家人が腕に傷をつくった。
薪をこしらえていた。
駐車場の方から声がする。
私は、冗談かと思って
とりあえず、はいはい、と
サンダルを履いて外に出た。
傷口をおさえながら
「救急車を呼べ!」という。
私もポタポタ落ちてる血を見ながら
動揺して、まず何をするべきか
あたふたしながらにも考えた。
いや、あたふた考えながら
動いていたとおもう。
まずは清潔そうな薄い布だ!
タオルじゃない
あたふたしながらにも考えた。
いや、あたふた考えながら
動いていたとおもう。
まずは清潔そうな薄い布だ!
タオルじゃない
手拭いとかガーゼなみの薄い布だ。
前に、野菜を洗った時にふく用の布を
用意していたのを思い出した。
長さ的にちょうどいいのはアレしかない。
そのいらない布で繕ったいわゆる布巾で
傷口をおさえ、心臓に近い腕の当りを
前に、野菜を洗った時にふく用の布を
用意していたのを思い出した。
長さ的にちょうどいいのはアレしかない。
そのいらない布で繕ったいわゆる布巾で
傷口をおさえ、心臓に近い腕の当りを
ぎゅっと縛った。
そして、118番をよんだ。
(イタリアの救急車を呼ぶ番号)
意外とすぐに繋がらなかった。
スマフォも暗証コードを外してからの
そして、118番をよんだ。
(イタリアの救急車を呼ぶ番号)
意外とすぐに繋がらなかった。
スマフォも暗証コードを外してからの
操作だった。
3回ぐらい試してから
3回ぐらい試してから
ようやく繋がった。
しかし、こっちは慌てているが
向こうは落ち着いている。
あえてなのか。
住所を告げ、道端で待機していることを告げた。
対応してくれた女性は
SMSで応急措置のメッセージを
しかし、こっちは慌てているが
向こうは落ち着いている。
あえてなのか。
住所を告げ、道端で待機していることを告げた。
対応してくれた女性は
SMSで応急措置のメッセージを
送るから、それに従えという。
え、え、え。
通話中にメッセージが送られてくるが
通話中にスマフォのメッセージを読んで
応急措置をしている時間と余裕と気分はない。
あたふたしている様子がわかったのであろう。
電話の女性は、説明しはじめた。
「どの辺を怪我しましたか」
腕でも、手の方。
「手はくっついていますか?」
へ? くっついてるよー!
「意識はありますか?」
あるある、でも、めちゃ絶望してる!
「腕を心臓から遠い位地に上げて
横にしてあげてください」
女性がアドバイスするたびに
私は声を張り上げて
そこにいる人たちにも聞こえるように繰り返した。
通りがかりの隣人も一緒にあたふたして
気持ち的に助けてくれたし
たまたまシャワーを浴びていた
通話中にメッセージが送られてくるが
通話中にスマフォのメッセージを読んで
応急措置をしている時間と余裕と気分はない。
あたふたしている様子がわかったのであろう。
電話の女性は、説明しはじめた。
「どの辺を怪我しましたか」
腕でも、手の方。
「手はくっついていますか?」
へ? くっついてるよー!
「意識はありますか?」
あるある、でも、めちゃ絶望してる!
