大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

タグ:畑

向こうの方で雨が降っている。

嵐かな・・・大丈夫かな・・・

こっちにも来るかな・・・

Blu Bianco Grigio

ランチ後、庭の棚下からどかして、サマーベットの上で空の動きを眺めていた。

一番奥には、夏の青い空があった。

雲は三層になっている。

モクモク入道雲、サラサラ雲、液体が混ざるようなグレーの雲。

Bianco e Grigio

グレーの液体雲が引っ張って来たような涼し気な風が吹いてきた。

雨の予感がするムシムシとお日様のカンカンから凌がれた心地良い風の中、ほんの少し昼寝をした。

Gocce su Fiore di Glicine

遠くの雷で、目が覚めた。

やっぱり来そうだな。

サマーベットを片付け、ソワソワと嵐でないことを見守った。

夏の夕立は怖い。

あの2014919日のヴィンチの丘を襲った嵐を思い出すと、未だ身震いがする。

Gocce su Olive

ヴィンチの丘に、大粒の雨が降り、小さな雹も降った。

きっと・・被害が無い程度に。

Gocce su Pomodori

さっきまで日陰で32度あったのに、今22度。

大地は潤った。

深呼吸する。

Sotto la Pergola di Glicine

再び雲が過ぎ去ると、またお日様が精を出す。

あ~~一瞬の涼だった。

Tramonto dopo la pioggia

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ピンクとフジPucci Glicinee Grazie

トマトのヒミツPomodoro

ありがとうGrazie↓

子供の手でも握れる小さなナシ、Pera Cosciaペーラ コシャ

Pere Coscia

管理しているオリーブ畑にある。

この冬、オリーブといっしょに剪定した。

Albero di Pero

果実は、2年以上の枝のDardoダールド(果台枝)(写真↓)から成る。

下へ垂れる枝は、熟そうとしている枝なんだそうだ。

上へ伸びる新枝を剪定する。使えそうな若僧は残す。

樹の中心に、風通しの良い空間をつくる。

下へ垂れ過ぎる老いていく枝は、長さや空間を見て剪定する。

写真↑の、樹の中心にある上へ伸びている枝は、剪定後生まれ成長した枝である。

ナシとリンゴは、同じ果樹剪定と学んだ。しかし大まかには、オリーブもブドウも植物学は似ている。彼らの生き方がなんとなく理解できると、全て繋がっていることもわかる。

Dardo

店で売られているこの小さなナシは、黄色みがかっている。

赤いホッペになってきたら、ちょっと緑でも食べれる。

私は、最高に熟した柔らかい甘~い頃よりも、一歩手前のさっぱりと背伸びした頃の方が好きである。味も懐かしい日本のナシに似ている。

Mangio non troppa matura

同じ時期にどっさり採れる。

風が吹くと、落ちていく。

早めに収穫して、生で食べて、後、保存はジャムにしようと思う。

ジャム作りも面倒だが、一度作れば、用途がたくさん。

Tante

大地に移植しようと育てている鉢植えのビワの葉に、こんな幼虫が、せっせこ若葉を食べている。

黒い者もいれば白い者もいる。緑もいればカラフルもいる。

このカラフルで体にいろんな武器でも装着してるような幼虫は、どんな成虫になるのだろう。そのまま私のビワを食べさせることにした。

un verme colorato sulla foglia di nespolo

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コロコロ洋ナシ PeraCoscia

ありがとうGrazie↓

2月に蒔いた小さな小さな種から生まれたトマトたちが、7月に入りようやく熟れてきた。

トマトのグラデーションが伺えて菜園を飾る。

2016-12016-3
2016-2
2月の
Opposizione Luna-Saturnoオッポジッツィオーネ ルーナ・サトゥールノ(土星と月の「衝」)の前日、小さなポットに5粒くらいずつ蒔いた。

そしてビニールをかける。

細い双葉が出、次にトマトらしいザクザクの葉が出てきて、ある程度しっかりしてきた頃、間引きせず、ポットを増やし株分けをする。
2016-12016-22016-3
トマトは、株分けにも移植にも強い。

