大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

タグ:OlioEvo

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オリーブオイルを選ぶとしたら Ecco L'Olio Nuovo』読後

良質なエキストラヴァージンオリーブオイルと出会ったら

まず試飲してみる。

オリーブオイルを試飲する』をどうぞ。


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きっと香りは、キャップを開けた瞬間

プア~と鼻に飛び込んでくるだろうから

香りが合格だったら次に進んで

一杯の小さじに並々注いで、口の中に含んでみる。

様々な角度で刺激が異なる舌の構造を利用して

最後にイの口の形にして左右からほんの少し空気を吸い

オリーブオイルを喉の方へ送ると

喉の方まで辛味という味を感じることができる。

加減しないとむせることもある。

プロたちはグラスに入れて手のひらで温めてから香りをかいだりする

が、全部ペロリと一滴も残さず舐められる方法は

素人だったらスプーンだっていいと思う。

もちろん小さなグラスだと香りという嗅覚も体験できる。

できたら異なるオリーブオイルを複数同時に

試飲してみるとおもいろいかもしれない。


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口に含むとマイルド感が広がり後で辛味がくるタイプが早摘み

それと、すぐに苦味感が伝わり

それが今度は辛味に変換されてパンチのあるタイプが遅摘み

と、私のオリーブオイルは品種や畑の違いで

今年はこのような結果となったのだが

毎年同じわけではない。

例えば去年なんかは

早摘みの方がマイルド感のあとの辛味がほどよく効いていて

遅摘みの方は特徴であるパンチが抑えられてしまったのだ。

それは何を隠そう気候が原因でそういう結果が出たのである。

毎年気候が違うと成長も異なれば出来も違う。

同じオリーブオイルというわけにはいかないところが

自然の賜物なのである。

だから同じ生産者のものを毎年買い続けるのも違いがわかって

生産者の一年の想いまでもが

伝わってくるのではないかと想像する。


Ricotta con Olio Extravergine di Oliva

Tòfu di Ceci con Olio di Oliva


オリーブオイルを生で含味すると

苦味とか辛味があるのがオリーブオイルである。

これを美味しいと思うか、ぅわっマズッと思うか

それはどんなオリーブオイルを試しているのかに相当寄るけれど

オリーブオイルが美味に感じれば

良質なオリーブオイルに出会えたことになるであろう。

オリーブオイルの鑑定士やソムリエさんたちは

複雑な表現で細かい味を分析していき

彼らの、青リンゴの・・とか、ナッツのような・・とか

アーティチョークの・・とか、青いトマトのよう・・とか

これはもう経験が積み重なって味を認識していくしかない。

好みの範囲を超えて判断していく熟練の彼らには

これまたパッションとしかいいようがない。

しかし素人は、料理のマッチングが

想像できればよいのではないかと思う。


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Bistecca alla Fiorentina


結局のところ、オリーブオイルは食事で使うのだけど

味の試しは生で、せめてマイルドか苦味辛味の効いたストロングか

舌で感知しておいてから

食材に合わせていくとよいのではないだろうか。

イタリアでは、シンプルなパンと食べる。

もうパンという食材が入っただけで

オリーブオイルの味はさらなるマイルドが広がっていく。

スープに入れるとコクがでるだけでなく隠し味まで演出する。

サラダにかけるとオリーブオイルのスパイシー感が引き立ち

お肉やお魚にダイレクトにかけると柔らかみが増す。

料理はまるでオリーブオイルに魔法をかけられたかのように

さらに魅力のある一品に変化する。

このオリーブオイルの魔法を知ってしまうと

どれもこれもかけてみたくなる。

できたらお塩だけをお供に。

私はわざわざドレッシングをつくらなくても

料理に調味料やハーブが使われていれば

新オリーブオイルは常に新鮮の生の状態で一番最後の

食べる直前にかけることをオススメしたい。

食べ終わったら、お皿に残ってるオリーブオイルと

食材から出てきた旨味液をパンに吸い込ませて食べるのが

最高のドレッシングなのだと私は言い切る!

これを正しくも完食というw

洗い終わったようなきれいに拭き取られたお皿をみると

料理人は大満足なことこの上ない。

Buon Appetito Piatto Pulito !


