大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

タグ:春


コンコンコン、コンコンコン.....

Uno Due Tre Quattro Cinque Sei Sette.....

何やってんのかなと様子を見に行くと

棚の扉に貼り付けてあるカレンダーを数えている。

日本行きカウントダウンが始まった。

毎日毎日、お母さん幸せだなーと日本行きの妄想をしている姿

を見て、少年もどうやら同じく胸が高鳴るようだ。

お母さんね、こんなところに行って、こんな人たちと会うの

どんなこと話そうかなー、どんな服着ていこうかなー

少年は、そんなことを言うお母さんの

どんな風景を想像しているのだろう。

イメージ写真を見るたびに、顔がにやける。

妄想に耽るたびに、ぼーっとする。

妄想している今が一番幸せなんじゃないかと思う。

いざ現実に入れば、時間の過ごし方に焦り

ストレスるのではないかと、あえて今を大事に過ごしている。


DSCN1243

この週末、サマータイムとやらに、時間が一時間繰り上がった。

私は半信半疑で、ネットで確認した。

やっぱりサマータイムを実施するのか・・・。

あんなに去年サマータイムの終わり頃

廃止にするかもしれないって騒がれていたのに。

サマータイムになった今日だけ、サマータイムが終わるその日だけ

もしかしたらこの2日間だけかもしれない

一時間繰り上がったり繰り下がったりすることが苦痛過ぎる。

だんだん体が慣れてきたところ

一時間も昨日と今日と日の長さが違うのは

やはり体だけではなく頭脳的にも精神的にも私は追いつかない。

日の長さや日の出具合で動く農作業には

サマータイムは、疲れをプラスしているようである。


DSCN1191

ブドウの枝の縛りつけ作業、ブドウ畑のその他諸々が一段落し

あともうちょいのオリーブの剪定に集中することにする。

たーくさんの小さな枝を除去する剪定が

非常に面倒で、見るだけでもうんざりする。

小さな枝たちは、大きな枝を剪定されたとき

大地派剪定のハサミで平らに剪定されてないとき

南側で日に当たる枝を守ろうとわざと残された枝たちの子が

たくさん生まれてくる。

前者の一番、二番は仕方がない。

しかし後者の三番、日陰用に残す枝という方法をやめることにした。

なぜなら、残した枝から2~3倍となって小枝が増え

葉で覆われた幹や小枝たちに

たまにカビのような黒っぽい粉が発生するからである。

それを取り除くのに時間がかかり

周りの枝たちも移り始めているようなのである。

だから、きれいに小枝たちを除去し

空間を優先する剪定をし終わった後

やっぱりバランスも樹形も納得するオリーブの木となるのである。


DSCN1171

ごちゃごちゃ愚痴を毎日こぼしていたら

夫がその小枝除去剪定を手伝いに来てくれた!

といっても、夫も嫌気が指してすぐ逃げちゃったw

でも、どんなに苦労してるかわかってくれただけでもいいや。

そのオリーブの剪定を始めたら、最後までやり遂げる。

時間はかかるけど、どれもこれも納得するまできれいに剪定できた。

あともう数本も、きれいに風通し良く仕上げてあげたい。

天気予報を見ると、43日から雨予報。

Tre aprilante, 40 giorni di piovante

トレ アプリランテ クアランタ ジョールニ ディ ピオヴァンテ

43日に雨が降ると、40日間雨が降り続く、という諺。

地方や人や家族によっては、言い方が多少変わってくるようだが

昔の農家の人たちは、こんなことに気がついていたようだ。

ホントかな?


