大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

タグ:Olive


シベリアからの寒波

ヴィンチの大地では、-6℃でおさまった。

水撒き用の雨水の表面がどれもこれも凍っていた。

小さな水分は、結晶となった。

朝日に照らされた結晶は、綺麗だった。

le foglie di olivi girate dal freddo


最低ー
6℃だったら、オリーブは大丈夫かな。

毎日観察している私のオリーブの葉は

寒さから凌いでるかのように

呼吸する葉の表面を閉じているよう。

自衛している姿は

腕と腕で抱きしめているようだ。

葉の表裏のコントラストは、後姿をみているみたい。

Frasche di Olivi per bruciare e per BBQ


私が剪定したオリーブの枝を

夫が、きれいに整頓してくれた。

燃やす枝とバーベキュー用に使う枝。

寒波の日、火を起こし、枝の処理をしていた。

向うの畑の枝は

トラクターを呼び細かくして肥料にしようかと考えている。

Bruciare le frasche di olivi


寒いのに、鳥たちは飛び回っていた。

吹雪の中も。

白い空の小さな黒い影たちは、じっとしていない。

彼らの暖のとり方なのか。

大地は凍っていても、その隙間の水を飲んでいる。

Uccello wow


こんな鳥も、庭に現れた。

近くにPadule di Fucecchioパドゥーレ ディ フチェッキオ

という名の沼が連なる湿地帯がある。

ヴィンチは通り道の様で珍しい鳥がやってくる。




我が家の無農薬な庭は、大地のオアシス。

小動物や鳥で賑わう。

数日前も、黒いリスが窓際を通っていった。

リスは、この辺では見たことなかったけど

やっぱりいるんだね。

落ちたオリーブの実を食べに来たんだ、きっと。

Cristallizzato dal gelo di mattina


私の暖のとり方

主の力作、薪の暖炉

生姜。

生姜を擦ったお供の薬味は夏に。

擦るより熱を加えた方が保温効果があるという

スライスは冬、料理に、ジンジャーシロップに。

Sciroppo di Zenzero


このジンジャーシロップを常備しておくと

甘味、料理に便利かもしれない。




オーガニックだったら皮付きで、繊維に沿ってスライス。

繊維に沿うことで、出汁が出易くなる。

それは、どの野菜も同じ。

マクロビ料理を習ったイタリア人()に習ったww

Zucchero di Canna Integrale e Zenzero


Zucchero di Canna Integrale
ズッケロ ディ カンナ インテグラーレ

キビ砂糖未精製を私は使って

スライスした生姜とまぶせ、2時間置いて生姜汁を出して

その後、水を足して火にかけとろみをつける。

冷まして冷蔵保存。





取り除いたジンジャーは

捨てるのが勿体無いので、私は料理に使っちゃう。

Ginger Caramellato


シロップは、お湯を注いで、ポカポカジンジャーティー。




エスプレッソコーヒーとジンジャーシロップ

なんと、セネガルコーヒー風味になる。

イタリア在住のセネガル人の友がご馳走してくれた

衝撃的なピリ辛コーヒー。

冬の朝にはたまらない。

Caffè con Sciroppo di Zenzero


夏には、シュワシュワにして、ジンジャーエールだ!



***************



< Sciroppo allo Zenzero >


Zenzero fresco 100g

Zucchero di canna integrale 100g

Acqua 150ml


Sbucciate lo zenzero(se biologico, con la buccia)

Affettateli fine in senso verticale.

Aggiungere lo zucchero e lasciate 2 ore.

Poi, aggiungete l'acqua

e cuocete con fuoco basso

fino ad essere denso(non troppo).

Dopo raffreddato, filtrate nel barattolo.

Si può conservare circa 2 settimane in frigorifero.


Tisana

con Caffè!

Cucina Orientale



***************



三月一日、ヴィンチにも雪降りました。

吹雪です。

今日で寒波終了予報。

これから春を迎える雨予報が続いてます・・・・・。

Nevicato

*関連記事はこちら↓*

カテゴリーVinciの空】【住アレンジ】【オリーブ

冬の大名残 ilgelo siberiano

主は暖への薪つくり Legnada Ardere

オリーブの木の下で ilmio ombrellone

 Grazie di aver visitato!

