大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

カテゴリ:オリーブ OLIVI > 剪定 Potatura

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「きのう、嫌な夢をみた。」

「どんな夢よ?」

「コロナにかかった夢だ。」 えっ!

「すごく苦しくって、息ができなかった、怖かった・・・」

情報だけで、こんなにもリアルに夢にまで襲いかかってくるコロナ。

夫の心配はさらに、無症状で感染しちゃって

家族にも感染させちゃったら、、、て。え・・・。

無防備で原始的で動物みたいな夫でも

マスクと手袋を装着して予防に心がけている。ありがとう。



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ヴィンチの自治体からコロナ認定のマスクが2枚届いた。

これが認定マスクか・・。

洗えてリサイクルできるのかわからないけど

本物のマスクを自治体から無料で配布されただけでもありがたい。

型をとって今後のために数枚作ってみようと思う。

トスカーナ州はロンバルディア州と同様

外出時マスク装着もしくはスカーフでも何でも

口を覆う義務が発令された。

あまり人に会うことのない田舎暮らしだけど

みんなが外出禁止したことと同じように

みんながマスク装着したり警戒することで

実は安心感が増す。

そして、警戒することで苦しむ犠牲者がうまれないことも

自分や家族の他人助けにも繋がるのだから

習慣にしていきたい。



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そんなコロナ禍の閉じこもり生活を送る中

少年は幸せそうに毎日過ごしている。

「なんだか随分幸せそうだね。」

「うん。だってお母さんが家にいるから。お父さんも元気だから。」

家に家族といれて安心なんだそうだ。

私たちは明日のこと、今後のことで不安になることがいっぱいなのに

家族が毎日一緒にいられることにシンプルに喜んでいるのは

少年だけだった。

不安になる気持ちをもたないって、幸せに感じるんだ。

勉強とか将来とかお金とか生活とか仕事とかそして病気とか

不安になる材料ってゴロゴロしてるのに

それをぜーんぶ排除して、家族の存在だけで幸せになる。

少年をみていると、私もなんだか嬉しくなってきた。

なんとか今を喜んで生きていこう。

なんとかなる。なんとかしよう。

いつものことじゃないか、その日その日を乗り越えて生きよう。



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はしごの上で、オリーブの剪定中、コロナがつきまとう。

今まではしごの移動や配置が面倒と時間がかかったことから

大地派剪定をしていた。メリットはあるがデメリットもあって

近くで直接ハサミやノコギリで剪定するよりも

大地から上が見えない分、難しい角度のため

数センチの切り残しが発生してしまい

翌年、その次の年、そして去年のような実より新枝を生んだ年

なんか、切り残しの数センチの小さな枝から

ワンワン新枝が数倍に生まれてくるのである。

さらに、新枝を生んだ分、とっとと消耗した枝が枯れている。

新枝が元気にたくさん生まれてなかったら

実をつけた枝もまだまだ活かせるんだけど

枯れちゃったら使い物にならない。

だから、私が、過密したところと使えない集合体を除去して

風通しと日当たりとリンパの流れを良くして

選ばれた元気な枝に有能でエネルギッシュな実を託すのである。



Va avanti


ウイルスは時代のところどころに出現し

たくさんの死者をだしてましてや戦争よりも多くの死者がでた

ということをどこかで読んだ。

私たちはウイルスに勝った生き残りの子孫なんだ

ということもどこかで読んだ。



Pieno di Succhioni


オリーブにもウイルスがある。

それは異常気象の特に小春日和なんかの油断をしているときに

降ってくる冷たい雹なんかが大敵なんだが

オリーブにウイルスが生まれると

風や雨で勝手にうつっていくこともあるし

人の行動でどんどんうつっていくことが多々ある。

注意をしないで剪定したり収穫したり

欲張ってウイルスの枝を放置して

それでも実はなるからどんどんうつって。

オリーブの場合、発見したらウイルスに触れずに剪定し

すぐに燃やす。道具は、アルコール消毒をする。

それが一番有効な対処法だが

情熱のある主が見定めないと放置されたままとなるのである。



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だからコロナが私にはつきまとうのである。

コロナと離れて非現実的に過ごしてもいいかもしれない。

しかし、コロナの生活は植物の病気とも重なり

人類だけの問題ではない気がしてならない。

そして人生に置き直したり、見つめ直して

地球の問題に向き合っていきたいと改めて想う。






静かな街に、鳥は大声で歌ってるそうだ。

Volare, oh oh

Cantare, oh oh oh

Nel blu dipinto di blu

Felice di stare lassù

そして、人も脳裏に歌う。



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オリーブのウイルス菌対処 Potatura degli Olivi③

大地派剪定 Potatura da Terra

オリーブの木の剪定 Potatura dell'Olivo


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コロナウイルスの危険情報が日々もしくは時間差で

在イタリア日本国大使館からメールが届く。

たびレジに登録した人へ発信しているサービスだ。

大使館から知らせがくるとなんだか緊迫感を感じる。

私はさらにイタリアの国営放送のRaiニュースなどを見るなり

ラジオ聞くなりして、情報をなるべく一括して

SNSなどに惑わされない情報で(!)

