大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

タグ:Pasqua

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少年が起きてこない。

起こしに行った。いつものことだけど。

「あぁぁ、今、起こさないでぇ。イイ夢みてるの。」

「へ~、どんな夢みてるの?」

「あーん、嫌だ、寝かせて!」

「え、え、でもさ、夢ってすぐに言わないと忘れちゃうんだよぉ。」

「みんなでビーチに行ってる。」 そうなんだ、誰と?

「みんな。」 お母さんいる?

「うん、お母さんいる。お友だちもいる。みーんな。」 何やってるの?

「Festeggiare(お祭り騒ぎ)してる。」 何の?

「コロナが終わったから。」 そうなんだ。

それはイイ夢だね。もうしばらく夢の中にいさせてあげよう。



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ヴィンチの丘は、春がとっくに来て、地面の花は咲き乱れ

藤棚のフジは咲き乱れ、ここしか花がないかのように

ハチはやってきて飛びまわり、貯めてある雨水を吸っていく。

よくみるといっろんな種類のスズメサイズの鳥たちもやってきて

パンくずつまみにきたり、こぼれた種をつまみにきたり

刈った草まで持っていってる姿は巣でもつくるのかな。



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パスクアの日(Pasqua/復活祭/イースター)

閉じこもりなんてしていられないほど天気が良かった。

私たちは、肉を焼いて、スキアッチャータを焼いて、ポテトを焼いて

アボカドサラダにタンポポの莟の塩漬け混ぜて

農主のビオディナミワインで乾杯した。

ボクも、とG.A.S.で購入したBioのリンゴジュースを持ってきた。

よし、乾杯~。

いつもの三人じゃなんだかつまらないんだけど、いつものことだから。

なんせ今日、三人揃ってランチを外で食べている。

眩しい・・とか、暑い・・とか、必ず文句が出てきて

ハッピーエンドに終わらない家族で(いつものこと)

最後に外に残っているのは私だけ。

結局食後家族バラバラ、私はサマーベッドの上で昼寝した。

あぁ、気持ちよかった。

少年に「夢の続きはどうだった?」と聞くと

「お母さんが何回も邪魔したから続きが見れなかったよ!」

何度もあのシーンに戻ろうとしたけどできなかった・・・と

残念そうに言う。ごめん。



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パスクワの日Tg(TVのニュース)で

ロックダウン下のイタリアの街の一人パスクワを取材していた。

そういう人はいっぱいいただろうな。

だからクリスマスやパスクワなんかに家族が大集合するんだもの。

私も季節の行事に合わせて実家に帰っていた。

それができずに、友だちとも会えずに、外にも出れない。

一人暮らし時代を思い起こした。

イタリアではマンション内で手作り料理をエレベーターで送りあったり

テラス越しで隣人と乾杯しあっているほっこりシーンであった。

人がいるから笑えるし、人がいるから悲しむんだよね。

人のために仕事して、人のためにお金を使うんだよね。

自分のためのようで、人がいるから自分が成り立っているんだよね。

人が繋がるから社会なんだよね。

日本の一人暮らし時代のあのマンションでは・・・

そんなことが起こりえるかなぁと疑問が湧いた。大昔だけど。

隣の人の顔は知らなかったし、誰が住んでいるかもわからかった。

こんなに人が近くにいるのに寂しい環境だったよなぁ

と今更ながらに思い出した。

もしあのときロックダウンになっていたら。

そんな風に置き換える時代がいくつかある。

もしあのとき・・・。



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時代を置き換えることもできるが

終息後の未来も想像しなくてはいけない。

そして、その前になぜ感染病が拡がっていったのか。

過去の自分はどうだったのか。

ちっぽけな私が立つ地球はどうなのか。

ロックダウンで何に気がつき何を学んだのか。

考えることがいっぱいある。

この時代に生きて、これらも考えずに簡単に忘却して

終息乾杯はなんだかできない。

今、だからいっぱいいっぱい考えたい。

一人で考えたい。

静かに考えたい。

生活しながら考えたい。

そして、思い出したい人との繋がりを。



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近頃、こうやって振り返るドキュメンタリーやレポートなどの

