大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

タグ:Lettera


今日もまた一日が終わろうとしている。

日が短い今日この頃

朝遅く明け、日は早々に沈んでいく。

日の長さを恋しく思う日々を過ごす今日

一年という歳月が終了する。

私たちの月日の計り方で

昨日と今日の変わり目の瞬間の

この区切りは、世の中の節目さえも意味する。

元旦から急に変わる予定はないから

新年の未来を想像し構築するよりも

私は、この大晦日の日、じっくり一年を振り返ろうと思う。

過去あっての現在で、過去と現在があるから

ぼんやりの未来がある。


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今日のブログは
2018年の101記事目。

まずはワードにバシバシ下書きをしていくとき

年毎に分けているファイル作成で、番号に気がついた。

週に二回、ニュースレター的に

大地の小さな顔もしくは天空の大きな顔

記憶を記録をみなさんとシェアできたかな

とささやかに願っている。

あまりにも忙しいときは現実に集中したが

このペースだと、考える時間も持てて私にはちょうどいい。

それでも日は追ってくる。

季節に関する話題は、意外と私を急かした。

昨日の朝やったことが、翌日の夜ふと思い出すと

すごく遠い昔に思えたりすることもある。

一週間なんてあっという間なのに

一週間前のことが遠い記憶のように感じたり。

過去の私の体験と提案という小さな未来を

現在の想いで時間の過ごし方を書いていたように思う。


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今年もクリスマス&年賀カードを送ることにした。

しかし、今年も郵便切手の値上がり。

ここ数年、友たちや親戚にはまとめて郵送していたが

友も親戚も、同じ日本にいて同じ州にいて同じ県にいても

会えていないということを知った。

私に置き換えれば、フィレンツェにいる友に会っていない

ということである。

ずいぶん失礼なことをしていたな・・・

まとめて届いた友にも、会えない友にも。

友が悪いわけではない。

自分でも日常の忙しさで動けないのに

自分のことを一方的に押し付けていた私がいけない。

手紙というのは、やはり一つ一つ丁寧に送るものだと反省した。


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送り先の中に、そのイタリアから送られてくる私の手紙に

イライラしている人がいた。

たいていは、言葉に責任を持つように話すのが大人だと信じているが

面と向かって言ってくるのだから相当だったのであろう。

私がいけないのか、イラついた人がいけないのか

これもまたそれぞれに論はあるだろう。

しかし、私は、イラついた人の身を想った。

報告なんて、誰しも葛藤後の話。

みんな一秒一秒幸せな人なんていない。

それを見抜けずに過ごしていたことを残念に想った。

その人は、義母の世話をしていて、話では大変そうであった。

夫が今、実母の世話で失望する日

私が少年と平和な空気にいると、イラつくのである。

そのイラつきが、その人のイラつきとそっくりで

いつもいつも、面と向かって言われたことを思い出すのである。

どうすれば、葛藤の助けができるものか。


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フィレンツェでアパートをシェアしたスイスの友に手紙を書いた。

イタリア語は、少年が添削してくれた。

チャットというリアルタイムは便利だが

手紙というずれた時間を受け取るのも温かみがあり想像力が増す。

彼女は年始、名物のチョコレートを同封してくれた。

こんなことができるのもEU圏内だからこそ。

彼女とのテーマは、家族独立。

子離れと夫婦それぞれの時間の尊重。

マンミズモのイタリア、就職難のイタリア、物価高のイタリア

果たして完璧な家族独立ができるのであろうか。



と、不安になるようなことを書いていると同時に

イタリアの良いところを探す自分が常にいる。

これはなんといっても気候と食べ物しかない。

太陽を浴びたホンモノの植物を食べて

大地を守れれば最高だとつくづく思う。

これだけのためにイタリアにいることの不思議な満足感。

それともルーズなようで保守的な国民に惹かれるのか。


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手紙やブログを書いていると、考えたり検索したり辞書を引っ張ったり

私には、生活の中の良い手段となっている。

本がなかなか読めない持てない環境の中

ボキャブラリーはお粗末平行線であるが

現代風にSNS生活ではたくさんの方のブログを拝読し

勉強・参考にさせていただいてる。

私も、そのたくさんの中で、一つのカテゴリーにすると

ちっぽけな人間の大きな大地の恵みを、紹介できればと想う。

メッセージを生み出せる日々の暮らしを送れること

みなさまと共有できただろう幸せを抱き

一年の培った想いを来る年へ向けて

2018年も幕を閉じたいと思います。

ありがとうございました。





*私がセレクトした過去の関連記事Best 3 Archivi Selezionati

ヴィンチの地平線 Orizzonte

ぬけがらと たまご Spogliee Rinascita

イタリアからの手紙 FrancobolliFilatelici 2017



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最後まで拝読していただきまして、ありがとうございました。




