私と夫、二人でオリーブを収穫する。
口を利いている時間がない。
オリーブからオイルへ、時間が短ければ短いほど美味しいオリーブオイルができあがる。
その日に収穫したものが、その日に搾油できれば最高である。
しかし、どのFrantoioフラントイオ(搾油場)も200Kg以上もしくは300kg以上からの個人のオリーブを搾油する。
少なければ少ないほど搾油費用はかかる。
オリーブオイルを美味しくさせる収穫時間は48時間以内。
まずは難しい地に網を敷く。
よーい、ドン!カチッ、カチッ、カチッ、カチッ・・・・・・
☆農薬栽培のオリーブはダメ。(農薬=毒と書いてあった。)
☆腐ったオリーブはダメ。(状態の悪いオリーブは返される。)
☆搾油後オリーブオイルを入れる容器にて
- 汚い容器はダメ。
- 臭いのある容器はダメ。
☆収穫を始める前に、搾油日時を必ず予約する。
そして、収穫時と搾油後のオリーブオイルが美味しくなるアドバイスをしている。
☆地面に落ちているオリーブは拾わない。
☆収穫したオリーブは、風通しの良いカゴに入れる。
☆12~24時間内の収穫から搾油を目指す。
☆24時間以上になる場合は、オリーブを10cmの高さで保存することで、オリーブの発酵を妨げる。
☆搾油後のオリーブオイルを保存する容器は、キレイで無臭であること。
- 絶対に食器用洗剤や酢を使用しない。
- Soda(=Soda
Solvey炭酸ソーダ=Carbonato
di Sodio炭酸ナトリウム)で洗い、Acido Citricoクエン酸を入れた熱湯もしくは熱湯のみで何度もゆすぐ。
☆フィルターで漉すことで、1年後も緑色のフルーティな辛味のあるオリーブオイルを味わえる。
☆オリーブオイルは、風・熱・光・臭いのないところで保存する。
予約の時間が来れば、ここの畑の収穫が終了してなくても、一旦止めて、Frantoioに持っていって搾油(Frangituraフランジトゥーラ)してもらう。
そしてまた天気予報とFrantoioの状況を見合わせながら収穫する。
カテゴリー【オリーブ】を参考に。
『ハーブで瓶を洗う』
『オリーブの収穫』(2015)
↓ありがとう↓