大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

タグ:Biologico


もう4月も終わるっていうのに、何も進んでない!

いや、進んでるけど、遅い。

そろそろトマトを大地に独り立ちを考えてもいい頃だし

ブドウの芽掻き作業(Scacchiaturaスカッキアトゥーラ)

中盤か一段落していてもおかしくない。

オリーブの花の芽(MigneミンニェMignolaミンニョラ)

どうにか生まれてきた。Migneを確認するとほっとする。

雨が降ると寒くなるのはわかるが、雹も混じって寒々しい。

向こうの景色は、カラーが一変して

白黒のコントラストが鈍い一面と化していた。

まるで画像ソフトをいじっているかのように。


DSCN1550


ブドウの芽掻き作業を開始して終わらせないと

私は日本に出発できない。・・と自分の中で決めている。

いつ始める?

うん。もう始めてもいいよ、先週一気に成長したから。

どこから始めて欲しい?

サンジョベーゼの奥の畑から。

私は天気と祝日などを見合わせながら始めることにした。

今年は、春休みが長かった。

イースター(21)、解放記念日(25)また週末

少年は11日間の春休み。

少年に先生になると休みが多いと教職の進路を勧めてみたw

もう5年は経験を積んだので要領はわかっている。

芽掻きキットを農主から借りて急いで始めた。

キットとは先の尖った小さなハサミと枝の縛り忘れ用の紐。



芽掻き作業は、質を優先する主であれば必須作業である。

量を優先するようであれば、誘引作業のときに

副梢(Femminelleフェンミネッラ)をも切り落としながら

二つの作業を一度に済ませるであろう。

丁寧にブドウと向き合うと、作業が全て繋がっていることが分かる。

剪定では、今年用と来年用の枝を残しながら樹形を保ち

一番下の架線に縛り付ける作業では、芽掻き作業をしやすく

枝が込み合わないように方向付ける。

芽掻き作業では、次の剪定で使える枝を残し

バランスよく空間をつくり

一本のブドウの木から814房のブドウの実が成るようにし

その他の余分な芽を排除する。

ブドウは上へ伸びていく性質なので、枝縛りを忘れていると新枝は

素直に上へ、しかし縛り付けると横向きになってしまうのである。

だから枝に縛り付ける作業も

芽が出てきてしまってからでは遅いのである。

芽掻き作業も、遅くなると新枝が硬くなってきたりするし

ブドウの実に集中させたいエネルギーが

分散されすぎてしまう。

そして芽掻き作業のメリットは、成長の集中力の他

空間をつくることで風通しが良くなり病気になりにくいことである。

こう柔らかい新枝が誕生してくる頃に雨が降りすぎると

カビが発生しやすい。

だからブドウ畑では今カビを抑える消毒の為の銅を吹き付ける。

その銅に硫黄を混ぜて虫除け効果も期待している。

その柔らかい葉っぱをブドウに寄生する虫たちには好物で

今!を狙って食べたり産卵しようとホルモンがうずくのである。

・・とbio栽培だと消毒と虫除けで

銅と硫黄のミネラル成分を利用する。

農薬栽培のところは、カビも虫も殺すのである。

Bio栽培の場合、表面に散布するのだが

農薬は、浸透させる方法なのである。ブルブル


DSCN1578


農主はまだ緑肥(Sovescioソヴェーショ)を刈っていない。

草も刈っていないところがある。

もうそろそろ急いで刈らないと、ブドウの手が生えてくる。

ブドウは、自ら体を支えようと手が出てつかもうとるすのである。

風でつかむことができたり、手を伸ばしたり。

その手が草につかまってしまうと、草を刈ったときに

ブドウの枝まで折ってしまう事態となる。


DSCN1555

トラクターが壊れちゃってね。

そうなのかぁ、こんなときに。

農主が娘さんと現れた。トラクターの分の時間であろう。

初めて畑に興味を持った娘さんに教えている。

ときどき日常の報告をしている。

バッボ(Babbo お父さん)と言いながらアドバイスを委ねている。

農主は幸せそうだった。

最近ワインも良く売れているそうだ。

幸せそうな人に、でもさ、と忠告するような意見は言いたくない。

しばらく幸せの時間をつかむのもよいではないか。

どうせ問題なんて欲しくなくても降って現れるものなんだから。

私だってついこの間まで幸せだなー順調過ぎるなーと思っていたら

やっぱり自分の思うように進まなく落ち込んでいたんだ。

でも方向や思考を修正すれば、すぐ開き直っちゃうんだけど!

