大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

キラキラキラ

Brilla l'Olivo Bagnato 

しがみつく雫

Goccia sull'Oliva

雫の粒がクリスマスのデコレーションのように、地面を覆う草を飾っているよう。

Equiseto con le gocce come Deco

曇り・雨・霧・晴れ・・曇り・雨・霧・晴れ・・

Nebbioso

カラカラの夏は光と風に任せ、潤う冬に水分を蓄え深呼吸する。

Oliveto a Cerreto Guidi

妖精でも出てきそうなオリーブ畑。

今年の剪定は、私の想う樹形を丁寧に行った。

尽き果てた枝を剪定し、実のなる枝を新しくした。

世代交代をさせた樹たちである。

Tante Olive

静寂なオリーブ畑に耳を欹てれば、騒ぎ出てきそうなほど実が鈴生りのように成っていた。

子供たち()を撫でながら、私の中は彼らと同じく無言で騒いだ。

びしょぬれの彼らが乾き始めるまで、私も辛抱強く待つ。

午後日の当たりの良い樹から収穫を始めた。 

コロコロコロ

Tante Belle Sane

ハエすら寄りつかない健康な実たち。

ばい菌だって吹っ飛ばす強い樹たち。

枝にしがみついて収穫を手こずらせたオリーブ。

Ortica

このオリーブ畑の地面を覆う草はOrticaオルティーカ(イラクサ)という料理・テラピー・スキンケアなどで活用されるハーブ。

夫が草刈機で草を刈り、草は腐敗し土となる。

それがいいようだ。

Acido Salicilicoサリチル酸→病原微生物の抵抗作用、Acido Formicoギ酸→防腐・抗菌作用がAntiparassitariaアンティパラッシターリア(抗寄生虫感染)となって守り、Sali Mineraliミネラル・Azoto窒素・Ferro鉄分・Vitamineビタミンの成分がFertilizzanteフェルティリッザンテ(肥料)と自らなる。

ハーブに守られたオリーブたち。

Arcobaleno Vicino


カテゴリー【オリーブ】を参考に。

オリーブオイルを美味しくさせる

オリーブの収穫2016

ハーブで瓶を洗う

オリーブのハエ除け作業Moscadell'Olivo

オリーブを剪定するPotaturadell'Olivo

オリーブオイルの保存

オリーブオイルを試飲する

オリーブの収穫(2015)


ありがとう↓

Onigiri con Frutti di Shiso al Sale

天は、大地を黄金に光らせ

Luce dal cielo
天は、自ら燃えつくす。

Fuoco nel Cielo

天の気が気まぐれな日、オリーブの収穫の合間を縫って、シソの実保存の仕度をする。

Basilico Giapponese nei vasi-Fine Stagione

種用に残し、あとは食用。

Colore Natura

ヴィンチの夏は暑すぎて、カラカラの大地にシソは合わない。

鉢植えの日陰で水をこまめに季節を越した。

Prima di Semi-Basilico Giapponese

シソの実をこそげとっている時、懐かしい香りが鼻を衝き、郷愁に駆られた。

Frutto di Shiso al Sale

洗って塩で揉む。

沸騰した湯でさっと茹でる。

ぎゅっと水気を切って塩で混ぜる。

煮沸した瓶に詰め、塩で覆う。

Coprire col Sale per Conservare

ケッパーの塩漬けのよう。

これなら長く持ちそうだ。

ケッパーの隣で冷蔵庫保存。


カテゴリー【】【食アレンジ】参考

シソの実(2015)


ありがとう↓

私と夫、二人でオリーブを収穫する。

口を利いている時間がない。

Dopo Filtrato

オリーブからオイルへ、時間が短ければ短いほど美味しいオリーブオイルができあがる。

その日に収穫したものが、その日に搾油できれば最高である。

しかし、どのFrantoioフラントイオ(搾油場)200Kg以上もしくは300kg以上からの個人のオリーブを搾油する。

少なければ少ないほど搾油費用はかかる。

Consegna al Frantoio

オリーブオイルを美味しくさせる収穫時間は48時間以内。

まずは難しい地に網を敷く。

よーい、ドン!カチッ、カチッ、カチッ、カチッ・・・・・・

Durante la Raccolta
私が選んだVinciヴィンチFrantoioBALDUCCIOバルドゥッチョ社は、こだわりの規則を搾油希望者に要求する。
Balduccio nell'Oliveto

