大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

タグ:オリーブ

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友より写真提供

3月の休暇っぽいロックダウンの休校から
6月のフェーズ3になった途端夏休みになった。・・・。
イタリアはそれでなくても学校のある期間を軸に
大人たちはスケジュールを立てていくから
学校がある期間じゃないと稼働しないことがある。
学校がない期間はたいていヴァカンスにまつわるコトが稼働する。
このコロナ段階操作フェーズ3設定は
まさしくヴァカンスに向けた緩和であることが
ニュースを見てて、イタリア国民的緩和でほっとしたりする。

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Live授業リモートスクールも習慣化し始めた今日こんにち
朝一定の時間に起きて
ダラダラだけど授業がとりあえずベットの上でもはじまって
先生の跳ね上がった声が静寂な部屋に響き渡り
生徒たちのボソボソした寝起きの声で出席の返事をする。
普段も起きるのは苦手だが
寝坊して学校を遅刻することがなかった少年は
私たちがいない時しくじった様子で
仲間から電話で起きたというエピソードもあったそうだ。
Liveの間、生徒側の自分の声をミュートにすることもできるし
自分の画面をオフにしてれば、先生は一人で永遠にしゃべってる
みたいな環境を簡単に操作ができる。
仲間はそんな操作にして、寝てる仲間たちを起こしていたようだw
そんな操作を利用して、先生の声をBGMに
ゲームをしている子もいたそう!
我が少年もきっとそんなことだったんじゃないだろうか。
授業中にぼーっと上の空と同じなのかな。
先生の話が頭の中に入ってこないとか。
それでも時々の口頭テストはしょっちゅうだったし
様子をみてると宿題もいっぱいあったから
リモートスクールはあって本当によかったと思う。

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PCを持っていない人は、学校から借りることもできた。
それは、学校が閉鎖されたままという判断が下ってから
保護者たちからのリクエストで学校は対応してくれたのである。
家族のスマフォなどで
とりあえずリモートスクールを受けていた子もいた。
ロックダウン中、値段がそこそこのPCはどこも売れ切れだった。
こんなときに急いで高額で買うのはおかしい。
今後の経済事情だって不安なのに。
我が家なんかは、誕生日とかクリスマスとか自分の貯金とかで
IT機器を買わせている、持たせている。
全員の希望者に配布はできないが
審査を所得順にし貸し出しを許可していた。

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そのリモートスクールもきっちりと恒例の6月10日に終了し
Live中に先生も交えて、乾杯をしていた。
そのために前日
イタリアでは(たぶん全国)子どもたちがよくバールで飲む
EstaThè(甘~い紅茶ジュース)と小袋のポテチを買いに行った。
最後の授業はどうやらおしゃべりで終わった様子だ。
そういうときはミュートにせずバッチリ自分が画面に見えるようにして
ジュースを飲みポテチを食べていたみたいである。チラ見してw
画面ではカッコつけたいそうだ。パンツ一丁なのにw
とにかく、見るな聞くな入るな!というので
細かいことは家でやっててもわからないけど。
で、「終わったーーー!!!」と笑顔で部屋から出てきた。

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リモートスクールが終わってしまって、親はとっても残念だけど
このロックダウンでスマフォいじりが習慣化してしまったこと
授業も宿題も娯楽も交流も何もかもがスマフォで
これからスマフォを半減させるアイデアを見つけなければいけない。
何を言っても「イヤだ」と返ってくるティーン。
はて、どうしたらいいものか。
今、Spotifyで音楽を聴いてるのかな
フニャフニャと鼻歌や口笛が聞こえてくるw
とっても怠惰な平和を感じる。
たまにはいいんだけどさ。たまにだったら。

