大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

カテゴリ: 日本 Japan

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夏がきた。
西日が差し込むキッチンがモワッと暑く感じた夏至
今年の一番日の長い日は6月20日であった。
イタリア時間で翌朝には日食も観測されたようだ。

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SNSで父の日というキーワードをみかけ
すっかり私は6月21日の日曜日は父の日だと思いこんでいた。
少年は疑うこともなく、夫は都合がいい。

そういえば、一昨年の千葉県南房総市の園芸のアルバイトでは
父の日ウィークと題し、ヒマワリの繁盛期であった。
日本では、父の日には黄色い花を贈る習慣があるのだと。

朝、ハーブチームも全員でヒマワリを収穫する。
ヒマワリにも種類があって、ヒマワリの花びらの色が若干異なる。
その種類ごとにビニールハウスは分かれていた。

大雨謦報の中、私はローソンの半透明のレインロングコート
(社員さんたちはプロ用のパンツとジャケットタイプ)
MUJIの雨とUV対応ハット、野鳥の会の長靴を履いて
ヒマワリを濡らさないように汚れないように折れないように
赤ん坊を抱くようにヒマワリを抱いたっけ。

そして、あの眠たくなっちゃう作業葉っぱシュルル除去作業をする。
私もハーブチームから応援にいって葉っぱシュルル作業を手伝った。
ベテランが心配そうに私をみている。
ヒマワリは首が命!と教わった。
花の大きさ順に並べると、ベテランたちが大きさごとに束ねていく。
その繰り返しを日々行い、繁盛期には残業もあった。
残業にはお弁当が出てて、シングルには食費がういた。

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そんな残業までもした父の日ウィークの思い出もあって
そのSNSの父の日キーワードには疑問がなく
父の日、お父さんの好きなものを食べようということになった。
お父さんの好きなものって、黄色い花より赤い肉
というわけで、恒例のBBQをする段取りだが
また口コミで知ったちょっと遠い肉屋さんまで調達しに行くことにた。

「明日父の日だから今日は肉を買いに行くんだ」
と同僚に話したところ
「え?父の日?別の月じゃね?」
とおかしな家族だと思われた。
言われてみると・・母の日より先だったような・・

ググッてみると・・・
3月19日がイタリアの父の日で
6月第三日曜日が日本の父の日だということが判明した。
そして、3月にあるイタリアは世界でも少数派で
日本と同じ6月が、世界でも通用されている日のようなのだ。
へぇ。知らなかった。勉強になったなぁ。間違ってみるものだ。
ま、年に二回父の日があってもいいさ。
ゆっくり休んでもらおうよ。

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春になって仕事も忙しくなりロックダウンどころではなかった。
外での農作業や庭作業は植物の都合で動く為放っておけない。
腰を曲げたりいっぱい歩いたり立ったりしゃがんだり腕をつかったり
とにかくずーっと動いている。
動くことが習慣だから、週末も動いている。
雨の日は動きたくてムズムズイライラして
雨でもできる外の仕事、屋根付きのところで何かしている。
春になって、近隣の庭作業のお手伝いもしちゃって
オリーブ畑の草刈りも庭の草刈りも暖炉用の薪集めも
外のことはみーんな夫がやってくれている。
夫がいなかったら、田舎暮らしはできなかったと思う。
そんな肉体派の夫でも日々あちこちが痛いと言っている。

「この日曜日は父の日みたいだし草刈り機壊れてるし休んだら?」
やりたいことがいくつかあったみたいだけど
天気のいい日にゴロゴロするって気持ちがいいんだよね
結局私の提案に甘えて
久々にゴロゴロした日本の父の日であった。

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私はアントネッラのところに旬の野菜とフレッシュタマゴを
調達しに行った。リサイクルでタマゴの容器を持参して。

タマゴからかえった雛のヒヨコをみせてもらった。
人工的に保温器で管理している。
わー、なにこれ~!
赤外線みたいな赤いライトも保温ライトなんだそうだ。
丁寧に育てて独り立ちできる頃、大地に放すのだ。
オリーブ畑をアヒルと一緒に走り回っている。

ニワトリもタマゴをたくさん産む時期と産まない時期がある。
産まない冬、タマゴないんだよね・・と
いつもフレッシュタマゴを狙って来る私に残念そうに言う。
でもその保温器導入のせいかニワトリが増え
常にタマゴはある状態だ。マーケットで週一で屋台だしてるけど
きっとリクエストが多いんだろうな。

「タマゴキレイだけど洗ってるの?」
「もちろん!糞がついてたらみんな嫌がるし。
息子たちにやらせると割っちゃうんだよアイツら。
だから私が洗ってる。」 ご苦労さま!

