大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

タグ:Biologico

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2ヶ月雨が降らないと騒いだ旱魃っぽい夏だったのに

今度は雨降り続きで困ったと嘆きたい秋。

カラカラもダメだし、ビチョビチョもダメ

寒すぎてもダメだし、暑すぎてもダメ

毎年同じように四季が送れればいいなーと

農業を始めてから深刻に想う・・祈るようになった。


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オリーブの収穫に打撃が出たところもあるようだ。

モスカ(オリーブミバエ)予防をしてあって

10月の3週目ぐらいに収穫が終わっちゃってたら

この雨続きと10月の終わり頃のモスカ大発生に間に合ったと思う。

その後、モスカ大発生で収穫を断念したところもあるようだし

この雨続きで収穫ができず、時間ばかりが過ぎ

オリーブの熟度は増すばかり。

降水量が多ければ吸収した水分を蒸発させるために

天気がしばらく続かないと、濃厚なオイルが抽出できない。

それでなくても今年は春の雨続きで気温が低く

オリーブの開花や結実に成功しなかったところが多く

オリーブの収穫量は少ないようで

オリーブオイルの値段も高騰しているニュースを見受ける。


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ここ11月中盤になってイタリア中、川の氾濫や危険そして浸水

あちこちで被害や不安、祈る想いで過ごしている。

フィレンツェを流れるアルノー川も氾濫ギリギリのシーンを

SNSで見かける。

ヴィンチ村へ行くにはエンポリという街を通るが

エンポリもアルノー川が流れている。

氾濫ギリギリどころか、川沿いの畑なんかは跡形もなく

川の幅が広がった状態になった。

ヴィンチとエンポリを繋ぐ橋には

SNS用の動画と写真を収めるために人だかりができていた。

エンポリの街はとうとう浸水してしまった。


この橋をなるべく使わないよう、ヴィンチの村長さんからの告知が

出回り始めた。やはりSNSやグループチャットで回ってきた。

イベントなどは控えるようにそして学校は閉鎖

イベント同様スポーツクラブも全て閉鎖する指令を出したのである。

昨日も今日も雨は降ってないが、通行を避けることで

いつ崩れるかわからない事故的自然災害は免れる。

また今日の午後から明日、明後日も大雨注意予報が出ている。


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川の氾濫ギリギリなのに、私たちは家族で

少年が毎週土曜日に通う日本語補習授業校の文化祭に

参加してきた。まだイベント中止指令が出てない頃である。

この文化祭は、借用校付近の地域の皆様へ

感謝の意を込めた催し物である。

子どもたちやママたちがコーラスで歌う。

少年もいつか子どもらしい頃歌っていた。

我が子が童謡やリメイク曲を日本語で歌っている姿に涙したっけ。

そう願いを込めた小さな子のママたちがたくさんいて

子どもコーラス部入部が後を絶たない様子だ。

子どもたちも思い出に残る発表会の場があって

やりがいもあるのではないだろうか。

毎度私も屋台から楽しませて頂いてる。


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この文化祭ならではに

ママたちの愛を込めた熱~い日本茶、手作り本格的お菓子や

今年は漬物・発酵食品が登場し、和風アクセサリー、日本雑貨

子どもたちの中古おもちゃなどのマーケットが

超~~~コスパで開かれるのである。

これを見逃す手はない!