農薬栽培のオリーブはダメ。(農薬=毒と書いてあった。)

腐ったオリーブはダメ。(状態の悪いオリーブは返される。)

搾油後オリーブオイルを入れる容器にて

  - 汚い容器はダメ。

  - 臭いのある容器はダメ。

収穫を始める前に、搾油日時を必ず予約する。

Partono

そして、収穫時と搾油後のオリーブオイルが美味しくなるアドバイスをしている。

地面に落ちているオリーブは拾わない。

収穫したオリーブは、風通しの良いカゴに入れる。

1224時間内の収穫から搾油を目指す。

24時間以上になる場合は、オリーブを10cmの高さで保存することで、オリーブの発酵を妨げる。

搾油後のオリーブオイルを保存する容器は、キレイで無臭であること。
   - 絶対に食器用洗剤や酢を使用しない。
    - Soda(Soda Solvey炭酸ソーダ=Carbonato di Sodio炭酸ナトリウム)で洗い、Acido Citricoクエン酸を入れた熱湯もしくは熱湯のみで何度もゆすぐ。

Aspettare Tappando

フィルターで漉すことで、1年後も緑色のフルーティな辛味のあるオリーブオイルを味わえる。

オリーブオイルは、風・熱・光・臭いのないところで保存する。



予約の時間が来れば、ここの畑の収穫が終了してなくても、一旦止めて、Frantoioに持っていって搾油(Frangituraフランジトゥーラ)してもらう。

そしてまた天気予報とFrantoioの状況を見合わせながら収穫する。

Sta per piovere


カテゴリー【オリーブ】を参考に。

オリーブの収穫2016

ハーブで瓶を洗う

オリーブのハエ除け作業Moscadell'Olivo

オリーブを剪定するPotaturadell'Olivo

オリーブオイルの保存

オリーブオイルを試飲する

オリーブの収穫(2015)


ありがとう↓ 

111日イタリア、諸聖人の祝日(Festa di Ognissantiフェスタ ディ オンニサンティ)

トスカーナ快晴。

Olive in alto con Panorama
オリーブ畑では、カタカタカタ・・・カタカタカタ・・・とオリーブの実を振動で落とす機械(Abbacchiatoreアッバッキアトーレ)の音や、おしゃべりの声が聞こえてくる。
Raccolta Oliveto a Vinci
各畑、どんなオリーブが収穫されただろうか。そして、どんなオリーブオイルが出来上がっただろうか。

何にせよ、家族や親戚、友人・知人が栽培する100%のエキストラヴァージンオリーブオイルが出来上がって、Olio Nuovoオリオ ヌオーヴォが嗜めるのは、この上ない楽しみであろうと想像する。

Caro mio Olivo

私が管理している20149月の雹で打撃を受けたヴィンチのオリーブ畑の収穫をこの天気の良い10月最終週に行った。

傷だらけの樹体のオリーブの剪定を控えめにし、実のつくだろう枝をたくさん残した。

そうしたら、実のつくだろう枝は、小粒でも実をつけていた。

ばい菌が入ってしまってバッサリ剪定をした幹の反対側に、実をつけられる枝を残しておいたその枝からも大粒の実が成っていた。実を産もうとする体()は、こうやって果たしていくのだという想像が当たった。