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「ちょっと来て見て!」と畑の中に呼ぶ。なになに?
キュウリの列、こっちが馬の糞を与えた方
あっちが糞が終わっちゃって与えてない方
「ほんとだ、全然違う。」
馬の糞て微生物がいっぱいいるからイイ肥料なのだ。
肥料のために馬を飼う人は、田舎暮らしだったらいっぱいいる。
私も何度考えたことか。
しかも馬を交通手段にできたら最高だよなぁと。

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私はいらないって言ったけどもってけっていうズッキーニの花
花付きズッキーニ、サラダ、トロペーアのネギ
ここの美味しいジューシーなキュウリ
まだあったBietola(フダンソウ)
栄養たっぷりのBarbabietola(テーブルビート)これも終わりだって
上の部分の頭が硬いのを選べという赤いタマネギ
ニンニク、そして容器の数分12個のタマゴ
袋は節約させて!というから袋ナシで木のカゴでいただいた。

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今日の父の日アペリティフはアントネッラのキュウリシリーズ。
濃厚ヨーグルトを濾過させたギリシャヨーグルトに
塩とニンニクとオリーブオイルで和えたギリシャ風サラダ
フレッシュタマゴでつくったマヨネーズに
小豆島で衝動買いした出会いの生味噌の甘味噌を混ぜて
キューリのディップで召し上がれ。
これに農主の、全てがほどよい白ワインがよく合う。
アペリしている間にBBQして
いつまでたっても沈まない夕日の空の下で
そう今年はたぶん二回目の父の日に乾杯したのであった。
少年は、みんな海に行ってる・・・と嘆いてうるさかったなぁ。



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ヴィンチの丘の日陰に、Melissaメリッサ(レモンバーム)が
いたるところに生息している。
ここに移住した頃は、レモンバームの効能も知らなかった。
今は亡き知人がヴィンチのレモンバームの存在を教えてくれた。
そして今日、レモンバームの収穫をして一年前を思い出している。
ところが今日の収穫の思い出のレモンバームは
じつはアップルミントのようだ。
すごく、すごく似ている。
違いを調べてみると
レモンバームは、葉の先端が二等辺三角形のオニギリ型で
アップルミントは、卵型に近い楕円形で産毛がある
一目瞭然で違いがわかるというのである。

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去年の今頃、私は千葉県南房総市の園芸用の植物園で
住み込みアルバイトを体験させてもらっていた。
6月のヒマワリ繁盛期の傍ら
複種のミントやゼラニウム等のハーブチームに配属され
平成の若者たちと一緒にワイワイ畑の中でミントを束ねた。
そこで扱ったアップルミントとヴィンチの思い込んでたレモンバームは
同じであることに気がついたのである。お、これは!

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ミント系は露地栽培が適しているそうで
田んぼの近くに畑があった。
6月の梅雨の時期、モサモサと成長が盛んだった。
まっすぐに伸びるよう8x8cm(ぐらい)穴のネットが
地面から20cmぐらいのところに張ってあった。
ミントを切る長さはだいたい30~50cmぐらい。
長さや大きさの注文があるのだそう。
ハサミは、ブドウの芽掻き作業用のハサミと同じで
小型で先が尖っている。
平成生まれの私の先輩たち(!)は
シャキシャキと素早く数えながら切っていた。
昭和生まれの新人(私)は、まとめ切りとなることが多く
あとで数えるやり方を覚えてしまった。
彼らは、数えなくても、束の大きさで何本かわかるそうだ。
日々同じ作業をやっていると、体が覚えてくるのだろう。
私も最後の方、どうにか束の大きさがわかるようになってきた。

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ビンとまっすぐなものを
茎が太いものを
虫に食われていないものを
シミのないものを
ミントの先が緑色のものを
莟がないものを
いくつかそう注意事項があった。
園芸用ミント系は、先っぽが命なのである。
どんなに気をつけていても
葉に穴があいていたりシミがあったりするのが出てくる。
作業場に戻ったら、一旦水につけて
冷蔵庫に入れてシャキーンとさせる。
そして検品しながら注文用に束ねていくのである。
新人は、上の5段ぐらいを残して下の葉をシュルーと削ぎ取る係。
なぜ、そんなに削ぎ落としてしまうかというと
収穫からお客様の手に渡ってそれから数日保たなければいけない。
下の葉っぱからどんどん劣化し黄色くなっていくので
そうならないよう出荷の時点でとっちゃうのだそうだ。なるほど!
しかし、葉っぱ削ぎ落とし作業、超眠くなっちゃうんだよなぁ。
娘のような新人ちゃんとふわわわ~とあくび合戦であった。
マスク必要だよねw な~んて!