もしかすると身近に感染している私たちの生活にも

冷静に判断し動いていきたい。

閉鎖や封鎖、隔離や休校、休館、危険度レベル、あちこちで

感染を防ぐであろう人混みを控えさせる方法で指令され

効果が出ていることを期待しつつも、経済が回らないことに

不満が隠しきれない様子だ。

この感染症は、国で世界で一団となって対応していかなくては

弱い命を守ることはできないだろうと私も思う。

私やアニマル少年が感染しても治るであろう、となぜか自信がある。

しかし感染中に体の弱い人に感染させてしまったら・・・なのである。

世界で経済が回らない・・・ 一人の経済が回らない時は

ただの情報にしか過ぎない。そんな風にもぼんやり考える。

例えば、異常気象でブドウやオリーブが収穫できなかったら

農家は一年間の収入はない。

異常気象も私たちの生活スタイルや行動で取戻すことができたら

化学を必要としない美味な作物を収穫できるかもしれない。

そして、農薬取り扱い免許取得の授業で

農薬の使用の住宅からの距離の数値より

農薬を使えば使うほど生物は強化を増して

人間に対抗してくるという話がやたらと忘れられない。

今回のウイルスもなんだか人間vs自然(微生物)なんじゃないか。

ウイルスにも歴史があるであろう。

ウイルスの原因には文化があるはずだ。

ウイルスの予防は日頃の栄養と鍛えと清潔にたどりつく。

そんなことを考えながら一人畑でこのコロナのことを考えていた。



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オリーブの木にもウイルスがある。

私が一番嫌いなのは、Rognaロニャというがんしゅ病である。

私の電子辞書ではカサカサ病とあるのでずーっとそう覚えていたら

先日日本からオリーブの苗木商人さまがヴィンチを訪ねて下さって

Rognaは癌腫がんしゅ病と読み書きすることを教えてくださった。

なぜそういう日本名かというと

癌のような黒く醜く硬いこぶだからだそうだ。

私も癌のように見えてしかたがないから大嫌いなのである。

この病気は、特に雹などの異常気象的な異物にあたった傷口や

ただ単に異常気象に耐えきれずに発生してしまう場合もある。

発生後の感染は、風であったり、雨であったり

収穫中であったり剪定中であったりする。

このウイルスに感染し放置しておくと、そこは次第に枯れてくる。

しかし、丸ごと木が枯れることはない。

私は、美味しいものは健康なものからつくられるとそう信じている。

できることなら病らしい症状を、早急に剪定で除去したい。

それが無理なら、有機栽培用の治療法を最終手段として使う。

過去のRognaの記事とあわせて参考にしてほしい。

農園が、収穫も剪定もみんな違う労働者に任せると

病に気が付かない。雇われ人は病なんぞ興味はない。

農園の主が知識をもって畑を歩き回り

病を発見して指示をしないといけない。

しかし、ほとんどそんなことは誰もしない。

私のように病に気がつき除去できるのは

収穫から管理、剪定まで全部自分でやるからである。

そういう人はたいてい個人で少量に栽培していて

他に提供できる分は少ないところが欠点である。

Rognaは味に影響しないという声もあるが

先に述べたように、私は健康な人(木)の旨味を絞り出したほうが

断然美味いに決まっているとそう信じて疑わない。



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2019年の5月の開花頃天気が最適ではなかった

そして初夏の強烈な猛暑以外は過ごしやすい夏であった。

控えめに結実した分、枝がわんわん生えてきた。

それを取り除く作業にチェンソーまで役に立つほど!

