大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

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飛行機雲のない空を眺めながら

ソムリエのフィレンツェの友は外出禁止令の中

小春日和のテラスで白ワインをころがしていた。

そうだ、イタリアは完全に封鎖され隔離され

空港までも閉鎖となった。

こうするしか方法はない。

二千を超す死亡を防ぐには、なにもかも封じ込めなくてはならない。

本当の気持ちは、こんちくしょーとでも吐き出したい。

新型コロナなんかに負けたくない!

新聞には、葬式もできない死亡された方々の

名前と写真が掲載されていた。

まるで戦時中のようである。戦時中を知らないけどさ。

じわじわと攻める兵器のようだ。

SNSでもTgでも同じことを伝えていた。

「ボクは甘くみていた。ただのインフルのように。」

インフルと決定的に異なることは

肺に潜り込み呼吸困難となることだそうだ。

隔離された病室からチューブをつけて、SNSに一言。

「お願いだから、家にいて。」

Io resto a casa

イオ レスト ア カーザ

私は家にいます!



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Andrà tutto bene

アンドゥラァ トゥット ベーネ

なんとなかる!

気持ちとして、なんとかさせるぞ!なんとかせねば!となるだろう。

毎日、半泣きでニュースを夜の部だけつける。

呑気に過ごしていたあの時かもしれない

あそこで、あの場で・・・もう、わからない。

今日、私は食料を調達に行った。

車には移動自己申告書を携帯し

帽子、ガーゼマスク、ゴム手袋、UVサングラス

を装着し車を降りた。

まるで犯罪者のような姿は、自分のためもあるが

毎日何時間も働くレジさんのためにそうすることにした。

医師も看護師も救急隊もホームドクターも命がけだけど

いろんな窓口をやってる郵便局やスーパーだって

危険にさらされながら接客している。

こうやって身近なところで

私たちの残された自由に答えてくれている方たちへのリスペクト。

今、私たちができることは、国が即効で発令した

規則を過剰なほどに守ることだ。



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イタリアが一丸となってひきこもっている今

テラスから窓から国家を歌いヒーローたちに拍手を送る。

国民はやっぱり黙ってみてられない!

鍋のフタをシンバルにして踊っちゃうよw

ラテンの血はみーんな家族なんだよね。

友がちょうど誕生日、熱いイタリアに涙したそう。

忙しかったママは子どもといる時間ができたってこっそり言ってた。

家族で美味しそうな料理をつくって一家団欒を楽しむソーシャル。

この新型コロナで失くすものはあっても

生きている意味のようなことに気がつく人が増えてきたように思う。

お金より家族とか、贅沢より健康とか。

急に時間がぽっとできて、この貴重な時間に何をしようと

人は考えたようだ。

自由を抑制されたようで発想する自由を与えられたみたいだ。



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みんなどうしてるかな。

日本のみんなも、世界のみんなも、イタリアのみんなも。

私は、春の芽生え、土筆を摘んだ。

一本みっけ、二本みっけ、三本目から

暗闇の中がだんだんみえてくるように、土筆がいっぱいみえてきた。

スリムな草の中に頭でっかちの土筆くんがいっぱいいた。

なんだよ、あそこにもここにも!

ブドウ畑を歩き回った一日なのに

日が傾いた光の中の土筆を探し歩いた。

これをアペリのつまみにしよう。

急いで袴をとってでっかい頭もとっちゃって、さっと湯がいて

塩と頂きものの種抜きオリーブオイル・デノッチョラートでパクついた。

うん、歯ごたえあって美味しいじゃないか。

カリフラワー風味にも感じた。

お醤油だとクラシックな風味でまた違うだろうけど

塩とオリーブオイルも素朴感たっぷりでなかなかイケる。

このハーブは水も同然。ペロッとたいらげてしまった。



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夕空をみあげると

あ、飛行機雲!

きっとマスクや医療器具が運ばれてきたのかな。

あんなに差別された中国人さん

マスクをイタリアに寄付してる。

あまりイタリア語を話せる人がいないけど

マスクの中から微笑みが伺える。

どうぞ、と言っていた。どうぞ、と伝わってきた。



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イタリアの本性Legocce sulle gemme

春はBBQとハーブでお持て成しPrimavera

タンポポを噛みしめるTarassaco



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泣けてしまう。

イタリアが緊急事態宣言を発表し

国民に移動禁止令を出し

とにかく家にいてくれと嘆き
市長や村長は無人の街を歩き悔し泣きが止まらず

“ 今日は距離をおいて、明日には抱き合えるさ

今日は休もう、明日から全速力で走るために ”