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その眠たくなる削ぎ取り作業中、ある程度大中小に分け
先輩たちにバトンタッチ。
彼らがさらに最終検品し、数かず分束ね長さをジョッキリ切り揃え
再び水に戻し、冷蔵庫でまた保管し
出荷日、透明の袋に詰めて行き先シール貼り付けて
見届けるのである。

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ゼラニウムは、水に濡れると葉にシミがつくのでハウス栽培。
雨の日の収穫には、私たちはレインコート
花に傘を当てて濡れないようにする。
ゼラニウムは、葉が命。咲き始めた花の部分はポキッともぎ取る。
花びらが散って葉につくと、花びらの水分で葉にシミがつくのだそう。
それは知らなかった!
雨や風に打たれながら生きている植物たちは
劣化していくことは当たり前のしくみで
四季を追いながら土に還っていき、自身を次世の肥やしとし
新しく生まれ育つの繰り返しなのだ。
そんなこと誰もがわかっちゃいるけど
花びらの水分で葉が染みて劣化させて次があることまでは
なかなか思い出すこともしなければ考えることもないであろう。
昭和の新人であろうが、平成の子たちが静かに教えてくれることは
どれもが勉強になって、年齢なんて関係ないと思った。

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私はヴィンチのMelissaアップルミント(?!)を
あのときのように収穫し、葉は削ぎ取らず束ね
家の中の邪魔にならないところに干した。
保存用にドライにしてお茶にしよう。
一週間ほどでドライになるようなことが書いてある。
私はもうしばらく干し続け、もっともっとカリカリにした。

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鎮静作用があるのかな
ハーブティー飲んだら、あぁうとうと眠くなってきた!
朝に飲むものではなさそうだ。


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ゴミって、ついさっきまで商品だった。

中身を守ったりデコったりと清潔だった。

壊れるまでお気に入りだった。

いらなくなっちゃったけど、また使えるかな。

壊れちゃったけど、この部分使えるかな。


ゴミになる前

商品名もあってデザインもされて丹念に作られてビジネスがあった。

使命を果たしたらゴミとなり、燃やされたり埋められたり

置いてけぼりとなって海に浮かんだり自然の異物となるの。


ゴミが生まれない生活はできないのか。

そのモノの価値は薄れても、生まれ変わることはできないのか。

あなたが必要としなくても私が必要とするかもしれない。

自然に還ることのできるモノがうまれればいいな。

燃料を最小限に抑えられる生産や再生ができたらもっといいな。


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日本に帰国した時に思ったこと。

過剰な包装が一番目についた。

こんなにきれいな箱にこれっぽっちの中身に驚いた。

一つ一つのお菓子の包装にも呆れた。

ゴミとなりやすい包装過多なのに、街にはゴミ箱がないことに困った。

それでも街はきれいなように思う。

それは秩序のある国民性だと思った。


イタリアにいて思うこと。

老人が使用済みティッシュを道に捨てたことに

カルチャーショックを受けた。

タバコを開けるときのビニールを捨てるシーンは当たり前。

山道や田舎道に不思議なゴミが

わざわざ捨ててあることに悲しみを覚える。

街中のゴミ箱はパンパンで溢れ道端は汚い。

だけど、早朝清掃車や清掃人が片付けにくる。

学校で掃除をするのは掃除のおばちゃん。

それでもスーパーでは量り売りがメインである。

ゴミを燃やす習慣がない。

ヴィンテージのファッション服に限らずガラクタの

Used系のマーケットやお店がいっぱいある。

無料で交換っこする施設もある。

田舎の住人にはコンポストを無料で配布され

ゴミの税金の割引制度がある。

それでもまだまだゴミのことを考えてる人は少ない。


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これからゴミのシーズン、プレゼント交換の多い時期である。

人はどう思うかわからないが

私は家にとってある使用済みの包装紙やリボンを使う。

少年に小さい頃から、セロハンテープをきれいに剥がせば

この紙はずっと生きてるんだよ、と教えてきた。

イタリアの友からプレゼントを頂いた時

少年は丁寧にセロハンテープを剥がしててじれったかった。

そのイタリアの友(大人)は「破け!」と言った。

少年は私の顔を見た。

「できなければ破いてもいいよ。」

少年は、お母さんもそう言うし友に従って破いたけど

ゆっくり破いていた。

破く速度が少年の気持ちに変換されたようで私に伝わってきた。

みんなが帰った後、破けた紙を持ってきて

ゴミになっちゃったことを残念がっていた。

「大丈夫。まだ半分以上使えるよ。」

四角に切ってあげると少年は笑顔に戻った。


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そこでブログ⇛『風に揺らぐ田lerisaie』の続きである。

