大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

タグ:想い


二年前の五月、オリーブの莟の頃

私は三週間手術入院した。

イタリアで三週間の入院は長い。

一週間で退院といわれていた手術入院であったが

三週間と長引いてしまった。

あの時私は一人で白い箱の部屋で苦痛と退屈な日々を過ごした。

それでも毎日夫が顔を出してくれた。

あったら嬉しい物を運んでくれたり、家の様子を報告したり

顔を見るだけでも、気分転換になった。

我が少年は、学校行事が忙しかったり、宿題に追われたり

スポーツに行ったり、TVに夢中で、時々しか訪れなかったけど

寝たっきりの母は体力不足で声を出す力も失っていたので

案外気を使ってくれていたのかもしれない。

初期にリセットされたのかな、赤ちゃんに戻ったように

起き上がるリハビリから始まって、歩くリハビリ。

ベットでゴロゴロしていると動けなくなると焦り

できる限り立っていたし歩いていた記憶がある。

休憩に入院後半本を読みまくって、内容に涙していたこともあった。

ある日、少年が訪れた時、リハビリ中で起立していた母を見て

泣きついてきた十歳の少年の姿も覚えている。

・ 記憶を記録の記事 ・


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そして今、またほんの少しの間、家族と離れる。

今度は、私の意志で。

友人たちもみんなやってるから、私もできるんじゃないかと

挑戦的な気持ちで出発する。

家の中私一人で殺気立っている。

友人たちはそれでも向こうから仕事やなんやで呼びよせられて

家族を置いて一人出発しているのだが

私の場合は、私の希望で一人で出発する。

そういうわけで、入院以外、私は一人で過ごすことがない。

常に家族と一緒で、常に家族のことを考え

常に家族をサポートしてきた。

家族を一番に考え、仕事の選択も家族を優先してきた。

友人と外出することもなければ、夫婦で外出することもほぼない。

義父母がいたら・・とフリーを想像してみるがあまり浮かんでこない。

少年がイタリアの中学生となって、学校への送迎義務が終了し

私は、万歳をしたほど嬉しかった。

この送迎義務が、フリーになりきれない難点だったように振り返る。

今は、自分で朝登校し、昼に一人で帰宅する。

ヴィンチ村でイベントがあれば一人で行けるし

図書館も一人で行けるようになった。

日本では当たり前の話で驚くであろうが

イタリアでは、それでもまだ14歳未満の未成年は

一人で行動すると、民衆の目を引く。

お昼ご飯は、用意してあるお皿を温めてペロリと食べているし

おやつも勝手に多めに食べているw

サッカークラブへは有料でお迎えが来て、帰りだけ迎えにいく。

少年はタブレット、夫もスマフォデビューを果たし

三人でグループチャットができれば、距離はさほど感じないであろう。

家の人は、母国で羽を伸ばすだけである。

人生の中のちょっとの期間ではないか。

できる、できる、と言い聞かせ、家族で初体験に挑むのである。


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ブドウの目掻き作業が一段落し、ホッとしている。

ワインのボトル詰めが出発前に控えているが、もう慣れたものだ。

農主の新規のお客様は大量発注して下さった。

ボトル詰めトラックを呼んで、はりきってのご対応。嬉しそうだ。

私も、お手伝いができて光栄である。

しかし、この五月、雨模様の寒い天気が続く。

芽が出る頃、花が咲く頃、結実する頃、熟す頃

実りの天気というのはとっても肝心で

その時期の天気で実の状態が決まる。

オリーブの芽は出て莟もあるが、この寒さで莟は小さいままだ。

実の芽も出てこなかった木がある。葉の芽は元気がいい。

オリーブの花は、5月の24日前後頃開花する。

開花までに膨らみ始めるところが膨らんでいない。

開花を見届けずに離れるのは寂しい。心配が募る。

そして、雨が続くと大地が乾かない。

大地の表面ではなく、地下である。

それでもトマトを大地に独り立ちさせた。

トマトを簡易ハウスで育てても、成長が遅い。

小さいのもあるが、自然農法の耕さない畝に植えた。