そして、今まで大地派剪定で行っていたが

長いハサミで高いところを剪定すると

切り難いところは1~2cm以上の切り残しが出てきて

そこから大小と新枝がいっぱい生えてくるという欠点をみつけた。

だから今年は、はしごに登って、木に登って

切り残しと新枝を除去する作業をしているのである。

そしてワタシ流剪定論では

幹から3~4本枝分かれした主となる大枝の南側にあたる枝や

上の剥き出しとなる部分や枝を

夏の炎天下で焼けないように

小さな枝を残したり切残したりする方法はいらないと気がついた。

なぜなら、冬に残さなくても春夏に自ら生えてくるからであるw

私がわざわざ意図して残した部分は

結局の所多すぎてカビているのである。これではダメだ。

だから夏の新枝剪定を私はせず

自ら生えてきた彼らの意味と意志を受け取ってあげたいと

想うのである。収穫中邪魔になることもあるが我慢。

夏の剪定が刺激になるという声も聞いたことがある。

伝統農家は夏にきっちり全部新枝を取り除く作業をわざわざする。

夏の新枝除去作業は

やはりわかっている人や冬の剪定士と同一人物であれば

こいつは使える未来の枝まで取り除いてしまうことはない。



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健康なオリーブの木を無農薬で保つには

すべてが繋がっている作業で

病の対処法を知っていなくてはならない。

剪定士は、オリーブの外科医のようなものである。



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オリーブに関わること、オイル・化粧品・苗木・盆栽・イベント

そして、聖なるイスラエルのオリーブオイルやワインを

輸入したり研究したりしているとーってもオリーブ博士な

オリーブガーデンさまのニュースレターで紹介していただきました。

こちら

ヴィンチご訪問ありがとうございました。





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イタリアのオリーブオイル鑑定士shinomaiちゃんの

人気ブログで紹介していただきました。

こちら

ありがとうございました。

大地の住人、ばっちり顔出てますwww





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オリーブのウイルス菌対処 Potatura degli Olivi ③

大地派剪定 Potatura da Terra

オリーブ剪定士 Potina


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悩んだ挙げ句、チェンソーを買った。

日本製マキタの充電式の電動チェンソーである。

イタリアでもマキタは高品質で割とメジャーなブランドである。

まず、なぜチェンソーを買うことにしたかというと

オリーブの剪定でのこぎり作業に息切れを覚えたからである。

太い新枝ぐらいだったらよいのだが

数年経った5cm以上の古い枝は、硬い。

腕力で全然切れるが、何本もあるとしんどい。

その上100Mをダッシュで走っているような息切れがするのである。

その息切れはゴキゴキと2回引くだけでゼーゼー。

それを何回も続けていると

はしごの上で心臓発作にでもなるのではないかと

マジ焦ったからである!


なぜ、そのマキタの充電式電動チェンソーにしたのか。

本当は去年から高枝切りの電動ロングチェンソーを買おう

と心に決めて息を切らせて剪定をしていた。

今年に入り、剪定も間近、お店に行って品物を実際触ってみると

かなり重いのである。

電動だからエンジン式より軽いのだが

長いだけに重く操作が難しい・・と持った瞬間わかった。

これではダメだ・・・他の枝に傷がついてしまう。

お店の人にそれでも充電式の

充電池のアンペアだとかいろいろ説明してもらった。

本当は電動ハサミだって欲しいけど

いやいやまずは息切れを解消しなくては。

息切れトラウマとなってはどうしてもチェンソーを諦めきれず

本来の手にしっかり持つタイプで小さくて軽いもので探していくと

マキタに到達したのである。

そして、エンジン式はブィンと紐を引っ張ってオンにするのを

夫の勢いを見てて、どうしても私には見てるだけでも無理と判断。

それに、ガソリンだオイルだ排気ガスだで空気の汚染だけではなく

自分の呼吸さえも苦しくなりそう・・

と、エンジン式を2台もつ夫も賛成していた。



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お店に相談に行ったのに、結局のところ

オンラインショップで買うことにしてしまった。ひどい。

チェンソー本体、5アンペアのリチウム充電池2個

2個同時高速充電器、バラバラで注文することになってしまい

時間差でバラバラに同じ日に全部三社の運送会社から届いた。

このご時世、人はなんてこともないであろう。

しかしこのオンラインショッピングをテーマにRai(国営放送)で

« A・・・・nは世界を滅ぼした » という特集をしていて

ここでも私は涙した。涙もろい・・

わかっていても安さに負けてしまううわべマーケット。

私は年に一回利用するかどうかという具合だが

これを機にもっともっと吟味して気をつけて買い物をしようと思った。



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世界には、たーくさんのオンラインショッピングはあるのだが