最後まで拝読していただきまして

ありがとうございました。

Instagram ≫≫≫ obatamakivincirealmakici





雨がPotinaポティーナ(剪定士)のお休み日。

Pasta con l'Erbe e l'Uova


ここ数日天気の良い日が続いた。

*Luna Discendenteでお天気が良ければ

剪定日和である。

Tappeto Decorato


しかし朝は

大地の吐息が凍りつくほど気温が下がる。

凍りついた吐息が溶け出す頃

今度は汗のように大地は濡れる。

Mattina


樹まで濡れていては、剪定はできない。

彼らのカラダが乾くまで、じっと待つ。

Terra Motosa


雨続きだった冬の大地は、ぐちゃぐちゃ。

イノシシになったように

私も泥まみれになった。

泥まみれになった母を見て

少年は仲間ができたように嬉しそうだった。

Va avanti


こちらのオリーブ畑は

2014年の九月十九日に

大きな雹の竜巻で襲われた畑。

今まで、労わりながら慎重に剪定してきた。

竜巻以前から症状はあったが

この畑はAlternanzaアルテルナンツァがある畑である。

一昨年実のつきが良く昨年実のつきが悪い

という交互性がある症状をいう。

今年の収穫はきっと実のつきが良い想定で

幹から生えている34年経った枝などを減らし

残した実の成る枝にエネルギーを集中させよう

という構想を練った。


ハサミよりノコギリを使う。

ゴリゴリする行為って、凄い体力消耗する。

天辺の太い枝なんか、一気にゴリゴリしきれない・・・。

休み休みやる。

まるで100メートル全速力を何回もしている感じ。

それかマラソンの最後の一絞りで

エネルギー使い果たした感じ。

とにかく、体の中からエネルギーが

ゼーゼーと息となって出てくる感覚を覚えているの。

少女・青春時代は

短距離も長距離も得意だったんです。

Gradazione


夕暮れの頃

銅を混ぜた癒合剤を塗って

一日が終わる。

もうヘトヘト。

でも、やり始めると好きなんだよね。

自分の剪定に満足して、未来に期待する。

Tramonto dal'Oliveto


ランチは、大地のハーブを摘んできたハーブパスタ。

プラス、パスタのお湯でお玉の中で茹でた超半熟卵をのせて

タマゴのっけハーブパスタ!

トロ~と溶けてパスタと絡んで美味しいww



*Luna Discendenteルーナ ディシェンデンテ

天球上の経度=黄経こうけいの秋分点180度から冬至点270度の期間。西洋占星術トロピカル方式回帰運動27.3日サイクル中、半分の期間。

Wikipedia黄道座標サイン(占星術)

(バイオダイナミック農法用カレンダー参考)

*関連記事はこちら↓*

カテゴリーオリーブ > 剪定

天は白の隙間な剪定 Potarura degli Olivi①

オリーブの木の剪定 Potatura dell'Olivo

オリーブ剪定士 Potina

 Grazie di aver visitato!