刈り込んだ草の嵩に埋もれて、まだ支え棒は必要ない。

大地に植えるときは、なるべく土が乾いた状態がいいが

仕方がない、濡れた土に植えることにした。

シソとペペロンチーノは鉢替えしたいが、全然大きくないので

必要がない。困ったな。

夫は草刈に追われている。私が土いじり係りであった。

やはり、二人で手分けして育てていかないと一人では無理だな。

強行シングル里帰りの無理がだんだん見えてきた。


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しかし一度決めたことだ、決行しようじゃないか。

動いてみないとわからないことはたくさんある。

動いてみて問題に気が付くことだってある。

じっとしていたら知らないまま過ぎていくのは勿体無い。

一人という時間を家族が必要なときに味わってみたいのだ。

私にも少年にも夫にもリセットされるような気がしてならない。

なんとかなる。

どこまでなんとかなるのか見当付かないが

心配ばかりしていたら行動ができなくなる。

開き直って、家の人が国の人になるだけのことを

それぞれに体験したいと思う。


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母国では、地球と体に優しい暮らしを伝えられればと願う。

イタリアより断然化学の国ニッポン。

イタリアは色んなことに機能しないけど、正直だと思う。

ニッポンは便利だけど、知らなければいけないことが見えないと思う。

私の小さな頭脳でも、イタリア田舎暮らしと

私のニッポンを同時進行させながら生きる今を

語れたらな、なんて想像しながら

ワイン&オリーブオイル会で披露するオリーブオイルの試飲をした。

そうこうしている内に、私のオリーブの木が

プレート用にスライスされてきた。いい香りだ。木目も最高。

私の生きる今のホンモノの香りを届けられそうだ。




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白い箱の部屋 Quadrifoglio

幸せの種 ilmare d'autunno

祖母とマキちゃん


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日本語補習授業校では日本と同じく我が少年は中一クン。

授業でことわざを勉強しているみたいだ。

けっこう難しい・・というか、私もなかなか使わないことわざなんかも

ノートに書いてある。漢字と同じで、一度勉強しておけば

聞いたことがある、見たことがある、という期待だそうだ。

ことわざを使って文をつくりましょう・・・おうちでやってきてください。

これは私の宿題みたいなものじゃないか!


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近頃、ボランティア活動に時間を費やしている。

ボランティアとは、自ら進んで社会事業に無償で参加する人

とある。まさしくもそうである。

519日の異常気象現象対策のデモイベント

ヴィンチ村の隣村である。と前回の記事にもアップした。

そのイベント用に展示する作品を制作しているのだが

ボランティアである。

本来働いていないお金のない子どもたちの

その子どもたちの未来のためのデモなんだから

メッセージと私の時間を、私のできることとして参加したいと想う。

先日、そのイベントのチラシが刷り上ってきた。

それをイベントオーガナイザーが取りに行って

承諾をしてくれた自治体や学校、スポンサーに届けている。

私とも待ち合わせをして、ブドウ畑の中で受け取った。

こんなにいつも動いてて、これボランティアなんでしょ?

そうよ。金曜日も一日ボランティア活動。

ラウラは、SNSの配信もイベントのオーガナイズもG.A.S.の参加も

いろんなところでボランティア活動をしている。

どうしても地球と体を守りたい人間で、それは一人で想っていても

考えていても守れないと考える人だ。

私も同じ。活動しているメンバーはみんなそうだと思う。


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私のこのブログも地球と体を守りたいボランティア活動の一つ。

