大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

カテゴリ: 暮らし

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日本の正月が三が日のようなクリスマスが三が日のイタリア。

クリスマスイブの24日、クリスマスの25日、聖ステファノの26

気合を入れて動けば賑やかな日々を過ごすことができる。

イブは、最終プレゼントの買い出しに伝統魚介ディナーにミサ

クリスマスは、午前のミサに家族豪盛伝統ランチ

聖ステファノの日は、ランチの後伝統のお散歩日なのである。

実家を離れた人は、親元へ帰省するように

家族や親戚が勢揃いするシーズンである。


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我が家は、三人で小さくテーブルを囲んだ。

義母はグループホームでのんびりとグループと過ごしている。

渋滞を避けて別の日に会いに行こうと計画をした。

夫の兄弟は5人もいるが、三が日に集まることはもうない。

1人はイギリスに在住していてイタリアに帰ってこない

1人は鬱プラス事故で頭に障害を負ってしまい

この2人はいつも問題の対象外。

1人は、時間に不規則で昼頃まで寝ていて不規則食生活

もう1人は、難しい贅沢きわまりないルーマニア人妻をもち

最後1人は、つまらなそうに参加する若妻をもつ。

以前は、一人っ子の我が少年にも親戚とか従兄弟の

関係を築かせてあげようと、私も一つにしようとがんばった。

何年かそれでも続いた。

まだ義母が元気な頃でもある。

で、結局、もううんざりで集合クリスマスをやめてかなり経つ。

鬱の1人は、喜んで来るが

話が逸れると怒り出し被害妄想に陥る。

イギリスの1人は、都合の良いときだけイタリアに戻ってくる。

時間に不規則な1人は、時間に不規則プラス

無宗教ときてクリスマスランチなんて興味ナシ。来ても食べない。

贅沢なルーマニア婦人は、私がつくった日本食を

「新しい料理なんて食べないわ」などと

本人の目の前で平然と言ってのけた。

つまらなそうな彼女は、最後までつまらなそうに時間を過ごしていた。

あぁぁぁ、思い出すだけでトラウマ。


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義理で集まるより、いたい人と時間を過ごしたい。

喜んで食べてくれる人と、テーブルを囲みたい。

この三が日は家族と過ごすことがイタリアの伝統だから

友たちには声をかけずそっとしておきたい。

だから無宗教の我が家は核家族で小さくテーブルを囲むのである。

今年は、少年へのプレゼントはお年玉のみなので

プレゼントだってない。

でもクリスマスは、キリストの誕生で平和を願う日だから

なんちゃってクリスマスでも平和だけは願いたい。

平和を祈って、私はあれこれと料理を振る舞うことにした。

美味しくできたかどうかは別にして

ちょっと面倒だなと思う普段つくらないような料理に挑戦したり

とにかくビオ食材で体と気持ちも豊かにしたい。

なるべくランチに食べるようにしたのは

自然光で窓から眺める景色と共に食べたかったからである。

そんなランチのいただきますの一言が

何よりもクリスマスらしい平和の祈りなんじゃないかと

私一人思った。

きっと家の人はそんなことは思ってないかもしれない。


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クリスマスの本場イタリアでも、私たち親戚と同じような

トラウマクリスマスを過ごしているところが多いようだ。

おもしろいコメディがあったので紹介したい。

話の内容は

マンマが恒例クリスマスランチを拵えるにあたり、一人ひとりに聞くと

一番大きい孫は、ヴィーガン。

その弟は、ゲイ。

この二人の父はマンマの息子で、禁酒していてワインも飲めない。

一番小さい孫は、環境活動家グレータトゥーンベリの影響で

プラスチックを見るだけで発狂し

この子のママはマンマの娘で、仏教信者。

バツイチの娘に最近できた男は、セリアック病で小麦が食べれない。

そこでマンマが平等にみんなが喜ぶクリスマスランチを用意する・・・

クリスマスツリーは反伐採で用意せず

省エネのため暖房を点けず

省エネのためワット数の少ないネオンでw

プレゼントは、グアテマラに木を植えるよう募金し

前菜にオーガニックの豆腐を用意。

乾杯は、水w

サンクロスースは何故男なんだと疑問をもつゲイ孫

唯一豆腐が嫌いだというヴィンーガンの孫

セイタンのほうがよかったぜ!というとセリアック病患者が文句をいい

ネオンが暗すぎるとキャンドルでも灯そう!というと

ヴィーガンが世界のハチの生存の心配を訴えた。

それでもマンマは

クリスマスツリーがないんだからプレゼントを交換せず

暖房がなくったってちょっと暗くたって、私たちの心が温かいでしょ

さあ、お水と豆腐でクリマスス会を始めましょう、と。

で、その後ケンカが始まるのでした。

そして夜のディナーは

マンマは、暖房と明かりを点け、キャンドルも灯し

赤いテーブルクロスに赤い紙ナプキン

クリスマス伝統料理の燻製サラミ、タラのラザーニャナポリ風

パンドーロ、恋した若い彼氏とワインで乾杯するのでしたw




おかしいー!