「腕を心臓から遠い位地に上げて
横にしてあげてください」
女性がアドバイスするたびに
私は声を張り上げて
そこにいる人たちにも聞こえるように繰り返した。
通りがかりの隣人も一緒にあたふたして
気持ち的に助けてくれたし
たまたまシャワーを浴びていた
我が思春期青少年も
あたふた父のために
あたふた父のために
椅子を持ってきてくれたりと
半べその母に寄り添ってくれた。
118番とそんなやりとりをしている間に
隣町の救急車が来た。
5分ぐらいだったのではないだろうか。
山奥に暮らさない理由は
バス停もそうだけど
半べその母に寄り添ってくれた。
118番とそんなやりとりをしている間に
隣町の救急車が来た。
5分ぐらいだったのではないだろうか。
山奥に暮らさない理由は
バス停もそうだけど
こんな理由もあったからだ。
救急隊員の女性が応急処置をしている間
怪我した本人は
翌日の仕事のキャンセルの連絡をしとけ
と言った。
みんなが
そんなこともうちょっと後で考えよ
という顔をしあって私をみた。
後から別の車で現れたお医者さんが
様態を診て、いろいろ書きながら
最寄りの救急病院の空きを確認している。
救急のお医者さんもやたら落ち着いて、本人を慰めていた。
怪我しちまったことはもう仕方がない
少しだけ生活が変わるだけだ
と、言いながら書き終えた後、私をみた。
あれから、一ヶ月以上時は過ぎ...
やっとリハビリがはじまった。
お医者さんが言ってた生活が変わる
救急隊員の女性が応急処置をしている間
怪我した本人は
翌日の仕事のキャンセルの連絡をしとけ
と言った。
みんなが
そんなこともうちょっと後で考えよ
という顔をしあって私をみた。
後から別の車で現れたお医者さんが
様態を診て、いろいろ書きながら
最寄りの救急病院の空きを確認している。
救急のお医者さんもやたら落ち着いて、本人を慰めていた。
怪我しちまったことはもう仕方がない
少しだけ生活が変わるだけだ
と、言いながら書き終えた後、私をみた。
あれから、一ヶ月以上時は過ぎ...
やっとリハビリがはじまった。
お医者さんが言ってた生活が変わる
という言葉が
何度も私の中でぐるぐるした。
怪我の本人は
何度も私の中でぐるぐるした。
怪我の本人は
もらったりひろったりして集めていた
丸太を、自分で長さを
調節したり割ったりして
今年の、ガスも薪も暖房の高騰に
今年の、ガスも薪も暖房の高騰に
節約をしようとしていた。
薪支度がどちらかというと
薪支度がどちらかというと
彼の趣味だった。
木を切って火を起こす
暖にすることも食にすることも
彼なりのこだわりまで生まれたほどだ。
でもここ最近仕事で忙しく
木を切って火を起こす
暖にすることも食にすることも
彼なりのこだわりまで生まれたほどだ。
でもここ最近仕事で忙しく
なかなか薪支度ができず
ゆっくり日曜日はゴロゴロということもなかった。
田舎生活のゴロゴロ日は
ゆっくり日曜日はゴロゴロということもなかった。
田舎生活のゴロゴロ日は
雨の日ぐらいだ。
雨の日は自由が奪われた感じで
雨の日は自由が奪われた感じで
逆にイライラする。
そんな雨の日のような生活が
そんな雨の日のような生活が
怪我してからはじまったのだった。
お医者さんが言ってたように
生活が変わるをわりきればいいんじゃない?
生活を変えればいいんだ。
そう気がつくのは本人ではなく私だから
そう簡単にいろんなことが開き直れない。
私は、家族のサポーターは
お医者さんが言ってたように
生活が変わるをわりきればいいんじゃない?
生活を変えればいいんだ。
そう気がつくのは本人ではなく私だから
そう簡単にいろんなことが開き直れない。
私は、家族のサポーターは
ポジティブでいようとおもった。
薪がないのなら、GPLガスだけど
薪がないのなら、GPLガスだけど
全室完備の床暖房をつけよう。
数日は暖炉も点けられるけど
数日は暖炉も点けられるけど
掃除が大変だ
これから一人で動かなくてはいけない私には
これ以上やることを増やしてはいけない。
こういう時にお金を使って楽を買うのだ。
そう決めると、床暖房の快適感が異常に増した。
あったかーい!最高!
私は、家族のドライバー化した。
普段は、息子の様々なことの送り迎えを
私がご飯作っている間に夫が行くというのが常だった。
ポンコツ車だけど
これから一人で動かなくてはいけない私には
これ以上やることを増やしてはいけない。
こういう時にお金を使って楽を買うのだ。
そう決めると、床暖房の快適感が異常に増した。
あったかーい!最高!
