大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

カテゴリ: 暮らし

五月も新月に近い頃、今年もチカチカとホタルが我が家の夜景に現れた。

月夜が無いに等しい分、ホタルの光が効果的だ。

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?・・・私たちの周りには、ちょっとしかいない。

あっちの方にいっぱいいるよ。

少年とホタルまみれになることを想像して近づく。

アレ?あっちだ。

ン?こっちだ。

親子でホタルと追いかけっこ。

そっか、遠くで見るからいっぱいに見えるのか。

?・・・てことは、遠くから見ると親子はホタルまみれなんだ。


これ、お友達の沖縄のおみやげ、ホタルカゴ。
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一匹試しに入れてみよっか。

少年・・・かわいそう・・・。

また追いかけっこ開始。

つかまえた、つかまえた。

アレ?ふたがよく閉まってなかったのかな。

つかまえた、つかまえた。

ン?どうして外にいるんだろ。


ホタル、穴から出てきてたよ。

よかったね。


私は、ここVinci*村付近のMetodo Biodinamicoメートド ビオディナーミコ(バイオダイナミック農法)に従って造酒している農園のVino Biodinamicoヴィーノ ビオディナーミコ(バイオダイナミックワインもしくはビオディナミワイン)を愛飲しその出来の良さに堪能し、早速影響され、バイオダイナミック農法のカレンダー(Calendario dei lavori agricoli-Lunario e planetario secondo il metodo biodinamico*)を購入し、私もオリーブ栽培や菜園に利用している。
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バイオダイナミック農法は、Rudolf Steiner*が考え出した農法である。(いろんな説はあるが。)

その農法を従うにはまず、とても詳しく宇宙のスケジュールがわかるカレンダーを手にしないと、とにかく始められなければ進められない。肉眼で見えない月の位置や星・惑星のスケジュールが記載されている。


私は、満月や新月に起こりやすい物事や満潮・干潮、月経などのサイクル、芽の出る誕生などなど・・などなど・・沈黙のお月様から私たちの生活への影響があることを信じたい。

そのお月様の”感”を、私たちの目で追える範囲でスケジュールを組み合わせてはどうだろう。

薬などの化学ではないから、信じる信じないという言い方で、興味を示したい。


人間も植物も無農薬でいることは、予防と抵抗力を心がけ身につけることではないだろうか。私たちの生活でいうと、厳しさ(を持ち)と前向き(に生きる)ということではないかと思う。


そこで、お月様のスケジュールと私たちの生活が予防の一つとなることを期待して、ほんの少しまとめてみた。


Luna Crescenteルーナ クレッシェンテ=上弦

新月から満月への満ち期間
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「吸収と成長」

地上にエネルギーが集中。

水分・栄養分を吸収するため、ダイエットには要注意。

欠け期間へ向け、エネルギーを蓄え休息する期間。

リンパの流れが地上に上昇する為、植物では病気の予防、施肥、実の成る野菜(香草を含む)の種蒔きに最適。

これらのエネルギー効果が一番集中する日が
Luna Pienaルーナ ピエーナ=満月である。
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「動物的・肉体的なカンが冴える日」



Luna Discendenteルーナ ディシェンデンテ=下弦

満月から新月への欠け期間
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「放出と浄化」

地下にエネルギーが集中。

発汗・発散・解毒の期間。体のメンテナンスはこの時期に。

リンパの働きが根に集中する為、植物では剪定(草刈含む)や土耕作、根菜・葉菜の種蒔きに最適。

これらのエネルギー効果が一番集中する日が
Luna Nuovaルーナ ヌオーヴァ=新月である。
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「精神的・内向的なカンが冴える日」



