大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

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おぉ、私のフジPucciよ。

今年は、藤棚計画の横面に咲き乱れた。


Tramonto e Glicine

どうやって導いていくか、頭を使うけど

花がどこから咲くかわかった!


フジの栽培は

さすがに農業養成講座では、教えてくれなかった。

観葉植物専門の植木屋さんの仕事だねw


Pergola parte esterno

花が咲く芽は、ブドウと同じで

二年目の枝からのようだ。

去年生まれた枝のこと。


去年の夏

ワンワン生まれ伸びる枝をチョイスして

誘導線に結び付けておいた。



この冬、葉が落ち終わった頃、剪定をした。

莟があるからわかりやすい。


数年前の・・23年前の枝から

(太さや色でたいてい分かるが、何年かの記憶が・・)

莟が付いている今期の枝を

3個ずつ残してカットしていった。


フジの花は、花が散ると、葉や枝に変身する。


それを見込んで

誘導しやすいよう、混み合わないよう

近い枝たち(二年目)の一本は

枝元(三年前の)から、取り除いた。


Sperone

残した元気な枝からの莟は、花が咲くようだ。


細めの枝からの莟は、直接葉が生まれてきた。


葉は、まるで日傘のよう。


葉と花、調和を保ちながら生まれてくる。


葉が呼吸をし、花は次世へと精を出す。


Pergola parte laterale

花が開花し始めた途端

フジの香りが飛び込むように鼻にくる。


うっと息ができないほどに。


人間がこうなんだから

遠くにいる虫たちは、すぐ気が付くでしょうよ。


働き者のApeアーペ(単。Apiアーピで複)

小さなミツバチが集まってきた。


これがMille Fioriミッレ フィオーリ(多数種の花によってできた蜂蜜)

に変わるんだなーと、自分勝手に応援する。


受粉は、風だけでなく

主にApeたちが受粉を手伝う。


それは、どの植物も同じ。


Apeたちがいるおかげで

受粉に成功し、実ごもる。


Luna e Glicine

そのApeたちが

殺虫剤のせいでだんだん減っているという。


Eleganza

確かに、我々の美食を優先した

その植物の対敵となる虫は

邪魔者扱いされる。


殺す方法より、寄せつけない方法で

私たちの美食を守れれば

最高なんじゃないかと想う。


私が想う美食は

地球と体を守った栽培方法で生産し

地球と体を守った調理法で商品化された

食を美しく味わうこと。


美しく味わうの中に感謝を込めて。

美しく味わう食は、ホンモノであること。


ホンモノとは、自然が織り成した

自然のサイクルで生まれた産物のこと。


Ape

小さなApeたちがブィーンと小さな音を立てながら

飛んでは止まり花の中にもぐり

金でも探すかのように、花から花へ飛び

飛んでは止まり花の中にもぐり


と繰り返しの小さな群れの中に

たまに黒くて大きいCalabroneカラブローネ(スズメバチ)

がやってきて、Apeたちを追い払ったりする。


Calabroneは、Apeたちの巣まで荒らしたりするそうだ。

無我夢中で働くApeたちは

私にだって気付かない。


写真を撮ろうと何分いても、刺すことはない。


しかし、黒くて大きいCalabroneが来ると

私もうわーっとドキドキする。


なんという存在感。


羽をバタつかせて飛んでる音も低音で

怖いなぁって感じなの。


フジPucciの近くにいなくても庭にいる時

ブォーンと耳の近くをわざと(!)飛んでいくんだよw


でも、彼らも生きるために一生懸命で

意地悪しなければ、怒って刺したりない。


つり目が黄色くて黄色いアンテナ持ってて体がスマートな

Vespaヴェスパ(こちらもスズメバチ)だって

相当怖いけど、意地悪しなきゃ大丈夫。


短気で怒りやすい性格だけど


どこにでも巣をつくっちゃうけど


ブドウの汁吸いに来るけどさ


私たちが気をつけてあげれば、大抵大丈夫。


Calabrone

ハチミツは、私たちの土地の花で採取されたハチミツが

私たちの体に効き目をアップさせるのだそう。


言われてみればそうである。


自分が呼吸をしている土地の食を口にしていれば

抗体がさらに強くなるという理念。


病気やアレルギーを減らす方法の一つである。


ハチミツは、砂糖の糖分と違いミネラルがたくさん。


オリゴ糖もあって善玉菌の増加で整腸させ


毎日使っていることで抗体が増す


と、ハチミツは本当に体にイイもの!


Fioritura Piena

ハチを呼ぶ、フジPucci


朝も昼も夜も、上品で


風でなびく姿も、スマートで


霧のかかった時は、しとやかで


日が当たると、もっともっと香りを放ち


ハチたちに静かに捧げ


私はもううっとりです。


Pasta con l'Erbe

初夏のような日差しのランチ

(ふだん草・タンポポ・ルーコラ・ニラ・ニンニク・菜の花の野草パスタ)


夏のように暑ーい日のディナーでは

(子牛のレバーペーストパスタ)


フジPucciを眺めながら 外で食べる。


まるで、フジのお花見!