私は、家族のドライバー化した。
普段は、息子の様々なことの送り迎えを
私がご飯作っている間に夫が行くというのが常だった。
ポンコツ車だけど
私が運転できる車があってよかった
と、そんなことだけでも嬉しくおもう。
鬱気味の家人を外に連れて行こう。
二人で水汲みに行く。
片っぽの手が使えることはなんでもやってもらいましょ。
水汲みも普段は夫ひとりの仕事だった。
たまには夫婦でいいじゃない。
それにしても、ドライバーしたり買い物に行ったりと
外出することが増え、家のこともほぼ全部私がやって
仕事に行って、畑仕事して
今まで役割を分け合っていたことが
どんなに助かっていたか...
二人三脚ってこういうことかな
と、そんなことだけでも嬉しくおもう。
鬱気味の家人を外に連れて行こう。
二人で水汲みに行く。
片っぽの手が使えることはなんでもやってもらいましょ。
水汲みも普段は夫ひとりの仕事だった。
たまには夫婦でいいじゃない。
それにしても、ドライバーしたり買い物に行ったりと
外出することが増え、家のこともほぼ全部私がやって
仕事に行って、畑仕事して
今まで役割を分け合っていたことが
どんなに助かっていたか...
二人三脚ってこういうことかな
と見つめ直した。
私の二回に渡った卵巣嚢腫の手術で
私の二回に渡った卵巣嚢腫の手術で
入院してる時や療養してる時
家人たちへの負担は大きかっただろうな
と振り返ってみたり思い出してみたり。
事故は起こしちゃいけないことだけれども
人生の中の運命のメッセージだ
家人たちへの負担は大きかっただろうな
と振り返ってみたり思い出してみたり。
事故は起こしちゃいけないことだけれども
人生の中の運命のメッセージだ
と言い聞かせてみたり。
やめることにした。
私の生活が変わってきたこともあるし
そういうわけで、夫が枝の片づけをしてくれていた。
このタイミングで
オリーブの森とよんでいた畑とはさよならだ。
森のような畑は、大きなオリーブの木がひしめきあっていて
地面に近い方は日当たりが悪い。
良い草が生えやすいから、木の栄養や
草によっては病気の予防にもなる。
しかし、日が当たらないので
下の方に枝が生えてこない
上の方にばかり実のなる枝がなりやすい。
しかも、私の前に剪定していた方が
上ばかり残していたので、上の方の剪定がやたら多かった。
などなど、私もはしごを使って
はしごからチェンソーをつかうこともしばしあった。
枝に足をかけたり、均等を保つのが難しい。
チェンソーは、小枝だったら簡単だけど
小枝にチェンソーを使うことはあまりない。
ノコギリでゴキゴキやりたくないから
私の生活が変わってきたこともあるし
そういうわけで、夫が枝の片づけをしてくれていた。
このタイミングで
オリーブの森とよんでいた畑とはさよならだ。
森のような畑は、大きなオリーブの木がひしめきあっていて
地面に近い方は日当たりが悪い。
良い草が生えやすいから、木の栄養や
草によっては病気の予防にもなる。
しかし、日が当たらないので
下の方に枝が生えてこない
上の方にばかり実のなる枝がなりやすい。
しかも、私の前に剪定していた方が
上ばかり残していたので、上の方の剪定がやたら多かった。
などなど、私もはしごを使って
はしごからチェンソーをつかうこともしばしあった。
枝に足をかけたり、均等を保つのが難しい。
チェンソーは、小枝だったら簡単だけど
小枝にチェンソーを使うことはあまりない。
ノコギリでゴキゴキやりたくないから
チェンソーを使う。
太い枝は下の部分に切れ目をつけてから上から切る。
チェンソーが切れ目に挟まれてしまうこともあるし
切り終えてからチェンソーや枝や体を
太い枝は下の部分に切れ目をつけてから上から切る。
チェンソーが切れ目に挟まれてしまうこともあるし
切り終えてからチェンソーや枝や体を
安全に維持する力も必要だ。
チェンソーは
チェンソーは
農業士養成講座では習わなかった。
夫から学んだ。
夫は、庭師や植木師、材木関係者から学んだ。
マキタの電動チェンソーを使っているが
その説明書にも、作業は胴から顔の位置ぐらいまでとある。
その他いろいろ安全な方法が書いてあるが
チェンソーについてで
木の切り方、テクニックは書いていない。
長い枝は、短くしてから剪定したい部分を切る
などと書いていない。
あるとき、10㎝ぐらいの太さで1m以上の長さの枝を
剪定したかった。
本当だったら、枝を少しずつ切っていって軽くしてから
切りたい部分を切るのが正解であろう。
しかし、短くするにははしごを寄せなければいけなかった。
でもはしごをかけるちょうどいい枝がない。
そんなシチュエーションなんていくらでもある。
無理して、根元から切ってしまったら...
