大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!


あぁぁぁ、疲れた。


オリーブの剪定より

私の体は膨らんだ。


膨らんだところが痛い。


痛みと共に朝目が覚める。


うぅぅぅ、疲れがとれていない。


Buon appetito

今年は、遅れに遅れて

六月にトマトを独り立ちさせた。


私の愛しいトマトたちを

今年は自然農法というやり方で

大地に植え付けた。


Orto Sinergico in preparazione

その自然農法・・・

イタリア語ではOrto Sinergicoオルト シネルジコといい

若者や小さい畑なんかでは実践されている。


本も出ているし、ネットでも簡単に検索できる。


この自然農法とは、実は日本で生まれた農法。


虫を敵にしない


土を耕さない


が基本。



はいはい、虫は敵ではありません。


土を耕さないなんて最高です。


で・・でも、う・・畝作り・・が、た・・大変。


Orto Sinergico piantato Pomodori

我が庭は、カッチカチの粘土質土壌。


人力で土を掘り起こすのは、私も夫も懲り懲りだから

ご近所の農夫を呼んできて

トラクターで土を砕いていただいた。


私がちょっと留守にしている間の作業。


帰ってきて、土が粉々になっているなんて夢のようww



それから、足の踏み場用の溝をつくり

溝の部分の土を畝の部分に持ち上げ

4050cmの高さにするわけである。


この作業が、大変なのである。


土を重ねていく前に

コンポストの生ゴミも散りばめて。



その畝の上に10cmの厚みになるくらいの

刈った草を敷いていく。


草や藁を敷くことを
Pacciamaturaパッチャマトゥーラという。

この土と草の畝作りの作業を

一日で終わらせるようなことが書いてあったから

それはもう大急ぎである。


夫は、草を刈っている。



草が足りなくなったので(夫が疲れ果て)

しばらくストップ。


終わっている畝に、我がトマトを植え付けていった。


set Sòmen

Orto Sinergico自然農法の考え方は

森のような土作りを目指しており

落ち葉が土を作るという理論である。


落ち葉の下には

フサフサの土と、フサフサの土にするバクテリアや虫がいる。



粘土質の土壌でも森のような土壌になるかなぁ


土を耕さない方法なんて最高じゃないの!


と痛みを我慢しながらやってる傍で


近所の農夫は


やっぱりね、耕さなきゃダメよ。


肥料を撒いて、結実剤使って、実をつくらないと。


でもさ、
Pacciamaturaはイイと思うよ。


とゴチャゴチャ言っている。



がんばっただけに

イメージ通りのOrto Sinergico

出来上がった!

(半分強。)


Sòmen

和食が粗食ではないが

SHISOもできあがってきたので

Sòmenでも一人ランチでいただきますかっ。


和風
Dashiがないから

Brodo di Verduraブロード ディ ヴェルドゥーラ(野菜出し)ですよ。


贅沢言いません。


Pranzo



**********



レオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとVinci村で

69日と10日に行われる

EcoVinciFestival

Origamareさんと一緒に

紙のセコンドライフ≫

をご紹介いたします。


私たちは10日の日曜日に

みなさまとお会いすることを心より楽しみにしております。


Biglietto da visita

Il EcoVinci festival è a Vinci

dove è nato un genio Leonardo Da Vinci,

giorno 9 e 10 Giugno 2018.


Ci saremo domenica 10 tutto il giorno.


Io e Origamare presenteremo

la seconda vita della carta”.


EcoVinci



*過去の関連記事はこちら↓*

ワタシのトマト imiei pomodori

トマトのヒミツ Pomodori

カエルくん coltivare SHISO


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そう、あの頃、バブルだった。


私は、バブルなんて考えたことがなかった。


こうやって後々考えてみると

私もバブルといわれる時代に

やっぱりバブリーな経験をしている。



学生時代、念願の一人暮らしをした。


それでもあまり親に世話になってはいけない

と母子家庭に育った一人子は

週七日出勤のバイトに明け暮れた。



当時、配膳というウエイトレス業を斡旋する

サービス派遣会社が多々あり

高収入で人気があった。

ホテル内の披露宴会場であったり

普通のレストランだったり。



私は、ホテルにだってデパートの食堂にだって出向いたことはあるが

ラッキーにも、一年ぐらいFixで通えたレストランがある。


学校帰りに寄れ

しかも女性運営のレストラン兼お惣菜販売で

オンナで盛り上がる職場の中

美味しい賄い付きで

残ったお惣菜は翌日の学校のお弁当へと

一人暮らしには、もってこいのアルバイトであった。


時給1800円プラス交通費。



生活費、光熱費、娯楽費は自分で賄った。


それでも貯金ができるほどであった。



そこで、一ヶ月にCD5枚と洋書一冊を買ってもヨシ!