なんてコンテ首相はスローガンを謳い

病院では、医師や看護師は命がけで

ボランティアの救急隊も走り回り

EUからはイタリアを見習おう、イタリアの経済を守ろう

とイタリア語でイタリア国民にメッセージを送り

国民はとうとう家にひきこもり、とにかく感染を防ぐ意識がめばえ

この連帯感Solidarietàは六千万人の国民で結ばれた。

そう、イタリアに暮らす私もSolidarietàの一員なのである。



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新型コロナの恐怖というより

連帯で一気に速く感染を防ごうとする姿勢に

私は最初から感動し納得していた。

私は在住者となるが、守られている感がメキメキ伝わる。

犠牲者となってしまった人や命がけで向き合っている人を想うと

他人事ではない、経営者には申し訳ないが

自粛をして生活を改め娯楽的外出は控えたほうがいいと

私は思い考えていた。

田舎暮らしでもできることは

生活の自粛(人との接触を減らす)であった。



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私はイタリア人と同等に

二度も病院でそして無料で手術をしたりケアをしてもらって

医療の恩恵を受けている。

生活が困難な時には

いろんなことを無料で生活させていただいたこともある。

贅沢しない生き方で、ひっそり生きていきたい。

いろんな人生のいろんな生活の中で

今不便を感じている人はいっぱいいるであろう。

しかし私のひっそり人生にはそう変化はない。

この守られてる感だけでももたせてくれて

ありがとう という気持ちでいっぱいだ。

今私にできることは病院の世話にならぬよう

うつらないうつさない である。



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WHOのパンデミック表明がもう少し早かったら

世界はもう少し早く抑えられたように思うが

積極的な検査と早期発見による適切な処置 は肝心なようだ。

イタリアのもしかすると過剰なほどの積極性には心が打たれる。

医療崩壊を恐れる以上に人民の命を守る姿勢は

(何度もいうが)やはりキリスト教本家の国なのかもしれない。

海から漂流してくる移民を最後まで助けているのはイタリアだ。

もちろん差別をする人もいるし、反対派もいっぱいいる。

変な人もいっぱいいるし、悪い人だっていっぱいいるけど

でもでもやっぱりイタリアという国は、人間味のある国だなぁ・・

と、この機に振り返って考えた。



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私も国民が連帯すれば早く感染を抑えられると賛成するから

とっても信用度アリのコンテ首相、本当にがんばっていると思う。

人間性をみせたミラノの封鎖直前脱出騒動で

イタリアの全国封鎖を思い切ったのかな・・なんて思う。

SNSでもやはりコンテ首相の好感度や評価は高い。

どこかのクラスのお父さん(現在55)みたいな印象だったし

突然首相になってそれまで表にでることはない紳士だったが

法学者でフィレンツェ大学の教授だったそうだ。

右翼左翼で言い合いばっかりしてて

マッタレッラ大統領の首相指示を何度も拒否したが

右翼左翼のリーダーを副首相とすることで和解して

コンテ政権が立ち上がった。うん、覚えてる。

この度、首相令を日々の様子で日々発足し

首相の判断は責任重大の重荷であることは想像の余地もない。

国民の生活や世界を動かす決断である。

支払いの義務は現在凍結したが

今後の課題は計り知れないであろう。



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もうブログにコロナの見解は控えようと思っていたが

泣ける連帯感をどうしても記録しておきたかった。

感謝の気持ちもあわせて。

昨日は晴れで今日は雨。

晴れだと畑で農作業、雨だと家でママ家業。

来週は夏陽気なんていう天気予報。

この際、夏陽気でコロナを吹っ飛ばせ!?




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雨だから。虫のひとりごと。Focacciain padella

ワタシ流オリーブ剪定論Potaturadegli Olivi 2020 ③

早春の涙Legarele viti



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思春期の少年少女のみなさん、そして父兄の方々へ

世の中ヴァカンス中ではございませんっ!

警戒自宅待機を実施している最中です!!

みんなで家に集まって遊んだり、ビデオ観たり

さらにはバールにはびこったり、ピッツェリアに行ったり

ダメなんですっ!

最高23人かな、それでもってちょっとの時間で

外だったらヨシ!とします。

SUSHI屋とか友達んチとかいとこんチとかダメです!ダメダメ!

思春期の少年少女のコロナ感染症は自覚症状がありません。

ちょっと咳とか寒気ぐらいなんです。

でもね、恐ろしいほどに感染るんですー!!!

現在イタリア全国で強制的に自粛して

感染らないようにしてるんですっ!

道徳心や思いやりをもって、自分を守るもそうですが

体の弱い方お年寄りや病気の方々を尊重してあげてください。

責任感をも持ってこのウイルスと戦いましょう!”

・・・という小児科のある医師からのメッセージが

少年のママグループのチャットに飛び込んできた。



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体がウズウズ動いてなくてはいられないスポーツ少年の

自宅待機は辛い。まだ一週間も経っていないのに。

そうそう小児科の言う通り、突然ヴァカンスみたいになっちゃって

家でダラダラし始めた。

しかし早速先生たちがバンバン家庭学習の課題を

オンライン通信の宿題欄に入れてくるw

早くWeb授業でもやってほしいが

いろいろと問題があるのであろう。

家で一方的に勉強する形でしか今は方法がない。

何勉強しているのかわからないが

自分で勉強ができているのであろうか?

教えてもらわなくても前に進むことができるのであろうか?

私はあまり心配していない。

だってみんながそうなんだもん。

収束したらなんとかするさ。



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この週末天気がよく芽生えしそうなほど春陽気で

これほど太陽に当たると体が元気になるんだなぁと

そんな気持ちの良い小春日和であった。

チャットができるはずなのに、突然少年の友だちが数人やってきた。

しかも自転車で!

ピンポーンと鳴らすわけでもなく、名前を大きな声で呼んでいた。

私は家が見えるところのオリーブ畑で剪定をしていた。

だから家の目の前で働けるっていい。

我が少年もウダウダしていたところ

服を着替えて自転車に飛び乗って

4人の少年たちはゆっくり無駄に向こうへ消えていった。

私の脳裏が動き出した。あぁ思い出が。

「じゅーん子ちゃん、あーそーぼ。」

そう、あの頃も、ピンポンは押さない。

一番近所のお友だちとよく遊んだ。

自転車に乗って知らない道に行ってとにかく発見するんだ。

「こんなとこがあったんだねー。」

それから、じゅん子ちゃんと洞窟をつくって

「怒られちゃったりして逃げたくなったらココね!」

その洞窟は、家の超近所なんだけど、二人で逃げ場をつくっていた。

結局使うこともなかった二人の洞窟。

一人も入れない洞窟。

無駄な時間は、どうして思い出となって脳裏に焼きつくのか。

だから少年にも無駄な時間を応援したい。

田舎のデメリットだった友だちと連るむことが

チャリで5kmの丘の向こうの友と会えるなんて。

母は胸が熱くなるほど嬉しい。こんな時に。

成長したなぁ。

1m離れるんだよ!」 うん、とつぶやく少年。

私はオリーブの木の上から、少年のチャリグループを見守ったとさ。



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思春期の無駄な時間。

どの時代も無駄な時間が過ごせる頃がいっちばん平和だろう。

帰るところがあって親がいてお金の心配しなくていいの。

みんながお金もってないから、お金を使うことを考えない。

チャリ乗ってるからスマフォも使わない。

ダラダラと無駄に走る。

コロナの自宅待機で、暇つぶし。

でも1mだよ!1m

それと手洗いね!



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SerieAのサッカーチームの試合も43日まで中止となった。

観客の問題だけではなく

選手のゴール時の喜びのハグが問題なんだそうだ。うぅ。

政治家もコロナとなり自粛自宅待機。

有名人は、民衆の手本となるように

CMではタレントがメッセージを送るようになった。

緊迫感はTVで感じるが、日々の生活ができなくなると

国民性というより人間性がでるようである。

国は、二週間じっと我慢してウイルスを減らそうと呼びかけている。



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マキちゃんの春の香りProfumodi Primavera

飛び出せTeenager

息子へThirteen



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雨だから、お休みである。

雨だから、本を読もうと思う。

雨だから、料理をしようかな。

雨だから、机の整理でもするか。

雨だから、少年と遊ぼっかな。「うるさい。」 ちっ。



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近頃、我が家で大流行している食べ物がある。

近頃、ピッツァ生地のバリエーションを楽しむことがある。

近頃、小麦粉類のグルテンの摂り過ぎに気をつけている。

そこでG.A.S.(Gruppo Acquisto Solidaleという

ローカルでグループを結成しそこで地元の食材やら

地球と体に優しい商品の売買を手伝う協力隊)で販売していた

Bio(オーガニック)のトウモロコシの粉をゲットした。

実はNo OGM(No Organismo Geneticamente 

Modificato遺伝子組み換えしていない

英語ではGenetically Modified OrganismとNo GMO)

のトウモロコシって気にしてみると

普通のスーパーではあまりみつからない。

特にトウモロコシの粉に関しては一つもなかった。

トウモロコシを一度育ててみるとわかると思うが虫に食われやすい。

大好きな甘いトウモロコシを虫が先に食べちゃうなんて!

