大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

タグ:藤

DSCN1276 - Copia

温暖化といわれる現代の気候は

ただ温暖になっただけではない。

冬に春のようなポカポカだったり

春になったのに冬の名残シンシンだったり。

冬なのに旱魃になったり、春に土砂降りの雨が襲ってきたり。

本当に当たっちゃうのかな、農夫らの言い伝え

Tre aprilante, 40 giorni di piovante(o durante)

四月三日に雨が降ると、40日間続くよっていう言い伝え。

農主が雨が前日の二日に、雨ダンスを踊ったという話に笑った。

先日ブドウの苗木を植え付けたものだから気が気でなかったようだ。

祈る想いで日々過ごしていたようだ。

雨が降ると、気温はぐっと下がり

サマータイムで日の長さは夏気分だが、暖炉を点けている。

今年は、昨年のオリーブの剪定で出てきた枝を燃やしている。

クネクネゴツゴツしたオリーブの枝を見ながら

そして濡れた外を眺めながら、剪定がまだ終わってないことに焦る。

あともう少しなんだけどなぁ。

そうこうしている内に、草も伸びてくるから

剪定後の枝の片付けが容易ではない。

こちらに関しては、夫も焦ってくる。

だんだん草刈の仕事も増えてくる。


DSCN1271

ある農園は、農作業会社に剪定と片付けを任せたりする。

グループでやってきて、話だと9

一人ボス、6人ぐらいで電動のこぎりでウォンウォン剪定し

残り2人ぐらいで枝を集める作業をするようだ。

オリーブ一本に付きいくら・・という見積もり方で

早く終われば彼らだって儲かる。

この作業だけのために依頼できるし

農園サイドは求人しなくていい

何かあっても農作業業者が補うから、農園は全く放任。

誰が作業をするかわからない農作業業者を依頼せず

信用と技術のある剪定士を依頼するところもある。

割高となるが信用度が高くなる。

剪定士の場合は、オリーブの状態や本数でコストを提示する。

毎年剪定されててサクサクできそうなオリーブの場合は一本いくら。

剪定されていなかったような畑や要望が多い場合は一時間いくら。

私の知人らは、プロの剪定士ばかりで、そんな話が飛び交う。

もしくは、近所の農園たちは、雇い情報が飛び交う。

私は、オリーブに限っては、自分で何もかも管理栽培しているから

フムフムと耳を欹て、心の中でメリットとデメリットをつぶやく。

やはり、できれば自分で剪定と収穫ができることが一番だと思う。

何故なら、病気になりそうな箇所を見つけやすいからである。

剪定によって、かなり対処ができる。

ウイルス菌をいち早く見つければ

触れないよう気をつけてすぐ剪定して

込み合っているところは風通し良く操作できる。

樹形も意図することができるし

濃厚で美味しいオリーブの実が成る方法も使うことができる。

と、委託した農園の主と話しているときにはそんなことを言いたいが

生意気なことを言うようだから、私は黙って聞いている。


DSCN1275 - Copia

人々はどこから聞きつけてくるのか、天気が心配で仕方がない。

明日には危険信号の雹が降ってくるとか

5月には夏が来て、本場の夏は涼しいなどという

井戸端会議の議題だけで怯える話である。

今、雹が降ってきたら、ブドウの芽はやられてしまう。


DSCN1285 - Copia

我が庭より先に目をやると、土筆がニョキニョキ顔を出している。

緑の中に茶系だから、気を付けると割りと目立つ。

ヴィンチの土筆は頭でっかちで、デカイ。

頭も食べれるけど、大きすぎて苦そうなので、茎だけ食べようと思う。

さっと茹でてお浸しが私のお気に入り。

今日はオリーブオイルと塩と煎った白ゴマで召し上がり。

なんだかホワイトアスパラ感で噛み応え抜群。

小料理屋だったらお通しだろうか。

我が家はアペリのおつまみに、カリカリスナックと一緒にペロリ。


DSCN1287

我が家のパーツパーツのお花の近くに行って、お花見一人宴です。

実の成るサクランボの木の横で。

ハチとお友だちとなってフジPucciの木の下で。

タンポポとマルガリータとルーコラとボラジで埋まった大地の上で。




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おぉ、私のフジPucciよ。

今年は、藤棚計画の横面に咲き乱れた。


Tramonto e Glicine

どうやって導いていくか、頭を使うけど

花がどこから咲くかわかった!


フジの栽培は

さすがに農業養成講座では、教えてくれなかった。

観葉植物専門の植木屋さんの仕事だねw


Pergola parte esterno

花が咲く芽は、ブドウと同じで

二年目の枝からのようだ。

去年生まれた枝のこと。


去年の夏

ワンワン生まれ伸びる枝をチョイスして

誘導線に結び付けておいた。



この冬、葉が落ち終わった頃、剪定をした。

莟があるからわかりやすい。


数年前の・・23年前の枝から

(太さや色でたいてい分かるが、何年かの記憶が・・)

莟が付いている今期の枝を

3個ずつ残してカットしていった。


フジの花は、花が散ると、葉や枝に変身する。


それを見込んで

誘導しやすいよう、混み合わないよう

近い枝たち(二年目)の一本は

枝元(三年前の)から、取り除いた。


Sperone

残した元気な枝からの莟は、花が咲くようだ。


細めの枝からの莟は、直接葉が生まれてきた。


葉は、まるで日傘のよう。


葉と花、調和を保ちながら生まれてくる。


葉が呼吸をし、花は次世へと精を出す。


Pergola parte laterale

花が開花し始めた途端

フジの香りが飛び込むように鼻にくる。


うっと息ができないほどに。


人間がこうなんだから

遠くにいる虫たちは、すぐ気が付くでしょうよ。


働き者のApeアーペ(単。Apiアーピで複)

