猛暑見舞い申し上げます。。
もう8月の終わりのよう、ずっと暑さが続いている。
がしかし、今やっと7月に突入したばかりではないか。
ヴィンチの丘は日陰で35℃と
我が家のセントラルヒーティングのデジタル気温計に表示されている。
17時の時点で室内は29℃。
暑いけどやはり空気が乾燥しているおかげだろう
熱風はモワモワするが、じっとしてれば汗はダラダラ吹き出ることはない。
丘だからか、風だけはある。
午後の14時から風が吹く。毎日だ。
そして18時頃に風がおさまることが多い。
ちょうど西日が直撃する我が家の一番暑い時間だ。。
夫はトマトが食べたいと嘆く。
が、外で栽培されているトマトはこれからだ。
もう少しの我慢!
トマトはなんといっても日数が必要みたいだ。
我がトマトは、節水に協力しているので
なかなか背が伸びないし小粒だけど
それでもがんばって結実して
果皮がぶ厚そうで乾燥肌っぽくマットに垂れ下がっている。
まぁいい、もうしばらくの辛抱。
今日もカリカリした地面のオリーブ畑を歩いた。
オリーブの花はたくさん咲いていたが
あの頃、今も、雨がちっとも降らなかったから
結実したのか心配だった。
黒く枯れちゃっているのは、水分が届かなかったせいもあるだろうけれど
一本の木に対しての実の許容範囲を超えたとおもうことにした。
なぜなら、あるある、実は生まれている。
昨年不作だったから今年は生まれるのだ。
地中海性気候の植物で
トスカーナよりもっと雨が少ないところで自生できるような植物だ。
雨が多少降らなくたって、彼らは生き続けるのだ。
私たちの欲で、量を望んだり品質をより求めているだけなのだ。
産業的に産出するには、水も気温も調節したいし
虫除けしたいし土も木も肥やしたい。
地球や自然のサイクルを壊さないように個人でしかできないのか
だから意地でも個人の想いを貫いている小さな農園たちを
応援したいとおもうし
産業のリーダーたち大企業はもっともっと見直してほしい
と、スーパーの様々な商品をながめていて
この気候変動の激暑の午後、おもうのであった。
オリーブ畑のど真ん中、あんなところに
Cardo(野生のアーティチョーク)の花が咲いている。
冬、このでっかい葉を食べるのだが
家の族は、苦いのが苦手で食べることはない。
春、蕾をアーティチョークのように食べれるが
果肉の部分が少ないので私は収穫しない。
夏、放っておくとああやって花が咲いて
中をのぞくと色んな虫が頭を突っ込んでいる。
秋、この花は、渋い茶色のドライフラワーと化するのである。
イタリアに着た頃、このドライフラワー化したアーティチョークが
アートっぽくみえて、摘んで家に飾ったもんだ。
コイツもカラカラな激暑でも自生できるハーブ。
冬の名残頃、Calendulaカレンドゥラ(カレンデュラ/キンセンカ)の花を摘んで
ちょっと乾かしてオリーブオイルに2か月ぐらい漬けた
Oleolito di Calendulaをガーゼで漉してカレンテュラオイルができあがった。
私は...きっと春頃...いつも同じところが痒くなり
知らないうちに赤くなるほどかきむしってしまって困っていた。
医者や薬局だとステロイド系のクリームを処方されていた。
薬草店だと、カレンテュラのクリームを勧められて私は愛用していた。
で、今回自作のカレンテュラクリームを
カレンテュラオイルと蜜蠟クリームでつくったのであった。
すでにラベンダーオイル(カレンテュラオイルをつくった同じ方法)
でつくった蜜蠟クリームがあったので
そこにカレンテュラオイルを足してクリーム状っぽくゆるめに
グルグル混ぜるだけを試してみた。
ワオ。効く、効く!
虫刺されなんかの痒み全部に効くみたい。
蚊に刺された後も効いたよ。
Iperico(セイヨウオトギリ)のオイルより効いたような気がするな。
カレンデュラクリームはおむつかぶれなどのデリケートな部分にもいいそう。
日焼けの後のやけど症状なんかにもよく効くことで有名だ。
自家製ではなくても、自然派クリームを意識する価値はあるだろう。
長い夏となりそうだが
私は今、新生活を送っている。
節目の新生活だ。
新生活に辿り着くまで一年かかって鬱にまでなりかけた。
思うようにいかない日々だったが
想像していた新生活から学ぶことは
「人生」と「在住日本人」だ。
なんだか原点に戻ったようだけど
20年前30年前の私とは全く違う。
何が違うかは機会を設けて
言葉にしたいとおもう。自分のために。
今日の一曲。
Grazie di aver visitato!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
今週も素敵な一週間をお過ごしください。
人気ブログランキング
にほんブログ村
応援したいとおもうし
産業のリーダーたち大企業はもっともっと見直してほしい
と、スーパーの様々な商品をながめていて
この気候変動の激暑の午後、おもうのであった。
オリーブ畑のど真ん中、あんなところに
Cardo(野生のアーティチョーク)の花が咲いている。
冬、このでっかい葉を食べるのだが
家の族は、苦いのが苦手で食べることはない。
春、蕾をアーティチョークのように食べれるが
果肉の部分が少ないので私は収穫しない。
夏、放っておくとああやって花が咲いて
中をのぞくと色んな虫が頭を突っ込んでいる。
秋、この花は、渋い茶色のドライフラワーと化するのである。
イタリアに着た頃、このドライフラワー化したアーティチョークが
アートっぽくみえて、摘んで家に飾ったもんだ。
コイツもカラカラな激暑でも自生できるハーブ。
冬の名残頃、Calendulaカレンドゥラ(カレンデュラ/キンセンカ)の花を摘んで
ちょっと乾かしてオリーブオイルに2か月ぐらい漬けた
Oleolito di Calendulaをガーゼで漉してカレンテュラオイルができあがった。
私は...きっと春頃...いつも同じところが痒くなり
知らないうちに赤くなるほどかきむしってしまって困っていた。
医者や薬局だとステロイド系のクリームを処方されていた。
薬草店だと、カレンテュラのクリームを勧められて私は愛用していた。
で、今回自作のカレンテュラクリームを
カレンテュラオイルと蜜蠟クリームでつくったのであった。
すでにラベンダーオイル(カレンテュラオイルをつくった同じ方法)
でつくった蜜蠟クリームがあったので
そこにカレンテュラオイルを足してクリーム状っぽくゆるめに
グルグル混ぜるだけを試してみた。
ワオ。効く、効く!
虫刺されなんかの痒み全部に効くみたい。
蚊に刺された後も効いたよ。
Iperico(セイヨウオトギリ)のオイルより効いたような気がするな。
カレンデュラクリームはおむつかぶれなどのデリケートな部分にもいいそう。
日焼けの後のやけど症状なんかにもよく効くことで有名だ。
自家製ではなくても、自然派クリームを意識する価値はあるだろう。
長い夏となりそうだが
私は今、新生活を送っている。
節目の新生活だ。
新生活に辿り着くまで一年かかって鬱にまでなりかけた。
思うようにいかない日々だったが
想像していた新生活から学ぶことは
「人生」と「在住日本人」だ。
なんだか原点に戻ったようだけど
20年前30年前の私とは全く違う。
何が違うかは機会を設けて
言葉にしたいとおもう。自分のために。
今日の一曲。
Grazie di aver visitato!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
今週も素敵な一週間をお過ごしください。
人気ブログランキング
にほんブログ村