と決めて、楽しみに買っていった。


選んでいるときの楽しさと嬉しさ。



もうあんな時代は私には返ってこない。


Papier Màsché

そのご褒美に買っていた洋書の中の

こちらPAPIER MÂCHÉペーパーマーシェ

一目惚れして購入し、何度見ても楽しい一冊。


まだまだ参考になり、これからもお世話になりそうだ。



この本を見て、紙の造形に興味を持ったと思う。



フィレンツェへの滞在は

アトリエを学び回ることであった。


様々な素材を学んで

最終的には、インテリアデザインへ進みたかった。


しかし、モノを一つ一つ創ることが楽しい。



フィレンツェのアトリエ通い生活の間も

洋書を買い続けた。


どれもぶ厚く、どれもステキな本が並ぶ

洋書屋で本を見ている時は

時間があっという間に過ぎていった。


洋書屋に訪れる人はオシャレな人が多かった。


そんな彼らを垣間見るのも楽しみの一つであった。


Libri di Carta

私はCarta Pestaカルタ ペスタ(ペーパーマーシェ)

フィレンツェの下町S.Spiritサントスピリト教会付近の

細い通りにあったアトリエで学んだ。


師匠はHermanMayer


彼は、陶芸家であった。


そして、アルゼンチン人であった。


ヒッピーな生活スタイルのHerman師匠は

人体や人顔を粘土で掘っていた。


それを焼いて陶にすることもあれば

石膏を流しCarta Pestaにすることもあった。



彼のCarta Pesta

粘土で形を作ったら、石膏を流し型をとるのである。


その石膏の型に、皮のような紙をちぎって埋めていく。


それを三度くらい繰り返し、型から外し、白く塗って

ワックスを塗って、アンティークっぽく仕上げるのである。



裸体の後部が仕上がったとき

まるで壁から浮き出ているみたいで、美しかった。


私は、彼と同じスタイルは求めなかったけど

彼の作品は、好きだった。



紙が立体になっていく様がおもしろかった。


そこからCarta Pestaに取り付き

その後、アレンジに挑んだのだ。



**********



Sempre Luna


Ho scelto una carta sottilissima,

l'ho trovata nella borza nuova(!).


C'è un verso

La carta ha un verso.

Se trovi un verso, si può strappare diritto.

Si strappa con le mani, larghezza circa 2-3 cm.

Poi, un altro verso, fare a pezzetti circa 3-4 cm.


carta strappata


Bagnare la carta spezzettata e

mettiamo a una a una sul palloncino.


1°strato

Secondo strato,

usiamo la colla diluita con l'acqua.

La colla può essere la farina o la farina di riso

o anche il vinavil per legno.

Così la carta è sottile, non importa di bagnare

attacchiamo direttamente col pennellino.


2°strato

Poi rifacciamo un altra mano, così 3 strati.


3°strato

Facciamo assiugare bene.


Ecco fatto.


Luna Sempre Oro


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レオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとVinci村で

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EcoVinciFestival

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原始作造Ⅱ laseconda vita della carta

見惚れたお月様 SempreLuna

時の同居人 CameraDoppia


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ほんの数年前

義母が我が家に養療生活に来ていた時


カエルが出現した。


それは、イメージ通りの緑で小さいアマガエルではなく

茶色で大きく動かないどちらかというと醜いカエル。

最近こそ、珍しくなってしまったヒキガエル。


Ranocchie nel Shiso

少年が棒で突こうとしている。


「意地悪するんじゃないよ」

と、庭の椅子に座っていた義母が優しく言った。


カエルは役に立つ生き物なんだよ。


蚊を食べたりハエを食べたりしてくれるんだよ。


カエルはキレイな水の美味しい空気のトコロにしか現れない。


カエルは悪いことしないから放っておいてあげな。


Shiso attuale

義母は南イタリアのBasilicataバジリカータ生まれ。


南イタリアって全部海沿いっぽいイメージがあるが

その中央部、山岳地帯で暮らしていたそうだ。


幼少時代は、ほぼ自給自足のような生活をしていたそう。


彼女の唯一残った記憶である幼少時代を語る時

とても詳しく、とても楽しそうに、今のことのように話す。



彼女がたまに口にしていた役に立つ生き物の中に

ヤモリもいた。


蚊や虫を食べてくれるって。


あー確かに、蚊を食べてくれる生き物は役に立つ。


ヘビだって、ネズミを食べてくれる役に立つ生き物。



この間、農民たちと役に立つ鳥の話をした。


トラクターにくっついてくる首が長く白い鳥。


トカゲやネズミを食べるんだって。

小さいウサちゃんも飲み込んじゃうらいしい。


生物の世界て、食べて食べられ、持ちつ持たれつ。


Rana appare

義母は、現在、アルツハイマーで

もう本当に幼少の頃しか覚えてなければ

少女に戻ってしまった。


彼女をみて再確認したこと。


少年少女期の大切さ。



**********


SHISO 2018

Perilla Frutescens = SHISO


E' un basilico gipponese.