落ち込んでたって仕方がない、前進しなきゃ。

つかみながら成長していくのだ!


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日本でワイン会するのにどれにしようっか。

単種と混種、白1本赤3本にしよう。

トレッビアーノ、サンジョベーゼ、カナイオーロ、キアンティバーゼ

オリーブオイルは、早摘みと遅摘み。

どんなこと伝えようかな。

どんなことが知りたいのかな。

農主のビオディナミワインと私のオリーブオイルの会を開催します。

新宿の小料理店では満員御礼。

日本にいる間にもっとできるかな。

興味のあるレストランはご連絡ください。


DSCN1580

いろんなことを妄想しながら

緑肥のグリーンピース(Piselliピゼッリ)を家族へおみやげ。

あっという間に食べちゃった。

料理で使おうと思ったのに。

11月蒔きのグリーンピースは今が旬!あまい~



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量より質だ!その2 Scacchiaturacontinua

ブドウの芽掻き Scacchiatura

ブドウのダンス Viticcio


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この冬のはじめ、喉にえへん虫がくっついた。

数日痰が切れず、それは困ったものだった。

微熱もあったようで体がだるい。

お休みなさいとでもいっているのかしら?


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秋口からの新生活では

少年が一人で起きて、一人で朝食をとっていくもんだから

私は、我が男子親子の甘党朝ごはんを

どちらかというと我慢してとることもしばしばあったぐらいで

スープやお茶がすすむ辛党朝ごはんをしっかり食べる

所謂超ニッポンメニューをとることが増えた。

しかし、我慢しーしーのひっそりスピーディー朝ごはんでは

やっぱり手抜きが多くバランスが悪かったようだ。



甘党派は、カフェラッテとビスケットや菓子パンがパターン1

パターン2が、超今が旬の新鮮オレンジのスプレムータにビスケット

ヨーグルトにハチミツやジャムのセットなどである。

辛党派パターン1は、豆乳を温めて塩ひとつまみにゴマ油を垂らす

塩漬けのシソの実入りおにぎりにゆで卵

それか夕飯の残りで、野菜スープ、豆スープ、パン粥、雑炊等に

オリーブオイルをトロトロかけて、身体温めパターンが2。


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朝一番の絞り立てオレンジジュースSpremutaスプレムータ

南イタリアから運ばれる。シチリアやカラブリアから。

旬なものを食べるって、キンキンに冷たいフルーツだって

この季節になくてはならないバランスの一つなんだな、と。

夏のフルーツを保存して、冬に食べるのも知恵だし

その国の、ローカルの食物を食べることも、伝統料理を食べるこも

生活に繋がっていて、体を保つことにも繋がっている。

そして、その国や土地の土壌や気候条件で採れる食物を

食べるということは、私たちも歩いている地と同じ空気を

吸っていることなのである。

だから、その土地のものを食べたほうがいいのである。

そうすることで、免疫が増えアレルギーなども減ると聞いたことがある。

とっても納得する話である。

オレンジを摂ることを怠っちゃったな・・

ニッポン食もたまにはいいけれど、ここはイタリアだ

なるべく朝食もイタリアンでフレッシュ素材で食べれば

今繁殖しているウイルスや菌は吹っ飛ばせそうだ!

G.A.S.のオレンジがシチリアから届いた。

今が旬のオレンジを贅沢に絞ってきりりと朝活に一杯飲もうと思う。


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夏は、Panzanellaでパンをサラダにして冷たい料理

冬は、Ribollitaでパンをスープに漬けて再度火を通して温かく。

冬は、水を飲まなくなるから、スープなんだろう。

そして、季節の野菜と合わせて、季節の食べ方で食べれば

きっと体は反応して、季節の悪玉菌を退治してくれるはずだ。



あるマクロビオティックの本で、こんなことが書いてあった。

冬は、春に向けて準備をする季節で、寒さの季節。

(鉱物)が冷えて水をつくり、水は大地を潤し

草や木を生み育て、冬の≪陰≫から春の≪陽≫に転じていく。

そのために、冬はエネルギーをしっかり貯めこみ

命を生み育てる準備期間なのである。

冬は≪閉蔵≫といわれ、全てを収めて仕舞い込み

春に備えて蓄えておく季節。

この時期は、体を動かし過ぎて発散しないようにする。

冬に無理をすると、春になってから調子を崩してしまう。

辛党(この場合お酒)も甘党(お菓子)

