞立ち位置のシール張ったって言ってたのに!

アレ?みんな無視w

ま、いいや、みんなマスクしてるから!


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あぁ、でも行ってよかった。

いつでも行けると思って

ずーっと行かないまま何十年も過ぎてたから。

ホンモノを見るってやっぱり違う。って当たり前だけど。


ホンモノのオーラがメキメキ発してた。

時代の経過といい、色といい、背景を想像させる力といい。

私にはキリスト教やイタリア史の知識が薄すぎるけれど

でもこれらの作品の魅力を青春期に魅せられて

イタリアに来てフィレンツェに留まったのだから

鑑賞だけでもそれはそれはとても価値があった。


少年は、わかってんのかわかってないんだかよくわからないけれど

私も母に少女期、上野美術館などの企画展に

連れられた記憶は忘れない。

彼の親子の思い出のどこかで引っかかっていたら

それだけでもいいんじゃないかとささやかに想う。


あの時、誰の作品だか覚えてないけど

初めてでっかい西洋の絵画を観て

目の色が何色もあることに感動したことだけは鮮明に覚えている。

あの日から、私はいろんな色を混ぜるようになったのだ。

そして西洋に惹かれたのだと、今おもう。


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下調べしたウフィツィ美術館所要見学時間2時間は

実に足が痛みはじめた2時間半強は優に超えていた。


このあとフィレンツェの友とアフターロックダウンの再会乾杯アペリで

小道に熟女たちの笑い声が響き渡った。


早アペリタイムのフィレンツェは

ティーンたちが、それでもオシャレマスクをアゴにしながら(!)

小洒落てグループ交際みたいにただただブラブラと

男女で連るんでいた。


この時少年もフィレンツェの友たちとブラブラ

またファーストフードで(!)親抜きガッツリアペリをして幸せそうであった。


閉じこもりが定着しちゃったみたいにみえた街の住人は

この頃ようやくジワジワ外出するようになったようだ。

人のいる街、街にいる人々をみれて、田舎者の私は胸が弾んだ。

先のことはよくみえないけど、前進するのだ。

ウィズコロナ、気をつけながら、チョロチョロせっせこ消費しよう!



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人生の一瞬を一枚に scatto con figlio

クーポラを目指して Firenze del mondo

ミュージアム:古生物学 Paleontologia



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私はカトリック信者ではないが

月のエネルギーをつかったり草花の効能をつかった西洋のお呪いは

カトリックに基づくだろうが是非ともとりいれたい。


バイオダイナミック農法などにもつかわれている

古代からのアルケミー(錬金)術は伝承させたい術だと思う。

しかし、奥が深い。

時間をかけて実践しながら

それこそ目に見えないエネルギーを、体で実感したい。


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夏至とは一年で一番日照時間が長いうえ

植物、生物、私たちのもつエネルギーが

一番活発になる時なんだそうだ。


世界の夏至祭では太陽を表す火として

焚き火祭りが多いとされている。

その祭りは夏至から624日の聖ヨハネの誕生日頃に

行われるという。


そして、長い太陽が火と象徴されるならば

短い月も水と象徴される。


その太陽のエネルギーを浴びた大地の草花を前夜
23日に摘み

一晩泉水に浸け月夜のエネルギーを吸い込ませた液体を

Acqua di San Giovanniアクア ディ サン ジョヴァンニ

ヨハネの聖水と呼ばれている。


その聖水を
24日の夏至祭でもある聖ヨハネ祭に浴びる

という伝統が何百年経った今でも続けられているイタリア。


その聖水の魔法は

新たな季節のはじまりと自然界のパワーを得ることから

自身への浄化、生活へ幸福を導き、健康や愛の向上

そして作物へ豊作祈願、魔除けなど

日常の実は切実な神頼みを込めた祈りの聖水なのである。


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私もイタリアの友やSNSなどで毎年みかけ

これなら私にもできそうと今年こそはやってみることにした。

調べてみると、だいたい季節のハーブであればよさそうだ。


メインは、この頃に花が咲く
Ipericoセイヨウオトギリ

ローズマリー、ラベンダー、セージ、ミント、マロウなど。

あとは、バラ、バジリコ、フェンネル、ボリジ、シャジクソウ類

カモミール、キャラウェイ、ニワトコ、ケシ、バーベナ、などなど。


家の周りを歩いていると、可憐なハーブたちとたくさん出会った。

私は田舎暮らしをはじめた頃まだ賃貸のとき

散歩をすれば、手にはいつの間にか野花を握りしめて歩き

家に帰っては空き瓶に飾って部屋中が花やかだった。


しかし、歳を追うごとに、食べれる野草を摘むようになった。

だから家に飾ることはなく、庭や畑や野原で花を鑑賞している。

今回、花ばかりを集めた野花でも

花を摘む自分を懐かしく思った。


大きなお気に入りの大皿に湧き水を入れ

まずバラの花びらを散りばめた。それだけでも乙女チック!

その隙間に野花を差し込んでいった。なんか楽しい!

祈願x祈願と欲張ってw 野花でぎゅうぎゅう。

その間に緑をと、ハーブを摘んで差し込んで。

オリーブ豊作祈願とオリーブの次剪定する新枝の先っちょも追加。

なんだか素敵に完成して、記念撮影。


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夕暮れ時も暗い夜空の下でも

野花が詰まった大皿が輝いているようにみえた。

新月から生まれた細い月だというのに。

そして、その細い月は太陽を追うように西へ沈んじゃったけど

澄んだ空気は野花の聖水をとり巻いていたようにも思う。

幻想的で神秘的だった。


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朝、5時起きの夫のうるさい目覚ましで私も起きた。

ヨハネの聖水をみにいくと

まだカンカンに日が出てないうっすらとした空のきんとした空気の中

浮いているかのように佇んでいた。

野花が生き生きしているようにもみえたし

聖水が浸透しているようにもみえた。


洗うというより手を浸し顔には当てるという

なんだかしぶきを立ててはいけない静寂感が漂ってきた。

この静寂が自然と祈りを込める。


自身への幸福もそうだけど

幸福の源、家族と世の中の人々が幸せに生きることを

今だからこそ、祈りたい。




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熱いヴィンチに月染まるFesta dell'Unicorno

望へ向けてMiniPomodori e Lentil Tòfu

スーパームーンSuperLUNA




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夏がきた。
西日が差し込むキッチンがモワッと暑く感じた夏至
今年の一番日の長い日は6月20日であった。
イタリア時間で翌朝には日食も観測されたようだ。

