大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

タグ:Oliodioliva


私のオリーブを持っていくところは

ヴィンチの山の奥にある。


この搾油所はスイス人が主である。


トスカーナのオリーブに魅了され、移住してきた夫妻である。


奥様を見かけることはない男の世界で築き上げたオリーブの虜

ご主人は、スイスでジャーナリストをしていたそうだ。


私も夫も、搾油所に行くたびに、彼と握手して挨拶を交わす。


最後の搾油日、そのまま帰るのではなく

私は、どうしても挨拶をして帰りたかった。


DSCN1066

いつも寛容なご主人は、社交的に交流し、差別がない。


若者を応援するし、女性へも応援する。


困った農園たちとも請合うし、自分の客を一番に考える。


そして地域へ貢献し、無農薬運動をしている。


彼こそサステナビリティを呼びかける

スイス人オリーブ農園経営者である。


DSCN1076

挨拶をしようと探したら

ご主人は山から見渡す天からの光をカメラに収めようとなさっていた。


私と同じ白髪はくはつで、首にいつも赤いバンダナをし


コーデュロイのジャケット姿は、まさしくもジャーナリストスタイル。


「私もよく天からの光の写真撮りますよー

私の家からは夕日が見れるんです。」


「えーと、夕日って太陽が沈む方だよね?」


「そうそう!」


「ぼくのカメラはイタリア製だよ!」


と見せてくれたのは、
NIKONだった。


イタリア語だってわかってるかわかってないかでも

人の穏やかさで、言語なんてどっちでもいい。


冗談好きなご主人は、イタリア製とスイス製を強調したいときに使う。


あぁ、それだ。


私が一番最初にこの搾油所に依頼したときに質問した。


「ここの搾油所は他と何が違うの?」


「何が違うって、この機械はスイス製だよ!」


ぼくのこだわりはスイス製で、貢献と記録はイタリア製なんだ。


DSCN1074


私のオリーブはイタリア製で、オイルは精密なスイス製。

(機械はイタリア製。
その中でも彼が探しに探し抜いたマシーンということで
彼のこだわりをスイス製とよんでいる。)


オリーブの品種が変わっただけで、搾油の精密さは抜群。


オリーブ本来の味を抽出してくれるのである。


優しく粉砕し縦方向で均一に攪拌する


そして、確実に油分と水分とペーストを別け


ペーストから取り除いた種は、冬の暖として使われるのである。


精密なスイス製オリーブオイルは

Olio EVOオリオ エーヴォと呼ばれる。

(最新の機械で27度以下のコールドプレスされたオリーブオイルのこと。)


DSCN1034


「今年は暖かいからオリーブの種が売れないよ。」

(ストーブ用オリーブの種をNocciolinoノッチョリーノという。)


Pellet(
木質ペレット)で熱を起こすストーブは

オートマチックにシステム化することができる。


オリーブの種は、他の木質より熱が高く効率的だそうだ。


汚染されたどこで作られたかわからないペレットより

オーガニックのオリーブしか扱わないご主人の搾油所から出た

オリーブの種は安心して使える。


残念だなぁ、我が家は薪暖炉しかない。


夫は、剪定で出てきた枝を薪にするつもりだ。


中くらいの枝は
BBQ用にしている。


DSCN1086


今年もオリーブの収穫が一段落し


楽しみに応援してくださる友たちにも

イタリア製日本製スイス製である

オリーブオイルをお届けすることができた。


ご主人がぼくのお客さん・・と一番に口にして一番に考えるように

私も一番に友たちのことを考えたい。


リピートする友たちは、ワールド製法のオリーブオイルと

大地の住人の足跡をなぞっているのではないかと想う。


間接的に自分を表現する産物は

栽培というクリエイトなアートにも思えてくる。


創り出すアートには、過去現在未来があり

瞬発的にはできないはずだ。


産物という名のアートには

クリエイターのサステナブルな想いが込められて出来上がる。


それは、イタリア製であり日本製でありスイス製なのである。



DSCN1103

心を込めて感謝を申し上げます。


応援してくださる友たちのお気持ちを握りしめて

また新たにオリーブの一年を歩んでゆきたいと想います。


ありがとうございました。



*私がセレクトした過去の関連記事Best 3 Archivi Selezionati

我がオリーブオイルのヒミツ Frantoio d'Oro di Vinci

オリーブを囲む大地を守る その③ オリーブオイルBIO生産を業とする Olivicoltura BIO

オリーブオイルを美味しくさせる Consiglio di Frantoio Bio



Grazie di aver visitato!