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Olio Extra Vergine di Oliva = Olio EVO

オリオ エクストラ ヴェルジネ ディ オリーヴァ = オリオエーヴォ

Olio vergine di Oliva

Olio di Oliva


Olio EVOはエキストラヴァージンオリーブオイルの略。

オリーブの実が健康で、収穫時地面に触れること無く

機械的処理によって搾油され、酸度が0.8以下

精製されておらず無添加なオリーブオイルをいう。

これにSpremitura a freddo(Estratto a freddo)

呼ばれるコールドプレスは27℃以下であるとなおさら良く

さらに不純物による劣化を早急に抑えたフィルター済みだと

もっともっと本来のオリーブオイルの成分がダイレクトに発揮する

という、一番買い求めて欲しいタイプ。


ヴァージンオイルは、きっと実が健康でなかったのでしょう

モスカ(オリーブミバエ)に産み付かれてしまったのも原因の一つです

収穫から搾油までの時間があきすぎてしまったのかもしれません

エキストラヴァージンと同様に機械的処理によって搾油されても

酸度が0.8を超えてしまったが2.0以下のオリーブオイルを指す。


シンプルよみオリーブオイルは

日本だとピュアオイルとか精製オイルと呼ぶのであろうか。

悪質ヴァージンオイルなどを精製して添加物を配合して

酸度0.3以下に仕上げた、有効成分が極端に減ってしまった

一番買い求めて欲しくないタイプ。


と、イタリアでは3つのレベルに分かれる。

私は、地球と体に優しいオリーブオイルを世に勧めることで

地球の温暖化対策の一つだと思っているし

健康を維持できる方法の一つだとも思っているので

のエキストラヴァージンオリーブオイルを断然的にお勧めしたい。


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現在オリーブオイル文化の国イタリアは

収穫期後半に入ってきた頃であろう。

店頭にもOlio NuovoオリオヌオーヴォとかNovelloノヴェッロ(新油)

