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ゴミって、ついさっきまで商品だった。

中身を守ったりデコったりと清潔だった。

壊れるまでお気に入りだった。

いらなくなっちゃったけど、また使えるかな。

壊れちゃったけど、この部分使えるかな。


ゴミになる前

商品名もあってデザインもされて丹念に作られてビジネスがあった。

使命を果たしたらゴミとなり、燃やされたり埋められたり

置いてけぼりとなって海に浮かんだり自然の異物となるの。


ゴミが生まれない生活はできないのか。

そのモノの価値は薄れても、生まれ変わることはできないのか。

あなたが必要としなくても私が必要とするかもしれない。

自然に還ることのできるモノがうまれればいいな。

燃料を最小限に抑えられる生産や再生ができたらもっといいな。


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日本に帰国した時に思ったこと。

過剰な包装が一番目についた。

こんなにきれいな箱にこれっぽっちの中身に驚いた。

一つ一つのお菓子の包装にも呆れた。

ゴミとなりやすい包装過多なのに、街にはゴミ箱がないことに困った。

それでも街はきれいなように思う。

それは秩序のある国民性だと思った。


イタリアにいて思うこと。

老人が使用済みティッシュを道に捨てたことに

カルチャーショックを受けた。

タバコを開けるときのビニールを捨てるシーンは当たり前。

山道や田舎道に不思議なゴミが

わざわざ捨ててあることに悲しみを覚える。

街中のゴミ箱はパンパンで溢れ道端は汚い。

だけど、早朝清掃車や清掃人が片付けにくる。

学校で掃除をするのは掃除のおばちゃん。

それでもスーパーでは量り売りがメインである。

ゴミを燃やす習慣がない。

ヴィンテージのファッション服に限らずガラクタの

Used系のマーケットやお店がいっぱいある。

無料で交換っこする施設もある。

田舎の住人にはコンポストを無料で配布され

ゴミの税金の割引制度がある。

それでもまだまだゴミのことを考えてる人は少ない。


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これからゴミのシーズン、プレゼント交換の多い時期である。

人はどう思うかわからないが

私は家にとってある使用済みの包装紙やリボンを使う。

少年に小さい頃から、セロハンテープをきれいに剥がせば

この紙はずっと生きてるんだよ、と教えてきた。

イタリアの友からプレゼントを頂いた時

少年は丁寧にセロハンテープを剥がしててじれったかった。

そのイタリアの友(大人)は「破け!」と言った。

少年は私の顔を見た。

「できなければ破いてもいいよ。」

少年は、お母さんもそう言うし友に従って破いたけど

ゆっくり破いていた。

破く速度が少年の気持ちに変換されたようで私に伝わってきた。

みんなが帰った後、破けた紙を持ってきて

ゴミになっちゃったことを残念がっていた。

「大丈夫。まだ半分以上使えるよ。」

四角に切ってあげると少年は笑顔に戻った。


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そこでブログ⇛『風に揺らぐ田lerisaie』の続きである。

徳島県に秘境の棚田がある上勝町は

国内で最も先にゼロ・ウェイスト宣言⇛こちら

を発表した土地であることを知った。

なぜ上勝町だったのか。⇛こちら

そして過疎で廃屋化していった廃材を活かしながら建設された

現代的なジェネラルストアやクラフトビール工房の建築に

魅了されたこともあり是非とも訪れたくなった。

民泊のおばちゃんが拵えてくれた地鶏の唐揚げに

上勝クラフトビールが最高に美味しかった。

翌日、民泊のおばちゃんが棚田を案内してくれ

民泊のおじちゃんが上勝クラフトビール工房に連れて行ってくれた。

Kamikatz Stone wall Hill Craft & Science ⇛こちら

製材所をリノベしたそこでも廃材を利用し町の再生に活用する

という画期的なクラフトビール工房であった。

本当は、サイトでチェックしたら所内見学はできない日であった。

しかし、民泊のおじちゃんの顔で見学することができたw

こんな秘境にこんなかっこいいビール工房が!

ビール職人が案内してくれた。

「日本のビールってお決まりじゃないですか。選びようがない。

ビールだってワインみたいに選択ができてもいいと思う。」

ビールと発泡酒の違い、クラフト化させる材料

彼のクラフトビールに対するパッションは隠すところがない。

レシピを公開しちゃったりするそうだ。すごいw

もっともっとオープンにしてクラフトビールを一般化させたい

と願っているそうなのだ。わかる!

私のブログやヴィンチの写真だって

もっともっと無農薬野菜やリサイクル生活を

多くの人の生活に取り入れてくれることを願っている。

地球と体に優しいオリーブオイルが美味しくなる方法を

ヒミツにしたってしょうがない。

みんなに美味しくて安心なオリーブオイルを拡げたい。おんなじ!

とりわけシンボルともなっているインディゴタワーには呆気。

「あそこで打ち合わせをするんです。」こんなところで?!

イギリスの最も権威のある現代美術の賞«ターナー賞»を受賞した

建築家集団Assemble⇛こちら

が設計したというクラフトビール工房。⇛こちら

どれもこれもがサステナビリティ盛々で

上勝町の理念にかなっている。

ゴミってゴミじゃない。

出さないモノで、再生するコト、資源になるのだ。


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彼らのクラフトビールが買えるジェネラルストア

Rice& Win Breawing co. BBQ & General Store ⇛こちら

でランチをすることにした。

こちらも廃材が素敵に活用された建築で

こんなところで時間を過ごせるだけでもワクワクする。

廃材をオシャレに利用しただけでこんなに生き返るのである。

アイデアって素晴らしい。

ストアにある商品やお皿も

ゴミと捨てられたモノを変身させただけである。

私は車だったので、ビールは今晩の自分のお土産に。


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上勝町に行ってよかった。

かっこよさをしれてよかった。

デザインされた商品がゴミとなってまたデザインされる。

廃材でデザインされたスペースで未来をデザインする。

そのかっこいいデザインとはサステナビリティ力であった。

過疎化がすすむ秘境でいかに自然を守り、若者を引きつけるか。

しかし、ゴミの意識は一人ひとり持たないと解決しない。

自然は守れない。世界は変わらない。

老若男女サステナビリティ力を要する現代である。


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ヴィンチ村にもゴミステーションがあり分別ゴミは持っていく。

そこからお好きにどうぞというわけにはいかないし

町のコミュニケーションの場となる上勝町とはまた違うが

地域では動き出しているイタリアである。

一人ひとりの意識が高くなれば

もっともっとかっこよく未来までデザインされた

自然と伝統を守れる村になるはずだ。

それはヴィンチ村や上勝町だけではない。

世界中・・地球ぜーんぶ守れると信じている。



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Grazie di aver visitato!

最後まで拝読していただきまして、ありがとうございました。




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