と、気付いた地域の住人は楽しみにやって来る。

ママ同士だってショッピングに大忙しw

自分のできることを披露することで、面識は広がり

且つアピールとなって素晴らしいことだと私は思う。

ママ業の人、本業で忙しくても好きなことは実はコレ!という人

こういう機会でマーケットでもコーラス活動でも

自分を表現する場があることは、地域の住人のため以上に

生活の中の全てのコミュニティーは広がって

個々に楽しさが増すのではないだろうか。


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私も、ビオディナミワイン、オーガニックリンゴジュース

おつまみのカリカリスキアッチャータ

オリーブオイルとリンデンハチミツのコールドクリームを並べた。

地球と体に優しいオーガニック屋さんである。

今年はオリーブオイル石鹸が間に合わなかった。

リンデンハチミツ入りヴァージンオリーブオイル石鹸だったのに・・・

固形石鹸は、熟成期間が必要なので

一ヶ月前から作らなくてはならない。

無臭で肌に優しいと石鹸リピーターが立ち寄ってくれた。

特に男性のリピーターは、嬉しいじゃないか。

泡立ちの悪い無臭の石鹸だが、肌に優しいと感じてくれたことに

私のメッセージが石鹸を通して伝わっていることに感動を覚える。

家でも作れるよう世界の伝統レシピを投稿しているが

無農薬のオリーブオイルや無精製のハチミツを手にすることが

困難で、なかなか自分では作ろうとしないことが多いようだ。

私が作る石鹸やクリームは、何といっても素材が決め手なのである。


Cold Cream con Miele di Tiglio

リンデンハチミツ入りコールドクリームは、古来の製法でつくっている。

リンデンは、鎮静作用があることから

お茶やハチミツは咳や痰などの気管支、イライラの抑制などに効く。

この鎮静作用を利用して、私はリンデンハチミツを選ぶ。

肌の荒れをオリーブオイルとハチミツで抑えるのである。

薬が無かった頃、この製法のオリーブオイルと蜜蝋クリームで

傷口を塞いでいたのだから

小さな傷や荒れは効かないわけがないのである。

昔の人の知恵というのは、継承し続けたい。

我々生物がもつ防衛法の一つのように。


Schiacciatina Semiintegrale con Semi di Sesamo

ビオディナミワインを初めて口にされる方が

この無添加の純粋なフルーティ感に感動されていた。

こちらもリピーターに囲まれる。

カリカリスキアッチャータは、白ゴマ味に病みつきw

大人はワインのつまみで、子どもは安心おやつ。

イタリア人にも日本人にも愛される白ゴマは、みんなの大好物。

今年初登場のオーガニックのリンゴジュースは

無添加で砂糖の甘さが無くリンゴそのまんま。

スーパーのリンゴジュースに慣れている人は

酸味がきつく感じたかもしれない。

それでも小さな子どもが「お代わり、お代わり」と

リピートしてくれる姿が微笑ましかった。

子どもの方が本来の味を知っているのかもしれない。

「リンゴジュースは子どもの手で握れる細くて小さなカップにしたんだ」

にやっと少年が嬉しそうに賛成してくれた。


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帰宅際、アルノー川の上を跨ぐ橋を渡った。

暗闇のアルノー川の水面が手に届きそうだった。

流れでできた水の影が、川の強さを表していた。

霞んだ大きな月がどよめく川を照らしていた。

弱い月明かりでもそれは泥の流れだとわかった。

祈るしかない。

災害が起こりませんように。



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コスパなイベント、コスパな暖 in autunno

リンデンハチミツ入り Cold Cream con Miele di Tiglio

 『カリカリスキアッチャータ Schiacciatina


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オリーブオイルを選ぶとしたら Ecco L'Olio Nuovo』読後

良質なエキストラヴァージンオリーブオイルと出会ったら

まず試飲してみる。

オリーブオイルを試飲する』をどうぞ。


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きっと香りは、キャップを開けた瞬間

プア~と鼻に飛び込んでくるだろうから

香りが合格だったら次に進んで

一杯の小さじに並々注いで、口の中に含んでみる。

様々な角度で刺激が異なる舌の構造を利用して

最後にイの口の形にして左右からほんの少し空気を吸い

オリーブオイルを喉の方へ送ると

喉の方まで辛味という味を感じることができる。

加減しないとむせることもある。

プロたちはグラスに入れて手のひらで温めてから香りをかいだりする

が、全部ペロリと一滴も残さず舐められる方法は

素人だったらスプーンだっていいと思う。

もちろん小さなグラスだと香りという嗅覚も体験できる。

できたら異なるオリーブオイルを複数同時に

試飲してみるとおもいろいかもしれない。


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口に含むとマイルド感が広がり後で辛味がくるタイプが早摘み

