暑い春と寒い春を過ごすVinciヴィンチの春。
それでも私たちは生きていく。
空を見上げると、すばやく飛び回るツバメたち。
形も飛び方もスマートでカッコイイ。
彼らのホルモンは、今、世代を残すようにできている。
ふとお庭を見ると、Upupaウプパ(鳥:ヤツガシラ)が大地を突いている。
頭部に鶏冠とさかのような冠羽と長い嘴くちばしが特徴。
身体のベースカラーが黄褐色、翼と尾に黒と白の縞模様。
変わった帽子に細長いタバコをふかしているような姿がニクイ。
ふわんふわんと飛ぶ。
ホホホホ、ホホホホと鳴く者がいる。
Piccioneピッチョーネ(鳥:ハト)かなぁ?
いや、Civettaチヴェッタ(鳥:フクロウ)だよ。
え~、昼間に?
Poianaポイアーナ(鳥:ノスリ)じゃないの?Falcoファルコ(鳥:ハヤブサ)とかさ。
あ~、それかもね。
おっ!近くにいた。
ホホホホの正体は、オシャレなUpupaだった。
肩を上下に動かして鳴いていた。キレイな声で。
私が出向くと、間を置いて、向うへふわんふわんと飛んでいく。
まるで妖精のよう。
こっちだよ・・と誘われているような気にさせる。
オリーブ畑を散歩する。
オリーブばかり見て歩く。
突然、足元の地が動く。
???何だ???
地と同色の野ウサギだった。
こんなに近くにいたの。
お庭にも遊びに来る野ウサギ。
少年の遊具の周りをゆっくり飛び回る。
ウサちゃんも春にしか見かけない。
母と少年はたま~に、おやつの時間にVinciへGelatoジェラートを食べに行く。
少年は、自分の貯金を使う。少ない貯金を使ってでもジェラートが食べたい。
少年はチャリ。母は徒歩。
Vinciまで遠回りして畑道を通って行く。
いつも同じ道でも、この道がいい。
少年のホルモン・・自分の好きなようにやりたいホルモン。
母のホルモン・・もう少年の一人サッカーのゴールキーパーには付き合えないホルモン。
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鳥の写真は、残念ながら撮れませんでした。
植物の写真は、Vinciの山Montalbano、我が家からVinciまでの道のりにて。
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