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少年サッカーはまだ活動できないみたいだけど
そろそろ緩和の動きがみえてきた。
5月中のロックダウンの緩和で州内移動許可が出たとき
少し大きなショッピングセンターに、久々に親子で出向いた。
自転車を買うために行ったからよかったけど
そのスポーツショップは、自転車コーナーしか開いてなかった。
これから移動手段に密集する公共の乗り物ではなく
個人でエコ的に移動できる自転車が推薦され
援助金も出るということで殺到したようだ。
自転車も売れ切れ続出。ネット購入で予約というシステムだった。
あとで知ったが、援助金は人口密度が高い街中の地区のみで
田舎暮らしの田舎者は該当しなかった。くやしい!
スポーツショップの帰り、電気屋さんにも寄った。
電気屋は、IT機器コーナーしか開いてなかった。
少年が立ち止まっている。
進入禁止の紐は張られていても
向こうのTVコーナのTVは全部サッカー中継を再生していた。
「あぁ、ずいぶん見てないサッカー。」と嬉しかった様子だ。
ニュースでも、サッカーの試合はいつからなんだ!と抗議をしている。
有名サッカー選手もコロナ感染して
なかなかコロナが抜けなかったこともあったし
規則をいっぱいいっぱいつけただろうが
6月12日、コッパ・イタリアはユヴェントスvsミランで再開する。
子どもたちの模範となる選手たちの行動が観ものである。
自分の好きなスポーツができない苦しさ
時間ばかりたっぷりあるのにどこにも行けず、職も失いかけ
発散する先は自転車ではなくスポーツ観戦の大人もいたはずだ。
フェーズ3とは、メンタル療養のための緩和が多いように思う。

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親子で決めたその新品の自転車は
ギアが壊れていた自転車と比べると快適であった。
それでも私は究極の坂道では、降りて自転車をひっぱる。
丘だらけのヴィンチの丘の自転車移動は辛い・・・。
しかし少年は「ギアがあるから全然楽チン!」という。
そうか・・そうか・・あの坂を漕げるんだ。若いっていいな!
道路を走っていると
少年みたいな少年がいっぱいいることに気がつく。
スクーターを運転するには早すぎる少年ぐらいのティーンが
一人もしくは少数のグループで爽快に自転車を漕いでいる姿を
いっぱいいっぱい見かける。
おばちゃんみたいにゼーゼーヘーヘー漕いでるんじゃなくてっ
全速力で笑いが込み上げてくるのかな
っもう気持ち良さそうなの!
開放感みたいなオーラをどの少年も発しているのw
今日は、TとMであっちの地区まで行ってくる。
「へー、行ってらっしゃい、気をつけてね。」
それ以上何が言えるだろう。
親から離れていくティーンの親は
信じるというより見守ることしかもうできない。
ごちゃごちゃ言っても「うるさい」といわれるだけで右から左
こっちもハラハラする労力の無駄だし、開き直ることにする。
マスクを忘れた少年は、マスクをとりに戻ってきた。
それでよし。

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友だちと会ってもいいよという緩和が早々に出て
街も田舎も賑やかになりはじめたと思う。
見えないコロナとの共存を理解して
マスクとソーシャルディスタンスを守れば、とっても自由になった。
入り口に置かれてある消毒液でペチョペチョ消毒した方が
手袋より効果がありそうな気がする。
市民の集いメルカート市場も各屋台に消毒液が置いてあり
消毒してから商品に触れることができる。
食品や化粧品なんかは、お店の人がとってくれる。
バールなんかも外が賑やかだ。
これから私たちができることは、消費することだろう。
ロックダウンが身に応えたそして定着してしまった
街に暮らす友人家族を呼んで
景気づけにヴィンチの丘で乾杯をした。
フェーズ3に、夏休みに。



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帰宅する家人が家族へ手土産を持ち帰ってくるって嬉しい。

嬉しい報告は興奮してチャットや電話ですぐ伝えちゃう。

シュウマイだって野菜だって物だってなんでもいい。

いやいや、ゴミになる物だけは勘弁してくれだよな。何度かあった。


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夫が、ブドウ畑のランチタイム、ふらふらと散歩をしていると

野生のアスパラガスの群れを見つけたそうな。

おぉ、これは!