まさに現代の象徴的な風景で

クリスマスとは限らないかもしれない。

難しい人が増えてきて

集合するにも同じお皿をつっつけないこともなきにしもあらず。

アレルギーも増えてきていれば、宗教上の人もいる。

思想型の人もいれば、ダイエットの人もいる。

一緒に乾杯できない、お誕生日ケーキが食べれない

グルテン国のイタリアでパンも分け合うことができない。

贅沢の象徴ともいえるし、平和な世の中ともいえるし

危ない地球ともいえる。


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例えば私はもうスーパーの鶏肉をほぼ買わなくなったのだけど

それは養鶏に問題があると思うからで

速く成長するホルモン剤とか農薬の飼料とか籠の中とか

そして農家の放し飼いの鶏がどんなに美味しいか知ってしまうと・・

ヴィーガンの友が私に肉を食べるか質問したことがある。

私は何でも食べる。

ジビエのどの肉も食べる。

サラミも食べる。

ただビジネス的飼育方法に問題があると思っている。

それと偏らないように食べている。と。

私たち人間は、雑食動物であることを忘れてはいけない。

私たちの体の機能は、肉も食べないといけないのである。

だから私たちはアントネッラののびのびニワトリを食べた。

頭と足は、出汁取りに使った。

本体はオーブンで焼きその出汁で時々湿らせた。

皮も全部食べた。

レバーや心臓は微塵切りにしてトマトソースで煮込んだ。

三人で完食。

美味しかったー。

最近そういうわけで鶏肉を食べてなかったのでご馳走であった。

こうやって時々食べればいいんじゃないかと思う。

だから家で食べてもレストラン並に食材だけは豊富な

うってつけの田舎暮らしのクリスマスランチなのである。



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コレクションしたかったけど、唯一眺めることしかできないコレクション

記念切手集め。

一通につき2.40ユーロする国際郵便を

残念ながら節約することにした。

そして時代に乗って、チャットに添付することにしてしまった。

理由は、節約だけではない。

一年後に戻ってきてしまうことが、今も発生するからである。はぁ。

メリークリスマスとか良いお年をと挨拶しても

その日までに届くことは期待してなくても一年後とは。

戻ってきてしまうことが一番残念である。


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私は、そういうわけで、ずっとクリスマスカードを年賀状のように

お歳暮のように、友や親戚、お世話になってる人なった人に

送り続けている。

今やリアルタイムなSNSやチャットがあるから

タイムとコストをみれば割の合わないことであろう。

受け取る側は、どう思うかわからないが

私はやっぱり紙となって世界を渡ってくる方が嬉しい。

友からの手紙もある意味私のコレクションだったりする。

写真を印刷しないと写真とは呼べないんじゃないかと思うように

手紙も紙に書かないと

手紙とは呼べないんじゃないかと思ったりする。

そう想うと、切手の値上がりは、私には悲しいことなのである。


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少しでもたくさんの友に送った気分

受け取った気分を味わってもらおうと

2019年の12月1日にSanto Natale(クリスマス)の

記念切手が発売された頃

ネットで気に入った切手をチェックしておき

街の郵便局に出向いてチョイスした切手を紹介したいと思う。

記念切手の内容やグラフィックに興味の沸くものは

毎年たくさんあるから、選ぶのも一苦労なのだが

送る方の人数に合わせて、合計金額に合わせて調達する。

ほとんど日本行きは記念切手2枚では足りないことが多いから

すぐにポストに投函できない。

しかも、細かい切手はもう存在しないそうだ。

20セント足りないと、窓口で封筒に20セントと

記念切手を邪魔するように印刷される。そこも残念。

だから記念切手は送る用ではなくコレクション用みたいだ。

切手にも、もう値段は記されていない。

ランク付けでAとかBとか記されている。これも残念。


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2019年はさすがレオナルド・ダ・ヴィンチの没後500年

