大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

タグ:Sovescio

お呼ばれしたり我が家に集まったり。

友家族と家で会食するって楽しい。

tavola


みんなが持ち寄り。

それぞれ得意な料理を持ってくる。

Vino Biodinamico


アンティ、プリモ、セコンドなんてない。

全部テーブルに広げてゴチャゴチャ食べる。

Agnello da Vinci e Salsciccia da Vinci


ヴィンチの我が家では、
BBQ(バーベキュー)がメインとなる。

写真↑は、ヴィンチのAgnelloアニェッロ(子羊)

ヴィンチのSalscicciaサルシッチャ(ソーセージ)

Bistacche Costola e Filetto


ヴィンチのちょっと先の美味しいお肉屋さんの

Bisteccaビステッカ(Tボーンステーキ)は、牝牛なんだそう。

イタリアだって、美味しい肉を売っている所と

美味しいパンを売っている所を見つけるのは難しい。

コック家(こちら)の料理人たちも

お肉とジェヌエンなバイオダイナミックワインに

満足した様子。

ステーキには、早摘みのまろやかタイプのオリーブオイルが合う!

Bistecca alla Fiorentina


私はもっぱらつまみつくり。

ハーブだって摘んでくる。

天気が良いときに摘んでこよう。

バイオダイナミックの畑の緑肥。

Senape


セナペを先の方だけ摘んでお浸しに。

こちらは、遅摘みのパンチの効いたオリーブオイルを!

Cake


Dolce
ドルチェ(デザート、甘菓子)だってみんな手作り。

手作りは話が弾む。

あーでもない、こーでもない。

美味しいね!

alto!


お呼ばれ先では、こんなオシャレな手まり寿司。

Sushi fatto da M


子どもたちは、お菓子のおうちを制作。

クリスマスらしいアイデア、ありがとう!

stanno costruendo una casa dolce


お呼ばれ先では私が
Dolceを持っていくよ。

バイオダイナミックワインがまだイケるチョコレートケーキ

ガトーショコラ。

Gàteau chocolat con vino  biodinamico rosso


忘年会、クリスマス会の次は、大晦日。

その次は、新年会?! そのまた次は・・・

と、一年間賑やかに集まる。

家族で集まれるなんて素敵だな。

笑いながら時を過ごせるなんて平和としか言いようがない。

こういうひとときって、あっという間に過ぎていくんだよね。

Foto foto


食べ終わると暖炉の前に集まる。

大変な日々なのに、集まると笑い飛ばせる。

フシギだね。

Camino

*関連記事はこちら↓*

カテゴリー食アレンジ】【OliveOil

モコモコ手作り BuoneFeste

オーガニックファームでネバ草見っけ Portulaca

土鍋さんと乾杯 Paperoin DONABE

ご褒美とギフトにバイオダイナミックワイン ViniBiodinamici 2016

 Grazie di aver visitato!

最後まで拝読していただきまして

ありがとうございました。

あぁぁぁ、暑い。

ヴィンチの大地は初夏を越えた夏のよう。

まだまだ開けたブドウ畑は、カラカラの大地の熱気が上昇する。

ブドウのお手入れ作業を手伝う私は、労力というより大地からの暑さにエネルギーを消耗した。

Sangiovese si stila

彼らの水分補給は、夜と朝の雫の粒、靄からだった。

Mattina

朝到着すると、ブドウ畑は白く覆われている。

朝日に当たってキラキラした畑。

Bagno di Notte San Colombano

近づくと、ブドウたちの朝の吐息が、日の光に反射していた。

Respiro del Mattino

伸びをするブドウの姿は、少年があくびをしながら生まれてきた姿を思わせる。

San Colombano Fiore più

去年より数週間早い、芽かき作業Scacchiaturaスカッキアトゥーラが始まった。

4月のLuna Discendenteに。(バイオダイナミック農法より)

