望とは満月のこと。
イタリアでは七月二十七日の夜
日本では二十八日の早朝
皆既月食が観察できる。
皆既月食は、望の時にしか起こらないそうだ。
地球が太陽と月の間に入り、一直線に並び
地球の影が月にかかること
月面に太陽の光が当たらない現象
のことをいう。
今回の皆既月食の時間が1時間43分ほどと
かなり長い間観測できるチャンスだそう。
イメージだと新月のように真っ黒になりそうだが
月食の間、ほのかに赤く月が染まるそうなのだ。
これは見ものである。
イタリアでは別名
la Luna di Sangueラ ルーナ ディ サングエ(血の月)
と呼ばれている。
月食はEclisse
Lunareエクリッセ ルナーレ
各地で、Eclisseイベントが催されているようだ。
ヴィンチ村でも、Lafesta d'UNICORNO中
望遠鏡など設置されるそうだ。
肉眼でもどこからでも見れるそうなので
夏休みの体験に加えたい。
イタリアのプログラムを見てみよう。
19:14月食の始まり
20:24皆既月食となり
21:30~23:13この時点がマックス
00:19皆既月食が終わり
01:28月食終了
日本タイムでは
28日の早朝3時24分から月食が始まり
4時半~6時14分まで皆既月食が観測できるそう。
月食の状態で月が沈むのだそう。
真っ暗で観測するより
うっすら朝方の皆既月食の方が美しいかもしれない。
是非、日本での観測を楽しんで欲しい。
参考サイトはこちら。
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その望へ向かうエネルギーからであろうか
育ってみたらミニトマト畑になっていたトマトたちが熟れ始めた。
移植した日しか水をあげていない。
そして、無肥料。刈った草を敷いただけ!
一ヶ月以上経っているが、グングン成長している。
朝方の日課とし、手入れをしている。
脇芽を摘んでいるせいか
自然農法のせいか
トマトの背丈が、私を越えたww
赤いトマトはあり次第摘んでしまうので
畑の中で熟れたトマトの写真はなかなか撮れないが
緑の若々しいトマトたちの肌の脈がくっきりして
ホンモノらしく生きている姿にうっとり。
毎日観察してる私への答えか
トマトは、まるでブドウの房のようについている。
一つずつ熟れていく。
一つずつ摘み
一つずつ口にパクリ。
「お母さんのトマト美味しい。」と少年。
「あぁ、私が育てたトマト美味しい。」と自画自賛。
夫だけ素直ではなく、大きいトマトが欲しいと
どうしても定番夏のメニューPanee Pomodoroパーネ エ ポモドーロ
(スライスしたパンの上に切ったトマトを擦りつけて汁を出し
塩とオリーブオイルで食べる)を私のトマトで食べたいそうだ。
褒めてるんだか我がままなのか。
熟れたら赤一色なのに
緑の頃は、緑のグラデーションになってる
数少ない大き目のトマト。楽しみ。
ひよこ豆腐と同じやり方でレンズ豆腐
(Lenticchieレンティッキェレンズ豆)
デンプン豆腐をプリン型に流してオサレに。
我が家の濃厚ミニトマトの冷汁とたっぷりのオリーブオイルを
レンズ豆腐の上にかけていただきます!
少年はペロッと食べちゃいました。
レンズ豆のおからは、ジャガイモと一緒に定番コロッケ。
フライにするのも大変だし、難しいから
余ったパンを撹拌してつくったMollicaモッリーカ(粗目パン粉)をつけて
オリーブオイルかけて、オーブンで焼いたら
カリッカリに仕上がった!
隠し味にマイルドカレー粉を入れて
食べるときにお醤油たらして食べたら
美味しいじゃないww
ちょっと苦味のあるレンズ豆。
イタリアの年越し文化にレンズ豆を食べる
誰かが絶対つくってくれる一品なんだけど
人気ないんだよね。
食べないと福を呼ばないんだろけどさ。
小さくて可愛いけど、味が特徴的だから
工夫して食べたいミネラルと鉄分たっぷりのミニお豆さん。
ビタミンCと一緒に摂ると効果アップ。
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