大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

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帰宅する家人が家族へ手土産を持ち帰ってくるって嬉しい。

嬉しい報告は興奮してチャットや電話ですぐ伝えちゃう。

シュウマイだって野菜だって物だってなんでもいい。

いやいや、ゴミになる物だけは勘弁してくれだよな。何度かあった。


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夫が、ブドウ畑のランチタイム、ふらふらと散歩をしていると

野生のアスパラガスの群れを見つけたそうな。

おぉ、これは!

まるで宝を見つけたかのように、探し摘み始めたそうだ。

なんだかおかしい。

私も同じ状況に出会すことがしばしばある。

ビーツやタンポポの葉っぱや莟、菜の花なんか。

別々の畑で同じようなことをしている夫婦は

ケンカはしょっちゅうだけど似た者同士ってやつなんだな。

同僚と野生のアスパラガスをどうやって食べると美味しいか

なんて話ながら一緒に摘んだそうだw


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同僚は、アンチョビと一緒にオムレツにして食べるのが

好きなんだそうだ。そうか・・。

オムレツっていうのと、パンで食べるってのが

今日の晩御飯ではないな。

私は、シンプルにアスパラをパスタの湯で湯がいて

オリーブオイルと塩で和えて、半熟卵とパルメザンチーズで

食べることにした。アスパラのカルボナーラ風に。


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野生のアスパラは3月が収穫期。

だから4月のアスパラは、もう遅いかもしれない。

触ってみると硬かったので、下の方はかなり捨てた。

それでもアスパラもオリーブオイルも調理法もほぼ生に近いので

アスパラの野生味、オリーブオイルの苦味辛味

卵の甘味、チーズの塩味、各々の味のハーモニーが広がった。

野生味はミネラルがキシキシ伝わってきて

まるで薬草のようなサプリメントのような満足感がある。

これは、スーパーの野菜たちにはない独特の味なのである。


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私はちなみにミネラル不足なのかな

足がつったり、眠りが浅かったり、便秘だったりするのだが

以前にも偏頭痛が長いこと続いたとき、薬草屋さんに相談した。

もしかすると、マグネシウムが足りないのかもよ

というのでマグネシウムの粉をサプリメントに夫が買ってきてくれた。

それを飲みはじめてなのか、頭痛は消えた。

その後も思い出すようにたまにスプーン一杯水一杯で摂るのだが

足のつりも、眠りも、便秘も、イライラも、解消するのである。

もちろんサプリメントの粉で摂らなくたって食品から摂ることができる。

そのアスパラやアンティチョーク、ビーツ、タンポポなどの緑系

ナッツ系、豆系、穀物系などが、マグネシウムは豊富なんだそうだ。

簡単に摂れそうなんだけど、どういうわけか欠乏してしまう。

特に女性は必要なのに、月経などで消費しちゃうようだ。

逆にサプリメントを摂りすぎるとお腹を下したりするので

気をつけよう。いろいろ調べてみるとどこも同じことが書いてある。


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雨の後風が吹きまくって、これからまた天気が良いのだそうだ。

私のオリーブ、Migneミンニェ(オリーブの花の莟)がプチプチ出てきた。

いっぱい生まれてきた!嬉しい!

去年ここの畑は不作だったから、今年がんばってもらわなきゃ!



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新聞に、ある16歳のティーンエイジャーの投稿があった
と、ママグループのチャットに飛び込んできた。
«親愛なるスクールよ、ボクにキミの何が足りないって»
と、いうタイトルであるw
これは、スクールという名のキミへ送ったラブレターであった。
特に中学卒業の頃を今と置き換えて書いているようだ。

「スクール、元気かい?」から始まる!
そんな問いはみんな忘れちゃってるかもしれない。
まるでボクらが平常の生活を引き離したかのように
スクールとも引き離れちゃった。
前よりももっともっとスクールが恋しい。
気付くの遅いかな。そんなことないよね。
次、会えるのはいつだろう?4月中?5月?9月?
知ってる?親愛なるスクールは、ボクたちを発狂させてるんだ。
それはね、エドゥケイション ディスタンスって呼ばれるやつだよ。
教師がモニターの中にいてね、声は一人。
仲間が喋って、そしてボクが喋る。一人ずつなんだ。
オンラインの間、ボクらはずっと聞いている。
Giga数が捲られるようにボクの頭の中も知らずに捲られていく。
黒板は無くなっちゃって、隣の席の子もいないんだ。
どれもこれもボクの周りにはいない。
集中しようとモニターを見ながら、Webcamに向かって微笑む。
習得は基礎知識の集計で
予習と復習が繰り返されているだけだ
と、みんな口を揃えて簡単に言うけれど
どうすればいいの?もしわからなかったら?
手を上げることはできないの?
先生や仲間の視線はどこ?
チャイムは鳴らないの?
ボクがヒイキしてる事務員はどこ?
ボクの反応はどう表現したらいいの?
親愛なるスクールよ、以前はさ、建物に向かって
時間が長いとか文句ばっかり言ってたけど
今になったら、それが夢になっちゃった。
価値がわかったよ!
それをシニョールコロナ氏は教えたかったのかな?
OK、それでもいいさ。でももう懲り懲り。
学年プログラムの成績をつけなきゃだから
仕方ないのはわかってるよ。
でも、プログラムってなくなったんじゃないの?
授業時間数が重要だったんじゃなかったっけ?
いくつも疑問が出てくるよ。
ボクの落胆や不安をこばもうとする人もいるだろうよね。
成績は必要だけど
親愛なるスクールよ、もっとキミが必要なんだ!
みんなが集る場で、ニキビだらけのボクらの感情が交錯する場で
みんなそれぞれに小さなところでいっぱい発見をしてるんだ。
キミは、成長するボクらの脳ミソの運動場なんだ。
困難に向き合ったり、恋をしたり、夢をもったり、膨らんだり。
キミは、閉鎖された建物じゃなく、そう、チャンスを盗んだ海のようだ。
ボクら、それともキミ、スクールが
この状況に馴染まなければいけないの?
幸いボクの言うことをわかってくれる人が出てきたよ
この食い止められず引き続いている最悪な出来事に
戸惑うティーンエイジャーや少年少女たちが賛同してきた。
ボクらは、仲間や親戚を亡くしてしまった。
ボクらは、今ちっとも幸せなんかじゃない。
なんだかぜんぶおんなじにみえる。
でもボクらは、ヴァカンス休暇じゃない。それだったらよかった。
親愛なるスクールよ、寂しい、寂し過ぎる!
最後の別れもしてないじゃないか。
今年は涙は一滴もない、最後のチャイムの音で卒業できない
ボクは架空の3Dに陥ったよ。
ボクの中で空虚が残り、最後のチャイムで自由の叫びができず
好きだった先生に抱きつけず、仲間と抱き合えず
さようならを言えず、辛かった学校期間の後の夏のワクワク感
そうボクらは想いを目に浮かばせていた。
それなのになんだよこの様は・・・。
親愛なるスクールよ、ボクらを忘れないでね
ずっとボクらの中にいてね。