Potatura Verdeポタトゥーラ ヴェルデ緑の剪定とも呼ばれるように、緑の時期に行う剪定。量より質を目的としている。

一枝に二房実るブドウ。

一本の木に14房実れば十分だと農主はいう。

実りが集中し濃厚な旨みを与えるだけではなく、風通しや日当たりも良くなり、病気も防げる。

枝と枝の空間と、枝の誕生が元気かどうか見極める。

そして、未来の枝を残すかどうか、樹形全体も見ながら進める。

この未来の枝を残すか残さないかで、常に樹形が成長に適切な状態で生きていけるかが決まったりもする。

Scacchiatura Prima Cordone SperonatoScacchiatura Dopo Cordone Speronato
Prima                          Dopo

 写真は、Cordone Speronatoコルドーネ スペロナートというトスカーナ地方でよく使われる樹形。

Mini Nascita

小さな若枝たちも取り除く。オリーブの若枝除去と同じ理屈である。実のならない枝は取り除く。取り除くことで、リンファの流れが安定する。

Sovescio Piselli

横には、緑肥のグリーンピースが軒を連ねている。

Venatura del Fiore di Piselli

今年は去年よりも早くにこの作業をしているから、グリーンピースは収穫できない。

Foglia di Piselli

それでは若い実を収穫し、サヤエンドウとして食べよう!っと。

Bel Contrasto

************

Pasquaパスクア(イースター)前の話。

Pasqua明け、寒いくらいのヴィンチの大地。

大丈夫かなぁ。

Fine Giornata


*関連記事*

カテゴリー【ブドウ】【ハーブ

ブドウの木の剪定Potaturadelle Viti

ブドウの芽かき Scacchiatura

大地の春・草・味 ErbaSpontanea


 ↓ありがとう↓


   人気ブログランキング

Corso di Agricoltura Biodinamica

コルソ ディ アグリコルトゥーラ ビオディナーミカ

【バイオダイナミック農法講座】


「大地を活かすのだ!

たくさんの種を蒔くことで、大地のたましいは健やかで肥沃な土壌をつくる。根は資源を吸収し、痕跡をつくる。その痕跡は、天地の万物である。」

と、フィロソフィックに熱く語る現代バイオダイナミック農法を推進するAgronomoアグローノモ(農業経済学者)Leonello Anelloレオネッロ アネッロ氏。

Corso

Biodinamicoビオディナーミコは、生存するチカラを活用する。

私たちが生きるために食べていく食物を、化学肥料や農薬そして化学合成物質で味や栄養、成長を調整するのではなく、一つ一つの個体が持つチカラが調和されて、ホンモノの食物が生まれる。

nel Montalbano

農作は決して自然ではない。生きるために知恵を使って、常に人類の手で創り上げてきた。

森は自ら生きている。

私たちは生産しなければならない。

Agricoltura Biodinamicaアグリコルトゥーラ ビオディナーミカは、Sovescioソヴェーショ(緑肥→マメ科・アブラナ科・イネ科を肥料として蒔いて青刈りし、耕土に施し大地に栄養を与える)をすることで、土壌の性質が均一になり活性化するという。

Sovescio

冬の始めの霜月、大地のチカラが地下に滞る頃、大地の表面を耕し、緑肥作物を蒔く。深く耕さないことで泥からまないそうだ。


生産者は、視・聴・嗅・味・触の感覚を使ってよく観察する。

Elementiエレメンティ(エレメント→光・風・水・土)Eteriエーテリ(エーテル→熱・乾・湿・冷)のリズム、天体の動き(太陰暦黄道座標十二宮惑星)を調和させる。


Rudolf Steinerルドルフ スタイナーが発表(1924年)したバイオダイナミック農法よりさらに研究された現代法(1991年現代バイオダイナミック農法で更新)で進化させたいようだ。

BiodinamicaNaturalistaナトゥラリスタ(自然主義者)ではないとズバリいう。
トラクターや機械だって反対ではない。
疑念があるならば、牛だって馬だって使えという。
土を耕すことにあるようだ。

土壌や位置、気候の違う大地で、まずは実験すべき、という。

Montalbano

そんなことを言われ、私が管理するオリーブ畑や小さな我が家の菜園が頭に浮かぶ。

私が住むVinciヴィンチや協力しているブドウ畑のCerreto Guidiチェッレート グイディは、バイオダイナミック農法を実施している農園が数多くある。彼らを参考に、できる範囲で大地を活性化させたい・・と、帰り道参加したG.A.S.グループと語り合った。