ということもあって、レオナルドやメディチ家に関わるもの

フィレンツェの美術館などもあった。

これらはコレクションし甲斐がありそうだ。

もし旅行に来たら、記念切手を買うか

自分宛てにイタリアから送るのも思い出に残るかもしれない。

自分から自分へ。

メキシコやオーストラリアに行った時自分に送った思い出がある。


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ヴィンチから最寄りの街は、渋滞で全然すすまなかった。

スーパーは人でごったがえしていた。

家族が集って親戚が集まって盛大にクリスマスを祝うイタリアは

食べることに関しても贈ることに関しても

伝統のクリスマスは、キリストの誕生とともに

とりわけ平和を願うのである。

私たち小さな家族は、クリスチャンではないけれど

なんちゃってクリスマスだけど、平和だけは願いたいから

この日は小さなテーブルで大きく平和と新年を願いたいと想う。


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お歳暮のようなコレクション切手のクリスマスカードは

翌年来る年に届くことを予想するが

気持ちは平和の祈りであるから

四季のどこかで受け取れば私は十分である。

イタリアの郵便事情をこんな気持ちで構えるといいだろう。


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世界の平和を祈って、Merry Christmas!

Buon Natale a tutti!!!!!



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母のクリスマス les chanson de ma mère

生命の誕生 Buon Natale

イタリアからの手紙 Francobolli Filatelici 2017


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夫が寝込んでしまった。
寒いと言って丸くなっている。
持病の皮膚病が突然悪化して
痛みと熱を伴うほどの異常振りだった。
皮膚病はなかなか緊急で扱ってくれないが
救急で診察を受けるようたくさんの患者と一緒に並んだ。
せっかく順番が回ってきたが、専門医がいなく
別の病院へ行くよう緊急予約をしてもらった。
パソコンで打たれた緊急予約は自動的に
そちらの病院へ伝わっているのかと思ったら
伝わっていなかった。
しかし、ホームドクターも言ってたけど
追い返すことはしないらしい。
ちょうどお昼近くだったから
待っている患者は少なかったからよかったけど
医師はお昼を返上しているので大急ぎで診察した。
皮膚の状態を診て、飲み薬で治療したいが
血液検査をしないと処方できないという。
それを聞いただけでも強そうな薬だ。
今回は塗り薬だけ処方してもらって次回の診察の予約をした。
血液検査が久しぶりという夫は
なぜか緊張していた。
数値にばらつきがあり
糖尿病を気にしたい数値だったり
お酒も控えた方が良さそうな結果だった。
本人はわかっていて日々を過ごしていたから
随分納得できたようだ。
悪化し始めた日から飲み薬が始まるまで
炎症を抑える煎じ茶やウコンを入れた料理を私は拵えた。
強力な塗り薬なのかだいぶ治まっていった。
煎じ茶生活も気に入ったようだ。
血液検査の数値で処方された飲み薬も強力なはずだから
水をたくさん飲んで、肝臓に負担をかけてはいけない。

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自分に甘かった生活から、突如切り替わった夫に驚いた。
急に変われるもんなんだ・・。
こんなことを言っては何だけど
一度病になったほうがいいのかもしれない。
病は、体からのメッセージだとは思ってたけど
本当に、体を弱らせないと気が付かないもんなんだ。
自分に甘く生き続けて、病にならない方がおかしいんだ。
私だって同じ。
少年だって好きなものばっかりいっぱい食べて。
それからというもの今年初めて手にしたスマフォを片手に
健康食品に関して検索している夫である。
ネットの情報はあまり気にしない方がいいよとはいえ
自ら検索していることは
健康な生活に興味を持ち始めたこととして放っておこう。

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あるSNSに精神科医が説明するアルコール依存症
の話があった。
すると、人に癒やされず生きづらさを抱えた人の
孤独な自己治療で本来は働き者で真面目な人たち、という。
これをみて、まさしくも夫だと思った。
依存症ではないけれど、孤独な自己治療という表現が
自分を甘くさせているのだなと。
夫は、本当に働き者で真面目すぎるぐらいで
私が社長だったらずっと雇いたい人物である。
勤務時間中、自ら積極的に働き
頼まれていないことまでしてしまう。
時間厳守で先に着いていたいタイプ。
イメージのイタリア人とはかけはなれているかもしれない。
でもイタリア人だなと思うことは
コミュニケーション力があることである。
人一倍働いてるのに、おしゃべりもきちんとしているのである。
私からすれば、もうちょっと黙っててもいいよ、と思うけど
イタリア人は、夫のコミュニケーションの阿吽を好む。
私には夫とのコミュニケーションの阿吽が
欠けるのかもしれない。
そこが人に癒やされず生きづらさを抱えているとしたら・・
まずい、私も気をつけなくっちゃ!
イタリア人のコミュニケーション力を学ばないと!!