最後まで拝読していただきまして、ありがとうございました。



にほんブログ村 海外生活ブログ ヨーロッパ情報へ


Instagram
 ≫≫≫ obatamakivincirealmakici



わー、おかあさんのオイル、おいしそう!


ちょっとオリーブオイルだけで味見してみて。


ティースプーンに入れて渡す。


うん、うん、キィーキィー・・なんてこともやってみる。


うん!イイんじゃなーい!


Pane e Olio
パーネ エ オーリオ(塩無しトスカーナパンと食べる)

食べよう、食べよう!

DSCN9186

この時期、やたらとパンの消費が早い。


なかなか美味しいパンを見つけることは難しいのだが

Lievitazione Naturaleリエヴィタッツィオーネ ナトゥラーレ(天然酵母パン)

を選んだりする。小麦粉は普通で白いパン。


しっとりしてることが多く

生イーストの味や香りより天然の風味と酸味を感じる。




時に、生イースト使用のGrani Antichiグラーニ アンティーキ(古代小麦)

使用したパンを選んだりする。


色は茶色交じりの全粒粉ぽく、小麦粉の成分が味わえる


が、スーパーのものは、パサつく感じで、日持ちはしない。




その他、Semi-integraleセミインテグラーレといわれる


半分全粒粉、半分精製された強力粉のパンを買う。


この組み合わせは、自家製ピッツァの時に私も使うワザ。


ヴィンチより
10km離れたエンポリという街のそのまた端っこの方に

全部オーガニックの小麦粉を使ったパン屋さんがあって

そこのSemi-integraleのパンは、なかなか美味しい。


翌日も硬くならない。


ただ全粒粉は、精製された小麦粉より

糖分が全然無いので膨らみが悪い。


細めのパンとなるし、お値段は
2倍もあるが

足を運ぶだけあるご夫婦のパンは、安心して気をおける。


夫の実家の最寄のパン屋で、お母様のお世話の時には立ち寄る。


そこのパン屋で、カリカリスキアッチャータにも出会った。




とまぁ、いろんなパンをいろんなところで買うわけだが

パン文化のイタリアでもなかなか美味しいパンにありつけない。


パン職人が変わればすぐにパンも変わるし

小麦粉が悪ければパンも美味しくなくなる。




そんな不満足なパンの出会いでも

夫はイタリア人だから毎日パンを食べたがる。


なるべくパンの日、お米の日、パスタの日なんて

満遍なく炭水化物も摂るようにしている。


DSCN0911

あぁ、パンといえば・・・




1996


友人とイタリア横断ギリシャへ渡り島々を回り

東欧を通りながら北上して

ヨーロッパへイタリアへ戻ってくる旅をしたことがある。


割とハングリーなバックパッカーの女子二人は

確かあれは・・・ハンガリーだったと記憶する。




ハンガリーは


遠方からのお客さんは福を呼ぶ


みたいな言い伝えがあったようで

それはそれはよく持て成された。


日本から比べるとおとぎ話のような生活で


未だ舞台衣装のような民族衣装を着て


アスファルトの無い砂埃が舞う道を行き交っていた。


それはブルガリアもルーマニアも田舎暮らしは

おとぎ話なウエスタンだった。


DSCN1028

お持て成しといってもスープ。


彼らの食事を分けていただく。


テーブルを囲んでの団欒は、習慣や文化の話をする。


ホンモノの民族衣装だって着せていただいた。


あぁ、ちっとも似合わない。


そんな出来事の後に


彼らは、大きな丸いパンをくれたのである。


そのパンはいつのだかわからない。


彼らにとっては、今日の分・・もしかしたら数日分のパンかもしれない。


日本人の私たちに、彼らの糧であるパンを土産にくれたのである。


DSCN0984

あぁ、今、あのパンを大切に、私のオリーブオイルと一緒に

Pane e olioで食べてみたいなぁ。