まるで宝を見つけたかのように、探し摘み始めたそうだ。

なんだかおかしい。

私も同じ状況に出会すことがしばしばある。

ビーツやタンポポの葉っぱや莟、菜の花なんか。

別々の畑で同じようなことをしている夫婦は

ケンカはしょっちゅうだけど似た者同士ってやつなんだな。

同僚と野生のアスパラガスをどうやって食べると美味しいか

なんて話ながら一緒に摘んだそうだw


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同僚は、アンチョビと一緒にオムレツにして食べるのが

好きなんだそうだ。そうか・・。

オムレツっていうのと、パンで食べるってのが

今日の晩御飯ではないな。

私は、シンプルにアスパラをパスタの湯で湯がいて

オリーブオイルと塩で和えて、半熟卵とパルメザンチーズで

食べることにした。アスパラのカルボナーラ風に。


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野生のアスパラは3月が収穫期。

だから4月のアスパラは、もう遅いかもしれない。

触ってみると硬かったので、下の方はかなり捨てた。

それでもアスパラもオリーブオイルも調理法もほぼ生に近いので

アスパラの野生味、オリーブオイルの苦味辛味

卵の甘味、チーズの塩味、各々の味のハーモニーが広がった。

野生味はミネラルがキシキシ伝わってきて

まるで薬草のようなサプリメントのような満足感がある。

これは、スーパーの野菜たちにはない独特の味なのである。


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私はちなみにミネラル不足なのかな

足がつったり、眠りが浅かったり、便秘だったりするのだが

以前にも偏頭痛が長いこと続いたとき、薬草屋さんに相談した。

もしかすると、マグネシウムが足りないのかもよ

というのでマグネシウムの粉をサプリメントに夫が買ってきてくれた。

それを飲みはじめてなのか、頭痛は消えた。

その後も思い出すようにたまにスプーン一杯水一杯で摂るのだが

足のつりも、眠りも、便秘も、イライラも、解消するのである。

もちろんサプリメントの粉で摂らなくたって食品から摂ることができる。

そのアスパラやアンティチョーク、ビーツ、タンポポなどの緑系

ナッツ系、豆系、穀物系などが、マグネシウムは豊富なんだそうだ。

簡単に摂れそうなんだけど、どういうわけか欠乏してしまう。

特に女性は必要なのに、月経などで消費しちゃうようだ。

逆にサプリメントを摂りすぎるとお腹を下したりするので

気をつけよう。いろいろ調べてみるとどこも同じことが書いてある。


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雨の後風が吹きまくって、これからまた天気が良いのだそうだ。

私のオリーブ、Migneミンニェ(オリーブの花の莟)がプチプチ出てきた。

いっぱい生まれてきた!嬉しい!

去年ここの畑は不作だったから、今年がんばってもらわなきゃ!



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CarciofiSott'Olioアーティチョークオリーブオイル漬け

タンポポを噛みしめるTarassaco

大地の春・草・味ErbaSpontanea



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皿洗いで使ってるゴム手袋に穴があいた。

いつものことだけど、ストックは無いしすぐには買いにいけない。

だからゴム手袋ナシで皿を洗っている。

コロナが我が家に侵入した感はないけれど

少年に手洗い習慣の特訓中で

(自分で汚れを感じないから面倒みたい)

私は模範としてこまめに手を洗う。

(目に見えない敵なのだ!)

(といっても、野外活動中は手も洗わずもしくは水で簡単に

平気で木になっている実をもぎ取り手で拭いて食べたりしている。

野外ではエニマル化する家族である。)

洗剤もエコだし、石鹸は自家製だけど

やっぱり手が荒れる。

どこかで読んだな、手が荒れていると菌が入りやすいって。



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そこで、オリーブオイルクリーム!