体を冷やす食べ物は控えるとよい、なんてことも書いてある。

マクロビオティックの理念とバイオダイナミックの理念も同じだ。

人の体も植物も全く同じことがいえる。


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体がだるかった。熱はなさそうだから・・と

無理していたらなかなかだるさが抜けない。

日中寝ることに、夜眠れなくなるのではないかとか

やることいっぱいあるんだけど・・と、抵抗があるのだが

勇気をもって()日中寝たら、すぐ元気になったwww

お休みの合図だったのだ。



痰の絡み解消は、専らリンデンティー(Tisana di Tiglio)

すぐ効いて、眠くなっちゃうから、寝る前に濃い~リンデンティーを。

健康な人でも飲めるTisanaティザーナ(煎じ茶)

家族と一緒に飲んで、朝までぐっすり。悪夢も見ない!

そんな時に、Miele di Tiglioミエーレ ディ ティリィォ(リンデンハチミツ)

Miele di Sullaミエーレ ディ スッラ(セイヨウゲンゲ(とでも訳しておく)

から採れたハチミツでミネラルが豊富)は、スプーンでペロリ。

無精製のハチミツの濃厚感と舌触り感、ダイレクト感は

もうそれだけでハチにお礼を言いたくなるほど、自然の美味。

こちらの二種類は、風邪だインフルだと騒がれる冬期間

是非とも常備したい天然薬である。

そうだ、あれもあった!と

ユーカリオイルがあったのを思い出した。

そのユーカリオイルをコールドクリームに混ぜた。

すると、クリームは緩くなり軽いテクスチャーとなり

すーっとした香りがつき胸と喉の辺りにぬったら、っもう効果覿面!

その場でちょっとだけ作れて便利な対処法。

エッセンシャルオイルなどを加えたクリームなどは

プラスチック容器だと化学反応を起こすことを

どこかで読んだことがあるので、ガラスかアルミがベストのこと。

是非是非お試しあれ。

(こちらのクリームのお話、前回のつづきでしたw)


DSCN0595


ちょっとした工夫とハーブや自然のチカラ

昔からの知恵と自然の法則に従うこと

そんなことを頭に入れておけば薬なんか使わなくたって吹っ飛ばせる。

ほんのちょっとしたこと、忘れちゃってたことを、つぶやいて

みんなが一緒に強い体になることを心から望んでおります。



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リンデンティー Tisana di Tiglio

旬で風邪を予防する

オレンジな色 Arancia Siciliana Bio



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世の中では、美しく見せることが勝利とされていることが多々ある。