この特集でインタビューの許可を唯一出したのはここ

世界でトップの、社長は世界でいっちばんおっ金持ちの

たまに容疑者っぽくもしくはスキャンダル風な写真で紹介されている

A・・・・nである。

そのオンラインショッピングの経路や形式を教えてくれた。

A(略)には大きな倉庫を点々と構え

品物を即発送できる仕組みになっている。

倉庫が颯爽としていて従業員はロボットっぽく無機質にさえみえた。

一品一品を頑丈に梱包し、そして発送される。

オーダーから発送まで唯一注文者と対面するのが

運送業者の配達人である。

その配達人はノルマがあるそうだし

不在だとまた来なくてはいけなかったりするそうで

ノルマ達成にはならないそうだ。

ノルマだからのんびりランチの時間なんてない。

覚えている。手渡した瞬間駆け足でトラックに乗り込み

猛烈な排気ガスで次へ向かうトラック。



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何が問題かというと

店としてのサービスが消えたこと。

大型スーパー誕生でも痛い目にあっている街の小さな個人店は

オンラインショッピングがメジャー化しつつ

人の足は途絶え気味であるそうだ。

確かにニュースでも本屋が街から消えていくニュースをやっていた。

街に人が必要なものを買いに来るという光景がないという。

それでも店の主たちは、人が集まる街に灯りを・・

という想いで厳しい状況の中でも

店でしかできないサービスを提供し続けたいという。涙

街の住人が集まる店で、コミュニケーションをする。

店とは、街の灯りと住人の明かりの場なんだと思う。

お店で買うとちょっと高いのは

この毎日の灯火とサービスと知識料なのである。

有機栽培がちょっと高めなのは、日々の手入れや自然への労り

それは栽培主の気持ちと全く同じようにみえてきて仕方がなかった。



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そして、頑丈な梱包は想像通りゴミとなる。

そんな目につくことだけが問題なんじゃない。

驚いたのは、Aの倉庫に保留してある売れない商品や

契約切れ商品の処理である。

引取の値段と処分の値段というのがあるそうで

処分の値段のほうが安い。

だから個商品の企業たちは、後者を選ぶに決まっているのである。

一日に計何千万円といったたっくさんの商品が

ゴミとなって処分されているのである。

どれも新品で、ただ契約期間が切れたという理由だけで・・・・・

ゴミになるとは思いもよらなかった。


そして運送での排気ガスである。

飛行機、トラック・・・

近頃、街の中では自転車で配送するシステムがあるそうだが

そのシステムもイタリアではノルマ制で

従業員は雇用されない外国人だったりするそうだ。

イタリアの問題は、雇用体制が常に問題である。

オフィスワーカーよりフィジカルワーカーに

すごく厳しい対応であるのは運送業とは限らない。

頭脳vs肉体

両方備わっていれば一番だが、そんな人間なかなかいない。

さすが北欧では、そのエコ配達の組織がとても充実していることを

イタリアのインタビュアーらしく皮肉っぽく伝えていたw いいぞ。

要は、働きやすい環境つくりが北欧ではどの業種もいい。


この特集では、私たちの生活スタイルを見直すべきだということを

最終的には伝えたかったはずだ。

世の中どんどん便利になって

しかし、裏を返せば、人間味がどんどん薄れていき

自然までも崩壊させていることに気づかなくてはいけない。

そして、誰もが働きやすく生活しやすいお給料で

安全と安定が確保されているといいな。

私はフィジカルワーク系に属するけど

そういう仲間の声はどこか満足をしていない。



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三社のオンラインショッピングで買ってしまった

その一応環境に優しいだろう電動チェンソーが

私の剪定道具に加わった。

それでも細かい部分は手動のこぎりでやる。

太く硬い枝の剪定もブルンとあっという間に切れてしまうパワーで

おもしろくなっちゃうほど。

高い枝は、はしごをきっちり縛って安定した位置で行う。

お転婆な私は幸い(?)高所恐怖症なので(!)