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我が少年が語っていることを想いながら訳していると
このように聞こえてきて、私が代わりに涙を目に浮かべた。
表現してみるとこういうことだよね。
上手だと思う。正直だと思う。
この日、自粛・自宅待機・検疫・隔離の意をもつ
Quarantenaウアランテーナ、40日間が過ぎた。
今まで起こった感染病で
人類が学んできた隔離の期間が40日ということから
そうQuarantenaとイタリアでは呼んでいる。
この日を過ぎた頃から、イタリアは感染率もかなり低いし
国も人々もフェーズ2の話で持ちきりだ。
最初は、命が最優先であった。
今度は、経済が優先だ。
そして最後が学校なのである・・。

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我が少年は、このレターの子のような正直な気持ちを
ストレートに表現できないが
素っ気ないオンライン授業に気づき、みんなに会いたい、という。
私には授業風景を見られたくないようで
自分の部屋に行っちゃうが、はじめの頃居間でやっていたとき
声は聞ける、みんなも見れる、よかったね、とは思ったけど
先生は、誰がいるか常にチェックし
少年はボーっとしてたり、答えのページを探してたり
暗闇の中をもがきながら、声を頼りに授業をしているようで
私もすぐに寂しいなと気づいたものだった。
そして、このレターのティーンエイジャーがいうように
質問は、親だったり個人的に友だちだったりするのである。
それは時間が限られているからである。
授業中に解決することはなかったりする。
いつでもできる子はいいけれど
わからない子はわからないままなのである。
人生の内の40日間ではないか、数ヶ月ではないか
それでも、成長にスピードのある彼らには
置き換えることのできない貴重なかけがえのない時間なのである。
大人は、あまり感じないことだけど、彼らの世界は
あの三密のスクールが絶好の思春&青春の場なのである。
そして、少年に
「コロナが終息したら、一番に何がしたい?」
「サッカーしに行きたい。」
集まる場、触れ合う場、体を動かして表現する場は
彼らにとって必要不可欠で
こういう生身の場で成長し、社会にでていくんだよなぁ
と、ロックダウンボーイズを眺めながらいち大人は考えるのであった。

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地理の授業でアイルランドを勉強しているそうだ。
どうせヒマだろうからとアイルランドの郷土菓子でもつくってみなさい
という課題が出た。もちろん親がいることが前提の課題だ。
アイルランドの首都ダブリン在住のシスターズに聞くことにした。
いろいろお菓子やレシピを聞いて、キャロットケーキに決定した。
そういえば、アイルランドはじゃがいもと人参と鶏肉ばかり
食べていると言っていた。その内のニンジンだ。
たくさんあるレシピを拾い上げると
トスカーナのスキアッチャータフィオレンティーナという
カーニバル期の旬のオレンジを使った
スポンジケーキのレシピにとても似ていて
オレンジの部分をニンジンに置き換えればできそうであった。
これだったらいつも作っているケーキだから失敗が少ないだろう。
私は怒りを抑えながら、少年に全部やらせて
キャロットケーキを作った。ふぅーーーっ。ビシッバシッ。
これっ、これなんだ!親が教えるのと学校で習うことの違いはっ!
お互いの性格にもよるのだろうが
表現の仕方が親子と仲間や先生とは違うのだ。
だから日本語学校に通わせている訳で。

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アイリッシュ風のキャロットケーキは
スポンジケーキの中にさらに干しぶどうを入れること
焼き上がったケーキの上に、サワークリーム、私たちは
レモンとキビ砂糖を入れたリコッタチーズをクリーム状にして
トッピングに細かくしたピスタチオやナッツを散りばめた。
まるで甘い生活を望むかのように、甘く仕上がって
私には甘過ぎたけど
甘いもの好き少年は喜んでペロリとたいらげた。

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ヴィンチの丘は、旱魃となり始めた大地に
恵みのように雨が降った。
そう、ブドウの成長がいつもより遅いなと思った頃だった。


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皿洗いで使ってるゴム手袋に穴があいた。

いつものことだけど、ストックは無いしすぐには買いにいけない。

だからゴム手袋ナシで皿を洗っている。

コロナが我が家に侵入した感はないけれど

少年に手洗い習慣の特訓中で

(自分で汚れを感じないから面倒みたい)

私は模範としてこまめに手を洗う。

(目に見えない敵なのだ!)

(といっても、野外活動中は手も洗わずもしくは水で簡単に

平気で木になっている実をもぎ取り手で拭いて食べたりしている。

野外ではエニマル化する家族である。)

洗剤もエコだし、石鹸は自家製だけど

やっぱり手が荒れる。

どこかで読んだな、手が荒れていると菌が入りやすいって。



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そこで、オリーブオイルクリーム!