並び始め、オイル文化の民衆はいち早く味わいたく

挙って買っていくように伺える。


あるイタリアのサイトでも紹介されていたように

私も日本語で簡単にオリーブオイルの選び方を紹介するとしたら


スーパーに売られているローコストオイルは避ける。

どんなに大きい農園でも、一年間の作業と人件費と

細心な収穫と搾油と税金をひっくるめたら

あの値段はありえない。

オリーブオイル文化の国イタリアで

最低でも1L12ユーロはするべき価格だと農園たちは訴える。

細心派は最低18ユーロいくかもしれない。

オリーブオイルは決して安いものではない・安くできることではない

ということをオリーブオイル文化の民衆も価値を改めるべきだと思う。


自然の味で酸度が抑えられたエキストラヴァージンオイルを選ぶ。

上に述べたことと同じ。


Biologicoビオロージコ(有機栽培・オーガニック)を選ぶ。

私はココ重要ポイントだと思うのだが

除草剤を使うことで、大地は汚染します

殺虫剤を使うということは、樹に毒を浸透させます

そんな農薬は、オリーブオイルに検出されているそうなのだ。

だから私はBioを推薦する。


コールドプレスで搾油されたオイル

熱を加えて搾油すると、抽出量がものすごくいい。

しかし、せっかくの成分が減ってしまうし風味も落ちる。

質より量という農園や企業は、抽出量命だが

量より質の細心派農園は抽出量減っても

コールドプレスの搾油所へ持っていく。

コールドプレスは27℃以下と規制があるが

低温なほどオイルの成分と旨味は抽出される。


Filtratoフィルトラート(フィルター済み)のススメ

Non Filtrato = Grezzoをフィルターにかけていない

搾油されっ放し状態をいうのだが

搾油してから1〜7日間ぐらいはアリかもしれない。

しかし、搾油機で水分とオイルを分けることは精密にできるが

その後全く必要の無くなる劣化を急ぐ不純物というのは

どうしても搾られたオイルに含まれて出てくる。

新鮮さを求めそれがイイと思う人もいるかもしれないが

搾油してから使い切るまでの時間を考えると

味を保つという意味の賞味期限だとしたら少な過ぎる。

細心派は、搾油後直後まだ温かい状態の内に

フィルター掛けをしてしまう。


遮光瓶に入っている、とにかく遮光されている

オリーブオイルの葉緑素クロロフィルは光に当たると酸化を早くする。

酸化をすると、風味が落ちる他成分までもが減少してしまう。

酸化しにくいオリーブオイルとはいえ使い手に渡るまでは

生産者は細心の注意を気配りたいものだ。


olio DOPとかIGPマークのあるもの。

イタリア産にとらわれず、さらに土地を限定することで

オリーブの実がその土地で収穫されたということは

搾油までに短時間で済んだこと

そして南から北までいろーんな種類もあれば気候だって多少違う

病気だって違うだろうし、土地も違う

同じ土地のオリーブが集合した方が土地の味が出るのである。

それは、オリーブオイルだけではなくいろんな食品全て。

土地を指すことで、土地興しの意味もあるのである。


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最後に、スーパーで選ぶより

11月だったらイタリア中オリーブオイル祭が各地で行われていたり

年中あるマーケットや特産物祭で生産者の屋台は並ぶ。

そこで味見させてもらったり話したり生産者に近づくチャンスである。

信用と信頼のある生産者と出会ったら訪問したっていい。

彼らのパッションは、人柄に出る、畑に出る、味に出る。

世界中にビジネスで工作されたオリーブオイルが出回るのではなく

ホンモノの、需要者供給者同じ人間同士

パッションで与え合える世の中になることを夢描く。


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私はオリーブオイルを搾油所から引き取ると

自宅でフィルター掛けをする。

オイルをフィルターに移動させて床についた。

しかしタンクの蛇口が閉まっているか確認するのを忘れた。

フィルターで濾されたキラキラしたオリーブオイルは

床一面に流れ出し、使い物にならなくなってしまった。

そんな悪夢で飛び起き、確認しに行くと、栓は閉まっていた。

殺される夢よりお金が無くなる夢より青ざめるほど焦った夢である。


瓶詰め中、瓶の中に流れていき栓の一滴まで確認した

オリーブオイルを眺めていると
あの粒からこんなキラキラのオイルが出来上がり
一年間の証が液体になっていくと思うと

もっともっとできてもいいんじゃないかと思ったりもした。

でもこれがオリーブオイルなんだ。

部屋はオリーブオイルの香りで充満する。

瓶詰めの前は、他の匂いを出さないように気を配る。

暖房もつけない。常温を保つ。

私も一人の細心派のようで、最後まで気を抜くことはない。


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オリーブオイルの欠点は、一年のサイクルであること。

ワインのように熟成して何年もというわけにはいかない。

たいていの賞味期限は18ヶ月のようだし、数年食べれるが

翌年には新しいオイルが産まれてくる。

去年のオイルがどれも☆項目のオリーブオイルだったら

まだまだ香りも風味も豊かだが

やっぱり新しいオイルと去年のオイルじゃ全然違う。

新鮮さがまず違う。

これは誰にでもわかると思う。

新しいオイルは生で使うようにして
去年のオイルは調理用にしたり
石鹸やクリームなどのコスメに変身させるのはどうかと思う。


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パッションのあるオリーブオイルと出会えますように。

Buon incontro, Buon aquisto e Buon appetito!



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世の中では、美しく見せることが勝利とされていることが多々ある。