SNSやブログで時々共感してくださる方々が世界中にいる。

日本語でもイタリア語でも英語でもコメントを受け取り

日本語の文章だけではなく、写真でも表現できているようで

この世界の少数の方たちに、時間を費やして

メッセージを送っていることは、やはり意味があるようで

嬉しいし続けようと想う。

田舎暮らしはそうできることではないし

トスカーナの丘に住むこともそうできることではない。

大変なこともあれば素敵なこともある。

その生活の一部をバーチャル的に思考の一部に入れたらと想う。


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数年前、日本語補習授業校の役員をやったことがあった。

彼らの活動は、日本とイタリアのアイデンティティーを持つ子たち

を中心に、文化交流的な活動が繰り広げられているのだが

100人以上の生徒を守りスムーズにオーガナイズしていくのに

それは大変な作業があった。

常に補習校のことがグルグルと頭の中をめぐり

一人では決められないから、役員たちと相談し合い

私の時間と頭は、子どもたちにつきっきりという状況であった。

当初のメンバーが上手に運営していったおかげで

補習校はどんどん急成長し絶好調に達した頃であった。

毎度試行錯誤で、なかなかオーガナイズマニュアルが仕上がらない。

それは、子どもたちが楽しく補習校生活を送れるよう

保護者からのアイデアが出るからである。

フィレンツェ補習授業校はトスカーナ日本人会という非営利団体

の管轄となり、日本人会のイベントでも子どもたちや家族を

メインにイベントが企画され、彼らを誘導していかなくてはならない。

毎日毎日イベントのオーガナイズに加わり

役員とだけではなく、イベントに参加してくださる家族との交信も

ある。指示して、問い合わせに対応して、成功を祈って。


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きっとラウラたちは、こんな感じなんだろうな。

イベントを通して伝えたいこと

共感して集まってきた人たちに発信していくこと

持続すること、動きがあること

ボランティア活動とは常に想いを維持していなくてはならない。

時は金なり

ということわざが少年のノートに書いてある。

お金以上に時間は貴重である。

時間の過ごし方はお金には代えられないことがある。

自分の想いは自分の時間かもしれない。

ボランティア活動は、時間と想いで動くことである。

それには強い意志が必要でもある。

時には、出費していることもあれば本業を感けていたりする。

でも決めたことはやり遂げたい。

時は金なりを座右の銘とし、ボランティア活動をする

とでも少年に教えようかな。


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畑も、時は金なり。

大地は金なり。

お金に代えられない我がトマト。

そろそろ大地に独り立ちさせたいが、雨続きのヴィンチの空。

あの言い伝えは当たっちゃったかも。

Terzo aprilante quaranta di durante

四月三日に雨が降ったら40日間雨が降るって。

雨どころか山では雪まで。

ブドウもオリーブも全体的に成長がもぞもぞ。

オリーブの莟がまばらで不安が募る。

冬は冬らしく、春は春らしく・・・

異常気象警報。

五月にやっとCarciofo(アーティチョーク)

緑肥のグリーンピースでグリーンピースご飯。



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子どもデモプロジェクトil mio progettino