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Tutto


師走のはじまり、恒例のカードつくりをする。

Christmas Card


ここでこんなことを綴ってしまって、カードを受け取る人は戸惑うかもしれない。

Santo Natale

< Santo Natale / Madonna con bambino e angeli >

Filippo Lippi / Cassa di Risparmio a Firenze


家族の一年と私の想いを、この師走のはじまりに振り返って、言葉にする。

Ceramica di Montelupo

< Ceramica di Montelupo Fiorentino >

Villa Medicea dell'Ambrogiana di Montelupo Fiorentino

Rosso di Montelupo”
un bacile in maiolica con decoro a grottesche datato 1509


私は、手紙を書くのが好きであった。

友に、一度に何十枚も手紙を書いたこともあった。

ぼんやりと窓から見える風景を眺めながら、何日もかけて下書きノートに書き納めていく。

ここヴィンチの丘の窓からだけではなく、フィレンツェのアパートの窓からだって。

ずっとずっと前から、もう何十年も。

90 Anni di Topolino

< 90 Anni di Topolino > 1928 – 2018

illustato da Giogio Cavazzano


テーマを決めて、私の体験や想いを綴っていく。

自分の中にあるもやもやが、手紙をきっかけに言葉へ変換されていく。

人に伝えるということは、一から説明しなければならない。

私の記憶を記録していく。

ノートの下書きを、便箋に清書していく。

二度書きすることで、しばらく私の中に余韻が残る。

FIAT nuova 500

< Fiat Nuova 500 > 1957 - 2017


今や手紙を書くことは無いに等しくなってしまったが、やはり短文でもまとめたい。

まとめることで、自分の現在・過去・未来が鮮明になり、翌年である新年を迎える準備が整うような気がしてならないからである。

Juventus Legend

< Juventus Legend > Campioni d'Italia 2016 / 2017

6”sucudetti vinti consecutivamente dalla Juventus G” = ”6”


一方的な表現の仕方かもしれない。

しかし私自身は、プラスになっていると信じている。

そして受け取る側も、私の一年の想いがカードとなって届き、気には留めてくれるのではないかと想っている。

嬉しい、嬉しくないとは別に。

ToTò

Grande Artista < Antonio de Curtis, in arte ToTò > 1898 - 1967


マイナス表現はなるべく書かない。

言い訳もなるべく書かない。

Auricchio

< Gennaro Auricchio > 1877 – 2017

140° anniversario della fondazione dell'azienda casearia


一年間、どれだけ人に伝えられるコトをしたか。

どれだけ語れるモノを見たか。

どれだけ素敵な想いを共有できるか。

それは、日々の生活の中で。


今伝えられないことは、時間が手伝い、それはいつか伝えられる共有できることになっていることが多い。

Bacalà alla Vicentina

una pentola di terracotta con il < Baccalà alla Vicentina >

e affiancata i pezzi di stoccafisso e una forma di polenta


様々なFrancobolli Filateliciフランコボッリ フィラテーリチ(記念切手)に出会うのも一年の楽しみである。

イタリア食、ファッション、建築、デザイン、サッカー、映画、フィレンツェ、クリスマスなどグラフィックセンス記念テーマで選ぶ。

日本の記念切手も楽しいものばかりだが、イタリアもイタリアらしいデザインで日本に劣らず楽しませてくれる。

Carostello

< 60° Anniversario della prima messa in onda di Carosello >


今年は昨年同様、日本宛Priorityだと一通につき€3.70(480円前後)

普通Air Mailだと一通€2.20(300円前後)

ヨーロッパ内 no priority €1。

イタリア国内€0.95

正直、高い。

Lambrella

< Lambretta > 1947 – 2017

illustato da Franco Mosca degli anni Cinquanta

il Museo Scooter e Lambretta di Rodano(Milano)