自家栽培オリーブオイルに蜜蝋(濾されていない

ヴァージンなものだとプロポリスなどの成分が残っている)

リラックス効果のあるリンデンハチミツでつくった

自家製ハンドクリームが大活躍。

ハチミツがなければ蒸留水だけでも大丈夫。

こんなにシンプルで万能な古代のガレノスコールドクリーム。

蜜蝋を塗りつけている感じなので、荒れた部分を埋め

ツルツルになる。

2,3日も塗っていれば、クリームが必要なくなる。

私は、目の下に塗ることもあるし、唇にも塗ることがある。


リンデンハチミツ入りColdCream con Miele di Tiglio

風にも負けない元祖ColdCream



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手が荒れ出した頃、政治もほんの少し荒れ出した。

経済措置や今後の経済や雇用に関して

給付金が少ない&遅い

不安だらけの市民はいてもたってもいられない。

私も日本に1ヶ月強帰国すると

3週間後ぐらいから猛烈に不安が襲ってくる。

なぜって、消費ばっかりしてて収入がないからである。

オーストラリアに長期滞在しているときもそうだった。

収穫までの間じっと実の成長を待っているときもそうだ。

収入に確実性がないと不安になってくるのは当然である。

右翼の政治家がコンテ首相と対立意見だった様子で

TVに向かって市民を間に挟んで意見を交換している様が

なんだかこっちは不愉快な気分になった、正直。

そちらで十分に話し合って

一番よいだろう判断を国民にお知らせください

と、小さな部屋でTVに向かってぶつぶつコメントをしている市民は

反対派がいるから政治なんだよなぁ

そう簡単には物事うまくいかないさ

と、イタリアのスピード感のない話し合いにまた肩を落とした。

いつものことだけど。

経済対策には弱いんだよなぁ。

命や人権を守ることに関しては一番強いんだけど!

コロナ感染の危険以上に経済不安が高まった今

それでも油断は禁物、警戒は引き続き持ち続けたいそうだ。

前にコンテ首相が国民に伝えていたように

二度緊急事態宣言は出せない、と。

しかし、不安になる生き物は、1ヶ月以降は苦しみと化していく・・

けどさ

ストレスにならないよう発散していこう。

発想の自由だ!発想の自由。それはアイデアなんだ!

と、自分に言い聞かせて・・・。



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ロックダウン下のコロナ対策は、結局の所

よく寝て、いっぱい水を飲んで、栄養のある旬のものを食べて

適度にエクササイズをして、ストレスを溜め込まないように工夫して

病は気からならぬコロナは気からにならぬよう

それを持続可能なサスティナブルライフが

長期戦コロナと戦う、人ができることの基本なのではないかと思った。

人と人を引き離すだけではない、不安まで襲うコロナ。くぅ・・



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そんなコロナ禍に荒れ出した世の中で

日本の友たちと、今日何やっただの子どもの話だの

LINEで報告しあうことが増えた。

なんだか可笑しい。

私もアナタもみーんなヒマw

やることはそれでもいっぱいあるけれど

こんなに距離があっても、コロナで閉じこもりが共通点。

子育てで共通点とかあるけれど

パンデミックが共通点となるとは。

家にいて親子で元気にしている様子が安否確認。

案外、SNSに投稿する友の日常も安否がわかってホッとする。

メッセージのシメの言葉は

「さて今日は何をしよっかなー。」
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そのままのワタシHo icapelli bianchi

オリーブオイル石鹸Saponeall'Olio di Oliva

オリーブオイルの保存と管理L'oliosta nel buio



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少年が起きてこない。

起こしに行った。いつものことだけど。

「あぁぁ、今、起こさないでぇ。イイ夢みてるの。」

「へ~、どんな夢みてるの?」

「あーん、嫌だ、寝かせて!」

「え、え、でもさ、夢ってすぐに言わないと忘れちゃうんだよぉ。」

「みんなでビーチに行ってる。」 そうなんだ、誰と?

「みんな。」 お母さんいる?

「うん、お母さんいる。お友だちもいる。みーんな。」 何やってるの?

「Festeggiare(お祭り騒ぎ)してる。」 何の?

「コロナが終わったから。」 そうなんだ。

それはイイ夢だね。もうしばらく夢の中にいさせてあげよう。



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ヴィンチの丘は、春がとっくに来て、地面の花は咲き乱れ

藤棚のフジは咲き乱れ、ここしか花がないかのように

ハチはやってきて飛びまわり、貯めてある雨水を吸っていく。

よくみるといっろんな種類のスズメサイズの鳥たちもやってきて

パンくずつまみにきたり、こぼれた種をつまみにきたり

刈った草まで持っていってる姿は巣でもつくるのかな。



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パスクアの日(Pasqua/復活祭/イースター)

閉じこもりなんてしていられないほど天気が良かった。

私たちは、肉を焼いて、スキアッチャータを焼いて、ポテトを焼いて

アボカドサラダにタンポポの莟の塩漬け混ぜて

農主のビオディナミワインで乾杯した。

ボクも、とG.A.S.で購入したBioのリンゴジュースを持ってきた。

よし、乾杯~。

いつもの三人じゃなんだかつまらないんだけど、いつものことだから。

なんせ今日、三人揃ってランチを外で食べている。

眩しい・・とか、暑い・・とか、必ず文句が出てきて

ハッピーエンドに終わらない家族で(いつものこと)