しかし、その美しさは、いろんな分野があるだろう。

外見だったり、中身だったり、演出だったり、ストーリーだったり。

私も美しい方が清潔感的に興味を持つ。なんにでも。

洗練されクリエイティブで、意思や個性のある方が刺激になる。

人生を地味に送っていても、自分のスタイルで

活動的で元気のある人は、生き生きしている。

自分の意志で、ストーリー化して

物事を組み立てていく人なんかもっとカッコイイ。

容姿に美を持つ人は、世渡りが容易であろうと察する。

それは人だけではない、物事全て。

だから人は美を追うのかもしれない。

中身を見ないで、追ってしまうのかもしれない。


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私は、メイクをしない。

そのままのワタシはそのままでいい。もう、いい。これでいい。

メイクを21歳ぐらいの時にやめた。

木工会社の職人をしていた頃

化粧をすることがばかばかしくなったのである。

木屑まみれに働いている彼らがかっこよく見えた。若者も年配も。

工房内に住んでたおばちゃんも、化粧はしていなかった。

肌はふるふるでピンク色をしていたのをよく覚えている。

デザインや建築を学ぶ前は

美容に進もうとメイクアップの専門学校まで調べていたのに

なぜか一転してしまった。


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しかし、一転してしまってよかったのかもしれない。

あの時、メイクをやめてよかったのかもしれない。

スキンケアで使うオイルには、大まかに二種類あることを知った。

植物オイルとミネラルオイル。

植物オイルは、オリーブオイル、スイートアーモンドオイル

ココナッツオイル、アルガンオイルや椿油など

主に、植物の種や実を圧搾して採られたもの。

ミネラルオイルは、石油から製品を作った後に出る

廃油を高度に精製した安価なオイルなんだそう。

テクスチャーは軽く、ドライオイルとも呼ばれるそうだ。

ベタつかず、皮膚の上に薄く膜を張り、滑りが良い。

傷の保護のために医療ではワセリンなんかがそうらしい。

しかし、肌を保護する効果は優秀だが

肌への浸透性は無く、毛穴が詰まる原因となるのだそうだ。

肌自体の免疫力が低下し、新陳代謝が悪化し

肌が乾燥するのだそう・・・。あらら。


Sapone all'Olio di Oliva


それでは植物性オイルの方が、断然良いわけである。

しかし、植物性オイルといっても

精製されていないコールドプレスのオイルを使わないと

効果は半減するのだそうだ。

あぁ、これ、どの食品でも同じだ。

玄米、全粒粉、砂糖、サラダ油も・・どれも精製せれている製品は

使い勝手は良くなるが、本来の栄養素が除去されてしまう。

精製すればするほど、成分は失われ効能もなくなり、無臭となる。

だから、食品も化粧品も

そのままの植物を口にしてスキンケアすれば

効能がより期待できるわけである。


Belle Olive


私は、オリーブ栽培をして自分のオリーブオイルがあるから

どのオリーブオイルよりも信用ができる。

オリーブ栽培で使われる農薬は、特に殺虫剤は

オリーブの葉から浸透させ、樹液であるリンパに送り込ませ

オリーブの実に寄生する虫を追い出す仕組みになっている。

その毒を吹き付けてから48時間以内の

畑への侵入は禁止されている。収穫は、28日以上後。

それらの農薬は、大地まで汚染し

土をフィルターとして伝わってきた雨水でできた池の水で

また農薬を散布するのである。

家畜同様化学肥料で肥やされたオリーブは

プリップリのオリーブが毎年実る。

天候で吹っ飛ばされない限り、実は金と成る。

私の畑は、究極ダイエットで痩せ細っているが免疫をつけさせ

剪定時に丈夫で元気な枝を選び

寄生虫からは予防しながら寄せ付けない方法で

収穫まで漕ぎ着けている。

自分のためだから、絶対農薬は使いたくない。

こんなに苦労して、自分の首を自分で絞めたくない。

私は、人のためでも、私の手掛けた産物には

毒がないものを提供したい。


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というわけで、私は自分のオリーブオイルを

食用にもスキンケア用にも使用している。

私のオリーブオイルは22度の超コールドプレス(低温圧搾)なので

有効成分が充満している。

そのオリーブオイルで

洗顔後濡れた状態でオリーブをつけマッサージをする。

一日二回、朝晩の日課である。

夜は、レモンのエッセンシャルオイルを数滴加えてある

別瓶のオリーブオイルをつけ、シミ取り効果も望んでいる。

髪の毛には、やはりお風呂上りの濡れた髪の毛に

ラベンダー漬けオリーブオイルをつけている。

石鹸は、オリーブオイル、蒸留水、苛性ソーダ

この三種類のみ材料の自家製オリーブオイル石鹸

夜の洗顔時に一回使っている。

最近では、蒸留水で煎じたラベンダー水も加え

殺菌効果も期待している。

さらに、オリーブオイル、蜜蝋、蜂蜜、蒸留水だけの材料で

コールドクリームをつくって必要な時だけ塗っている。

こちらのクリームは蜂のチカラも加わったウルトラクリームである。

クリスマスのプレゼントに、石鹸とクリームを

たくさん注文してくださった方がいる。

いただいた方も自然化粧品をサンプル感覚で使える

絶好のチャンスなのではないだろうか。

私もプレゼントする方もいただく方も、みんなハッピー

を想像してさらにハッピー気分となった私は幸せ者であるww


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確かに、綺麗なタレントや素敵なパッケージも魅力だが

惑わされずに、信用のおける原材料を使った食品や化粧品を

探し求めた方が、一石二鳥となることがありえる。



次回、さらなる使い方を提案したいと思う。つづく。