小さなミツバチが集まってきた。


これがMille Fioriミッレ フィオーリ(多数種の花によってできた蜂蜜)

に変わるんだなーと、自分勝手に応援する。


受粉は、風だけでなく

主にApeたちが受粉を手伝う。


それは、どの植物も同じ。


Apeたちがいるおかげで

受粉に成功し、実ごもる。


Luna e Glicine

そのApeたちが

殺虫剤のせいでだんだん減っているという。


Eleganza

確かに、我々の美食を優先した

その植物の対敵となる虫は

邪魔者扱いされる。


殺す方法より、寄せつけない方法で

私たちの美食を守れれば

最高なんじゃないかと想う。


私が想う美食は

地球と体を守った栽培方法で生産し

地球と体を守った調理法で商品化された

食を美しく味わうこと。


美しく味わうの中に感謝を込めて。

美しく味わう食は、ホンモノであること。


ホンモノとは、自然が織り成した

自然のサイクルで生まれた産物のこと。


Ape

小さなApeたちがブィーンと小さな音を立てながら

飛んでは止まり花の中にもぐり

金でも探すかのように、花から花へ飛び

飛んでは止まり花の中にもぐり


と繰り返しの小さな群れの中に

たまに黒くて大きいCalabroneカラブローネ(スズメバチ)

がやってきて、Apeたちを追い払ったりする。


Calabroneは、Apeたちの巣まで荒らしたりするそうだ。

無我夢中で働くApeたちは

私にだって気付かない。


写真を撮ろうと何分いても、刺すことはない。


しかし、黒くて大きいCalabroneが来ると

私もうわーっとドキドキする。


なんという存在感。


羽をバタつかせて飛んでる音も低音で

怖いなぁって感じなの。


フジPucciの近くにいなくても庭にいる時

ブォーンと耳の近くをわざと(!)飛んでいくんだよw


でも、彼らも生きるために一生懸命で

意地悪しなければ、怒って刺したりない。


つり目が黄色くて黄色いアンテナ持ってて体がスマートな

Vespaヴェスパ(こちらもスズメバチ)だって

相当怖いけど、意地悪しなきゃ大丈夫。


短気で怒りやすい性格だけど


どこにでも巣をつくっちゃうけど


ブドウの汁吸いに来るけどさ


私たちが気をつけてあげれば、大抵大丈夫。


Calabrone

ハチミツは、私たちの土地の花で採取されたハチミツが

私たちの体に効き目をアップさせるのだそう。


言われてみればそうである。


自分が呼吸をしている土地の食を口にしていれば

抗体がさらに強くなるという理念。


病気やアレルギーを減らす方法の一つである。


ハチミツは、砂糖の糖分と違いミネラルがたくさん。


オリゴ糖もあって善玉菌の増加で整腸させ


毎日使っていることで抗体が増す


と、ハチミツは本当に体にイイもの!


Fioritura Piena

ハチを呼ぶ、フジPucci


朝も昼も夜も、上品で


風でなびく姿も、スマートで


霧のかかった時は、しとやかで


日が当たると、もっともっと香りを放ち


ハチたちに静かに捧げ


私はもううっとりです。


Pasta con l'Erbe

初夏のような日差しのランチ

(ふだん草・タンポポ・ルーコラ・ニラ・ニンニク・菜の花の野草パスタ)


夏のように暑ーい日のディナーでは

(子牛のレバーペーストパスタ)


フジPucciを眺めながら 外で食べる。


まるで、フジのお花見!


メニューはどうであれ(パスタばっかり~)

外で食べるって最高だねw


Pasta con Fegato di Vitello


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リンデンハチミツ入りColdCream con Miele di Tiglio

Vinciのお庭ディナー

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芽が出て膨らんで、花が咲いて花びらが散る期間って短い。

ピンクの莟がちょっとピンクを残して咲いていく。

未来を拝みながら開いていく。

Fiori di Melo

リンゴのお花って、よれをつけて咲くのね。

Vengono tanti Api

紫だけど、光の加減や成長過程で、ピンクっぽかったり紫が濃厚だったりする藤。

イタリア語でGlicineグリーチネと呼ぶ。フィレンツェ発音だとグリーシネ。

Glicine in Vinci

いろんな時間帯に眺めていると、いろんな姿を見せてくれる。
日に当たると、香りが増すような。

Glicine nella Nebbia in Vinci

この藤の木は、いただいてから8年目。

この藤の木の親は、住み込みでお屋敷やお庭・畑などのオーガナイズをしている友のお母様が、ここ*Giardino Granaioloジャルディーノ グラナイオーロの藤の枝を分けてくれた貴重な藤。由緒もあり嬉しい新築記念の樹。

横にも上にもつたわせて、藤Pucci棚をつくる計画。

藤棚は、フィレンツェ各地で見られ、メディチ的優雅さを与える。

Strawberry Juice & Chocolate Truffles
そんな藤Pucci棚を横に、少年とミニヴァカンスで訪れた友は、キュンとなるようなピンクのイチゴジュースとアイルランドのラム酒入りチョコでおやつ。

Tema Grazie

キュンキュンするピンク色は、ハートのピンク。

Grazieグラーチエ「ありがとう」をテーマに、少年のクラスでは、ピンクのハートが飛び交うありがとうのお話が交わされていた。


*Giardino Granaioloジャルディーノ グラナイオーロ(庭園名)
Villa Pucciヴィッラ プッチ (お屋敷名)

ブランドEmilioPucciエミリオ プッチCastelfiorentinoカステルフィオレンティーノ(フィレンツェ県)にあるPucci代々のお屋敷。庭園もトスカーナ庭園ブックなどで紹介されている。



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