徳島県に秘境の棚田がある上勝町は

国内で最も先にゼロ・ウェイスト宣言⇛こちら

を発表した土地であることを知った。

なぜ上勝町だったのか。⇛こちら

そして過疎で廃屋化していった廃材を活かしながら建設された

現代的なジェネラルストアやクラフトビール工房の建築に

魅了されたこともあり是非とも訪れたくなった。

民泊のおばちゃんが拵えてくれた地鶏の唐揚げに

上勝クラフトビールが最高に美味しかった。

翌日、民泊のおばちゃんが棚田を案内してくれ

民泊のおじちゃんが上勝クラフトビール工房に連れて行ってくれた。

Kamikatz Stone wall Hill Craft & Science ⇛こちら

製材所をリノベしたそこでも廃材を利用し町の再生に活用する

という画期的なクラフトビール工房であった。

本当は、サイトでチェックしたら所内見学はできない日であった。

しかし、民泊のおじちゃんの顔で見学することができたw

こんな秘境にこんなかっこいいビール工房が!

ビール職人が案内してくれた。

「日本のビールってお決まりじゃないですか。選びようがない。

ビールだってワインみたいに選択ができてもいいと思う。」

ビールと発泡酒の違い、クラフト化させる材料

彼のクラフトビールに対するパッションは隠すところがない。

レシピを公開しちゃったりするそうだ。すごいw

もっともっとオープンにしてクラフトビールを一般化させたい

と願っているそうなのだ。わかる!

私のブログやヴィンチの写真だって

もっともっと無農薬野菜やリサイクル生活を

多くの人の生活に取り入れてくれることを願っている。

地球と体に優しいオリーブオイルが美味しくなる方法を

ヒミツにしたってしょうがない。

みんなに美味しくて安心なオリーブオイルを拡げたい。おんなじ!

とりわけシンボルともなっているインディゴタワーには呆気。

「あそこで打ち合わせをするんです。」こんなところで?!

イギリスの最も権威のある現代美術の賞«ターナー賞»を受賞した

建築家集団Assemble⇛こちら

が設計したというクラフトビール工房。⇛こちら

どれもこれもがサステナビリティ盛々で

上勝町の理念にかなっている。

ゴミってゴミじゃない。

出さないモノで、再生するコト、資源になるのだ。


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彼らのクラフトビールが買えるジェネラルストア

Rice& Win Breawing co. BBQ & General Store ⇛こちら

でランチをすることにした。

こちらも廃材が素敵に活用された建築で

こんなところで時間を過ごせるだけでもワクワクする。

廃材をオシャレに利用しただけでこんなに生き返るのである。

アイデアって素晴らしい。

ストアにある商品やお皿も

ゴミと捨てられたモノを変身させただけである。

私は車だったので、ビールは今晩の自分のお土産に。


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上勝町に行ってよかった。

かっこよさをしれてよかった。

デザインされた商品がゴミとなってまたデザインされる。

廃材でデザインされたスペースで未来をデザインする。

そのかっこいいデザインとはサステナビリティ力であった。

過疎化がすすむ秘境でいかに自然を守り、若者を引きつけるか。

しかし、ゴミの意識は一人ひとり持たないと解決しない。

自然は守れない。世界は変わらない。

老若男女サステナビリティ力を要する現代である。


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ヴィンチ村にもゴミステーションがあり分別ゴミは持っていく。

そこからお好きにどうぞというわけにはいかないし

町のコミュニケーションの場となる上勝町とはまた違うが

地域では動き出しているイタリアである。

一人ひとりの意識が高くなれば

もっともっとかっこよく未来までデザインされた

自然と伝統を守れる村になるはずだ。

それはヴィンチ村や上勝町だけではない。

世界中・・地球ぜーんぶ守れると信じている。



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原始作造 Passato ed Oggi

大気の音、次世の声 Friday For Future

再生した壷たち la mia arte povera



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ちっぽけな私でも何か人のためになりたい。
役には立たないかもしれないが、ためにはなるかもしれない。
多くの人が知識を増やすことで、大地の汚染と
私たちの病を減らすことができるかもしれない。
そんな気持ちで私の活動が始まった。

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大至急対策をしないと危険に加速している地球温暖化現象。
二酸化炭素の排出を意識的に減らすこと
木々や生物が呼吸する酸素を大切にすること
そこへ大地や海へ放出されるゴミを減らし
全ての生物が安全な糧を食すことができるようにすること
細かく言えば限が無い。