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私のオリーブを持っていくところは

ヴィンチの山の奥にある。


この搾油所はスイス人が主である。


トスカーナのオリーブに魅了され、移住してきた夫妻である。


奥様を見かけることはない男の世界で築き上げたオリーブの虜

ご主人は、スイスでジャーナリストをしていたそうだ。


私も夫も、搾油所に行くたびに、彼と握手して挨拶を交わす。


最後の搾油日、そのまま帰るのではなく

私は、どうしても挨拶をして帰りたかった。


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いつも寛容なご主人は、社交的に交流し、差別がない。


若者を応援するし、女性へも応援する。


困った農園たちとも請合うし、自分の客を一番に考える。


そして地域へ貢献し、無農薬運動をしている。


彼こそサステナビリティを呼びかける

スイス人オリーブ農園経営者である。


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挨拶をしようと探したら

ご主人は山から見渡す天からの光をカメラに収めようとなさっていた。


私と同じ白髪はくはつで、首にいつも赤いバンダナをし


コーデュロイのジャケット姿は、まさしくもジャーナリストスタイル。


「私もよく天からの光の写真撮りますよー

私の家からは夕日が見れるんです。」


「えーと、夕日って太陽が沈む方だよね?」


「そうそう!」


「ぼくのカメラはイタリア製だよ!」


と見せてくれたのは、
NIKONだった。


イタリア語だってわかってるかわかってないかでも

人の穏やかさで、言語なんてどっちでもいい。


冗談好きなご主人は、イタリア製とスイス製を強調したいときに使う。


あぁ、それだ。


私が一番最初にこの搾油所に依頼したときに質問した。


「ここの搾油所は他と何が違うの?」


「何が違うって、この機械はスイス製だよ!」


ぼくのこだわりはスイス製で、貢献と記録はイタリア製なんだ。


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私のオリーブはイタリア製で、オイルは精密なスイス製。

(機械はイタリア製。
その中でも彼が探しに探し抜いたマシーンということで
彼のこだわりをスイス製とよんでいる。)


オリーブの品種が変わっただけで、搾油の精密さは抜群。


オリーブ本来の味を抽出してくれるのである。


優しく粉砕し縦方向で均一に攪拌する


そして、確実に油分と水分とペーストを別け


ペーストから取り除いた種は、冬の暖として使われるのである。


精密なスイス製オリーブオイルは

Olio EVOオリオ エーヴォと呼ばれる。

(最新の機械で27度以下のコールドプレスされたオリーブオイルのこと。)


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「今年は暖かいからオリーブの種が売れないよ。」

(ストーブ用オリーブの種をNocciolinoノッチョリーノという。)


Pellet(
木質ペレット)で熱を起こすストーブは

オートマチックにシステム化することができる。


オリーブの種は、他の木質より熱が高く効率的だそうだ。


汚染されたどこで作られたかわからないペレットより

オーガニックのオリーブしか扱わないご主人の搾油所から出た

オリーブの種は安心して使える。


残念だなぁ、我が家は薪暖炉しかない。


夫は、剪定で出てきた枝を薪にするつもりだ。


中くらいの枝は
BBQ用にしている。


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今年もオリーブの収穫が一段落し


楽しみに応援してくださる友たちにも

イタリア製日本製スイス製である

オリーブオイルをお届けすることができた。


ご主人がぼくのお客さん・・と一番に口にして一番に考えるように

私も一番に友たちのことを考えたい。


リピートする友たちは、ワールド製法のオリーブオイルと

大地の住人の足跡をなぞっているのではないかと想う。


間接的に自分を表現する産物は

栽培というクリエイトなアートにも思えてくる。


創り出すアートには、過去現在未来があり

瞬発的にはできないはずだ。


産物という名のアートには

クリエイターのサステナブルな想いが込められて出来上がる。


それは、イタリア製であり日本製でありスイス製なのである。



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心を込めて感謝を申し上げます。


応援してくださる友たちのお気持ちを握りしめて

また新たにオリーブの一年を歩んでゆきたいと想います。


ありがとうございました。



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我がオリーブオイルのヒミツ Frantoio d'Oro di Vinci

オリーブを囲む大地を守る その③ オリーブオイルBIO生産を業とする Olivicoltura BIO

オリーブオイルを美味しくさせる Consiglio di Frantoio Bio



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この時期、イタリア中オリーブオイルの香りで充満する。


我が家の近所にもトスカーナでは大きい搾油所があり

きっとそこから発するオリーブの搾油のにおいで

外に出た瞬間、鼻にふわ~んと入ってくる。


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Tòfu fatto in casa + Erbe + Olio di Oliva + Sale