絶対に無理はしないしできない。

チェンソーを使うたびに

お店の人の顔を思い出しながら作業をしている。

壊れちゃったら受け付けてくれるのだろうか、と。



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エシカルに生きる Consumo Etico

サステナビリティ力 Rifiuti Zero in Kamiktz

女剪定士の弱音 Potatura degli Olivi④



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バイオダイナミック農法カレンダーでは

2月入って間もなくして剪定に適した

Luna discendenteルーナディシェンデンテ

(約28日間のサイクルをする回帰運動中

天の赤道から23.4度傾斜した太陽の見かけ上の通り道である

黄道の秋分点(黄経冬至方面90~270度)側の約14日間)

エネルギーが地下へ集中するので地上での例えば剪定などは

この期間にすることで傷口への負担が少ないもしくは治癒が早い

という見えないエネルギーが天地を交信させている。

私は、完全バイオダイナミック農法を採用していないが

直接的な日や間接的な月、生命を宿う土や呼吸する風

この世になくてはならない水に関する観念だけでも

是非とも栽培に取り入れたい。

人間が鈍感なだけで、私たち以外の生物は

天地と共に生きている、と私はそう思っている。



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マリアトゥーンのバイオダイナミック農法のカレンダーを入手すると

たちまち意識しながら行動できて、様々な一致に気付かされる。

例えば日常の中で気付きやすいことは

パン生地(私の場合はピッツァ用に)を捏ねているときによく分かる。

空気に関する花の日(Giorno di fiore/水瓶・双子・天秤座)や

火に関する実の日(Giorno di frutto/牡羊・獅子・射手座)は

しっとり捏ねやすく醗酵が早くよく膨らむ。

それ以外の日だと、同じ容量で捏ねているのに硬いし醗酵が悪い。

海水の満潮や干潮なども天との交信だし

生物の産卵なども月の満ち欠けに関係している。

樹の傷口の回復力は、自力の治癒力をみればよくわかる。



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バイオダイナミック農法に完全に従っていくと

誰でもできるオリーブ栽培やトマト栽培ではなくなるようで

もう少し手間や信仰を軽減したいと私は考えている。

それは、自然栽培家木村秋則作«土の学校» という

「農薬を使わない栽培、その秘密は土にある」

という本を読んで、行き当たるところは自然農法の考えだった

というところに私は、自然農法とバイオダイナミック農法の

合体を描きながら進めているのである。

地下の大切な役割は微生物たちだということを忘れてはいけない。

最近では耕作も疑問をもつ人がSNS発信をしている。

それは微生物を殺してしまうからであるという。

そこが自然農法の考えなのだが

バイオダイナミック農法は、耕作して緑肥をして

牛の角に糞を詰め発酵させて生まれた微生物を

撒き散らすやり方だ。この作業に牛が必要なのである。

ここにまず難点を覚える。

だからこの牛糞の醗酵肥料をとばす人が多い。わかる。

緑肥はいい方法だと思う。

小さな畑であれば緑肥にもなるマメ科類やアブラナ科類を

時期を変えて植えれば、野菜が

前期のマメ科の根っこのバクテリアが肥料となってグングン育つ。

しかし、あくまでも私の考えだが

オリーブ栽培にマメ科やアブラナ科類などの背丈のある緑肥は

向いていないと私は思っている。

それは、オリーブの樹形が

地面から50cmほどに垂れ下がっているからである。

新芽が出る前に1mの高さで剪定しても

緑肥を刈り込みたい時期にはもう成長していることがほとんどで

緑肥で混み合い風通しが悪い環境でカビになりやすい

と私は信じて疑わないのである。

バイオダイナミック農法でワインを造る農主にも緑肥を勧められるが

そこだけは弟子でも納得いかないところなのである。



Prima di Potare


それではどんな方法がいいか。

一軒プライベートの大きな庭のオリーブの管理をしているのだが

そこは日当たりが物凄く悪い。

しかし、元気で豊作で丈夫なのである。

その土地の特徴は、日当たりが悪い分

微生物が好むようで土がふさふさであること。

草が生えて日を求め背丈が伸びてしまうので

まめに草刈りをしている。

その草は、私たち人間にも栄養効果のある野草、イラクサが

一面中に、ときどきタンポポやビーツなんかと競争している。

どれも薬草並のハーブで、むしろイラクサで植物の病を治す

バイオダイナミック農法の方法の一つである。

だから、私は、役に立つ野草が一面にあることが

私たちの生活にもオリーブにも適しているのではないかと

近頃とても強く思うのである。

とにかく背丈が低く役に立つ野草で踏まれても動じない

できたら花が咲くタイプ。

ハチがいっぱい来て受粉も手伝う天国のようなオリーブ畑が

いっちばん理想なんじゃないかと思い描く。



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2019年の秋、ちっとも収穫ができなかったこの畑で

今年もオリーブの剪定を始めた。

昨年の開花時の低気温で、実ではなく枝を増やしてしまった

オリーブたちは賑やかに鬱蒼としていて、見るだけで疲れてしまう。

樹形は今まで整えてきたから

今年はこの元気よく生えてきたエネルギーを吸ってしまう新枝を

取り除く作業がメインとなる。



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オリーブ剪定士 Potina

天は白の隙間な剪定 Potatura degli Olivi①

頭も木もグルグル剪定 Potatura degli Olivi vol.1


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温暖化といわれる現代の気候は

ただ温暖になっただけではない。

冬に春のようなポカポカだったり

春になったのに冬の名残シンシンだったり。

冬なのに旱魃になったり、春に土砂降りの雨が襲ってきたり。

本当に当たっちゃうのかな、農夫らの言い伝え

Tre aprilante, 40 giorni di piovante(o durante)

