大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

タグ:ブドウ畑

ニョキニョキ生えた腕たちは

Sostenere


フワフワとダンスをし

Fermare


風に揺られ

ci siamo


つかまり

Non arrivo


支えて

Accidenti!


悩んで

di quà


決めて

Fammi pensare


停止する。

dove dove


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ブドウのあくび Scacchiatura

食後のサマータイム DopoCena

一日の終わりの姿 Fine Giornata

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農主一家のブドウの収穫が終了するのを首を長くして待ち望んでくれた近所のブドウ農園のブドウの収穫を手伝った。

Canaiolo Nero


大雨の後である。

雨の粒を蒸発させる。

日が出て、風も吹いた。

dopo la pioggia


農園を世代交代してから間もないようだ。

小さな農園は、たいてい年金所得者がオーナーとなることが多い。

農園だけの収入では困難があるからである。

Vigneto a Toiano


60
代のオーナーは元気+元気。

収穫を手伝う人を盛り上げる。

丘の向うからでもオーナーの声と手伝う者の笑い声が聞こえてきそうだ。

喜んで世代交代したオーナーは、自慢の畑を披露する。

まだまだ改良の余地アリといった畑も、半世紀以上のブドウの樹が精を出して果実を生んでいる。

Vendemmia a mano


ご自慢の畑とご自慢の伝統的な作業の横では、
Vendemmiatriceヴェンデンミアトリーチェ(ブドウ収穫マシーン)が大きな音を立てて、わさわさと収穫していた。

当然、収穫を伝統の手作業とする農園は、収穫マシーンには批判的である。

カタツムリやトカゲを飲み込んでしまうとか、完璧には収穫しきれていないとか、樹を傷めてしまうなど。

Vendemmiatrice fronte


収穫マシーンは、ブドウを吸い込み、葉を吐き出す仕組みで、いくらか収穫したらトラクターへブドウの果実を移動させる方法のようだ。

その後の作業は、どこの農園と同じであろう。

Vendemmiatrice dietro


人件費はかなり削減できるはずだ。

前述したデメリットに目を瞑れる農園はたいてい・・ブドウの果実をもしくはワインを、Cantinaカンティーナ(ブドウ造酒・貯蔵をする大中企業もしくは組合)に売却する農園が多い。買い取った企業や組合は、造酒・貯蔵所の名で販売するのである。

ワインの味や濃度の調整は、勿論・・添加物である。

造酒に興味のない農園は、自貯蔵庫を持っていなくたって、ブドウ栽培はできるのである。

Rifugio


伝統の手作業をする農園は、誇り高い。

こちらでも伝統の収穫祝いランチでもてなされた。

当然、ご自慢のハウスワインと。

奥様は、足りないことを心配して、たくさん用意をしてくださった。

ヴィンチの丘の奥に、修復した石積みのトスカーナらしいお家にご夫婦は住んでいた。

ランチは、Tavernaタヴェールナ(住居の場合、釜などがある部屋の意)にて。

Tavernaには、Fornoフォールノ(この場合、ピッツァやパンが焼ける薪釜の意)や流しがある。

私があこがれるサンルーム風に設計されている。

Casa di Capo


ヴィンチの丘の農園たちは、世代交代している。

伝統を守るか、産業にいくか

Bianco e Nero


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農主の親戚である大家族一家のブドウの収穫を手伝う。

Uva in Carrello


五月のブドウの開花時、雹が降った。

2014年の嵐の時のように、雹が舞った竜巻は、通りをつくった。

通りには、ブドウは成らなかった。

通り以外には、満足のいくブドウが成った。

dal Carrello al Deraspatore


一家の収穫は、親戚一同だから、大賑わい。

子供の習い事、学校のこと、村のこと、村人のこと、仕事のこと、経済のこと、政治のこと、治安のこと、病気のこと、天気のこと、ブドウのこと・・・いろんな会話が飛び交う。

日本人は、仕事中におしゃべりはしないだろうから、なかなか慣れない。

私は聞きながら一緒に笑い、相槌を打ち、問われたら、そりゃぁ私だって会話に加わる。

それがランチの時もずーっと続く。四六時中しゃべっている。

Vendemmiatori


しかし、作業は早い。

子供の頃からずぅっとブドウの収穫をしているからであろうか。

Mosto di Trebbiano fatto in campo!


