旅する土鍋さんがVinciヴィンチにやってきた。
30~35Kgある旅する土鍋は、汗をかきながらイタリアを旅する。
アチチ・・あつつ・・スッキリ盛り合わせ。
旅する土鍋を担ぎながら旅する我妻珠美さんと、Papero
in Umidoパーペロ イン ウーミド(チビガチョウの煮込み)を体験!
7月前期にCerreto
Guidiチェッレート グイディ(Vinci村の5km隣村)で開催されるSagra del Papero e Cinghialeサーグラ デル パーペロ エ チンギアーレ(若ガチョウとイノシシ祭り)でとっても美味しかったチビガチョウ。イノシシより上品で繊細な味。ワイルドなイノシシも大好きだけど、首筋の伸びたガチョウの方が好きかしら。
いつもニワトリを調達している農園さんでチビガチョウを調達。
この農園さんは、さらに引越しをして広大な大地でBio飼育をしている。
Bioの動物たちはBioで栽培された餌を食べている。
私たちより断然健康に生きている。
チビガチョウを煮込んでいる間、つまみをつまみながら、乾杯!
暑い夏、アペリの時間もまだ暑い!
それでもアペリ時間の日差し加減に私たちは喜ぶ。
おしゃべりしてると煮込みなんてあっという間。
一人で煮込むより楽しいな。
ガチョウの食べれる内臓をCrostiniクロスティーニ用に仕度してカリカリスキアッチャータと。
あうあう。
大きな大きな土鍋さん、弱火の弱火でも熱を回すことができる節約土鍋。
大きな大きな土鍋さん、大きなガチョウも問題ナシ。
大きな大きな土鍋さん、旨みを引き出し美味しいガチョウの煮込みができました。
お肉を崩して、Pappardelle
al Paperoパッパルデッレ アル パーペロ(崩したチビガチョウ肉入りソースを絡めた幅広パスタ)を。
お肉のかたまりはSecondoセコンド(メインディッシュ)で。
フィレンツェの同じ屋根の下の同じ部屋で過ごした珠ちゃん。同居人は心配し合って姉妹のようだった。毎晩毎晩ワイン片手に語り合った。
今は、旅する土鍋プロジェクトでヴィンチで会い、土鍋さんを囲んでワイン片手にまたまた弾んだひとときを送る。心配し合ったり応援し合ったり。
ぎゅっと煮詰まれた時の流れ。
土鍋さん、再会を運んでくれてありがとう。
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