********


Agronomoアグローノモ(農業経済学者)Leonello Anelloレオネッロ アネッロ氏は、多数の農園のTecnicoテクニコ(農作技術を経済も含め進行させる専門家)業以外に↓の協会で学者としても活躍している。


AssociazioneBio-Distretto del Montalbano

アッソチャッツィオーネ ビオ-ディストレット デル モンタルバーノ
 
BioDistrettoMontalbano

Firenzeフィレンツェ県・Pistoiaピストイア県・Pratoプラート県を跨ぐ山-Montalbanoモンタルバーノを囲む10の市町村で結束された、環境・農業・生物・健全性を尊重し、オーガニック・バイオダイナミックでの生産を推薦し、地球と体を守る意識を広げる会。

誰でも参加できる集会や講演会を繰り広げ、ドンドン知識を増やしていく。

また、未来の地球を守っていく子供たちの学校給食を全てオーガニックにしよう!!という運動もしている。



Viticoltura Biodinamicaヴィティコルツゥーラ ビオディナーミカ
DSCN2714

現代バイオダイナミック法のブドウ栽培を推進する協会

集会や講演を繰り広げ、普及させる。



*関連記事*

カテゴリー【BIO講演】【ブドウ

地球と体を守る会 パート3:バイオダイナミック農法推薦

地球と体を守る会 パート1:農薬による危険性

ブドウの苗木Barbatella

ブドウの接木Innesto

ブドウの芽かきScacchiatura


ありがとう↓

私の小さな菜園、庭、我が家の周り、ブドウ畑・・・Borragineボッラージネ(ボリジ)が一年中咲いている。

ブログにも度々姿を現す、紫のスター型の花に茎や葉はトゲトゲしているハーブ。

Fiori di Borragine

花言葉に「勇気をもたらす」とある。

ハーブの作用に気分を明るくする効果があることから由来しているのかもしれない。

Scheletro di Borragine

最近ボリジ食することが危険だといわれている。それまでは、咳やのどの痛み、痰をとるなどの浄化作用は、Tisanaティザーナ(煎じ茶)や食事で大地の住人たちは積極的に摂っていた。

Borragine e io

ハーブには、ビタミンCやカリウムを多く含むミネラル成分がある。

畑で咲く花としては、緑肥効果がある。

そしてボリジのスター型の花はハチをよび、受粉の助けとなる。

繁殖率の高いハーブだが、そのまま放置しても役に立つハーブ。

Gemme di Borragine

そんなボリジの葉を数枚、自生しているBietolaビエトラ(ふだん草)Cima di Rapa Selvaticaチーマ ディ ラーパ セルヴァーティカ(菜の花のようなカラシ菜のようなアブラナ科)Grespino Spinosoグレスピーノ スピノーゾ(オニノゲシ)タンポポの葉、サラダ用に栽培している春菊とRucolaルーコラで、七草粥の日、七草雑煮をこしらえた。

7Erba per Soup

今回はお魚で出しをとったが、千葉育ちはどうしても醤油味に海苔や鰹節をかけて食べる。

あ~~~美味しかった。

Mochi con 7Erbe

今年もBefanaベファーナ(16Epifaniaエピファニーア救世主の御公現の祝日。ボロボロお婆ちゃんBefanaさんが親切にも靴下にお菓子を届けてくれる。)が過ぎ、七草粥の日が過ぎていった。



*関連記事*

カテゴリー【暮らし】【】【散歩】【Vinciの空

ヴィンチでお雑煮GIAPPONEa Vinci

イタリアで餅を食べる

トマトのヒミツPomodoro

白の時間Oradi Bianco
 

ありがとう↓

Scacchiatura”スカッキアトゥーラという単語でGoogle検索すると、トマトのわき芽の除去作業がTop10に並ぶ。


Potatura Seccaポタトゥーラ セッカが冬のメインの剪定だとしたら、Potatura Verdeポタトゥーラ ヴェルデは芽が出て成長が止まる頃までの作業のことをいう。直訳すると緑の剪定という意。直訳の方がわかりやすいかもしれない。