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日本でもイタリアでも世界では
三人に一人もしくは二人に一人の確率で癌などの病になっている。
私の母は乳癌
父は脳溢血
兄は白血病
家族四人の内、三人が癌かもしくは成人病が原因の病である。
叔父も叔母もそのまた叔母も友人も友人の母も父もみんな癌。

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私が農業に情熱を抱き
そこで温暖化対策や人の病対策に関連することといえば
除草剤、殺虫剤、成長の増減を意図するホルモン剤等の農薬
保存料、着色料、甘味料、香料などの添加物や精製方法等を
実際現場にいるワインやオリーブオイルを通して
植物の成長と栽培、食品の本質を
知らせることではないかと考えた。
それは、商品を売るための目的ではない。
私が畑を歩いて植物と向き合いこの目で見て気がついたこと
そして関係者から学んだ知識を自分だけに留めておくだけではなく
たくさんの人に知ってもらうことで
危険性や大切なことをダイレクトに聞いて
良いこと(もの)と悪いこと(もの)の見極め方を磨けば
世の中がどんなに悪いことだらけで地球の温暖化の納得
病が続出していることの原因が分かってくるんじゃないだろうか
と大いに(!)地道に(・・・)期待しているのである。

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まずはオリーブオイルの試飲から。
舌の構造と試飲の方法を教え、その通りにしてもらう。
私のオリーブの収穫は
一度に搾油所へ運べる量のオリーブの実の量がなる程の
オリーブの木の本数が一畑にあり
その土地の土壌や位置、品種を引き立てて
違う土地の畑の搾油したオイルを混ぜない。
さらには天気や収穫した日にもよるだろうと搾油毎に分け
家には単種じゃなくても4種類ぐらいあるのである。
品種がラッキーなことに
早摘み品種の畑と遅摘み品種の畑で別れている。
ということで、二種類極端な性格のオリーブオイルが味わえる。
その2タイプを試飲してもらった。
その味の差で、品種があること土地があることを認識して欲しい。
そして、この正真正銘の有機栽培で
オリーブオイルが美味しくできる方法でつくられた
オリーブオイルの味を覚えておけば
選び方や好みも分かってくるのではないかと思う。

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良いものの心得とホンモノの味を知っている親友たちが
そのまた友たちさまに呼びかけて、試飲会を行うことになった。
私は日本の食品衛生免許とやらを持っていない。
だから私からは企画ができなかった。
というわけで、老舗料理屋の友とマクロビ料理の食育先生
そして、友たちが各々に主催して
私がビオディナミワインとマイオリーブオイル
ほんの少しイタリアのビオ食材のお土産を提供する形で
大判振る舞いのとっても美味な会となったのである!
ホントすごかったー。
私のうんちくたれたれ中、超フュージョンメニューズラリw
友たちの腕がなかったら、カチカチミニミニセミナーで終わってた!
ありがとう!

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友たちは、オリーブオイルを活かす料理を考えてくれた。
そしてその料理はおつまみのようでワインはすすむw
オリーブオイルを2タイプ試飲した後
そのオリーブオイルをかけて召し上がってもらった。
ちょっと小腹に入ったところ、ワインの試飲が始まる。
ワインの試飲を先に始めると、舌がアルコールで鈍ることを避け
オリーブオイルから始めたのである。
新宿の料理屋では問題なかったのだが
地方での試飲会は、飲酒運転の問題が発生した。
だから、オリーブオイルのみを目的に来る方、ワインと両方を
目的に来る方を両方を受け入れる設定を考えることになった。

食事の間、オリーブオイルを美味しくさせる方法を語り切り
ビオディナミワインの情熱を語っていく。
指の滑り止めが輪ゴム(!)の我がタブレットで
畑の決定的瞬間写真をお見せしていくのである。
友の友たちさまも大忙し。
食べたり飲んだり、見たり聞いたりw
ほろ酔い気分の頃には、質問タイム。
そこで、ヴィンチ村の様子やイタリア生活事情
はたまたオリーブオイルのコスメ方なども余談満載となった。