それと、すぐに苦味感が伝わり

それが今度は辛味に変換されてパンチのあるタイプが遅摘み

と、私のオリーブオイルは品種や畑の違いで

今年はこのような結果となったのだが

毎年同じわけではない。

例えば去年なんかは

早摘みの方がマイルド感のあとの辛味がほどよく効いていて

遅摘みの方は特徴であるパンチが抑えられてしまったのだ。

それは何を隠そう気候が原因でそういう結果が出たのである。

毎年気候が違うと成長も異なれば出来も違う。

同じオリーブオイルというわけにはいかないところが

自然の賜物なのである。

だから同じ生産者のものを毎年買い続けるのも違いがわかって

生産者の一年の想いまでもが

伝わってくるのではないかと想像する。


Ricotta con Olio Extravergine di Oliva

Tòfu di Ceci con Olio di Oliva


オリーブオイルを生で含味すると

苦味とか辛味があるのがオリーブオイルである。

これを美味しいと思うか、ぅわっマズッと思うか

それはどんなオリーブオイルを試しているのかに相当寄るけれど

オリーブオイルが美味に感じれば

良質なオリーブオイルに出会えたことになるであろう。

オリーブオイルの鑑定士やソムリエさんたちは

複雑な表現で細かい味を分析していき

彼らの、青リンゴの・・とか、ナッツのような・・とか

アーティチョークの・・とか、青いトマトのよう・・とか

これはもう経験が積み重なって味を認識していくしかない。

好みの範囲を超えて判断していく熟練の彼らには

これまたパッションとしかいいようがない。

しかし素人は、料理のマッチングが

想像できればよいのではないかと思う。


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Bistecca alla Fiorentina


結局のところ、オリーブオイルは食事で使うのだけど

味の試しは生で、せめてマイルドか苦味辛味の効いたストロングか

舌で感知しておいてから

食材に合わせていくとよいのではないだろうか。

イタリアでは、シンプルなパンと食べる。

もうパンという食材が入っただけで

オリーブオイルの味はさらなるマイルドが広がっていく。

スープに入れるとコクがでるだけでなく隠し味まで演出する。

サラダにかけるとオリーブオイルのスパイシー感が引き立ち

お肉やお魚にダイレクトにかけると柔らかみが増す。

料理はまるでオリーブオイルに魔法をかけられたかのように

さらに魅力のある一品に変化する。

このオリーブオイルの魔法を知ってしまうと

どれもこれもかけてみたくなる。

できたらお塩だけをお供に。

私はわざわざドレッシングをつくらなくても

料理に調味料やハーブが使われていれば

新オリーブオイルは常に新鮮の生の状態で一番最後の

食べる直前にかけることをオススメしたい。

食べ終わったら、お皿に残ってるオリーブオイルと

食材から出てきた旨味液をパンに吸い込ませて食べるのが

最高のドレッシングなのだと私は言い切る!

これを正しくも完食というw

洗い終わったようなきれいに拭き取られたお皿をみると

料理人は大満足なことこの上ない。

Buon Appetito Piatto Pulito !


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おかあさんのオリーブオイル un ricordo di Ungheria

ハーブうどんにオリーブオイル Udon con Dashi, Erba e Olio di Oliva

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Olio Extra Vergine di Oliva = Olio EVO

オリオ エクストラ ヴェルジネ ディ オリーヴァ = オリオエーヴォ

Olio vergine di Oliva

Olio di Oliva


Olio EVOはエキストラヴァージンオリーブオイルの略。

オリーブの実が健康で、収穫時地面に触れること無く

機械的処理によって搾油され、酸度が0.8以下

精製されておらず無添加なオリーブオイルをいう。

これにSpremitura a freddo(Estratto a freddo)

呼ばれるコールドプレスは27℃以下であるとなおさら良く

さらに不純物による劣化を早急に抑えたフィルター済みだと

もっともっと本来のオリーブオイルの成分がダイレクトに発揮する

という、一番買い求めて欲しいタイプ。


ヴァージンオイルは、きっと実が健康でなかったのでしょう

モスカ(オリーブミバエ)に産み付かれてしまったのも原因の一つです

収穫から搾油までの時間があきすぎてしまったのかもしれません

エキストラヴァージンと同様に機械的処理によって搾油されても

酸度が0.8を超えてしまったが2.0以下のオリーブオイルを指す。


シンプルよみオリーブオイルは

日本だとピュアオイルとか精製オイルと呼ぶのであろうか。

悪質ヴァージンオイルなどを精製して添加物を配合して

酸度0.3以下に仕上げた、有効成分が極端に減ってしまった

一番買い求めて欲しくないタイプ。


と、イタリアでは3つのレベルに分かれる。

私は、地球と体に優しいオリーブオイルを世に勧めることで

地球の温暖化対策の一つだと思っているし

健康を維持できる方法の一つだとも思っているので

のエキストラヴァージンオリーブオイルを断然的にお勧めしたい。


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現在オリーブオイル文化の国イタリアは

収穫期後半に入ってきた頃であろう。

店頭にもOlio NuovoオリオヌオーヴォとかNovelloノヴェッロ(新油)

