大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

ちょっとずつちょっとずつ膨らみ、ちょっとずつちょっとずつ芽を出し、いっぱい成長する春と夏。

Pero

爪のような莟のイチジク。

Fichi

手と手で拝みながら未来を守ってたまごと一緒に生まれてくるようです。

Fichi con uova

いのちと同じハートの形をしたいのち。

Rucola

山では、ハートを描きながら生まれてきました。

Nasce con Cuore

少年とMontalbanoモンタルバーノ山歩きをしました。

Trekking

坂道は引っぱってくれました。

Mi tira mano quando la salita

山の芽を一緒に見ました。

Nuovi

山の色を一緒に見ました。

Nasce dalla Terra

山のフシギも一緒に見ました。

Mungere Vacca

子牛を産んだママ牛のオチチも絞って、体温のままのミルクを飲みました。

Latte di Mucca appena fatto

オリーブの剪定に比べたらハイキングなんて全然楽勝。気分爽快。

Montalbano


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暗闇ハイキング PasseggiataNotturna

レオナルド・ダ・ヴィンチが工夫した堰 Pescaiadel Mulino della Doccia

Vinciヴィンチの山、Montalbanoモンタルバーノ


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天国ってどんなところを想像しますか。


私たちの住む地球はどんなところですか。


私たちが歩く大地はできたらどんなところがいいですか。

Raccolta Tarassaco


汚染の季節が到来しました。


春。


周りでは除草剤で草を殺します。


草を食べに来る虫たちも一緒に殺します。


から夏になれば、殺虫剤を撒き散らします。

殺虫剤は植物に浸透させ、毒を虫に食べさせ死なせます。


殺された草や虫ともに私たち人間は
微量を積み重ねて吸いそして食べます。


アレルギーや病気が増えても原因に気がつきません。


気候がおかしくなっても気がつきません。


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Pero


私は、自然の美を記憶に記録します。


たくさんの人と我が大地を守りたいから。


生命のある大地を共に歩きたいから。


この場を借りてブログを始めた理由その2をお伝え
します


(その1はこちら
)

Nido di Gazza


街中にいると気がつかない農業の姿。工業の姿。産業の姿。

Pieno di Tarassaco


農業(有機栽培農園を除く)の春は
天国という名の大地の反対なのです。

Vigna Biodinamica

Vigneto Biodinamico

でも知ってましたか。


殺しても殺しても草は生えてくるし虫は生きています。


彼らだって狂って死なない能力をつけるのです。
むしろ子孫を残そうと増えるそうです。
もっと強くなるそうです。
もっともっと大敵になるそうです。

Patentino di Fitosanitario


今後もしかしてもしかすると
消毒の銅や虫除けの硫黄が
一般庶民も買えなくなるかもしれないと脅され
昨年農薬取り扱い免許を取得しました。


そこでまた
虫の姿や草の姿、人間の姿の勉強をしました。


この免許の取得強制化されたのは
実は農薬の危険性の知識と農薬を減らす目的です。

言い換えれば、理性が問われる免許のように思えます。

Fritto  Fiore di Tarassaco


我が家の「天国という名の大地」のお花をフライにして食べます。

Fantastico



幻想的な天国という名の大地。
 

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カテゴリー【BIO講演】【ハーブ】【Vinciの空

日本人女剪定士の生み親Corsodi Agriformazione』←ブログを始めた理由その1。

地球と体を守る会 パート1:農薬による危険性』←私たちが病気になる原因とは?

タンポポを噛みしめる Tarassaco』←タンポポの成分を表記しました。

ボリジ Borragine

旬な草フェンネル FinocchiSelvatici

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マキちゃんの頃、母の行きつけの美容院に髪の毛を切りに行った。

