春が来た!

と思ったら

夏が来たww


Sovoscio pieno di Senape

春のムズムズが急に止んだのは

夏のような気温のせいかもしれない。


この間まで雨続きでウダウダしてたのに

今は晴天続きで

大地の表面がカラカラしてきた。


Cinghiale

地面の下はヒンヤリと。


地上はムンムンと。


植物たちが一気に成長し始めた。


好都合な気候の中


現代バイオダイナミック農法で栽培する

ブドウ農園のブドウの苗木(Barbatellaバルバテッラ)

植える作業(Piantareピアンターレ)を手伝った。


Forbici!

この日は

Ritmo Sideraleリットゥモ シデラーレ

27.3日間の活動中

月ととても強い引き合いで地球の周りを活動する

黄道帯にいる星座たちの


Radici
ラディーチ()Terraテッラ(大地)

の日であった。


私たちが知っている十二の星座でいうと

Toroトーロ(牡牛座)

Vergineヴェルジネ(乙女座)

Capricornoカプリコールノ(山羊座)

Radiciといわれる星座たち。


根と大地のエネルギーがマックスになる。


3日ぐらい続き、次のエネルギーへバトンタッチする。


Piantare

前日、農園の主は

バイオダイナミック農法特有のPreparatiプレパラーティの一つ

(有機物による調合剤。薬草だったり糞だったり)


Corno Letame
コルノ レターメ

大地に散布し

ブドウの苗に吸わせた。


Preparato500=Corno Letameによる
活力を与える作業や方法を

Dinamizzareディナミッザーレという。


Barba di Uva


雌牛の糞を雌牛の角に詰め
さらに土の中で寝かせた

特別な肥料である。


Cornoコルノは角という意で

Letameレターメは糞による肥料という意味。


この特殊な肥料は

大地のマクロオルガニズムを活発にさせ

肥沃で丈夫な大地を活かす作用を期待する。


そのCorno Letame

Bottaボッタ(木の樽)の中で

雨水で溶かす。


その溶かす作業では

遠心ができる様にグルグル回して

縦に切る・・・のだそう。


まるでお呪いのような儀式でも見ているかのよう。


Dinamizzare


この作業をしないバイオダイナミック農法もあるようで

そういった農園は有機栽培同様緑肥のみの堆肥となる。


それでもバイオダイナミック農法という場合は

月のカレンダーに従ってやっているそうだ。


そんな彼らは、Veganヴェーガン

(酪農などの動物源を一切使わない)

と、それはそれで自負している。


私は自負こそしないが

私のオリーブ栽培なんかもそうである。


Piantato


二年前、赤ワイン用のサンジョヴェーゼやカナイオーロを植え

その活力を与えたおかげでとっても丈夫で元気。


2017年のVendemmiaヴェンデンミア(ブドウの収穫)では

小さな実が収穫できたほどだ。


大抵は、4年は実がならないと教わった。


農薬や化学肥料、添加物が無くても

こだわりのこだわる作業で

ここまで栽培を可能にし

ここまでブドウのチカラが漲るワインに変身させられるとは。


Sbarbato

Barbatellaバルバテッラ(ブドウの苗木)


Portainnesto
ポルタインネスト(根になる部:台木)

Filosseraフィロッセラというブドウにしかつかない対敵

アブラムシから避けるため

アメリカがオリジナルの台木を使用する。


そして、
Innestoインネスト(実がつく部:接穂)

Sangioveseサンジョヴェーゼなどの品種が接木される。


Uomini

今回の苗は、我がキアンティ地方の白ワイン用の

Trebbianoトレッビアーノ

Marvasia Biancaマルヴァジーア ビアンカ

Vermentinoヴェルメンティーノ


を合計で
2800本を植えた。


Purezzaプレッツァ(ワインでいう単種100)

を意図し、収穫しやすいよう

そして、品種によって好む土地条件に合わせ

植えていった。


Sovescio pieno di Favini


植える土地には、緑肥でいっぱい。


菜の花やそら豆、根付いたグリーンピースや麦

でひきしめ合っていた。


てんとう虫の養殖でもできそうだ!


現役ブドウたちの列は、二列ごと緑肥をする。


一列は緑肥の列。


一列は作業をする列。


Pappardella al Ragu'


農主にとって、収穫同様苗植え作業は

めでたい日のようだ。


私も男たちにまみれて手伝い、めでたい一日を送った。


一家のシェフ、90歳のお母様が

いくつになっても愛おしい息子と90年見てきた生きる畑のために

足が痛いのに手料理で持て成して下さった。


お肉のミックスPappardella al Ragùパッパルデッラ アル ラグー

(トマトで煮込んでくずしたお肉ソースを合えたヒラヒラ平面パスタ)


Capriolo in Umidoカプリオーロ イヌーミド(シカ肉のワイン煮込み)

と、主ご自慢のバイオダイナミックワインで

賑やかなランチ。


Carne di Capriolo!


シェフお母様の右に出るものはいない。


いつから煮込んでたのかしら。


シカのお肉は柔らかく、甘く、野生の味がほどよくあり

Buono, Buonoブオーノ ブオーノ

とたらふく食べた!


Ciao,Uva!


外は初夏の日差しで眩しい。


あぁ、もう少し春であって欲しかった。


ブドウの芽は、ブドウの花までもう付けている。


あくびをしているかのように


手を差し出すように


ブドウのダンス
が始まった。



*過去の関連記事はこちら↓*

ブドウの苗木 Barbatella

ブドウのあくび Scacchiatura

バイオダイナミックワインの瓶詰め Imbottigliamento

 Grazie di aver visitato!

最後まで拝読していただきまして

ありがとうございました。

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