自家栽培オリーブオイルに蜜蝋(濾されていない

ヴァージンなものだとプロポリスなどの成分が残っている)

リラックス効果のあるリンデンハチミツでつくった

自家製ハンドクリームが大活躍。

ハチミツがなければ蒸留水だけでも大丈夫。

こんなにシンプルで万能な古代のガレノスコールドクリーム。

蜜蝋を塗りつけている感じなので、荒れた部分を埋め

ツルツルになる。

2,3日も塗っていれば、クリームが必要なくなる。

私は、目の下に塗ることもあるし、唇にも塗ることがある。


リンデンハチミツ入りColdCream con Miele di Tiglio

風にも負けない元祖ColdCream



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手が荒れ出した頃、政治もほんの少し荒れ出した。

経済措置や今後の経済や雇用に関して

給付金が少ない&遅い

不安だらけの市民はいてもたってもいられない。

私も日本に1ヶ月強帰国すると

3週間後ぐらいから猛烈に不安が襲ってくる。

なぜって、消費ばっかりしてて収入がないからである。

オーストラリアに長期滞在しているときもそうだった。

収穫までの間じっと実の成長を待っているときもそうだ。

収入に確実性がないと不安になってくるのは当然である。

右翼の政治家がコンテ首相と対立意見だった様子で

TVに向かって市民を間に挟んで意見を交換している様が

なんだかこっちは不愉快な気分になった、正直。

そちらで十分に話し合って

一番よいだろう判断を国民にお知らせください

と、小さな部屋でTVに向かってぶつぶつコメントをしている市民は

反対派がいるから政治なんだよなぁ

そう簡単には物事うまくいかないさ

と、イタリアのスピード感のない話し合いにまた肩を落とした。

いつものことだけど。

経済対策には弱いんだよなぁ。

命や人権を守ることに関しては一番強いんだけど!

コロナ感染の危険以上に経済不安が高まった今

それでも油断は禁物、警戒は引き続き持ち続けたいそうだ。

前にコンテ首相が国民に伝えていたように

二度緊急事態宣言は出せない、と。

しかし、不安になる生き物は、1ヶ月以降は苦しみと化していく・・

けどさ

ストレスにならないよう発散していこう。

発想の自由だ!発想の自由。それはアイデアなんだ!

と、自分に言い聞かせて・・・。



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ロックダウン下のコロナ対策は、結局の所

よく寝て、いっぱい水を飲んで、栄養のある旬のものを食べて

適度にエクササイズをして、ストレスを溜め込まないように工夫して

病は気からならぬコロナは気からにならぬよう

それを持続可能なサスティナブルライフが

長期戦コロナと戦う、人ができることの基本なのではないかと思った。

人と人を引き離すだけではない、不安まで襲うコロナ。くぅ・・



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そんなコロナ禍に荒れ出した世の中で

日本の友たちと、今日何やっただの子どもの話だの

LINEで報告しあうことが増えた。

なんだか可笑しい。

私もアナタもみーんなヒマw

やることはそれでもいっぱいあるけれど

こんなに距離があっても、コロナで閉じこもりが共通点。

子育てで共通点とかあるけれど

パンデミックが共通点となるとは。

家にいて親子で元気にしている様子が安否確認。

案外、SNSに投稿する友の日常も安否がわかってホッとする。

メッセージのシメの言葉は

「さて今日は何をしよっかなー。」
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オリーブオイル石鹸Saponeall'Olio di Oliva

