大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

カテゴリ: 少年

102711676_1183971708609208_3984735995276603781_n (2)
友より写真提供

3月の休暇っぽいロックダウンの休校から
6月のフェーズ3になった途端夏休みになった。・・・。
イタリアはそれでなくても学校のある期間を軸に
大人たちはスケジュールを立てていくから
学校がある期間じゃないと稼働しないことがある。
学校がない期間はたいていヴァカンスにまつわるコトが稼働する。
このコロナ段階操作フェーズ3設定は
まさしくヴァカンスに向けた緩和であることが
ニュースを見てて、イタリア国民的緩和でほっとしたりする。

DSC05286

Live授業リモートスクールも習慣化し始めた今日こんにち
朝一定の時間に起きて
ダラダラだけど授業がとりあえずベットの上でもはじまって
先生の跳ね上がった声が静寂な部屋に響き渡り
生徒たちのボソボソした寝起きの声で出席の返事をする。
普段も起きるのは苦手だが
寝坊して学校を遅刻することがなかった少年は
私たちがいない時しくじった様子で
仲間から電話で起きたというエピソードもあったそうだ。
Liveの間、生徒側の自分の声をミュートにすることもできるし
自分の画面をオフにしてれば、先生は一人で永遠にしゃべってる
みたいな環境を簡単に操作ができる。
仲間はそんな操作にして、寝てる仲間たちを起こしていたようだw
そんな操作を利用して、先生の声をBGMに
ゲームをしている子もいたそう!
我が少年もきっとそんなことだったんじゃないだろうか。
授業中にぼーっと上の空と同じなのかな。
先生の話が頭の中に入ってこないとか。
それでも時々の口頭テストはしょっちゅうだったし
様子をみてると宿題もいっぱいあったから
リモートスクールはあって本当によかったと思う。

DSC05304

PCを持っていない人は、学校から借りることもできた。
それは、学校が閉鎖されたままという判断が下ってから
保護者たちからのリクエストで学校は対応してくれたのである。
家族のスマフォなどで
とりあえずリモートスクールを受けていた子もいた。
ロックダウン中、値段がそこそこのPCはどこも売れ切れだった。
こんなときに急いで高額で買うのはおかしい。
今後の経済事情だって不安なのに。
我が家なんかは、誕生日とかクリスマスとか自分の貯金とかで
IT機器を買わせている、持たせている。
全員の希望者に配布はできないが
審査を所得順にし貸し出しを許可していた。

DSC05305

そのリモートスクールもきっちりと恒例の6月10日に終了し
Live中に先生も交えて、乾杯をしていた。
そのために前日
イタリアでは(たぶん全国)子どもたちがよくバールで飲む
EstaThè(甘~い紅茶ジュース)と小袋のポテチを買いに行った。
最後の授業はどうやらおしゃべりで終わった様子だ。
そういうときはミュートにせずバッチリ自分が画面に見えるようにして
ジュースを飲みポテチを食べていたみたいである。チラ見してw
画面ではカッコつけたいそうだ。パンツ一丁なのにw
とにかく、見るな聞くな入るな!というので
細かいことは家でやっててもわからないけど。
で、「終わったーーー!!!」と笑顔で部屋から出てきた。

DSC05287

リモートスクールが終わってしまって、親はとっても残念だけど
このロックダウンでスマフォいじりが習慣化してしまったこと
授業も宿題も娯楽も交流も何もかもがスマフォで
これからスマフォを半減させるアイデアを見つけなければいけない。
何を言っても「イヤだ」と返ってくるティーン。
はて、どうしたらいいものか。
今、Spotifyで音楽を聴いてるのかな
フニャフニャと鼻歌や口笛が聞こえてくるw
とっても怠惰な平和を感じる。
たまにはいいんだけどさ。たまにだったら。