そんなことをいつも思い出す。


マキチの旅の話はところどころ生活の合間、少年に語る。


わーそれは美味しそうだねww


あのハンガリーの頭巾を被ったおばちゃんたちに

おかあさんのオリーブオイルを持っていってあげたいなー。



*私がセレクトした過去の関連記事Best 3 Archivi Selezionati

オリーブオイルを巡る Vegan Lunch + Olive Oil

自家製ピッツァ la Pasta di Pizza

カリカリスキアッチャータ Schiacciatina



Grazie di aver visitato!

最後まで拝読していただきまして、ありがとうございました。




にほんブログ村 海外生活ブログ ヨーロッパ情報へ


Instagram ≫≫≫ obatamakivincirealmakici





この時期、イタリア中オリーブオイルの香りで充満する。


我が家の近所にもトスカーナでは大きい搾油所があり

きっとそこから発するオリーブの搾油のにおいで

外に出た瞬間、鼻にふわ~んと入ってくる。


DSCN0873
Tòfu fatto in casa + Erbe + Olio di Oliva + Sale


その香りと同時に走り回るオリーブオイル関係者。


できたてホヤホヤの
Novelloノヴェッロ(新油)

オリーブの実の垢付き超純粋なオリーブオイル

Grezzoグレッツォ(ノンフィルター)


見て嗅いで味わって鑑定し想像し表現する。


DSCN0984

一般のオリーブ栽培Hobbistiオッビスティ(愛好家)たちや小さな農園は

ノンフィルターのまま保存して

ノンフィルターのままご近所に提供していることであろう。


しかし、クオリティーを望む
Hobbistiと農園は

搾油をしたらすぐにフィルターで濾す。


すぐにこの作業をすることで

オリーブオイルの劣化を一刻も早く手を打つことができる。


搾油直後の温かさが残っている間にフィルターにかけるのがベスト。




その一瞬の間に味見をしにくるオリーブオイル関係者。


Uscito

私は、こだわりの搾油所に持っていくんだから

最後までこだわって、我がオリーブオイルをフィルターにかける。


しかし二人っきりの収穫の量では、搾油所では受け付けない。


最低量ってのもあるし、さらなるコストとなる。


搾油所でのフィルター掛けの

メリットは、搾油後直後であることと完璧であること。

デメリットは、コストとフィルター後のオイルが少量になること。


それでは、私が提案するみんなのオリーブ栽培ではない。


搾油所でフィルターを依頼する農園は

たいていレストランなどに販売したりする場合が多い。


一般家庭で使用するオイルは

無駄なく且つ長持ちするオイルを生産することであると私は思う。


自分での作業は、道具さえ手にすればお金こそかからないが

時間を要するプラス作業である。


私は
30リットルずつ濾す漏斗型ドロップ方式で行う。

濾す時間はかかるが

出来上がったオイルは垢が取れ透明で美しい。


そして、一年間美しさと味を保ち

フィルター後は小分けして冷凍だってできる。


私は自信を持って満足している。


一般人が使うオリーブオイルとしては上出来であると思う。


DSCN0995
オリーブオイルフィルター使用とノンフィルター


家庭で使うオリーブオイルは

トップシェフが使うようなトップのオリーブオイルは必要なのか。


それに近いオリーブオイルと出会い、信頼をつくることが

オリーブオイルの真実を知る鍵なのではないかと私は思う。


出会ったオリーブオイルを口に含んで想像したことを

メディアだちはどのように紹介するのか


そこが生産者と消費者の気になるところであり


生産者のパッションをどこまで追求して伝えるか


それは受賞歴なのか味なのか


美しさなのか大地の恵みなのか


私たちが求めるオリーブオイルとは何?