並び始め、オイル文化の民衆はいち早く味わいたく

挙って買っていくように伺える。


あるイタリアのサイトでも紹介されていたように

私も日本語で簡単にオリーブオイルの選び方を紹介するとしたら


スーパーに売られているローコストオイルは避ける。

どんなに大きい農園でも、一年間の作業と人件費と

細心な収穫と搾油と税金をひっくるめたら

あの値段はありえない。

オリーブオイル文化の国イタリアで

最低でも1L12ユーロはするべき価格だと農園たちは訴える。

細心派は最低18ユーロいくかもしれない。

オリーブオイルは決して安いものではない・安くできることではない

ということをオリーブオイル文化の民衆も価値を改めるべきだと思う。


自然の味で酸度が抑えられたエキストラヴァージンオイルを選ぶ。

上に述べたことと同じ。


Biologicoビオロージコ(有機栽培・オーガニック)を選ぶ。

私はココ重要ポイントだと思うのだが

除草剤を使うことで、大地は汚染します

殺虫剤を使うということは、樹に毒を浸透させます

そんな農薬は、オリーブオイルに検出されているそうなのだ。

だから私はBioを推薦する。


コールドプレスで搾油されたオイル

熱を加えて搾油すると、抽出量がものすごくいい。

しかし、せっかくの成分が減ってしまうし風味も落ちる。

質より量という農園や企業は、抽出量命だが

量より質の細心派農園は抽出量減っても

コールドプレスの搾油所へ持っていく。

コールドプレスは27℃以下と規制があるが

低温なほどオイルの成分と旨味は抽出される。


Filtratoフィルトラート(フィルター済み)のススメ

Non Filtrato = Grezzoをフィルターにかけていない

搾油されっ放し状態をいうのだが

搾油してから1〜7日間ぐらいはアリかもしれない。

しかし、搾油機で水分とオイルを分けることは精密にできるが

その後全く必要の無くなる劣化を急ぐ不純物というのは

どうしても搾られたオイルに含まれて出てくる。

新鮮さを求めそれがイイと思う人もいるかもしれないが

搾油してから使い切るまでの時間を考えると

味を保つという意味の賞味期限だとしたら少な過ぎる。

細心派は、搾油後直後まだ温かい状態の内に

フィルター掛けをしてしまう。


遮光瓶に入っている、とにかく遮光されている

オリーブオイルの葉緑素クロロフィルは光に当たると酸化を早くする。

酸化をすると、風味が落ちる他成分までもが減少してしまう。

酸化しにくいオリーブオイルとはいえ使い手に渡るまでは

生産者は細心の注意を気配りたいものだ。


olio DOPとかIGPマークのあるもの。

イタリア産にとらわれず、さらに土地を限定することで

オリーブの実がその土地で収穫されたということは

搾油までに短時間で済んだこと

そして南から北までいろーんな種類もあれば気候だって多少違う

病気だって違うだろうし、土地も違う

同じ土地のオリーブが集合した方が土地の味が出るのである。

それは、オリーブオイルだけではなくいろんな食品全て。

土地を指すことで、土地興しの意味もあるのである。


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最後に、スーパーで選ぶより

11月だったらイタリア中オリーブオイル祭が各地で行われていたり

年中あるマーケットや特産物祭で生産者の屋台は並ぶ。

そこで味見させてもらったり話したり生産者に近づくチャンスである。

信用と信頼のある生産者と出会ったら訪問したっていい。

彼らのパッションは、人柄に出る、畑に出る、味に出る。

世界中にビジネスで工作されたオリーブオイルが出回るのではなく

ホンモノの、需要者供給者同じ人間同士

パッションで与え合える世の中になることを夢描く。


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私はオリーブオイルを搾油所から引き取ると

自宅でフィルター掛けをする。

オイルをフィルターに移動させて床についた。

しかしタンクの蛇口が閉まっているか確認するのを忘れた。

フィルターで濾されたキラキラしたオリーブオイルは

床一面に流れ出し、使い物にならなくなってしまった。

そんな悪夢で飛び起き、確認しに行くと、栓は閉まっていた。

殺される夢よりお金が無くなる夢より青ざめるほど焦った夢である。


瓶詰め中、瓶の中に流れていき栓の一滴まで確認した

オリーブオイルを眺めていると
あの粒からこんなキラキラのオイルが出来上がり
一年間の証が液体になっていくと思うと

もっともっとできてもいいんじゃないかと思ったりもした。

でもこれがオリーブオイルなんだ。

部屋はオリーブオイルの香りで充満する。