そこで殺虫剤を使うか、遺伝子組み換えをした種を使うことになる。

しかし、有機栽培でもトウモロコシをつくる方法というのは存在する。

どうやって害虫から守っているかはわからないが

自然のまま育ってとーってもカラフルなトウモロコシが

収穫されているのである。果肉は黄色いようで粉は黄色い。

そのまま挽かれてしかも精製されていないから果皮つき。

全ての栄養素を捨ててないところが、無精製の良いところである。

そんなじゃりじゃりしたトウモロコシ粉を小麦の全粒粉と混ぜて

日常生活の過剰な小麦グルテン摂取を減らそうという試みである。

それは、グルテンアレルギーとは断定していないが

アレルギーだろうかゆみがひどかったからである。

いつだか母が一日に40品目の食材を使うことと

どこかで覚えてきたことを私に唱えるように言い

がんばって料理をしていたことを思い出す。

そんなこともあって、パン系食文化のイタリアで

なるべく一種類に偏らずに、混ぜるという手で

一日40品目に近づけているのである。



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我が家の好物ピッツァの生地は、1kg分の粉でつくる。

一食分のピッツァでは勿論余るので、翌日その生地で

エミリアロマーニャ州のPiadinaピアディーナのような

メキシコ料理のトルティーヤのような、インドのナンのような

はたまたFocacciaフォカッチャのような。

発酵させた生地を鉄板で油なしで焼くから、ナンが近いのか?

夫はフォカッチャだというが。

Focaccia assciutta? Focaccia cotta in padella? Boh

近頃は、ピッツァの生地でつくることが多いが

発酵させなくてもピアディーナやトルティーヤのように

午後のひらめきでつくることはできる。

薄く伸ばせば包んで食べることもできるし

厚めに焼けば、あっという間にパンのようなフォカッチャができあがる。

厚みがあるから、二枚にスライスしてパニーニ風にもできるし

そのまんまパン代わりにパクつけるというわけである。

フワフワでしっとりやわらかく、我が家で大流行の、えーっと

「フライパン焼きフォカッチャ」と命名するw

雨の日にはやっぱり料理かな!



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コロナがはじまった頃夫が「戦争がはじまったみたいだな。」といった。

そんな風に直感するんだ。

隔離同然のような田舎暮らしの

それまた一人畑仕事なんぞしていると

時代の感染症にまだ距離を感じるが

身近に迫ってきていることを頭で認識しながら動いている。

日本からイタリアの感染スピード情報に心配の声が届いた。

田舎暮らしのそれまた近所を歩く程度の

街に用がない限り出向かない生活をしていると

イタリア情報というより大地の住人ヴィンチの丘よりみたいな

世界の中の小さな虫ぐらいの情報にしかすぎない。

そんな虫のような家族にも心配してくれる人がこの世にいることに

有り難さを感じるし、生き甲斐を感じる。

それでもイタリアにいる私から母国に心配の念を送るとしたら・・



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だからネットで日本情報はこまめにチェックしているのだが

同じ問題を抱えるイタリアと日本の決定的な違いとは

政府の判断のスピードのような気もするし

政府の判断の内容はパンデミック対処法でもあるのか

今こそ同じだが指令の仕方が異なるようだし

臨機応変的な国民性も違うようにみえる。

イタリアの感染率のスピードは

迅速な検査と追跡、明白なデータの公開によるものだと

私は小さな虫の一般市民がそんな風に思う。

こういったデータで危険地帯を把握することができる。

データといっても犠牲者の数なので良い情報ではないのだが。

その危険地帯にまだ入っていない地域の住人は

気をつけながら平常の生活に努めている。

感染症の疑いのある症状の人は

まず問い合わせをしてからの検査、となってから

病院では感染症科ではない限り、緊迫ムードはそうまだない。

遠出となる遠足から全国で中止令がはじまり

しかし感染が全国に広がっていることから

危険地帯ではない学校でも3月15日まで全国休校の指令。

(伸びる可能性大の声・・・。この際イースター休暇も?!

現在、WEB授業の方法を考えているようだ。)

少年のサッカークラブは試合も練習も禁止令。

スーパーや仕事は平常通りにできるところは平常通り。

フィレンツェの住人の声は、街に誰もいないということだ。

早朝のフィレンツェを想像した。

入国や滞在に関して厳しくなり、外国人は母国へ帰ったようだ。

生放送のTv番組も観客なし、外国人タレント・出場者も

いなくなっちゃって寂しいようで、逆にコメディアンのイタリアンギャクが

やたらと笑いに沁みた会場であった。

もはやイタリアも日本も世界の危険国となっているであろう。

政府がとりあえず国民への指令を出し

その間に支援金などのことを綿密に話し合いはじめたのが

ニュースの内容でよくわかる。

Tg(TeleGiornaleテレビのニュース)の国民へのインタビューでは

インタビュワーとの距離が1mで長いマイクを使っているのも

国民への示しである。

イタリアのスキンシップ禁止令では

握手やハグ、頬キスなどの挨拶の他

1mの車間距離ならぬ人間距離を置くようにということだ。

学校が全国休校になるのはよくわかる。

子どもが一番汚いからだw

今まで手も洗わない国民の子どもたちが、急にできるわけがない。

いつか熱を出していた子どものイタリア人のママ友に

手を洗ったりうがいをしたりお風呂に入って清潔にすることで

インフルや風邪にかかりにくいよ、と言ったことがあるが

「けっ、何言ってんだ」と言っていた。

「子どもは微生物に慣れなきゃいかん」とも言っていた。



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Tgでおもしろいことを伝えていた。

スキン挨拶ができないのであれば

アジアン流ナマステ挨拶を奨励していた。手を合わせて!

足でチュッチュッやるとかさ!おじいちゃんたちがやってたよw

こうやって人は、できないとなったらできることを生み出し

平常に近づける努力を日々している。

日本でのSNSで

一丸となれないそれを非国民と感じるという声を目にする。

イタリアの宗教的魂のような国民性は

死者が出ることにとてもナイーヴであることと弱い者を守ろうとする

連帯とか団結とか同情とか結束とか訳されるのであろうか
Solidarietàの意志からはじまる。

パニックとなるより同情心や心配が先に起こり

なんとかなるさ、なんとかやっていこうという

実は常に問題を抱えているイタリア人は

毎日が生き残り精神の国民なのである。と私は思う。

医療だって所得が少ない人は無料だし

学費にはお金がかからない。

高所得の人が低所得の人を守っていて、低所得の人は

たいてい高所得の人ができない仕事をしていたりする。

こうして寄り添いあう社会つくりがイタリアなのかなと私は感じる。

いつでも政治家同士でもめたり、政治家に文句はいっぱいあって

何時間話しても全然解決しない井戸端会議はしょっちゅうだけど
国民は政府の指令を待ち、責任転換しないよう人々は

指令を守り、目に見えないこの時代の感染症に

向き合っているという風に私は見受け、私も同じ気持ちになる。



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それでも街の住人はいつものようにマーケットへ行くだろうし