最後まで拝読していただきまして

ありがとうございました。

Instagram ≫≫≫ obatamakivincirealmakici





一月も終わる頃から

*Luna Discendenteルーナ ディシェンデンテ

が、2週間程続く。

春の気配と冬の名残が交錯する時期。




2018年の一月は、満月が二度訪れたブルームーン。


青白い曇で覆われた空を眺めながら

大きなブルームーンを想像した。


三月にも満月が二度訪れる奇跡的なブルームーン。


しかし、この二月に満月と巡り合うことはない。




オリーブは暖かい地中海性気候に適した植物。


トスカーナの四季折々、ぐっと引き締まる冬には

栽培では慎重に、味は最高に

オリーブは存在する。

Cielo Bianco Bagnato


2018
年に入ったこの冬

アチコチでは雪が天から降り注いだ話をよく聞いた。


しかし、ヴィンチでは寒くない冬を過ごしている。


12
月前半が寒かった記憶。


そして、雨降りな冬とメモる。




一月の終わり

丘の向うを眺めると

まだまだブドウ畑では剪定をしている。


落葉から目覚めまで

剪定できる期間が長いので

農主たちはのんびり風。


私は、今年初期の
*Luna Discendente

藤とリンゴと洋ナシPera Cosciaペーラ コ・シャ

剪定を終えた。

piove ancora


オリーブの剪定は、二月と三月。


四月になっても五月近くまで剪定している人がいるが

私が納得したオリーブの木を労わる剪定は

オリーブが目覚める前に終了していること。


しかし、寒さには弱いから、真冬にはしない。




この始まりの時期が緊張する。


もう一度寒波が来たらどうしよう

雨続きだったらどうしよう、と。


剪定の作業が続かないどころか

樹に影響をさせてしまっては大変。


だから、地下にエネルギーが集中する

Luna Discendente期間にやることで

傷口への負担を軽くさせる。


そして、日の辺りの良いオリーブたちから

早く目覚め早く老う種のオリーブたちから

剪定を始めることにしている。




今年は負担を少なくする樹形を構想しているので

のこぎりで剪定する枝が多いだろう。


大き目の傷口には

殺菌効果のある青色のRameラーメ()を混ぜた

Masticeマスティチェ(癒合剤)をつくり

塗ってケアしながら進めていく。


時間はかかるが

塗って守ることで菌の侵入を防止する。

菌に犯されると、オリーブオイルの味へ悪影響をもし

最後には枯れてしまう。


こういうことを意識しながらできるのは

実際に剪定と収穫をしている主と

情熱のある主に限るかもしれない。

piove


二月、白く濡れた天を眺める日から始まる。


天気予報は雨粒マークが続いてる。


無事、期間中に終了しますように。



*Luna Discendenteルーナ ディシェンデンテ

天球上の経度=黄経こうけいの秋分点180度から冬至点270度の期間。西洋占星術トロピカル方式回帰運動27.3日サイクル中、半分の期間。

Wikipedia黄道座標サイン(占星術)

(バイオダイナミック農法用カレンダー参考)



*関連記事はこちら↓*

カテゴリーオリーブ

オリーブの木の剪定 Potaturadell'Olivo

オリーブ剪定士Potina

大地派剪定 Potaturada Terra

 Grazie di aver visitato!

最後まで拝読していただきまして

ありがとうございました。

Instagram ≫≫≫ obatamakivincirealmakici





Olio di Oliva Extravergine 2017 Filtrato con cielo fine autunno

最後の
Frangituraフランジトゥーラ(搾油)は、山や北で雪が降っている冷たい雨と風が吹きつけた日。

それからというもの凍るような強風が叩きつけ、風と共に冬も訪れたようだ。

Belle Forme e Colore


新オリーブ畑(関連記事はこちら)の緑のオリーブの収穫(関連記事はこちら)はまだ終わっていなかった。

Autunno


私たちは、少量でも短時間で
Frantoioフラントイオ(搾油所)に持っていくようにする。(関連記事はこちら)

Finocchi Selvatici


二人っきりの収穫は、静寂なオリーブ畑で黙々と作業を進める。

Frangituraの時間が来れば、終わってなくてもストップ。

その残りを収穫した。

Foschia verso Est-


大地からモヤモヤと靄モヤが出る
11月の朝。

大地は白くキラキラと輝いている。

それは、大地の吐息の光にも見える。

粒たちは、収穫用の網を濡らす。

しばらくすると、お日様が乾かしてくれる。

Bagnata la terra


オリーブの樹は濡れていてはいけない。

収穫の傷が炎症してしまう。

優しく接すれば、強いオリーブの樹になるさ。

だから、樹が濡れていたら、私は収穫をしない。

Borragine


紅葉しないオリーブの樹の周りには、色付きの良い秋の果物が成っていた。

pieno di Kaki


カキが完熟していくと、大きな実が赤く透き通っていくように見える。

その透き通る赤味は、口の中まで届く感じがする。

視覚だけで甘味を感じる。

Colore Autunno


ザクロは、パッカリ口を開け、まるで食べてくれぇとでも言っているかのようだ。

そのお相手は、果物大好き少年。

甘くて美味しいね。

全然すっぱくない。

もっと、もっと!

Melograno


これで今年のオリーブの収穫終わり!

私たちのように収穫が終わっていない・・天気の回復を待つ・・Frantoioの空き待ち・・という小さな農園やHobbistiオッビスティ(自分のために栽培している)で、Frantoioは賑わっていた。