瓶詰めの前は、他の匂いを出さないように気を配る。

暖房もつけない。常温を保つ。

私も一人の細心派のようで、最後まで気を抜くことはない。


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オリーブオイルの欠点は、一年のサイクルであること。

ワインのように熟成して何年もというわけにはいかない。

たいていの賞味期限は18ヶ月のようだし、数年食べれるが

翌年には新しいオイルが産まれてくる。

去年のオイルがどれも☆項目のオリーブオイルだったら

まだまだ香りも風味も豊かだが

やっぱり新しいオイルと去年のオイルじゃ全然違う。

新鮮さがまず違う。

これは誰にでもわかると思う。

新しいオイルは生で使うようにして
去年のオイルは調理用にしたり
石鹸やクリームなどのコスメに変身させるのはどうかと思う。


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パッションのあるオリーブオイルと出会えますように。

Buon incontro, Buon aquisto e Buon appetito!



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ビオディナミワイン&ビオオリーブオイル会 Degustazioni

オリーブを囲む大地を守るその③オリーブオイルBIO生産を業とするOlivicoltura BIO

 『強調するときの国民性 Frantoio Svizzero



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暑い・・・

「ちょっと着替えてくる。」

この間まで着ていたブドウの収穫の夏用の作業服に着替えた。

暑くて例年よりやる気を失った。

しかもこの暑さで集団でたかる小さなハエ科のユスリカ(?)

も飛び回ってウザイ。蚊もいるじゃないかっ。かゆい。


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ブドウの収穫よりオリーブの収穫の方が体力を要すると私は思う。

一日中振動機を持って、オリーブと樹を労りなが振い落し

地面の網は、きちんと伸ばして端を折ったり棒で支えたり

オリーブが一粒も転がらないようしっかり敷く。

網と網の間や樹の周りにも隙間がないように

大きい釘を地面に差し込む。

網の作業は立ったりしゃがんだり低い体勢で歩く。

50Mの網で囲まれたオリーブが終われば

一旦籠に入れて網を移動させる。

網が何枚もあれば最初に網を敷く時間にあてればあとは

上の方や表面を振動機で振い落したり

幹や太い枝に隠れているオリーブたちと下の方を手摘みでやる。

私が振動機で、夫が手摘みで行う。

それでも軽量な振動機でもずっとガタガタと持っていれば重いし

それでも傷つけないよう細心の注意を払いながらやってると

汗をかいている自分に気が付く。


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真夜中、早朝のヴィンチは霧に覆われ

まだ薄暗い私たちが目が覚める頃

霧は、丘の谷間へ去っていく。

もしくは、引いたかなと思いきや

また霧に一面包まれてしまうこともある。

気まぐれな霧は、大地や木々に露を残していく。

木々が濡れていると、収穫での傷口が悪化しやすいので

私は収穫を控えている。乾くまで待つ。

地面が濡れているだけなら、決行する。

霧が出る日はたいてい晴れで蒸し暑くなる。

小さい頃母がそう教えてくれた。

霧の日に晴れるのは、世界共通のようだ。

少年が「服、何着てこう。」と夏服か秋服か悩んでいるので

私が母から教わったことを、そのまま教えた。

そして少年は上着を脱いで振り回しながら

真夏のような格好で昼過ぎに帰宅する。


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この10月最終土曜日にはサマータイムが終わり

通常タイムに切り替わる週の月曜日(1021)から

熱る体と地球温暖化加速中のヴィンチで

オリーブの収穫が始まった。

この月曜日の搾油所のオープンと同時に合わせて

収穫を始めたかったが、天気予報のハズレと予約がとれず

見送りとなってしまった。が2日ずれただけである。

しかし、日々日々観察し加速温暖化を感じ

日々日々焦り続けた。

それは何を隠そうオリーブミバエが飛び回っているからである。

Mosca dell'olivoモスカデッロォリーヴォ(オリーブミバエ)

この湿気と25度くらいのほんわり暖かい陽気に

産卵ホルモンがうずくのである。

我が庭にあるボスオリーブには、産卵済みマークを残して

モスカは隠れている。ピンチ!