最後に外に残っているのは私だけ。

結局食後家族バラバラ、私はサマーベッドの上で昼寝した。

あぁ、気持ちよかった。

少年に「夢の続きはどうだった?」と聞くと

「お母さんが何回も邪魔したから続きが見れなかったよ!」

何度もあのシーンに戻ろうとしたけどできなかった・・・と

残念そうに言う。ごめん。



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パスクワの日Tg(TVのニュース)で

ロックダウン下のイタリアの街の一人パスクワを取材していた。

そういう人はいっぱいいただろうな。

だからクリスマスやパスクワなんかに家族が大集合するんだもの。

私も季節の行事に合わせて実家に帰っていた。

それができずに、友だちとも会えずに、外にも出れない。

一人暮らし時代を思い起こした。

イタリアではマンション内で手作り料理をエレベーターで送りあったり

テラス越しで隣人と乾杯しあっているほっこりシーンであった。

人がいるから笑えるし、人がいるから悲しむんだよね。

人のために仕事して、人のためにお金を使うんだよね。

自分のためのようで、人がいるから自分が成り立っているんだよね。

人が繋がるから社会なんだよね。

日本の一人暮らし時代のあのマンションでは・・・

そんなことが起こりえるかなぁと疑問が湧いた。大昔だけど。

隣の人の顔は知らなかったし、誰が住んでいるかもわからかった。

こんなに人が近くにいるのに寂しい環境だったよなぁ

と今更ながらに思い出した。

もしあのときロックダウンになっていたら。

そんな風に置き換える時代がいくつかある。

もしあのとき・・・。



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時代を置き換えることもできるが

終息後の未来も想像しなくてはいけない。

そして、その前になぜ感染病が拡がっていったのか。

過去の自分はどうだったのか。

ちっぽけな私が立つ地球はどうなのか。

ロックダウンで何に気がつき何を学んだのか。

考えることがいっぱいある。

この時代に生きて、これらも考えずに簡単に忘却して

終息乾杯はなんだかできない。

今、だからいっぱいいっぱい考えたい。

一人で考えたい。

静かに考えたい。

生活しながら考えたい。

そして、思い出したい人との繋がりを。



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近頃、こうやって振り返るドキュメンタリーやレポートなどの

番組や記事、本までもが出ている。

納得することがいっぱいあるし、人の言葉や考え方によって

気付かされることもいっぱいある。

とても刺激的でむしろポジティブになりやすい

厳しい考え方や明快なもの語り。

過去の忘れたくないこともあれば

過去を繰り返してはいけないこともある。

未来に生まれてほしいこともあれば

未来へ続けてほしいこともある。

まだ私には記録する自信がないからまとめないけど

そんなことを考えながら春を過ごす。

サマーベッドの上で、春の香りと春の音を聞きながら。



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世代交代 ブドウの収穫 Vendemmia 2017④

天国という名の大地 Terra si chiama Paradiso

緑の中でお昼 la mia famiglia


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日本の友たちが月を眺めていた。

大きく輝く満月だったそうだ。



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私は7時間後同じ月を眺めた。

この日スーパームーンと呼ばれる月が観測される日だった。

私は月が昇る丘へ行った。それは東だった。

あぁ、いた。

暗闇になる前のピンクの空に浮かぶ白くて大きい丸い月が好き。

なぜか話しかけてきそなほど近くに感じた。

なぜか表情があるようにもみえた。

なぜか私だけを見つめているような気がした。

なぜか月が私を撫でようとしているようにも思えた。

とても不思議な月だった。

それとも私がそう望んでいたのか。



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少年もやってきた。

少年も「あぁ、いた。」と言った。

少年もうっとり眺めた。

月が放つこの静寂はなんだろう。

月が放つあの抱擁はなんだろう。

月が放つそのエネルギーはなんだろう。

一瞬なんだけど、親子はハッピーな気分になった。



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そして寝る前、外に出た。

あれから月は昇り、暗闇の中で煌々と大地を照らしていた。

わー、すごい月明かり!

親子ではしゃいだ。

夫も出てきた。

家族で月明かりの下で月を眺めた。

私たち三人の影がくっきり大地にうつっていた。

暗闇の中の月明かりに照らされた大地から

たくさんの生物が月を眺めているような気がした。

大地はまだ眠っていない生気が漂うのである。

大地を見るのがむしろ怖いぐらいだった。



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朝、西に沈む月を見届けられなかった。

きっときれいだっただろうな。

美しい月が真上にいるときは寝なくちゃいけない。

よく眠れた。

よく眠れることはいいことだって。免疫力が上がるんだって。



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満月に合わせてか、フジが満開だ。

少しずつ少しずつ藤棚の形にしている。

基本となる伸ばす枝を決めて、わんさか混み合わないように

そして自分たちで支え合えるように工夫している。うまくいくかな?

花が咲く枝は、ブドウと同じで去年生まれた

いわゆる2年目の枝の芽が花となる。ということがわかった。

農業士養成講座では習わなかったけど

どこか考え方は同じである。

わかんないと思わず、わかろうとする姿勢が

大事なんだって気がついた。

ラベンダーだって、ローズマリーだって、バラだって

習ってないけど、彼らの様子を眺めてあげると

どうしてここから生えてきちゃったの?という部分を見つけると

どこかで枯れようとしている箇所があったり

こっち側だけ元気だったり、去年剪定したところだったり。

たいてい植物は日に向かって伸びていく。

日に当たりながら生きていく。

だから下の方とか中の方とか混み合っているところを

きれいにしてあげると、葉っぱが生き生きしてきたり

またそこから生まれようとしてくる。

そして実になる芽や枝がわかってくると

これらを活かせる剪定ができるというわけである。



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どの花もそうだけど、フジは香りが強い。

まだブラブラと莟の頃、強風で飛ばされちゃって

地面にフジの死体が倒れているようで少し悲しくなった。

開花に合わせて、満月もそうだけど、毎日晴天で

日がカンカンに当たる春陽気が続く。

日に当たると、私たちも汗ばんで体臭が出るのと同じなのか

フジも香りが増すのである。と気がついた。

その香りにハチたちがたっくさん寄ってくる。

大きくて丸くて黒くて羽音が低音の怖そうなクマバチ(?)も寄ってくる。

私が何もしなければ何もしてこないけど

性格がパワハラ的(?)で、自分中心で自分勝手。

どけどけー!って、ブィーンと我が夢中のミツバチくんたちに

体当たりしていくのである!

観察してるとおもしろい。

同じクマバチ同士で内輪ゲンカも垣間見る。

なにやってんだよ、オマエラ・・・とこちらは思う。

そういうシチュエーションを見てしまうと、人間も動物も虫も

生き物って同じだなぁ、なーんて思っちゃった。



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ピッツァの生地でつくったホクホクスキアッチャータで

フジの下でお花見アペリ。


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毎日日の丸のような日が沈んでいく。

こんな夕日をみるといつも日本のことを思い出す

やっぱりワタシハニッポンジン。

みなさんどうかお元気で。

この満月のあとの日曜日は、キリスト教は復活祭・イースター。

いつものことですが、ひっそり家族で

あるものでイースターランチをしようと思います。

それではひっそりBuona Pasqua。



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フジPucciにハチ Elegante Glicine

春うらら Buona Pasqua

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「きのう、嫌な夢をみた。」

「どんな夢よ?」

「コロナにかかった夢だ。」 えっ!