四月三日に雨が降ると、40日間続くよっていう言い伝え。

農主が雨が前日の二日に、雨ダンスを踊ったという話に笑った。

先日ブドウの苗木を植え付けたものだから気が気でなかったようだ。

祈る想いで日々過ごしていたようだ。

雨が降ると、気温はぐっと下がり

サマータイムで日の長さは夏気分だが、暖炉を点けている。

今年は、昨年のオリーブの剪定で出てきた枝を燃やしている。

クネクネゴツゴツしたオリーブの枝を見ながら

そして濡れた外を眺めながら、剪定がまだ終わってないことに焦る。

あともう少しなんだけどなぁ。

そうこうしている内に、草も伸びてくるから

剪定後の枝の片付けが容易ではない。

こちらに関しては、夫も焦ってくる。

だんだん草刈の仕事も増えてくる。


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ある農園は、農作業会社に剪定と片付けを任せたりする。

グループでやってきて、話だと9

一人ボス、6人ぐらいで電動のこぎりでウォンウォン剪定し

残り2人ぐらいで枝を集める作業をするようだ。

オリーブ一本に付きいくら・・という見積もり方で

早く終われば彼らだって儲かる。

この作業だけのために依頼できるし

農園サイドは求人しなくていい

何かあっても農作業業者が補うから、農園は全く放任。

誰が作業をするかわからない農作業業者を依頼せず

信用と技術のある剪定士を依頼するところもある。

割高となるが信用度が高くなる。

剪定士の場合は、オリーブの状態や本数でコストを提示する。

毎年剪定されててサクサクできそうなオリーブの場合は一本いくら。

剪定されていなかったような畑や要望が多い場合は一時間いくら。

私の知人らは、プロの剪定士ばかりで、そんな話が飛び交う。

もしくは、近所の農園たちは、雇い情報が飛び交う。

私は、オリーブに限っては、自分で何もかも管理栽培しているから

フムフムと耳を欹て、心の中でメリットとデメリットをつぶやく。

やはり、できれば自分で剪定と収穫ができることが一番だと思う。

何故なら、病気になりそうな箇所を見つけやすいからである。

剪定によって、かなり対処ができる。

ウイルス菌をいち早く見つければ

触れないよう気をつけてすぐ剪定して

込み合っているところは風通し良く操作できる。

樹形も意図することができるし

濃厚で美味しいオリーブの実が成る方法も使うことができる。

と、委託した農園の主と話しているときにはそんなことを言いたいが

生意気なことを言うようだから、私は黙って聞いている。


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人々はどこから聞きつけてくるのか、天気が心配で仕方がない。

明日には危険信号の雹が降ってくるとか

5月には夏が来て、本場の夏は涼しいなどという

井戸端会議の議題だけで怯える話である。

今、雹が降ってきたら、ブドウの芽はやられてしまう。


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我が庭より先に目をやると、土筆がニョキニョキ顔を出している。

緑の中に茶系だから、気を付けると割りと目立つ。

ヴィンチの土筆は頭でっかちで、デカイ。

頭も食べれるけど、大きすぎて苦そうなので、茎だけ食べようと思う。

さっと茹でてお浸しが私のお気に入り。

今日はオリーブオイルと塩と煎った白ゴマで召し上がり。

なんだかホワイトアスパラ感で噛み応え抜群。

小料理屋だったらお通しだろうか。

我が家はアペリのおつまみに、カリカリスナックと一緒にペロリ。


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我が家のパーツパーツのお花の近くに行って、お花見一人宴です。

実の成るサクランボの木の横で。

ハチとお友だちとなってフジPucciの木の下で。

タンポポとマルガリータとルーコラとボラジで埋まった大地の上で。




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不自然な自然 Ora di primavera

フジPucciにハチ Elegante Glicine

大地の春・草・味 Erba Spontanea


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