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私も初体験となりやってみておもしろかったのが
どこに行っても同じ質問が開口一番、会一番
「エキストラバージンオイルって何ですか?」
つぎ!
「スーパーでどれ買えばいいんですか?」
うんうんとみな頷いて私を見ている。
私は、千葉の南房総市でアルバイト期間中は
シェアハウスに滞在し、自炊をしていた。
私もそんなことだろうと、マイオイルを持参した。
しかし、興味本位にスーパーの棚を見てみると・・・
なかった。
買う気になるオリーブオイルは一つもなかった。
まず、嘘でもいいからビオ(有機栽培)もない。
東京ではちょっと足を伸ばせば
せめてビオのオリーブオイルは手に入るかもしれない。
しかし地方に行き届いていていないのはとても残念だ。
現在、ちょっとホンモノっぽいオリーブオイルは
オンラインでしか見つからないかもしれない。
本気でホンモノのオリーブオイルを探そうと思ったら
信用のできる生産者に出会わなくてはいけない。
もしくは信用のできる生産者から輸入している
信用のあるインポーターに出会うことである。
賞をとってるからといって、売りに出されているものが
賞をとった商品とは実は限らない。
名を売るためである。
それはワインも同じである。
そう生産者がやっているのを私は知っている。
賞をとれるほどに丁寧に産み出されたものは
実はほんの少量だったりする。だからできることだ。
日本まで大量に輸出するほど
生産されていないことも現状だったりする。
見極めることは
ホンモノの味を知ること
知識を増やすこと
出会うこと
この三つかもしれない。

私が最終的な判断としてアドバイスしたのは
わからなかったら買わないことである。
無農薬やビオと明記されても制限範囲内であれば
農薬だって何だって使っていいのである。
農薬だらけの調整剤、添加物だらけのものを買うより
知ってる無農薬で美味しい別の素材で
代用すればいいのではないかと思う。
オリーブオイルがなかったらえごま油だっていい。
ビオディナミワインなど自然派ワインがなかったら
バリエーション豊富なクラフトビールや日本酒だっていいじゃないか。
巷でオリーブオイルが体にいいと騒がれて
農薬バリバリ調整剤ガンガン他のオイルと混ざってる
最悪オリーブオイル買って体調崩すよりいいんじゃないかと私は想う。
そしてやはり丁寧に美味に自然と調和された産物は
決して安くはない。
それでも生産者が食べていくにはギリギリな値段であることは
頭に入れておいて欲しい。
もしくはどこかのポジションで値段は狂って
跳ね上がってしまうこともあるかもしれない。

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なかなかに珍しいビオディナミワイン&ビオオリーブオイルを
現地の材料でマッチするお料理と共に
たくさんの人とシェアできたらいいなと思った。
話があればすぐに飛んで行きたいほど楽しかった。

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この夏全国一都三県5回に分けて行われた会の
我が友のフュージョンメニューを紹介したい。
中には、ブログでご紹介したことのあるレシピも引用して下さった。

☆ チキッチン さま 新宿歌舞伎町 ☆
●モッツァレッラとアボカド
ポテトのニョッキしそジェノベーゼサラダ仕立て
●クァットロフォルマッジのリゾット
●ローストビーフ
ブルーチーズマッシュとトリュフ塩マッシュ添え
‹ ビオディナミワイン › トレッビアーノ100%、キアンティバーゼ
サンジョベーゼ100%、カナオイーロネーロ100% 

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☆ マクロビ料理食育先生 さま 千葉県市原市 ☆
●夏野菜のピクルス
●ごぼうと豆腐の冷製スープ
●車麩のフライ サルサソース&サラダ
●シソのジェノベーゼパスタ
●いんげんのマリネ、人参のマリネ、黒豆ごはん
●豆腐ドレッシング、人参ドレッシング
●お口直しにレモングラスティー
‹ ビオディナミワイン › トレッビアーノ100%、キアンティバーゼ
カナイオーロネーロ100%

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☆ ママ友 さま 岡山県岡山市 ☆
●トリノ郷土品グリッシーニ生ハム巻き
●ペペロンチーノの詰めもの、茹で卵のツナ詰め
●トスカーナ郷土料理クロスティーニ
ポルチーニ茸ペースト、トリュフペースト、ジビエペースト
トマトペースト、オリーブペースト、フェットゥンタ
●5種類のシリアルサラダペコリーノチーズ入り
●自家製リコッタチーズ
●スペルト小麦とリングパスタのバジルソース和え
●食後酒ヴィンサントとカントゥッチーニ
‹ ビオディナミワイン › トレッビアーノ100%
マルバジーアビアンカ100%、キアンティバーゼ
サンジョベーゼ100%

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☆ フィレンツェシスターズ さま 香川県観音寺市 ☆
●アイルランドチーズとトスカーナチーズの盛り合わせ
●自家製リコッタチーズ
●豆腐とトマトの冷奴、三豊ナスの蒸し焼き
●スペルト小麦のサラダ、リングパスタサラダ
●ひよこ豆のフムス、タラッリスナック
●タコ&ポテトのサラダ
●新鮮海鮮カルパッチョ、海老、蒸しいりこ
‹ ビオディナミワイン › トレッビアーノ100%
カナオイーロネーロ100%