無口な植物と私たちの体は同じだと思って行動するといいかもしれない。

例えば、植物への施肥は、私たちの足りない栄養分を補うサプリメント(できれば食品で)だったり、植物の剪定は、私たちの治療だったり・・と。


手間隙かかるオーガニック栽培のように、私たち自身に手間隙かけたオーガニック人間を増やすことで、恵みを与える地球に優しくなれるなれるのではないかと想う

BIO(オーガニック)を食べているから・・BIOを使っているから・・とワタシBIO!なのではないと私は思う。

ほんの第一歩。

月を見ながらBIO生活を始めてみてはどうだろう。

何かに気が付くはずだ。



*Vinciヴィンチ・・・・・イタリア/トスカーナ/フィレンツェ~レオナルド・ダ・ヴィンチの生まれ故郷

Vinci付近には、Cerreto Guidiチェッレート グイディ・・・・・メディチ家の狩人屋敷がある。

VinciCerreto Guidi共に、ワインではChiantiキアンティ区域。


*Calendario dei lavori agricoli-Lunario e planetario secondo il metodo biodinamicoカレンダーリオ デイ ラヴォーリ アグリーコリ - ルナーリオ エ プラネターリオ セコンド イル メトド ビオディナーミコ・・・・・バイオダイナミック農法に関わる太陰暦や惑星活動のカレンダー

*Rudolf Steinerルドルフ シュタイナー・・・・・18611925/オーストリア人/神秘思想家・哲学者・教育者・アントロポゾフィー(人智学)などなど・・などなど、ドイツなどでも活躍。
この名で検索するとた~くさん出てくる。


二月の満月、少年は満9歳になった。

一年の間のボクが生まれた日。

少年は、9年目のボクが生まれた日に『時間』を望んだ。

この『時間』とは、少年がプログラムした父と母と共にする時間であった。

「ボクたちの村、VINCIヴィンチに行こう!

家から村まで・・そして村中を散歩した。

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その後、マウンテンバイクでブドウ畑をクロス。

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夜、母と一緒に床に着く。少年の頭を手櫛のように撫でる。

少年は、うとうと寝入る。

彼の『時間』は過ぎていく。

今日こそ一日が短く感じたのではなかろうか。

9年の人生を追う少年は、『大切な時間』の意義がわかったかもしれない。

いや、知っていたのかもしれない。大人の私が忘れていたのかもしれない。

私も少年と新たに『時間』を学んだ。

ありがとう、少年。
おめでとう、少年。

秋が終わる冬のはしり、イタリアは霧で覆われた。

先が見えず、希望を失うかのような光景だ。毎日続くと不満な気分に駆られる。風が少しでも吹けば、フ~と取り払うのに。

霧が取れ始めた先の見える景色がこんなに嬉しいなんて。


雨が一ヶ月降らず、スモッグ注意報が街では出ていた。

地上と表面は湿気ていても、地下の水分が足りない植物は元気がない。水を与えた鉢植え植物もあったほどだ。


暖冬。北風が吹かない。北の雪も無いそうだ。


そして急に来る冷たい空気。

それでも太陽さえ顔を出していれば、外気温と裏腹に陽気になる。


四季のある土地は、四季の自然と共存している。

四季が乱れると、自然も我々もサイクルが狂う。

それでも旬で冬を過ごす。

私たちの意識で自然のサイクルを守ろう。


体を温め、老廃物の排泄を助ける根菜。

粘膜を強くするビタミンA、緑黄色野菜。

免疫力を高めるレクチン、豆類。

抵抗力を高めるビタミンC、みかん類。

腎を労わる塩系食材、味噌や醤油・わかめやカキの海産物(マクロビオティック理論)


どれも冬のメニューに欠かせない。

夏には厳しいホカホカのスープものが我が家の食卓によく並ぶ。

そして、ビタミンC たっぷり旬なフルーツ、オレンジは、毎朝のSpremuta d'Aranciaスプレムータ ダランチャ(フレッシュオレンジジュース)で摂取。

少年にも教え込む。
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押せばグルグル回って簡単に絞れる機械は、少年にも楽しい。


身体の予防ケア。

口を開けて睡眠をした後と外出後の帰宅時のうがい。

私は予防に、毎朝塩水で口の中とのどをゆすぐ。
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グラス:Makici=オバタマキ作、陶スプーン:Tamami Azuma作≫