高いけど・・私には・・チャットよりメールよりブログより、大切な手段だと信じて疑わない。

Borsalino

160 Anni di Manifattura < Borsalino >
il celebre cappello in feltro

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カテゴリー暮らし

継いだ記念切手 FrancobolliFilatelici2016

イタリアからの手紙

最後まで拝読していただきまして
ありがとうございました

4枚あるよ!いいことあるんでしょっ??!」

「お~~スゴイ!いいことあるよ!」

「お母さんの手術が上手くいきますように。」

「そうだねー。ありがとう。」

QuadriFoglio

私は白い箱の部屋で、白い天井と白い壁を見つめながら、白いシーツに包まれてゴロゴロ過ごした五月。

ちょうどその頃、季節は初夏へと入ったようだ。訪問者の服装でわかる。

白い箱の部屋では、テレビやITによる世の中の情報を断捨離し、精神統一に努めた。

後半、気力が戻ってきた頃、読書がゴロゴロ時間を助けた。


手術の要因は、八年前の卵管にできた大きな塊=腫瘍の除去手術の時、管の癒着が確実ではなかったことが原因だろうといわれ、そこから炎症という名で、新たなる腫瘍が管から外に飛び出し、私の体を探索していたようだ。

開腹することによって、探索の度合いが明確になった。探索するアメーバは、私の臓器に掴みながら進んでいた。

その探索中のアメーバを取り除くのに、時間を要し出血も伴ったそうだ。

医師たちは「痛みはなかったのか?」と驚いていた。

八年前のような緊急ではなく、今回は希望手術で予約して行われた。

手術は堅実に行われたようで、医師の様子から伺える。


白い箱の部屋で、ゴロゴロしながら思い出す。

少年がまだ二歳にもならない頃、急にママがいなくなり慌てたチビ。

翌日昼寝をしに、白い箱の部屋の白いシーツの細いベットで、母子二人で寝たっけ。

様子がわかったチビは、安心したようだ。

それから・・・

「マンマ、マンマ(ママ、ママ)」とパタパタ、向うからチビの声と足音が聞こえてくる。私を見るや否や抱きつき、安心すると、「ボッコッティ(ビスコッティ)」と、私の残りの朝食のビスケットを探し食べるチビ。


そして今、十歳の少年は、クールに対応する。

それでも私がベットから立ち上がって、彼らの訪問を迎えると、私に抱きつき少年の目から涙がこぼれた。

これを≪うれし泣き≫っていうんだよ、少年。

初めて体験したのではないかと思う。


私はその時堪え、彼らを見送った後、涙が溢れ出た。

もうあの頃には戻らない。

私は同じシーンを体験しているのに、マンマ・マンマ・・とパタパタ歩くチビは、あの扉からは絶対に現れない。

日々の生活だとそう気付かないことだが、その同じシーンに、二人の人物を見ているようでフシギだった。

Lettera Festa della Mamma

五月の二週目の日曜日、イタリアでも母の日という日がある。

少年は冊子になった手紙を私にくれた。

「今までたくさんのことを教えてくれてありがとう。

ボクのことを守ってくれてありがとう。」・・・と。

Fine Fiori

私は、ついに白い箱の部屋を去った。

Vinciの空は眩しく、すっかり季節は変わっていた。

甘酸っぱいオリーブの花の香りがする。

花びらが地面にたくさん落ちている。

ちょうど結実の頃のようだ。

たくさん実ることを祈る。

そして私たちも、気持ちの実、思い出の実、健康の実がもっともっと実ることを祈った。

Allegagione

その夜、新月だった。
真っ暗な空には、星たちが各々に輝く。
真っ暗な大地では、夜空を反射しているかのように、ホタルたちが各々に輝いていた。
「まだホタルいたんだね。」
「ボク、一人でも見てたよ。」


少年の見つけた四つ葉のクローバー
Quadrifoglioクワドリフォリオは、私たちに≪いいこと≫を教えてくれた。


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最後までご拝読して頂きありがとうございました。



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大切にしていた切手をしまうファイル。

Francobolli Filatelici Giapponesi d'epoca

あの頃は、切手が常に常備されていた。

届いた切手もキレイに剝がし、大切に保管したっけ。

だから2冊ある。


今日、手紙という手段で、時間をかけてお金をかけて、自分の気持ちを届けることは、もう無いに等しい。

かといって、人を選んでEmailSNSでリアルタイムに送ることでもない。

もしくは、回転の速い画面の中で、あっという間に無数の情報で消されてしまうのは寂しい。

Il Santo Natale - PittoricoIl Santo Natale - Grafico

私は、距離を測る世界の旅ができるよう切手を貼って、感と想いと言葉を封筒の中にぎゅっと詰めて届けようと想う。

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キューっと蕾んだミモザが今にも開きそう。

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