散歩だってして、街は住人で動いているように想像する。

差別や隔離は、感染症に限らず

どんなことでも人は好まないことである。

人種だってそう、病気だってそう、貧富の差だってそう

どんなことでもどんなときでも平等を人は望む。

そして誰でも幸せになる権利があるのである。

そう幸せに過ごす権利のある弱い者たちに
感染させないためにはどうしたらよいのであろう。

これこそいろいろあるに違いない。



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世界の感染症の歴史を簡単に調べてみることにした。

新型コロナウィルスの原因と危険度を知りたかったからだ。

スペインかぜ、アジアかぜ、インフルなどでたくさんの死者が出た。

14世紀にヨーロッパで流行したペストでは

ヨーロッパの人口30~60%が死亡したそうだ。

それは紛争をも起こし、さらに感染源はユダヤ人とデマが流れ

差別でむやみに虐殺されてしまった時代だったそうだ。

病原菌の発生地を調べてみると国の文化もわかる。

そして、この現代に現れる病原菌とは

それは文化や伝統の他、現代の過密社会ということもあるそうだ。

環境の変化から感染症が生まれるそうだが

温暖化の熱中症などもそうらしい。

ここで最先端の技術を発揮してもらいたいところだが

農薬の殺虫剤と同じで、ヒトが新薬をつくり使い続けると

ウイルスは薬剤に耐性するよう変異してまた攻めてくるそうだ。

私たちのカラダの免疫能力を高めたほうが

ある意味確実そうなことは、自然栽培をしていると大きく頷ける。

健康な人はそう続けるべきである。



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2020ニマニマな年のはずなのに、なんてこった

世界は新型コロナウイルスが時代に刻まれてしまったようだ。

そして、アフリカの大量発生のバッタ、シリアの国内戦争

世界は自分を守ることで、逃げ場はどこにもない。



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地球と体を守る会 パート1:農薬による危険性

大地と住人の井戸端会議 Fiori di Equiseto

旬で風邪を予防する



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コロナウイルスの危険情報が日々もしくは時間差で

在イタリア日本国大使館からメールが届く。

たびレジに登録した人へ発信しているサービスだ。

大使館から知らせがくるとなんだか緊迫感を感じる。

私はさらにイタリアの国営放送のRaiニュースなどを見るなり

ラジオ聞くなりして、情報をなるべく一括して

SNSなどに惑わされない情報で(!)

もしかすると身近に感染している私たちの生活にも

冷静に判断し動いていきたい。

閉鎖や封鎖、隔離や休校、休館、危険度レベル、あちこちで

感染を防ぐであろう人混みを控えさせる方法で指令され

効果が出ていることを期待しつつも、経済が回らないことに

不満が隠しきれない様子だ。

この感染症は、国で世界で一団となって対応していかなくては

弱い命を守ることはできないだろうと私も思う。

私やアニマル少年が感染しても治るであろう、となぜか自信がある。

しかし感染中に体の弱い人に感染させてしまったら・・・なのである。

世界で経済が回らない・・・ 一人の経済が回らない時は

ただの情報にしか過ぎない。そんな風にもぼんやり考える。

例えば、異常気象でブドウやオリーブが収穫できなかったら

農家は一年間の収入はない。

異常気象も私たちの生活スタイルや行動で取戻すことができたら

化学を必要としない美味な作物を収穫できるかもしれない。

そして、農薬取り扱い免許取得の授業で

農薬の使用の住宅からの距離の数値より

農薬を使えば使うほど生物は強化を増して

人間に対抗してくるという話がやたらと忘れられない。

今回のウイルスもなんだか人間vs自然(微生物)なんじゃないか。

ウイルスにも歴史があるであろう。

ウイルスの原因には文化があるはずだ。

ウイルスの予防は日頃の栄養と鍛えと清潔にたどりつく。

そんなことを考えながら一人畑でこのコロナのことを考えていた。



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オリーブの木にもウイルスがある。

私が一番嫌いなのは、Rognaロニャというがんしゅ病である。

私の電子辞書ではカサカサ病とあるのでずーっとそう覚えていたら

先日日本からオリーブの苗木商人さまがヴィンチを訪ねて下さって

Rognaは癌腫がんしゅ病と読み書きすることを教えてくださった。

なぜそういう日本名かというと

癌のような黒く醜く硬いこぶだからだそうだ。

私も癌のように見えてしかたがないから大嫌いなのである。

この病気は、特に雹などの異常気象的な異物にあたった傷口や

ただ単に異常気象に耐えきれずに発生してしまう場合もある。

発生後の感染は、風であったり、雨であったり

収穫中であったり剪定中であったりする。

このウイルスに感染し放置しておくと、そこは次第に枯れてくる。

しかし、丸ごと木が枯れることはない。

私は、美味しいものは健康なものからつくられるとそう信じている。

できることなら病らしい症状を、早急に剪定で除去したい。

それが無理なら、有機栽培用の治療法を最終手段として使う。

過去のRognaの記事とあわせて参考にしてほしい。

農園が、収穫も剪定もみんな違う労働者に任せると

病に気が付かない。雇われ人は病なんぞ興味はない。

農園の主が知識をもって畑を歩き回り

病を発見して指示をしないといけない。

しかし、ほとんどそんなことは誰もしない。

私のように病に気がつき除去できるのは

収穫から管理、剪定まで全部自分でやるからである。

そういう人はたいてい個人で少量に栽培していて

他に提供できる分は少ないところが欠点である。

Rognaは味に影響しないという声もあるが

先に述べたように、私は健康な人(木)の旨味を絞り出したほうが

断然美味いに決まっているとそう信じて疑わない。



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2019年の5月の開花頃天気が最適ではなかった

そして初夏の強烈な猛暑以外は過ごしやすい夏であった。

控えめに結実した分、枝がわんわん生えてきた。

それを取り除く作業にチェンソーまで役に立つほど!

そして、今まで大地派剪定で行っていたが

長いハサミで高いところを剪定すると

切り難いところは1~2cm以上の切り残しが出てきて

そこから大小と新枝がいっぱい生えてくるという欠点をみつけた。

だから今年は、はしごに登って、木に登って

切り残しと新枝を除去する作業をしているのである。

そしてワタシ流剪定論では

幹から3~4本枝分かれした主となる大枝の南側にあたる枝や

上の剥き出しとなる部分や枝を

夏の炎天下で焼けないように

小さな枝を残したり切残したりする方法はいらないと気がついた。

なぜなら、冬に残さなくても春夏に自ら生えてくるからであるw

私がわざわざ意図して残した部分は

結局の所多すぎてカビているのである。これではダメだ。

だから夏の新枝剪定を私はせず

自ら生えてきた彼らの意味と意志を受け取ってあげたいと

想うのである。収穫中邪魔になることもあるが我慢。

夏の剪定が刺激になるという声も聞いたことがある。

伝統農家は夏にきっちり全部新枝を取り除く作業をわざわざする。

夏の新枝除去作業は

やはりわかっている人や冬の剪定士と同一人物であれば

こいつは使える未来の枝まで取り除いてしまうことはない。



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健康なオリーブの木を無農薬で保つには

すべてが繋がっている作業で

病の対処法を知っていなくてはならない。

剪定士は、オリーブの外科医のようなものである。



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オリーブに関わること、オイル・化粧品・苗木・盆栽・イベント