メニューはどうであれ(パスタばっかり~)

外で食べるって最高だねw


Pasta con Fegato di Vitello


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ピンクと フジPucci Glicinee Grazie

リンデンハチミツ入りColdCream con Miele di Tiglio

Vinciのお庭ディナー

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最後まで拝読していただきまして

ありがとうございました。

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日が日に日に長くなっていった。

夏至が来ると、日は日に日に短くなっていく。

我が家から眺める夏至の点は、ちょうどあそことあそこの山の間なんだ。

日が沈むとき、日はキュッと山に飲み込まれるように沈んでいく。紅い影だけを残して。

Tramonto Valle Dorata

2017年のイタリアの夏は、早くに訪れた。とてもとても早く。まるで潜んでいたものが急に飛び出してきたかのように。

もう長いこと夏を過ごしているようだが、まだ6月だって終わってない。

夏に暑過ぎることがありえても、早過ぎてはいけない。

春と夏は、植物が芽生え成長するとき。

植物のカラダだってリンパが流れ、ホルモンがあって、時がある。


今が旬のAlbicoccaアルビコッカ(アンズ)は、ボトボト落ちているそう。大急ぎ!と摘んできた大地のアンズは、やっぱり買ってきたアンズより、濃厚な味。

Albicocca Bio

こちらも今が旬のSusini Selvaticiスジーニ セルヴァーティチ(野生のスモモ)。毎年この時期、男子親子で、夫族所有の空き地に摘みに行く。たくさん摘んでくるが、すぐに食べ終わってしまう。

Susini Selvatici

たいていなら八月下旬に熟度が増すFichiフィーキ(複・イチジク)は、もうブヨブヨしている。無花果イチジクのお腹()を開けると、そこには成長しきれなかった詰った花(胎児)のように見え「ワタシ、なんかおかしいよね」と泣いているような悲しい姿で私を見つめた。

本当に。

待ち望んでいた私には、記憶を記録することができなかった。

Relax sotto la pergola

我が家は、取り外しのよしず棚がある。そこを将来、フジとブドウのPergolaペルゴラ(蔓棚)にする計画だが、とりあえずよしずを固定する。

夕日に面するこちらは、このよしず棚が有ると無いとでは、室内三度の差は出てくる。

Pergola con le erbe aromatiche

この棚下は、集いの場。

飲んで、食べて、おしゃべりして、ゴロゴロして、遊んで、作業したり、勉強したり・・・。

虫も鳥もよく通る。風もよく通る。

目の前に広がる夕日の見えるパノラマは、ヴィンチの丘が連なる。丘の渓谷ができている。この渓谷が今枯れ草で、夕日に照らされると黄金の川のように見える。

(ここのパノラマポイントは、ドライブマップにも表記されていている為、車を止めて写真を撮る通りすがりの観光客をよく見かける。)

二十匹はいるのではないかと思われるチョウが集まるラベンダーは、その黄金の川のパノラマを飾る。チョウを呼ぶラベンダーを見ていると、私までチョウになった気分でヒラヒラと軽く飛んでいる気分となる。そしてゴックン・・ラベンダーの甘そうな味が伝わってくる。 ・・気がする。

arrivano tante farfalle

この棚下は、イタリアの庶民が集うCircolo ARCIチルコロ アルチ(=Casa del Popoloカーザ デル ポーポロ Barバール(喫茶店)風だが、各地の庶民が各地に立ち上げた会員制システム文化的社交の場)のような空間。

Circoloには欠かせないCalcettoカルチェット(Calcio Balillaカルチョ バリッラ テーブルフットボールもしくはフーズボール)は、我が家の棚下チルコロにだってある()

gioca con Calcetto Padre e Figlio

この棚下チルコロは、我が家のリラックスポイント。

この空間のために、この家を購入したようなもの。

耳を澄ませば、自然の音色が聞こえてくる。

虫の音、鳥の音、風の音、揺れる音・・・近所の音。

同じ景色でも、日々色が違って、毎日空は違う。

しかし自然が荒れ狂うと、このチルコロにはいられない。ちっぽけな私たちの逃げ場はない。棚下の曝けたチルコロは、一変にして姿を変える。

棚下チルコロは守ってくれないけど、それ以上に私たちを癒してくれる。


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イチジク Fichi

ありがとう↓

春がウインクする。

Wink

上を見ると、私もウインクする。

Germogliati Salici

Vinciのお庭でランチをしようか。

Pranzo in Giardino

お日様見ながら、夏を食べようか。

Salsa di Pomodoro

タンポポサラダを食べようか。

Insalata di Tarassaco

朝だって、春を待ち遠しく、夏を食べる。

Torta con Marmellata di Fichi

でも、まだ二月なんだ。空気が冷たい。

2017

春のいたずら。

Margherita

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夏を食べる・・からCocciorinodi Tamami Azumaさんの土鍋を思い出す。

トマトを保存するConservare i Pomodori

イチジク Fichi

Tamapisanのピンクの土鍋の春シリーズ流に小洒落てみよう。

タンポポの若葉と鳥のササミ、煎り擂り白ゴマとお塩と我が家のオリーブオイルで。


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