大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

タグ:Sale

DSCN3107


北風が吹いている。

帽子が飛んでいきそうだ。

オリーブの木が揺れて、オリーブの天辺にいる私はこわい。

木くずが目にはいる。

枝が散らばっていく。



DSCN3101


太陽が上の方でこちらを照らしている。

太陽は静かに放している。

木々や草花は太陽に向かって咲いている。

太陽の光は、私たちを導いている。



DSC04995


春が来た。

小さな芽が拝むように誕生してきた。

莟がパカッと開き大きな深呼吸をしている。

大きな口を開けた花たちにハチは嬉しそうだ。



DSC04991


春になったけど昨日とうってかわって10℃も下がった。

北風がビュービュー吹いて

時々熱くなる目頭を冷ましているようだった。

剪定中もコロナのことが頭を巡った。

駆け回る病院で働く人たちが肩を落としながら

「独りで死んでいく。」それをみるのが辛いという。

家族にも会えず、手を握ることもできず

そのままシーツにくるまれ去っていき、そして葬式もできない。

首相のメッセージで

第二次世界大戦以来この状況になったことはないという。

私たちの習慣や愛着を諦めて

封じ込めを信じてみんなで乗り越えましょう。

今日の戦いは明日に役立つ勝利へ繋がるはずです。

ローマ教皇が祈りを唱え、大統領は静かにみつめる。

悲しみに包まれた春は

そう、この北風によってほてりを冷まし明日へ向かう。

Ce la faremo

チェ ラ ファレーモ

乗り越えられる。



DSCN3097


疎開のような田舎暮らしとエコ生活とハングリー人生は

前も今も現在進行形。

我が家の庭も天国のようにマルゲリータやタンポポで満ちてきた。

花が咲くとパーッと明るくなるのは気のせいであろうか。

花から輝きまでを放しているようだ。

生きるエネルギーのようなものを感じる。

野花が咲きはじめると、草も一気に伸び始める。

夫が草を刈る前に摘んじゃおう。

しかし、野草は強い。根っこさえあれば、またひょっこり生まれてくる。



DSC05003


タンポポの莟を摘んで、塩漬けにしようと思う。

今がチャンス!

花が咲き始めると莟も減るし、葉は苦味が増す。

莟にくっついているヒラヒラの萼がくも取るそうだ。

洗って、乾かす。

粗塩で詰めていく。

水とお酢で3分茹でるというレシピもあったので

お酢バージョンとダイレクトに粗塩バージョンの

2タイプを用意することにした。楽しみ。



DSCN3098


生まれたての葉っぱは

生でも私はムシャムシャルーコラのように食べる。

火に通すとちょっとしかなくなるので他の野菜と一緒に料理をする。

タンポポ特有の春の味ほろ苦さを

他の野菜や塩味代表アンチョビや梅干しの微塵切り

仕上げにコクを出すオリーブオイルをタラ~と2回し3回しかければ

苦味が苦手な少年も食べられちゃうのである!

「タンポポ美味しいでしょ?」

「えー、タンポポだったのー?!」 www



DSC05005


フィレンツェのドゥオーモの天辺に行った時

人が創った街を眺めていた。

美しかった。

人の生活が街から伝わってきた。

何年も何年も何年も同じ街並みに今日人はいない。

人が創り出した街に人がいない。

人のいないことに慣れている田舎暮らしだけど

そんな田舎にも人はいない。

こんな寂しいことをはじめて体験して涙を流さずにはいられない。

なんという時代に生きているんだろう。

それでも芽は生まれてくる。

拝むようにして。



 あとがき ☆

悲しいブログになってしまってごめんなさい。

私は文章にすると気持ちやもやもやが少し落ち着くんです。

今の気持ちを記録させてください。

最後まで読んでくださりありがとうございました。



*私がセレクトした過去の関連記事Best 3 Archivi Selezionati

タンポポを噛みしめるTarassaco

精神を安定させるハーブMelissa

大地の春・草・味ErbaSpontanea



Grazie di aver visitato!