Proprietà

anti-allergiche

anti-ossidanti

anti-infiammatorie

vitaminaA, B1, B2, C, ecc.

calcio, fosforo, magnesio, potassio, ferro, ecc.


Utirizzo

le foglie fresche ・・・insalata, fritto, Pesto, ecc.

le foglie essiccate ・・・tisana per mal di pancia

i frutti ・・・sotto-sale


Coltivazione

in vaso, in orto, in giardino

in un terreno leggermente umido e in ombra

una pianta annuale,che si autorisemina!


Chiocciola porta letterina

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il Pestoal Tofu con SHISO シソ入り豆腐ペースト

Pestoalla genovese di SHISO シソのジェノヴェーゼ

自家製豆腐 Tofufai da te


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前回のつづきから

Continuazionedalla pagina precedente.

Versione in italiano, andate giù.


**********


今と想いは変わらない。


再び読み直したとき

私は、自分が本当に成長したのか疑った。


いや・・この想いは、成長してはいけない。


保ち続けなければいけないと思った。


保ち続ける以上に、さらに強く想いが募り

今は、我が大地と我が子孫を守ろうと

現代の手段でアピールしている。



20年弱が経ち、時代が変わった。


ひと人生生きていると、時代も変わるものだ。


祖母の戦争前後期、母の経済成長期

私のバブル崩壊とIT社会。



どんな状態でどんな世の中でも

自然と共有しなければいけないことは変わらないはずだ。



モノや情報が飽和な現代。


便利なモノもゴミを出さないような工夫があれば

どんどん新しいモノは生まれてもいいと思う。


個人情報が飛び交うSNSだって上手く使えば

自分がアピールできる画期的な手段だと思う。


no title - object - parte

現在

ヨーロッパ基金よりトスカーナ州が運営した

農業士養成講座を受け、剪定士認定のスキルを持ち

ブドウとオリーブ栽培に関わり

念願の我が家の目の前のヴィンチの丘を歩き回り

経験積みに励むチャンスだ。



その現在の経験や今までの歩みを

SNSであるブログなどを通して紹介している。


忘れがちな自然の美しさを私の目線と視野で撮り


忘れがちな生活の工夫


忘れがちな幸せに感じる・・感じなければいけない一瞬


忘れがちな大切にするモノとコト


忘れがちな私たちの五感と第六感


忘れがちなホントウの自分


・・・を一緒に再見できれば・・と願っている。


Scatola in carta pesta

ヴィンチの丘では

私と似たような考えの人間がいることを知った。


ヴィンチの丘を歩く会


小さな農園のローカル食品グループ


ヴィンチの丘を農薬から守る会


などの人たちとの交流が増えてきた。



そんな彼らから、写真や作品の評判をいただき

この度、ヴィンチの丘のグループが企画する

EcoVinciエコヴィンチという第一回目のフェスティバル

の参加を依頼された。



2001年の頃と同じ気持ちで

デリケートな「紙」という素材で

リサイクルと日常とアイデアを発信しようと思う。


そこで、ピリピリテレパシーが交信できる

フィレンツェで活躍する折り紙先生Kumi Suzukiさんの

Origamareブランド

Origamiを学ぼう!ワークショップと一緒に

私の一部の作品を展示し紹介する運びとなった。

彼女の和洋折衷な・・どちらかっていうと欧的なセンスは

伝統の折り紙にとって

斬新且つ西洋人にもとても受け入れやすいスタイル。

人気絶好調で多忙な中

快くコラボワークショップを引き受けてくれた。

同じKamiでも使い方が変わると

こんなに趣を見せる素材に、注目して欲しい。



フェスティバルは

レオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとVinci村で

69日と10日に行われます。


私たちは10日の日曜日に

みなさまとお会いすることを心より楽しみにしております。


Recycle Art objet


Non sono cambiata niente.....


Dopo che ho riletto questo prologo,

ho avuto un dubbio

di essere cresciuta o no.


Ma...aspetta...

Non devo cambiare

questo pensiero per sempre.

Io devo mantenere.

Anzi, oltre a mantenere

è ingrandito questo cuore

per la natura e il figlio.


Sono passati quasi 20 anni.

E' cambiata anche l'epoca.

Così vivo quasi mezzo secolo

posso stare nelle diverse epoche.

L'epoca della nonna è

un periodo di guerra prima e dopo.