Frantoio Bio Balduccio

垢取り前の私のオリーブオイル、ノンフィルターを味わいに

駆け足でヴィンチを訪れた第一線で活躍するオリーブオイルソムリエ様。


友人を介してわざわざヴィンチまで足を運んで下さった。


オリーブだらけのヴィンチの丘をドライブし


山の搾油所をご案内し


生き返ったオリーブの畑を視察し


我が家でビーガンランチとノヴェッロでもてなした。




シンプルでも自慢のトマトソースのパスタ。


私が美味しく作るのではなく

私の自然農法のトマトそのものが美味しい。


ソースにしてもこの濃厚な味は消えない。


実は、まだ大地で生きている自然農法の私のトマト


DSCN0986

夏の訪問者がおもしろく表現した「花のおにぎりと野草の冷奴」では


祈願を込めた「文字のひとりごと」


舌の想像力「料理のひとりごと」


そのサラダ風に盛り付けた自家製豆腐の野草添えには

ノヴェッロのオリーブオイルと塩で食した。


控えめなお豆腐とにぎやかな野草


双方に相乗効果のある生まれたてのオリーブオイルは

なんともいえないハーモニー(彼らのディスカッションとでも言おうか)となり


これからヴィンチの丘で流行の一品となりそうだ。


ヴィンチの「豆腐はとってもおしゃべり」ですって!




生産者の想いやパッション、オリーブの・・畑の・・ストーリーを

その目で確かめたいと巡業するオリーブオイルソムリエ様


ヴィンチの大地のおしゃべりが聞こえたかしら?


ご訪問ありがとうございました。



*私がセレクトした過去の関連記事Best 3 Archivi Selezionati

オリーブオイルを試飲する

我がオリーブオイルのヒミツ Frantoiod'Oro di Vinci

夏の訪問者 LoYukata



Grazie di aver visitato!

最後まで拝読していただきまして、ありがとうございました。




にほんブログ村 海外生活ブログ ヨーロッパ情報へ


Instagram ≫≫≫ obatamakivincirealmakici





早摘みといわれる私が管理している複数のオリーブ畑のオリーブの品種に

LeccinoレッチーノPendolinoペンドリーノがある。


生き返ったオリーブたちの畑では

LeccinoがほとんどにPendolinoがところどころ

結実を助けるように植えてある。


それらは、早くに色付き始め、私を早々に掻き立てる。


DSCN0951

これまたInvaiaturaインヴァイアトゥーラ(果実の色付き)の美しいこと。


引き締まってて若々しい緑から


頬を赤らめるように紫のような赤系の色が付き始め


うっすら未熟なパープル系の青系紫に染まり


濃厚に熟れたそれはとても貫禄のある姿に変身し

その一粒に人生が詰まっているかのようにも見えるほど

なんだか身を任せたい頼りになりそうなオリーブの実となるのである。


そんなオリーブたちの収穫は

もちろんワクワク感以上に実から伝わるものを感じる。


DSCN0953

Abbachiatoreアッバッキアトーレ(手動式振動機)

夫は使いたがらない。


彼は、手で直接触りながら摘みたいという。


それでは遅すぎて、時間がかかってしまうが

振動機は一台しかないので、女の私が一日中重い振動機で

ブルブルガタガタオリーブの実を振るい落とすのである。


夫は、振動機のやりにくい場所などを担当する。


フツウ逆なんですがww


女性が優しく手摘みで、網などの移動や支度

男性がひっきりなしに振動機で一日中・・・てのが収穫光景。


私がボスとなってオリーブの収穫を仕切るのである!