オリーブオイルの保存と管理L'oliosta nel buio



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11月もそろそろ終わりのある晴れた日
ヴィンチの丘は黄色く染まり輝いている。
カメラに収めようといつもの散歩より距離を伸ばした。
金色とは呼べないオレンジ色に近いような黄色。
それは日差しのせいだろうか。
雨続きで大地はぬかる。
真っ直ぐ伸びるアスファルトの道を辿った。
道は丘の上を走る。
道から眺める景色は最高だった。
道のある丘から向こうの丘までの傾斜には
黄色に染まったブドウ畑が土地ごとに向きを変えて並んでいる。
ところどころにある動物たちの小さなオアシス
のような森まで黄色く聳え立ち並んでいる。
春よりも夏よりも秋のこの時期が一番
輝いているのではないかと私は思う。
大地から発散するモヤモヤした白い微粒は木々を包み
まるで丘の・・大地の吐息のようにも見え
その静寂は、私の中の無駄なモヤモヤを静かに
見ていれば見ているだけの間、取り払ってくれた。
あっちの丘にも行ってみたい。
しかし、きっとあっちに行ったらこっちが素敵に見えるのだろう。
我が家から眺める景色も最高だが
あの丘に建つ家もいいなんて、この朝の時間思ったりもする。
またまたカメラの中には同じようなシーンの写真で埋まってしまった。
撮っても撮っても景色はそこに鎮座する輝く黄色い丘だった。

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ヴィンチの丘は黄色に老いていくブドウ畑だけではない
年中緑のオリーブ畑も点在する。
これでもオリーブの四季はあるのだが
なかなかそう目に留まる変化はない。
向こうからカタカタカタと音がする。
この束の間の天気にオリーブの収穫をしているようだ。
12月には、晴れが続きそうな晴れマークが見え隠れしている。
この地域の遅熟のオリーブは辛味や苦味の強い品種だから
12月に収穫したって平気よ!と農民は収穫し続けている。
きっと若手の細心派が収穫を急ぐのかもしれない。
季節と時間と共に生きてきた伝統農民は
自然の恵みの有り難さに、実った賜物を見捨てることはしない。

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1ヶ月前収穫が終る頃、早熟品種のきれいなオリーブと
果肉たっぷりの大きい品種のオリーブを、別に収穫した。
それをよく洗って
乾かして
瓶半分ぐらいのオリーブを入れて
塩をたっぷり入れて
毎日シェイクして
塩が溶け出して
2週間ぐらいした頃味見して
あと3日ぐらい伸ばして
苦味が抜け塩味が染み込んだ頃瓶から出して
軽く洗って
またよく乾かして
瓶に詰めて
オリーブの塩漬けが出来上がった。
トスカーナの友のお母様が
ペットボトルでガシャガシャとそんなことをやっていたそうで
なんともまろやかに美味しくできていたことに感動し
こんなに簡単だったら私もできる!と
今年久々にこのレシピで挑戦してみたのである。

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今年の収穫は天候や時間で強制終了させた畑には
いくつかまだオリーブの実がぶら下がっていた。
そんな頃、プーリアの友家族宅に夕食を招待され
トスカーナオリーブオイルvs本場プーリアの話で盛り上がった。
そこでプーリアの友のお母様も似たようなレシピで
オリーブの塩漬けをこしらえていたのである。
さすがプーリア、シェイクの中にハーブを入れるのだそうだ。
友の話を聞いているだけでおいしそうだ。
早速ぶら下がってるオリーブを収穫し
第二弾、ニンニクとローズマリー入りを試すことにした。
お。ハーブ入りの方がつまみらしい。
これはこれからのパーティーシーズンにイケそうである。
シンプルは、ピッツァにのせてもいいし煮込み料理に忍ばせてもいい。
何年か前につくった同じレシピのオリーブの塩漬けは
1ヶ月ぐらい塩に浸かりっ放しで、塩っぱくなってしまい
使うとしたら、煮込み料理で活躍するぐらいだった。
今回気をつけたことは、シェイク期間である。
まろやかに仕上がると、ついつい手が進んでしまうので
これだけでは全然一年持たなさそうだが
なによりも自慢したくこちらへご紹介した次第である。
来年は、焼塩漬けにも挑戦してみようと思う。
どうやらオリーブの苦味は、振るか焼くかで解消できるようである。
まさしくも無添加のオリーブの塩漬け
これをつくらない手はない。

