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地球と体に優しいコト ~イタリアから~
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この夏、ミニトマトで埋め尽くされた我が畑。
種を撒いたとき、品種を記したけど
ポットに植え替えをしたときに、わからなくなっちゃった!
葉っぱでわかったから、同じ品種だろうグループで大地に植えた。
以前、バイオダイナミック農法の講演で
ヴィンチのGASグループのメンバーと一緒に参加した。
帰り道彼らと
バイオダイナミック農法と自然農法のメリットなどを話し合った。
二つの農法の決定的な違いは
土を耕すか耕さないかにある。
バイオダイナミック農法での肥料は、緑肥。
自然農法の肥料は、土の中で生まれるバクテリア。
バイオダイナミック農法で、畑栽培をしているところもあるし
葡萄造酒では画期的に絶対的に作用している。
広大な土地のブドウ栽培には
自然農法は向いていないであろう。
自然農法は、やはり個人の畑か小さな農園に限るかもしれない。
そこで、個人の私が自然農法でトマト栽培をしてみて
たった一年目なのに、こんなに成功するなんて!
バイオダイナミック農法の天体カレンダーを
自然農法にだって取り入れた。
自然農法は、水を与えない。
だから藁や刈り込んだ草を敷くわけだが
その藁布団のおかげで、常にヒンヤリ感が保たれているのである。
だから、トマトたちも喉が渇かない。
雨が降ったときの水だけで十分なのだ。
もしくは、自ら土の中のヒンヤリを求め、根は伸びていくのである。
そして、呼吸している葉から
朝の気流の小さな雫を吸い込む。
ブドウと同じで、土の中もカラカラになってくると
葉の水分で補給し、実は潤い続け、葉が枯れていくのである。
我が畑の藁布団は、夫が刈った庭の草。
最初10cmくらいのフサフサに盛る。
雨が降ったり、朝の湿気でぺっちゃんこになったら
また夫が刈った草を敷いて、常にフサフサをキープした。
これで刈った草の行き場が見つかって、夫も一安心。
来年、土を耕さないんだから、私は嬉しいww
畝つくりは大変だったけど
水遣りをしないで夏を過ごしちゃって極楽だった。
作業が減って私も太っちゃったけど
トマトのパンパンのホッペにはかなわないわ!
畑の隅っこにあっても大きなトマトは赤くなると目にとまる。
夫が食べたがったトマト擦り付けパン
Pane e Pomodoroパーネ エ ポモドーロは
パンを食べるメニューの時には必ず登場。
お腹空いちゃって待ちきれないよーのアペリティーヴォには
スナック食べるより、パンとトマトを食べたほうがいい。
そして、たくさん実ごもるミニトマトは
毎日毎日半分に切って調理。
もしくは、丸ごとおつまみ!
夏休みのお出かけには、喉と小腹を潤すトマトを持参。
少年も私も、濃厚なミニトマト派。
ミニトマトで調理すると断然トマトの味が引き出せる。
ミニトマトソースにエビの出汁もピッタリ!
土鍋さんで煮込むとさらに濃厚なソースに仕上がった。
あぁ、美味しい美味しいトマトさん。
暑い中真っ赤なトマトを摘んでくると、熱~いトマト。
まるでトマトの体温みたい。
そして、口に入れるときゅーっと濃厚なトマト。
あんなに小さな種から
水を遣らなくてもグングン成長し
こんなに濃厚な汁をもって実っていくなんて。
自然のチカラは全くフシギ。
そろそろ夏も終盤へ。
ミニトマトの保存はソース以外に
実の枝を切って吊るして乾燥させるんですって!