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そんな丸くなっていた頃、夫の誕生日は丸い満月だった。
もちろん大好物の料理でもてなした。
なんだか普通の日と変わらない時間が過ぎていった。
日常の小さな家族は、明かりを消してバースデーソングを
賑やかに歌う。私と少年の賑やかさがたまに傷らしい。
それでも賑やかなときは賑やかがいい。
いつか賑やかな時代も終わっちゃうよ。

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フィレンツェシスターズもアイルランドから
2つ3つ目的つくって、夫の誕生日頃飛んできてくれた。
私たちは、フィレンツェ時代の友カップルに
みんなで会いに行った。
唯一我が結婚式にいた日本人二人である。
近頃懐かしい人に極力会うことにしている。
私も会いたいし、友たちもそう思っている。
子どもができると子どもを通して知り合うことが多くなるけど
その前の友だちって、好きなことが似たもの同士の友で
それはまたカップルになってからの友とも違う。
共感度が遥かに上回る。
会うと、会ってなかった年数なんて吹っ飛ぶほど
変わってないし、話が尽きない。
人なんてそう簡単に変わらないさ。
夫だって中身はいつだって同じなのである。
ただ甘えたさに孤独な自己治療をあれこれ試みるけど
性格は同じなのである。
いろんなところでよく聞くし見るけど
人の話を聞いて、それいいと思うよ!と背中を押して上げる
そんな友が必要だよねっていうけれど
家族だって親だって同じだと思う。
考えていることを聞いてあげて
好きなことを知ってあげて
やってみたいと思うことに賛成してあげることが
何よりも一番勇気がつくことなんじゃないかとつくづく思う。
共感することが一番の自信に繋がるんだと思う。
鬱て、共感が得られないから閉じこもっちゃうのかもしれない。
それでもなかなか共感できる友ってそう簡単にはできない。
でも家族は、ちょっと姿勢を変えるだけで
共感できる態度や生活はできるかもしれない。
支え合えたらいいな。
人と会って賑やかに日々を過ごすと気分転換になる。
日照時間が短く暗くなりがちだけど
人と会うことが光にも感じる12月
だから外はキラキラと煌々として人が集まるんだと思う。

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数年前よくラジオでかかってた曲でいい歌があった。
きっと今にふさわしい曲かもしれない。



私が友にイタリア語で書いた手紙を夫に添削してもらった。
へんてこりんなイタリア語と超ポジティブで気取った文章に
大笑いし始めた。それをみて私も笑った。
お腹を抱えながら涙が出るほど笑った。
この時私はおバカちゃんでよかったと思った。
久しぶりに二人で笑ったと思う。
「生活スタイル変えてすごくいいよ。」
「うん。起きるときも気持ちよく起きれる。」 そうなんだ。
幸せってさ
お誕生日に突然降って現れるものじゃない。
日々の中の隙間にあることなんだ。
落ち込んだり気がついたり立ち向かったり乗り越えたり
この合間に隠れてる小さな笑みが幸せといえるような気がする。
便利さとかサービスの良さとか経済発展が幸せなんじゃない。
ちょっとした共感が家の人だと幸せに変わるんじゃないかと思った。
丸くなっていた夫は
外へ丸くなり、家族をも丸にさせたような気がする。