しかし、全部が全部じゃないからほっとする。

そして、ゾーンによって出現し、そこで産卵する場合もあるし

スルーな場所もあったりする。全く不思議だ。


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モスカが産んでいったボスオリーブを一番先に収穫し

籠に浅く摘んでおいた。

すると、モスカの幼虫が這って出てきた。

その幼虫をよっこらよっこらアリが運んでいた!

昔オリーブのことなんかなーんにも知らない頃

オリーブの収穫を手伝いにいった先で

一週間ぐらい倉庫に摘みっ放しにされていたオリーブの実。

その年モスカが出現した年なのであろう

幼虫が床へ落ちていたのを目撃。

幼虫は、オリーブの栄養が届かなくなると

栄養があるところを探し求めて移動するようだが

そこが愚かなところ、オリーブの実が収穫されてしまったとは。

その経験を思い出し、一番に収穫して時間を置いたのである。

時間を置いている間、無事なオリーブを私たちは収穫したのである。

つまり幼虫の行動からもわかるように

収穫後のオリーブの実は樹から栄養はストップされ酸化が始まる。

いかに収穫後早く搾油した方が良いか納得する。


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収穫しているこの日、モスカ産卵に最高な気候で

収穫しているそばから、収穫後のオリーブにも

モスカがたかっていて驚いた。

搾油所にもモスカが大量に飛び回っている。

モスカの産卵欲てスゴイw

この地球温暖化の加速進行では

予防のタイミングを変えなくてはいけない。

8月の半ばにモスカ予防をしたところは

9~10月の収穫まで予防ケアが持たない。

一ヶ月に1度ペースで9月の半ばにも予防した方が良さそうだ。

収穫ギリギリの今もモスカ騒動に焦った農園は

殺虫剤を撒いてしまっている様子だ。

そうなると、収穫を遅くしないといけない。


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もう少し収穫が遅めでもよかった畑のまだ緑

(つまりポリフェノール多)の豊作オリーブ(Pendolinoペンドリーノ)

この春と初夏のこれまた異常気象で開花期が遅れた

今年は全く実らなかった畑の熟度高オリーブ(Leccinoレッチーノ)

早摘み品種ということで、畑ドッキングすることにした。


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焦った早めの収穫では搾油率は少ないが

なかなかのマッチングとなり一安心。

マイルド感に辛味がくるのは早摘みオリーブの特徴。よしよし。

味わうまで出来が報告できない年度のオリーブオイル。

早々と早摘みオリーブの収穫終了。ほっ。

ホント、ヒヤヒヤさせるオリーブの収穫である。

早速フィルターで濾してキラキラオリーブオイルの待機中。



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我が息子たちよlaRaccolta delle Olive 2017 ①

早摘みオリーブlaraccolta delle olive 2018 ②

 『オリーブオイルを美味しくさせるConsigliodi Frantoio Bio



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もう4月も終わるっていうのに、何も進んでない!

いや、進んでるけど、遅い。

そろそろトマトを大地に独り立ちを考えてもいい頃だし

ブドウの芽掻き作業(Scacchiaturaスカッキアトゥーラ)

中盤か一段落していてもおかしくない。

オリーブの花の芽(MigneミンニェMignolaミンニョラ)

どうにか生まれてきた。Migneを確認するとほっとする。

雨が降ると寒くなるのはわかるが、雹も混じって寒々しい。

向こうの景色は、カラーが一変して

白黒のコントラストが鈍い一面と化していた。

まるで画像ソフトをいじっているかのように。


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ブドウの芽掻き作業を開始して終わらせないと

私は日本に出発できない。・・と自分の中で決めている。

いつ始める?

うん。もう始めてもいいよ、先週一気に成長したから。

どこから始めて欲しい?