「すごく苦しくって、息ができなかった、怖かった・・・」

情報だけで、こんなにもリアルに夢にまで襲いかかってくるコロナ。

夫の心配はさらに、無症状で感染しちゃって

家族にも感染させちゃったら、、、て。え・・・。

無防備で原始的で動物みたいな夫でも

マスクと手袋を装着して予防に心がけている。ありがとう。



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ヴィンチの自治体からコロナ認定のマスクが2枚届いた。

これが認定マスクか・・。

洗えてリサイクルできるのかわからないけど

本物のマスクを自治体から無料で配布されただけでもありがたい。

型をとって今後のために数枚作ってみようと思う。

トスカーナ州はロンバルディア州と同様

外出時マスク装着もしくはスカーフでも何でも

口を覆う義務が発令された。

あまり人に会うことのない田舎暮らしだけど

みんなが外出禁止したことと同じように

みんながマスク装着したり警戒することで

実は安心感が増す。

そして、警戒することで苦しむ犠牲者がうまれないことも

自分や家族の他人助けにも繋がるのだから

習慣にしていきたい。



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そんなコロナ禍の閉じこもり生活を送る中

少年は幸せそうに毎日過ごしている。

「なんだか随分幸せそうだね。」

「うん。だってお母さんが家にいるから。お父さんも元気だから。」

家に家族といれて安心なんだそうだ。

私たちは明日のこと、今後のことで不安になることがいっぱいなのに

家族が毎日一緒にいられることにシンプルに喜んでいるのは

少年だけだった。

不安になる気持ちをもたないって、幸せに感じるんだ。

勉強とか将来とかお金とか生活とか仕事とかそして病気とか

不安になる材料ってゴロゴロしてるのに

それをぜーんぶ排除して、家族の存在だけで幸せになる。

少年をみていると、私もなんだか嬉しくなってきた。

なんとか今を喜んで生きていこう。

なんとかなる。なんとかしよう。

いつものことじゃないか、その日その日を乗り越えて生きよう。



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はしごの上で、オリーブの剪定中、コロナがつきまとう。

今まではしごの移動や配置が面倒と時間がかかったことから

大地派剪定をしていた。メリットはあるがデメリットもあって

近くで直接ハサミやノコギリで剪定するよりも

大地から上が見えない分、難しい角度のため

数センチの切り残しが発生してしまい

翌年、その次の年、そして去年のような実より新枝を生んだ年

なんか、切り残しの数センチの小さな枝から

ワンワン新枝が数倍に生まれてくるのである。

さらに、新枝を生んだ分、とっとと消耗した枝が枯れている。

新枝が元気にたくさん生まれてなかったら

実をつけた枝もまだまだ活かせるんだけど

枯れちゃったら使い物にならない。

だから、私が、過密したところと使えない集合体を除去して

風通しと日当たりとリンパの流れを良くして

選ばれた元気な枝に有能でエネルギッシュな実を託すのである。



Va avanti


ウイルスは時代のところどころに出現し

たくさんの死者をだしてましてや戦争よりも多くの死者がでた

ということをどこかで読んだ。

私たちはウイルスに勝った生き残りの子孫なんだ

ということもどこかで読んだ。



Pieno di Succhioni


オリーブにもウイルスがある。

それは異常気象の特に小春日和なんかの油断をしているときに

降ってくる冷たい雹なんかが大敵なんだが

オリーブにウイルスが生まれると

風や雨で勝手にうつっていくこともあるし

人の行動でどんどんうつっていくことが多々ある。

注意をしないで剪定したり収穫したり

欲張ってウイルスの枝を放置して

それでも実はなるからどんどんうつって。

オリーブの場合、発見したらウイルスに触れずに剪定し

すぐに燃やす。道具は、アルコール消毒をする。

それが一番有効な対処法だが

情熱のある主が見定めないと放置されたままとなるのである。



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だからコロナが私にはつきまとうのである。

コロナと離れて非現実的に過ごしてもいいかもしれない。

しかし、コロナの生活は植物の病気とも重なり

人類だけの問題ではない気がしてならない。

そして人生に置き直したり、見つめ直して

地球の問題に向き合っていきたいと改めて想う。






静かな街に、鳥は大声で歌ってるそうだ。

Volare, oh oh

Cantare, oh oh oh

Nel blu dipinto di blu

Felice di stare lassù

そして、人も脳裏に歌う。



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オリーブのウイルス菌対処 Potatura degli Olivi③

大地派剪定 Potatura da Terra

オリーブの木の剪定 Potatura dell'Olivo


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コンテ首相が法学部の大学の教授だったとわかってから

どうも教授にみえてしょうがない。

首相が再びイタリア国民に

さらにドイツ国営放送局のインタビューではEUの民に

メッセージや質疑に答えている姿は、なんだかそれは教授。

私たち民が、生徒みたいに感じてくるw Si, prof.!

そのドイツインタビューでは

イタリアが経済危機に陥ることに対し

数年前のギリシャの経済危機をEUが救った同じ形にしようよ

という案に、コンテ首相は異議アリのご様子で、それには

これは単なる経済危機ではなく

歴史に刻むコロナショックなわけで

本でも書くつもりで新たな方法で

EUが一丸となって解決していかなくてはならない

という。なるほど。Si, prof.!

イタリア国民には、首相・・常に髪は乱れるご様子もなく

今、封じ込めを完結させないと、再コロナでは補償はできん!と

(大袈裟にいうとね)、とってもわかりやすいほどシンプルに伝えていた。

徹底的に外出禁止所謂封じ込めをして

一度で終息させるんだ大作戦のご様子である。Si, prof.!