一家のブタたちはゴロゴロし、一家は賑やかに大鍋を囲んでパスタを茹でたりお肉を煮込んだり。

i maiali dormono


一家自家製の
Prosciuttoプロシュット(生ハム)Salameサラーメ(サラミ)など添加物が一切入ってないので、安心して食べられる。

おまけの我が少年は、このProsciuttoだけで十分なようだ。

美味しい。

ホンモノの味がする。

Prosciutto fatto in casa


ランチの後には必ずフルーツとデザートが用意されている。

私は毎日お腹一杯で太ってしまった!

Torta con l'Uva


一家のブドウ畑から
Cerreto Guidiチェッレート グイディ(ヴィンチ村から5km離れた隣村)村が見渡せる。

Vista Cerreto Guidi da Vgna Vecchia


さらに横を見ると、丘の天辺にある教会が正しくもトスカーナのイメージ。

この教会と丘は、どの空にも合って風情がある。

私の好きな丘。

Vista Chiesa di San Zio


向うの雲が怪しい。

雲と雨がいたずらのように、私たちを困らせた。

傘まで用意して、雲のいたずらに対応した。

Mosto Bianco


一家のブドウの収穫は、大雨前に一家の熟練が効いて、無事終了した。

Uva Bianca ma Color Rosa e Vendemmiatori


夫は、農主と
Rimontaggioリモンタッジョ(赤ワインのみ黒ブドウの皮を濡らす撹拌作業)を交代で始めていた。


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Viticoltura Biodinamica Modernaヴィティコルトゥーラ ビオディナーミカ モデールナ(ブドウ栽培現代バイオダイナミック農法)ブドウ農園の畑の一部は世代交代したため、白ワイン用の白ブドウが足りない。

Brilla Uva


キラキラ輝く朝日の光と共に、同じく
Vino Biodinamicoヴィーノ ビオディナーミコ(バイオダイナミックワイン)を造る仲間のブドウ畑のMalvasiaマルヴァシーア(白ワイン用の白ブドウの一種)を収穫に行った

Luce di Mattino


戻って、農主の畑では、あるったけの白ブドウ
Trebbianoトゥレッビアーノ100%(白ワイン用の白ブドウの一種)を収穫。

トラクターのカートは黄金色に輝いていた。

Trebbiano!


カラカラに乾いた大地は、ほんのちょっとの雨では動じない。

どこかで雨が降っているのか、ものすごい湿気が襲ってきた。

こちらにも来そうだ。

un pochino piove


湿気は粒となった。

しかし、どしゃぶりの雨にはならず、またカラカラの大地に戻った。

Giuggiola


畑の横に、
Giuggioleジュッジョレ(ナツメの実)が成っている。

コレは大きい。

味はリンゴだけど、歯ごたえがマットな感じだから、あまり好きではない。が、コレはイケる。

午前のブレイクにカブリ。

喉が渇いたら、ブドウをカブリ。

Vespaヴェスパ(スズメバ)たちも喉が渇くと、ブドウの果汁を吸いに来る。

Segno di Vespa


今年は旱魃のせいで
Mostoモスト(ブドウの果汁)が少ない。

欲張らず、リクエストに追いつかないVino da Tavolaヴィーノ ダ ターヴォラ(テーブルワイン)に専念する。

Siccita


旱魃にも負けず、うっとり見とれてしまうほど色も形も味も良い
Canaioloカナイオーロ(赤ワイン用の黒ブドウの一種)

Canaioloは、Uva Donnaウーヴァ ドンナ(女ブドウ)とかUva Bellaウーヴァ ベッラ(美ブドウ)とも呼ぶそうだ。

農主は「きっと男が名付けたんだろうね。見てごらん、こんなに美しい。」

Bellissimo Canaiolo che colore!


