大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

タグ:有機栽培

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暑い・・・

「ちょっと着替えてくる。」

この間まで着ていたブドウの収穫の夏用の作業服に着替えた。

暑くて例年よりやる気を失った。

しかもこの暑さで集団でたかる小さなハエ科のユスリカ(?)

も飛び回ってウザイ。蚊もいるじゃないかっ。かゆい。


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ブドウの収穫よりオリーブの収穫の方が体力を要すると私は思う。

一日中振動機を持って、オリーブと樹を労りなが振い落し

地面の網は、きちんと伸ばして端を折ったり棒で支えたり

オリーブが一粒も転がらないようしっかり敷く。

網と網の間や樹の周りにも隙間がないように

大きい釘を地面に差し込む。

網の作業は立ったりしゃがんだり低い体勢で歩く。

50Mの網で囲まれたオリーブが終われば

一旦籠に入れて網を移動させる。

網が何枚もあれば最初に網を敷く時間にあてればあとは

上の方や表面を振動機で振い落したり

幹や太い枝に隠れているオリーブたちと下の方を手摘みでやる。

私が振動機で、夫が手摘みで行う。

それでも軽量な振動機でもずっとガタガタと持っていれば重いし

それでも傷つけないよう細心の注意を払いながらやってると

汗をかいている自分に気が付く。


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真夜中、早朝のヴィンチは霧に覆われ

まだ薄暗い私たちが目が覚める頃

霧は、丘の谷間へ去っていく。

もしくは、引いたかなと思いきや

また霧に一面包まれてしまうこともある。

気まぐれな霧は、大地や木々に露を残していく。

木々が濡れていると、収穫での傷口が悪化しやすいので

私は収穫を控えている。乾くまで待つ。

地面が濡れているだけなら、決行する。

霧が出る日はたいてい晴れで蒸し暑くなる。

小さい頃母がそう教えてくれた。

霧の日に晴れるのは、世界共通のようだ。

少年が「服、何着てこう。」と夏服か秋服か悩んでいるので

私が母から教わったことを、そのまま教えた。

そして少年は上着を脱いで振り回しながら

真夏のような格好で昼過ぎに帰宅する。


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この10月最終土曜日にはサマータイムが終わり

通常タイムに切り替わる週の月曜日(1021)から

熱る体と地球温暖化加速中のヴィンチで

オリーブの収穫が始まった。

この月曜日の搾油所のオープンと同時に合わせて

収穫を始めたかったが、天気予報のハズレと予約がとれず

見送りとなってしまった。が2日ずれただけである。

しかし、日々日々観察し加速温暖化を感じ

日々日々焦り続けた。

それは何を隠そうオリーブミバエが飛び回っているからである。

Mosca dell'olivoモスカデッロォリーヴォ(オリーブミバエ)

この湿気と25度くらいのほんわり暖かい陽気に

産卵ホルモンがうずくのである。

我が庭にあるボスオリーブには、産卵済みマークを残して

モスカは隠れている。ピンチ!

しかし、全部が全部じゃないからほっとする。

そして、ゾーンによって出現し、そこで産卵する場合もあるし

スルーな場所もあったりする。全く不思議だ。


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モスカが産んでいったボスオリーブを一番先に収穫し

籠に浅く摘んでおいた。

すると、モスカの幼虫が這って出てきた。

その幼虫をよっこらよっこらアリが運んでいた!

昔オリーブのことなんかなーんにも知らない頃

オリーブの収穫を手伝いにいった先で

一週間ぐらい倉庫に摘みっ放しにされていたオリーブの実。

その年モスカが出現した年なのであろう

幼虫が床へ落ちていたのを目撃。

幼虫は、オリーブの栄養が届かなくなると

栄養があるところを探し求めて移動するようだが

そこが愚かなところ、オリーブの実が収穫されてしまったとは。

その経験を思い出し、一番に収穫して時間を置いたのである。

時間を置いている間、無事なオリーブを私たちは収穫したのである。

つまり幼虫の行動からもわかるように

収穫後のオリーブの実は樹から栄養はストップされ酸化が始まる。

いかに収穫後早く搾油した方が良いか納得する。


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収穫しているこの日、モスカ産卵に最高な気候で

収穫しているそばから、収穫後のオリーブにも

モスカがたかっていて驚いた。

搾油所にもモスカが大量に飛び回っている。

モスカの産卵欲てスゴイw

この地球温暖化の加速進行では

予防のタイミングを変えなくてはいけない。

8月の半ばにモスカ予防をしたところは

9~10月の収穫まで予防ケアが持たない。

一ヶ月に1度ペースで9月の半ばにも予防した方が良さそうだ。

収穫ギリギリの今もモスカ騒動に焦った農園は

殺虫剤を撒いてしまっている様子だ。

そうなると、収穫を遅くしないといけない。


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もう少し収穫が遅めでもよかった畑のまだ緑

(つまりポリフェノール多)の豊作オリーブ(Pendolinoペンドリーノ)