DSC05308

少年サッカーはまだ活動できないみたいだけど
そろそろ緩和の動きがみえてきた。
5月中のロックダウンの緩和で州内移動許可が出たとき
少し大きなショッピングセンターに、久々に親子で出向いた。
自転車を買うために行ったからよかったけど
そのスポーツショップは、自転車コーナーしか開いてなかった。
これから移動手段に密集する公共の乗り物ではなく
個人でエコ的に移動できる自転車が推薦され
援助金も出るということで殺到したようだ。
自転車も売れ切れ続出。ネット購入で予約というシステムだった。
あとで知ったが、援助金は人口密度が高い街中の地区のみで
田舎暮らしの田舎者は該当しなかった。くやしい!
スポーツショップの帰り、電気屋さんにも寄った。
電気屋は、IT機器コーナーしか開いてなかった。
少年が立ち止まっている。
進入禁止の紐は張られていても
向こうのTVコーナのTVは全部サッカー中継を再生していた。
「あぁ、ずいぶん見てないサッカー。」と嬉しかった様子だ。
ニュースでも、サッカーの試合はいつからなんだ!と抗議をしている。
有名サッカー選手もコロナ感染して
なかなかコロナが抜けなかったこともあったし
規則をいっぱいいっぱいつけただろうが
6月12日、コッパ・イタリアはユヴェントスvsミランで再開する。
子どもたちの模範となる選手たちの行動が観ものである。
自分の好きなスポーツができない苦しさ
時間ばかりたっぷりあるのにどこにも行けず、職も失いかけ
発散する先は自転車ではなくスポーツ観戦の大人もいたはずだ。
フェーズ3とは、メンタル療養のための緩和が多いように思う。

DSC05306

親子で決めたその新品の自転車は
ギアが壊れていた自転車と比べると快適であった。
それでも私は究極の坂道では、降りて自転車をひっぱる。
丘だらけのヴィンチの丘の自転車移動は辛い・・・。
しかし少年は「ギアがあるから全然楽チン!」という。
そうか・・そうか・・あの坂を漕げるんだ。若いっていいな!
道路を走っていると
少年みたいな少年がいっぱいいることに気がつく。
スクーターを運転するには早すぎる少年ぐらいのティーンが
一人もしくは少数のグループで爽快に自転車を漕いでいる姿を
いっぱいいっぱい見かける。
おばちゃんみたいにゼーゼーヘーヘー漕いでるんじゃなくてっ
全速力で笑いが込み上げてくるのかな
っもう気持ち良さそうなの!
開放感みたいなオーラをどの少年も発しているのw
今日は、TとMであっちの地区まで行ってくる。
「へー、行ってらっしゃい、気をつけてね。」
それ以上何が言えるだろう。
親から離れていくティーンの親は
信じるというより見守ることしかもうできない。
ごちゃごちゃ言っても「うるさい」といわれるだけで右から左
こっちもハラハラする労力の無駄だし、開き直ることにする。
マスクを忘れた少年は、マスクをとりに戻ってきた。
それでよし。

DSC05285

友だちと会ってもいいよという緩和が早々に出て
街も田舎も賑やかになりはじめたと思う。
見えないコロナとの共存を理解して
マスクとソーシャルディスタンスを守れば、とっても自由になった。
入り口に置かれてある消毒液でペチョペチョ消毒した方が
手袋より効果がありそうな気がする。
市民の集いメルカート市場も各屋台に消毒液が置いてあり
消毒してから商品に触れることができる。
食品や化粧品なんかは、お店の人がとってくれる。
バールなんかも外が賑やかだ。
これから私たちができることは、消費することだろう。
ロックダウンが身に応えたそして定着してしまった
街に暮らす友人家族を呼んで
景気づけにヴィンチの丘で乾杯をした。
フェーズ3に、夏休みに。



*私がセレクトした過去の関連記事Best 3 Archivi Selezionati*


Grazie di aver visitato!

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。




にほんブログ村 海外生活ブログ ヨーロッパ情報へ


Instagram
 ≫≫≫ obatamakivincirealmakici


DSC05238

フェーズ2!フェーズ2!

こんなにも待ち遠しかったフェーズ2。

こんなにも愛おしい外出w

こんなにも懐かしい人々・・


95482474_167315251312381_7007254412032737280_n

人々は、不要不急の外出はないけれど

家の外へ不要にも空気を吸いに散歩をするなんて

ただそれだけのことができるなんて!

今までこんなに愛おしい行動だったなんて考えたこともないであろう。

しかも、天気がすこぶる良くって、ビタミンK吸収できそう!

でもSNSで、ちょっと一気に外出しすぎなシーンが回ってきた。

夫も、今までにない外出人口に驚いていた。

みーんなマスクしてダラダラ散歩してたってw


DSCN0035

我が少年もブドウ畑に、誰もいない田舎道でマスクして現れた!