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SNSで父の日というキーワードをみかけ
すっかり私は6月21日の日曜日は父の日だと思いこんでいた。
少年は疑うこともなく、夫は都合がいい。

そういえば、一昨年の千葉県南房総市の園芸のアルバイトでは
父の日ウィークと題し、ヒマワリの繁盛期であった。
日本では、父の日には黄色い花を贈る習慣があるのだと。

朝、ハーブチームも全員でヒマワリを収穫する。
ヒマワリにも種類があって、ヒマワリの花びらの色が若干異なる。
その種類ごとにビニールハウスは分かれていた。

大雨謦報の中、私はローソンの半透明のレインロングコート
(社員さんたちはプロ用のパンツとジャケットタイプ)
MUJIの雨とUV対応ハット、野鳥の会の長靴を履いて
ヒマワリを濡らさないように汚れないように折れないように
赤ん坊を抱くようにヒマワリを抱いたっけ。

そして、あの眠たくなっちゃう作業葉っぱシュルル除去作業をする。
私もハーブチームから応援にいって葉っぱシュルル作業を手伝った。
ベテランが心配そうに私をみている。
ヒマワリは首が命!と教わった。
花の大きさ順に並べると、ベテランたちが大きさごとに束ねていく。
その繰り返しを日々行い、繁盛期には残業もあった。
残業にはお弁当が出てて、シングルには食費がういた。

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そんな残業までもした父の日ウィークの思い出もあって
そのSNSの父の日キーワードには疑問がなく
父の日、お父さんの好きなものを食べようということになった。
お父さんの好きなものって、黄色い花より赤い肉
というわけで、恒例のBBQをする段取りだが
また口コミで知ったちょっと遠い肉屋さんまで調達しに行くことにた。

「明日父の日だから今日は肉を買いに行くんだ」
と同僚に話したところ
「え?父の日?別の月じゃね?」
とおかしな家族だと思われた。
言われてみると・・母の日より先だったような・・

ググッてみると・・・
3月19日がイタリアの父の日で
6月第三日曜日が日本の父の日だということが判明した。
そして、3月にあるイタリアは世界でも少数派で
日本と同じ6月が、世界でも通用されている日のようなのだ。
へぇ。知らなかった。勉強になったなぁ。間違ってみるものだ。
ま、年に二回父の日があってもいいさ。
ゆっくり休んでもらおうよ。

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春になって仕事も忙しくなりロックダウンどころではなかった。
外での農作業や庭作業は植物の都合で動く為放っておけない。
腰を曲げたりいっぱい歩いたり立ったりしゃがんだり腕をつかったり
とにかくずーっと動いている。
動くことが習慣だから、週末も動いている。
雨の日は動きたくてムズムズイライラして
雨でもできる外の仕事、屋根付きのところで何かしている。
春になって、近隣の庭作業のお手伝いもしちゃって
オリーブ畑の草刈りも庭の草刈りも暖炉用の薪集めも
外のことはみーんな夫がやってくれている。
夫がいなかったら、田舎暮らしはできなかったと思う。
そんな肉体派の夫でも日々あちこちが痛いと言っている。

「この日曜日は父の日みたいだし草刈り機壊れてるし休んだら?」
やりたいことがいくつかあったみたいだけど
天気のいい日にゴロゴロするって気持ちがいいんだよね
結局私の提案に甘えて
久々にゴロゴロした日本の父の日であった。

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私はアントネッラのところに旬の野菜とフレッシュタマゴを
調達しに行った。リサイクルでタマゴの容器を持参して。

タマゴからかえった雛のヒヨコをみせてもらった。
人工的に保温器で管理している。
わー、なにこれ~!
赤外線みたいな赤いライトも保温ライトなんだそうだ。
丁寧に育てて独り立ちできる頃、大地に放すのだ。
オリーブ畑をアヒルと一緒に走り回っている。

ニワトリもタマゴをたくさん産む時期と産まない時期がある。
産まない冬、タマゴないんだよね・・と
いつもフレッシュタマゴを狙って来る私に残念そうに言う。
でもその保温器導入のせいかニワトリが増え
常にタマゴはある状態だ。マーケットで週一で屋台だしてるけど
きっとリクエストが多いんだろうな。

「タマゴキレイだけど洗ってるの?」
「もちろん!糞がついてたらみんな嫌がるし。
息子たちにやらせると割っちゃうんだよアイツら。
だから私が洗ってる。」 ご苦労さま!

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「ちょっと来て見て!」と畑の中に呼ぶ。なになに?
キュウリの列、こっちが馬の糞を与えた方
あっちが糞が終わっちゃって与えてない方
「ほんとだ、全然違う。」
馬の糞て微生物がいっぱいいるからイイ肥料なのだ。
肥料のために馬を飼う人は、田舎暮らしだったらいっぱいいる。
私も何度考えたことか。
しかも馬を交通手段にできたら最高だよなぁと。

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私はいらないって言ったけどもってけっていうズッキーニの花
花付きズッキーニ、サラダ、トロペーアのネギ
ここの美味しいジューシーなキュウリ
まだあったBietola(フダンソウ)
栄養たっぷりのBarbabietola(テーブルビート)これも終わりだって
上の部分の頭が硬いのを選べという赤いタマネギ
ニンニク、そして容器の数分12個のタマゴ
袋は節約させて!というから袋ナシで木のカゴでいただいた。

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今日の父の日アペリティフはアントネッラのキュウリシリーズ。
濃厚ヨーグルトを濾過させたギリシャヨーグルトに
塩とニンニクとオリーブオイルで和えたギリシャ風サラダ
フレッシュタマゴでつくったマヨネーズに
小豆島で衝動買いした出会いの生味噌の甘味噌を混ぜて
キューリのディップで召し上がれ。
これに農主の、全てがほどよい白ワインがよく合う。
アペリしている間にBBQして
いつまでたっても沈まない夕日の空の下で
そう今年はたぶん二回目の父の日に乾杯したのであった。
少年は、みんな海に行ってる・・・と嘆いてうるさかったなぁ。



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今年こそは逃すまいと忙しい春の真っ只中
庭から畑に向かう遊歩道を防ぎはじめたこともあって
移植してからもう何年経つだろう・・5、6年?!
ローズマリーの剪定を半分だけすることにした。
下の方から生えている新枝を残すようにジョッキリ切り落とした。
花が2月頃からずーっと満開だったので
それでも花が一段落した頃を狙った。