L'epoca della madre è

un periodo di sviluppo forte ed economico.

La mia epoca è

un crollo dell'economia effimera

e una società informatica.


Comunque, qualsiasi situazione

dobbiamo rispettare la natura.


Oggi è un eccesso d'informazione e le cose.

Ma...sono d'accordo

che nascono tante cose nuove

se compensando e studiando

come le finiscano.

Anche SNS, se usi per bene

io credo che

è una sistema molto attivo.


Recentemente,

io ho fatto un corso di agriformazione

della regione Toscana nel fondo Europeo

e ho avuto un certificato di competenza

per la potatura degli olivi e delle viti

incluso la sicurezza del lavoro.

A volte, dò una mano a diversi vigneti

e ho alcuni oliveti in gestione.


Così vi presento la nostra natura bellissima

tramite questo blog.

Anche se non capite

cosa ho scritto in giapponese,

spero che ho trasmesso

i messaggi sinificativi dalle mie fotografie.


I messaggi.....

-la natura è bella e dobbiamo condividere

-avere le fantasie nella vita

-sapere un momento felice

-bisogna tenere sempre bene le cose

-usare i cinque sensi e sesto

-io devo essere io


Cornice in carta pesta

A Vinci dove abito

c'è gente che la pensano come me.

G.A.S.Millepiedi

BiodistrettoMontalbano

MontalbanoDomani

(ci sono tante altre associazioni)

Con tutte queste associazioni

e comuni intorno

hanno organizzato un festival EcoVinci

con bellissimo concetto.

Quasi...

tutto quello che volevo dire da un mò.


Io parteciperò a questo festival

con la mia cara amica Kumi Suzuki.

Lei fa istruttrice di origami

che ormai sapete tutti

la nostra cultura Giapponese,

piegare la carta diventa un oggetto

o un giocattolo o una cosa utile.

Il suo brand è ORIGAMARE

che ha super buon gusto oci-orientale.

Origamre farà un workshop di origami.


E insieme con lei,

io mostrerò alcuni oggetti del 2001.

Passto ed oggi

Una piccolissima mostra

di carta pesta della carta riciclata.


Venite a provare origami

e scoprite fantastiche creazioni.


Queste due artiste hanno riutilizzato

un modo diverso.

Ma è sempre la carta

e hanno fatto nascere

la seconda vita della carta.


Seguite su facebook di EcoVinci

vi darà tante informazioni.


Il festival è a Vinci

dove è nato un genio Leonardo Da Vinci,

giorno 9 e 10 Giugno 2018.

Ci saremo domenica 10 tutto il giorno.


EcoVinci


Vi aspettiamo con super piacere!


Grazie.

Obata Maki



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出会いを祝ったSanValentino

ゴミとならないお持て成し EkoeFirenze BIO

GASローカル興しのBIO商品


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私は思った・・・。


今、問題になっていること。


「ごみ」


なぜ、見直してみないのだろう?


もちろん、すでに始まっているさ。


私は、私なりに楽しみながらリサイクルをしている。


Non finisce mai la bellezza - parte

紙。


誰もが知っているように、自然からできている。


最終的には、糊や染色剤を使うことで

ナチュラルとはいえなくなるが

あのデリケートさは、自然からのモノ。



時々、私は散歩をする。


自然を感じながら、木々や草花を見たり・・・


自ら枯れた自然たちは、正に種が出来上がったところ。


色が満ちていたとき、初々しく美しい。


私は、枯れた自然たちも美しいと想う。


なんだか語りのある人生は美しいように。


montare sulla corrente - parte

私は、自然からできているはずの紙と

枯れた・・語りのある人生のような自然を

飾る・・創る・・ことにした。


この・・忘れがちな、見捨てられがちなことに注目したい。


Camminare nella divisione - parte

Io ho pensato.....


come sta diventando un problema,


è RIFIUTI......



Perchè non possiamo ripensare?


Certo che è già cominciato a pensarlo.


Io sto provando personalmente a riciclare divertendo.



La carta


La prima è fatta dalla natura come sappiamo.


Alla fine, usando la collatura e la tinta ecc.,

diventa meno naturale.


Ma delicatezza è quella della natura.


la sinuosità della natura - parte

Ogni tanto faccio una passeggiata.

Io guardo la natura, gli alberi l'erbe e i fiori...


Anche quelli che sono seccati da se.

Appena sono fatti i semi.


Quando erano colorati erano belli.


Ma io dico che anche quelli seccati sono belli

come una vita raccantata è sempre bella.



Io ho cercato di far stare insieme

la carta che era una natura e la natura come matura.


Io volevo prestare attenzione a queste cose dimenticabili.