しかし、その美しさは、いろんな分野があるだろう。

外見だったり、中身だったり、演出だったり、ストーリーだったり。

私も美しい方が清潔感的に興味を持つ。なんにでも。

洗練されクリエイティブで、意思や個性のある方が刺激になる。

人生を地味に送っていても、自分のスタイルで

活動的で元気のある人は、生き生きしている。

自分の意志で、ストーリー化して

物事を組み立てていく人なんかもっとカッコイイ。

容姿に美を持つ人は、世渡りが容易であろうと察する。

それは人だけではない、物事全て。

だから人は美を追うのかもしれない。

中身を見ないで、追ってしまうのかもしれない。


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私は、メイクをしない。

そのままのワタシはそのままでいい。もう、いい。これでいい。

メイクを21歳ぐらいの時にやめた。

木工会社の職人をしていた頃

化粧をすることがばかばかしくなったのである。

木屑まみれに働いている彼らがかっこよく見えた。若者も年配も。

工房内に住んでたおばちゃんも、化粧はしていなかった。

肌はふるふるでピンク色をしていたのをよく覚えている。

デザインや建築を学ぶ前は

美容に進もうとメイクアップの専門学校まで調べていたのに

なぜか一転してしまった。


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しかし、一転してしまってよかったのかもしれない。

あの時、メイクをやめてよかったのかもしれない。

スキンケアで使うオイルには、大まかに二種類あることを知った。

植物オイルとミネラルオイル。

植物オイルは、オリーブオイル、スイートアーモンドオイル

ココナッツオイル、アルガンオイルや椿油など

主に、植物の種や実を圧搾して採られたもの。

ミネラルオイルは、石油から製品を作った後に出る

廃油を高度に精製した安価なオイルなんだそう。

テクスチャーは軽く、ドライオイルとも呼ばれるそうだ。

ベタつかず、皮膚の上に薄く膜を張り、滑りが良い。

傷の保護のために医療ではワセリンなんかがそうらしい。

しかし、肌を保護する効果は優秀だが

肌への浸透性は無く、毛穴が詰まる原因となるのだそうだ。

肌自体の免疫力が低下し、新陳代謝が悪化し

肌が乾燥するのだそう・・・。あらら。


Sapone all'Olio di Oliva


それでは植物性オイルの方が、断然良いわけである。

しかし、植物性オイルといっても

精製されていないコールドプレスのオイルを使わないと

効果は半減するのだそうだ。

あぁ、これ、どの食品でも同じだ。

玄米、全粒粉、砂糖、サラダ油も・・どれも精製せれている製品は

使い勝手は良くなるが、本来の栄養素が除去されてしまう。

精製すればするほど、成分は失われ効能もなくなり、無臭となる。

だから、食品も化粧品も

そのままの植物を口にしてスキンケアすれば

効能がより期待できるわけである。


Belle Olive


私は、オリーブ栽培をして自分のオリーブオイルがあるから

どのオリーブオイルよりも信用ができる。

オリーブ栽培で使われる農薬は、特に殺虫剤は

オリーブの葉から浸透させ、樹液であるリンパに送り込ませ

オリーブの実に寄生する虫を追い出す仕組みになっている。

その毒を吹き付けてから48時間以内の

畑への侵入は禁止されている。収穫は、28日以上後。

それらの農薬は、大地まで汚染し

土をフィルターとして伝わってきた雨水でできた池の水で

また農薬を散布するのである。

家畜同様化学肥料で肥やされたオリーブは

プリップリのオリーブが毎年実る。

天候で吹っ飛ばされない限り、実は金と成る。

私の畑は、究極ダイエットで痩せ細っているが免疫をつけさせ

剪定時に丈夫で元気な枝を選び

寄生虫からは予防しながら寄せ付けない方法で

収穫まで漕ぎ着けている。

自分のためだから、絶対農薬は使いたくない。

こんなに苦労して、自分の首を自分で絞めたくない。

私は、人のためでも、私の手掛けた産物には

毒がないものを提供したい。


DSCN0595


というわけで、私は自分のオリーブオイルを

食用にもスキンケア用にも使用している。

私のオリーブオイルは22度の超コールドプレス(低温圧搾)なので

有効成分が充満している。

そのオリーブオイルで

洗顔後濡れた状態でオリーブをつけマッサージをする。

一日二回、朝晩の日課である。

夜は、レモンのエッセンシャルオイルを数滴加えてある

別瓶のオリーブオイルをつけ、シミ取り効果も望んでいる。

髪の毛には、やはりお風呂上りの濡れた髪の毛に

ラベンダー漬けオリーブオイルをつけている。

石鹸は、オリーブオイル、蒸留水、苛性ソーダ

この三種類のみ材料の自家製オリーブオイル石鹸

夜の洗顔時に一回使っている。

最近では、蒸留水で煎じたラベンダー水も加え

殺菌効果も期待している。

さらに、オリーブオイル、蜜蝋、蜂蜜、蒸留水だけの材料で

コールドクリームをつくって必要な時だけ塗っている。

こちらのクリームは蜂のチカラも加わったウルトラクリームである。

クリスマスのプレゼントに、石鹸とクリームを

たくさん注文してくださった方がいる。

いただいた方も自然化粧品をサンプル感覚で使える

絶好のチャンスなのではないだろうか。

私もプレゼントする方もいただく方も、みんなハッピー

を想像してさらにハッピー気分となった私は幸せ者であるww


DSCN0756


確かに、綺麗なタレントや素敵なパッケージも魅力だが

惑わされずに、信用のおける原材料を使った食品や化粧品を

探し求めた方が、一石二鳥となることがありえる。



次回、さらなる使い方を提案したいと思う。つづく。




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そのままのワタシ Ho i capelli bianchi

シミ抜きシワ埋めスキンケア la mia erboristeria

リンデンハチミツ入りCold Crem con Miele di Tiglio



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オリーブの収穫中

樹の埃やモスカ予防のミネラル粉だと思う

微粒の粉が私の粘膜にくっつくようだ。


気合の入っている収穫中は、ん?と気になり始める程度で

収穫が終わると、気が抜けたように体力が低下する。


痰が絡み喉が痛み出してくる。


体調がおかしいな、と思い始めたら

私は、梅干を食べ始めたり、オリーブオイルを飲んだり

塩でうがいをしたり、体を温めたり・・・

野菜をいっぱい食べるけど、粘膜をつくる乳製品は避けたり。


しかし、私が一番頼りにしているハーブティーは切らしていた。


DSCN1123

車がある日、早速オーガニックファームのアントネッラのところへ。


アントネッラもどこか私と似ていて、話がよく合う。


自分チで作っている野菜のことはよく知っている、効能まで。


赤いニンニクと白いニンニクどっちにする?