この春と初夏のこれまた異常気象で開花期が遅れた

今年は全く実らなかった畑の熟度高オリーブ(Leccinoレッチーノ)

早摘み品種ということで、畑ドッキングすることにした。


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焦った早めの収穫では搾油率は少ないが

なかなかのマッチングとなり一安心。

マイルド感に辛味がくるのは早摘みオリーブの特徴。よしよし。

味わうまで出来が報告できない年度のオリーブオイル。

早々と早摘みオリーブの収穫終了。ほっ。

ホント、ヒヤヒヤさせるオリーブの収穫である。

早速フィルターで濾してキラキラオリーブオイルの待機中。



*私がセレクトした過去の関連記事Best 3 Archivi Selezionati

我が息子たちよlaRaccolta delle Olive 2017 ①

早摘みオリーブlaraccolta delle olive 2018 ②

 『オリーブオイルを美味しくさせるConsigliodi Frantoio Bio



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もう4月も終わるっていうのに、何も進んでない!

いや、進んでるけど、遅い。

そろそろトマトを大地に独り立ちを考えてもいい頃だし

ブドウの芽掻き作業(Scacchiaturaスカッキアトゥーラ)

中盤か一段落していてもおかしくない。

オリーブの花の芽(MigneミンニェMignolaミンニョラ)

どうにか生まれてきた。Migneを確認するとほっとする。

雨が降ると寒くなるのはわかるが、雹も混じって寒々しい。

向こうの景色は、カラーが一変して

白黒のコントラストが鈍い一面と化していた。

まるで画像ソフトをいじっているかのように。


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ブドウの芽掻き作業を開始して終わらせないと

私は日本に出発できない。・・と自分の中で決めている。

いつ始める?

うん。もう始めてもいいよ、先週一気に成長したから。

どこから始めて欲しい?

サンジョベーゼの奥の畑から。

私は天気と祝日などを見合わせながら始めることにした。

今年は、春休みが長かった。

イースター(21)、解放記念日(25)また週末

少年は11日間の春休み。

少年に先生になると休みが多いと教職の進路を勧めてみたw

もう5年は経験を積んだので要領はわかっている。

芽掻きキットを農主から借りて急いで始めた。

キットとは先の尖った小さなハサミと枝の縛り忘れ用の紐。



芽掻き作業は、質を優先する主であれば必須作業である。

量を優先するようであれば、誘引作業のときに

副梢(Femminelleフェンミネッラ)をも切り落としながら

二つの作業を一度に済ませるであろう。

丁寧にブドウと向き合うと、作業が全て繋がっていることが分かる。

剪定では、今年用と来年用の枝を残しながら樹形を保ち

一番下の架線に縛り付ける作業では、芽掻き作業をしやすく

枝が込み合わないように方向付ける。

芽掻き作業では、次の剪定で使える枝を残し

バランスよく空間をつくり

一本のブドウの木から814房のブドウの実が成るようにし

その他の余分な芽を排除する。

ブドウは上へ伸びていく性質なので、枝縛りを忘れていると新枝は

素直に上へ、しかし縛り付けると横向きになってしまうのである。

だから枝に縛り付ける作業も

芽が出てきてしまってからでは遅いのである。

芽掻き作業も、遅くなると新枝が硬くなってきたりするし

ブドウの実に集中させたいエネルギーが

分散されすぎてしまう。

そして芽掻き作業のメリットは、成長の集中力の他

空間をつくることで風通しが良くなり病気になりにくいことである。

こう柔らかい新枝が誕生してくる頃に雨が降りすぎると

カビが発生しやすい。

だからブドウ畑では今カビを抑える消毒の為の銅を吹き付ける。

その銅に硫黄を混ぜて虫除け効果も期待している。

その柔らかい葉っぱをブドウに寄生する虫たちには好物で

今!を狙って食べたり産卵しようとホルモンがうずくのである。

・・とbio栽培だと消毒と虫除けで

銅と硫黄のミネラル成分を利用する。

農薬栽培のところは、カビも虫も殺すのである。

Bio栽培の場合、表面に散布するのだが

農薬は、浸透させる方法なのである。ブルブル


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農主はまだ緑肥(Sovescioソヴェーショ)を刈っていない。