Canaiolo100%
を積むトラクターのカート。

Canaioloは、セレクトワイン用の貯蔵庫へ運ばれる。

100% Canaiolo


Canaiolo
のブドウの果実の味は、そのままワインへ変化する。

添加物が入らないワインとは、こういうことであろう。

熟したブドウの味を収穫時に味わえることは、Vendemmiaヴェンデンミア(ブドウの収穫)のおもしろいところである。

Canaiolo Bello


ランチでは、毎日最高のおもてなし。

今年の収穫を祝う。

Cinghiale in Umido e Sangiovese 100%


イノシシ狩人の農主の母がこしらえる
Cinghiale in Umidoチンギアーレ イン ウーミド(イノシシの煮込み)の右に出るものはいないだろう。

90歳の味がしかっりしみこんでいる。

息子が造るSangiovese100%サンジョヴェーゼとピッタリ。

Sughero BIO


翌日は、滅多に食べれない
Cinghiale Frittoチンギアーレ フリット(イノシシのフライ)

イノシシと対抗にConiglio Frittoコニッリオ フリット(ウサギのフライ)も。

農主の母は、何をつくらせても完璧につくる。

イノシシのワイルド感はお母様の上品な仕込みにかなわない。

美味しかった!

フルーティ感のあるTrebbiano100%やフレッシュ感のあるCanaiolo100%によくあった。

一つ一つ味わい収穫したブドウたちを想像しながらワインを頂き、食を堪能する・・私には完璧な味わい方である。


私が一年間お手伝いするブドウ農園のブドウの収穫は、天候の問題もなく、無事終了することができた。


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Vermentino in Vigna


2017
831
日、ヴィンチの大地では、ブドウの収穫が始まった。

Alba


収穫の初日は、朝の日の出と共に始まった。

少年も日の出の光と待ちに待ったブドウの収穫に胸を躍らせた。


Capello da Contadino sul Tino Antique


Viticoltura Biodinamica Moderna
ヴィティコルトゥーラ ビオディナーミカ モデールナ(ブドウ栽培現代バイオダイナミック農法)の農主は、どうしてもコレとコレ、アソコとアソコの収穫をしてしまいたい。

Vermentinoヴェルメンティーノ(白ブドウの一種)は、もう少し熟れてからでもいいかもしれない。しかし、昨年一般的に熟れた状態で収穫したときのブドウを使った白ワインが納得いかない。

いやぁ、それでも甘くて美味しい。私は言うことない。

Uva Nera in Vendemia


日当たりの良い丘の上部のブドウたちを収穫する。

翌日から雨予報がチラホラ入っている。濡らしたくない。

雨が降ることで、またブドウのアルコール度数が変化する。

Sangiovese su Viti


ブドウたちは、旱魃の中、自力で生きていた。

果皮は厚く、果肉や果汁は最小限に。

実の周りの葉は、水分補給を手伝った。

病気もせず、彼らは身を寄せて成っていた。

Vista Panoramica Collina di Cerreto Guidi


昨年、長老が亡くなった一家の収穫も同じく、こだわりたい土地のブドウの収穫をする。

もうこの日は、夏の終わりを告げた風が吹いていた。

Coniglio in Umido e Verdure Cotte Vino Bio Salame fatto in Casa


ブドウ農園一家のランチ
では、一家と収穫仲間で賑やかにテーブルを囲む。

パワーのつくお肉料理とジェニュエンなワインは、農家の最高なおもてなしだ。

ウサギの煮込みと野菜の付け合せは、赤ワインに合い、午前中の疲れを忘れさせる。

一家手作りの生ハムやサラミは、格別である。

午前のお茶の時間にも生ハム&サラミのパニーニでもてなされた。日の出前の簡単な朝食では、お昼までもたない。飛びついたブレイクであった。

Scheletro di Uva


収穫をすると、すぐに果汁を搾り出す。

白ワインは、すぐに圧搾し、果皮を取り除く。

赤ワインは、果皮のチカラをしばらくお借りする。

Vino Biodinamico in Cantina


こうして、天候や熟れ状態、経験にあわせて収穫を実行していく。

ブドウの収穫は、清らかな風と清らかな光の中、しばらく続く。

Prima Raccolta di 2017


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