・・・・・・・・・・
☆追記(2020年1月9日):塩漬けが完了したら
瓶に入れオリーブオイルに漬ける。
もしくは、袋やタッパーに入れ冷凍庫で保存。
・・・・・・・・・・


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Olio Extra Vergine di Oliva = Olio EVO

オリオ エクストラ ヴェルジネ ディ オリーヴァ = オリオエーヴォ

Olio vergine di Oliva

Olio di Oliva


Olio EVOはエキストラヴァージンオリーブオイルの略。

オリーブの実が健康で、収穫時地面に触れること無く

機械的処理によって搾油され、酸度が0.8以下

精製されておらず無添加なオリーブオイルをいう。

これにSpremitura a freddo(Estratto a freddo)

呼ばれるコールドプレスは27℃以下であるとなおさら良く

さらに不純物による劣化を早急に抑えたフィルター済みだと

もっともっと本来のオリーブオイルの成分がダイレクトに発揮する

という、一番買い求めて欲しいタイプ。


ヴァージンオイルは、きっと実が健康でなかったのでしょう

モスカ(オリーブミバエ)に産み付かれてしまったのも原因の一つです

収穫から搾油までの時間があきすぎてしまったのかもしれません

エキストラヴァージンと同様に機械的処理によって搾油されても

酸度が0.8を超えてしまったが2.0以下のオリーブオイルを指す。


シンプルよみオリーブオイルは

日本だとピュアオイルとか精製オイルと呼ぶのであろうか。

悪質ヴァージンオイルなどを精製して添加物を配合して

酸度0.3以下に仕上げた、有効成分が極端に減ってしまった

一番買い求めて欲しくないタイプ。


と、イタリアでは3つのレベルに分かれる。

私は、地球と体に優しいオリーブオイルを世に勧めることで

地球の温暖化対策の一つだと思っているし

健康を維持できる方法の一つだとも思っているので

のエキストラヴァージンオリーブオイルを断然的にお勧めしたい。


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現在オリーブオイル文化の国イタリアは

収穫期後半に入ってきた頃であろう。

店頭にもOlio NuovoオリオヌオーヴォとかNovelloノヴェッロ(新油)