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ヴィンチから10km程離れた大きな街はエンポリという。

エンポリは、フィレンツェの盆地な街とピサやリヴォルノの海の街

の中間に位置する。

フィレンツェとピサを結ぶ列車は、必ずエンポリで停車する。

エンポリを基点にシエナ方面へ行くこともできる。

フィレンツェの住人がマイホームを購入する際

安価でのどかな住宅街が広がるエンポリの駅付近を狙う

郊外の人気エリアだったりもする。

そんな人が集まるのどかな街で、週一のマーケットが午前中ある。

週の真ん中木曜日だから、主婦が圧倒的に多いが

おじいちゃんおばあちゃんの集いの場ともなって

マーケットのど真ん中で、おしゃべりに花を咲かせている。

もしくは、小さな孫のお散歩中のようで、ベビーカーを押していたりする。

外国人女性が大半を占め、ここでも多言語が飛び交う。


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私がヴィンチからバスに乗って歩いて着く頃

袋いっぱいに詰まったフルーツや野菜を抱えて帰ってくる人もいる。

あの量を見ると、もうないんじゃないかとこっちは焦る。

しかし私はバスと歩きだから、エンポリのマーケットで

大量の食材を買うことは無い。

それでも歩いて見て回るのは好きである。

野菜や果物などの食品コーナーが一番活気があって

野外でも一番マーケット気分になる。


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私がエンポリの大きいマーケットに行く目的は

ハーブアロマと無精製ハチミツ関連のハーブ屋さん

端切れ布を置いてる布屋さん

裁縫に必要な材料や道具を並べる裁縫屋さん

たまに下着のパンツ屋さん、靴下屋さん、日用雑貨屋さん

掘り出しアウトレット屋さんなどなどなどなど、歩いて回るが

たいてい必要なものだけしか買わない。

しかし布屋さんでは、ついつい衝動買いをいつもしてしまう。

毎週行くわけではないから

毎回同じ端切れが並ぶことがないからである。

きれいに畳まれていることはなく、布がぐちゃぐちゃに置かれている。

奥にも下にも掘り出し物があるのではないかと

引っ張り出して探す。

たいてい、服が一着分作れる大きさのサイズで売られている。

だから私は、アイデアがあって洋服やカバンを作っているのではなく

ぐちゃぐちゃの中から引っ張り出した素敵な布との出会いで

想像が膨らみ、私の創作服が生まれるのである。

布との出会い、想像・瞑想、制作、お披露目のお出かけ、ご自慢
節約と、ワクワクが生まれるなんてなんと幸せな趣味であろう。

私の一つのストレスの発散でもあり

一つの時間の過ごし方でもある。


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そこで、両面使えちゃうフェルト素材が2ユーロで売ってるなら

買わない手はない。カバンにも良さそう、帽子にも良さそう

継接ぎしてクッションカバーにも良さそう、余りは鍋敷きにもなりそう

少年に、また'80年代とか'60年代とか言われちゃう。


フェルト系の生地は、切った部分を処理しなくていいから

まるで小学生の図工みたいに作れる。

自分では満足してるのに、家族の男子はぬいぐるみみたいだとか

ごちゃごちゃ言ってからかう。

だからやつらの服は作らないのだ。


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Panino al Lampredotto Fatto da Me

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マーケットに一人で行ったときはさっさと帰ってくるけれど

誰かと行ったときは、牛のモツ煮サンド=ランプレドットを食べる。

家で食べるより、外で食べると

やたらと美味しい大好物のランプレドット。

ブタちゃんの丸焼きポルケッタも美味しいけど

私はやっぱりランプレドットを食べる。

赤ワインを飲みながら、ギトギトにかぶりついて食べるのが

このシーズン最高に美味しく感じるのである。



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シミ抜きシワ埋めスキンケアla mia erboristeria