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その剪定した枝をどうするか。
枝の先には料理なんかに使える新枝もくっついている。
柔らかい新枝の下辺り、2年目の枝かな
花や種がモサモサついている。
そのもっともっと下の方は、葉もあまりないただ古いばかり。

その3部構成になっている
ホヤホヤ新枝をオリーブオイル漬け
花と葉がくっついている使える枝は、コスメ用煎じ茶に
枝のみは、BBQの火起こしに使うことにした。
料理に使う新枝は、剪定していない枝からもぎ取ればいい。
そう同じことを来年か再来年にも行いたい。
だから半分にしたのである。

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ローズマリーの私の主な使いみちは、料理の他
髪の毛、頭のケアに使おうと思う。
だって、イタリアの友もラテンの友もEUの友も世界の友たち
みーんな髪の毛にイイ!って言うんですもの。
こんなに身近で丈夫なハーブを使って自作コスメでケアできれば
願ったり叶ったりである。
ローズマリーには、血管強化、血行をうながし、新陳代謝促進
細胞の老化を防ぐ抗酸化作用
抗菌作用、抗ウイルス作用(!)、ヒスタミン抑制作用(!)
トリートメント効果でフケ防止、育毛
さらには、白髪染めにも役立つんだそう!
私はわざと染めているかのように全部白髪だから
いまさら黒髪にしたいわ!なんて思わないけど
銀色から金色になっていったらおもしろいなぁ。な~んて。

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オリーブオイル漬けはひたすら待つのみ。
そこで大量に収穫したローズマリーの葉っぱや種つきの花で
石鹸を早速つくってみることにした。
水からハーブを煮出して濃いめのエキスを抽出するDecotto法を
レシピより多めの蒸留水Acqua Disitillataで
沸騰5分煎じ時間30分以上冷めるまで放置して
濾して絞って、レシピの水のところの分量を用意する。
このやり方は、ラベンダーのときも同じ。

300g エキス水(蒸留水のところ)
128g Soda Caustica (苛性ソーダ)
1kg Olio di Oliva (不味でOK、古くてもOK)
できたら室外で、エキス水にソーダを入れる。
化学反応で強烈な臭いと発熱した湯気が放つので注意。
スプーンでかき混ぜて悪臭が落ちつくまで私は外に放置している。
それからオリーブオイルに注入。
とにかく熱を放ちっぱなしなので、ガスコンロの上で作業したり
鍋敷きを置いて作業をしている。
ハンドミキサーでドロッドロになるまで撹拌する。
型に流し込む。
その型は、アルミは使わない。化学反応をしてしまうそうだ。
と、どこかで読んだ。原因を追求というより知った瞬間頷けた。
コスメ先生はプラスチックの容器を使ってたけど
私はオーブペーパーを敷いて、取り外しやすくしている。
その発した熱を逃さないように何かで覆って
私は木の板を置くだけだが、コスメ先生は毛糸の布で覆ってた!
二日間ぐらいあったか~くしてあげて
私は、三日目には使う大きさにカットしてしまう。
カットして重なるか重ならないぐらいに並べて
部屋の風通しの良い隅っこで一ヶ月を目処に熟成させる。
いっつも足りなくなると二週目でも使っちゃうけど、あら使えちゃうw
一個目使っている内に一ヶ月が経っている。
何個も全部使い切る頃は何ヶ月も経ってるけど、そのまんまw

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このローズマリー固形石鹸で頭を洗う。
ゴシゴシ頭に石鹸を擦りつけるのだが、案外泡立ちがよろしい。
毛がスポンジの役割をしているようだ。
ボディに使うときは泡は立たずにヌルヌルなのに。
頭から足までローズマリー石鹸。とっても便利!
そして、ローズマリーのトリートメント効果かな
髪の毛の調子がなんかイイ!
私の髪の毛はそういうわけでオール白髪なので
そのローズマリートリートメント石鹸シャンプーでもパサパサだから
濡れた髪の毛に、ローズマリーオリーブオイル漬けオイルで
頭皮をマッサージしながら髪の毛に浸透させるのである。
ローズマリーオリーブオイルにこだわらなくても
今ままでラベンダーバージョンだって
シンプルオリーブオイルバージョンだって
濡れ髪にオイルをしみ込ませるとパサパサの白髪は
ツルツルしっとりになるのである。
通りがかりの人にも言われるぐらいだから効果はある!

Sapone all'Olio di Oliva con Infuso di Lavanda 1

あともう少しでラベンダーも収穫する。
ラベンダーは殺菌作用やリラックス効果を利用したいので
ヘア用とボディ用二種類用意しようかな。

固形石鹸のメリットは、容器が簡易であること。
プラスチックを減らすよう固形石鹸をエコ環境家は推奨している。
そして、手つくりのメリットは、シンプルな素材で作ることである。
保存料も着色料も香料もいらない。
ちょっとぐらい形がおかしくったっていい。
自分が使うんだから。

白髪染めには、先程の濃いめエキス抽出法Decottoで
髪の毛を濡らしてみようと思う。
どのくらい染まるのかなぁ。
みなさんも身近なハーブで自然派コスメ試してくださいね!


コスメシリーズの過去記事も併せてどうぞ↓


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友より写真提供

3月の休暇っぽいロックダウンの休校から
6月のフェーズ3になった途端夏休みになった。・・・。
イタリアはそれでなくても学校のある期間を軸に
大人たちはスケジュールを立てていくから
学校がある期間じゃないと稼働しないことがある。
学校がない期間はたいていヴァカンスにまつわるコトが稼働する。
このコロナ段階操作フェーズ3設定は
まさしくヴァカンスに向けた緩和であることが
ニュースを見てて、イタリア国民的緩和でほっとしたりする。

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Live授業リモートスクールも習慣化し始めた今日こんにち
朝一定の時間に起きて
ダラダラだけど授業がとりあえずベットの上でもはじまって
先生の跳ね上がった声が静寂な部屋に響き渡り
生徒たちのボソボソした寝起きの声で出席の返事をする。
普段も起きるのは苦手だが
寝坊して学校を遅刻することがなかった少年は
私たちがいない時しくじった様子で
仲間から電話で起きたというエピソードもあったそうだ。
Liveの間、生徒側の自分の声をミュートにすることもできるし
自分の画面をオフにしてれば、先生は一人で永遠にしゃべってる
みたいな環境を簡単に操作ができる。
仲間はそんな操作にして、寝てる仲間たちを起こしていたようだw
そんな操作を利用して、先生の声をBGMに
ゲームをしている子もいたそう!
我が少年もきっとそんなことだったんじゃないだろうか。
授業中にぼーっと上の空と同じなのかな。
先生の話が頭の中に入ってこないとか。
それでも時々の口頭テストはしょっちゅうだったし
様子をみてると宿題もいっぱいあったから
リモートスクールはあって本当によかったと思う。

