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新オリーブオイルOlio Nuovoオリオヌオーヴォをゲットしたら

オリーブオイルを選ぶとしたら Ecco L'Olio Nuovo

オリーブオイルを含味して『生オリーブオイルの魔法 Olio Crudo

料理のコクと旨味を引き出すキラキラオリーブオイルで

一品を仕上げようと提案した。

その次は『オリーブオイルの保存』である。


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オリーブオイル・・

特に今ゲットした今年のエキストラヴァージンオリーブオイルは

とってもデリケートで風味が一変しやすい。

そうならないよう生産者も『オリーブオイルを美味しくさせる 』よう

情熱を込めて、美味なオリーブオイルを産み出し

消費者の手に渡るまで細心を払う。

その生産者の元から離れ消費者に手渡るまでの間も

保管・運送・陳列など気を配る必要がある。

運送もワイン同様オリーブオイル相応の対応をしなくてはいけない。


Olio di Oliva Extravergine 2017 Filtrato con cielo fine autunno


あるイタリアのサイトでも紹介されているように

日本語でオリーブオイルの保存と管理の仕方を紹介するとしたら


徹底的に遮光する。

遮光瓶の場合、瓶にも依るが最近の結果だと

30%の遮光ぐらいしかされていないこともあるそうなので

遮光瓶の上からでもアルミホイルで巻いてガッチリ遮光する。

最近では瓶の表面に完全遮光加工された瓶が登場している。
きっと熟学の細心派であろう。

しかしコストが。オリーブオイルの10%が瓶で占めるのはどうだろう。

農家直売の5Lの透明瓶もすぐにアルミホイルで遮光する。

缶のメリットは遮光だが、使い勝手の悪さと見た目の悪さ

(素材的に缶の匂いが移るのではないかと個人的に好まない)

500ml以上で購入した場合、瓶に移し替えなくてはならない。

運送時軽量というメリットがあり、簡単に凹むというデメリットがある。

プラスティック容器は論外。

プラスティックの原料が溶け出す場合もあるから絶対に選ばない。

イタリアのオリーブオイル文化で3L以上は

Bag in boxという真空バックも最近では選択の一つだが

オリーブオイルに触れている素材はプラスチックで

その上にアルミニウムが覆ってある状態なので

オリーブオイル対応のBag in boxかどうかチェックする必要がある。

ワインもBag in boxでテーブルワインなんかよく利用されるが

ワインとオリーブオイルでは素材が違うそうだ。

昔むかしTerracotta(素焼き陶器)での保存が一般的であったが

呼吸する素材のようで

オリーブオイルの保存には不向きという結果が出ている。

保存というよりお持て成し感覚で使うのはいかが。


空気の流れがある暗室に置く。

頻繁に使う小瓶も棚にしまう。アルミホイルで覆われててもしまう。


15℃前後の室温が適度。

一年間あまり温度差(±5℃)が激しくならないところで管理。

キッチンのガスコンロの近くに出しっ放しはしない。

冷蔵庫にしまうのもNG


空気に触れないよう心がける。

キャップの開けっ放しや

容器から容器への移し替え作業を少なくする。

細心派のオリーブ農園でのオリーブオイルは瓶詰めしやすいように

蛇口付きの大きなステンレスタンクで

酸素を抜く真空機を装着して保存されている。

ということは、瓶の中のオリーブオイルも消費中の空き空間には

酸素が入り混じって酸化していくのである。

小瓶で購入して早めに使い切るのがベスト。

個人でマイオリーブオイルを造ってる人は、フィルター後(!)

いくつもの小さな瓶(最高5L)にいっぱいに詰める。

真空機の無い50L ステンレスタンクでの保存はあまり勧めない。


イタリアのサイトで賞味期限も書いてあるので日本語にすると

例えば、大量に5リットルを入手して小瓶に分けたら5ヶ月以内

一度開けたら6ヶ月以内

新エキストラヴァージンオリーブオイルとしては18ヶ月以内、とある。

あくまでも味が保つだろう賞味期間で、消費期限ではない。

18ヶ月以降も生のフレッシュ感を期待しなければ全然食べれる。

イタリアのマイオリーブ産出家は、豊作な年のオリーブオイルなんか

いつまでも消費しきれなかったりする。

幸いなのか翌年は不作の年だからそれはそれでよかったりする。

その不作の年に去年のオリーブオイルを分け合ったりするんだから

自然もうまくできている。

イタリアのオリーブオイル文化の国で暮らす我が家は

250ml瓶で食べる直前の仕上げに使っても

2週間以内に使い切ってしまう。

我が家の消費量は一年間35リットル以上。

それ以上に生産しないと、フライにも使えないしコスメにも使えない。

一度、家族の消費量を知っておくと

新オリーブオイル時に予約したり購入したりする量がわかる。


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最後に、搾油後すぐにフィルターで濾してない場合

Travasareトラヴァザーレ(容器を移し替える作業)をする。

伝統的農民は、Psquaパスクア(イースター/復活祭)

第一回目のトラヴァザーレをする。

年に二回はトラヴァザーレすると農民はいう。

底に残る茶色いニュルっとする沈殿物(Morchiaモルキア

酵素成分含む)は、不純物で劣化を急ぐだけである。

フィルターにくっついている不純物は数日には異臭を放つ。

使用後のフィルターをさらにフィルターにかけて

さらに絞り出したオリーブオイルをOlio Sansaという。

そのオリーブオイルも加熱料理やコスメに使える。

せっかくだからマイオリーブオイルをフィルターで濾して

長期保存と余計な作業を減らすメリットを

加味するのはいかがであろう。


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暗~いところでじっと待つオリーブオイル。

美味しさを保つということは

生産者の努力を長引かせていることと同じである。

少しでも長く美しい味のオリーブオイルを玩味してほしい。



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Grazie di aver visitato!

最後まで拝読していただきまして、ありがとうございました。




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