草も刈っていないところがある。

もうそろそろ急いで刈らないと、ブドウの手が生えてくる。

ブドウは、自ら体を支えようと手が出てつかもうとるすのである。

風でつかむことができたり、手を伸ばしたり。

その手が草につかまってしまうと、草を刈ったときに

ブドウの枝まで折ってしまう事態となる。


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トラクターが壊れちゃってね。

そうなのかぁ、こんなときに。

農主が娘さんと現れた。トラクターの分の時間であろう。

初めて畑に興味を持った娘さんに教えている。

ときどき日常の報告をしている。

バッボ(Babbo お父さん)と言いながらアドバイスを委ねている。

農主は幸せそうだった。

最近ワインも良く売れているそうだ。

幸せそうな人に、でもさ、と忠告するような意見は言いたくない。

しばらく幸せの時間をつかむのもよいではないか。

どうせ問題なんて欲しくなくても降って現れるものなんだから。

私だってついこの間まで幸せだなー順調過ぎるなーと思っていたら

やっぱり自分の思うように進まなく落ち込んでいたんだ。

でも方向や思考を修正すれば、すぐ開き直っちゃうんだけど!

落ち込んでたって仕方がない、前進しなきゃ。

つかみながら成長していくのだ!


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日本でワイン会するのにどれにしようっか。

単種と混種、白1本赤3本にしよう。

トレッビアーノ、サンジョベーゼ、カナイオーロ、キアンティバーゼ

オリーブオイルは、早摘みと遅摘み。

どんなこと伝えようかな。

どんなことが知りたいのかな。

農主のビオディナミワインと私のオリーブオイルの会を開催します。

新宿の小料理店では満員御礼。

日本にいる間にもっとできるかな。

興味のあるレストランはご連絡ください。


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いろんなことを妄想しながら

緑肥のグリーンピース(Piselliピゼッリ)を家族へおみやげ。

あっという間に食べちゃった。

料理で使おうと思ったのに。

11月蒔きのグリーンピースは今が旬!あまい~



*私がセレクトした過去の関連記事Best 3 Archivi Selezionati

量より質だ!その2 Scacchiaturacontinua

ブドウの芽掻き Scacchiatura

ブドウのダンス Viticcio


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今年の冬は、割と冬らしかったように思うが

慣れない大雪や慣れない大雨には、どうしても慣れない。

年が明けてからあっという間に一月は過ぎ去っていき

割と好きな白っぽい色の空と茶色い大地を眺めながら

日本へ一時帰国をする妄想に耽っていた。


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白い色の空の向こうから、ゴマ粒のような大群がやってくる。

それも物凄い勢いで。

何をめがけてくるのだ?!

どうして群れるのだ?!

何故飛び立っていってしまうのだ?!

黒い大群は、競争しているかのように大地に舞い降りて

何を食べているのであろう。

そして、急に何を思い立ったか

全員で一斉に低い羽音と共に飛び立ち

今度は、オリーブ畑を襲い掛かるように、羽音共に舞い降りる。

遠くから見てると、黒い大群だから黒い鳥なのかと調べると

白い水玉模様のオシャレな鳥なのであるw

街の空にも現れるようなので

フィレンツェの住人も目撃しているであろう。

日本では、西南日本でたまにみられるそうだ。

私が見る黒い大群は、ヨーロッパにいるホシムクドリと呼ぶそうで

イタリア語だとStornoストールノと呼ぶ。

大地の住人たちはイストールニと呼ぶのでそういう名前だと思ったら

i storniイ ストールニと冠詞と複数形で呼んでいたのである。

また語学のセンスの無さがバレてしまうww

イ・ストールニは、大地の虫を食べる他

イチジクやビワ、サクランボやオリーブなどを食べるのだそうだ。

果実に関しては、どれも私の好物ではないかっ!

