大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

September 2016

今年の我が家のトマトは、とっても美味しくできた!

来年は、小さな菜園をトマトで埋め尽くそう。

Pomodori SuperBIO


いつもと何が違うって、水遣りをしなかったこと。
3回だけかな。

トマトもブドウのように、自力で水分を補給し、自力で潤いのある実を生む。

実を守る皮はパリパリと厚く、果汁は自力で栄養を吸い込んだ甘い濃厚な味。そして、土のような弾力のある噛み応えがする果肉。

生で美味しい。

煮込んだソースも美味しい。


しかし、保存用の収穫まではできなかったので、*G.A.S.でオーガニックトマトを購入。

そして、日本から「旅する土鍋」プロジェクト中の大きな土鍋と陶芸家の我妻珠美さん、ヴィンチの少年とワイワイガヤガヤ、保存用のトマトソースつくり。

この大きな土鍋の大きさは、大量につくる保存食にと~っても便利。

Pomodori Pelati


湯むきをして、大きな土鍋に入れていく。

un pò di Aromi


ニンニクとバジリコの風味を入れて。

かき混ぜては待つ。

Cuocere


それでも大きな土鍋に入りきれなかった湯むきトマトは、そのまま瓶に詰めて保存。
Pomodori Pelatiポモドーリ ペラーティの出来上がり。使う時に煮込む。
 
(長持ち保存のためにを空気抜き。水から瓶ごとゴトゴト沸騰で2030分。)

Pomodori Pelati in conserva


トマトソースは、ちょっとした時に便利。すぐに食べられるものを作っておくと安心する。

Pronto


やっぱり土でできた土鍋の力は仕上がりが違う。*イチジクジャム同様、濃厚なソース
Salsa di Pomodoroサルサ ディ ポモドーロが出来上がった。
 
(長持ち保存の空気抜きは、熱い内に瓶に詰めて逆さにして置いておく。)

Salsa di Pomodoro


まだまだトマトの木には、花が咲いている。

水を与えなくても、実が生まれている。

Pomodori di Settembre


今後は熟すのに時間がかかるだろう。

間に合わないかもしれない。

なぜなら、気温が下がるだけでなく、日照時間が短くなるから。

そうしたら、緑のトマトを炒めたりフライにして食べるんだそう。

*G.A.S.・・・・・・・・ブログ『GASローカル興しのBIO商品』    
*イチジクジャム・・・ブログ『イチジク Fichi』

夏も終わりそうな頃。

いやいやもっと前から。

オーガニックだったら殺虫はできないから、私たちの「感」で予防する。

Uva da Tavola

食卓用ブドウのお裾分け。
2016年のVinciヴィンチの夏は過ごしやすかった。

農業に無縁の人はラッキー。

農業に関わる者は天候の一つで生活が変わる。日に日に気が気でない。

収穫に近づくトスカーナの農産業ブドウとオリーブは、大地の住人をソワソワさせる。

una controllata di uva

ブドウの収穫を間近に控え、日ごとアルコール度数=熟度をブドウ農園は調べている。

私たちは既に二軒控えている収穫期に、あちこちと収穫依頼の連絡が入る。しかし、体は一つ。

Trebbiano prima di vendemmia
白ワイン用のブドウの熟度が赤より早いそうだ。

農園は準備に入る。


私は個人的に管理するオリーブに気を付ける。

8月の半ばあたりからオリーブにつきまとうハエ情報を耳にする。

我が庭のオリーブの木を毎日何度も観察する。

いくつかやられてしまったオリーブの実を発見して、結局のところ8月の半ばを過ぎた頃、ハエ除け作業を実施した。

colpito dalla Mosca dell'Olivo

オリーブに寄生するハエBactrocera Oleaeバクトロチェーラ オレアーエ別名Mosca dell'Olivoモスカ デッロリーヴォと呼ばれているハエは、私たちがよく目にする食べ物や糞につきまとうハエではなく、オリーブの実に卵を産み、幼虫はオリーブの実を食べながら成長し、立派なハエとなって飛び立っていく、ハエである。

彼らの産卵期・成長期を過ごす適温は、2528度と湿度。日中3133度あっても朝夕の湿度を共にした気温のトスカーナは、彼らの活動適温。

Larva di Mosca dell'Olivi

ハエのジェネレーションは、年に8回以上もあったりする。

しかし、細かく地域ごとに発生率が変わるので、トスカーナとも言い切れなければヴィンチとも言い切れない。

今回ハエのメス率を調べなかったが、調べてからハエ除け作業をしてもいい。


伝統的なハエ除け材料Rame e Calceラーメ エ カルチェ(銅と石灰)で行った。

Sono salvate

ミネラルな銅は、消毒作用があるので、収穫後や剪定後の傷がつく作業の後は、銅を多めに使う。

ミネラルの石灰は、殺菌作用や付着作用がある。そして、白色がハエの視覚を惑わす効果もあるのでハエ除け作業の時は多めに使う。白色のやはりミネラル素材Caolinaカオリーナ(カオリン)のみだってハエ除けに適しているが、高価な材料なので割に合うかは畑の主の判断による。

Rame e Calce

青白いオリーブ畑を見かけたら、オーガニック畑のはずだ。

オーガニック以外の農園は、効き目のあるRogolローゴルと呼ばれるハエの殺虫剤を吹き付けているであろう。この農薬は、樹に浸透させるのでオリーブが汚染される。そして現在、少量でも農薬免許の呈示が求められる。


ハエは3週間で飛び立っていく。

収穫前に再び悩まされるかもしれない。

あと一ヶ月強。どうなることやら~~~~~。

8月も終わり頃、Vinciヴィンチの大地では
イチジクが一気に熟れだした。
Albero di Fico

雨が降る前に摘んでしまおう。

Raccolta di Fichi


カゴいっぱいに。

Tanti Fichi!!


乳液がベタつく。樹の保衛だから仕方がない。

蚊がいる。熟れた樹の周りは湿度だって高くなる。仕方がない。

Fico


イチジクの中を見ながらつまみ食い。

Merenda Fico


洗わずに皮をむく。

Fichi Sbuciati


日本から
『旅する土鍋』プロジェクト中の土鍋と陶芸家の我妻珠美さん
(工房Cocciorino/ tamamiazuma.com
)
ヴィンチの少年とやいのやいのと賑やかにジャム作り。

Fichi+Zucchero +Limone


保存の力を持つ砂糖(私は黒砂糖使用)
変色を抑える力を持つレモンを加えて土鍋でグツグツ。

Cuocere


かき混ぜては待つ。

土でできた鍋は、熱の回り方が違う。
熱の力を持つ土鍋。

Marmellata di Fichi pronto 


ギュッと濃縮されたイチジクジャムのできあがり。
消化を助ける力を持つイチジク。

Fichi

Vinciの大地のFichiフィーキ。 


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