**********


Ci sono i pensieri - parte

原始作造


まさに、これらを語っている。


「忘れがちなこと」


今日、私たちのまわりには、何でもある。


さらに快適なモノが生まれている。


たくさんの素晴らしいコトが発見されている。


私は、想う・・・

こんな快適さが無かった頃

どうやって生きていたのだろう?



原始作造の由来


過去や今日の見直し


純粋を感じる


自然と生きる


五感とそして第六感を使う


満足な人生を自身が創る


自分自身を高め成長させる


私たちは、自然と共に生まれたのです。



そんな私の想いを視覚的に創り上げてみました。


Pelle di Natura parte.jpg

GENSHISAKUZOU


E' proprio questo che racconta,

le cose dimenticabili.....


Oggi c'è tutto.

Sta nascendo ancora, è ancora più comodo.

Sicuramente hanno scoperto tante cose belle.


Io penso.....

ma...quando non c'erano tutte queste comodità

come vivevamo?????



GENSHISAKUZOU


è


guardare il passato ed oggi


sentire il puro


vivere con la natura


usare i 5 sensi e il sesto senso


creare la vita soddisfatta ognuno


crescere e migliorare in se stesso.


Noi siamo nati insieme con la natura.



Io creo i miei pensieri alla vista.



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


Catalogo fatto da me

2001

向こう側のヴィンチの丘に在住していた。


私が最後にフィレンツェで開催した個展のプロローグである。



Nel 2001

Makici viveva sull'altra collina di Vinci.


Questo è un prologo

della mia ultima mostra personale a Firenze.




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出会いを祝ったSanValentinoの日

自然の皮 Pelledi Natura

流れにのる montaresulla corrente


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マジで?

本当にもう一回やるの?

もういいからこっち来いよ。


al Cielo

もういくつだかがわかんない・・85歳過ぎてるよなぁ、長老。


長老が「マジ」なんて言葉使わないだろうけど

そんな風に聞こえてきた。


Boccioli di Uva

はかどらないオリーブの剪定の次は

はかどらないブドウの芽掻きScacchiaturaスカッキアトゥーラ


Piove o no

長老が見るにみかねて手伝ってくれる。


プルルルルーと携帯電話。


今どこ?


二人見えるけど、もしかしてボクの叔父さん?


叔父さんがやったところ、もう一回やり直して。


と、農主は丘の向うから私たちの様子を見ているようだ。


Ombra di Boccioli

長老は、ブドウの旨みや樹の病よりも

恵の産物を無駄にしたくない。


すごーく気持ちはわかる。


私もブドウの莟の付いている枝を剪定するのは気が引けるが


農薬や添加物ナシで

果実の旨みを引き出せ

樹の病を防げるなら


私も農主と同じくこだわりの栽培を選択したい。


Nati Ragni

長老、冬の剪定も欲張り剪定で

実が20房くらい成るよう想定して剪定してある。


長老の甥のこだわり栽培は

その半分で充分・・いや、結構。


剪定によっては、重なり合ってしまう剪定が多く

病気になりやすいため、この芽掻き作業で

空間を創るのにも容易ではない。


Selvatici

長老、膝が曲がらないから

下の野生の枝も上手く取り除けない。


野生の枝を根元から取り除けば

暑い時期の誘引(Allaciaturaアッラチャトゥーラ)作業も

下に屈むこともなく

実の付いている枝に絡みつくこともない。


やたら元気に育つ野生の枝こそ

きちんと除去することで

本来の樹へエネルギーが行く。


そして、しばらくの作業でも邪魔にならなず

野生の枝のことを考えなくて済む。


Nido di Vespa

ワサワサしているブドウの樹に

頭を突っ込んで芽掻き作業をしている。


実の付いている枝を選び

位置を見ながら

剪定していく。


細かい作業で

面倒臭い作業で

ずーっと同じ作業で

根気の要る作業で。


でも嫌にならないんだから好きなんだろう。


Fiorito

長老、奥様がアルツハイマーで

ヘルパーが来ない時は一緒についてあげているよう。


長老の気晴らしは、畑仕事。


オリーブの剪定ははしごが危険だから

取り上げられちゃったみたい。


Dopo la Scacchiatura

長老の作業の後

私が作業をしていく。


私一人ぽっちより

長老のゼーゼーいう息を聞きながら

雨雲の気配を眺めながら

丘の上のブドウ畑で

はかどらない芽掻き作業をする。


Calciofi e Vino da tavola

今年もホタルが飛び回り安心した。


そうこうしている内に

オリーブの花が開花した!

ブドウも開花してるし

鼻がムズムズww

Fioritura 20 Mag. 2018

長老のCarciofiカルチョーフィ(チョウセンアザミ)

美味しい!