というわけで、果実園では被害に困っている話を聞く。

多様な環境に適応できる特殊能力、繁殖能力

生きる力が漲る野生の鳥たちは

世界の侵略的外来種ワースト100に選定されているのである。

しかしおもしろい話を、農薬取り扱い免許の授業のとき

若い農学士の講師が教えてくれた。

オリーブに寄生するオリーブミバエMosca dell'Olivo

モスカ デッロォリーヴォを、イ・ストールニは食べてくれるんだよ、と。

だから、オリーブミバエ用の殺虫剤を撒くと

彼らの生態系が崩れ、どこかで障害を生み

新たな崩れた生態系を生み出すことになるんだと。

別の被害を違う被害に転じるのだね。

農薬取り扱い免許は、どちらかというと農薬は使わない方がいいよ

というモラル的な免許である。

有機栽培の個人には必要のない免許である。

私のオリーブにも突いた後はあるが全部ではないので

私は放って置く。

南イタリアの方はわからないが、イ・ストールニが現れるのは

ヴィンチの丘だと冬頃で、オリーブの収穫は終わっている。

冬に眠っているオリーブミバエを食べてくれたら、いいなぁ。

ま、この寒さだったら、初夏のオリーブミバエは

出現は少ないかもしれないと私はみている。

その後、夏の暑さで秋口の出現度が変わるであろう。

と、まだ剪定も始めていないのに、次の収穫のことを考えている!


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先日の雪が降った!と騒がれた翌日にはもう春の気が流れていた。

そろそろオリーブの木の剪定に入ろうと思う。

今がLuna Discendenteだ。地下にエネルギーがいくので

地上の作業はその間にやると樹への負担が少ない。

強そうな畑と弱そうな畑、強そうな樹と弱そうな樹を見つけて

月の天体カレンダーに沿って剪定したいと思う。

私は、バイオダイナミック農法と自然農法

それぞれ良いところをとって、独自の有機農法でやって

無事収穫まで辿り着けたらと願う。

世話をし過ぎるのはコストに響くので、どうしても手を加えたいことを

自然との法則に従いながら進めていきたいと考えている。


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寒い、寒いと思いつつも、着込んで動けば体は温かいし

じっとしてても、熱いお茶をポットで保温してたまに飲めば

(やっとポットを引っ張り出して、水分摂取に努めている。)

体は一瞬温まるような感じがするし体の排出がスムーズになる。


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ある日、冷蔵庫の中が空っぽ事態が発生した。

妄想に集中しているとどうしても生活のペースが狂ってくる。

妄想だけで緊張したりしている私は、それが好きで妄想したりする。

生活より妄想だ!そんな時があってもいいさ。

妄想期を越えると活動期でヘトヘトとなり、また生活が乱れる。

それではずっと乱れているではないか。

イ・ストールニのように気まぐれに、食べ物を有り合わせで食べる。

そんな生活でも工夫する力はついているし

アイデアはいくらだってある。

昨日のパンとジャガイモと玉ネギと冷凍グリーンピース

モッツァレラが一個あった。それでコロッケをつくることにした。

パンを砕いてパン粉にし

玉ネギはニンニクと一緒にキャラメル状態まで煮詰めた。

玉ネギキャラメルにグリーンピースを最後に投入して湯で

モッツァレラを小キューブにし、茹でて潰したジャガイモの中に混ぜた。

カレー粉なんかも入れてみよう。

もうこれだけでも食べれるなぁ。

丸めてフライにするのも大変。

そこで手抜き。いや、手抜きのようで豪華に仕上がった

題してオーブンポテトコロッケ風ww

ごちゃ混ぜマッシュポテトをオーブン用皿に敷いて

自分で作った大き目のパン粉(Mollicaモッリーカ)

上からいっぱいかけて・・敷き詰めて

オリーブオイルをかけて、オーブンで表面を焼くのである。

表面カリッカリに仕上がって見栄えも良く家族に大好評であった!

これは、お弁当に持っていける。

忙しいときオーブンを使えば、待っている間いろんなことができる。

今、お風呂に入っちゃえぃ!