大地と住人の井戸端会議 Fiori di Equiseto

もぞもぞ成長、BIOでいること Scacchiatura


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SNSで、都会の人間が田舎暮らしを夢見て

移住した記事をいくつか読む機会があった。

どれもマイナスに終わった記事で

田舎に移住する時の注意事項のように見受けられた。

地元民と移住者との関係が問題となっている。

最近読んだものが

シニアとなって東京から田舎へ移住し

畑をやったり庭でコーヒーを飲んだりのんびりと過ごしたい

という気持ちで移住したが、なかなか地元民たちに溶け込めない

初めてお友達となった方はやっぱり移住者

そして移住者グループで小さな社会ができ

さらに地元民からの反感をかっている

ざっくりいうとそんなような内容であった。

これは日本での話で、ここイタリア-ヴィンチ村の話ではない。


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確かに、私も田舎へ移住してきたとき

まさしくも私たちの家は孤立したような立地なので

ご近所と言えば、敷地内の離れにあるアパートに

賃貸で住んでいる一人暮らしのシニョールシニア氏は

地元民ではなく、エンポリ(10kmぐらい離れた中心地の町)の人。

建物内には我が家だけで、当時空き家であった。

そのまたご近所は200mぐらい離れたところ

そのまたまたご近所は500mぐらい離れたところ。

田舎だから、ご近所とは密集していない距離がご近所である。

イタリアでは、新しく引越ししてきた人が

ご近所さんへのご挨拶回りという習慣はない。

フィレンツェでも一度もしたことないし

知識的に、田舎でも挨拶回りをしなかった。

静かに我が家は超核家族スタイルで暮らしていた。

近所の人と挨拶をするような距離ではない。

田舎の住人たちは、車で移動するから

そう滅多に歩かないのである。


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息子が幼稚園に行き始め

時間を拘束された送迎義務のスクールバス生活が始まった。

朝、息子と遊びながら外で待ち

午後、一人でウロウロしながらスクールバスを待つ。

朝と午後、もしくはどちらか、犬を散歩する

200m先のご近所のご婦人と挨拶を交わすようになった。

一年過ぎ、二年過ぎ、ようやく立ち話ができるほどになった。

思い起こしてみると

ご婦人と仲良くなるのにも3年はかかったのである。

現在ご婦人は

未亡人になってしまったことと病になってしまったことで

エンポリに住む息子の家の近くに引っ越してしまった。

せっかく信用のできる地元民との関係を築いたのに。



息子が成長していくこととしかしスクールバスの送迎義務や

万が一のことも想定して

お祖父ちゃんお祖母ちゃんがいない頼れない我が家は

家から遠くに働きにいけない、車も一台しかない。

私の農業プロフィールでも紹介したように

目の前のブドウ畑で働けばいいんだ、そんな理由で

近所の農園のブドウの収穫アルバイトを聞きに回ったっけ。

白髪頭の日本人がスクールバスを待っている姿は印象的なようで

私は、聞き回っていると、地元民の目に留まっていた。

200mの近所の農園がブドウの収穫時雇ってくれた。

念願の採用に嬉しかった。

我が家の目の前のブドウ畑で働き始めた。

仲間たちとつるんでいれば歩いて通えるが

息子の送迎をしなくてはいけない。

仕事中に抜け出して息子を迎えに行くのである。

時間を短縮させるためにマウンテンバイクを購入した。

息子は、ブドウの収穫の間、ずーっとブドウがおやつであった。

夫も、会社が不況の自宅待機の間は

近所の農業の作業を手伝った。

すっかり農業にはまってしまった私たち夫婦は

ほとんど農園である地元民のご近所たちと仲良くなり信用を得た。


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私が農業の勉強をし始めて

実習先ではバイオダイナミック農法に影響を受け

大切なことを学んでいるんだと

多くの人に知らせようと私もSNSを始め

だんだんヴィンチとヴィンチを囲む村々の地元民に知られ始め

積極的に村のイベントや活動に参加し

私はご近所との関係をつくる以上に

私たちが暮らす大地を守っていかなければいけないと

想うようになってきたのである。

たとえ移住者でも、たとえ異国の者であろうと。

それは、実は、ヴィンチだけの話ではなく

世の中の現代の問題に繋がっていることで

それを少しでも多くの人たちに語っていこうとも

想い始めたわけである。

今は、ブドウとオリーブで四苦八苦している最中でも

イベントオーガナイザーから提案や依頼がくる。


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花が咲き乱れる

(夫はウチだけだよな、草がぼーぼーなのって言うけれど)

我が家の庭で、BBQをしたりパーティーをしたりお茶したり

のんびりとした休日を過ごすことができる。

毎日同じ景色の違う姿を見ながら、日々を幸せに思うし

きっと息子は、育ちが田舎生活だから

一瞬街に憧れるだろうことは予想できるが

ある時自分が生まれ育ったところに帰りたくなったときは

ここに近い環境を求めるだろうな、とも予想する。

(少年は、夏の日本帰国で行きたいところに

渋谷の交差点!と言う 苦笑)