自分の息子のように、観察しケアをしてきたオリーブの樹。

栽培者が変わると56年は時間がかかると聞いたことがあるが、ジワジワ私の気持ちに反応しているような気がしてならない。

Belle Olive
我が家の庭にあるボスのようなオリーブの樹は、鈴生りのように実がついていた。

8月終わり頃、オリーブのハエ(Mosca dell'Olivoモスカ デッロリーヴォ)騒動で、大抵の栽培者は手を打っただろうと想像する。

私は、Biologicoビオロージコ(オーガニック)を目指しているので、Rame e Calceラーメ エ カルチェ(銅と石灰)で予防をした。

その感も当たったか、その後のハエは寄り付かなかったようだ。

実が遠目で見える期間が少ないこともあり、元気で鈴生りの実を収穫することが、嬉しいような・寂しいような・・・。

Sono Belle

朝、霜で濡れていることが常だから、朝日と共に始められない。少し乾き始めた頃に開始。10月最終土曜の夜にはサマータイムが終わり、日の沈む時間が早く来る。

オリーブの収穫期は約6時間で作業を進めなくてはいけない。

ランチはPaninoパニーノ。ヴィンチのお庭のRucolaルーコラを挟んで。

Poco Pausa

Frantoioフラントイオ(搾油場)は、昨年度同様Balduccioバルドゥッチョ社に依頼した。

Balduccio-cartella

今年も満足なオリーブオイルが仕上がった。

Mio Olio Nuovo 2016

祝日の今日、ヴィンチのお庭でカリカリにさせたパンにOlio Nuovoたっぷりランチ。

シンプルなんだけど。

最高。

Pane e Olio

まだまだ続くオリーブの収穫。雨が予報されている次週の天気。全部終了できることを祈る日々。


カテゴリ オリーブ】を参考に。

オリーブの収穫』(2015

オリーブオイルを試飲る

オリーブオイルの保存

ハーブで瓶を洗う

オリーブの木の剪定Potatura dell'Olivo

オリーブの木のハエ除け作業Moscadell'Olivo


ありがとう↓


タマネギをリング状にカット。

Pianeta Cut
 涙を堪えながらぼやけた向こうに、惑星のようなタマネギが。
Pianeta sulla pasta di pizza
生暖かいヴィンチのお庭で惑星カットタマネギの自家製フォカッチャランチ。
Focaccia con Tonno e Cipolla
 

ありがとう↓

湧き出る水を汲みに行く。
Vinciヴィンチの山Montalbanoモンタルバーノへ。 
a una a una
Fontanaフォンターナ(水汲み場)があるところはFaltognanoファルトニャーノという土地。

夫が一本一本汲んでいる間、私と少年は散歩する。 
Fontana a Montalbano 
イタタタ・・。
Passeggiata a Montalbano
オリーブの山道。
Passeggiata a Faltognano tanti Olivi 

バッグに入れて持ち運び。

Borsa 

しばらくしたらまた水を汲みに行く。

Conserva in Vetro



↓ありがとう↓ 

bottiglie lavati con Vetriola

オイルで使用した瓶を洗う。


細口の瓶をピカピカにしたい。


オリーブオイルを入れたい。

sporco di olio


一つに

Soda Solveyソーダ ソルヴェイCarbonato di Sodioカルボナート ディ ソーディオ 

炭酸ナトリウム=別名炭酸ソーダを使う方法。


熱い湯で
Soda Solveyを溶かし
瓶の中に5分の1くらい入れてよく振る。

Vetriola


もう一つに、ハーブを使う方法。


Parietaria
パリエターリア Officialis=別名Vetriolaヴェトリオーラ
と呼ばれるハーブ。


Vetro
ヴェトロ(ガラス)+Olioオリオ(オイル)
その名の通りオイルの保存瓶などの洗浄に使われていたそうなのだ。

vicino all'abitazione


コンクリート好きな草で
建物があるところに生えるようなので
見つけやすいかもしれない。

Vinciヴィンチのお庭では
お隣の家の北側の歩道沿いに生えていた。

Rccolta parte sopra


先の方の大きい葉を摘むようにする。

pulire con Vetriola


瓶に葉を入れて、熱い湯を5分の1くらい入れてよく振る。

appiccicoso


この
Vetriola、手にまでくっつくほどの粘着力。

その粘着力が
ガラスに付いているオイルをきれーいに取り除いてくれるのだ。
スゴイパワー。


Pulito!!