絵の得意だったマキちゃんは、こうして欲しい髪型をスケッチして持っていった。

「ここは段々で、ハネが効くようにお願いします。」

Fresco

マキちゃんも卒業の頃、美容師になろうかと美容学校を見学しにいった。

美容師にはならなかったが、私を含め短髪の家族の髪の毛は自分で切る。

少年「耳はかくして。」

夫「あまり短くするなよ。」

Apice

マキチの頃、フィレンツェの建築事務所で、美容サロンを専門とするインテリアデザイナーをしていたこともあった。

ここはカーブでスッキリと。見せると隠すを計画する。

Mini

現在オリーブの剪定で、段々とハネの効きと、カーブをつけてスッキリだけど実が主役の空間をつくる、未来を想像する創作活動をしている。

大袈裟な≫

そんな気持ちで取り組む自称クリエイター()である。

Kit Potatura Forbici e Sega

剪定中のBGMは、小鳥のさえずりとニワトリの合唱、近所の騒ぎ声。カントリーでスローなリズムが流れている。

「・・ハネとカーブ・・スッキリと・・見せる空間・・」ふむ、ふむ。

人生の今までを構想から入る生活を続けてたもんだから、剪定の構想時間が他人から見ると私は長いかもしれない。

Mattina

構想を練っている間、ウロウロ・チョコチョコと自由に動けるようになった。今年は、大地から長く伸びるハサミを使った剪定をしている。

Svettatore FISKARS

チョキチョキチョッキンのハサミだけではないので、かなりひじを労わることができる。

はしごは、天辺がわんさかと大地からでは大変な時に使う。今まで、はしごの位置を決める・・怖い・・の理由で時間がかかっていた。

Villa Medicea

Cerreto GuidiのVilla Mediceaが見える。
お転婆は、文字通り、木にも登る。木登りの方が身を任せられる。

Noccioli

フィンランド製の伸びるハサミ。

おまけの取り付け用カーブのこぎり。

同ブランドの梃子付きハサミ。

我が身に携帯しているオリーブ用ハサミと折りたたみのこはスイス製。

皮の軍手はイタリア製。汗で臭くなってきたので布製に。布製の方がいいや!

これに帽子とサングラスが私の剪定キットである。

Affilare

一日の終わりには、必ず刃を洗って研ぐ。

最後にアルコールで消毒して、明日を待つ。

私の体もアルコールで消毒して、夜を越す。


あともう少し。

弱音を吐きたくなるぐらい、私に覆いかぶさるオリーブの樹。

剪定を毎年しないと栄養を吸い取る小僧枝が生えてくる。

体がむくんできているような疲労。

イタリア語「Mi sento gonfio.ミ セント ゴンフィオ

直訳すると、膨らんでいる感じがする。

膨らみがむくみなんだが、夫は「風船か?」とつっこみ、ゲラゲラと笑う我が家。

Mano di Figlio che mi fa massaggio

ゲラゲラ笑ったり、プンプン怒ったりする家族だが、オリーブより私よりもっと小さい手で私の背中を押してくれる少年。長いハサミだけではない、この小さな手のおかげで、今年は上腕腱鞘炎になってない!エコスピリチュアル治療法。

Come bandiera GIAPPONE

あ~~~今日の夕日は日本の国旗のようだよ。


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オリーブの木の剪定

日本人女剪定士Corsodi Agriformazione』←剪定士を生んだ講座。

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新オリーブ畑NuovoOliveto』←まだここでやってます。