そして、聖なるイスラエルのオリーブオイルやワインを

輸入したり研究したりしているとーってもオリーブ博士な

オリーブガーデンさまのニュースレターで紹介していただきました。

こちら

ヴィンチご訪問ありがとうございました。





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イタリアのオリーブオイル鑑定士shinomaiちゃんの

人気ブログで紹介していただきました。

こちら

ありがとうございました。

大地の住人、ばっちり顔出てますwww





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オリーブのウイルス菌対処 Potatura degli Olivi ③

大地派剪定 Potatura da Terra

オリーブ剪定士 Potina


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ブドウの枝からポタポタと涙が溢れていた。

こみあげるように、ふるいおこすように。

向こうではミモザが色を変えている。

菜の花は場所によっては種になりかけていた。

半袖になりたくなるほど体がほてる日もあった。



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春が近づくと、ブドウの木の樹液が流動しはじめ

剪定した切り口から樹液がこぼれる。

その現象をイタリア語でPiantoピアントという。

このピアントがはじまる頃、Legaturaレガトウーラという

一番下の架線や柱棒に縛り付ける作業をする。

これをきちっとすることで、芽が出て成長するときに

まっすぐ上へ上へと伸びることができる。

ピアントがまだ全部にはじまる間、新しいブドウ畑の

小さなブドウたちのレガトゥーラをすることにした。

彼女たちはまだまだ体を曲げることはない。

姿勢正しく生きるよう道標を私たちがつくってあげるのである。

その後、まっすぐ生きる者もいれば、クネクネとすねる者もいる。

まったく人間と同じだ。



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小さなブドウの木を相手にすると、しゃがみこまなくてはいけない。

張り切って一日目はなんてこともなかったが

二日目は、筋肉痛がはじまった・・。うぅ、辛い。

しかもマウンテンバイク風シティバイクの、ギアがきかない

自転車をこいでみるとわかる若干坂道を

体が熱くなるほどにこぎきった後のうさぎ跳びは厳しい。

「私、坂道に動悸を覚えるよ。」

「マキ、日々の筋トレが必要だ!」 まぁね。

「毎日走ったり歩いたりさ、自転車乗りまくったりして

体を鍛えるんだ!」 そうは言うけど・・。

農主と、年を取れば取るほど体を鍛えなくてはいけない

そう納得させるエピソードを話し合った。不吉だねぇ。

「農業なんてちっとも運動のうちに入ってない!」 あら。

確かに動かすところが違うし、持久力を鍛えるにはまたちょっと違う。

デスクワークの人よりは無意識にでも動かなくてはいけないが

あくまでも作業であって運動ではない。

井戸端会議にならぬよう、自転車通勤にかけてみようと思う。

少年がサッカーの練習に日々掛けているように

農民も農作業期のために、日々体を鍛えなくてはならない!



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あーだこーだ体調を心配している割には水を飲まない農主。

私は、水を飲むことは大切だと病気になるたびに思うから

IKEAでテルモスの水筒を買って

日本からのお土産、殺菌効果のある緑茶をぬるめに

ブドウの木の柱にぶら下げておく。

しかし、列を往復しないと口にすることができないので

ウエストポーチにも小さな水を持ち歩く。

この水は、飲む用と緊急時用。

腰にはベルトに2種類の紐と縛り付ける道具と剪定用はさみ

プラス、携帯電話や身分証明書、小型カメラにそのミニ水筒

ティッシュや絆創膏などがごちゃごちゃ詰まったウエストポーチを巻く。

重いけど、どれも必要な道具なのである。



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「今日のお昼のニュース見た?」

「まだ見てないけど。」 畑にいたし・・。 

農主はミラノのワイン見本市イベントに参加するそうだ。

参加するか悩んでる、という。

はじめて娘をミラノのイベントに連れて行く予定だったそうで

嬉しさと残念さがまだ半々だった頃。

こういったイベントは、口にするものもあれば

はじめましてやありがとうの握手は必須だ。

イタリア文化はスキンシップが現在天敵となってしまう。

少年のヴィンチの国立中学校も指令が出た。

3月15日まで遠足等の遠出を禁止されてしまったのだ。

まさしくも遠足シーズン、交換学習シーズン、コンテストシーズンで

子どもたちは踏んだり蹴ったりである。

少年に 「遠足だった日は何するの?」

悔しそうに 「いっぱいテスト・・・。」 あぁ、可哀想に。

カーニバル最終日は友たち恒例の村集合には参加して

時間を思春期らしく無駄に過ごしていた。無駄が思い出なんだ!

農主もワイン見本市イベントは中止されたそうだ。

なんてこった。

しかし、警戒は必要だし、こうなったら全員で警戒するべきだ。

だって全アジア人だけ差別にあうのはどうかと

思っていた矢先であった。

少年の隣のクラスの中国人のウーちゃんは

中国のお正月に里帰りした様子で、そういうわけであれから

中国で足止めをくらってヴィンチに戻ってきていないという。

そっか、いつ帰ってこれるんだろうね。

なんだか、こんな田舎の村にも話題のウィルスは近いのだ。

しかし、イタリアの厳重な即決判断は、正しいかもしれない。

このキリスト教特有のSolidarietàソリダリエタ(団結)は

他国との関係を薄くしてもイタリアにはある。

国がキリスト教を本にあるから、弱いものを放っておかない。

お年寄りだってこれ以上被害者はだせないと首相は伝えていた。



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風がヒューヒューと唸っている。

まるで、コロナー、コロナーといっているようで空が怖い。

今イタリアはコロナウィルスで機能がストップしている。

10km離れた大きなスーパーの棚には買い占めが出現し

小麦粉とパスタ(特にペンネ)とトマトソースが消えているという。

私も小麦粉が欲しいと思っていたところだったのに

トスカーナの住人は考えることが同じようだ。

キュッキュとブドウの枝は曲がる。

しっとりとした気流はブドウの肌を潤わせているようだ。

足元にはビーツがわんさか生えている。

人工の畑なんかより生き生きしている。

テントウムシは、コロナウィルスを他所に交尾をせっせとしている。

コロナウィルスで隔離されたイタリア北部の村では

日々の習慣スキンシップができずに

遠くを眺めるように家族を見つめている。

早春の涙は、なにを伝えたいのであろう。



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女のブドウの涙 Pianto

ブドウの枝を縛る Legare le viti

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この日キミの誕生日だ。

日本語とかイタリア語ではなくって英語読みをしよう。

サーティーンになった。ティーンエイジャーの仲間入りだ。

イタリア語風に読み書きするとティネイジャーだ。

ティーンエイジャーとは思春期を指すようだ。

思春期ってだんだん社会の中の自分を比べだすみたいだ。

春夏秋冬の一番目の春だ。

春は芽生える意味がある。

自我が出てくることかもしれない。

そうやってはじめて自分を思う時期だから

思春期って言われるんだと母は思う。

体だって変わってくるそうだ。

もう声だって急に変わってきて

歯だって全部生え変わったのではないか?