DSCN1257

サマータイムで一時間繰り上がると、めっきり日が長くなり

やたらと夏気分に入る。

外の景色が、急に夏っぽく感じたり

急に外でご飯を食べたくなる。

夏にはまだ早いが、春真っ盛りの我が庭は、マルゲリータが一面に
日中開き夕方閉じ、花の日々を送っている。

フジも日に日に成長し

サマータイムになったからのように感じて仕方がないのだが

気づけば、開花し始めていた。

ブドウと似た剪定で、昨年生まれた枝の芽から花が咲くようだ。

込み合わないように、三つぐらいの芽を残して剪定していった。

先日の強風で、いくつか落ちてしまったが

まだまだ大丈夫。フジのお花見がそろそろできそうだ。

花の数を見ながら、剪定の出来に、満足した。


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何の花粉症なのかグジュグジュした日中の夜には

アントネッラのリンデンティーで休むのだが

アントネッラのところに行ったついでに、フレッシュエッグも買う。

親子は、待ってました!と言わんばかりに、生卵ご飯をすする。

生卵ご飯にオリーブオイルをかけて食べる

と数人の声をいただいたので、試してみた。

頭で想像するだけでは、?????なんだが

実際、タラ~とかけて食べてみると、美味しいではないかww

少年は、想像するだけで邪道のようで、かけたがらない。

オリーブオイルをかけると、コクが出る感じになる。

オリーブオイルの味はお醤油入りの生卵ご飯でも伝わってくるので

早摘みのまろやかタイプが合いそうだなと思ってみたりする。

日本の友は、これに海苔や白子もトッピングしているそうだ。

あぁ、白子食べたいなぁ、納豆食べたいなぁ。




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頭も木もグルグル剪定 Potatura degli Olivi

女剪定士の弱音 Potatura degli Olivi④

大地派剪定 Potatura da Terra



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日が差し、風が吹く。

さくらのような果実の花が咲き出すこの頃。

大地は乾いているが、果実のお花見をしていると、どこか潤う。

北風は通常三日間と言われているが、五日間は吹いている。

そして翌週も吹き荒れ、だけど雨は降らない。

風が吹くと表面が乾燥するので、ブドウの枝縛りの作業はお休み。

私も同時にお休みになればいいが

そんな時はオリーブの剪定を続ける。

オリーブも強風では剪定がはかどらないから、小さな木を。

冷たい風が体に当たる。口も開けてはいられない。



きっと強い北風が原因だろう、喉を痛めてしまった。

そして体が冷えてしまい、腕や背中が寒い。

だんだんやる気が無くなり、とうとう諦め、寝ることにした。

日中から床に就くと、無念で仕方が無い。

やることいっぱいあるのに。行かなきゃ行けないところもある。

しかし、午後も寝て、夜も寝た。

汗もかいた。ということは、微熱もあったということだ。

雨が降らないから、ずーっと畑作業をしている。

平日ブドウ畑、休日オリーブ畑。強風の間はオリーブ畑。

時々トマトの芽の様子を見に行き、藤の芽生えにも日々驚く。

日に日に春となり、芽が出て大地のエネルギーが活動する。

このノンストップの日々を早く終えて、頭を切り替えて

他の芽の出に集中したい。が、もうしばらく続く・・・・・。

そうこうしている内に、芽が出て成長し、新たな作業が待っている。


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前々から計画していたブドウの苗木を植える作業を

月と星座の位置がよろしい日、いつものメンバーを呼んで行った。

いつものメンバーだが、今回は人手が少ない。

しかし、頼り甲斐のあるメンバーは気が知れて

冗談も飛び交って、私も冗談の中心になっていた。

途中、ラジオの生中継をやりだす仲間もいるw


DSCN1224


私は、ブドウの苗木Barbatellaバルバテッラのヒゲをカットする係り。

cmくらいまでの長さにハサミで切る。

そんな単純な作業を広大な畑の中に椅子を置いてやっていた。

午前中、おじいちゃんが手伝ってくれた。

時々仲間も、用意されたもう一つの椅子に座り、手伝ってくれた。

そう、仲間たちは、フサフサそうに見える大地に

ブドウの苗木を押し込む作業をしていた。

しかし、フサフサそうに見える大地の下は、雨が降らないせいか

硬いようで、なかなか入っていかないと嘆いていた。

私のところに来て座って休んでいくのである。

この日、強風こそなかったが、心地よい春日和であった。

土の中に植え付けていく作業は力仕事で

仲間たちは半袖になっていた。

今、半袖になったら夏どうするんだ?