この春陽気で親子連れが散歩していますっ!という通報に対し

ズバリ。

そうなんです、唯一外出ができないのは、子どもなんです。と首相。

そうか、子どもはスーパーにも行けない・・

用事や急ぎがないw でも、みんな元気!

各々の年齢で大変さが違うだろう。

我が少年のダラダラスマフォ生活もそれはそれで大変で

親が見張りながら生活させなければならない。

幸い、庭でサッカーボールを一蹴りするだけでも

発散できているようだ。

街の女子ムスメをもつママ友のSNSでは

ムスメがお菓子を~とか、ムスメが料理を~なんて投稿している。

いいなー。

夫が家にいることで、夫が料理を~なんていうのも見かける。

いいな、いいなー。

そんな理想的な家族もいれば、DVが多発しているニュースも

今に始まったことではない。

ただ家にいるだけなんだけど、慣れない生活に急変化

自分の意志ではない閉じこもり生活には

限度がある様子をあちこちで伺う。うぅ、がんばろう・・。

少年は、外出の妄想をする。

海に行っている様子をw

はたまた、海外に行っている様子をw

我が家は今までだってどこにも行かない生活なのに

抑制されると、妄想の行き先は無限になるようであるw



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やっと、リアルに経済措置を打ち出して

国民は飛びつき、ネットがパンクしているというニュースも。

ヴィンチの自治体も国の支給に付け加え

マスクを一家庭二枚の無料配布をしてくれるそう。

今までマスクが無く、国民は必要な方へ・・と良心的に控え

手作りマスクが普及していたように思う。

コロナ対応マスクは、3タイプしか本当は対応してないようで

自作とかどこかで仕入れてきたか不明なのもは認定されていない。

それでも無いんだから、作るしかないのである。

夫に、家にあった日本のガーゼマスクをあげたんだけど

洗っている内に縮んで、もっと小さくなっちゃって

鼻はイタリアンだから、マスクしても隙間だらけwww

仕方ないから、イタリアンノゥズ()サイズに作ることに。

愛を込めて、手縫いでさw

少年 「ボクにもつくって。」

「キミは出かけないからいらないんだよ。」 しょぼん。



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今日は手打ち麺。Pasta all'uovoパスタ アルゥオーヴォ

パスタ用Semola di gran duroセーモラ ディ グラン ドゥーロ(セモリナ粉)

もしくは小麦粉100gにつき卵一個なんですって。

乾燥パスタなんかは、この粉と水のみ。

いつだか、水だけでやったら、ちょっとコシがなかったので

しっかり麺料理のときは、きっちり卵を落とし入れたい。

今回は、半々でやってみた。それでもいい感じ。



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それをベジラーメンとして食べるのだ。

汁は、お豆さんを茹でたときの茹で汁。

茹でるときにあえて多めに水を多めにしておくことで

出し汁として活用しちゃう。お豆さんを茹でるとき

昆布を入れて和風に、ハーブを入れて洋風に。

今回は、崩れやすい白豆さんが崩れてドロドロスープw

それにネギとか生姜を足してさらにラーメン汁用に煮た。

味付けは、味噌と煎り摺り練り白ごまと塩。

トッピングは、タンポポの葉っぱに野花を散りばめ

上からドバドバとオリーブオイルに

パッパッと塩をふりかけてできあがり!

家にあるもので自家製ヌードルを食べよう!



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ハーブうどんにオリーブオイルUdoncon Dashi, Erba e Olio di Oliva

思い出のバリエーションTavolaItalo-Giapponese

カイワレのっけイタリアンソーメンGermogli



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とうとう世界はコロナの渦にまかれたようだ。

世界大戦なんて言葉も目にする。

外出禁止令は効果が出てるのかな。

このシンプルな方法しか私たち一般市民は

予防できないし助けられない。

自分が無症状コロナに感染していると思えば

自粛できるはず。

自分が歩くことで、人が感染していくと思えばいい。

その先は、私は言わない。

言葉を言い換えると

すごいことをしてしまっていることに気がつくはずだ。

これがイタリアからの教訓だと思って

外出制限に耐えられるのではないだろうか。

Insieme ce la faremo

インシエーメ チェ ラ ファレーモ

みんなでのりこえよう。

誰もいないサンピエトロの広場でローマ教皇は祈り続ける。

無宗教の私も祈らずにいられない。



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日曜日、サマータイムで遅い時間からオリーブ畑に向かった。

先週の涙の静けさから、春の騒音に変わっていた。

田舎の住人は、草刈りで忙しそうだった。

Dolby音響的3Dで四方八方から聞こえてくる。

それより大音量で、おばちゃんの声が響いてきた。

「Ciao, Marco! Come Stai?」

マルコという人に元気かどうか聞いている。

マルコは、元気だけどさ、と答えている。

お母さん、お父さんは元気か?と訪ねている。

あぁ、なんとか。退屈だって、と報告している。

お前は日光浴でもしてんのか?とちゃんと確認している。

あぁ、うん、まぁね、今日は本を読むことにしたよ、と正直だ。

家族によろしくいっておくれ。私もなんかするわ。とおばちゃん。

あぁ、伝えておくよ。おばちゃんも元気でね。とマルコ。

オリーブの剪定をしながら、彼らの会話が全部聞こえてきた。

あぁ、誰かBBQしてるな!

ここんチは、トマトソースの煮込みだ。

日曜日恒例のポルペッタかな?