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PCを持っていない人は、学校から借りることもできた。
それは、学校が閉鎖されたままという判断が下ってから
保護者たちからのリクエストで学校は対応してくれたのである。
家族のスマフォなどで
とりあえずリモートスクールを受けていた子もいた。
ロックダウン中、値段がそこそこのPCはどこも売れ切れだった。
こんなときに急いで高額で買うのはおかしい。
今後の経済事情だって不安なのに。
我が家なんかは、誕生日とかクリスマスとか自分の貯金とかで
IT機器を買わせている、持たせている。
全員の希望者に配布はできないが
審査を所得順にし貸し出しを許可していた。

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そのリモートスクールもきっちりと恒例の6月10日に終了し
Live中に先生も交えて、乾杯をしていた。
そのために前日
イタリアでは(たぶん全国)子どもたちがよくバールで飲む
EstaThè(甘~い紅茶ジュース)と小袋のポテチを買いに行った。
最後の授業はどうやらおしゃべりで終わった様子だ。
そういうときはミュートにせずバッチリ自分が画面に見えるようにして
ジュースを飲みポテチを食べていたみたいである。チラ見してw
画面ではカッコつけたいそうだ。パンツ一丁なのにw
とにかく、見るな聞くな入るな!というので
細かいことは家でやっててもわからないけど。
で、「終わったーーー!!!」と笑顔で部屋から出てきた。

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リモートスクールが終わってしまって、親はとっても残念だけど
このロックダウンでスマフォいじりが習慣化してしまったこと
授業も宿題も娯楽も交流も何もかもがスマフォで
これからスマフォを半減させるアイデアを見つけなければいけない。
何を言っても「イヤだ」と返ってくるティーン。
はて、どうしたらいいものか。
今、Spotifyで音楽を聴いてるのかな
フニャフニャと鼻歌や口笛が聞こえてくるw
とっても怠惰な平和を感じる。
たまにはいいんだけどさ。たまにだったら。

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少年サッカーはまだ活動できないみたいだけど
そろそろ緩和の動きがみえてきた。
5月中のロックダウンの緩和で州内移動許可が出たとき
少し大きなショッピングセンターに、久々に親子で出向いた。
自転車を買うために行ったからよかったけど
そのスポーツショップは、自転車コーナーしか開いてなかった。
これから移動手段に密集する公共の乗り物ではなく
個人でエコ的に移動できる自転車が推薦され
援助金も出るということで殺到したようだ。
自転車も売れ切れ続出。ネット購入で予約というシステムだった。
あとで知ったが、援助金は人口密度が高い街中の地区のみで
田舎暮らしの田舎者は該当しなかった。くやしい!
スポーツショップの帰り、電気屋さんにも寄った。
電気屋は、IT機器コーナーしか開いてなかった。
少年が立ち止まっている。
進入禁止の紐は張られていても
向こうのTVコーナのTVは全部サッカー中継を再生していた。
「あぁ、ずいぶん見てないサッカー。」と嬉しかった様子だ。
ニュースでも、サッカーの試合はいつからなんだ!と抗議をしている。
有名サッカー選手もコロナ感染して
なかなかコロナが抜けなかったこともあったし
規則をいっぱいいっぱいつけただろうが
6月12日、コッパ・イタリアはユヴェントスvsミランで再開する。
子どもたちの模範となる選手たちの行動が観ものである。
自分の好きなスポーツができない苦しさ
時間ばかりたっぷりあるのにどこにも行けず、職も失いかけ
発散する先は自転車ではなくスポーツ観戦の大人もいたはずだ。
フェーズ3とは、メンタル療養のための緩和が多いように思う。

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親子で決めたその新品の自転車は
ギアが壊れていた自転車と比べると快適であった。
それでも私は究極の坂道では、降りて自転車をひっぱる。
丘だらけのヴィンチの丘の自転車移動は辛い・・・。
しかし少年は「ギアがあるから全然楽チン!」という。
そうか・・そうか・・あの坂を漕げるんだ。若いっていいな!
道路を走っていると
少年みたいな少年がいっぱいいることに気がつく。
スクーターを運転するには早すぎる少年ぐらいのティーンが
一人もしくは少数のグループで爽快に自転車を漕いでいる姿を
いっぱいいっぱい見かける。
おばちゃんみたいにゼーゼーヘーヘー漕いでるんじゃなくてっ
全速力で笑いが込み上げてくるのかな
っもう気持ち良さそうなの!
開放感みたいなオーラをどの少年も発しているのw
今日は、TとMであっちの地区まで行ってくる。
「へー、行ってらっしゃい、気をつけてね。」
それ以上何が言えるだろう。
親から離れていくティーンの親は
信じるというより見守ることしかもうできない。
ごちゃごちゃ言っても「うるさい」といわれるだけで右から左
こっちもハラハラする労力の無駄だし、開き直ることにする。
マスクを忘れた少年は、マスクをとりに戻ってきた。
それでよし。

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友だちと会ってもいいよという緩和が早々に出て
街も田舎も賑やかになりはじめたと思う。
見えないコロナとの共存を理解して
マスクとソーシャルディスタンスを守れば、とっても自由になった。
入り口に置かれてある消毒液でペチョペチョ消毒した方が
手袋より効果がありそうな気がする。
市民の集いメルカート市場も各屋台に消毒液が置いてあり
消毒してから商品に触れることができる。
食品や化粧品なんかは、お店の人がとってくれる。
バールなんかも外が賑やかだ。
これから私たちができることは、消費することだろう。
ロックダウンが身に応えたそして定着してしまった
街に暮らす友人家族を呼んで
景気づけにヴィンチの丘で乾杯をした。
フェーズ3に、夏休みに。



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ヴィンチの丘の日陰に、Melissaメリッサ(レモンバーム)が
いたるところに生息している。
ここに移住した頃は、レモンバームの効能も知らなかった。
今は亡き知人がヴィンチのレモンバームの存在を教えてくれた。
そして今日、レモンバームの収穫をして一年前を思い出している。
ところが今日の収穫の思い出のレモンバームは
じつはアップルミントのようだ。
すごく、すごく似ている。
違いを調べてみると
レモンバームは、葉の先端が二等辺三角形のオニギリ型で
アップルミントは、卵型に近い楕円形で産毛がある
一目瞭然で違いがわかるというのである。

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去年の今頃、私は千葉県南房総市の園芸用の植物園で
住み込みアルバイトを体験させてもらっていた。
6月のヒマワリ繁盛期の傍ら
複種のミントやゼラニウム等のハーブチームに配属され
平成の若者たちと一緒にワイワイ畑の中でミントを束ねた。
そこで扱ったアップルミントとヴィンチの思い込んでたレモンバームは
同じであることに気がついたのである。お、これは!