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ヒゲを切りそろえたブドウの苗木は、しばらく水に漬ける。

水を十分に吸わせたら、次に水が飲めるときは雨が降ったとき。

雨よ、降れ降れ。

キアンティは、一年目の灌漑は許されているが

その後は、自然に任せることと決められている。

バイオダイナミック農法は、初めから自然に任せることとある。

できれば、水に漬ける水は、それようの活力を与える水で

前日には、大地に活力を与えるよう、活力の水を散布する。

こうすることで、生きる微生物が増え

大地が生きてくるという仕組みである。

しかし、天気予報では、晴れマークが続いている・・・。


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農主がランチを私だけこっそり招待してくれた。

農主の91歳のお母様のお料理である。

お母様、膝を壊していて痛そうだった。

それにしても91歳のお母様よく食べる!

食欲は長生きの秘訣だな。

農主がワインを持ってきた。試飲しろという。

満月の日、セラーのタンクが膨張して

噴出しを抑えるのに取り出したワインだそう。

満月のワインであるw

ビオディナミワインは、生きている。

生きるように土地を作り、生きるように栽培し

生きるように造酒し、生きるように貯蔵する。

できれば生きるように口にすると

生きた味が嗜めるということになる。

生きたワインを飲むと、午後ちっとも体調が崩れない。

ワインの刺激より、天候の刺激のほうが私は体にくるようだ。


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今日は、Malvasia Neraマルヴァジーア ネーラ

Sangioveseサンジョヴェーゼの台木の種類を変えて植えてみるそうだ。

マルヴァジーアネーラは興味がある。

マルヴァジーアビアンカが酸味のあるテイストなので

赤ワイン用はどうなることだろうか。

前に植えつけたCanaiolo Neroカナイオーロ ネーロ

すこぶる丈夫に元気に成長し、見事なブドウ畑となっている。

農主は言う。

土が良いのか、バイオダイナミック農法が成功しているのか

除草剤も化学肥料も殺虫剤もなーんにも使わなくたって

こんなに生き生きした畑を生み出せることは実証された、と。

農主は、もう年金者なのに、何年もかかるブドウを

自分の想いに合わせて植え、ワインの味を想像している。

最近になって、ソムリエのコースに通い始めたそうだ。

この歳になってもまだまだ勉強熱心で、パッションを大切にしている。

地域の農薬反対運動や温暖化対策運動にも積極的に参加し

自分のため、人のために生きている。

農主のエネルギーは、こうやって畑に表れるのであろう。

今日は、さすがに疲れたと嘆いたが

未来が楽しみで仕方がないはずだ。


DSCN1229


私の喉の痛みは、重曹でうがいをし、塩水でうがいをし

リンデンティーを寝る前に飲み

ユーカリオイルを加えた自家製クリームを胸元につけて寝たら

あっという間に直ったが、次の日

今度はアレルギーのくしゃみと鼻水で、苦痛の春を迎えている。

どうしてこんなにも素直に反応するのであろう。疲労かな。



リンデンティーのススメ

鼻が詰まったり、痰が絡んだり、咳が出たり、ぐっすり眠りたいとき

リンデンティー、オススメします!

すぐに効くから、すぐに寝てください。

お休みなさいのクスリ。




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ブドウの苗木 Barbatella

ブドウの苗を植える Piantare

ブドウの接木 Innesto


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マジで?

本当にもう一回やるの?

もういいからこっち来いよ。


al Cielo

もういくつだかがわかんない・・85歳過ぎてるよなぁ、長老。


長老が「マジ」なんて言葉使わないだろうけど

そんな風に聞こえてきた。


Boccioli di Uva

はかどらないオリーブの剪定の次は

はかどらないブドウの芽掻きScacchiaturaスカッキアトゥーラ


Piove o no

長老が見るにみかねて手伝ってくれる。


プルルルルーと携帯電話。


今どこ?


二人見えるけど、もしかしてボクの叔父さん?