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量より質だ!Scacchiatura

ホタルカゴ

CarciofiSott'Olioアーティチョークオリーブオイル漬け


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T.V.T.B.

?????

何の略かわからなかった。


Festa della Mamma

イタリアでは

意味が二つ三つある

単語を使った長くなってしまった名称を

略すことがある。


若者だけの間ではなく


新語ではなく


政治的にも


学校でも。



例えば、農薬取り扱い免許の講習にて

PAN

パン???

Piano d'Azione Nazionale

国の実行プラン

の活用規制で

l'uso sostenibile di PF

PF???

Prodotti Fitosanitari

農薬

の許容範囲内での使用

・・・・・・・・・・。


意味はともかく、こんな風に

前の文字だけを並べて読む

名称にしてしまうことが多々多々あり

文化的に民衆は理解し使っているようだ。


ワインだとD.O.C.G.とかI.G.T.

Denominazione Origine Contorollata Garantita

デノミナツィオーネ オリージネ コントロッラータ ガランティータ

(統制保証原産地呼称ワイン)

Identicazione Geografica Tipica

イデンティカツィオーネ ジェオグラーフィカ ティピカ

(地理特性表示ワイン)


TVTB

さて、冒頭のTVTBティーヴーティービー。

Ti voglio tanto bene.

ティ ヴォッリョ タント ベーネ

(アナタのことが)大好き。



クラスのお友達から贈られた少年のお誕生日の色紙に

TVTBが使われていたから

ニッポンジンの母は、ここでようやく覚えた。


Kit di Sopravvivenza

五月の第二週の日曜日は母の日。


学校で・・家で・・少年は、コソコソ

プレゼントを作っていた様子。

家では、散らかっているので、見当がついた。



「へへ。はい、お母さんの日。」


なんだ、なんだ?


Kit di Sopravvivenza

キット ディ ソプラッヴィヴェンツァ

生存キット


TVTBだらけの、ハートだらけの

生存キット。



頭が痛くなったらTisanaティザーナ(煎じ茶)で。


怪我をしたら絆創膏。


疲れたときはチョコレート。


悲しいときの涙を拭くティッシュ。


ボクはいつでも近くにいるよ写真。


開けても開けても出てこない小さなハート。


おまけに、いつでも使ってクーポン。



Sopravvivenzaという言葉や意味を

学んでいるのかな?

体のしくみを学んでいるのかな?


Snack Giapponese Pacchetto alla giapponese

少年は、今期からサッカークラブに入部した。

イタリアだから、学校で無料ではできない。

学校外の有料スポーツ活動。


練習が週二回、毎週末試合がある。


練習には、私たちが連れて行くが

試合は、奉仕+サッカー狂の大人が段取ってくれる。



テレビで研究するサッカー

ゲームの架空サッカー

ラジオでイメージするサッカー

ポイント換算

サッカー選手マーケット



いろんなことを頭の中で交錯させてるより

実際の現実に立ち向かう方がいいよね

と有料でも忙しくても

自分が選んだ夢中になれて発散できるスポーツ

ができて嬉しそうだ。



親子男子は、Empoliエンポリで行われる

L'EMPOLIレンポリの試合を見に行くことがたまーにある。

(EMPOLI F.C.エンポリ エッフェ チーF.C.Football Club

幼少から大人までのサッカークラブ。

試合のときにはレンポリと呼ばれている。)


少年は、会場の熱気がおもしろいという。


お父さんが子ども以上に応援しているのが、おもしろいという。


Ho potato le Rose

少年の本当のSopravvivenzaにはほど遠いけど

これから生きていく子どもたちが

草を食べることも必要だけど


現実に生きていく中

社会というコミュニティーの中で


集中すること

嬉しいこと

発散すること

達成させること


そんなことがわかって

二つ三つの意味がありそうな「生存」・・できる

人間になっていくのかな。



お母さんからもTVTB

Rose con le Gocce

世界のお母さんたち

煎じ茶飲んでたまには休養して

包丁で手を切っても絆創膏張って料理して

ドラマで泣いた涙を拭きとって

甘~いお菓子を食べながらおしゃべりして

息子の小さな写真をお財布に入れて

お守りカバンの中に入れて

がんばりましょうね!