そこまでできるかなー。
*過去の関連記事はこちら↓*
『地球と体を守る会 Corso di Agricoltura Biodinamica』
『トマトを保存する Conservare i Pomodori』
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望とは満月のこと。
イタリアでは七月二十七日の夜
日本では二十八日の早朝
皆既月食が観察できる。
皆既月食は、望の時にしか起こらないそうだ。
地球が太陽と月の間に入り、一直線に並び
地球の影が月にかかること
月面に太陽の光が当たらない現象
のことをいう。
今回の皆既月食の時間が1時間43分ほどと
かなり長い間観測できるチャンスだそう。
イメージだと新月のように真っ黒になりそうだが
月食の間、ほのかに赤く月が染まるそうなのだ。
これは見ものである。
イタリアでは別名
la Luna di Sangueラ ルーナ ディ サングエ(血の月)
と呼ばれている。
月食はEclisse
Lunareエクリッセ ルナーレ
各地で、Eclisseイベントが催されているようだ。
ヴィンチ村でも、Lafesta d'UNICORNO中
望遠鏡など設置されるそうだ。
肉眼でもどこからでも見れるそうなので
夏休みの体験に加えたい。
イタリアのプログラムを見てみよう。
19:14月食の始まり
20:24皆既月食となり
21:30~23:13この時点がマックス
00:19皆既月食が終わり
01:28月食終了
日本タイムでは
28日の早朝3時24分から月食が始まり
4時半~6時14分まで皆既月食が観測できるそう。
月食の状態で月が沈むのだそう。
真っ暗で観測するより
うっすら朝方の皆既月食の方が美しいかもしれない。
是非、日本での観測を楽しんで欲しい。
参考サイトはこちら。
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その望へ向かうエネルギーからであろうか
育ってみたらミニトマト畑になっていたトマトたちが熟れ始めた。
移植した日しか水をあげていない。
そして、無肥料。刈った草を敷いただけ!
一ヶ月以上経っているが、グングン成長している。
朝方の日課とし、手入れをしている。
脇芽を摘んでいるせいか
自然農法のせいか
トマトの背丈が、私を越えたww
赤いトマトはあり次第摘んでしまうので
畑の中で熟れたトマトの写真はなかなか撮れないが
緑の若々しいトマトたちの肌の脈がくっきりして
ホンモノらしく生きている姿にうっとり。
毎日観察してる私への答えか
トマトは、まるでブドウの房のようについている。
一つずつ熟れていく。
一つずつ摘み
一つずつ口にパクリ。
「お母さんのトマト美味しい。」と少年。
「あぁ、私が育てたトマト美味しい。」と自画自賛。
夫だけ素直ではなく、大きいトマトが欲しいと
どうしても定番夏のメニューPanee Pomodoroパーネ エ ポモドーロ
(スライスしたパンの上に切ったトマトを擦りつけて汁を出し
塩とオリーブオイルで食べる)を私のトマトで食べたいそうだ。
褒めてるんだか我がままなのか。
熟れたら赤一色なのに
緑の頃は、緑のグラデーションになってる
数少ない大き目のトマト。楽しみ。
ひよこ豆腐と同じやり方でレンズ豆腐
(Lenticchieレンティッキェレンズ豆)
デンプン豆腐をプリン型に流してオサレに。
我が家の濃厚ミニトマトの冷汁とたっぷりのオリーブオイルを
レンズ豆腐の上にかけていただきます!
少年はペロッと食べちゃいました。
レンズ豆のおからは、ジャガイモと一緒に定番コロッケ。
フライにするのも大変だし、難しいから
余ったパンを撹拌してつくったMollicaモッリーカ(粗目パン粉)をつけて
オリーブオイルかけて、オーブンで焼いたら
カリッカリに仕上がった!
隠し味にマイルドカレー粉を入れて
食べるときにお醤油たらして食べたら
美味しいじゃないww
ちょっと苦味のあるレンズ豆。
イタリアの年越し文化にレンズ豆を食べる
誰かが絶対つくってくれる一品なんだけど
人気ないんだよね。
食べないと福を呼ばないんだろけどさ。
小さくて可愛いけど、味が特徴的だから
工夫して食べたいミネラルと鉄分たっぷりのミニお豆さん。
ビタミンCと一緒に摂ると効果アップ。
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