叔父さんがやったところ、もう一回やり直して。


と、農主は丘の向うから私たちの様子を見ているようだ。


Ombra di Boccioli

長老は、ブドウの旨みや樹の病よりも

恵の産物を無駄にしたくない。


すごーく気持ちはわかる。


私もブドウの莟の付いている枝を剪定するのは気が引けるが


農薬や添加物ナシで

果実の旨みを引き出せ

樹の病を防げるなら


私も農主と同じくこだわりの栽培を選択したい。


Nati Ragni

長老、冬の剪定も欲張り剪定で

実が20房くらい成るよう想定して剪定してある。


長老の甥のこだわり栽培は

その半分で充分・・いや、結構。


剪定によっては、重なり合ってしまう剪定が多く

病気になりやすいため、この芽掻き作業で

空間を創るのにも容易ではない。


Selvatici

長老、膝が曲がらないから

下の野生の枝も上手く取り除けない。


野生の枝を根元から取り除けば

暑い時期の誘引(Allaciaturaアッラチャトゥーラ)作業も

下に屈むこともなく

実の付いている枝に絡みつくこともない。


やたら元気に育つ野生の枝こそ

きちんと除去することで

本来の樹へエネルギーが行く。


そして、しばらくの作業でも邪魔にならなず

野生の枝のことを考えなくて済む。


Nido di Vespa

ワサワサしているブドウの樹に

頭を突っ込んで芽掻き作業をしている。


実の付いている枝を選び

位置を見ながら

剪定していく。


細かい作業で

面倒臭い作業で

ずーっと同じ作業で

根気の要る作業で。


でも嫌にならないんだから好きなんだろう。


Fiorito

長老、奥様がアルツハイマーで

ヘルパーが来ない時は一緒についてあげているよう。


長老の気晴らしは、畑仕事。


オリーブの剪定ははしごが危険だから

取り上げられちゃったみたい。


Dopo la Scacchiatura

長老の作業の後

私が作業をしていく。


私一人ぽっちより

長老のゼーゼーいう息を聞きながら

雨雲の気配を眺めながら

丘の上のブドウ畑で

はかどらない芽掻き作業をする。


Calciofi e Vino da tavola

今年もホタルが飛び回り安心した。


そうこうしている内に

オリーブの花が開花した!

ブドウも開花してるし

鼻がムズムズww

Fioritura 20 Mag. 2018

長老のCarciofiカルチョーフィ(チョウセンアザミ)

美味しい!




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量より質だ!Scacchiatura

ホタルカゴ

CarciofiSott'Olioアーティチョークオリーブオイル漬け


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パタンナーのお仕事って

PCのお仕事なんだって。


CADみたいなソフトで

型紙を作っていくんだって。


毎日、計算ばっかりしてるんだって。


デザイナーがデザインした形を

実現させるよう型紙をCADで起こすんだって。


縫う人は、縫う人でいるんだって。

服飾の技術士だね!


Gonna Moda 3

私も建築事務所で

毎日毎日、建築用のCAD

明け暮れていた時代がある。


文章打ちじゃないのに

CAD操作を文字入力しながらやってたから

キーボードをピアノを弾くように

カチャカチャ音立ててた。

我に戻って手を休めると、室内の静寂が蘇った。



そっか。

そんな風にして仕事してるのか。



有名なデザイナーのパターンをすることもあれば

有名な俳優の特注のパターンを依頼されることもあるんだって。


ファッション業界では必要な技術職だし

この技術は世界に通用するし

技術の知識があることで、業界の多様な分野に適応できる。


Cerniera

ファッションが好きであれば

なんらかの形で接していられるし


衣食住の一つが専門だと

必然的に衣食住のトータルコーディネートが

上手なんじゃないかと、私は思った。



そんな友の、つくりかけをいただいた。



スカートが三つに構成されてて


シワシワのギャザーがグルーっと

斜めに輪を描いてて、しかも繋がってて


長さが前後だか横だかが違ってて


ウエストをみると、ほっそーいの。

えー、こんな人いるの?


私のウエストサイズに合わせると

ぐぐっと下に下がって、丈が短くなるのw


ウエストに便利なゴムなんて入れられないから

ファスナーですよ。


私サイズではないので、失敗は許されない。


生地に余りすらも無い。


Gonna Moda 1

できた!

ファスナーつけて

ウエスト部分の裏側の生地が無いからリボンつけて。



アンバランスな丈は、流行かな。


大地の住人

シンプルスタイル好きで流行に疎いけど

ビビッと感じるウケの良いファッション。


フンワリしてて、涼しそう!


色違いでもう一つ、作ってみようかな。


Tramonto 6 Maggio 2018

もともと手芸や手作業モノは好きだけど

友がこうやって技術のヒントを教えてくれるから

衣食住の「衣」も楽しむようになった。


手作りな生活って


生きてる感たっぷりで


生活が楽しくなる。


友よ、ありがとね!




