朝、外を眺めると、透けるようなブルーが点々と光っている。
夏、光る透けるブルーの花Cicoriaチコーリア(チコリ)は、私たちの気持ちまでも冷やしてくれる。
涼、一日のほんの時間のサービス。チコリの花は、朝だけ朝日の方を向いて咲く。
黄金の枯れ草の向うでは、Carciofiカルチョーフィ(アーティチョーク=チョウセンアザミ)の花が満開である。
Carciofiの花は、天を向いて咲く。
親carciofoを一本残すことで、根は生き続け、子をピョコピョコ産む。
前に住んでいた隣人のCardoカールド(Carciofoの仲間)が、未だ生き続けている。
未だ子を産み、未だ人生の花を咲かせている。そして、虫たちに糧を供給している。
野生となったCardiカールディ(複)たちは、周りの自然たちと色から何から共存している。
嵐が通りかかった翌日、空は澄み、消えては現れいろんな形をしながら動いていく雲が綺麗だった。日は、雲と影踏みをしているようだった。
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『CarciofiSott'Olioアーティチョークオリーブオイル漬け』
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