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隙間な時間 ipezzi di Montalbano

時間 ilmio compleanno

白い箱の部屋 Quadrifoglio


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断捨離。


フィレンツェのママ友が使うから

そんな新語をいつしか私も覚えた。


Goccia 1

調べてみると・・・


身の回りの不要なモノを絶ち、捨て、離れる


Goccia 4

私の生活は、断捨離だらけに我慢だらけ。


モノだけではなく、時間だってお金だって

同じように考えられるはずだ。


私は経済面から全て左右されているが

我慢すること、辛抱することは


小さな喜びや幸せを

逆に呼び起こしているようで


そう気付くと、ストレスを感じない生活を送ることができ

我慢や辛抱の受け具合も楽になった。


大変な時に、私だけ頭が切り替わっていて

ネガティブな夫は、ストレスストレスと落ち込んでいる。


Goccia 3

一人っ子の少年の相手になるとき

時間断捨離をして、少年へ私の時間を捧げる。


あー掃除しなくっちゃ


あー洗濯物畳まなくっちゃ


あーご飯作らなくっちゃ


あーブログしなくっちゃ


あー本読みたいな


あー疲れた、ゴロッとしたい


あーお母さん他のことしたいんだけどなー


・・・・・・・・・・。


「あー」の時間の断捨離。


少年の勉強のお相手したり


少年と散歩したり


少年とキャッチボールしたり


少年とオセロしたり


少年とゴロゴロしたり


Goccia 2

家のネットが使えなくなった。


田舎暮らしだとネットで世の中と繋がっている感じなのに


ネットで物事調べているのに


ネットでヴィンチの丘の天気予報見てるのに


ネットが連絡網なのに・・・


ネットに夢中になっていた時間がポッと空いて


他のことをしちゃったり


Scacchiaturaスカッキアトゥーラ(ブドウの芽掻き)に集中できたり


ネット断捨離のおかげで

ふーっと気が楽になった。


でもやはりそうは長く続かないし、続けてはいられない。


この世の中、ネット通信が当たり前となり

先日のニュースでは

一人平均一日二時間はネットを繋げているという。


学校、スポーツ、仕事先・・どこも

チャット連絡を要求してくる。


チャットやネットは

外出時には控えたい

ある意味断捨離的に今まで暮らしてきた。

携帯電話(死語?)にネットの無い暮らし。

だが、だんだんそうも行かなさそうだ。


リアルタイムに解決していく

複数と会話ができるメリットは

リーダーで動く者にとっては

とっても便利な手段であろうと理解する。


この断捨離心念生活は

欲張らない暮らしが基本だと思う。


会食中にスマフォからSNSをしている人を見るとがっかりする。


時間を共有している仲間以上に

SNS仲間の活動が気になるとは。


イタリア人は食事中のスマフォマナー

乗り物内のスマフォマナーが悪くって・・・。


Goccia 5

断捨離。


時に応じて必要なコト。


今の私にとって何を一番にやらなくてはいけないことか。


何を断って、何を優先するか。


何を捨てて、何を見つけるか。


何から離れて、何を始めるか。



**********



写真は

五月二週目のつぶつぶオリーブ(Migneミーニェ)の様子。


雨上がり、雫の中にいるオリーブの莟がいじらしい。


鏡のように

自分を照らしている様、みんなを見ている様。




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水を飲むのだ Acqua

白い箱の部屋

量より質だ! Scacchiatura


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パタンナーのお仕事って

PCのお仕事なんだって。


CADみたいなソフトで

型紙を作っていくんだって。


毎日、計算ばっかりしてるんだって。


デザイナーがデザインした形を

実現させるよう型紙をCADで起こすんだって。


縫う人は、縫う人でいるんだって。

服飾の技術士だね!


Gonna Moda 3

私も建築事務所で

毎日毎日、建築用のCAD

明け暮れていた時代がある。


文章打ちじゃないのに

CAD操作を文字入力しながらやってたから

キーボードをピアノを弾くように

カチャカチャ音立ててた。

我に戻って手を休めると、室内の静寂が蘇った。



そっか。

そんな風にして仕事してるのか。



有名なデザイナーのパターンをすることもあれば

有名な俳優の特注のパターンを依頼されることもあるんだって。


ファッション業界では必要な技術職だし

この技術は世界に通用するし

技術の知識があることで、業界の多様な分野に適応できる。


Cerniera

ファッションが好きであれば

なんらかの形で接していられるし


衣食住の一つが専門だと

必然的に衣食住のトータルコーディネートが

上手なんじゃないかと、私は思った。



そんな友の、つくりかけをいただいた。



スカートが三つに構成されてて


シワシワのギャザーがグルーっと

斜めに輪を描いてて、しかも繋がってて


長さが前後だか横だかが違ってて


ウエストをみると、ほっそーいの。

えー、こんな人いるの?


私のウエストサイズに合わせると

ぐぐっと下に下がって、丈が短くなるのw


ウエストに便利なゴムなんて入れられないから

ファスナーですよ。


私サイズではないので、失敗は許されない。


生地に余りすらも無い。


Gonna Moda 1

できた!

ファスナーつけて

ウエスト部分の裏側の生地が無いからリボンつけて。



アンバランスな丈は、流行かな。


大地の住人

シンプルスタイル好きで流行に疎いけど

ビビッと感じるウケの良いファッション。


フンワリしてて、涼しそう!