朝ご飯をしっかり食べたつもりでも

二時間後にはお腹が空いてヘトヘト。


その空腹を乗り越えると

お昼の時間も忘れて集中しているパターンは

収穫に限らず、剪定でも同じ。


私の体は、だんだん体力保持できる体へと進化してきた。


夫が、実をダイレクトに触りたいっていう気持ちは

一年間管理を補助してきただけに

純粋な気持ちであると私はとっても理解できる。


私も、ブドウの収穫のように一つ一つ手で収穫したいが

オリーブの実は、そうはいかない。


搾油までの時間を短縮するためには

夫と二人っきりの収穫を短時間で終えるには

半手摘みと呼ばれる手動振動機を使う得ざる終えない。


夫の疲労とオリーブへの愛情

搾油所に持っていくときに、少しでも葉を少なく

愛しいオリーブだけで計りたいという気持ち

落ちてきた葉を取り除く作業に時間をかけている横で


ボスの私は、早くしろー!と失望気味に

夫の二倍は動いているのであるww


DSCN0973

そんな私たち夫婦も収穫作業が慣れたこともあって

わさわさしているオリーブの森の収穫では予定より早く終了し

さらに次の畑、遅摘みの畑に進むことができた。


わさわさしているオリーブの森の畑は

LeccinoPendolinoが半々ぐらいで

毎年結実にほぼ成功している。


次の畑、遅摘み畑には

FrantoioフラントイオMignoloミンニョロ
Leccio del cornoレッチョデルコールノ、
Moraioloモライオーロ

とパンチのある辛味や苦味を抑えるように
ソフトな
Leccinoが植えてあり

その中でもいくつかLeccinoMoraioloを収穫することができた。


Leccino
PendolinoMoraiolo

三種の組み合わせはなんとも楽しみである。


DSCN0968

第一弾、第二弾と搾油所から変身してきたオリーブたちは

緑色のそして体の垢のようなざらついた純なオリーブオイルは

期待を裏切らない味となって生まれてくる。


もうここしか委ねられない山の搾油所では

こだわりのマシーンとこだわりの哲学でオリーブを搾油する。


オリーブの木の植え方や時間などで

オリーブ単一種の収穫は不可能だが


私は、畑ごとに持っている特長を生かし


できるだけ畑ごとに搾油することにし


時間が許せばマッチングする品種と場所を選んで収穫し


搾油ごとに分け


搾油されたオリーブオイルはごちゃ混ぜにすることは決してない。


ごちゃ混ぜしないことでオリーブオイルのバリエーションの楽しみ

が増えるのではないかと考えるし


管理している者として

植わっている彼らの共存性への尊重にもなるかな、とも考える。


DSCN0957

フィルターで濾したら、どんどん瓶詰めをしていく。


そして、雨模様が落ち着いたら

すぐにでも遅摘みの畑の収穫に取り掛かろうと思う。


あぁ、十月のスーパームーンのような満月は夜煌々と

朝方燃え尽きるように赤く向こうの丘へ沈んでいった姿は美しかった。


朝方暗かったのもサマータイムだったから。


これから一気に一日の終わりが早くなる。



*私がセレクトした過去の関連記事Best 3 Archivi Selezionati

生き返ったオリーブたち la raccolta delle olive 2018 ①

『オリーブオイルの美しい味 la Raccolta delle Olive 2107 ②

オリーブの森 Bosco degli Olivi



Grazie di aver visitato!

最後まで拝読していただきまして、ありがとうございました。




にほんブログ村 海外生活ブログ ヨーロッパ情報へ


Instagram ≫≫≫ obatamakivincirealmakici





私の頭に白髪を見つけたのは、小六のときだった。


今、我が少年が日本の小学六年生だから

こんなに子ども子どもした子の頭に白髪があることは

やっぱり違和感がある。


食べ物が原因なのであろうか。


洗浄の仕方なのであろうか。


DSCN0595

先日、少年は流水で頭を流すぐらいで

シャンプーを使っていないことが判明した!