サンジョベーゼの奥の畑から。

私は天気と祝日などを見合わせながら始めることにした。

今年は、春休みが長かった。

イースター(21)、解放記念日(25)また週末

少年は11日間の春休み。

少年に先生になると休みが多いと教職の進路を勧めてみたw

もう5年は経験を積んだので要領はわかっている。

芽掻きキットを農主から借りて急いで始めた。

キットとは先の尖った小さなハサミと枝の縛り忘れ用の紐。



芽掻き作業は、質を優先する主であれば必須作業である。

量を優先するようであれば、誘引作業のときに

副梢(Femminelleフェンミネッラ)をも切り落としながら

二つの作業を一度に済ませるであろう。

丁寧にブドウと向き合うと、作業が全て繋がっていることが分かる。

剪定では、今年用と来年用の枝を残しながら樹形を保ち

一番下の架線に縛り付ける作業では、芽掻き作業をしやすく

枝が込み合わないように方向付ける。

芽掻き作業では、次の剪定で使える枝を残し

バランスよく空間をつくり

一本のブドウの木から814房のブドウの実が成るようにし

その他の余分な芽を排除する。

ブドウは上へ伸びていく性質なので、枝縛りを忘れていると新枝は

素直に上へ、しかし縛り付けると横向きになってしまうのである。

だから枝に縛り付ける作業も

芽が出てきてしまってからでは遅いのである。

芽掻き作業も、遅くなると新枝が硬くなってきたりするし

ブドウの実に集中させたいエネルギーが

分散されすぎてしまう。

そして芽掻き作業のメリットは、成長の集中力の他

空間をつくることで風通しが良くなり病気になりにくいことである。

こう柔らかい新枝が誕生してくる頃に雨が降りすぎると

カビが発生しやすい。

だからブドウ畑では今カビを抑える消毒の為の銅を吹き付ける。

その銅に硫黄を混ぜて虫除け効果も期待している。

その柔らかい葉っぱをブドウに寄生する虫たちには好物で

今!を狙って食べたり産卵しようとホルモンがうずくのである。

・・とbio栽培だと消毒と虫除けで

銅と硫黄のミネラル成分を利用する。

農薬栽培のところは、カビも虫も殺すのである。

Bio栽培の場合、表面に散布するのだが

農薬は、浸透させる方法なのである。ブルブル


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農主はまだ緑肥(Sovescioソヴェーショ)を刈っていない。

草も刈っていないところがある。

もうそろそろ急いで刈らないと、ブドウの手が生えてくる。

ブドウは、自ら体を支えようと手が出てつかもうとるすのである。

風でつかむことができたり、手を伸ばしたり。

その手が草につかまってしまうと、草を刈ったときに

ブドウの枝まで折ってしまう事態となる。


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トラクターが壊れちゃってね。

そうなのかぁ、こんなときに。

農主が娘さんと現れた。トラクターの分の時間であろう。

初めて畑に興味を持った娘さんに教えている。

ときどき日常の報告をしている。

バッボ(Babbo お父さん)と言いながらアドバイスを委ねている。

農主は幸せそうだった。

最近ワインも良く売れているそうだ。

幸せそうな人に、でもさ、と忠告するような意見は言いたくない。

しばらく幸せの時間をつかむのもよいではないか。

どうせ問題なんて欲しくなくても降って現れるものなんだから。

私だってついこの間まで幸せだなー順調過ぎるなーと思っていたら

やっぱり自分の思うように進まなく落ち込んでいたんだ。

でも方向や思考を修正すれば、すぐ開き直っちゃうんだけど!

落ち込んでたって仕方がない、前進しなきゃ。

つかみながら成長していくのだ!


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日本でワイン会するのにどれにしようっか。

単種と混種、白1本赤3本にしよう。

トレッビアーノ、サンジョベーゼ、カナイオーロ、キアンティバーゼ

オリーブオイルは、早摘みと遅摘み。

どんなこと伝えようかな。

どんなことが知りたいのかな。

農主のビオディナミワインと私のオリーブオイルの会を開催します。

新宿の小料理店では満員御礼。

日本にいる間にもっとできるかな。

興味のあるレストランはご連絡ください。


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いろんなことを妄想しながら

緑肥のグリーンピース(Piselliピゼッリ)を家族へおみやげ。

あっという間に食べちゃった。

料理で使おうと思ったのに。

11月蒔きのグリーンピースは今が旬!あまい~



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