え?違いあるの?


赤い方が香りや味が強いんだよ。


せっかくのニンニクだから強力な赤を選択。


ニンニクは、活性化作用や殺菌効果がある。


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ニンニクといえば・・・


2002
年頃、夫の夢だったオーストラリアへ

半年ぐらい滞在していたことがある。


オーストラリアには
1950年代に移民してきたイタリア人がいっぱいいた。


最初に移民した当時の若者がオーストラリアで安定すると

イタリアにいる全家族をオーストラリアに呼んで一生を過ごす。


私たちは、そんなあるイタリア人と出会って

ある時期、部屋と交換に

後で移民してきた英語の話せないイタリア人のお母さん95歳と
一緒に暮らしたことがある。


そのおばあちゃんは、頭はしっかりしていて、料理だってする。


一週間に一回だけ、市の方からお掃除をしてくれる方が来ていた。


その間は、私たちが手伝った。


おばあちゃんが朝起きてすることがある。


それは、生のニンニクをえぃっと潰して

水と一緒に飲み込むのである。


毎日www


それはもう長生きの秘訣としか言いようがない。




我が家はほぼ毎日ニンニクが入った料理だから

えぃっと潰して摂取することはないが

体力低下には頼りたい食材だ。


というわけで、アントネッラの赤いニンニクをゲット。


DSCN1115

そして、アントネッラの庭にでっかい一本の樹から採れる


Tisana di Tiglio
ティザーナ ディ ティーリォ


リンデンティーと日本では親しまれているのであろうか


セイヨウシナノキとかセイヨウボタイジュという樹で


そういうわけで西洋にしかないそうなのだ。


そのリンデンとはドイツ語だそうで


聖なる木 とか 相思相愛の木 といわれ


花言葉は、夫婦愛 などとある!


イタリアでは珍しくない樹で、ヴィンチの散策でもよく見かける。


六月の初夏に花が咲いて、蜂たちが飛び回る。


そのリンデンをよく観察してみると・・・

二種類の葉をもって生まれているのである。


ハーブティーとして摘まれる葉は、先の細長い方

そして、黄色いお花と蕾を収穫し、乾燥させるのである。


葉と茎の間にある芽から

生まれたグループを摘む。


だから本来の太目の葉は残り、夏の間私たちに涼をもたらし

秋には黄色く黄葉し、葉は落ち裸木の姿で冬を送るのである。


四季があり情緒がある樹リンデン。


我が家にも一本植えたいぐらいである。


DSCN9703
L'inizio dell'estate まだ花も咲いていない初夏の頃。

そのリンデンティーは


神経の緊張を鎮める作用があるので

眠れないときや頭痛、発汗、痛みなどを抑える効果


そして、痰や咳などの粘膜の炎症を抑える効果


などがあり、私はこのリンデンティーさえあれば

薬を飲まずに風邪を治すことができる。


少年にも教え、私が辛いときは、少年が用意してくれる。


体が弱ったとき、家族の存在は心強い。




そして外部に使うリンデンティーは


目の疲れ、日焼け後、虫刺され

足の冷えの解消などの効果がある。




さらに、初夏のブンブン飛び交う蜂たちからできる

Miele di Tiglioミエーレ ディ てぃーりぉ(リンデンハチミツ)


ティーと同様、リラックス・鎮静効果、咳や喉の痛み

肝臓を労わる効果もあるそうだ。


DSCN1120


少年は、リンデンティーにリンデンハチミツで

夜ぐっすり寝ているようだ。


私も、リンデンティーを飲んで

いつのまにか痰の飲み込みの忙しさを忘れ寝ている。



是非、子どもに咳止めの薬を与える前に

大地の恵みハーブの効能を試すのはいかがであろうか。



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リンデンハチミツ入り Cold Cream con Miele di Tiglio

風にも負けない元祖 Cold Cream

オーガニックファームでネバ草見っけ Portulaca



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私は日本人だから

収穫を始める何日も前から

用意万端に5回分の予約を搾油所にした。


人気のある搾油所だし

昨年、たくさんの人は予約がいっぱいで搾油ができない!