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かくれOne Piece

うすうす黒、そよそよ黒 Scuro Sottile

お裁縫・夏服・2016


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この間

やっと目覚めてあくびをしていると思ったら

もう、グビグビ背が伸びて

実のツブツブを付け始めた。


Sbadiglio

すると

手が出て、体を支えようとする。


その姿が、まるで創作ダンスのよう。


手を繋いでるようだったり


抱きしめ合っているようであったり


掴むようであったり


誘っているようであったり。


実は、大きな日傘の下から


舞台を見ているような。


Uvaウーヴァ(女性名詞、単:ブドウの実)

Viteヴィーテ(女性名詞、単:ブドウの樹)

と、ブドウは女性名詞が多いように

しなやかで、美しい。


Viticcio

そのしなやかで美しいダンスを垣間見ながら

ブドウの芽掻き作業Scacchiaturaスカッキアトゥーラをしている。


春夏の作業Potatura Verdeポタトゥーラ ヴェルデ(直訳:緑の剪定)

は、この芽掻き作業から始まる。


Rosina

ここは、こだわりの現代バイオダイナミック農法のブドウ農園。


初夏並みに暑い日差しの中


顔は日焼け止めクリームをぬって


長袖のブラウスと帽子を被って


腰には

傷口を平らにするための先の尖ったハサミと

下からニョキニョキ生えてくる野生の枝や太い茎が切れるハサミと


留めてある紐が解けていたら縛る

Biodegradabileビオデグラダービレ(土に返る生分解可能な)の紐と

その紐を結びつける小さな道具と


目覚ましをセットした携帯電話と

アレルギー対応の大量のティッシュ

が入ったウエストポーチを

つけて作業をしている。


水分補給は

ブドウの列の往復をやったら、飲む。

それまで我慢。


Pranzo nel Boschetto

あっ

こだわり農主が文句を言いに近寄ってきたww


「あー、ダメだ、ダメだ!もっと、もっと!」


なんですって!


もっと枝を少なくし、空間とバランスを創って欲しい、という。


勿論、次の冬の剪定のことを考えながら。


Borragine nella Vigna

私は、バイオダイナミック農法ではないフツーの農園にも

作業を手伝いに行ったことがあるが

大抵は、質より量。


わざわざ化学肥料を撒いて

実の量を増やし、実を太らせているから

実のついている枝を取り除くなんて、ありえない。


フツーの農園の芽掻き作業は

下の方から生えてくる実の無い枝を取り除くことと

野生の枝を取り除くだけである。

もしくは、やらないか

コスト削減に、他の作業と一緒にやるか。


Coccinella

こだわり農主は


一つに、空間を創って病気を防ぐこと


二つに、一本の樹から8~10房実れば十分

枝を少なくすることで

実にエネルギーが集中し、旨みが濃くなるという理論。


Bimbi

確かに、こだわり農主のバイオダイナミックワインは美味しい。


ブドウの旨みが味わえる。


それでもこだわりを控えた、値段も手頃な毎日飲む

Vino da Tavolaヴィーノ ダ ターヴォラ(テーブルワイン)

でも充分なくらいの美味しさ。


うん。

こだわり農主に従おう。

量より質だ!


Vementino

今年は

白ワイン用の品種Vermentinoヴェルメンティーノ

San Colombanoサンコロンバーノなどの

In Prezzaイン プレッツァ(単種100)

造りたいという。


Oooh・・ジュル。


っもう、聞いただけで、美味しそうww


だって、生のブドウが美味しいんですもの!


楽しみ。


aggrappare

今年は、ブドウの房が、一枝に一房しかなかったりする。


それは、昨年の夏の旱魃の影響かもしれないと言う。


こうやって自然のサイクルが、正直にメッセージを発信する。


無言で生まれ育つ植物たちを観察するということは

最低でも半年以上

私たちはメッセージに気がつかないこともある。


Dopo la Foschia

地上での作業で伴う傷口への負担が軽く済む

地下にエネルギーが集中する

Luna Discendenteルーナ ディシェンデンテの期間

大急ぎで剪定をする。


雨が降ったらお休み。


乾くまでじっとお休み。




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ブドウの芽掻き Scacchiatura

ブドウのあくび Scacchiatura

ブドウのダンス Viticcio


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