並び始め、オイル文化の民衆はいち早く味わいたく

挙って買っていくように伺える。


あるイタリアのサイトでも紹介されていたように

私も日本語で簡単にオリーブオイルの選び方を紹介するとしたら


スーパーに売られているローコストオイルは避ける。

どんなに大きい農園でも、一年間の作業と人件費と

細心な収穫と搾油と税金をひっくるめたら

あの値段はありえない。

オリーブオイル文化の国イタリアで

最低でも1L12ユーロはするべき価格だと農園たちは訴える。

細心派は最低18ユーロいくかもしれない。

オリーブオイルは決して安いものではない・安くできることではない

ということをオリーブオイル文化の民衆も価値を改めるべきだと思う。


自然の味で酸度が抑えられたエキストラヴァージンオイルを選ぶ。

上に述べたことと同じ。


Biologicoビオロージコ(有機栽培・オーガニック)を選ぶ。

私はココ重要ポイントだと思うのだが

除草剤を使うことで、大地は汚染します

殺虫剤を使うということは、樹に毒を浸透させます

そんな農薬は、オリーブオイルに検出されているそうなのだ。

だから私はBioを推薦する。


コールドプレスで搾油されたオイル

熱を加えて搾油すると、抽出量がものすごくいい。

しかし、せっかくの成分が減ってしまうし風味も落ちる。

質より量という農園や企業は、抽出量命だが

量より質の細心派農園は抽出量減っても

コールドプレスの搾油所へ持っていく。

コールドプレスは27℃以下と規制があるが

低温なほどオイルの成分と旨味は抽出される。


Filtratoフィルトラート(フィルター済み)のススメ

Non Filtrato = Grezzoをフィルターにかけていない

搾油されっ放し状態をいうのだが

搾油してから1〜7日間ぐらいはアリかもしれない。

しかし、搾油機で水分とオイルを分けることは精密にできるが

その後全く必要の無くなる劣化を急ぐ不純物というのは

どうしても搾られたオイルに含まれて出てくる。

新鮮さを求めそれがイイと思う人もいるかもしれないが

搾油してから使い切るまでの時間を考えると

味を保つという意味の賞味期限だとしたら少な過ぎる。

細心派は、搾油後直後まだ温かい状態の内に

フィルター掛けをしてしまう。


遮光瓶に入っている、とにかく遮光されている

オリーブオイルの葉緑素クロロフィルは光に当たると酸化を早くする。

酸化をすると、風味が落ちる他成分までもが減少してしまう。

酸化しにくいオリーブオイルとはいえ使い手に渡るまでは

生産者は細心の注意を気配りたいものだ。


olio DOPとかIGPマークのあるもの。

イタリア産にとらわれず、さらに土地を限定することで

オリーブの実がその土地で収穫されたということは

搾油までに短時間で済んだこと

そして南から北までいろーんな種類もあれば気候だって多少違う

病気だって違うだろうし、土地も違う

同じ土地のオリーブが集合した方が土地の味が出るのである。

それは、オリーブオイルだけではなくいろんな食品全て。

土地を指すことで、土地興しの意味もあるのである。


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最後に、スーパーで選ぶより

11月だったらイタリア中オリーブオイル祭が各地で行われていたり

年中あるマーケットや特産物祭で生産者の屋台は並ぶ。

そこで味見させてもらったり話したり生産者に近づくチャンスである。

信用と信頼のある生産者と出会ったら訪問したっていい。

彼らのパッションは、人柄に出る、畑に出る、味に出る。

世界中にビジネスで工作されたオリーブオイルが出回るのではなく

ホンモノの、需要者供給者同じ人間同士

パッションで与え合える世の中になることを夢描く。


DSCN2901


私はオリーブオイルを搾油所から引き取ると

自宅でフィルター掛けをする。

オイルをフィルターに移動させて床についた。

しかしタンクの蛇口が閉まっているか確認するのを忘れた。

フィルターで濾されたキラキラしたオリーブオイルは

床一面に流れ出し、使い物にならなくなってしまった。

そんな悪夢で飛び起き、確認しに行くと、栓は閉まっていた。

殺される夢よりお金が無くなる夢より青ざめるほど焦った夢である。


瓶詰め中、瓶の中に流れていき栓の一滴まで確認した

オリーブオイルを眺めていると
あの粒からこんなキラキラのオイルが出来上がり
一年間の証が液体になっていくと思うと

もっともっとできてもいいんじゃないかと思ったりもした。

でもこれがオリーブオイルなんだ。

部屋はオリーブオイルの香りで充満する。

瓶詰めの前は、他の匂いを出さないように気を配る。

暖房もつけない。常温を保つ。

私も一人の細心派のようで、最後まで気を抜くことはない。


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オリーブオイルの欠点は、一年のサイクルであること。

ワインのように熟成して何年もというわけにはいかない。

たいていの賞味期限は18ヶ月のようだし、数年食べれるが

翌年には新しいオイルが産まれてくる。

去年のオイルがどれも☆項目のオリーブオイルだったら

まだまだ香りも風味も豊かだが

やっぱり新しいオイルと去年のオイルじゃ全然違う。

新鮮さがまず違う。

これは誰にでもわかると思う。

新しいオイルは生で使うようにして
去年のオイルは調理用にしたり
石鹸やクリームなどのコスメに変身させるのはどうかと思う。


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パッションのあるオリーブオイルと出会えますように。

Buon incontro, Buon aquisto e Buon appetito!



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ビオディナミワイン&ビオオリーブオイル会 Degustazioni

オリーブを囲む大地を守るその③オリーブオイルBIO生産を業とするOlivicoltura BIO

 『強調するときの国民性 Frantoio Svizzero



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