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『節約・創作・満足』

Bèret

マキちゃんの生地。

ずーっと持ち続けたマキちゃんの生地。

Piccola Maki

50cm四方くらいの端切れを

どうやって使うか

いつ勇気を出して使うか

ずっと迷ってた。

Tracolla

チラッと見えるトコロに使ったよ。

Bèret e Spilla di Farfalla

とてもセクシーな蝶が近づいてきました。

image

Come questa

春の香りと甘い思い出がプンプンします。

**********

私の好きな色、黄色の蝶ブローチは自分へのプレゼント。

Spilla di Farfalla ORIGAMARE

ブランドORIGAMAREを設立したKumiさんは

イタリアで和の伝統*折り紙*を伝授するアーティスト。

彼女のセンスは、イタロジャッポネーゼ。

テーマ、紙質、色選び・・どれもこれも魅力的。

イベント、インテリア、ブライダル等々活躍中。FB

大人のカッコイイ冴えるorigamiです。




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ゆっとり万能グレーColoreGrigio

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『節約・創作・満足』

Pantaloni Gonna Colore Grigio

どこかにグレーを身につけていると

どこかのカラーが引き立ちます。

そんなグレーが私は好きです。

Maglia

ニットは、やはり、ゆっとりと。

スカートパンツも、やはり、ゆっとりと。

Salice

ショールを巻いて、ゆっとり歩こう、小春日和に。

Susino

私は、ゆっとりが大好きです。

Pesco


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『節約・創作・満足』

Pantaloni

忍者のように快活に歩けるサムエルパンツ。

サムエルという名の忍者になるか。

少し短めに仕上がったパンツは、ショートブーツにも合う。

Ninjya

そ・そ・そ・そ・そ

Sta avvicinando la Luna Piena

そろそろ望を迎えるお月様は煌煌と照る。

向こうの夜景は丘の上の天の川。

キラキラと星が動いているよう。

Tarassaco come la Luna di Giorno

忍者の頭はアッシュグレー。

月光に当たるとすぐバレる。

忍者は動く月夜のようだ。


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三つ目のオリーブ畑は、年の暮れに依頼された、Cerreto Guidiチェッレートグイディ(Vinciヴィンチ村と5km離れた隣町。フィレンツェ県)のちょい外れにある広々とした眺めのイイところ。

Olivi e Susine

この辺はまた、我が家の周りと違う品種のオリーブが植えてある。興味津々。

今まで紹介した畑は、Leccinoレッチーノ80%、Pendolinoペンドリーノ20%の割合で、オリーブオイルの味わいもまろやかタイプ。

こちらの畑は、GremignoloグレミッニョロFrantoioフラントイオいう品種だそう。実りが遅く、辛味が効いたタイプ。

私は、Frangituraフランジトゥーラ(搾油)毎に容器を分けているので、2倍の楽しみが味わえる。

Oliveto

農薬栽培だったか、剪定の回数、収穫の出来、病気(Rognaローニャかさ病)があるかなどをチェックしたり質問したり。

一応、Biologicoビオロージコ(有機栽培)でケア&メンテナンスをしてきた様子なので、引き受けてみるか。肥料はともかく、殺虫剤と除草剤を使っていないことは鉄則。

Vista dall'Oliveto

剪定士が二人いたようだ。剪定ですぐわかる。かなり欲張り剪定。

目指せ!量より質。空間をつくる剪定が基本となる。

剪定士が変わるとさらに大変。コンセプトが変わるから。

Fine Giornata

日に当たりながら汗をかく全身運動。

Dopo la giornata una Birra

一日の終わりは夕日を眺めながらビールで一人乾杯。

Potinaポティ~ナ「あ~~~お疲れ~」独り言。



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カテゴリー【オリーブ

オリーブの収穫2015 ←畑の管理の話が。

オリーブオイルを試飲する

オリーブオイルの保存

オリーブの木の剪定

日本人女剪定士Corso di Agriformazione

オリーブ剪定士 Potina

オリーブの森Bosco degli Olivi←畑の管理の話が。
 

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上を見る、下を見る、右を見る、左を見る。

da vicino

私だってわかる春の気配。

Bene Bene Germogli di Pomodori

二月にトマトの種蒔きをしました。

お月様は望ぼうを迎える頃。

天空では*土星と月の衝しょうが起こっていたんですって。

シソもニラも自分のたまごから生まれてきました。

たまごたちのサンルームでは大賑わいです。

Serra fai da te

モモの樹もたまごから生まれてもう8年。

Germogli di Pesco

大地には、ボリジがまた身を乗り出してきました。

その横には、秋口、節分の豆まきのようにバラ蒔いたSenape Biancaセナペ ビアンカ(セイヨウカラシナ)がボリジと手をつないでいます。

Ho seminato le Cime di Rape

オリーブの剪定の合間、彼らを覗きに行きます。

Metà Sole Metà Piove

足をとめて、上を見て、下を見て、右を見て、左を見て。

Tarassaco


*
土星と月の衝

Oposizione Luna – Saturno

オッポジッツィオーネ ルーナ ・ サトゥールノ

27.5日サイクル。月は石灰を揮わせ、土星はシリカを呼び起こす。このコンビはポジティブをあらわす。種蒔きや移植では強くたくましく成長させる。

Corno Silice(501)の散布に適している。

バイオダイナミック農法より


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カテゴリー【Vinciの空】【】【ハーブ

春のいたずらOcchiolinodi Primavera

タンポポを噛みしめるTarassaco

ボリジBorragine

ぬけがらと たまご Spogliee Rinascita

トマトのヒミツPomodoro


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この畑はOrticaオルティーカ(イラクサ)とオリーブが共存している。