「へー、へー、マスク、息苦しい・・・」

「誰もいないところではしなくていいよ。」

「え、いっぱいいたよ、集落に!」

え、誰が?

老人が。

そうだね、集落通るときは、若者はマスクしておいた方がいいかも。


DSCN0065

何週間ぶりだろう・・、少年がチャリでウロつくの。

嬉しそうだった。

毎日一回はチャリでフラッとヴィンチをグルっと走ってきてるみたい。

よかった、よかった、フェーズ2。

絶対に終息するさ。

こんな息苦しい生活いつまでも続けてられないよね。

それでも、親より罰金にまだドキドキビクビクしてる少年は

きっと気をつけられるかな。

フェーズ2の開幕に向けて、髪の毛切って!はい、はい。


DSC05242

96052301_843491986163948_67163577588383744_n

96581890_293968881607846_1765818508886671360_n

フェーズ2もあったこともあって、こどもの日を不意に思い出し

お寿司をありあわせでつくり、祝うことにした。

野草を探した。

タンポポ、ボラジ、カラスノエンドウ、ビーツ、ニラ

ルーコラ、フェンネル、レモンバーム、シロツメクサ、スギナ

葉ものは茹でて酢飯に混ぜたり、タマゴにニラを混ぜたり

トッピングに花を加えたり。

そうだ、タンポポの莟の塩漬けがあった!

モッツァレッラがあったので、スライスしてにぎりのネタに

そしてオリーブオイルで。

かわいくできた。

おいしくできた。

少年よ、こどもの日だけど、フェーズ2おめでとう!外出おめでとうw


DSC05227

オリーブが今までにないMigneミンニェ(花の莟)のつき!

どこもきっといっぱいだと思う。

花が咲く頃雨が降れば結実が容易になって

今年は豊作だと思う!

今が一番胸が躍る時期。

オリーブもフェーズツーか。



*私がセレクトした過去の関連記事Best 3 Archivi Selezionati*

暇つぶし un tocco di primavera

北風と太陽と春 Capperi di Tarassaco

ローカルに生きる io resto a casa



Grazie di aver visitato!

最後まで拝読していただきまして、ありがとうございました。




にほんブログ村 海外生活ブログ ヨーロッパ情報へ


Instagram
 ≫≫≫ obatamakivincirealmakici

DSC05217

新聞に、ある16歳のティーンエイジャーの投稿があった
と、ママグループのチャットに飛び込んできた。
«親愛なるスクールよ、ボクにキミの何が足りないって»
と、いうタイトルであるw
これは、スクールという名のキミへ送ったラブレターであった。
特に中学卒業の頃を今と置き換えて書いているようだ。