Soda Solveyでも落ちる。

このVetriolaのハーブパワーの粘着力は
ガラスを磨いてくれる。


Soda Solveyは無臭。
Frantoioフラントイオ(オリーブオイル搾油場)
機械洗浄でも使われている。


この
Vetriolaも無臭。
化学の力と同じなら、自然の力を活用したい。



**********



オイルを使い切ったら瓶を放置せず
なるべくすぐに洗うようにする。


特にオリーブオイルを入れるための容器や瓶は
酢や食器用洗剤で洗わない。
オリーブオイルの香りや味にダメージを与えてしまう可能性大。


洗ったらよく乾かす。


オリーブオイルで再び利用する場合
数日前に蓋を開けておく。



ありがとう↓



天を見上げると、気が流れる空がある。

ヴィンチの窓から見えるのは、大地半分・天空半分。

これは田舎暮らしの特権かもしれない。

でも、天空の気流が乱れると、大地に居座るちっぽけな住人は、とても怖い思いをする。

dalla finestra
ヴィンチの朝は白い霧に包まれる。

静寂な気流は、大地を濡らす。

天には朝日に染まった気があった。

sulla collina
日の光を浴びた宇宙を眺めることが、私の気を蒸発させてくれる。

怖い時もあるけれど、天と気は、私たち生物に活力を与える。

*****************

金曜日の朝、ELDKのオープンスペースを囲む窓ガラスの向こうでは、透明の粒粒=霧と、「早くしなさい」と息子を追い立てるような朝日を迎えた空が見えた。


巷で空写真を撮る人が増えたような気がする。

賛同。私も、私が見たヴィンチの空を紹介したい。


「うわっ、キレイ!」とカメラをとりに行っている間に、変わっていることもある。

そんな一瞬を魅了させる空。

空によって私たちの気分だって左右される。

無言な空は、おしゃべりな私たちと繋がっている。

天を見上げると、私たちを無言にさせるほど気を流す空がある。 


ありがとう↓

夏の降水量が少なかったおかげで、丈夫でキレイなブドウが大量に収穫できた。(『ブドウの収穫その1Vendemmia2016『ブドウの収穫その2ノ1Vendemmia2016『ブドウの収穫その2ノ2Vendemmia2016『ブドウの収穫その2ノ3Vendemmia2016)

pieno Strettoio

その丈夫なブドウたちの果皮をよーく浸し、果皮のちからを十分に引き出す。(『ブドウの果皮のちからRimontaggio)

Pressa Strettoio

Mostoモスト(ブドウの搾り汁)は発酵し、糖分がアルコールに変身したら、果皮を圧搾する。果皮の栄養分と液体を、最後の一滴まで搾り出す作業をイタリア語でSvinaturaズヴィナトゥーラという。

何種も造っている農園は、醸造タンク内のMosto状態で決めるから、一気にはできない。

Dentro Tino

Mostoは別のタンクに移され(Travasareトラヴァザーレ)、果皮だけが残ったタンクを覗くと「お疲れさま」と言いたくなるほどクタクタになっていた。

metà Strettoio

StrettoioストレットイオもしくはTorchioトルキオ(圧搾機)内は、果皮を二層に分ける。層間にわら座布団を一枚。

Disco di Paglia
 我が家ではゴザのように使っている。

Disco di casa mia

ギュゥゥゥゥゥ。

fuoriesce

圧搾後のブドウの果皮は、Grappaグラッパ(アルコール度45°50°のブドウの蒸留酒)造酒業者(Distillatoreディスティッラトーレ蒸留酒製造業者)が引き取り、最後のお役目をする。

以前はこのグラッパ造酒業者がブドウの搾りかすを買い取っていたが、現在ワイン造酒業者は有機物廃棄処分の申告の義務化に伴い、お金を払って持っていってもらうのだそうだ。

Bucce dopo la svinatura

すっかり秋らしい空気のVinciヴィンチの空。

Cielo di Vinci ottobre


ありがとう↓ 

『節約・創作・満足』
 

秋のヴィンチの大地の色。

Ali Camicia

ルーズとキッチリ、ミックスブラウス。

Pantaloni Larghi

ダボダボ・短め、スカートパンツ。

erba bagnata nell'autunno

雫と黄色い日差しは秋を彩る。

↓ありがとう↓ 

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