最後まで拝読していただきまして、ありがとうございました。




にほんブログ村 海外生活ブログ ヨーロッパ情報へ

写真の説明はインスタでチェック!Le spiegazioni delle foto su↓↓↓
Instagram
 ≫≫≫ obatamakivincirealmakici

DSC04223

11月もそろそろ終わりのある晴れた日
ヴィンチの丘は黄色く染まり輝いている。
カメラに収めようといつもの散歩より距離を伸ばした。
金色とは呼べないオレンジ色に近いような黄色。
それは日差しのせいだろうか。
雨続きで大地はぬかる。
真っ直ぐ伸びるアスファルトの道を辿った。
道は丘の上を走る。
道から眺める景色は最高だった。
道のある丘から向こうの丘までの傾斜には
黄色に染まったブドウ畑が土地ごとに向きを変えて並んでいる。
ところどころにある動物たちの小さなオアシス
のような森まで黄色く聳え立ち並んでいる。
春よりも夏よりも秋のこの時期が一番
輝いているのではないかと私は思う。
大地から発散するモヤモヤした白い微粒は木々を包み
まるで丘の・・大地の吐息のようにも見え
その静寂は、私の中の無駄なモヤモヤを静かに
見ていれば見ているだけの間、取り払ってくれた。
あっちの丘にも行ってみたい。
しかし、きっとあっちに行ったらこっちが素敵に見えるのだろう。
我が家から眺める景色も最高だが
あの丘に建つ家もいいなんて、この朝の時間思ったりもする。
またまたカメラの中には同じようなシーンの写真で埋まってしまった。
撮っても撮っても景色はそこに鎮座する輝く黄色い丘だった。

DSC04361

DSC04364

79096059_434186223914279_4251909806475968512_n

78069480_457749218212579_8771397875084034048_n

76972844_2585903561525042_7095444173817380864_n

ヴィンチの丘は黄色に老いていくブドウ畑だけではない
年中緑のオリーブ畑も点在する。
これでもオリーブの四季はあるのだが
なかなかそう目に留まる変化はない。
向こうからカタカタカタと音がする。
この束の間の天気にオリーブの収穫をしているようだ。
12月には、晴れが続きそうな晴れマークが見え隠れしている。
この地域の遅熟のオリーブは辛味や苦味の強い品種だから
12月に収穫したって平気よ!と農民は収穫し続けている。
きっと若手の細心派が収穫を急ぐのかもしれない。
季節と時間と共に生きてきた伝統農民は
自然の恵みの有り難さに、実った賜物を見捨てることはしない。

DSC04224

DSC04226

1ヶ月前収穫が終る頃、早熟品種のきれいなオリーブと
果肉たっぷりの大きい品種のオリーブを、別に収穫した。
それをよく洗って
乾かして
瓶半分ぐらいのオリーブを入れて
塩をたっぷり入れて
毎日シェイクして
塩が溶け出して
2週間ぐらいした頃味見して
あと3日ぐらい伸ばして
苦味が抜け塩味が染み込んだ頃瓶から出して
軽く洗って
またよく乾かして
瓶に詰めて
オリーブの塩漬けが出来上がった。
トスカーナの友のお母様が
ペットボトルでガシャガシャとそんなことをやっていたそうで
なんともまろやかに美味しくできていたことに感動し
こんなに簡単だったら私もできる!と
今年久々にこのレシピで挑戦してみたのである。