「スクール、元気かい?」から始まる!
そんな問いはみんな忘れちゃってるかもしれない。
まるでボクらが平常の生活を引き離したかのように
スクールとも引き離れちゃった。
前よりももっともっとスクールが恋しい。
気付くの遅いかな。そんなことないよね。
次、会えるのはいつだろう?4月中?5月?9月?
知ってる?親愛なるスクールは、ボクたちを発狂させてるんだ。
それはね、エドゥケイション ディスタンスって呼ばれるやつだよ。
教師がモニターの中にいてね、声は一人。
仲間が喋って、そしてボクが喋る。一人ずつなんだ。
オンラインの間、ボクらはずっと聞いている。
Giga数が捲られるようにボクの頭の中も知らずに捲られていく。
黒板は無くなっちゃって、隣の席の子もいないんだ。
どれもこれもボクの周りにはいない。
集中しようとモニターを見ながら、Webcamに向かって微笑む。
習得は基礎知識の集計で
予習と復習が繰り返されているだけだ
と、みんな口を揃えて簡単に言うけれど
どうすればいいの?もしわからなかったら?
手を上げることはできないの?
先生や仲間の視線はどこ?
チャイムは鳴らないの?
ボクがヒイキしてる事務員はどこ?
ボクの反応はどう表現したらいいの?
親愛なるスクールよ、以前はさ、建物に向かって
時間が長いとか文句ばっかり言ってたけど
今になったら、それが夢になっちゃった。
価値がわかったよ!
それをシニョールコロナ氏は教えたかったのかな?
OK、それでもいいさ。でももう懲り懲り。
学年プログラムの成績をつけなきゃだから
仕方ないのはわかってるよ。
でも、プログラムってなくなったんじゃないの?
授業時間数が重要だったんじゃなかったっけ?
いくつも疑問が出てくるよ。
ボクの落胆や不安をこばもうとする人もいるだろうよね。
成績は必要だけど
親愛なるスクールよ、もっとキミが必要なんだ!
みんなが集る場で、ニキビだらけのボクらの感情が交錯する場で
みんなそれぞれに小さなところでいっぱい発見をしてるんだ。
キミは、成長するボクらの脳ミソの運動場なんだ。
困難に向き合ったり、恋をしたり、夢をもったり、膨らんだり。
キミは、閉鎖された建物じゃなく、そう、チャンスを盗んだ海のようだ。
ボクら、それともキミ、スクールが
この状況に馴染まなければいけないの?
幸いボクの言うことをわかってくれる人が出てきたよ
この食い止められず引き続いている最悪な出来事に
戸惑うティーンエイジャーや少年少女たちが賛同してきた。
ボクらは、仲間や親戚を亡くしてしまった。
ボクらは、今ちっとも幸せなんかじゃない。
なんだかぜんぶおんなじにみえる。
でもボクらは、ヴァカンス休暇じゃない。それだったらよかった。
親愛なるスクールよ、寂しい、寂し過ぎる!
最後の別れもしてないじゃないか。
今年は涙は一滴もない、最後のチャイムの音で卒業できない
ボクは架空の3Dに陥ったよ。
ボクの中で空虚が残り、最後のチャイムで自由の叫びができず
好きだった先生に抱きつけず、仲間と抱き合えず
さようならを言えず、辛かった学校期間の後の夏のワクワク感
そうボクらは想いを目に浮かばせていた。
それなのになんだよこの様は・・・。
親愛なるスクールよ、ボクらを忘れないでね
ずっとボクらの中にいてね。

93607300_236447714228194_6280367476773486592_n

我が少年が語っていることを想いながら訳していると
このように聞こえてきて、私が代わりに涙を目に浮かべた。
表現してみるとこういうことだよね。
上手だと思う。正直だと思う。
この日、自粛・自宅待機・検疫・隔離の意をもつ
Quarantenaウアランテーナ、40日間が過ぎた。
今まで起こった感染病で
人類が学んできた隔離の期間が40日ということから
そうQuarantenaとイタリアでは呼んでいる。
この日を過ぎた頃から、イタリアは感染率もかなり低いし
国も人々もフェーズ2の話で持ちきりだ。
最初は、命が最優先であった。
今度は、経済が優先だ。
そして最後が学校なのである・・。

DSC05114

我が少年は、このレターの子のような正直な気持ちを
ストレートに表現できないが
素っ気ないオンライン授業に気づき、みんなに会いたい、という。
私には授業風景を見られたくないようで
自分の部屋に行っちゃうが、はじめの頃居間でやっていたとき
声は聞ける、みんなも見れる、よかったね、とは思ったけど
先生は、誰がいるか常にチェックし
少年はボーっとしてたり、答えのページを探してたり
暗闇の中をもがきながら、声を頼りに授業をしているようで
私もすぐに寂しいなと気づいたものだった。
そして、このレターのティーンエイジャーがいうように
質問は、親だったり個人的に友だちだったりするのである。
それは時間が限られているからである。
授業中に解決することはなかったりする。
いつでもできる子はいいけれど
わからない子はわからないままなのである。
人生の内の40日間ではないか、数ヶ月ではないか
それでも、成長にスピードのある彼らには
置き換えることのできない貴重なかけがえのない時間なのである。
大人は、あまり感じないことだけど、彼らの世界は
あの三密のスクールが絶好の思春&青春の場なのである。
そして、少年に
「コロナが終息したら、一番に何がしたい?」
「サッカーしに行きたい。」
集まる場、触れ合う場、体を動かして表現する場は
彼らにとって必要不可欠で
こういう生身の場で成長し、社会にでていくんだよなぁ
と、ロックダウンボーイズを眺めながらいち大人は考えるのであった。