そうやって少しずつ大人になっていくのだ。

大人枝に芽が出てきたと思えばいい。

その芽は、葉っぱかもしれない

花かもしれない、実かもしれない。

それは、お楽しみだ。

このお楽しみの成長を人生というのだが

楽しく感じるまでは、風に当たったり雨に打たれたりするはずだ。

それを乗り越えて楽しく感じたら、それを幸せというのだよ。

楽しいことはすぐ終わってしまうけど

楽しいことを楽しみにしてれば、楽しく生きていける。

一人でも楽しくいられる方法を考え出すのだ。



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今、学校から帰ってきてお昼を食べてグーグー昼寝してるけど

母は放っておくよ、静かだから。

過眠もよくないらしいけど、睡眠不足もよくないらしい。

よくないことを羅列しても何も聞いてくれないから、放っておく。

お願い事を言っても聞いてくれないから、放っておく。

放っておくけど一応言っておく。だからうるさい。

でもキミは優しいから心のどこかに母の声をダビングしている。

静かにそれを守って、でも邪魔をするように意地悪をする。

うるさい母が静かにならないように意地悪するのだ。

この接触が親子なんだよね!



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SNSで見つけたんだけど

スマフォで自分が一番撮ったり見たりしていることが

いっちばん興味のあることなんだって。

母はすごく納得した。

キミは今、サッカーのことしか興味がない。

次年度続けられるかわからない選抜システムらしいけど

違うところでもずっと続けていい。

許可をしようじゃないか。

がんばれとは言わない。

学校とは別の世界の友だちができたみたいで

そのチームワークはキミの思い出に一生残るはずだ。

この思い出の積み重ねがたくさんあればあるほど

人生は色濃くなっていくものだ。

学校でもスポーツでも、出会って息のあった友を大切にするのだ。



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イタリアのサーテイーンは高校選びがある。

将来のことを考えるのは難しいことだけど

学んでみたいことを学べばいい。

好きなことだってわからなし、興味があることだって不安になる。

大人だって自分のことがわからないことだらけなんだから

不安でも大丈夫。学んでいる間に見つかることもある。

母から一つだけ。

学べる時は学びなさい。

その学びは将来とずれることもあるけれど

仕事で活用できなくても生活で活かせることもある。

本当は母は心配で仕方ないんだけど

我慢して放っておく。静かにする!



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誕生日は何が食べたいの?

唐揚げ、プリン、ビステッカ、いちごのケーキ

それからツナおにぎりとプロシュットのパニーニ。えっwww

よし、つくってあげよう。

去年もその前もその前の前の年も同じメニューだけど

好きな食べ物なんだからしかたがない。

きっと来年も再来年も同じなんだろう。

もうこれから聞かない。



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少年よ、お誕生日おめでとう。

母より背が超えちゃって、すべてが越されたように焦ったよ。

13年前のこの日、痛かったなぁ。



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悩んだ挙げ句、チェンソーを買った。

日本製マキタの充電式の電動チェンソーである。

イタリアでもマキタは高品質で割とメジャーなブランドである。

まず、なぜチェンソーを買うことにしたかというと

オリーブの剪定でのこぎり作業に息切れを覚えたからである。

太い新枝ぐらいだったらよいのだが

数年経った5cm以上の古い枝は、硬い。

腕力で全然切れるが、何本もあるとしんどい。

その上100Mをダッシュで走っているような息切れがするのである。

その息切れはゴキゴキと2回引くだけでゼーゼー。

それを何回も続けていると

はしごの上で心臓発作にでもなるのではないかと

マジ焦ったからである!


なぜ、そのマキタの充電式電動チェンソーにしたのか。

本当は去年から高枝切りの電動ロングチェンソーを買おう

と心に決めて息を切らせて剪定をしていた。

今年に入り、剪定も間近、お店に行って品物を実際触ってみると

かなり重いのである。

電動だからエンジン式より軽いのだが

長いだけに重く操作が難しい・・と持った瞬間わかった。

これではダメだ・・・他の枝に傷がついてしまう。

お店の人にそれでも充電式の

充電池のアンペアだとかいろいろ説明してもらった。

本当は電動ハサミだって欲しいけど

いやいやまずは息切れを解消しなくては。

息切れトラウマとなってはどうしてもチェンソーを諦めきれず

本来の手にしっかり持つタイプで小さくて軽いもので探していくと

マキタに到達したのである。

そして、エンジン式はブィンと紐を引っ張ってオンにするのを

夫の勢いを見てて、どうしても私には見てるだけでも無理と判断。

それに、ガソリンだオイルだ排気ガスだで空気の汚染だけではなく

自分の呼吸さえも苦しくなりそう・・

と、エンジン式を2台もつ夫も賛成していた。



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お店に相談に行ったのに、結局のところ

オンラインショップで買うことにしてしまった。ひどい。

チェンソー本体、5アンペアのリチウム充電池2個

2個同時高速充電器、バラバラで注文することになってしまい

時間差でバラバラに同じ日に全部三社の運送会社から届いた。

このご時世、人はなんてこともないであろう。

しかしこのオンラインショッピングをテーマにRai(国営放送)で

« A・・・・nは世界を滅ぼした » という特集をしていて

ここでも私は涙した。涙もろい・・

わかっていても安さに負けてしまううわべマーケット。

私は年に一回利用するかどうかという具合だが

これを機にもっともっと吟味して気をつけて買い物をしようと思った。



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世界には、たーくさんのオンラインショッピングはあるのだが