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ミント系は露地栽培が適しているそうで
田んぼの近くに畑があった。
6月の梅雨の時期、モサモサと成長が盛んだった。
まっすぐに伸びるよう8x8cm(ぐらい)穴のネットが
地面から20cmぐらいのところに張ってあった。
ミントを切る長さはだいたい30~50cmぐらい。
長さや大きさの注文があるのだそう。
ハサミは、ブドウの芽掻き作業用のハサミと同じで
小型で先が尖っている。
平成生まれの私の先輩たち(!)は
シャキシャキと素早く数えながら切っていた。
昭和生まれの新人(私)は、まとめ切りとなることが多く
あとで数えるやり方を覚えてしまった。
彼らは、数えなくても、束の大きさで何本かわかるそうだ。
日々同じ作業をやっていると、体が覚えてくるのだろう。
私も最後の方、どうにか束の大きさがわかるようになってきた。

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ビンとまっすぐなものを
茎が太いものを
虫に食われていないものを
シミのないものを
ミントの先が緑色のものを
莟がないものを
いくつかそう注意事項があった。
園芸用ミント系は、先っぽが命なのである。
どんなに気をつけていても
葉に穴があいていたりシミがあったりするのが出てくる。
作業場に戻ったら、一旦水につけて
冷蔵庫に入れてシャキーンとさせる。
そして検品しながら注文用に束ねていくのである。
新人は、上の5段ぐらいを残して下の葉をシュルーと削ぎ取る係。
なぜ、そんなに削ぎ落としてしまうかというと
収穫からお客様の手に渡ってそれから数日保たなければいけない。
下の葉っぱからどんどん劣化し黄色くなっていくので
そうならないよう出荷の時点でとっちゃうのだそうだ。なるほど!
しかし、葉っぱ削ぎ落とし作業、超眠くなっちゃうんだよなぁ。
娘のような新人ちゃんとふわわわ~とあくび合戦であった。
マスク必要だよねw な~んて!

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その眠たくなる削ぎ取り作業中、ある程度大中小に分け
先輩たちにバトンタッチ。
彼らがさらに最終検品し、数かず分束ね長さをジョッキリ切り揃え
再び水に戻し、冷蔵庫でまた保管し
出荷日、透明の袋に詰めて行き先シール貼り付けて
見届けるのである。

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ゼラニウムは、水に濡れると葉にシミがつくのでハウス栽培。
雨の日の収穫には、私たちはレインコート
花に傘を当てて濡れないようにする。
ゼラニウムは、葉が命。咲き始めた花の部分はポキッともぎ取る。
花びらが散って葉につくと、花びらの水分で葉にシミがつくのだそう。
それは知らなかった!
雨や風に打たれながら生きている植物たちは
劣化していくことは当たり前のしくみで
四季を追いながら土に還っていき、自身を次世の肥やしとし
新しく生まれ育つの繰り返しなのだ。
そんなこと誰もがわかっちゃいるけど
花びらの水分で葉が染みて劣化させて次があることまでは
なかなか思い出すこともしなければ考えることもないであろう。
昭和の新人であろうが、平成の子たちが静かに教えてくれることは
どれもが勉強になって、年齢なんて関係ないと思った。

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私はヴィンチのMelissaアップルミント(?!)を
あのときのように収穫し、葉は削ぎ取らず束ね
家の中の邪魔にならないところに干した。
保存用にドライにしてお茶にしよう。
一週間ほどでドライになるようなことが書いてある。
私はもうしばらく干し続け、もっともっとカリカリにした。

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鎮静作用があるのかな
ハーブティー飲んだら、あぁうとうと眠くなってきた!
朝に飲むものではなさそうだ。


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初夏は、新緑がグングン成長するときで

草刈りもブドウの作業も休みがない。

雨が降っても翌日にはさらに新緑はキラキラと成長が増して

こちらは休んだ気がしない。

初夏のそよ風の中、もう強い日差しの下で

私は週末関係なくひたすら農作業をしていた。


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そう農作業の隙間に、ある若農夫から電話があった。

2年目のブドウの木の芽掻き作業と縛り付け作業をしてほしい

という。大した数ではなかったので、二日で終わった。

でも低い背のブドウの作業は、しゃがんだり腰を曲げたりするから

誰もやりたがらない。だから声がかかる。でも私はやる。

なぜなら、私がやらなければ誰かがやっている作業だからである。

私はいつもそう自分に言い聞かせている。

このくらいの作業は女性でもできる。

膝当てを借りて、地面にひざまずいて作業をした。

子どもブドウを丁寧に導いてあげないと、すねて成長していく。

その疲労した足腰で帰りのチャリを漕ぐのは辛い。

平坦なようでやはりここはヴィンチの丘なのである。


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若農夫は、大人ブドウたちの芽掻き作業も私に任せた。

だんだんブドウの新枝さえも固くなってきた5月も半ばを過ぎた頃

ハサミを使わなくては枝を切り落とすことができない。

ハサミを使うと、それだけに時間がかかる。

そして私はバイオダイナミック農法の農園出身

といっても過言ではないので、作業が丁寧で細かい。

若農夫の好みの仕上がりは

主枝さえ芽掻きされてればいい、という。

そう、作業の密度は農園次第で

農園が変わる度に農園の好みの仕上がりや

質より量などの意向を、作業方法を聞いたり

ワインは自社用(独自のボトルワイン)か売却用(協同組合へ)