DSC05209

地理の授業でアイルランドを勉強しているそうだ。
どうせヒマだろうからとアイルランドの郷土菓子でもつくってみなさい
という課題が出た。もちろん親がいることが前提の課題だ。
アイルランドの首都ダブリン在住のシスターズに聞くことにした。
いろいろお菓子やレシピを聞いて、キャロットケーキに決定した。
そういえば、アイルランドはじゃがいもと人参と鶏肉ばかり
食べていると言っていた。その内のニンジンだ。
たくさんあるレシピを拾い上げると
トスカーナのスキアッチャータフィオレンティーナという
カーニバル期の旬のオレンジを使った
スポンジケーキのレシピにとても似ていて
オレンジの部分をニンジンに置き換えればできそうであった。
これだったらいつも作っているケーキだから失敗が少ないだろう。
私は怒りを抑えながら、少年に全部やらせて
キャロットケーキを作った。ふぅーーーっ。ビシッバシッ。
これっ、これなんだ!親が教えるのと学校で習うことの違いはっ!
お互いの性格にもよるのだろうが
表現の仕方が親子と仲間や先生とは違うのだ。
だから日本語学校に通わせている訳で。

DSC05214

アイリッシュ風のキャロットケーキは
スポンジケーキの中にさらに干しぶどうを入れること
焼き上がったケーキの上に、サワークリーム、私たちは
レモンとキビ砂糖を入れたリコッタチーズをクリーム状にして
トッピングに細かくしたピスタチオやナッツを散りばめた。
まるで甘い生活を望むかのように、甘く仕上がって
私には甘過ぎたけど
甘いもの好き少年は喜んでペロリとたいらげた。

DSC05215

ヴィンチの丘は、旱魃となり始めた大地に
恵みのように雨が降った。
そう、ブドウの成長がいつもより遅いなと思った頃だった。


*私がセレクトした過去の関連記事Best 3 Archivi Selezionati*

Grazie di aver visitato!

最後まで拝読していただきまして、ありがとうございました。




にほんブログ村 海外生活ブログ ヨーロッパ情報へ


Instagram
 ≫≫≫ obatamakivincirealmakici

DSC05009

「おかあさ~ん、髪の毛切って~。」

「学校行かないからいいじゃん。誰にも会わないし?」

LIVE授業がはじまるんだ。」

あ、そっか、LIVE発信で生中継で授業するのか。


自分でバリカンを充電して、床屋セットを用意しはじめた。

「片付けるの面倒だから外だよ!」

「うん、いいよー。」

直行シャワーが浴びれるように上だけ裸で(幼少の頃からw)

前に美容師の友から頂いた本物の袖付きナイロンポンチョを着て

少年は畑の中で待っていた。

「いらっしゃいませー。」

「前みたいにね。」

「前みたいってどんなんだったっけ?」

「え、え、後ろすっきりで上ちょっと長く。前髪もうちょっと短くして。」

しかし幼少の頃から、じっとはしていない。

少しすると、首がかゆいだの、なんだのと動き出す。

「早くー!」

本人は鏡を見ていないからどこまで切っているのかわからない。

私を信用するしかないのである。

「もうちょっと待て。これから仕上げするから。動くなっ!」

下を向け!といえば10秒も下をむいていられない。

横を向け!といえばすぐこちらを見るw

顔が戻ってくるかんじ!

終わると逃げていくように走ってシャワーを浴びるかと思ったら

スマフォみてる・・・。ったく。早く風呂入れー!


私の背を超え始めてもまだ子どもだから畑で切る。

なぜ畑で髪の毛を切るかというと

髪の毛は、リンを多く含み土の肥料になるのである!

爪も庭で切る。

爪も肥料になっているのである。



DSC04950 (1)

夫の髪の毛もヒゲもバリカンとハサミで切る。

我が家の男子は床屋知らずである。

プロの床屋さんゴメンなさい、どんなに節約していることか。

私は思春期頃、美容師になりたいと思ったことから

ヘアースタイルやスタイリングにとても気をつかっていた。

サロンで切ってもらいに通っていた頃、職業ではなくても

じーっと美容師の切り方を目に焼き付けていた。

後頭部の研究は、隣の人が切られているところを

待っている間に盗み見していた。雑誌をみている暇はなかった。

細い櫛を使ってサクサクと切っていくのか。

写真で研究する時は、やはり横向きの写真が役に立つ。

耳周りの処理が難しかったりするのである。

特に私が自分で切るときに。

自分で切ると、切っては鏡で確認の繰り返し。

後頭部も触りながら長さの確認をしたり

でもハサミと髪の毛を持つ動きがいつもと変わるから

そこだけが至難の業となる。


自分を含め、家族の床屋さんをもう何年もしているおかげで

コロナで外出禁止でも、床屋の問題は我が家にはない。

出張床屋とかが発生しているのかな

市長さんたちが、声を張り上げてSNSに投稿しているのを見た。

政治家とかTVに出る人はどうしてるのかなぁ。

髪の毛ボサボサになっちゃうのかなぁ。



DSC04948 (1)