Olive sono nate da miniramo


小さ目な実をつけた樹が多かったオリーブも、今年は
4回も搾油ができ、まずまずのオリーブオイルの量ができあがった。

2017年、量より質の年となった。

Olivine in fila


天の気、オリーブのチカラ、栽培士の想い、
Frantoioの技・・・全てがコラボレーションでできるホンモノのオリーブオイル。

Olio di Oliva Extravergine 2017 Filtrato con vista panoramica


私の息子たちが変身したオリーブオイルは、応援して下さるみなさまの食を豊かにし、私たちの持つ五感を満喫させ、健康のサプリメントの一つとなると嬉しく想います。


私を信じて、興味を持ってお声をかけて下さったみなさま、心より感謝を申し上げます。

みなさまのお気持ちを握りしめて、引き続きオリーブ栽培に精進したいと想います。

ありがとうございました。


☆☆☆オススメ関連記事☆☆☆

カテゴリー【オリーブ】【OliveOil

緑のオリーブ laRaccolta delle Olive 2017③

オリーブオイルの美しい味 laRaccolta delle Olive 2017②

我が息子たちよ laRaccolta delle Olive 2017①

新オリーブ畑 Nuovo Oliveto

オリーブオイルを美味しくさせる Consigliodi Frantoio BIO

オリーブオイルの保存

オリーブオイルを試飲する

ありがとう↓

秋晴れが続いた10月と日の長いサマータイムが終わり、緑が輝く秋晴れのこの搾油日の翌日、久しぶりにヴィンチの11月らしい雨が大地を浸透した。

雹も降ってきた。

濡れた大地は、もやもやと湯気のような霧を発し、そして真っ白く覆い、湿度120%はありそうな濡れる冷たさは、住民を惑わせた。

そんなお天気の訪れの前の話である。

Mattina


明日から天気が崩れる。

早く収穫してしまいたい。

しかもサマータイムが終わり、日中が短い。

気持ちはざわついた。

Leccino


そんな私の気持ちを他所に、オリーブたちは、緑の大地と輝く太陽の光の下で生き生きしていた。

Giornata di Raccolta


日の当たりは良い畑
だが、五月の開花時の夏到来で打撃を受けたオリーブたち。

その後の旱魃は、オリーブの成長にばらつきがでた。

Gremignolo pieno


結実しなかった樹もある。

成長が止まってしまった樹もある。

metà maturazione


緑色のオリーブはいったいもう熟さないのか。

実の中を覗いてみると、果肉もあるし果汁も出てきた。

果肉の色はイイ感じだ。


Gremignolo


成長の早い品種と成長の遅い品種が植えてある。

本数が少なくても成長の早い品種を優先に考え、収穫をすることにした。

Macchina Furgonata


私がひいきしているこだわりの
Frantoioフラントイオ(搾油所)は、山奥にあるBioしか受け付けない頑固なトコロ。

Frantoio Bio Balduccio


Frantoiano
フラントイアーノ(搾油所長)は、私たちのオリーブを触る。撫でる。

Toccare


小さ目な実もあった。

熟されたか半信半疑の実もあった。

Pronto per la Frangitura


それでも私のオリーブはオイルへと変身した。

半信半疑のオリーブたちは、ちっとも裏切らず、オイル抽出量は抜群。

苦味辛味の効いたパンチのあるオイルとなった。

Uscito


世の中ではハロウィンで賑わっていた夜、我が家は
HOKKAIDOというカボチャをスープにし、我が家のオリーブオイルをたっぷりかけて温まった。

Zuppa di Zucca


ハロウィンの翌日
111日は、諸聖人の日Giorno di Tutti i Santiジョルノ ディ トゥッティ イ サンティOgnissantiオンニサンティ、別名にGiorno di Mortiジョルノ ディ モルティ(死者の日。本来は112日のようだ。)イタリア世帯の他界された親族を想い出す日で、お墓参りをする。

少年は義父の生まれ変わりのように、少年が生まれる数ヶ月前に義父は他界した。

それからというもの私たちは、毎年この日になるとお墓参りをしている。

オリーブの収穫があるときは、その前後の日に。

義父だけではなく、私にまつわった方を想い出し、心の中で一人黙祷をする。

その日が近づくと、鉢植えで育てている菊の花が、莟の姿で知らせてくれる。

Crisantemo prima di fiorire


いじらしい。

黙祷中、想いの彼らへ私たちの様子を知らせた。


***************


東京札幌で、イタリア中オリーブの収穫で大賑わいの搾り立てオリーブオイルを使って、イタリア/フィレンツェ在住お料理研究家&イタリア政府認定オリーブオイル鑑定士shinomaiさんのオリーブオイル講座が開催されます。


ヴィンチの丘の地球と体に優しいピュアで誠実なオーガニックオリーブオイルも参加!


フィレンツェから直々に運ばれた本物のオリーブオイルを味わうチャンス。

我がふるさとニッポンで、正真正銘のオリーブオイルが拡がることを応援します。

お問い合わせは、shinomaiさんへ直接ご連絡下さい。


***************


*オススメ関連記事*

カテゴリー【オリーブ】【オリーブオイル

オリーブオイルの美しい味 laRaccolta delle Olive②

我が息子たちよ laRaccolta delle Olive①

新オリーブ畑 NuovoOliveto

オリーブオイルを美味しくさせる Consigliodi Frantoio Bio

オリーブオイルの保存

オリーブオイルを試飲する

ありがとうGrazie↓

↑このページのトップヘ