秋の気配を感じ始めた頃、一年で最も賑やかなブドウの収穫(イタリア語でVendemmiaヴェンデンミアという。)が行われた。

もう実は摘まれ、木は葉と共に次のエネルギーを蓄え続ける。


秋の光を放つようになったお日様が照らすブドウ畑は、大地が輝いているような黄金色となっていた。

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ブドウの木だって晩秋の頃、旬の紅葉が見られる。

それは・・・外気温の低下だけではなく、日照時間が減ることも、葉緑素が抜け紅くなっていく理由だそうだ。
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地上での活動が終わると、葉は落ちる。

寒い地上では休眠に入り、栄養の補給は温かい地下の根に頼る。


我々の生活も紅葉の頃を機に、本格的な冬支度が始まるのでなかろうか。