さて、LIVE授業(私はそう呼んでいる)がいよいよ始まった。

学校が指定してくるアプリをインストールして

宿題や黒板的な役目のコーナーに先生がいろいろ載せてるみたい。

見るな!というから見ないけど、ちょっとだけ見せてもらった。

LIVEの生中継は、私のタブレットでは

アンドロイドのバージョンが古くて見れなかったw

少年は日本で友のアイフォンの中古を買い取ったおかげで

自分のスマフォ(生意気にアイフォンだけど)で授業をしている。

ヴィンチの学校はLIVE授業の出だしが遅く今週から。

「学校がなくて寂しくない?友だちに会えなくて。」

「全然。チャットで話せるから。」

なんて冷めたことを言っていたが

LIVEでみんなの顔を見れて嬉しそうだった。

先生も興奮ぎみで、全然授業になっていなかったw

チャットでは表情は伝わらない。

やっぱりみんなの笑顔は、元気の源だね!



DSC04788

先日、Tg特集でディマイオ外相がインタビューに答えていた。

輸出入に関してで、マスクをはじめ医療品と医療機器が

いろんな国が送ってくれているという話だった。

中国が大変なときは、イタリアからもマスクを送ったそうだ。

今は、中国からマスクの寄付もあったり

大量のマスクや必要とされる医療器具を

イタリアへ向けて送ってくれているという。

その他の国もマスクをいっぱいいっぱい送ってくれているそうだ。

こうやって友好関係が世界で広がっているとも言っていた。

外相はそれを伝えたかったようだ。

胸を詰まらせているようにもみえた。

少年のLIVE授業と同じく

外相の表情も表現も私にはそう伝わってきた。

私まで胸が詰まってきたのか鼻のあたりが熱くなった。

イタリアでは空港が閉鎖され輸出入も全面ストップしているようだ。

イタリアの食品を食べればいいと言っている。

そうなんだ。イタリアには、食には困らないほど産出している。

イタリアの農産物は国民をまかなえる。

さらにもっともっと地元の食品を食べるようにすれば

季節のものを食べるようにすれば

免疫力だって上がるのである。

飛行機が飛ばなくなって交通が不便になって空気が浄化され

ローカルの食品を食べ、今まで忘れていた家族との時間や

自由な時間に発想をもって、この感染病は時代が変わることへ

何かメッセージを送っているのではないかと前向きに想う。



DSCN3092

草の成長が著しくなる前、3月の初め頃

ブドウ畑では、木の根元の草を生やさないように除草剤を撒く。

今、その効果がでて草が焼けるように赤らめている。

広大な農薬のブドウ畑のパノラマは今が一番醜い。

芽が出てくると柔らかい芽を食べに来る虫に向けて

殺虫剤が撒かれる。それは4月の終わり頃だ。

Tgで、コロナ退治に手をよく洗って表面をきれいにしてというが

先日、化学石鹸で手を洗って!

漂白剤を極薄にした消毒液で表面を拭いて!と言っていた。

化学素材じゃないと死なないという。

それって・・殺虫剤と同じだ・・・

外出しないことが私にはあってそうだ。

免疫力をつけることが私にはあってそうだ。

ローカルのG.A.S.(Gruppo di Acquisto Solidale)

引取時に気をつけながら通常通り活動している。

イタリアの農産物を食べて、家族といるだけが、コロナ対策なんだ。

コロナなんかに負けるものか。



*私がセレクトした過去の関連記事Best 3 Archivi Selezionati

天国という名の大地Terrasi chiama Paradiso

幸せの種 ilmare d'autuno

時に要する断捨離のある暮らしMignecon le Gocce



Grazie di aver visitato!