番組や記事、本までもが出ている。

納得することがいっぱいあるし、人の言葉や考え方によって

気付かされることもいっぱいある。

とても刺激的でむしろポジティブになりやすい

厳しい考え方や明快なもの語り。

過去の忘れたくないこともあれば

過去を繰り返してはいけないこともある。

未来に生まれてほしいこともあれば

未来へ続けてほしいこともある。

まだ私には記録する自信がないからまとめないけど

そんなことを考えながら春を過ごす。

サマーベッドの上で、春の香りと春の音を聞きながら。



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世代交代 ブドウの収穫 Vendemmia 2017④

天国という名の大地 Terra si chiama Paradiso

緑の中でお昼 la mia famiglia


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ストーップ!

私も家族もカトリック信者ではないけれど

イースターだから、テーブル囲もうか。

儀式をするわけではないけれど

タマゴ食べたり、コロンバというパンケーキ食べたり。

大きな産業チョコタマゴはやめて

小さな産業チョコタマゴとお年玉!

チョコの中からお金が出てきたら最高じゃない、と親心。

私たちのなんちゃって儀式は

普段食べないご馳走を食べること!

作業をお休みして、頭を切り替えて、乾杯した。


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最近、よくつくる一品Hummusフムスでお持て成し。

ヒヨコ豆のペーストは、ミキサーでぐわぁっと混ぜてるとき

これまたよくつくるイタリアのカチカチ豆腐が材料の

豆腐ペーストにも思えたりもする。

オリジナルはアラブの国々の伝統料理のようだ。

レモン汁にオリーブオイル、タヒーナとかいう練りゴマを混ぜ

ペースト状になるまで攪拌し、塩で調節するという

私にピッタリの簡単料理である。

お皿に盛った後オリーブオイルをたっぷりまわしかける。

クミンシードを入れたり、パプリカを足したりと

好みでエスニック風にアレンジすることもできるそうだ。

私はシンプルに、香辛料を加えずに基本レシピで

庭のニラを加えたり、季節のお花を散りばめた。

ボリジ、ルーコラ、カラシナ、タンポポ。

このペーストに合うのは、もっぱらカリカリスキアッチャータ。

ヴィーガンレシピはアペリに最適。

タンパク質、食物繊維、ミネラルも豊富で栄養価もよろしい。

少年もペロリと食べてしまった。

ヒヨコ豆のゆで汁でペーストの滑らかさを調節するとよいだろう。


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友人たちが集まった日は

いつものようにオリーブの枝で炭火をつくりバーベキューをした。

しかしこの日は、G.A.S.で注文した

オーガニック牛のビステッカである。

なかなか美味しく柔らかく満足である。

焼き加減もパーフェクト!

写真の一切れが1,200gほど x2。

男たちが焼いてくれるので、おしゃべりしている間に焼きあがる。

だからバーベキューが私は好きww


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お友だちも一品ずつ持ち寄ってくれる。

我が家はバーベキューがメインだから、野菜料理で。

もしくはデザート。

どーしても手料理ができない人は、乾杯用の一瓶。


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楽しかったひとときはあっという間に過ぎていく。

それでなくても一日が短く思う毎日なのに。

少年のイースター週間の春休み、容赦なく父母は作業をしている。

私と夫は毎日毎日グルグルで、少年だけが退屈そう。

私もマキちゃんの頃、春休みはゴロゴロしてたなー。

春の日差しのぬくもりで、いつも眠たかったなー。

あの暖かさをいまだに覚えている。

南側の私の部屋の日の当たるベットの上で。


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大地の住人たちは、囁き始めた。

今年は、春でなくてはいけないときに寒い。

全ての芽覚めの成長が遅い。

いやな予感がする。

去年の今頃はブドウの芽掻き作業も始まっていたし

オリーブの芽ももっともっと出ていたような気がする。

大丈夫かな・・・。



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il Pesto al Tòfu con SHISO シソ入り豆腐ペースト

il Tòfu di Ceci ひよこ豆腐

カリカリスキアッチャータ Schiacciatina


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2018年のPasquaパスクア(イースター/復活祭)