午後は、のんびりカンツォーネが流れてきた。これも大音量だ。

なんだか私までカンツォーネを聞き入ってしまった。

そうこうしている内に、18時半。

あぁ、サマータイムだった・・・。

日の沈み加減で動いていると遅くなる・・・。

アペリしてる時間がなくなるではないか。



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フィレンツェの友とアペリLiveをやることにした。

ただのビデオ通話なんだけど。

お互い夫婦であっちとこっちに座って、コロナ収束祈願に乾杯した。

会うなといえば会いたくなる。

外出するなといわれると外出したくなる。

自由とは、思い立った時になんでもできることなんだなぁと

改めて私たちの生活は自由だったんだということを、思い出す。



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それでも田舎暮らしと農業は、前も今もあまり変わらず

生活している。ただ少年の休校が、生活の痛み(親)である。

それと、スーパーで買いたい物の品切れには困る。

スーパーで、使い捨てゴム手袋、消毒品、小麦粉と酵母が

棚に置くとすぐに消えていくと言っていた。

ヴィンチの田舎でこうなんだから、街の巨大スーパーも同じであろう。

でも買い占めだけはしない。みんなが欲しいんだから。

それにしても小麦粉と酵母は困ったな。

ピッツァ生地一つでできる料理はいっぱいある。



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家にある分で、そのピッツァ生地で、肉まんをつくることにした。

我が家のピッツァ生地は

全粒粉とちょっと小麦粉ちょっとトウモロコシ粉なので

イメージの白い肉まんではない。

それでもモチモチフワフワに仕上がるので、蒸し効果はある。

前に、レシピ通り中華まん風も試したとき

なんだ、なんだ、家でもできるんじゃーんと嬉しかった。

小さくコロコロタマゴまんもつまみにピッタリだった。

今日は、Ragùラグー(ひき肉のトマトソース煮込み)を

詰めることにした。イタリアの食品で生きていかねば。

ラグーまん、美味しくできたよ。

全体的に味が甘味よりになる気がするので

次回はペペロンチーノ入れてみよっと。

翌日、残ったソースでパスタに絡めようと思ったら

少年が再リクエスト。翌日のランチもホクホクラグーまん。



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本当に活用範囲の多いピッツァ生地。

今度は自家製酵母に挑戦してみようかな。

今、SNS(イタリア語だけど)でいっぱい出回ってるね。

今日も一日がんばろう。



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そして明日もがんばろう。

今日の夕日は月と同じように見えた。



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大地と住人の井戸端会議 Fiori di Equiseto

不自然な自然 Ora di primavera

自家製ピッツァ la Pasta di Pizza



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「おかあさ~ん、髪の毛切って~。」

「学校行かないからいいじゃん。誰にも会わないし?」

LIVE授業がはじまるんだ。」

あ、そっか、LIVE発信で生中継で授業するのか。


自分でバリカンを充電して、床屋セットを用意しはじめた。

「片付けるの面倒だから外だよ!」

「うん、いいよー。」

直行シャワーが浴びれるように上だけ裸で(幼少の頃からw)

前に美容師の友から頂いた本物の袖付きナイロンポンチョを着て

少年は畑の中で待っていた。

「いらっしゃいませー。」

「前みたいにね。」

「前みたいってどんなんだったっけ?」

「え、え、後ろすっきりで上ちょっと長く。前髪もうちょっと短くして。」

しかし幼少の頃から、じっとはしていない。

少しすると、首がかゆいだの、なんだのと動き出す。

「早くー!」

本人は鏡を見ていないからどこまで切っているのかわからない。

私を信用するしかないのである。

「もうちょっと待て。これから仕上げするから。動くなっ!」

下を向け!といえば10秒も下をむいていられない。

横を向け!といえばすぐこちらを見るw

顔が戻ってくるかんじ!

終わると逃げていくように走ってシャワーを浴びるかと思ったら

スマフォみてる・・・。ったく。早く風呂入れー!


私の背を超え始めてもまだ子どもだから畑で切る。

なぜ畑で髪の毛を切るかというと

髪の毛は、リンを多く含み土の肥料になるのである!

爪も庭で切る。

爪も肥料になっているのである。



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夫の髪の毛もヒゲもバリカンとハサミで切る。

我が家の男子は床屋知らずである。

プロの床屋さんゴメンなさい、どんなに節約していることか。

私は思春期頃、美容師になりたいと思ったことから

ヘアースタイルやスタイリングにとても気をつかっていた。

サロンで切ってもらいに通っていた頃、職業ではなくても

じーっと美容師の切り方を目に焼き付けていた。

後頭部の研究は、隣の人が切られているところを

待っている間に盗み見していた。雑誌をみている暇はなかった。

細い櫛を使ってサクサクと切っていくのか。

写真で研究する時は、やはり横向きの写真が役に立つ。

耳周りの処理が難しかったりするのである。

特に私が自分で切るときに。

自分で切ると、切っては鏡で確認の繰り返し。

後頭部も触りながら長さの確認をしたり

でもハサミと髪の毛を持つ動きがいつもと変わるから

そこだけが至難の業となる。


自分を含め、家族の床屋さんをもう何年もしているおかげで

コロナで外出禁止でも、床屋の問題は我が家にはない。

出張床屋とかが発生しているのかな

市長さんたちが、声を張り上げてSNSに投稿しているのを見た。

政治家とかTVに出る人はどうしてるのかなぁ。

髪の毛ボサボサになっちゃうのかなぁ。



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さて、LIVE授業(私はそう呼んでいる)がいよいよ始まった。

学校が指定してくるアプリをインストールして

宿題や黒板的な役目のコーナーに先生がいろいろ載せてるみたい。

見るな!というから見ないけど、ちょっとだけ見せてもらった。

LIVEの生中継は、私のタブレットでは

アンドロイドのバージョンが古くて見れなかったw

少年は日本で友のアイフォンの中古を買い取ったおかげで

自分のスマフォ(生意気にアイフォンだけど)で授業をしている。

ヴィンチの学校はLIVE授業の出だしが遅く今週から。

「学校がなくて寂しくない?友だちに会えなくて。」

「全然。チャットで話せるから。」

なんて冷めたことを言っていたが

LIVEでみんなの顔を見れて嬉しそうだった。

先生も興奮ぎみで、全然授業になっていなかったw

チャットでは表情は伝わらない。

やっぱりみんなの笑顔は、元気の源だね!