この特集でインタビューの許可を唯一出したのはここ

世界でトップの、社長は世界でいっちばんおっ金持ちの

たまに容疑者っぽくもしくはスキャンダル風な写真で紹介されている

A・・・・nである。

そのオンラインショッピングの経路や形式を教えてくれた。

A(略)には大きな倉庫を点々と構え

品物を即発送できる仕組みになっている。

倉庫が颯爽としていて従業員はロボットっぽく無機質にさえみえた。

一品一品を頑丈に梱包し、そして発送される。

オーダーから発送まで唯一注文者と対面するのが

運送業者の配達人である。

その配達人はノルマがあるそうだし

不在だとまた来なくてはいけなかったりするそうで

ノルマ達成にはならないそうだ。

ノルマだからのんびりランチの時間なんてない。

覚えている。手渡した瞬間駆け足でトラックに乗り込み

猛烈な排気ガスで次へ向かうトラック。



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何が問題かというと

店としてのサービスが消えたこと。

大型スーパー誕生でも痛い目にあっている街の小さな個人店は

オンラインショッピングがメジャー化しつつ

人の足は途絶え気味であるそうだ。

確かにニュースでも本屋が街から消えていくニュースをやっていた。

街に人が必要なものを買いに来るという光景がないという。

それでも店の主たちは、人が集まる街に灯りを・・

という想いで厳しい状況の中でも

店でしかできないサービスを提供し続けたいという。涙

街の住人が集まる店で、コミュニケーションをする。

店とは、街の灯りと住人の明かりの場なんだと思う。

お店で買うとちょっと高いのは

この毎日の灯火とサービスと知識料なのである。

有機栽培がちょっと高めなのは、日々の手入れや自然への労り

それは栽培主の気持ちと全く同じようにみえてきて仕方がなかった。



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そして、頑丈な梱包は想像通りゴミとなる。

そんな目につくことだけが問題なんじゃない。

驚いたのは、Aの倉庫に保留してある売れない商品や

契約切れ商品の処理である。

引取の値段と処分の値段というのがあるそうで

処分の値段のほうが安い。

だから個商品の企業たちは、後者を選ぶに決まっているのである。

一日に計何千万円といったたっくさんの商品が

ゴミとなって処分されているのである。

どれも新品で、ただ契約期間が切れたという理由だけで・・・・・

ゴミになるとは思いもよらなかった。


そして運送での排気ガスである。

飛行機、トラック・・・

近頃、街の中では自転車で配送するシステムがあるそうだが

そのシステムもイタリアではノルマ制で

従業員は雇用されない外国人だったりするそうだ。

イタリアの問題は、雇用体制が常に問題である。

オフィスワーカーよりフィジカルワーカーに

すごく厳しい対応であるのは運送業とは限らない。

頭脳vs肉体

両方備わっていれば一番だが、そんな人間なかなかいない。

さすが北欧では、そのエコ配達の組織がとても充実していることを

イタリアのインタビュアーらしく皮肉っぽく伝えていたw いいぞ。

要は、働きやすい環境つくりが北欧ではどの業種もいい。


この特集では、私たちの生活スタイルを見直すべきだということを

最終的には伝えたかったはずだ。

世の中どんどん便利になって

しかし、裏を返せば、人間味がどんどん薄れていき

自然までも崩壊させていることに気づかなくてはいけない。

そして、誰もが働きやすく生活しやすいお給料で

安全と安定が確保されているといいな。

私はフィジカルワーク系に属するけど

そういう仲間の声はどこか満足をしていない。



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三社のオンラインショッピングで買ってしまった

その一応環境に優しいだろう電動チェンソーが

私の剪定道具に加わった。

それでも細かい部分は手動のこぎりでやる。

太く硬い枝の剪定もブルンとあっという間に切れてしまうパワーで

おもしろくなっちゃうほど。

高い枝は、はしごをきっちり縛って安定した位置で行う。

お転婆な私は幸い(?)高所恐怖症なので(!)