DSC04309

今年の収穫は天候や時間で強制終了させた畑には
いくつかまだオリーブの実がぶら下がっていた。
そんな頃、プーリアの友家族宅に夕食を招待され
トスカーナオリーブオイルvs本場プーリアの話で盛り上がった。
そこでプーリアの友のお母様も似たようなレシピで
オリーブの塩漬けをこしらえていたのである。
さすがプーリア、シェイクの中にハーブを入れるのだそうだ。
友の話を聞いているだけでおいしそうだ。
早速ぶら下がってるオリーブを収穫し
第二弾、ニンニクとローズマリー入りを試すことにした。
お。ハーブ入りの方がつまみらしい。
これはこれからのパーティーシーズンにイケそうである。
シンプルは、ピッツァにのせてもいいし煮込み料理に忍ばせてもいい。
何年か前につくった同じレシピのオリーブの塩漬けは
1ヶ月ぐらい塩に浸かりっ放しで、塩っぱくなってしまい
使うとしたら、煮込み料理で活躍するぐらいだった。
今回気をつけたことは、シェイク期間である。
まろやかに仕上がると、ついつい手が進んでしまうので
これだけでは全然一年持たなさそうだが
なによりも自慢したくこちらへご紹介した次第である。
来年は、焼塩漬けにも挑戦してみようと思う。
どうやらオリーブの苦味は、振るか焼くかで解消できるようである。
まさしくも無添加のオリーブの塩漬け
これをつくらない手はない。

・・・・・・・・・・
☆追記(2020年1月9日):塩漬けが完了したら
瓶に入れオリーブオイルに漬ける。
もしくは、袋やタッパーに入れ冷凍庫で保存。
・・・・・・・・・・


*私がセレクトした過去の関連記事Best 3 Archivi Selezionati*


Grazie di aver visitato!

最後まで拝読していただきまして、ありがとうございました。




にほんブログ村 海外生活ブログ ヨーロッパ情報へ


Instagram
 ≫≫≫ obatamakivincirealmakici


Onigiri con Frutti di Shiso al Sale

天は、大地を黄金に光らせ

Luce dal cielo
天は、自ら燃えつくす。

Fuoco nel Cielo

天の気が気まぐれな日、オリーブの収穫の合間を縫って、シソの実保存の仕度をする。

Basilico Giapponese nei vasi-Fine Stagione

種用に残し、あとは食用。

Colore Natura

ヴィンチの夏は暑すぎて、カラカラの大地にシソは合わない。

鉢植えの日陰で水をこまめに季節を越した。

Prima di Semi-Basilico Giapponese

シソの実をこそげとっている時、懐かしい香りが鼻を衝き、郷愁に駆られた。

Frutto di Shiso al Sale

洗って塩で揉む。

沸騰した湯でさっと茹でる。

ぎゅっと水気を切って塩で混ぜる。

煮沸した瓶に詰め、塩で覆う。

Coprire col Sale per Conservare

ケッパーの塩漬けのよう。

これなら長く持ちそうだ。

ケッパーの隣で冷蔵庫保存。


カテゴリー【】【食アレンジ】参考

シソの実(2015)


ありがとう↓

今年は固いシソの種から、イタリアの猛暑にも40日間の畑の主不在にも関わらず、留守番がキチンと水遣りを怠らなかったおかげで、大地育ちのシソ(炎天下育ちは、葉は小さく厚く色も濃い)も鉢育ちのシソ(日陰育ちは、葉は大きく薄く色も薄い。全てが日本ぽい)も我々の食卓・・・どちらかというと一人ランチの「おたのしみ」で、サラダや和風パスタ、和風麺に重宝した。

秋ともなり、シソの実にも紅みがつき、花が咲き、プリプリの実=種がつき始めた。

パリパリの本格的な種の前に収穫をし、シソの実を塩漬けにすることにした。
 DSCN1174 picasa   DSCN1196 picasa

今年の夏のふるさと帰省中、友人宅にてシソの実を朝食の白ご飯の上にのせて食べ、ふーと力が抜けるような郷愁にかられたからだ。

塩漬けや冷凍などの保存方を利用すれば、しばらくの間「おたのしみ」が続く。

↑このページのトップヘ