ブドウの収穫は、立秋の土用の頃。
雨が降り、風が吹き、また日が出る。
そうやって少しづつ季節が変わっていくんだそう。
たましいとなった長老の訃報から始まったブドウの収穫その2。
こだわりの主は、ある一種のUva Neraウーヴァ ネーラ(黒ブドウ=赤ワイン用のブドウ)と、ある二種のUva Biancaウーヴァ ビアンカ(白ブドウ=白ワイン用のブドウ)を雨で濡らしたくない。
朝日と共にVendemmiaヴェンデンミア(ブドウの収穫)を開始。
希望のUva Neraは収穫終了。若い樹たちは健康に育っていた。
Uva Biancaの収穫の前に、赤く染まったバケツ(=実を入れるカゴ)と実を運ぶトラクターの牽引車を洗う。
Uva Biancaあと10分で予定の列が終了だったのに、とうとう大粒の雨が降ってきた。
大量の雨だった。
涸れていた大地がすっかり潤ってしまった。
大地の表面が乾くまでVendemmiaお休み。
ブドウの収穫その2ノ1のランチに登場したイチジクジャムのタルト。農主のパートナー作。
家に持ち帰った超甘くて美味しかったVermentinoヴェルメンティーノとSan Colombanoサンコロンバーノを食べながらVendemmiaの待機。