一応我が家には、
G.A.S.で購入した手つくりシャンプーがあったり

オーガニックマーケットで購入したハチミツ入りシャンプーなんかもあるが


「お友だちは週に一回しか頭も体も洗わないもん!」


と言って、毎日シャワーを浴びるが、流水だけだったのである。




我が家のボディシャンプーは、私の自家製オリーブオイル石鹸


蒸留水で煎じたラベンダー水を入れ

殺菌効果も足している。


オリーブオイル石鹸は、自ら肌を守っている脂質を取り除かず

優しく洗浄し、潤いを保つ。


私の作るオリーブオイル石鹸は

オリーブオイルが自家栽培100%だけに

これ以上安心なものはない。


泡立ち効果を望む他のオイル

例えばココナッツオイルなど使用していないから

泡立ちこそ人によっては期待外れに思うだろうだが

オリーブオイル石鹸は、作ってから熟成させ

その時間が経てば経つほど、泡立つようなぬめり感が出て使いやすくなる。


何度も何度も作って使っているとこれまた発見があったりする。


石鹸で顔を洗うのは、一日の汚れを落とす夜だけで

朝は、流水で顔を流すだけ。


そして、タオルで拭かず

そのままオリーブオイルでマッサージするのである。


ついこの間まで、ローズウォーターなど使っていたが

ただ濡れたままの状態でオイルマッサージで十分だということがわかった。


夜は、ほんの少しのレモンのエッセンシャルオイル入り
オリーブオイルを使い

窓だらけの家の中にいると日焼けする日焼け後のお手入れ。


朝は、純正オリーブオイルを使い


頭にも、ラバンダーをオリーブオイル漬けにした
ラベンダーオイルをつけている。


唇や肌が乾燥してくると

オリーブオイルと蜜蝋で作った、やっぱり自家製のコールドクリームで

優しくナチュラルに肌を守っている。


少年は、ジェルのようにコールドクリームを髪の毛に使い

自分流かっこつけスタイルを決めている!


