今日もまた一日が終わろうとしている。
日が短い今日この頃
朝遅く明け、日は早々に沈んでいく。
日の長さを恋しく思う日々を過ごす今日
一年という歳月が終了する。
私たちの月日の計り方で
昨日と今日の変わり目の瞬間の
この区切りは、世の中の節目さえも意味する。
元旦から急に変わる予定はないから
新年の未来を想像し構築するよりも
私は、この大晦日の日、じっくり一年を振り返ろうと思う。
過去あっての現在で、過去と現在があるから
ぼんやりの未来がある。
今日のブログは2018年の101記事目。
まずはワードにバシバシ下書きをしていくとき
年毎に分けているファイル作成で、番号に気がついた。
週に二回、ニュースレター的に
大地の小さな顔もしくは天空の大きな顔
記憶を記録をみなさんとシェアできたかな
とささやかに願っている。
あまりにも忙しいときは現実に集中したが
このペースだと、考える時間も持てて私にはちょうどいい。
それでも日は追ってくる。
季節に関する話題は、意外と私を急かした。
昨日の朝やったことが、翌日の夜ふと思い出すと
すごく遠い昔に思えたりすることもある。
一週間なんてあっという間なのに
一週間前のことが遠い記憶のように感じたり。
過去の私の体験と提案という小さな未来を
現在の想いで時間の過ごし方を書いていたように思う。
今年もクリスマス&年賀カードを送ることにした。
しかし、今年も郵便切手の値上がり。
ここ数年、友たちや親戚にはまとめて郵送していたが
友も親戚も、同じ日本にいて同じ州にいて同じ県にいても
会えていないということを知った。
私に置き換えれば、フィレンツェにいる友に会っていない
ということである。
ずいぶん失礼なことをしていたな・・・
まとめて届いた友にも、会えない友にも。
友が悪いわけではない。
自分でも日常の忙しさで動けないのに
自分のことを一方的に押し付けていた私がいけない。
手紙というのは、やはり一つ一つ丁寧に送るものだと反省した。
送り先の中に、そのイタリアから送られてくる私の手紙に
イライラしている人がいた。
たいていは、言葉に責任を持つように話すのが大人だと信じているが
面と向かって言ってくるのだから相当だったのであろう。
私がいけないのか、イラついた人がいけないのか
これもまたそれぞれに論はあるだろう。
しかし、私は、イラついた人の身を想った。
報告なんて、誰しも葛藤後の話。
みんな一秒一秒幸せな人なんていない。
それを見抜けずに過ごしていたことを残念に想った。
その人は、義母の世話をしていて、話では大変そうであった。
夫が今、実母の世話で失望する日
私が少年と平和な空気にいると、イラつくのである。
そのイラつきが、その人のイラつきとそっくりで
いつもいつも、面と向かって言われたことを思い出すのである。
どうすれば、葛藤の助けができるものか。
フィレンツェでアパートをシェアしたスイスの友に手紙を書いた。
イタリア語は、少年が添削してくれた。
チャットというリアルタイムは便利だが
手紙というずれた時間を受け取るのも温かみがあり想像力が増す。
彼女は年始、名物のチョコレートを同封してくれた。
こんなことができるのもEU圏内だからこそ。
彼女とのテーマは、家族独立。
子離れと夫婦それぞれの時間の尊重。
マンミズモのイタリア、就職難のイタリア、物価高のイタリア
果たして完璧な家族独立ができるのであろうか。
と、不安になるようなことを書いていると同時に
イタリアの良いところを探す自分が常にいる。
これはなんといっても気候と食べ物しかない。
太陽を浴びたホンモノの植物を食べて
大地を守れれば最高だとつくづく思う。
これだけのためにイタリアにいることの不思議な満足感。
それともルーズなようで保守的な国民に惹かれるのか。
手紙やブログを書いていると、考えたり検索したり辞書を引っ張ったり
私には、生活の中の良い手段となっている。
本がなかなか読めない持てない環境の中
ボキャブラリーはお粗末平行線であるが
現代風にSNS生活ではたくさんの方のブログを拝読し
勉強・参考にさせていただいてる。
私も、そのたくさんの中で、一つのカテゴリーにすると
ちっぽけな人間の大きな大地の恵みを、紹介できればと想う。
メッセージを生み出せる日々の暮らしを送れること
みなさまと共有できただろう幸せを抱き
一年の培った想いを来る年へ向けて
2018年も幕を閉じたいと思います。
ありがとうございました。
*私がセレクトした過去の関連記事Best 3 Archivi Selezionati*
『ぬけがらと たまご Spogliee Rinascita』
『イタリアからの手紙 FrancobolliFilatelici 2017』
Grazie di aver visitato!
最後まで拝読していただきまして、ありがとうございました。
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