その香りと同時に走り回るオリーブオイル関係者。


できたてホヤホヤの
Novelloノヴェッロ(新油)

オリーブの実の垢付き超純粋なオリーブオイル

Grezzoグレッツォ(ノンフィルター)


見て嗅いで味わって鑑定し想像し表現する。


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一般のオリーブ栽培Hobbistiオッビスティ(愛好家)たちや小さな農園は

ノンフィルターのまま保存して

ノンフィルターのままご近所に提供していることであろう。


しかし、クオリティーを望む
Hobbistiと農園は

搾油をしたらすぐにフィルターで濾す。


すぐにこの作業をすることで

オリーブオイルの劣化を一刻も早く手を打つことができる。


搾油直後の温かさが残っている間にフィルターにかけるのがベスト。




その一瞬の間に味見をしにくるオリーブオイル関係者。


Uscito

私は、こだわりの搾油所に持っていくんだから

最後までこだわって、我がオリーブオイルをフィルターにかける。


しかし二人っきりの収穫の量では、搾油所では受け付けない。


最低量ってのもあるし、さらなるコストとなる。


搾油所でのフィルター掛けの

メリットは、搾油後直後であることと完璧であること。

デメリットは、コストとフィルター後のオイルが少量になること。


それでは、私が提案するみんなのオリーブ栽培ではない。


搾油所でフィルターを依頼する農園は

たいていレストランなどに販売したりする場合が多い。


一般家庭で使用するオイルは

無駄なく且つ長持ちするオイルを生産することであると私は思う。


自分での作業は、道具さえ手にすればお金こそかからないが

時間を要するプラス作業である。


私は
30リットルずつ濾す漏斗型ドロップ方式で行う。

濾す時間はかかるが

出来上がったオイルは垢が取れ透明で美しい。


そして、一年間美しさと味を保ち

フィルター後は小分けして冷凍だってできる。


私は自信を持って満足している。


一般人が使うオリーブオイルとしては上出来であると思う。


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オリーブオイルフィルター使用とノンフィルター


家庭で使うオリーブオイルは

トップシェフが使うようなトップのオリーブオイルは必要なのか。


それに近いオリーブオイルと出会い、信頼をつくることが

オリーブオイルの真実を知る鍵なのではないかと私は思う。


出会ったオリーブオイルを口に含んで想像したことを

メディアだちはどのように紹介するのか


そこが生産者と消費者の気になるところであり


生産者のパッションをどこまで追求して伝えるか


それは受賞歴なのか味なのか


美しさなのか大地の恵みなのか


私たちが求めるオリーブオイルとは何?


Frantoio Bio Balduccio

垢取り前の私のオリーブオイル、ノンフィルターを味わいに

駆け足でヴィンチを訪れた第一線で活躍するオリーブオイルソムリエ様。


友人を介してわざわざヴィンチまで足を運んで下さった。


オリーブだらけのヴィンチの丘をドライブし


山の搾油所をご案内し


生き返ったオリーブの畑を視察し


我が家でビーガンランチとノヴェッロでもてなした。




シンプルでも自慢のトマトソースのパスタ。


私が美味しく作るのではなく

私の自然農法のトマトそのものが美味しい。


ソースにしてもこの濃厚な味は消えない。


実は、まだ大地で生きている自然農法の私のトマト


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夏の訪問者がおもしろく表現した「花のおにぎりと野草の冷奴」では


祈願を込めた「文字のひとりごと」


舌の想像力「料理のひとりごと」


そのサラダ風に盛り付けた自家製豆腐の野草添えには

ノヴェッロのオリーブオイルと塩で食した。


控えめなお豆腐とにぎやかな野草


双方に相乗効果のある生まれたてのオリーブオイルは

なんともいえないハーモニー(彼らのディスカッションとでも言おうか)となり


これからヴィンチの丘で流行の一品となりそうだ。


ヴィンチの「豆腐はとってもおしゃべり」ですって!




生産者の想いやパッション、オリーブの・・畑の・・ストーリーを

その目で確かめたいと巡業するオリーブオイルソムリエ様


ヴィンチの大地のおしゃべりが聞こえたかしら?


ご訪問ありがとうございました。



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オリーブオイルを試飲する

我がオリーブオイルのヒミツ Frantoiod'Oro di Vinci

夏の訪問者 LoYukata



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