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立春の日、私は温かいお茶のポットを持参し

何種類もいる鳥の動きを観察しながら

オリーブ畑で剪定するのでありました。





*私がセレクトした過去の関連記事Best 3 Archivi Selezionati

天国という名の大地 Terra si chiama Paradiso

オリーブの木の剪定 Potatura dell'Olivo

オリーブ剪定士 Potina


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私は日本人だから

収穫を始める何日も前から

用意万端に5回分の予約を搾油所にした。


人気のある搾油所だし

昨年、たくさんの人は予約がいっぱいで搾油ができない!

なんてことになることは・・・考えたくない。


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その後、十一月の七日まで予約がいっぱいだってことを知り

予約成功の一安心と、搾油所の人気に嬉しくなった。




しかし、天候の都合で

自分が予定していた搾油日以外にも収穫をして搾油したい。


私みたいに予約はしても、状況次第って人はいっぱいいる。


一か八かでお願いしたところ、空きが出て

早摘みの収穫が一気にできたことは大満足している。




今年は、昨年より一回分少ないほどの収穫量だった。


生き返ったオリーブたち
がいる丘は豊作だった。


土地なのか風向きなのか

丘沿いのどのオリーブ畑も小さな粒がゴロゴロくっついてる。


しかし、向こうの丘の新オリーブ畑は、遅摘み用の実の付が悪かった。


こちらの畑を管理し始めて
2回目の収穫となるわけだが

一昨年は、樹の様子を観察した。


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私は承知の上で、一か八かの研究を試みた。


よし、元気はありそうだ、思い切って樹形を整えよう。


上へ上へ伸び、上へ上へエネルギーを吸い込む枝を

収穫しやすい位置まで下げた。


そして、横へあちこちにエネルギーが分散してしまう枝を

集中できるよう減らした。


その欲張りだった樹形の中を覗くと

重なり合いすぎて病気のような症状が発生している。


放置されすぎて虫たちも集まっている。


風を通す空間を創り


日の当たるトコロを設けた。


あぁ、まるで我が家の住宅設計のようだ。




実のなる枝は、今年生まれた枝を使っても実はならない。


翌年以降、枝たちは実を産むカラダとなるのである。


実を産むカラダではなくなった老いた枝は取り除き


後継できる若い枝たちを見分け


リンパを通りやすくしてあげるのが


剪定士の役目である。・・・と思う。




大量に剪定された樹は


今まで流動していたエネルギーの行く場を見失い

若い小さな枝をいっぱい生んだ。


エネルギーの放出は、このように表れた。




翌年の実の産出は


気候条件も栄養条件にもよるが


一昨年前の後継の為に生まれた実の種から


翌年へ向けて指示が出されているのである。


自然ておもしろい。


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収穫をしていて気がついたこと。


病気のような虫のたまり場みたいな症状が無くなったこと


肥料をあげていないのに、生き生きした葉を生んでること。


突然管理主が変わって

生活を一変しダイエットして体力つくりをいるようである。


変化に過酷な期間だろうが

オリーブたち、我慢してくれ。


だから、私も収穫の少量に我慢する。


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2018年のヴィンチの丘は


夏の降水量が少なかった。けれど、湿気はあった。


オリーブ好きのミバエもチラホラ飛び回った。


秋の入りの九月の降水量や気温は

収穫を待つ実にとって、とても重要な月。


しかし、秋の入りも降水量は足りなかった。


そうすると果実のホルモンは熟れが進んでいくそうだ。


今年は、どこも収穫を早くに実行したところが多いであろう。




遅摘みと呼ばれる品種も、どんどん熟れていった。


早く収穫しなきゃ!


