2500年以上もっと昔から
古代ギリシャでは
天体の要素は
大地・水・空気・火
の四つのエレメントで構成され
全てのエレメントが一つになると、愛と見なし
四つが分離すると、不和となる
と言い伝えられていた。
今日の私たちにとって
この四つのエレメントはどんな意味を持つのか
エレメントのチカラは一体何なのか
この一ヶ月間
世界の歴史や昔話、画像と共に
一緒に旅をしましょう。
そして
この四つのエレメントをキーワードに
もう一度見直してみましょう。
例えば
今日に与えられた全てのモノコトは
私たちの生活を軽減させ、豊富を埋め合う・・・
つまり
私たちの周りに流れる空気のことなんか考えず
もしくは、汚染された大気が出現したときだけ気になり
水は、蛇口の水が自然の水だと思い込み
火は、料理の時に使うガスで
土は、お花を植えるときに買ってきた人工腐敗土。
現在はこうやって生きてるけど
過去の人間たちは、この四つのエレメントと
もっともっと身近に生活してきたんだってことを
楽しく学んでいきましょう。
というテーマでプログラムされた
少年が七月に通う自治体が運営するサマースクール。
イタリア語でCentro Estivoチェントロ エスティーヴォ。
イイ内容じゃないの!
私がいっつも書いてる自然の生体力じゃない。
小学部合同で行うから縦の繋がりがここで味わえる。
日本に帰国しない限り、少年は毎年通う。
近所の子どもが集まり、人数も制限付きでちょうど良い。
ランチ付きだし、プールにも連れて行ってくれる。
工作だってやるし
課外授業で近所のミュージアムにだって連れて行ってくれる。
テーマ以外のスポーツは、今年は
ワールドカップで注目のサッカーと流行のHip Hop。
宿題なんかやらないで
ずーっと、テーマに合わせて遊んでるのww
スクールが終わる頃、発表会をしてくれる。
発表会に向け、練習をするわけだから
さらに身に付き、学びが深くなると思う。
サマースクールの欠点は、スクールバスが無いこと。
でも、少年と同じクラスからは・・・
今年は一人だけ。
週単位で予約できるので
一、二週間クラスの女子、1~2人参加してるけど
男子は毎年少年のみ。
クラスの違った同学年はいるけれど。
だから縦の繋がりと、横のもう一つの友情ができる。
少年のクラスは
あまり市が催す企画に参加しない。
たくさん素晴らしい企画やイベントがあるのに。
図書館を利用するのは、私たちだけ。
公共バスを使うのは、私たちだけ。
ヴィンチのお祭りに行っても、地元数人。
近隣の村のイベントでも、私たちだけ。
無料の屋外映画も、私たちだけ。
親である私がおかしいのか
田舎暮らしは個々暮らしなのか。
もう35回もやっているLa luna è azzuraラ ルーナ エ アッズーラ
毎年六月の最終週末に
Tartufo Biancoタルトゥーフォ ビアンコ(白トリュフ)で有名な
ピサ県のSan Miniatoサン ミニアートで
操り人形や体を張った喜劇
ストリートショーやピエロなどなど
子どもから大人まで楽しめる複合屋外劇場に夕食後行ってきた。
私たちは、毎年行っている。
少年の生まれる前から行っている。
アーティスティックなモノもあれば
訓練が必要な劇もあるし
笑いや驚きが止まらないショーもある。
高い丘の上にあるサンミニアートの街・・村は
いたるところがテアトロになるのである。
La luna è azzuraと重なってしまった
ヴィンチ村のお隣村Cerreto Guidiチェッレート グイディでは
La Notte d'Isabellaラ ノッテ ディイザベッラという
村中が1500年代にタイムスリップするイベントが毎年行われる。
Isabella
de' Mediciとは
1500年代のMediciメディチ一族で
トスカーナ大公CosimoⅠコジモ1世の娘。
開放的なイザベッラは男たちに愛されたが
チェッレートグイディの地で暗殺された(16July1576)
ことが歴史に刻まれたのである。
チェッレートグイディには
当時メディチ家が使用していた狩人用の屋敷があり
そこに出入りするメディチ家の人間模様は
またまたフィレンツェから離れて密かな世界があったようだ。
その屋敷は、現在ミュージアムとなっており
その屋敷に関わったメディチ家の肖像画や
狩人の銃や当時の家具などが展示されている。
2013年にUNESCOに認定。
La Notte d'Isabellaがある頃二週間(~7/16)
毎日(月定休)開催される恒例のSagraサーグラ(食祭り)が
Sagra del Papero e del Cinghiale
サーグラ デル パーペロ エ デル チンギアーレ
(チビガチョウとイノシシの肉(!)祭り)。
この辺では、とっても有名となり行列ができるほど。
超美味しいしボリューム満点
地元のワインも飲めて破格なお値段。
早めのディナーを目指して向かわないと
前菜メニューのアヒルの首の詰め物が
(Collo di papero ripienoコッロ ディ パーペロ リピエーノ)
食べられません。
一羽に付き首一本
人気メニューで追いつかないそうです。
そして、ヴィンチの自治体管轄地域内の
Soviglianaソヴィリィアーナという
主要駅があるEmpoliエンポリを通るアルノー川の向こう
のローカルゾーンで、イベント(~7/15)が立て続けにあるそう。
期間中力を入れた三日間(7/13~15)
Orientaliaでは、テーマがオリエントだそう。
先日のEcoVinciで名刺交換した
オリエンタル文化アソシエイトから招待があった。
和も登場するそうで、興味アリ。
それから、七月のヴィンチのメインイベント(7/27~29)は
Festa dell'Unicornoフェスタ デッルゥニコールノ(ユニコーン祭)。
世界から人が集まる人気イベント。
あんな小さなヴィンチ村が
少年の小学校まで使って繰り広げる。
Lucca
Comicsルッカ コミックスとはまた一味違う
中世のファンタジーをテーマにしたところにウケがあるようだ。
暑いのに若者で賑わう熱いヴィンチの丘。
ユニコーン祭が終わると毎年恒例の
il volo di Cecco Santiイル ヴォーロ ディ チェッコ サンティ。
通常七月最終水曜日のところ2018年は八月一日に。
ヴィンチのミュージアムの広場近くから眺める
オリーブ畑から上がる花火は、毎年楽しませてくれる。
それから、それから・・・
恒例でいくと、まだ二つ楽しみイベントがあるが
八月のイベントがまだ発表されていない。
その後のヴィンチは・・・
レオナルド・ダ・ヴィンチ観光のお客のみ。
ヴィンチの住人、やっと個々暮らしとなる。
*過去の関連記事はこちら↓*
『ヴィンチ村ファンタジー熱 Festa dell'Unicorno』
『暑・ 熱 ・ 厚コンサート Ginevra Di Marco』
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