あぁぁ、光る紫、パノラマを飾るラベンダーを、遂に収穫することに。
ラベンダーを好物とする虫たちは、摘んでも摘んでも、ラベンダーに纏わりついていた。私は追い払わず、最後の最後まで、気が済むまで蜜を吸わせた。私が作業をしている間、ハチたちも作業をしていた。わき芽の小さい花は、摘み取らず虫たちに残した。
Olio Essenzialeオリオ エッセンツィアーレ(エッセンシャルオイル)は、花真っ盛りに収穫しフレッシュフラワーを使うようだが、オイルにするほど花はない。
Oleolitoオレオリート(オイル漬け)とInfusoインフーゾ(煎じ薬)をつくろうと思う。(関連ブログ『ラベンダーで自家製アロマテラピー Lavanda』)
花の量は、去年より増えた気がする。
六月の・・バイオダイナミックカレンダーでは*Luna Discendenteルーナ ディシェンデンテのFioreフィオーレ(花)の日。地下にエネルギーが集中していることから摘み取り剪定の刺激を少なくし、花に旨みが持続することを祈りながらこの日にした。
花を摘んだら、2週間下向きに日陰干し。
今年は、フレッシュフラワーも使ってみようと思う。
半分、Oleolitoに。
50gの花をちょっと潰して、500mlの我が家のBioオリーブオイルを加えて、しっかり蓋をする。
日の当たるところに1~2ヶ月、毎日シェイクする。
半分、スキン用のDecottoデコットに。
1LのAcqua Distillataアクア ディスティッラータ(蒸留水)に50gのドライフラワーを入れ沸騰させ、10分弱火で煮、火を止めてから2~3時間煎じた。お茶色に。Infusoインフーゾ(薬草に熱いお湯かけ、蓋をして煎じる)でもお茶色になる。(Infusoの場合、12時間以上煎じてもOK)
漉して、絞って、できあがり。
水は、成分のある腐る水道水ではなく、無成分の腐らないAcqua Distillataアクア ディスティッラータ(蒸留水)を使用。化粧品などに利用される水は、蒸留水のこと。冷蔵保存で1週間。
さらに長く保存したい場合、Vodkaを10mlを加えるそうだ。それでも2ヶ月間の冷蔵保存。我が家にVodkaはなかったので、Grappaグラッパ(ブドウの皮からできた蒸留酒)を!香りがミックスに・・・。
Alcolアルコールが入っている化粧品は、長持ちするが、肌には優しくないようだ。乾燥するのだそうだ。ちょっと加える程度で調度良い。ダイレクトにラベンダーをアルコールに浸ける方法もあるが、私は体に優しい方法で。
すぐに使えるよう小さなスプレー式容器に小分けすると便利。
冷蔵保存は蓋のできる瓶に。
☆ラベンダーの効用☆
リラックス効果、殺菌・消毒、傷の治癒、鎮痛、頭痛、皮膚炎、ニキビ、やけど、虫除け・虫刺され、湿疹、タムシ、乾癬、フケ、脱毛
注意!眠くなっちゃうかもしれない。
【ラベンダーのオイル漬け Oleolito di Lavanda】
☆ボディオイル→筋肉をほぐす
☆虫除け
☆虫刺され→腫れ、傷口の治癒
☆日焼け後のアフターサンオイル
☆湿疹・皮膚炎・乾癬(Psoriasiプソリアジ)
【ラベンダー水(煎じ薬) Infuso / Decotto】
☆飲む→頭痛、利尿、咳止め(DecottoかInfuso煎じ時間5分の煎じたてを。水は普通ので。)
☆うがい→消臭・消毒(InfusoかDecotto煮時間2分煎じ時間5分の煎じたてを。水は普通ので。)
☆つける→ニキビ、フレグモーネ
☆デオドラント→脇の下(防臭・防菌)重曹を少し加えると効果アップ!
☆虫除け
☆虫刺され→腫れ、傷口の治癒。少年も一人でシュッシュしてかゆみ止め。
☆日焼け後のアフターサンローション。少年「うわ~ヒンヤリして気持ちイイ!」
☆湿疹・皮膚炎・乾癬(Psoriasiプソリアジ)
どのオイルもケアとしてボディに使うとき、少し濡れた状態の方がオイルの効果があるそうだ。
荒れの酷いとき、ラベンダー水をシュッシュッした後ラベンダーオイルもぬるとさらに効果抜群に違いない。日焼け後、かかとの荒れ・・
2週間後ラベンダーが乾燥したら、同じ↑ことをドライフラワーでやってみようと思う。
オイル漬けもラベンダー水も、自家製オリーブオイル石鹸や自家製コールドクリームに加えることもできるそうだ。
さらに近々、透明なラベンダーウォーターも紹介できたらと思う。
*Luna Discendenteルーナ ディシェンデンテ
天球上の経度=黄経こうけいの秋分点180度から冬至点270度の期間。西洋占星術トロピカル方式回帰運動27.3日サイクル中、半分の期間。
(バイオダイナミック農法用カレンダー参考)
*関連記事*
『甘い紫、光る紫、流れる紫 Relaxcolore Viola』
『オリーブオイル石鹸 Saponeall'Olio di Oliva』
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