オリーブがイラクサを上から守り、イラクサがオリーブを下から守る。

Prima di Potare

この畑に着くと、そーっと歩きたくなる。

光がチラチラと注がれ、妖精たちがかくれんぼうをしているような。

妖精たち、少しの辛抱。森のリフォームをするよ。

終わったらキレイに片付けるから。

リフォームが終わったら、枝から枝へ、もっと自由に飛べるよ。光と風とともに。

Guardo anche Cielo

この間まで120本のオリーブ畑の管理だったところが、また80本増え、200本を私一人で剪定しなくてはいけない。さらなるお声もかかっている。

畑の主が老いると、管理しきれない。体力的に、経済的に。

剪定料、剪定後の片付け料、肥料料、草刈料、治療・予防料、収穫料、搾油料・・・。

オリーブ畑の管理とは、これ↑全部をやって、常に良質生産可能な生きているオリーブ畑を保つ、ということである。放ったらかしのオリーブ畑をいつか売ろうとしたときには、オリーブ畑として価値がなくなり売れなくなってしまうのである。すぐに売らないのは、きっと息子たちに残したいのであろう。老後しばらくは、畑があるのとないとでは、生きがいも違うかもしれない。

Dopo Potato Entra Sole e Aria

現在200本の剪定を一人でするにあたって、バイオダイナミック農法のカレンダーに沿ってやることが不可能になった。

だから畑をBioBiodinamicoで分けることにした。ブドウ農園さんもそのように分けて作業をしている。

Viva Ortica

そこで私は、このイラクサがオリーブを守っていることを信じて、この時期にやることにしたのである。

またバイオダイナミックの剪定期に入ったら、さらなるケアの必要な畑に対応したいと思う。

Foglie sono Sane

葉を見ると、生き生きしている。

Combinazione di Colore

イラクサも生き生きしている。

踏まれても切られても丈夫な草。

刈られた後も大地の栄養となるイラクサ。

どの畑にも蒔きたいぐらい。

でもね、リフォーム中、イラクサ怒って私をチクチク刺したわ。

こんなこと我慢・我慢。彼らの方が大迷惑よね。

Che Contrasto


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カテゴリー【オリーブ

オリーブの収穫2015 ←畑の管理の話が。

オリーブの木の剪定

オリーブの収穫 Raccoltadelle Olive 2016 その2』←ここの畑です。

日本人女剪定士Corsodi Agriformazione』←剪定士を生んだ講座。

オリーブ剪定士Potina


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少年「ギターがさわってみたい。」

なぬ、なぬ、なぬ!

行ってみよう!楽器屋NICCOLAIさんへ。

我が家から見えるPisaピサの山の麓まで来たぞ。

店内は、ワオ~が続く。

「大人用を購入されますと、体に合わなくて、やらなくなるかもしれませんよ。」というアドバイス。ふむ。

Chitarra per ragazzo

マキちゃんも10歳の頃、小学校のオーケストラクラブに所属したっけ。

「マキちゃんはコントラバスをやってたのよ。」

少年、ノーコメント。

日本は、学校が授業外でやってくれるから、一人で選択できて一人で通える。

イタリアの小学生はそうはいかない。

一人で通えないから、本人の意志は半減していくかもしれない。

でもギターだったら一人でできるかも?!

Disegno & Lettera

少年は、10歳の節目を迎えている。

そっとしておこう。

ポロン、ポロン、ジャカジャカジャン。

おっ、さわってる。


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少年からの贈り物

ミュージアム:古生物学Paleontologia

時間


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