絶対に無理はしないしできない。

チェンソーを使うたびに

お店の人の顔を思い出しながら作業をしている。

壊れちゃったら受け付けてくれるのだろうか、と。



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エシカルに生きる Consumo Etico

サステナビリティ力 Rifiuti Zero in Kamiktz

女剪定士の弱音 Potatura degli Olivi④



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ふとカレンダーを見ると、もう2月14日ではないか。

この日も私には記憶の中の日となったことがある。

バレンタインのチョコの話でもしたいところだが

人が浮きだった頃私は、病院で一人肩をすくめ途方に暮れていた。



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私には兄がいた。

しかし、両親は年子の私たちが幼少の頃離婚してしまった。

兄は父方へ、私は母方へ、男女まっぷたつに別れた。

私も兄も両親もどんな想いであったのだろう・・・。

それを探ることは今までしたことはない。

そして、父が早々にあの世にいくまで、私と兄は会うこともなかった。


兄と再会した頃はもう私たちは高校生であった。

母だって私と同じく兄と会っていなかった。

大阪で別れているのに

父と兄は東京の外れの一軒家に住んでいた。

とりあえず会おうということで、若者が好む渋谷で落ち合った。

こんなゴチャゴチャしたところで、十数年も会ってない

育ち盛りの青年がわかるのであろうか。

ところがわかるものなのである。

兄も母も二人はすぐに見つめ合っていた。

二人はお互いに手を小さく振りあっている。

すごくよく覚えている。

私だけ、キョロキョロしていた。


私はあまり話さなかった。

兄もあまり話さなかった。

母もあまり話さなかった。

それからよく覚えてないけれど

その日か別の日か、私と母は兄の家に行って

ハンバーグをつくった記憶がある。


今思うと、いやその頃だって思ったけど

18歳の青春は一軒家に一人で住んでいたのである。

ご飯はどうしていたのだろう。

生計はどうしていたのだろう。


兄は、学業を諦めて働いていた。

ちょっと水商売系の仕事のようだった。

後で写真を見て、楽しかったんだろうシーンに涙した。

人と変わらない青春を送っていたようだ。

兄は、ハンサムでどちらかというとジャニーズ系らしい。

仕事先ではとても人気があったようである。


兄が青春をしている頃、母は難病と仕事に追われていた。

正月や四季折々にある親戚一同で集まる会には

兄も我が家に来ていた。

いとこたちとすぐに溶け込んだがやはり違和感があった。

母に似て気品のある顔立ちだった。


楽しそうに青春をしている様子だったので

私は、あまり母のことで相談をすることもなく

いつまでたっても兄妹の関係はつくれなかった。

そして、母は病に負けた。

母の死の知らせに、兄は飛んできて、わんわん泣いた。

こんなに泣きじゃくる男子をはじめてみた。

狂っているのかと思った。

これからこの人はどうしていくのだろう。

きっと何も変わらないはずだ。

父が亡くなったときが一番変化があったに違いない。

私が今(あの頃)変化を受けているのと同じで。



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私と兄の関係はぎこちなく進んでいく。

私は、兄との関係の変化は何もなく、イタリアへ出発した。

すると、約一年後ぐらいに、日本から電話があった。

「すぐに帰ってこれるだろうか?」

父方の叔母からであった。

兄が白血病になったから、家族の輸血がほしいという。

私は、飛んで帰った。

兄との関係はなんだかよくわからないまま

兄と私は兄妹なんだっていうことだけの細い紐のような繋がりは

藁をも掴むようであった。

今までだっていなかったようなものだけど

兄まで私を置いていくのか。

どうしても助けたかった。

私の血で助かるぐらいだったら

どんどん吸い取ってくれという想いであった。

しかし、私の血では相性が悪く、力になることはできなかった。

たった一人の血肉なのに。


今まで輸血した副作用の話を聞いた。

とても辛い体験をしていた。

・・やはりここには書けない。

結局のところ、兄は闘病生活を引き続き送り

私は、今日明日に生活を変えられる環境ではなかったので

そのまま引き続き叔母に兄を任せた。

父はこの叔母を頼りに上京してきたようだ。

父と兄は、ずっとこの叔母と家族のように過ごしてきた様子である。

叔母は上品で親切な人で、兄を息子のように可愛がっていた。

私は、すごく安心した。

私にも親切にしてくれた。

この叔母でよかった。

私は羨ましいぐらいであった。


私が日本に再び戻ってきて間もなく兄は入院した。

何度か見舞いに行くが

ただそばにいるだけで無念な気持ちになるだけであった。

病を交代してあげたいぐらいだった。

私は黙ってそばにいた。

何を話せばいいっていうんだ。

私には無力すぎて、そこにいるだけでも辛かった。

そして兄は私に「ありがとう。」といった。

ありがとうという兄は、髪の毛がなくったって顔が腫れてたって

すごくすごく気品があった。

母似で、叔母に愛され、それでいて「ありがとう」は私の兄だった。


「ありがとう」を言ったその夜

兄までもが私をおいてあの世にいってしまった。

その日が、バレンタイデーの日だったのである。


私は息を引き取った兄とその晩同じ部屋で寝た。

私の帰る場所を失ってしまったかのように。

叔母が父の墓のあるところに連れて行ってくれた。

私は墓に執着心はないのだが

父の仏壇の中の写真を見てわんわん子どものように泣いた。

叔父叔母は困った様子だったがとまらなかった。

母が亡くなったとき兄がわんわん泣いていたことを思い出した。

私も同じだった。

父の隣に兄が並んでしまった。


兄は享年26歳だった。

きっと今だったら白血病は治せるんじゃないかと思うけど

あの頃は、試験人間のように辛い体験をし

一人あの家でインスリンのような注射を打っていたと思うと

寂し過ぎる人生だったと胸が痛い。

もっと近くにいればよかったと後悔するけれど

近くにいても心の距離がありすぎて

何もできなかったはずである。



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両親が離婚するケースで

イタリアだったら親権が半々となり

子どもが行ったり来たりの生活を強いられる。

日本の私たちのような片親のみという場合

自分の居場所はできるが、片親に会うことはない。

どちらがよいのか、それは子どもにしかわからない。

そして、離れ離れになった兄妹は

結局他人ぽく生きていくのである。

私は、イタリアのあっちいったりこっちいったりする生活よりも

性格上、ずっと同じところで自分の居場所がある方が好ましい。

だから、両親の決断に異議はない。

もともと家族はないものとして生きてきたから。



la famiglia non è che esiste, è da costruire

そしてこの作品が生まれたのである。

『家の中の族』

« 家族て在るものではなく つくるもの »

La famiglia non è che esiste, è da costruire.



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胸が騒いだあの日 un quarto di secolo fa

この日に Anniversario

かたみ i miei tesori


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バイオダイナミック農法カレンダーでは

2月入って間もなくして剪定に適した

Luna discendenteルーナディシェンデンテ

(約28日間のサイクルをする回帰運動中

天の赤道から23.4度傾斜した太陽の見かけ上の通り道である

黄道の秋分点(黄経冬至方面90~270度)側の約14日間)

エネルギーが地下へ集中するので地上での例えば剪定などは

この期間にすることで傷口への負担が少ないもしくは治癒が早い

という見えないエネルギーが天地を交信させている。

私は、完全バイオダイナミック農法を採用していないが

直接的な日や間接的な月、生命を宿う土や呼吸する風

この世になくてはならない水に関する観念だけでも

是非とも栽培に取り入れたい。

人間が鈍感なだけで、私たち以外の生物は

天地と共に生きている、と私はそう思っている。



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マリアトゥーンのバイオダイナミック農法のカレンダーを入手すると

たちまち意識しながら行動できて、様々な一致に気付かされる。

例えば日常の中で気付きやすいことは

パン生地(私の場合はピッツァ用に)を捏ねているときによく分かる。

空気に関する花の日(Giorno di fiore/水瓶・双子・天秤座)や

火に関する実の日(Giorno di frutto/牡羊・獅子・射手座)は

しっとり捏ねやすく醗酵が早くよく膨らむ。

それ以外の日だと、同じ容量で捏ねているのに硬いし醗酵が悪い。

海水の満潮や干潮なども天との交信だし

生物の産卵なども月の満ち欠けに関係している。

樹の傷口の回復力は、自力の治癒力をみればよくわかる。



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バイオダイナミック農法に完全に従っていくと

誰でもできるオリーブ栽培やトマト栽培ではなくなるようで

もう少し手間や信仰を軽減したいと私は考えている。

それは、自然栽培家木村秋則作«土の学校» という

「農薬を使わない栽培、その秘密は土にある」

という本を読んで、行き当たるところは自然農法の考えだった

というところに私は、自然農法とバイオダイナミック農法の

合体を描きながら進めているのである。

地下の大切な役割は微生物たちだということを忘れてはいけない。

最近では耕作も疑問をもつ人がSNS発信をしている。

それは微生物を殺してしまうからであるという。

そこが自然農法の考えなのだが

バイオダイナミック農法は、耕作して緑肥をして

牛の角に糞を詰め発酵させて生まれた微生物を

撒き散らすやり方だ。この作業に牛が必要なのである。

ここにまず難点を覚える。

だからこの牛糞の醗酵肥料をとばす人が多い。わかる。

緑肥はいい方法だと思う。

小さな畑であれば緑肥にもなるマメ科類やアブラナ科類を

時期を変えて植えれば、野菜が

前期のマメ科の根っこのバクテリアが肥料となってグングン育つ。

しかし、あくまでも私の考えだが

オリーブ栽培にマメ科やアブラナ科類などの背丈のある緑肥は

向いていないと私は思っている。

それは、オリーブの樹形が

地面から50cmほどに垂れ下がっているからである。

新芽が出る前に1mの高さで剪定しても

緑肥を刈り込みたい時期にはもう成長していることがほとんどで

緑肥で混み合い風通しが悪い環境でカビになりやすい

と私は信じて疑わないのである。

バイオダイナミック農法でワインを造る農主にも緑肥を勧められるが

そこだけは弟子でも納得いかないところなのである。



Prima di Potare


それではどんな方法がいいか。

一軒プライベートの大きな庭のオリーブの管理をしているのだが

そこは日当たりが物凄く悪い。

しかし、元気で豊作で丈夫なのである。

その土地の特徴は、日当たりが悪い分

微生物が好むようで土がふさふさであること。

草が生えて日を求め背丈が伸びてしまうので

まめに草刈りをしている。

その草は、私たち人間にも栄養効果のある野草、イラクサが

一面中に、ときどきタンポポやビーツなんかと競争している。

どれも薬草並のハーブで、むしろイラクサで植物の病を治す

バイオダイナミック農法の方法の一つである。

だから、私は、役に立つ野草が一面にあることが

私たちの生活にもオリーブにも適しているのではないかと

近頃とても強く思うのである。

とにかく背丈が低く役に立つ野草で踏まれても動じない

できたら花が咲くタイプ。

ハチがいっぱい来て受粉も手伝う天国のようなオリーブ畑が

いっちばん理想なんじゃないかと思い描く。



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2019年の秋、ちっとも収穫ができなかったこの畑で

今年もオリーブの剪定を始めた。

昨年の開花時の低気温で、実ではなく枝を増やしてしまった

オリーブたちは賑やかに鬱蒼としていて、見るだけで疲れてしまう。

樹形は今まで整えてきたから

今年はこの元気よく生えてきたエネルギーを吸ってしまう新枝を

取り除く作業がメインとなる。



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オリーブ剪定士 Potina

天は白の隙間な剪定 Potatura degli Olivi①

頭も木もグルグル剪定 Potatura degli Olivi vol.1


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