なんてことになることは・・・考えたくない。


DSCN1042

その後、十一月の七日まで予約がいっぱいだってことを知り

予約成功の一安心と、搾油所の人気に嬉しくなった。




しかし、天候の都合で

自分が予定していた搾油日以外にも収穫をして搾油したい。


私みたいに予約はしても、状況次第って人はいっぱいいる。


一か八かでお願いしたところ、空きが出て

早摘みの収穫が一気にできたことは大満足している。




今年は、昨年より一回分少ないほどの収穫量だった。


生き返ったオリーブたち
がいる丘は豊作だった。


土地なのか風向きなのか

丘沿いのどのオリーブ畑も小さな粒がゴロゴロくっついてる。


しかし、向こうの丘の新オリーブ畑は、遅摘み用の実の付が悪かった。


こちらの畑を管理し始めて
2回目の収穫となるわけだが

一昨年は、樹の様子を観察した。


DSCN1029

私は承知の上で、一か八かの研究を試みた。


よし、元気はありそうだ、思い切って樹形を整えよう。


上へ上へ伸び、上へ上へエネルギーを吸い込む枝を

収穫しやすい位置まで下げた。


そして、横へあちこちにエネルギーが分散してしまう枝を

集中できるよう減らした。


その欲張りだった樹形の中を覗くと

重なり合いすぎて病気のような症状が発生している。


放置されすぎて虫たちも集まっている。


風を通す空間を創り


日の当たるトコロを設けた。


あぁ、まるで我が家の住宅設計のようだ。




実のなる枝は、今年生まれた枝を使っても実はならない。


翌年以降、枝たちは実を産むカラダとなるのである。


実を産むカラダではなくなった老いた枝は取り除き


後継できる若い枝たちを見分け


リンパを通りやすくしてあげるのが


剪定士の役目である。・・・と思う。




大量に剪定された樹は


今まで流動していたエネルギーの行く場を見失い

若い小さな枝をいっぱい生んだ。


エネルギーの放出は、このように表れた。




翌年の実の産出は


気候条件も栄養条件にもよるが


一昨年前の後継の為に生まれた実の種から


翌年へ向けて指示が出されているのである。


自然ておもしろい。


DSCN1061

収穫をしていて気がついたこと。


病気のような虫のたまり場みたいな症状が無くなったこと


肥料をあげていないのに、生き生きした葉を生んでること。


突然管理主が変わって

生活を一変しダイエットして体力つくりをいるようである。


変化に過酷な期間だろうが

オリーブたち、我慢してくれ。


だから、私も収穫の少量に我慢する。


DSCN1049

2018年のヴィンチの丘は


夏の降水量が少なかった。けれど、湿気はあった。


オリーブ好きのミバエもチラホラ飛び回った。


秋の入りの九月の降水量や気温は

収穫を待つ実にとって、とても重要な月。


しかし、秋の入りも降水量は足りなかった。


そうすると果実のホルモンは熟れが進んでいくそうだ。


今年は、どこも収穫を早くに実行したところが多いであろう。




遅摘みと呼ばれる品種も、どんどん熟れていった。


早く収穫しなきゃ!


・・・とまだ十月の話である。




早摘みから、天候状況、夫の仕事状況、生活状況から

十一月五日の搾油でオリーブの収穫は終了した。


当初予約した最終日である。


だから私は、これでも幸いに予定内に終了できたのである。


まだまだ何千本とあるヴィンチの農園は、先が長い。


DSCN1060

十月終わり頃、イタリア各地で悪天候の災害が相次いだ。


見てられないほどソワソワした。


私たち田舎暮らしは、いつ襲われてもおかしくない。


本当に他人事ではないのに対策ができない。


家も畑も家族たちも。


今、イタリアでは被害地の対策問題で渦を巻いている。


この気候現象の変化の対策は・・・


表面的に技術的に解決していくのではなく


もう遅いかもしれないけど


実は私たち一人一人の気持ちと行動で


引き起こすことも妨げたかもしれないし


現象を抑えることもできたかもしれない。


オゾン層と生態系の破壊は覿面に現れているのではないだろうか。


ちっぽけなワタシができることは


想いを込めて地球を守ることだと想っている。


それは、私たちの体を守ることでもあり


オリーブの種と同様、次世への指示でもあるような気がする。



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緑のオリーブオイル laRaccolta delle Olive 2017 ③

自然の輪にありがとう laRaccolta delle Olive 2017 ④

女剪定士の弱音 Potaturadegli Olivi ④



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