天は、大地を黄金に光らせ
天は、自ら燃えつくす。
天の気が気まぐれな日、オリーブの収穫の合間を縫って、シソの実保存の仕度をする。
種用に残し、あとは食用。
ヴィンチの夏は暑すぎて、カラカラの大地にシソは合わない。
鉢植えの日陰で水をこまめに季節を越した。
シソの実をこそげとっている時、懐かしい香りが鼻を衝き、郷愁に駆られた。
洗って塩で揉む。
沸騰した湯でさっと茹でる。
ぎゅっと水気を切って塩で混ぜる。
煮沸した瓶に詰め、塩で覆う。
ケッパーの塩漬けのよう。
これなら長く持ちそうだ。
ケッパーの隣で冷蔵庫保存。
カテゴリー【畑】【食アレンジ】参考
『シソの実』(2015)
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