フィレンツェシスターズAmica come Sorella vol.2

 『目指せ!フィオレンティーニ流 Lampredotto



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二年前の五月、オリーブの莟の頃

私は三週間手術入院した。

イタリアで三週間の入院は長い。

一週間で退院といわれていた手術入院であったが

三週間と長引いてしまった。

あの時私は一人で白い箱の部屋で苦痛と退屈な日々を過ごした。

それでも毎日夫が顔を出してくれた。

あったら嬉しい物を運んでくれたり、家の様子を報告したり

顔を見るだけでも、気分転換になった。

我が少年は、学校行事が忙しかったり、宿題に追われたり

スポーツに行ったり、TVに夢中で、時々しか訪れなかったけど

寝たっきりの母は体力不足で声を出す力も失っていたので

案外気を使ってくれていたのかもしれない。

初期にリセットされたのかな、赤ちゃんに戻ったように

起き上がるリハビリから始まって、歩くリハビリ。

ベットでゴロゴロしていると動けなくなると焦り

できる限り立っていたし歩いていた記憶がある。

休憩に入院後半本を読みまくって、内容に涙していたこともあった。

ある日、少年が訪れた時、リハビリ中で起立していた母を見て

泣きついてきた十歳の少年の姿も覚えている。

・ 記憶を記録の記事 ・


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そして今、またほんの少しの間、家族と離れる。

今度は、私の意志で。

友人たちもみんなやってるから、私もできるんじゃないかと

挑戦的な気持ちで出発する。

家の中私一人で殺気立っている。

友人たちはそれでも向こうから仕事やなんやで呼びよせられて

家族を置いて一人出発しているのだが

私の場合は、私の希望で一人で出発する。

そういうわけで、入院以外、私は一人で過ごすことがない。

常に家族と一緒で、常に家族のことを考え

常に家族をサポートしてきた。

家族を一番に考え、仕事の選択も家族を優先してきた。

友人と外出することもなければ、夫婦で外出することもほぼない。

義父母がいたら・・とフリーを想像してみるがあまり浮かんでこない。

少年がイタリアの中学生となって、学校への送迎義務が終了し

私は、万歳をしたほど嬉しかった。

この送迎義務が、フリーになりきれない難点だったように振り返る。

今は、自分で朝登校し、昼に一人で帰宅する。

ヴィンチ村でイベントがあれば一人で行けるし

図書館も一人で行けるようになった。

日本では当たり前の話で驚くであろうが

イタリアでは、それでもまだ14歳未満の未成年は

一人で行動すると、民衆の目を引く。

お昼ご飯は、用意してあるお皿を温めてペロリと食べているし

おやつも勝手に多めに食べているw

サッカークラブへは有料でお迎えが来て、帰りだけ迎えにいく。

少年はタブレット、夫もスマフォデビューを果たし

三人でグループチャットができれば、距離はさほど感じないであろう。

家の人は、母国で羽を伸ばすだけである。

人生の中のちょっとの期間ではないか。

できる、できる、と言い聞かせ、家族で初体験に挑むのである。


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ブドウの目掻き作業が一段落し、ホッとしている。

ワインのボトル詰めが出発前に控えているが、もう慣れたものだ。

農主の新規のお客様は大量発注して下さった。

ボトル詰めトラックを呼んで、はりきってのご対応。嬉しそうだ。

私も、お手伝いができて光栄である。

しかし、この五月、雨模様の寒い天気が続く。

芽が出る頃、花が咲く頃、結実する頃、熟す頃

実りの天気というのはとっても肝心で

その時期の天気で実の状態が決まる。

オリーブの芽は出て莟もあるが、この寒さで莟は小さいままだ。

実の芽も出てこなかった木がある。葉の芽は元気がいい。

オリーブの花は、5月の24日前後頃開花する。

開花までに膨らみ始めるところが膨らんでいない。

開花を見届けずに離れるのは寂しい。心配が募る。

そして、雨が続くと大地が乾かない。

大地の表面ではなく、地下である。

それでもトマトを大地に独り立ちさせた。

トマトを簡易ハウスで育てても、成長が遅い。

小さいのもあるが、自然農法の耕さない畝に植えた。

刈り込んだ草の嵩に埋もれて、まだ支え棒は必要ない。

大地に植えるときは、なるべく土が乾いた状態がいいが

仕方がない、濡れた土に植えることにした。

シソとペペロンチーノは鉢替えしたいが、全然大きくないので

必要がない。困ったな。

夫は草刈に追われている。私が土いじり係りであった。

やはり、二人で手分けして育てていかないと一人では無理だな。

強行シングル里帰りの無理がだんだん見えてきた。


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しかし一度決めたことだ、決行しようじゃないか。

動いてみないとわからないことはたくさんある。

動いてみて問題に気が付くことだってある。

じっとしていたら知らないまま過ぎていくのは勿体無い。

一人という時間を家族が必要なときに味わってみたいのだ。

私にも少年にも夫にもリセットされるような気がしてならない。

なんとかなる。

どこまでなんとかなるのか見当付かないが

心配ばかりしていたら行動ができなくなる。

開き直って、家の人が国の人になるだけのことを

それぞれに体験したいと思う。


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母国では、地球と体に優しい暮らしを伝えられればと願う。

イタリアより断然化学の国ニッポン。

イタリアは色んなことに機能しないけど、正直だと思う。

ニッポンは便利だけど、知らなければいけないことが見えないと思う。

私の小さな頭脳でも、イタリア田舎暮らしと

私のニッポンを同時進行させながら生きる今を

語れたらな、なんて想像しながら

ワイン&オリーブオイル会で披露するオリーブオイルの試飲をした。

そうこうしている内に、私のオリーブの木が

プレート用にスライスされてきた。いい香りだ。木目も最高。

私の生きる今のホンモノの香りを届けられそうだ。




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白い箱の部屋 Quadrifoglio

幸せの種 ilmare d'autunno

祖母とマキちゃん


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