ビニールの中では守られている為、ヒョロヒョロに背が伸びる。外気に慣れ始めると、茎がしっかりと太くなる。

外気温や天候を見ながら、5月のまたしてやOpposizione Luna-Saturnoオッポジッツィオーネ ルーナ・サトゥールノの前日、大地に植えつけた。土星と月の「衝」が近づくと、種蒔きと移植に良いんだそうだ。

雨降りの多かった初夏。根が腐るのではないか、トマトの味が水っぽくなるのではないかと心配した。

今年はこまめにわき芽をかいた。

混み合わず、茎の太いトマトの木に成長した。


Borragineボッラージネ(ボリジ)を生え放して受粉を手伝うハチを呼んだ。
Ape su Borragine 

クモが虫を食べている。そっとしておこう。

Ragno su pomodori

夫が待ちに待ったPane e Pomodoroパーネ エ ポモドーロをようやく自家栽培トマトでこしらえることができる。

夫の絶品料理!(簡単過ぎる・・・。が!彼の右に出るものはいないっ!)
Pane e Pomodoro di Roberto-1 

スライスしたパンに、トマトをこすりつけ、塩をふり、極上自家栽培オリーブオイルをかけ、再びトマトをこすり、味を均一にする。
Pane e Pomodoro di Roberto-2

山でも海でもこしらえる我が家の夏には欠かせないPane e Pomodoroパーネ エ ポモドーロ


ちなみにトマトの成分。

緑黄色野菜なのでビタミンAになるβカロチンがある。視力・粘膜・皮膚・髪の毛の健康を維持し、呼吸器系統を守る働きがある。

そして、皮にたくさん含まれているリコピン。抗酸化作用があり、ガンや動脈硬化の予防をしてくれる。


さらに、日焼けや腫れなどに、トマトの果汁とオリーブオイルをあわせた液をマッサージすると痛みや腫れがひくそうだ。

エピソード≫

いつだかチューニア旅行のディジェルバ島の海でシュノーケリングをしていたらクラゲに顔を刺されてしまった。それでなくても大きい顔なのにドンドン赤く腫れていく。恥ずかしくってさらに赤くなる。そんな赤い私を心配して駆けつけてくれたチュージア人。何を言っているかわからなかったが、赤いトマトを一個持ってきた。目の前でスライスし始め、私にホレ、ホレと差し出す。ジェスチャーでわかった。私の赤い顔は、赤いスライストマトでうまった。

Oh!しばらくすると赤い腫れがひいたのだ!!!!!!

オリーブオイルこそその時はなかったが、トマトパックで腫れがひくのは間違いなし!!



そんな役に立つトマトにも欠点がある。

トマトには、ヒスタミン成分があるのでアレルギー持ちには要注意野菜なのである。

食べるか我慢するか。くぅぅぅぅぅ痛い選択。

2016
・・・やはり・・・イタリアの大地の恵みトマトの味はやめられない。

我が菜園にキュウリが並ぶ。

少年が日本語学習にジブリシリーズを次々見繰り返す。トトロのワンシーン、さつきちゃんが近所のおばぁちゃんの畑のキュウリをガプリと食いつくシーンが妙に印象深いようだ。

「ボクもキュウリに食いつきたい!」と菜園リクエスト。


キュウリの芽もナメクジやカタツムリは好物。

第一弾のポット内はほぼ全滅だった。

諦めず、第二弾のポットに再び3粒ずつ蒔き、双葉の次の本葉が出てきた頃、間引きせずポットを増やして株分けをした。
DSCN2399 

ポットに一つの苗で様子を見る。
DSCN2450 

そこで元気に育っているものだけ大地に植えるようにした。

雨がよく降った初夏後、夏開始の今、未だ水をやることなくドンドン成長している。

フシギと夏が来ると夏野菜も出来上がる。
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日陰はサマーベットでも置いてゴロゴロしたいぐらい気持ちがいいが、陽の下は暑い。

陽に当たると私たちの体力は消耗する。


キュウリには、水分で構成されているといっても過言ではない。夏野菜のキュウリの水分で体を冷やそう。

酒石酸(イタリア語でAcido Tartaricoアーチド タルターリコ)成分を持ち、ドンドン脂肪化する炭水化物の貯蓄を妨げてくれる作用があるそうなのだ!嬉しいダイエット野菜!