最後まで拝読していただきまして、ありがとうございました。




にほんブログ村 海外生活ブログ ヨーロッパ情報へ


写真の説明はインスタでチェック!Le spiegazioni delle foto su↓↓↓
Instagram
 ≫≫≫ obatamakivincirealmakici

DSC04896


この日キミの誕生日だ。

日本語とかイタリア語ではなくって英語読みをしよう。

サーティーンになった。ティーンエイジャーの仲間入りだ。

イタリア語風に読み書きするとティネイジャーだ。

ティーンエイジャーとは思春期を指すようだ。

思春期ってだんだん社会の中の自分を比べだすみたいだ。

春夏秋冬の一番目の春だ。

春は芽生える意味がある。

自我が出てくることかもしれない。

そうやってはじめて自分を思う時期だから

思春期って言われるんだと母は思う。

体だって変わってくるそうだ。

もう声だって急に変わってきて

歯だって全部生え変わったのではないか?

そうやって少しずつ大人になっていくのだ。

大人枝に芽が出てきたと思えばいい。

その芽は、葉っぱかもしれない

花かもしれない、実かもしれない。

それは、お楽しみだ。

このお楽しみの成長を人生というのだが

楽しく感じるまでは、風に当たったり雨に打たれたりするはずだ。

それを乗り越えて楽しく感じたら、それを幸せというのだよ。

楽しいことはすぐ終わってしまうけど

楽しいことを楽しみにしてれば、楽しく生きていける。

一人でも楽しくいられる方法を考え出すのだ。



DSC04901


今、学校から帰ってきてお昼を食べてグーグー昼寝してるけど

母は放っておくよ、静かだから。

過眠もよくないらしいけど、睡眠不足もよくないらしい。

よくないことを羅列しても何も聞いてくれないから、放っておく。

お願い事を言っても聞いてくれないから、放っておく。

放っておくけど一応言っておく。だからうるさい。

でもキミは優しいから心のどこかに母の声をダビングしている。

静かにそれを守って、でも邪魔をするように意地悪をする。

うるさい母が静かにならないように意地悪するのだ。

この接触が親子なんだよね!



DSC04932


SNSで見つけたんだけど

スマフォで自分が一番撮ったり見たりしていることが

いっちばん興味のあることなんだって。

母はすごく納得した。

キミは今、サッカーのことしか興味がない。

次年度続けられるかわからない選抜システムらしいけど

違うところでもずっと続けていい。

許可をしようじゃないか。

がんばれとは言わない。

学校とは別の世界の友だちができたみたいで

そのチームワークはキミの思い出に一生残るはずだ。

この思い出の積み重ねがたくさんあればあるほど

人生は色濃くなっていくものだ。

学校でもスポーツでも、出会って息のあった友を大切にするのだ。



DSC04894


イタリアのサーテイーンは高校選びがある。

将来のことを考えるのは難しいことだけど

学んでみたいことを学べばいい。

好きなことだってわからなし、興味があることだって不安になる。

大人だって自分のことがわからないことだらけなんだから

不安でも大丈夫。学んでいる間に見つかることもある。

母から一つだけ。

学べる時は学びなさい。

その学びは将来とずれることもあるけれど

仕事で活用できなくても生活で活かせることもある。

本当は母は心配で仕方ないんだけど

我慢して放っておく。静かにする!



DSC04887


誕生日は何が食べたいの?

唐揚げ、プリン、ビステッカ、いちごのケーキ

それからツナおにぎりとプロシュットのパニーニ。えっwww

よし、つくってあげよう。

去年もその前もその前の前の年も同じメニューだけど

好きな食べ物なんだからしかたがない。

きっと来年も再来年も同じなんだろう。

もうこれから聞かない。



DSC04891


少年よ、お誕生日おめでとう。

母より背が超えちゃって、すべてが越されたように焦ったよ。

13年前のこの日、痛かったなぁ。



*私がセレクトした過去の関連記事Best 3 Archivi Selezionati

独り占めの幸せ 12°Compleanno

顔が変わった私 11°Compleanno

交換っこ会 Regaloa te a me



Grazie di aver visitato!

最後まで拝読していただきまして、ありがとうございました。




にほんブログ村 海外生活ブログ ヨーロッパ情報へ


写真の説明はインスタでチェック!Le spiegazione delle foto su ↓↓↓
Instagram
 ≫≫≫ obatamakivincirealmakici

↑このページのトップヘ