主催者さま、足を運んで下さったみなさま
大変ありがとうございました。


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私が小豆島に行きたかった一番の理由は

日本のオリーブ畑を歩きたかったからである。

小豆島にフェリーで着いた途端、オリーブの木があちらこちらにある。

バスまでもオリーブバスなどという名称になっている。

島は、オリーブで有名になり島の経済を回しているようだ。

オリーブ牛、オリーブ豚、オリーブ素麺、オリーブソルト・・・

勿論オリーブオイル、オリーブオイルドレッシング、オリーブ塩漬け

オリーブ茶、オリーブソープ、オリーブローション

オリーブオイルクリーム、オリーブオイル化粧品・・・

日本人の開発力やビジネス力に驚く。

オリーブを使ったことでオリーブの効果がどこまで発揮できるか

私は疑問だが、土地興し的なマーケティングは日本に向いている。


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しかし、小豆島に着いてすぐに気がついたことがある。

私は、トスカーナに住みオリーブ栽培をトスカーナで学び

トスカーナで独自栽培をしていることもあって

小豆島のオリーブの樹形や剪定の仕方が

私が学んだ剪定と全く違うことに一目瞭然だった。

私たちがざっくり二つに区別しているフルーツ樹形と

正真正銘オリーブ樹形(それでもいくつもあるが)に例えたら

フルーツ樹形っぽく、なんかモサモサしているのである。

枝もヒョロっと上へ伸び、中心部も枝だらけ。

目にするオリーブがどれも似たような剪定でなんか納得いかない。

なんでだろうな。


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小豆島で唯一か数少ないであろう有機で栽培している

オリーブ業一本で賄っている農園を訪ねることにした。

この人もいい人だ。わざわざ宿舎まで迎えに来てくれた。

島の不便さを分かっているからであろう。

有機農園のご主人も、東京からの移住者であった。

オリーブに魅了され相当の情熱があっただろうと想像する。

ご主人は、土地を数件借りてやっているそうだ。

私と同じだ。移住者は土地を持っていない。

だから島民が面倒見きれなくなった土地を管理しているのだ。

だからあっちこっちにあるそうだ。


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それで、剪定の質問をすると

「あの樹形は間違ってはいないんですよ。」

「あ、そうなんですか?」

「小豆島はもともとみかんの栽培が盛んだったんです。」えーっ!

あのフルーツ樹形だなーと眺めていた樹形は

みかんの木の樹形だったのであるw

みかん農園の方たちが、巷でオリーブが騒がれ始めて

オリーブ農園に切り替わったのだそう!

だから、オリーブ栽培はみかん栽培のつづきなのだそうだ。

収穫もみかんのように一粒づつ収穫しているんだそう!

地面に編みを敷いてガタガタと振動機で落とす

イタリアの収穫風景なんて未知の世界なのであろうか

それとも野蛮な世界なのであろうかw

イタリアのオリーブ栽培からすると

手摘みでお腹のポケット(籠とか)に仕舞い込むやり方は

大袈裟に言うと100年前の話かもしれない。

オリーブ文化の国は、どれほど収穫に時間をかけてはいけないか

そこで採算があわなくなってくることを知っている。

収穫してすぐに搾油した方が良いことは日本人も認識済みで

各農園に少量でもできる小型搾油機を持っているそうなのだ。

人件費をつかってまでも丁寧に摘んで

様々なオリーブ商品に展開するのが日本のやり方なのである。

オリーブの収穫をイタリアより早々から始めているのも

塩漬け用だったり

、超ポリフェノール満点のオリーブオイルだったりと

オリーブオイル文化の国と違う商品を目指しているそうなのだ。

時期をずらして化粧品用オリーブの収穫をして

肌にしっとり馴染ませるベトつかないオリーブオイルを生産したりする。

食品として使うには不味なオリーブオイルは

実は、収穫期を遅らすことで強力なオリーブの持つ成分を抑え

アレルギー肌にも対応し、香りもソフトになり

化粧品として最適になるのだそうだ。

オリーブオイル100%の無添加には間違いない。

そしてお茶の国ニッポン。

オリーブの葉の効能に注目し

飲料のお茶や飼育用に葉だけ栽培していたりする。

ちなみにイタリアでオリーブの葉のお茶が一般に出回らないのは

薬草として肝臓の病に効果があると知られている。

摂取過ぎに要注意と薬草師は言う。

そんな葉摘み用オリーブの木は若く、実をつけない状態で

葉だけ刈り取られていくそうだ。

だからオリーブの苗木屋さんを見かけるし

小さなオリーブの木もあちこちに点在する。


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しかし、日本でオリーブ栽培は不向きなのではないだろうかと