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イタリアと日本での田舎暮らしは、そう違わないと思う

が、本当に地元民の生活に加わっていかないと

ずーっと移住者のレッテルで田舎ライフは

寂しいものに終わるのではないかと想像する。

なんか海外生活での話しと似ている。

日本人だけでつるむだけではなく、現地の地元民と行動する。

だから私は二度目なのである。海外と田舎。

私は、田舎の職業-農業に興味があったことは大きかったと思う。

女で農業の仕事は、イタリアでは応募困難だが

日本には、様々な農業の仕事がいくらだって募集してるし

シニア活躍してます!っていう募集もあるし(イタリアありえない)

寮付もしくは斡旋してくれる農園もたくさんある。

ただ田舎の空気を吸うだけであれば、ペンションや旅館でいい。

生活して満喫するには、地元民の暮らしと苦労と問題を

一緒に分かち合うことではないかと思う。

というわけで、日本の一時帰国では田舎ライフを体験しようと思う。



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日本人女剪定士の生みの親 Corso di Agriformazione

原始作造Ⅱ la seconda vita della carta

GAS ローカル興しのBIO商品


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分裂の中を歩きます

Camminare nella divisione


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Art from recycled paper

60 x 60 cm

natural color & black staining solution

small pebbles of Rimini beach



 ☆ ☆ ☆ ☆



人から見れば、私は変わっている人で

私から見れば、人が変わっているように見えるときがある。

私はこれが正しいと思うことが、人には伝わらないこともある。

普通の暮らしだと思われていることがおかしいときがあって

選んだ暮らしが素晴らしいと思うこともある。

世間が騒いでいることに興味を持てないこともあれば

独り幸せを感じるときがある。



今の幸せは、年を重ねた時間の幸せなんだけど

その一昔前恋がときめいていた頃、二人は幸せだった。

しかし、問題は次から次へ降って湧く。

その問題とはどこから湧き出るのか。

問題とはたいてい人が関係していた。

あの人がああ思わなければこんなことになってなかったのに。

人と関われば関わるほど、様々な人に遭遇する。

様々な人から生じる問題を解決しながら生きていかねばならない。


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政治家が右翼と左翼で分かれるように

私たちの暮らしも右と左に分かれている。

あるとき、右でもなければ左でもないときがある。

真ん中をとることはできないだろうか。

右に行っちゃった人と左に行っちゃった人は、もう戻って来ないのか。



みんなが同じ考えだったら何も発展しないだろう。

発想も生まれないかもしれない。

右と左と真ん中の人がいるから

世の中面白味が出てくるのかもしれない。

右の人用に、右と左と真ん中のチームが創って

左の人用に、右と左と真ん中のチームが創る。

真ん中の人用だって同じ。

世の中は三つで構成されているのではないかと思う。



その三つはでも、共通点がある。

生命と生活、各々に人生をもって生きている。

足跡を残しながら、歩んでいるということ。

私は、人という共通点の仲間たちの

想う分裂の中を歩きます。




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考えごと Ci sono i pensieri

再生した壷たち la mia arte povera

流れにのる montare sulla corrente


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ひゅーひゅーと近い距離で空が唸る。

何だろうな、胸騒ぎまでもする。



私は、たくさんの計画や予定を練りながら

その日、ブドウ畑のブドウの枝を縛りつける作業をしていた。

道路から離れ、騒音が流れてこない。

むしろ、人の声の方がよく聞こえたりする。


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金曜日、街は学生でごった返していた。

それは、イタリアだけでなく世界中で。

スウェーデンの女の子の意思は、世界に伝わったようだ。

私なんか何十年もかけて形を変えて訴えているのに

ほんの少ししか振り向いてくれなかったイタリアのあの頃。