少年の髪の毛は、シャンプーもなかなか使ってないようだし

クリームなんかも時々つけちゃって

頭皮や髪の毛は、なんだか強そうである。


DSCN9660

高校時代、男の先輩で、すごく白髪の多い高校生がいた。


十代なのにあれほど白髪がある人はなかなかいないであろう。


でも、今風に素敵にセットしていたし堂々としていたから

かわいそうとか見苦しい感じは全然しなかった。


顔は思い出せないけど、妙に白髪頭だけは記憶に残っている。


 dell'Olio di Lavanda

私の小六からあった一本の白髪は

やはりどんどん増えていった。


青春期は、髪の毛を茶髪に染めたり


イタリアに来てから、赤く染めたり


ヘナというハーブの染料で染めたり。


ところどころにある白髪だけ、色の入り方が違って

それはそれでメッシュ仕上がりなようで自分は好きだった。




パーマだって高校時代からクルクルにギツギツにしていた。


最終的には、アフロヘアーにまで達した。


自分で言うのもなんだけど


アフロヘアーが似合う日本人はなかなかいないであろう。


我ながらよく似合っていたww


そんな頭でレオナルド・ダ・ヴィンチの生家で挙式をした日本人

私ぐらいかもしれない。


しかもノーメイクで。


友に、口紅ぐらいつけたら、と言われても持ち合わせていなかった。


Olio Essenziale di Limone

妊娠が確認された頃、私は染髪をやめた。


タバコもやめ、アルコールも一切口にしなかった。


体の中も外も変化していくのが一番わかったときだった。




三十八歳のクリスマス頃、発熱が続き

大晦日の夜は、激痛で涙のくる年を過ごし

そのまま激痛で新年を迎え、救急病院に駆け込み

それに対処できる医師がいないから一週間痛み止めを打ち

ようやく現れた専門医は初診の手診で卵巣嚢腫と判定し

開腹手術を実行し切ってみたら、悪性かもしれないとまた閉じて

さらに数日かけて検査をし、良性だと判断され

そのまた一週間後に開腹手術。


辛かった・・・。

あれは辛かった。


全身麻酔で眠って、目が覚めてもまだ痛い。

開腹したのに、前とおんなじ、卵巣嚢腫がまだくっついてる。

ずっと寝たきり。


結局のところ、一週間に二度全身麻酔の開腹手術をしたわけだが

そのときから、私の頭はどんどん変化していった。


髪の毛がどっさり抜け始めるのである。


肌もカサカサして粉が拭いていた。


「水をたくさん飲みなさい。」


それしか方法はないかのように、医師は私に告げていった。


家に帰って少しずつ生活を取り戻し

シャワーにも普通に入れるようになって頭を洗うと

いつまで経っても、髪の毛がたくさん抜けた。


排水溝に詰まるから、髪の毛を切ってくれ、と夫は言う。


その時、イメチェンして、ベリーショートにした。




しかし、髪の毛が抜けたところから生えてくるのは、白髪だった。

私の頭は、見る見るうちに、白髪頭となった。




私の体は、麻酔や薬で汚染して白髪になったのだから

それを抑えつけるように白髪を染める気は、全く起こらなかった。


自分で言うのもなんだけど


ベリーショートの白髪頭で


フィレンツェの街を歩く日本人はなかなかいないであろう。


我ながらよく溶け込んでいたww




白髪になると髪の毛に潤いとか輝きがなくなる。


しかも一本が太い髪の毛は、なおさらマット感が強い。


その頃、オリーブの栽培はしていなかったので

オリーブオイルはもっぱら食材として

化粧品では安価で使いやすかったのがアーモンドオイルである。


顔にも髪の毛にもつけていた。

要領は現在と同じで。

DSCN0858

アフロヘアーのパンチスタイルより


白髪頭のベリーショートの方が注目を浴びた。


特に同姓が近づき、全然知らない人でも私にコメントしていった。


「あらー、素敵なヘアースタイル!

私も白髪になったらアナタのようにしたい!

アナタの髪の毛はツヤツヤ潤ってるけど何かしてるの?」


「すごくアナタに似合ってる。

私もアナタのようにしてみたい!」


www


イタリア人は、素直で、思った気持ちをすぐに表す。

作品を見ても、感想がヒョッと出るのはイタリア人。

良くても悪くても黙っているのは、日本人のワタシ。


あ、ありがとう。


日本人たちからは、私の髪の毛は天然カラーだというと

わざとグレーに染めているのかと思った

という感想が一番多い。


しかし「染めたら?おばあちゃんみたいだよ。」という人も中にはいる。


私本人が受けるコメントの大多数は


似合っている


だから、見苦しく思う人々には申し訳ないが


そのままのワタシでいこうと思う。




現在も、イタリア人から同じコメントを頂き続け

そしてそんな風に私を見つめて、にこっと微笑んでいく人もいる。


イタリアにいたって、同じような人がいっぱいいても

やっぱりアジアンのグレーヘアーは、そうなかなかいない。

いや、見たことないかもしれない。

だから目立って目立って仕方がないのだが、背筋を伸ばして。


最近では、ホワイトグレーにゴールドがかった色が生まれている。

開き直って、そんな変化も楽しみたい。




一本の白髪は、やはり若くして白髪はくはつスタイルを生み

良くも悪くもオリジナリティーのあるそのままのワタシを創った。


自分で言うのもなんだけど


白髪スタイルでオリーブオイルの効果のある肌と髪の毛を持つ中年て


なかなかいないであろう。


我ながらそのままでイイと思う。



*私がセレクトした過去の関連記事Best 3 Archivi Selezionati

シミ抜きシワ埋めスキンケア lamia erboristeria

リンデンハチミツ入りColdCream con Miele di Tiglio

ラベンダー入りオリーブオイル石鹸 Saponeall'Olio di Oliva con Infuso di Lavanda



Grazie di aver visitato!

最後まで拝読していただきまして、ありがとうございました。




にほんブログ村 海外生活ブログ ヨーロッパ情報へ


Instagram ≫≫≫ obatamakivincirealmakici





↑このページのトップヘ