実はちょっとの会話で、農園の主のパッションがわかったりするのだ。


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若農夫は、私をスカウトしていた。

なぜなら、私がブドウ畑で作業している姿や

オリーブの剪定している姿をチェックしていたという。

誰もいなさそうな田舎でも、そうやって人は見ている。

人が少ないだけに、よく見えるのである。

たいてい私が住んでいるところは、この辺の住人だったら

説明をしなくても知っている。

前の家の主の名前を言えば、「あぁ、あそこね」と住人は言う。

私の家は、元農園のワインセラーだったところを

住居にリフォームしたから、この辺では手広くやっていた

その元農園の名前を言えば、地元民は覚えているのである。

私には見覚えのない人でも

住人は、アジアンの私を知人のように知っている。

だから、私は悪いことできないw

真面目にこの地を愛していくことが

地元住人を安心させる表現の一つだと思えば

一生懸命生きられるし、信頼が生まれていく。


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芽掻き作業がだんだん手遅れの時期に突入し

若農夫は、芽掻き作業を断念し

次の誘引作業Allacciaturaアッラッチャトゥーラを始めることにした。

もうひとりの作業員曰く、去年誘引作業が遅すぎて

新枝は固く太く重くなり、しかも暑く、大変だったそうだ。

どの作業も、その時期に始めて終わらせないと

押せ押せになるのと、大変になるのと

時間とコストに響くということになるのである。

芽掻き作業を怠ると、結局誘引作業中に

芽掻き作業をしなくてはいけない。

多すぎて風通しが悪すぎるのと

いらない枝を誘引しても無駄で邪魔なだけである。

これは、特にブドウの収穫のときに影響してくる。

そして、芽掻き作業をしないで主枝に枝が残っていればいるほど

今度は、冬の剪定で時間がかかってしまうのである。

だから芽掻き作業は本当に重要なのである。


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Allacciatura誘引作業は、ダランとし始めた新枝を

架線から脱線し始めた新枝を、引き戻して

絡ませたり縛ったりして列に留まらせる作業。

私はなるべく紐を使わずグルグル絡ませて

新枝から生えてくるViticciヴィティッチ(複;つる、巻きひげ)自身で

互いに支え合わせるよう誘引している。

この作業は、特にトラクターの通り道をつくることを第一目的に

あとは、重たくなってくるブドウを吊るしていられるよう

枝が折れないように、私たちが手を差し伸べる作業なのである。


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架線にもいくつかあって、下から二番目の架線が二本あれば

その中にひょいと入れてあげるだけ。

収穫マシーンを使う農園は、アルミ仕立ての柱を使ってて

そこに二本線を引き締める金具をガチャッと差し込んでいく。

いたって簡単なのだが、全部の柱に差し込まなければだから

ずーーーっと歩かなければいけない。しかも

架線ワイヤーを少し上に持ち上げながら金具を差し込むとき

その巻きひげたち、物凄い力で握られてて(!?)拳みたい!

私の力と同等ぐらいで、力対決してるみたいなのw

この巻きひげの太さと力は、ブドウの重さに比例してくるのかな

なんて思うと、私が妊娠時体が変わっていっちゃったそれにも

なんか似てるなぁなんて思わせる果実を支えようと準備する

枝の手とか腕だった。


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ブドウの収穫を手作業で行う畑は、一本線のワイヤー架線だけで

最初の柱が丸太(最近)だったりセメント()だったりする。

そこでは、互いに絡ませていくか、縛り付けるか。

私ったら、変なところで几帳面だから

上手に絡んでなくって翌日ほどけてるってのが超くやしい!

本当はこの性格少し直さなければいけない。

ぶきっちょでも速ければイイときもある。

ぶきっちょになる訓練中w


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5月はブドウもオリーブも満開中だったから

花粉まみれで大変だった。

コロナの無料サージカルマスクして、暑い中やりたくないから

涼しい週末なんかは返上して作業して

こっちの農園で農薬撒いてるときは

あっちの農園で同じ作業して

ずーーーっとブドウ畑にいた5月だった。

そうこうしている内に

自然農法のトマトがたくましく成長してて花が咲きはじめて

トマトの芽(脇芽)掻き作業も帰宅後やって

オリーブは花が散って結実しはじめてて

ブドウも線香花火のような花から実の形になりはじめてて

ロックダウンが解除しはじめてて

少年はマスクつけて自転車で友に会ってて

バールに入ったりするのはあれだからって恐縮して

広場の有料水のシュワシュワ炭酸水を飲んでる様子でw

「いいんじゃない、ゴミが出ないし、10セントだしw」って

もうすぐ夏休みだ!!(?)と夏休みの計画を早口に並べはじめて

私は、次から次へ頼んでくる若農夫は男作業も頼んできて

試しにその作業やったら首がおかしくなっちゃって、諦め放棄して

やっと一息ついたとさ。

少年は私をBravaのところをBravoと男でいう。

・・・・・。



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ブドウの枝の誘引 Allacciatura

私は自然農法民 Orto Sinergico

ブドウの芽掻きScacchiatura



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「どう、ブドウある?」

え、あまり気にしなかったけど、そういえば・・・

「今度ばかりは、おじさんの言う通りだ。」

ほら、見て、これなんか房が無い。

ほら、これは一房だ。

言われてみると・・・

それから、気をつけて芽掻き作業をすることにした。

おじいちゃん(農主の叔父)が作業している私のところにやってきた。

「ブドウはあるか?」

「うーん、あまりないみたい。」

「そうだろう。雨が降らないからだ。」

昔みたいに季節はない。と肩を落としながら言う。

「ほら、葉っぱを見てみろ。緑色していない。」

前は、もっともっとブドウの葉の色が濃厚だったそうだ。

おじいちゃんの長い長い人生の目と脳裏と体全部に焼き付いた

ブドウの大きさ、葉の色、木の成長

風の音、大地の熱さ、雨の長さや湿気の感触・・・

こればかりは、歳を越せないのと同じで

経験は越せないような気がした。


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気候が変化していくことは

私たち体のサイクルまでも変化してしまう。・・気がする。

どんなにお金があっても、どんなにハイテクになっても

地球の変化を元に戻すことはできない。・・時間がかかるだろう。

私たち一人ひとりの意識と生活スタイルで

どこまで取り戻すことができるか。

コロナ禍でリセットされて、世は新しく生まれるのか。

いろいろ読んでると

いろいろ聞いてると

ポジティブに考えると

私は生まれる気がしてきた。


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ブドウ畑で作業をしていると、午後の風の音は

なんだかマリア様のお声のようで

「ほらごらんなさい。欲張るとバチが当たるんです。」な~んて

ボワンボワンと大空から聞こえてくるような感じがした。

私はしゅんとなりながら、ブドウの芽かき作業に精を出した。


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ワサワサし始めたブドウの新枝に揉まれ

そこへ頭と手を突っ込み、余分な枝を除去していると

たくさんの虫たちに出会う。

そして、私と虫は互いに驚く。

一瞬互いにわっと退くが、私は再び葉と葉の間からゆっくり目をやり

虫も止まってこちらをみている。ような気がする。

どんな反応をするのかお互い様子をみているこの束の間が

なんだか意気投合した感があって、私は好きだ。

この束の間で私と虫の性格がわかる。

コイツは大丈夫だなと互いに思えば

ついさっきと同じように我に返って作業をする。


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ある時、蝶の幼虫がブドウの葉と同じ色で葉にくっついていた。