おかしいな、と気付き始めた頃には

同じくおかしいなと感じた人はいた。

この運動の成功は、スウェーデンという国だったこと、学校も

そして、そんなことをしている子の親が反対しなかったこと

勉強より、地球の変化を訴える行為を賛成してくれたこと

私は、ストライキした環境は大きく左右したと思う。

世界中の若者は、温暖化やプラスチック、環境汚染

蓋を開ければもっともっと言いたいことはいっぱいある。

ニュースを見ながら、私は涙が溢れ出た。

私の胸騒ぎは、これだった。

私が言いたいことを全て言っている。

涙がこぼれるほど、体は熱くなった。

世界の次世の若者たちの団結力に心を打たれた。

彼らはこれからを生きる者たちだ。

そして、これからを継承していく者たちだ。

私だって年を追っていくけれど、子孫のために残していきたい。

私は、いつだって人が幸せでいることを望んでいる。

それは、狭い人間関係だけでなく、醜い金銭関係だけでなく

共存する空気と水と光と土と。


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何十年も前から訴えていること、自然を大切にしようよ、てこと。

きっと街にいるとどうやって自然を大切にしていいか

わからないかもしれない。

私は田舎暮らしを始めて、一番に思うことは

田舎に住もうと思ったことに幸せを感じたことである。

田舎に住むことは、不便だらけで大変なことのほうが多い。

田舎だったら車を持たないと生活に不便、が一番にあがるであろう。

我が家は、経済面の問題が一番だが

エンポリに通っているときも、私はバス通い。

畑に通うのも、自転車通い。

相変わらず、車一台でなんとか過ごしているのが

我ながらすごいと思う。

田舎に住んでいるメリットは

勿論開けた空に広い大地を独り占めできることであろう。

その広大な空間の中で、大気の音や虫の声

時間ごとの光の演出や雫の演出を観賞できることである。

それを一身に吸い込めること、一身に当たること

これは、街ではできないことである。


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しかし、田舎のデメリットは

自然は、開けたところに住んでいる我々から襲う。

そんないつ起きるかわからない怒りを余所に

稼業として畑を耕す住人は、除草剤、化学肥料、殺虫剤を

ばら撒いてリスクゼロに生きる。

土のバクテリアも草の益虫も池の純度もみな殺しである。

それらを原料に、加工した食品は、化学の旨みを生み

長い保存力でリスクゼロの営業をする。

その化学食品を閉じ込める万能なプラスチックは、リスクゼロ容器。

万能だから解けない。生分解しない。

ついに、ごみの売買も世界で行われ

貧しい国はごみの山と海となる。

ごみたちは、無口な自然に放たれ

無口な生物たちは、ごみによって窒息していく。

ごみだけではない。工場や車の廃棄ガスなどの空気汚染。

家庭からも排出される水質汚染。

暑いから、熱さを外に排出し室内へ涼を送り込むシステム・・・

限が無い。

これらは、便利を生むが公害となる。

経済は回るだろうが、元に戻せない環境を生む。

フツーの一般市民がそれでは間違ってると気が付くのに

選ばれた頭の良い、そして開発に関わる方たちは

ちっぽけな私みたいな疑問はこれ一つ浮かばないのであろうか。


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バイオダイナミック農法のブドウ畑では、緑肥で土を肥やす。

マスタード、グリーンピース、オオムギ等々を11月に蒔く。

大抵四月頃から花が咲き始めるのだが

今年は三月も始め、もう咲いている。

農主は言う。

水不足だと花が咲くんだよ。

花を咲かせることで、サイクルを早ませている。

あぁこれ、今回のオリーブ(2018年の収穫)と同じだ。

湿気はあったが大地の水不足の影響で、実の成熟が早かったこと。

本来の栄養分が届かないとサイクルを早くして

栄養を食い尽くして寿命を早めるのである。

これが自然の法則なのである。

これ、人間にもいえるし、地球にもいえる。


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地球の温暖化も何もかも、人間がつくりだした結果である。

大人たちよ、ビジネスより自然と自分を守ろう。

だから、私は若者たちの無垢な考えや気持ちに耳を傾ける。

少年の行動や意見からも学ぶことはたくさんある。

まだまだ汚染されてない新米だから。




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女のブドウの涙 Pianto

再生した壷たち lamia arte povera

地球と体を守る会 パート1:農薬による危険性



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