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先日、Tg特集でディマイオ外相がインタビューに答えていた。

輸出入に関してで、マスクをはじめ医療品と医療機器が

いろんな国が送ってくれているという話だった。

中国が大変なときは、イタリアからもマスクを送ったそうだ。

今は、中国からマスクの寄付もあったり

大量のマスクや必要とされる医療器具を

イタリアへ向けて送ってくれているという。

その他の国もマスクをいっぱいいっぱい送ってくれているそうだ。

こうやって友好関係が世界で広がっているとも言っていた。

外相はそれを伝えたかったようだ。

胸を詰まらせているようにもみえた。

少年のLIVE授業と同じく

外相の表情も表現も私にはそう伝わってきた。

私まで胸が詰まってきたのか鼻のあたりが熱くなった。

イタリアでは空港が閉鎖され輸出入も全面ストップしているようだ。

イタリアの食品を食べればいいと言っている。

そうなんだ。イタリアには、食には困らないほど産出している。

イタリアの農産物は国民をまかなえる。

さらにもっともっと地元の食品を食べるようにすれば

季節のものを食べるようにすれば

免疫力だって上がるのである。

飛行機が飛ばなくなって交通が不便になって空気が浄化され

ローカルの食品を食べ、今まで忘れていた家族との時間や

自由な時間に発想をもって、この感染病は時代が変わることへ

何かメッセージを送っているのではないかと前向きに想う。



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草の成長が著しくなる前、3月の初め頃

ブドウ畑では、木の根元の草を生やさないように除草剤を撒く。

今、その効果がでて草が焼けるように赤らめている。

広大な農薬のブドウ畑のパノラマは今が一番醜い。

芽が出てくると柔らかい芽を食べに来る虫に向けて

殺虫剤が撒かれる。それは4月の終わり頃だ。

Tgで、コロナ退治に手をよく洗って表面をきれいにしてというが

先日、化学石鹸で手を洗って!

漂白剤を極薄にした消毒液で表面を拭いて!と言っていた。

化学素材じゃないと死なないという。

それって・・殺虫剤と同じだ・・・

外出しないことが私にはあってそうだ。

免疫力をつけることが私にはあってそうだ。

ローカルのG.A.S.(Gruppo di Acquisto Solidale)

引取時に気をつけながら通常通り活動している。

イタリアの農産物を食べて、家族といるだけが、コロナ対策なんだ。

コロナなんかに負けるものか。



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天国という名の大地Terrasi chiama Paradiso

幸せの種 ilmare d'autuno

時に要する断捨離のある暮らしMignecon le Gocce



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北風が吹いている。

帽子が飛んでいきそうだ。

オリーブの木が揺れて、オリーブの天辺にいる私はこわい。

木くずが目にはいる。

枝が散らばっていく。



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太陽が上の方でこちらを照らしている。

太陽は静かに放している。

木々や草花は太陽に向かって咲いている。

太陽の光は、私たちを導いている。



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春が来た。

小さな芽が拝むように誕生してきた。

莟がパカッと開き大きな深呼吸をしている。

大きな口を開けた花たちにハチは嬉しそうだ。



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春になったけど昨日とうってかわって10℃も下がった。

北風がビュービュー吹いて

時々熱くなる目頭を冷ましているようだった。

剪定中もコロナのことが頭を巡った。

駆け回る病院で働く人たちが肩を落としながら

「独りで死んでいく。」それをみるのが辛いという。

家族にも会えず、手を握ることもできず

そのままシーツにくるまれ去っていき、そして葬式もできない。

首相のメッセージで

第二次世界大戦以来この状況になったことはないという。

私たちの習慣や愛着を諦めて

封じ込めを信じてみんなで乗り越えましょう。

今日の戦いは明日に役立つ勝利へ繋がるはずです。

ローマ教皇が祈りを唱え、大統領は静かにみつめる。

悲しみに包まれた春は

そう、この北風によってほてりを冷まし明日へ向かう。

Ce la faremo

チェ ラ ファレーモ

乗り越えられる。



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疎開のような田舎暮らしとエコ生活とハングリー人生は

前も今も現在進行形。

我が家の庭も天国のようにマルゲリータやタンポポで満ちてきた。

花が咲くとパーッと明るくなるのは気のせいであろうか。

花から輝きまでを放しているようだ。

生きるエネルギーのようなものを感じる。

野花が咲きはじめると、草も一気に伸び始める。

夫が草を刈る前に摘んじゃおう。

しかし、野草は強い。根っこさえあれば、またひょっこり生まれてくる。



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タンポポの莟を摘んで、塩漬けにしようと思う。

今がチャンス!

花が咲き始めると莟も減るし、葉は苦味が増す。

莟にくっついているヒラヒラの萼がくも取るそうだ。

洗って、乾かす。

粗塩で詰めていく。

水とお酢で3分茹でるというレシピもあったので

お酢バージョンとダイレクトに粗塩バージョンの

2タイプを用意することにした。楽しみ。



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生まれたての葉っぱは

生でも私はムシャムシャルーコラのように食べる。

火に通すとちょっとしかなくなるので他の野菜と一緒に料理をする。

タンポポ特有の春の味ほろ苦さを

他の野菜や塩味代表アンチョビや梅干しの微塵切り

仕上げにコクを出すオリーブオイルをタラ~と2回し3回しかければ

苦味が苦手な少年も食べられちゃうのである!

「タンポポ美味しいでしょ?」

「えー、タンポポだったのー?!」 www



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フィレンツェのドゥオーモの天辺に行った時

人が創った街を眺めていた。

美しかった。

人の生活が街から伝わってきた。

何年も何年も何年も同じ街並みに今日人はいない。

人が創り出した街に人がいない。

人のいないことに慣れている田舎暮らしだけど

そんな田舎にも人はいない。

こんな寂しいことをはじめて体験して涙を流さずにはいられない。

なんという時代に生きているんだろう。

それでも芽は生まれてくる。

拝むようにして。



 あとがき ☆

悲しいブログになってしまってごめんなさい。

私は文章にすると気持ちやもやもやが少し落ち着くんです。

今の気持ちを記録させてください。

最後まで読んでくださりありがとうございました。



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タンポポを噛みしめるTarassaco

精神を安定させるハーブMelissa

大地の春・草・味ErbaSpontanea



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最後まで拝読していただきまして、ありがとうございました。




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