四月の一日でした。

Fiori di Pesco e Ape


雷の雨の翌日

キラキラと輝くヴィンチの大地は

お日様へ向かって、野草や木々は

伸びをしているかのように

平泳ぎをしているかのように

春を迎えたのようです。

Ha preso Tarassaco


今年は、四月になっても暖炉を点けています。


サマータイムの日の長さが

初夏のようにも見えるのですが。


雨続きで冷えた大地は

なかなか暖まらないようです。

Gemme di Uva


全ての芽生えが遅れている話を耳にします。


ブドウの芽は、膨らんできています。


キラッと光るモノがあると思ったら

ブドウの涙Piantoピアント(樹液)が垂れていました。


Pianto


トマトも種から蒔いたのですが

今、やっと芽が出てきた状態・・・。


一月の終わりに蒔いたトマトは

ナメクジに食べられてしまいました。


二月の終わりに蒔いたトマトが顔を出してきました。

ナメクジの嫌いなタマゴの殻やおが屑や砂をまき

高い所に置いて対処しました。


でも・・・

芽生えが遅過ぎる。


Glicine


フジ
も、昨年は三月には芽生え

霧の中のピンクが美しかったのを覚えています。


剪定は、ブドウと同じようです。


二年目の元気な枝に花がつくようです。


Colomba


無宗教の我が家のなんちゃってイースターの朝

Colombaコロンバ(雌バトの形をしたお菓子)を食べ

少年のお楽しみの

Uovo di Pasquaウオーヴォ ディ パスクア(タマゴ型のチョコ)をあけ

小学校の宗教の授業でつくったという

パスクアカードを読みました。

A Scuola


朝食の後は、ランチの支度です!


なんちゃってイースターの我が家だって

この日には、特注の子羊のお肉。


前夜から仕込みをしました。


我が家のオリーブオイルでマッサージをします。


これは、私のお肌も同じ!


オリーブオイルでマッサージして休ませることで

お肉が柔らかくなるのです。


ということで、私のお肌も?!


お塩を擦りつけ

ローズマリーとニンニクを所々差込み一晩置きました。


低温で焼くことが鉄則でしたので

オーブン180℃で約2時間くらいでしょうか


途中ひっくり返して


途中ポテトを追加して。

Carne di Agnello con Patate


いや~美味しく出来上がりました!


焼き加減完璧!


マッサージ効果抜群。

Fritti di Calciofi e Tarassaco


Contorno
コントールノ(付け合せ)

旬のタンポポ

Calciofiカルチョーフィ(アーティチョーク)のフライも。


我が家のロマンチックサラダもね。


Insalata Romantica


バイオダイナミックワインを昼まっから飲みました。

Germogliati


ランチの後

静かな天気の中


な・なんと

オリーブの剪定をしました~~~


サマータイムのメリットは

遅くまで作業ができるということ。

デメリットは、一日が終わらないっていうこと!



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大地の春・草・味 ErbaSpontanea

タンポポを噛みしめる Tarassaco

ピンクとフジPucci Glicinee Grazie

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花びらが散っていく。

いつの間にか舞ってゆく。

あっという間に姿を変えていく。

Margherita cascati i Petali

小さな花は、花びらという衣をを脱ぎ、素っ裸にになる。

Pero cascati i Petali

素っ裸のお腹には、身ごもるキミがいた。

Gonfia

素っ裸の姿は、はにかむピエロのようだよ。

いろんなシーンをつくり、いろんな姿を醸し出す。

Fichi Aprile

花びらの無いイチジク(無花果)は、葉が花びらのように演出している。

最初から素っ裸で生まれるキミは、葉に守られているような。

素っ裸の姿は、サルが雨宿りできるヤシの木のようだよ。

いろんなシーンをつくり、いろんな姿を醸し出す。

Un Nido sul'Olivo

オリーブの樹にまみれて、小鳥の巣を見つけた。一つだけではない。

彼らもオリーブの枝や葉に守りを任せ、身ごもる。

キミたちは、素っ裸の姿で誕生を待っている。

Uovo di Pasqua made in Ireland

私たちだって素っ裸な気持ちで共存したい。

Cross Buns

もうすぐPasquaパスクワ(イースター)。

信仰深いアイルランドのダブリン在住の友からお土産でいただいたCross Bunsは、パスクワ頃食べる菓子パンだそうだ。

今年のパスクワは、アイルランドシリーズ。

BUONA PASQUA 


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