農主が 「これを食べにトカゲがくるんだ。」 と私に見せた。

トカゲは虫を食べながら生きている。

トカゲの束の間は短すぎるから写真が撮れないんだけど

とっても可愛い目をしている。

じーっと見ていると、トカゲには表情がありそうにも思えてくる。

ブドウの木でよく遭遇することもあれば

乾燥してできる地面のひび割れの部分に入り逃げていくシーンを

横目に目撃する。

トカゲの動きが、違う生き物に思えてしまうこともあり

ふと振り向くことがしばしばある。よく亡霊が通ったみたいにw

近所のダリオんチの赤い襟と鈴を付けた小太りの黒ネコちゃんが

そのトカゲをブドウ畑に食べに来る。

黙ってせっせこ作業をしている私の後ろで戦っていたw

赤襟の黒ネコちゃんがトカゲをくわえた姿は

やっぱ動物だよね、ネコだって!

と、勇ましさを覚える。いいぞ。


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ある時、物凄い大きいハチがいた!

わーっ!と誰もいないブドウ畑で一人驚いた。

この大きなハチは、ゆっくりゆっくり動く。

でも私から逃げているようだった。

止まっては動きの繰り返しであることと

どうやら飛べないようであるということがわかった。

紙飛行機がヒラヒラ舞うように、ハチもヒラヒラ地面に落ちた。

写真を撮った。

オートカメラは自分の意志でできないピント合わせに時間がかかる。

だからじっとしてくれる虫じゃないと撮れないんだけど

大きなノソノソバチはどうやら撮れたが、間近でこっちがビクビクした。

家に帰ってのんびりアペリをしていると

夫がニュースで、アジアンオオスズメバチが

輸入された盆栽に紛れ込んでて、イタリアで繁殖している

という情報を夫婦アペリタイム井戸端会議で報告した。

え!もしかして、こ、これ??!

夫はスマフォのニュースを、私はカメラの画像を見合わせた。

同じじゃない?!!

なぜニュースになっているかというと

このハチは、ミツバチの頭を食べちゃうんだそうだ。

ミツバチだけでなく、野菜好きカメムシやガなんかも食べるから

便利な虫なんだけど、今減少しているミツバチまで食べられては

困るというニュースなのである。

それとかなりの毒性をもっているので人にも危険ということであった。、

私は虫を怖いとは思わないけど

私の行動で虫を怖がらせちゃって怒らせちゃったら

虫の勝ち!だと思うから、リスキーだよなぁと調べてゾクッとした。


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私は、盆栽を輸入するのではなく

盆栽テクニックを教えるグローバルさがいいのではないかと思った。

今後、物は国内生産が増えそうな気がする

でも技術はグローバルに。

生態系を崩さない方法で進化しなくてはいけない。

アフリカのバッタ大量発生もコロナ渦で情報が途絶えたけど

どうなったかなぁ。

なぜバッタが大量発生するかというと

バッタを食べる動物を人間が捕獲してしまっているからだそうだ。

そしてその動物は、先進国に売られていくそうだ。

ドキュメンタリーなどをみていると、心苦しくなるが無知ではいけない。

現実と真実を知らなければ、また無能に消費してしまう。

なんとなく政治家と国民の関係に似ているような気がした。

現実と真実があまり見えていない政治家の案に

国民がブツブツ文句言うあれ。

その国民は、虫や動物のブツブツ文句は聞こえないそれ。


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ある時、それは少女期の夏だった。

実家の洋風に見立てた絨毯が床の居間で、昼寝をしていた。

絨毯だから、畳より暑かった。でも柔らかいからそこでゴロゴロした。

すると、アリが耳の中に入ってきた。

絨毯のモコモコにアリがいることに気づかなかったのだ。

私の耳垢は飴耳で、アリはネバネバにブロックされてしまって

悲鳴をあげたのだ!キィーってw

アリの悲鳴で私は目が覚めたw

ほじってみると、ネバネバブロックにアリが溺れていたwww

私の耳は、ゴキブリホイホイの仕組みと同じであることがわかった。

私は、虫の悲鳴を決して忘れることはないであろう。


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ある時、トマトの苗を植える前に

自然農法で整えた永久畝の草取りをしていると

突然シャーッと小さな毒ヘビ(Vipera)が出てきた!

わーっ!と誰もいない畑で一人驚いた。

草をのせてあるだけの畝は、隙間だらけである。

その隙間に手を突っ込んで草をむしっていたのである。

リスキーだよなぁとヘビの行方を追った。

うぅぅ、むしろうと思っていた草の中に入っていった・・。

そこは諦め、次回にすることにした。

引き続き草取りをしていると、あの小型ヘビかな

それらしき小型の抜け殻を見つけた。

私の畑で生まれ育ったのか。

独り立ちの瞬間だったのか。

寒い国アイルランドにはヘビがいないとシスターズが言っていた。

土地や気候にあわせて虫も動物も生きていくのだ。

そこにあるものを食べながら。

旬なものを食べながら。


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自然とは、広大な青い空、初夏の爽やかな空気

日光浴したくなる太陽、恵みの雨

新緑の輝き、こちらを向いているような草花

そういう素敵なイメージだけではない。

その中に、たっくさんの鳥が飛んできて

たっくさんの動物が隠れてて

たっくさんの虫が潜んでて

たっくさんの微生物が土をつくってる

それが自然なんだ。ってことを田舎暮らしで学んだ。

彼らの暮らしを壊しちゃいけない。

共存していかなきゃいけないんだ。


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家の中にも虫がいる。

だからクモはガを引っ掛けている。

死骸を小さなアリは微塵切りにして運んでいた!