色違いでもう一つ、作ってみようかな。


Tramonto 6 Maggio 2018

もともと手芸や手作業モノは好きだけど

友がこうやって技術のヒントを教えてくれるから

衣食住の「衣」も楽しむようになった。


手作りな生活って


生きてる感たっぷりで


生活が楽しくなる。


友よ、ありがとね!




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かくれOne Piece

うすうす黒、そよそよ黒 Scuro Sottile

お裁縫・夏服・2016


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この間

やっと目覚めてあくびをしていると思ったら

もう、グビグビ背が伸びて

実のツブツブを付け始めた。


Sbadiglio

すると

手が出て、体を支えようとする。


その姿が、まるで創作ダンスのよう。


手を繋いでるようだったり


抱きしめ合っているようであったり


掴むようであったり


誘っているようであったり。


実は、大きな日傘の下から


舞台を見ているような。


Uvaウーヴァ(女性名詞、単:ブドウの実)

Viteヴィーテ(女性名詞、単:ブドウの樹)

と、ブドウは女性名詞が多いように

しなやかで、美しい。


Viticcio

そのしなやかで美しいダンスを垣間見ながら

ブドウの芽掻き作業Scacchiaturaスカッキアトゥーラをしている。


春夏の作業Potatura Verdeポタトゥーラ ヴェルデ(直訳:緑の剪定)

は、この芽掻き作業から始まる。


Rosina

ここは、こだわりの現代バイオダイナミック農法のブドウ農園。


初夏並みに暑い日差しの中


顔は日焼け止めクリームをぬって


長袖のブラウスと帽子を被って


腰には

傷口を平らにするための先の尖ったハサミと

下からニョキニョキ生えてくる野生の枝や太い茎が切れるハサミと


留めてある紐が解けていたら縛る

Biodegradabileビオデグラダービレ(土に返る生分解可能な)の紐と

その紐を結びつける小さな道具と


目覚ましをセットした携帯電話と

アレルギー対応の大量のティッシュ

が入ったウエストポーチを

つけて作業をしている。


水分補給は

ブドウの列の往復をやったら、飲む。

それまで我慢。


Pranzo nel Boschetto

あっ

こだわり農主が文句を言いに近寄ってきたww


「あー、ダメだ、ダメだ!もっと、もっと!」


なんですって!


もっと枝を少なくし、空間とバランスを創って欲しい、という。


勿論、次の冬の剪定のことを考えながら。


Borragine nella Vigna

私は、バイオダイナミック農法ではないフツーの農園にも

作業を手伝いに行ったことがあるが

大抵は、質より量。


わざわざ化学肥料を撒いて

実の量を増やし、実を太らせているから

実のついている枝を取り除くなんて、ありえない。


フツーの農園の芽掻き作業は

下の方から生えてくる実の無い枝を取り除くことと

野生の枝を取り除くだけである。

もしくは、やらないか

コスト削減に、他の作業と一緒にやるか。


Coccinella

こだわり農主は


一つに、空間を創って病気を防ぐこと


二つに、一本の樹から8~10房実れば十分

枝を少なくすることで

実にエネルギーが集中し、旨みが濃くなるという理論。


Bimbi

確かに、こだわり農主のバイオダイナミックワインは美味しい。


ブドウの旨みが味わえる。


それでもこだわりを控えた、値段も手頃な毎日飲む

Vino da Tavolaヴィーノ ダ ターヴォラ(テーブルワイン)

でも充分なくらいの美味しさ。


うん。

こだわり農主に従おう。

量より質だ!


Vementino

今年は

白ワイン用の品種Vermentinoヴェルメンティーノ

San Colombanoサンコロンバーノなどの

In Prezzaイン プレッツァ(単種100)

造りたいという。


Oooh・・ジュル。


っもう、聞いただけで、美味しそうww


だって、生のブドウが美味しいんですもの!


楽しみ。


aggrappare

今年は、ブドウの房が、一枝に一房しかなかったりする。


それは、昨年の夏の旱魃の影響かもしれないと言う。


こうやって自然のサイクルが、正直にメッセージを発信する。


無言で生まれ育つ植物たちを観察するということは

最低でも半年以上

私たちはメッセージに気がつかないこともある。


Dopo la Foschia

地上での作業で伴う傷口への負担が軽く済む

地下にエネルギーが集中する

Luna Discendenteルーナ ディシェンデンテの期間

大急ぎで剪定をする。


雨が降ったらお休み。


乾くまでじっとお休み。




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ブドウの芽掻き Scacchiatura

ブドウのあくび Scacchiatura

ブドウのダンス Viticcio


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