さらに、ビタミンABC、カリウム・鉄分・カルシウム・ヨウ素・マグネシウムなどのミネラル成分を多く含むそうだ。キュウリの利尿作用や浄化作用で体内をキレイにしよう。


小腹が空く頃キュウリを食べる。

少年、キュウリにトゲがあることを知った。

キュウリに食いつけない。

トゲをとってみる。
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ガプリ。

?ちょっと固い。(自力で水分補給させたためかもしれない。)

?ちょっと苦い。(成長し過ぎたかもしれない。)
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皮をむいてスティックでカプリ。

Oh!ヨーグルトチーズがあるではないか。

Oh!ホエィもある。漬け物だってイイ。


キュウリの潤いが垂れていた。
DSCN2910

6月も終わりに近い今日、*Biodinamicoビオディナーミコのカレンダーを見ると、*Luna Ascendenteルーナ アシェンデンテだった。地上にエネルギーが集まる期間。さらに、*Giorno di Fruttoジョルノ ディ フルットの日だと、うまみの詰ったおいしい実が収穫でき、暫くの間保存が可能だそうだ。

種からBiodinamicoのカレンダーに沿って育てたキュウリは、こうやって美味しくなる日に出来上がる。

無言の自然は、こうやって繋がっている。

私たち人間が鈍感なことにまた気付かされる。


*Biodinamicoビオディナーミコのカレンダー(Calendario Lunareカレンダーリオ ルナーレ(月のカレンダー:Metodo Biodinamicoメートド ビオディナーミコ(バイオダイナミック農法))


*Luna Ascendenteルーナ アシェンデンテ(28日間のサイクルをする回帰運動中、天体の赤道から見て月が春分点(上降)側の約14日間:Metodo Biodinamicoメートド ビオディナーミコ(バイオダイナミック農法))


*Giorno di Fruttoジョルノ ディ フルット(実の日。地球の周りで恒星運動をしている12の星座中、Arieteアリエーテ(牡羊座)Leoneレオーネ(獅子座)Sagittarioサジッターリオ(射手座)Fruttoフルット()に影響を与えるそうだ。地上の生体力では、Fuocoフオーコ(火=陽)に値する。)

早く実が成らないかなぁ。

もう少し実が成ってくれないかなぁ。


こうして実が成るのを待ち続ける間お花を食べる。

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お花の中央のおしべやめしべを取り除く。

我が家のトップは、おひたし。茹でずにノンオイルで(もしくは少量のオリーブオイルかごま油の手も!)ササッと炒め、塩か醤油で食べる。・・・といっても、お花はほんの数本だし、熱を通すと小さくなるので、私一人分だったりする。

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アーティチョークのオリーブオイル漬けとズッキーニのお花のおひたし。

次に、超シンプルパスタのAglioアーリオ(ニンニク) Olioオーリオ(オリーブオイル) Peperoncinoペペロンチーノ(唐辛子)などのときに加える。Acciugheアッチューゲ(アンチョビ)も加えると相性がイイ。

Frittataフリッタータ(オムレツ)に混ぜ込んで歯ごたえを楽しんだり。

お客さんが来たときには、Frittoフリット(フライの意だが、この場合は天ぷらと訳したい)にする。SalviaサルビアやタンポポもFrittoにし、カリカリとAntipastoアンティパスト(前菜)。ケラケラと会話が弾み、グイグイと冷えた白ワインがすすむ初夏。

お料理上手なMammaマンマ(ママ)がいるイタリア人の友は「お花の中にRicottaリコッタ(リコッタチーズ)を詰めるのよ~~~」と自慢する。

美味しそうだなぁ。


カボチャ科の黄色いお花は食べられる。

イタリアの各地でSagra del Fiore di Zuccaサーグラ デル フィオーレ ディ ズッカカボチャのお花祭りと題してカボチャやズッキーニのお花を使ったいくつものタイプの料理が味わえる。

Sagraサーグラとは、収穫を祝った祭りの意味がある。


ズッキーニ(カボチャも)のお花は、ビタミン(Vitamin ACB1B2B3B9)やミネラル(カリウム・マグネシウム・鉄分・カルシウム)リンがあり、免疫強化や浄化作用をするそうだ。

わぁぉ。生活習慣病予防に強い見方だ。

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朝一番、煌煌と咲いているお花をぼんやり眺めたら、ランチのお伴にもぎとる日々を過ごすVinciヴィンチ6月でありました。

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