何度となく掃除をしても、雨に濡れない家の中は

快適に暮らせる虫たちがやってくるw

蚊を食べるカエルやトカゲやヤモリは家の周りを縄張りする。


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またホタルかごを引っ張り出した。

「ここに入れてホタルと遊ぼう。」

ホタルは逃げまくった。

少年は追いかけまくった。

そっと捕まえると手からふわっと逃げていった。

ついにかごに入れることはできなかった。

私たちは諦めた。

でもホタルと一緒に走れて楽しかった。




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ホタルカゴ

フジPucciにハチ Elaegante Glicine

天国という名の大地 Terra si chiama Paradiso



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一つ気づいたことがある。

満月に近づく5日ぐらい前から満月まで、顔がむくむ。

太っちゃったわ・・と毎回焦り、もしかすると

水分が足りないのかも!と水分で満腹感を保持したり。

しかし、ある日突然むくみが治まる。

バイオダイナミック農法カレンダーをみると

満月が過ぎた日なのであった。

そう、畑の操作も、満月に近づく頃に肥やしたり種蒔きすると

効果がでるように、私たちも食べると太りやすいそうだ。

その分、サプリメント効果はでやすくなるので

ミネラル摂取はこの時期多めがいいかもしれない。

もちろん食材からで十分。

随分わかりやすい体になったなぁ。

でも、家の族の男子は、むくんでいるワタシに気がつかない・・


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満月から月が欠けはじめた、そして

Luna Discendente(月の黄道上下降期)もギリギリの週末

雨が降る前日だよそれも

トマトを120本ほど植えた!

1月末その満月に近づく頃、種をポットに蒔いて

ポカポカサンルーム風な部屋を提供し

たまに水を与えたり、空気の入れ替えしたりして

母はずっと見守ってきたのである。

その子ども部屋に引き締めあった成長期の息子たちを

独り立ちさせた感の母であるw ふぅぅ、ご苦労。


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隣人からペペロンチーノやらオクラの苗を頂いた。

栽培の話をしていると、驚きの証言を言い出した。

趣味的本業で苗をつくったりしている隣人は

ポカポカサンルームならぬ、植物育成LEDライトを

14時間当てて育てているという。

私が驚いていると 「え?知人なんか24時間当ててるってよ。」

「なんでライトが必要なの?」

「早く育つじゃん。」 ・・・・・・。

そうか・・店で売られている元気な苗は、ライト育ちなのか・・。

きっと土も肥料たっぷりだろうし

殺菌作用の青い銅とか吹き付けられてるし。

ビニールハウスだけではなく育成ライトも当てていたとは。

それではスーパーの鳥肉の飼育と同じではないか。

確かに、種を春だからと今地上に蒔いても

食べられるのはいつのことやら

だから私は、ポカポカサンルームで冬に蒔いてジワジワ育て

外気温を見計らって大地に植えても

濃厚なトマトが食べられるのは、7月に入ってから。

8月にトマトの旬が来た!というプログラムである。

トマトが大好物なイタリア人夫には8月まで待ちきれない。

肥料は、最初のポットの土作りにコンポストを混ぜるだけ。

あと大地に移植するとき、その自家製コンポスト土を混ぜる。

超無農薬の有機栽培だけれど、実は小さいけれど

濃厚で美味しい自慢のトマトが毎年出来上がる。

そして、自然農法の知恵をお借りして

永久畝に落ち葉や刈った草をこんもり置くだけで

カチカチだった粘土質の土はいつも湿ってて

微生物がいっぱいいそうで、柔らかい土を保っている。

と、植えながら嬉しかった。自然農法の土作り効果アリ!


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そのトマトの移植日、5月の2週目の日曜日イタリアは母の日だった。

「今日は何の日だ?」

と、私が質問しないと、家の族の男子は知らない振りをしている。

「今日は、母の日なんだよねっ!あとはよろしくっ!」

SNSの他人の母の日シーンに感動し

私も感動してみたいなぁぁぁと少年に伝えた。

小学生までは、学校でいろいろ作ってきてくれたのに。

そこで今回は、ハート型ピッツァつくりに少年が精を出してくれた。

わーカワイイ!

「あのさ、今日、お母さんに言わなきゃいけないことがあるよね?」

「なに?」 ・・・・・。

「母の日には、フツー、お母さんありがとうって言うんだよっ!!!

「お母さん、ありがとうw」って逃げていった!


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食事の後片付けは、少年がやる!って言ったのに

お父さんがやる!ということで、少年がしょんぼり外に出てきた。

でもトマトの移植は手伝わない。

自転車で遊びに行っちゃったので

逆に静かにトマトの移植作業に集中できた。

一日の終り、少年がほどよい強さのマッサージをしてくれ

気持ちよく眠ることができたとさ。


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夜の雨の自然農法のトマトたちは元気にシャキッとしていた。

水をやることはない。

刈った草や藁を土に敷くことを

イタリア語でPacciamaturaパッチャマトゥーラという。

日本語ではマルチングというそうだ。

でもプラスチックフィルムではなく、落ち葉や刈草、藁

剪定時に出てきた枝のチップなど、有機にいこう。

この方法で、地面がほどよく保湿し

雨水だけで十分となるのである。


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もう一つ気づいたことがある。

ブドウの芽掻き作業で、突然アレルギー症状が出て

くしゃみ、鼻水、目がかゆい

ブドウの木の周りに生えている草を触っているからかなぁと

自分で作ったガーゼマスクとUVメガネをしてるのに

くしゃみ、鼻水が止まらない。

なんでだろう・・と、農主にいうと

オリーブの開花が始まったところがあるという。

開花予定まで10日から2週間早い。

私はオリーブの花粉アレルギーだってことは検査でわかっているけど

すごい反応。

随分わかりやすい体になったなぁ。

お手製ガーゼマスクはきっと薄かったんだろうな、と

ヴィンチの自治体が配ってくれた

コロナ対応マスクをしてトマトの移植をした。

スゴイ効果覿面!

近くで草も刈っていたけど、なんのその。

コロナのミクロン菌をシャットアウトできるぐらいだから

花粉なんて入ってこない。

鼻の部分のワイヤーもイイみたい。

息苦しいし汗をかくけど、くしゃみ鼻水が出てこない!

息苦しいだけに、怒鳴れないw

作業のあと、マスクを取ると

ワイヤーの下と小鼻が黒くなっていた!

家では、のどと鼻を塩水で洗って

毎日作業服は洗濯して

寝しなに、オリーブオイルと蜜蝋でつくったコールドクリームに

ユーカリのスースーするオイルをちょっと加えて

鼻の周りにつけて、ティッシュかぶれと息の通りに。

花粉症対策って、コロナ対策と同じだったんだ。

さすがにゴーグルつけて一日中野外作業はできないけどw

私のオリーブはまだ開花していない。

でも今にも咲きそうなほどぷっくりしてきた。

ツブツブの時がいちばん可愛らしい。



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