ブドウの木のPotatura Verdeポタトゥーラ ヴェルデと呼ばれる作業の期間にはいくつかある。

Scacchiaturaスカッキアトゥーラ  むだ芽除去作業=芽掻き

Allacciaturaアッラッチャトゥーラ  棚の架線に縛ってあげる作業=誘引

Sfemminellaturaスフェンミネッラトゥーラ  二番芽除去作業=副梢掻き

Cimaturaチマトゥーラ  一番上の架線を超えた枝を処理する作業=摘心


その①番のScacchiaturaスカッキアトゥーラ(芽掻き)は、葡萄酒の質を良くするためにする。量より質である。

実が成る枝でも、位置的に邪魔であったり混み合っていたり下向きだったり・・・する枝は、残念ながら除去する。

ピョコピョコ実の成らない今年生まれた芽たちも栄養を吸い取ってしまうので、取り除く。

しかし、位置的に来年・再来年に使えそうな枝は今年実がつかなくても残しておく。その枝から芽の出る2年後の実に期待するのだ。

未来のことを考えずに全部除去してしまうと、適した形に留めることができなかったりする。(ブログ『ブドウの木の剪定Potatura delle Viti)

本来実の成る枝たちが、バランス良くそして未来の枝たちも残されたブドウの木は、病気になりにくく、適した樹形を保ち、質の良いブドウをつくりだす。

味だけではない。葡萄酒において大切な果実の皮の要素を十分に確保できる

特に農薬を使わないBIOビオ(Biologicoビオロージコの略=オーガニック)で栽培している農園は、こういうところに手間隙かけているはずである。
放ったらかしが
BIOなのではない。


Metodo Biodinamicoメートド ビオディナーミコ(バイオダイナミック農法)に従う農園は、Scacchiaturaスカッキアトゥーラ(芽掻き)45月のLuna Discendenteルーナ ディシェンデンテ(28日間のサイクルをする回帰運動中、天体の赤道から見て月が秋分点(下降)側の約14日間)に作業を行う。

この期間は、エネルギーが地下で活動するので、地上での作業・・特に剪定など植物に傷を伴う作業は、地上のエネルギー活動が少ない期間に行うことで、植物の傷への負担を少なくさせるという考えだ。

いやいや、人間だって同じことが言える。イタリアだったらどのカレンダーにも月のマークが記されている。我々の眼でも見える新月・上弦・満月・下弦の4つを参考にしながら活動するだけでも、いつの日か私たちの体調の違いに気が付くはずだ。

話は逸れたが、ポキポキ折れるピチピチ潤った生まれたばかりの枝は手でも折れるが、傷口を滑らかにするため、ちょっと大きい枝は先の尖ったハサミで切り取る。

根元のSelvaticoセルヴァーティコ(野生)の若芽たちも取り除く。

さらに・・・邪魔な草や畑の横にある大きな木の根が繁殖して生まれた若木も、我々の手でハサミを変えて取り除いてあげる。

どの作業も大変だが、ブドウの木の調和を”感”を使って仕上げるScacchiaturaは好きだ。


私がブドウの木に向かっている向こうでは少年がSovescioソヴェーショ(緑肥)Piselliピゼッリ(えんどう豆=グリーンピース)をおやつ代わりに食べている。
DSCN2225 picasaDSCN2243 picasaDSCN2301 picasa
実は小さいがプチプチと甘味があって美味しい。欲張って大きそうな実を食べると苦味がある。少年も気が付いたようだ。

そら豆は、その頃まだ実になっていなかった。花が咲いておりハチがたくさんいた。耳を澄ますとハチの音。

てんとう虫もたくさんいた。てんとう虫を見るとなぜかホッとする。
DSCN2229 picasaDSCN2239 picasa
そして、所々に穴を見つけた。
DSCN2236 picasa
Cacciatoreカッチャトーレ(狩人)と言ってもイノシシのみ狩をする農主が教えてくれた。

あの穴はイノシシの仕業で、たまにBietolaビエトラ(ふだん草)と間違えるような大きな緑色の葉を持ち一枚の花びらで黄色い柱の雌しべを持つ植物の根を食べるそうなのだ。
DSCN2238 picasa
へぇぇぇ。

虫や動物の集まるブドウ畑。

春の音や色を見ながら聞きながらのScacchiaturaは気持ちがいい。

今年は、変な日焼けをしないよう、長袖シャツに襟を立てて。



↑このページのトップヘ