・・・とまだ十月の話である。




早摘みから、天候状況、夫の仕事状況、生活状況から

十一月五日の搾油でオリーブの収穫は終了した。


当初予約した最終日である。


だから私は、これでも幸いに予定内に終了できたのである。


まだまだ何千本とあるヴィンチの農園は、先が長い。


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十月終わり頃、イタリア各地で悪天候の災害が相次いだ。


見てられないほどソワソワした。


私たち田舎暮らしは、いつ襲われてもおかしくない。


本当に他人事ではないのに対策ができない。


家も畑も家族たちも。


今、イタリアでは被害地の対策問題で渦を巻いている。


この気候現象の変化の対策は・・・


表面的に技術的に解決していくのではなく


もう遅いかもしれないけど


実は私たち一人一人の気持ちと行動で


引き起こすことも妨げたかもしれないし


現象を抑えることもできたかもしれない。


オゾン層と生態系の破壊は覿面に現れているのではないだろうか。


ちっぽけなワタシができることは


想いを込めて地球を守ることだと想っている。


それは、私たちの体を守ることでもあり


オリーブの種と同様、次世への指示でもあるような気がする。



*私がセレクトした過去の関連記事Best 3 Archivi Selezionati

緑のオリーブオイル laRaccolta delle Olive 2017 ③

自然の輪にありがとう laRaccolta delle Olive 2017 ④

女剪定士の弱音 Potaturadegli Olivi ④



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フィレンツェの見本市会場

Fortezza da bassoフォルテッツァ ダ バッソの一角で

Bio商品のFieraフィエラ見本市が開催された。

Fortezza da basso


見本市といっても


商品の説明をしながら販売をする


街の住人に
Bioの仕組みを紹介する


Bio
栽培を紹介し


Bio
製造を紹介し


Bio
標章を紹介する。

Firenze Bio


Vinci
ヴィンチから

ブログでも度々紹介している


地球と体に優しい知識を増やす会

Biodistretto Del Montalbanoビオディストレット デル モンタルバーノ


ヴィンチの
G.A.S.ガス

(Gruppo Acquisto Solidaleグルッポ アクイスト ソリダーレ)

で知り合ったメンバーも出店したり講演したりしていた。



一つ、そのメンバーがやっているコトを紹介したいと思う。

Ekoe Stend


私も
2000年頃

ゴミのリサイクル運動として

リサイクル紙を使った紙漉きアートを制作していた。


原料は

新聞紙と

トイレットペーパーの芯と

イタリアのビーチでよく見かける

フルーツのキゥイのような繊維の玉。


染料は

エスプレッソコーヒーやワインで染めていた。


度々、ブログでも紹介しているので

思い出していただきたい。



当時、フィレンツェでリサイクルアートの個展を数回試みた。


反応はあるが

ゴミに関しての意識が少ないように受けた。


学校などで講演をして欲しいなどの依頼もあった。


あの時のフィレンツェには

早すぎた話題であった。



二十年弱経った今

もしかすると遅過ぎるかも知れないゴミ問題。

Ekoe 1


その我が
G.A.S.をボランティアで仕切るリーダーの女性ラウラは

ゴミに注目する。


私と同じで


自然がゴミで破壊されること


当然、農薬で破壊されること


に目が当たられない人だ。


ボランティアをして

自然を大切にすることを訴える。


Biodistretto del Montalbano

オーガナイズする講演会などでも

彼女はリーダーの一部となって活躍する。



彼女は、彼女をとりまくボランティア活動の環境から


商品となっているパッケージ


テイクアウト等のパック


パーティー等のプレートやフォーク、コップ


をリサイクルされた原材料で


生ゴミとして処理できる、生分解できる


Biodegradabile
ビオデグラダービレ素材の商品を発表した。


きっと、もう世界のどこかではあることなんだけど

それをコスト削減するために

トスカーナ内で生産され

トスカーナの住人にどんどん使っていただきたい

という願いが込められている。

Ekoe 2


商品は、いたってシンプル。


原材料を漂白してない色で持て成す。


日本人好みの生成り系で

シンプルライフの私には大好きな色。



オリジナル化も可能で

絶対地球に優しい自然着色で

スタンプができる。


形もカワイイ。

Ekoe Stamp


オーブンでも使えたり

防水加工もあったり

用途は広がる。



Ekoeへお問い合わせ


サイトはこちら。


FB
はこちら。

Ekoe FirenzeBIO


Fiera
会場には

穀物系

ハチミツ

野菜

チーズ

ハム

オリーブオイル

ワイン

ジュース

コスメ

などなどなどなど

小さな農園が手掛けるBioが出店されていた。

Gelato di Latte di Pecora


オリーブオイル鑑定士の
Shinomaiちゃんと回って

アレコレ試飲・試食した。


味の鑑定には頼もしい
Shinomaiちゃんの

商品のコメント

シンプルで勝負しなければいけない

Bio商品のパッケージデザイン等

意見交換でき楽しく見て回ることができた。

Nuvole scivolano


日曜日の朝には、もうサマータイム。


私はやっぱりサマータイムいらない。


そのままでいい、そのままで・・・。



*過去の関連記事はこちら↓*

GASローカル興しのBIO商品

地球と体に優しい買い物marchioBIO

考えごとCisono i pensieri

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