何をしても手を洗うことは日本人の習慣であるが、イタリア人で手を洗う習慣を持つ人は少ない。

公共の場に出向いた日には、シャワーで体も頭も洗って菌を取り払う。イタリア人で体を洗う習慣を持つ人は無いに等しい。一週間に12度程度。


鼻をかむ。

粘膜に着いた菌を取ってあげる。

子供がなかなか覚えない。塩水スプレーで鼻の中を消毒する。

鼻水や咳・たんが出てきたら、膜を張ってしまう乳製品は避ける。

イタリア人は物凄い音を立てて鼻をかんでいる。これは真似できない。が!、音が出ると、私もイタリア体質になってきたか・・と思ってみる。


換気をする。

室内は私たちの体内と同じ。外の質の良い空気を取り入れ循環させる。

室内は、暖房機から発する気体や湿度で空気の質が悪化する。乾燥した家なのにポツポツとカビのようなシミまで壁に出てくる。

外は植物や動物の呼吸の循環で質の良い空気を保っているが、私たちの手でつくり上げる家は、私たちの手で管理をしないと、私たちの体にまで影響してくる。

室内も体内も旬の深呼吸をしよう。


冬は閉蔵の時期で春に備える季節。汗をかかないほどほどの動きにして、おとなしく過ごした方が良さそうだ。旬に逆らい冬に無理をすると、せっかく暖かくなって活動したい春に調子が崩れるそうだ。(マクロビオティック理論)


寿命の長い植物の冬は、根にエネルギーを蓄える。ブログ『ブドウの木の紅葉』にて。≫

春に近づく冬のなごり、月に左右されるリンパの流れを見計らって剪定する。(バイオダイナミック法)

私たちの体も植物と同じようだ。

欲張らず、旬に従おう。

2016年も正月を迎えた。

大晦日と元旦を境とする零時は、唯一世界が一つとなって祝うひとときではなかろうか。私も世界の人々のように新年を祝った。


ここイタリアにいたって正月気分を味わいたい。

友人から、もち米や根菜を分けてもらい、我が家も「お雑煮」でお正月。

もち米を洗って浸して普通に炊き、ステンレスのボールの中で濡らしたすりこき棒でペッタンペッタン。
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この手の作業は少年にもできる。

餅を丸める作業だって少年にもできる。しかし、その場で醤油をつけて食べている。つまみ食いが少年には幸せそうである。
 

時間の経った風味の抜けた海苔だが、あればいい。贅沢は言わない、ソフト削りの鰹節と合わせる。

あ~~~美味しっ。肩の力が抜ける。イタリアだって日本の味がつくれる。私次第だ。
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自家製の餅は、歯でち切れるしのび過ぎず、子供も日本人以外でもイケる。少年は、餅に負け一緒に野菜や根菜も食べていた。

多めにつくった餅は、おやつにとっておく。

くっつかないようにFecola di Patateフェーコラ ディ パターテ(片栗粉)をまぶし、乾燥しないようラップ保存。(冷凍保存も可能)

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餅があるなら餡をつくる。

小豆を洗って浸して茹でてこぼし、再度茹で、砂糖(私はZucchero di Cannaズッケロ ディ カンナ(キビ砂糖)を使用。)を加え、いいところまで煮詰めていく。

餅をちょっと焼いて、なんと贅沢なおやつ「ぜんざい」の出来上がり。
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器:工房Coccirino/TamamiAzuma作≫


多めにつくった餡も、おやつとなる。
(冷凍保存可能)

正月中、「大福」もこしらえ、福を迎える。
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日本にいたら大福をつくるなんて考えもしないが、こちらにいると自分が食べたいがうえに何でも挑戦する。自家製は、とても柔らかく軽い大福が出来上がるものだ。何個でもイケる
(!)
 

そして、七草粥・・・実家では、お雑煮の最終日で、餅と七草の「ハーブ雑煮」で正月を閉める。

大地の七草・・・Bietolaビエトラ(ふだん草)Borragineボッラージネ(ボラジ)Cima di Rapeチーマ ディ ラーペ(カブの葉)Rucolaルーコラ、わさび菜、みず菜、白菜、ネギ・・・と庭のハーブを摘む。
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自家製の餅で消化に良く、自生のハーブで体を労わる。
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こうして我が家のまったり餅正月は過ぎていった。
 

Italo-Giapponeseイタロ・ジャッポネーゼ(イタリアと日本のハーフ)の少年も正月に餅を食べる習慣が見につくであろうか。
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・・・全て母次第である・・・。


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