切れたけど危なかった。
重い枝は、私の足に落ちてきたのだ。
チェンソーを持っている
はしごの上で逃げ場がない。
重い枝が落ちたのを確認して
止まったチェンソーもわざと落として
手を自由にして
ゆっくりはしごから降りた。
靴は、安全靴ではなかったが
先が固めのトレッキングシューズだった。
その固さが守ってくれて
そのときは物凄く痛かったけど
異常なく済んだのだった。
今年も、別の畑の剪定で
夫から学んだ。
夫は、庭師や植木師、材木関係者から学んだ。
マキタの電動チェンソーを使っているが
その説明書にも、作業は胴から顔の位置ぐらいまでとある。
その他いろいろ安全な方法が書いてあるが
チェンソーについてで
木の切り方、テクニックは書いていない。
長い枝は、短くしてから剪定したい部分を切る
などと書いていない。
あるとき、10㎝ぐらいの太さで1m以上の長さの枝を
剪定したかった。
本当だったら、枝を少しずつ切っていって軽くしてから
切りたい部分を切るのが正解であろう。
しかし、短くするにははしごを寄せなければいけなかった。
でもはしごをかけるちょうどいい枝がない。
そんなシチュエーションなんていくらでもある。
無理して、根元から切ってしまったら...
切れたけど危なかった。
重い枝は、私の足に落ちてきたのだ。
チェンソーを持っている
はしごの上で逃げ場がない。
重い枝が落ちたのを確認して
止まったチェンソーもわざと落として
手を自由にして
ゆっくりはしごから降りた。
靴は、安全靴ではなかったが
先が固めのトレッキングシューズだった。
その固さが守ってくれて
そのときは物凄く痛かったけど
異常なく済んだのだった。
今年も、別の畑の剪定で
チェンソーは使っている。
家人は、今はトラウマみたいで
家人は、今はトラウマみたいで
家族あたふた中、誕生日だった。
16歳になった。
学校でもスポーツでもプライベートでも
いろいろあって毎日毎日忙しそうだ。
ひきこもりたいけどひきこもれない。
私はそのドライバーなのである。
現在スクーターの免許の勉強中。
車の免許は自分で取ってくれ。
ヴィンチの墓地の駐車場で母と実習中転んで
ナイキのズボンに穴があく。
やれやれ。
今日の一曲
☆
日本のみなさまへ特別に obatamakiが監修した
エクストラヴァージンオリーブオイルのお問い合わせは
。
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16歳になった。
学校でもスポーツでもプライベートでも
いろいろあって毎日毎日忙しそうだ。
ひきこもりたいけどひきこもれない。
私はそのドライバーなのである。
現在スクーターの免許の勉強中。
車の免許は自分で取ってくれ。
ヴィンチの墓地の駐車場で母と実習中転んで
ナイキのズボンに穴があく。
やれやれ。
今日の一曲
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