ご主人は言う。

まさに私が伺った梅雨真っ最中の小豆島は

草が生い茂る時期である。

ご主人は、刈っても刈っても生えてくる草刈りの日々。

トスカーナでオリーブ栽培してる私がここにいられるのは

トスカーナは、初夏の草刈りをすれば

乾燥で草は生えてこないのである。夏は茶色い大地のイメージ。

年に2回ほど草刈りすれば大丈夫だったりする。

それをご主人に言うと、驚かれそして項垂れた。


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そして日本でオリーブ栽培に不向き

なんじゃないかという決定的なことは

日本にしかいないオリーブアナアキゾウムシとかいう

寄生虫が存在していることである。

イタリアでの寄生虫はオリーブミバエという

オリーブの実に卵を産み付ける小さいハエである。

ミバエの産卵期が収穫時期に近いと収穫したオリーブの実と共に

搾油されてしまい酸味が強くなってしまうところが欠点。

オリーブの実の成長期に産卵されてしまうと

三週間で飛び立っても、実が傷んでしまう。

日本に生息するオリーブアナアキゾウムシは

オリーブの根本や新梢や葉を食べて

オリーブの木を枯らしてしまうそうなのである。

枯らしてしまっては大変だ。

そこで有機栽培のご主人、毎日毎日畑を見回り

ゾウムシをひっ捕まえているのである!

日本でなかなかオリーブの有機栽培ができないのは

その寄生虫をやっつけるために

殺虫剤を撒かなくてはいけないそうなのである。

そこだけが難点な部分なようだ。

イタリアでミバエ退治の有機栽培は

色で誤魔化す方法で、白くカオリンや石灰を撒く。

それだけで全然違うんだから、ゾウムシの研究できっと

有機で簡単に予防できる方法が見つかるはずだ。・・と思う。

ご主人は、ゾウムシを飼って、日々研究している。

ご主人のオリーブ栽培の情熱が、ゾウムシ退治の研究まで・・・。


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ポリフェノール満載のオリーブオイルも是非試飲してみたかったし

もっともっと情報交換でもしたかったが、農業人に時間はない。

ご主人の血と汗の有機オリーブオイルは

東京の方が応援してくれることが多いそうだ。

私も微妙に察したことは、地方の人たちより

都会の人たちのほうが、地方に興味をもって応援している。

島での開業は

移住者と島民との引き合いでぶつかることもあるであろう。

それでも島の外は、やはりいいことといいものを見分け求めてくる。

一刻も早くアナアキゾウムシ予防法を生み出すことを祈っている。

・・祈っています。ありがとうございました。

ご主人に、オリーブ公園まで送ってもらった。


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オリーブ公園でランチをすることにした。

オリーブ豚と瀬戸内産レモンのチャーシューラーメンと

温かいオリーブ素麺を注文した。

なんだか味的にあまりよくわからないけど

お土産にしない代わりに土地で食べておく。

オリーブ公園には、小豆島にオリーブが植えられた歴史館がある。

日本の中で一番地中海性気候に近い場所

それは小豆島ということで国が試験的に植え

定着したことから、オリーブの研究と生産が始まったらしい。

しかし、日本でオリーブの何を求めたのであろう?

公園内のオリーブは大きく、トスカーナをイメージさせるが

枝が多すぎるのと葉に元気がない。

どれも台風で倒れないよう支える設置がしてある。

「もう少し中央の風通しを良くしたらどうですか?」

「そうですね。風が抜けやすいかもしれないですよね。」

ともう一軒オリーブ農園を訪ねた栽培部の若い部長さんが答える。

彼も東京からの移住者。総務さんも関西からの移住者。

情熱をもったオリーブ好き移住者と

ミカン栽培から移転した島民。

こんなにオリーブ騒ぎじゃ、もうオリーブ業から離れられない。

オリーブだけでは生計が困難なことは世界どこでも同じようだが

マーケティング上手なニッポン人は第六次産業まで展開していく。

島興しから始まった瀬戸内芸術祭もかなり恩恵を受けてそうだ。

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海に囲まれ、オリーブは常に海の風に揺れている。

歩くビーチには誰もいない。

雨が降ってきた。誰もいない海の家で雨宿りしよう。

誰もいない海の家だと思ったら、主がいた。

「あぁいいよ、雨宿りしていきなさい。

この雨でわしはちっとも儲からんよ。」

雨が多すぎてもいけないし、暑すぎてもいけない。

農業もほどほどの一年が毎年来ればいい。

土地を守りながら、土地に合う農業で、土地に合うビジネスで

土地に合う暮らしができたら最高なんじゃないかと思った。



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