大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

タグ:Vinci

8月も終わり頃、Vinciヴィンチの大地では
イチジクが一気に熟れだした。
Albero di Fico

雨が降る前に摘んでしまおう。

Raccolta di Fichi


カゴいっぱいに。

Tanti Fichi!!


乳液がベタつく。樹の保衛だから仕方がない。

蚊がいる。熟れた樹の周りは湿度だって高くなる。仕方がない。

Fico


イチジクの中を見ながらつまみ食い。

Merenda Fico


洗わずに皮をむく。

Fichi Sbuciati


日本から
『旅する土鍋』プロジェクト中の土鍋と陶芸家の我妻珠美さん
(工房Cocciorino/ tamamiazuma.com
)
ヴィンチの少年とやいのやいのと賑やかにジャム作り。

Fichi+Zucchero +Limone


保存の力を持つ砂糖(私は黒砂糖使用)
変色を抑える力を持つレモンを加えて土鍋でグツグツ。

Cuocere


かき混ぜては待つ。

土でできた鍋は、熱の回り方が違う。
熱の力を持つ土鍋。

Marmellata di Fichi pronto 


ギュッと濃縮されたイチジクジャムのできあがり。
消化を助ける力を持つイチジク。

Fichi

Vinciの大地のFichiフィーキ。 


早く実が成らないかなぁ。

もう少し実が成ってくれないかなぁ。


こうして実が成るのを待ち続ける間お花を食べる。

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お花の中央のおしべやめしべを取り除く。

我が家のトップは、おひたし。茹でずにノンオイルで(もしくは少量のオリーブオイルかごま油の手も!)ササッと炒め、塩か醤油で食べる。・・・といっても、お花はほんの数本だし、熱を通すと小さくなるので、私一人分だったりする。

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アーティチョークのオリーブオイル漬けとズッキーニのお花のおひたし。

次に、超シンプルパスタのAglioアーリオ(ニンニク) Olioオーリオ(オリーブオイル) Peperoncinoペペロンチーノ(唐辛子)などのときに加える。Acciugheアッチューゲ(アンチョビ)も加えると相性がイイ。

Frittataフリッタータ(オムレツ)に混ぜ込んで歯ごたえを楽しんだり。

お客さんが来たときには、Frittoフリット(フライの意だが、この場合は天ぷらと訳したい)にする。SalviaサルビアやタンポポもFrittoにし、カリカリとAntipastoアンティパスト(前菜)。ケラケラと会話が弾み、グイグイと冷えた白ワインがすすむ初夏。

お料理上手なMammaマンマ(ママ)がいるイタリア人の友は「お花の中にRicottaリコッタ(リコッタチーズ)を詰めるのよ~~~」と自慢する。

美味しそうだなぁ。


カボチャ科の黄色いお花は食べられる。

イタリアの各地でSagra del Fiore di Zuccaサーグラ デル フィオーレ ディ ズッカカボチャのお花祭りと題してカボチャやズッキーニのお花を使ったいくつものタイプの料理が味わえる。

Sagraサーグラとは、収穫を祝った祭りの意味がある。


ズッキーニ(カボチャも)のお花は、ビタミン(Vitamin ACB1B2B3B9)やミネラル(カリウム・マグネシウム・鉄分・カルシウム)リンがあり、免疫強化や浄化作用をするそうだ。

わぁぉ。生活習慣病予防に強い見方だ。

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朝一番、煌煌と咲いているお花をぼんやり眺めたら、ランチのお伴にもぎとる日々を過ごすVinciヴィンチ6月でありました。

イタリアのトスカーナ地方の11月は珍しく晴れ続きで気温が暖かい。半袖で働いている人もいる。私も汗をかきながら全身運動をしている。

しかし、晴れはいいけど、この時期こんなに暖かいのも何かを意味しているようで、田舎に住む者は何か察知する。


この時期トスカーナ地方は、オリーブの収穫時期である。

我が畑も収穫に大慌て。

この温暖のせいで、オリーブの実が日に日に膨らんで黒づいていくのがわかる。

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2014年のヴィンチ(Vinci)は、6cm大の雹が空から降ってきて、オリーブは不作の年と終わってしまった。一年間手をかけた者としては無念の想いである。

草刈・肥料・病気予防・剪定・収穫。そして搾油費用。

やることがいっぱいある上に、畑の主が技術をもっていないと、元が取れない。

さらに、ここイタリアだって田舎は老人が増え、老人達は畑の管理ができなくなり、売却しなくても畑の全ての管理を委託するケースが増えてきた。

私は、農業講座でオリーブとブドウの剪定の技術を身につけたので、我が家の隣のオリーブ畑と5km離れたチェッレートグイディ(Cerreto Guidi)という地域にあるオリーブ畑、合計で120本のオリーブの木を委託され夫と管理している。


私たちは、ヴィンチの田舎道を入ったオーガニックの搾油工場Balduccio(バルドゥッチョ)で搾油することにした。

今まで私たちがこだわって管理してきたのだから、こだわりの搾油工場でいい。こだわりの低い搾油工場からすると、搾油費は上がるが。

こだわりの搾油工場は、オリーブを持ってくる側にもこだわって欲しいコトがいくつかあった。オリーブ栽培はオーガニックであること・オリーブの実の収穫からの時間・搾油後の容器などなど。

農業講座で、オリーブ栽培の指導をしてくれたSani Graziano(サーニ グラツィアーノ)氏の自ら手がけるオリーブもオーガニックだけに、オーガニック栽培を中心に教えてくれた。収穫に関し、Balduccio搾油工場と同じこだわりを伝授している。

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搾油後帰宅し、Sani Graziano氏から伝授したオリーブオイルソムリエたちがやる試飲の技で試飲をした。

搾油工場の出来がいいのか、栽培の出来がいいのか・・・すぐに口の中に刺激のある辛味のある私が求めていたオリーブオイルが出来上がった。

2015年のオリーブオイル(Olio Nuovo=オリオ ヌオーヴォ)が我が家の食卓に並んだ。
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引き続きヴィンチ村の上レオナルド・ダ・ヴィンチのふるさと、生家があるあたりfaltognano地区のオリーブの収穫のお手伝いが続く。

これが私の全身運動である。

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