大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

August 2021

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雨が降った。
なんてことない一文だ。

しかしヴィンチでは、前に雨が降ったのはいつだったか
思い出せない。2か月近くは経っているような記憶がある。

天気予報では、Temporaleテンポラーレ(嵐)マークが出ていたが
どこかではもしかすると荒れているのかもしれないような
雲に覆われているが、思ったより静かな雨が降った朝だった。

この日、Vendemmiaヴェンデンミア(ブドウの収穫)をする予定だった。
しかし、延期された。
それは、出だしからすると、雨が降ったからだと思うだろう。

が、ちがう、、、この一週間3社からもVendemmiaの依頼がきてるが
毎日延期されて、仲間たちも呆れているが
早熟品種のブドウの酸度が足りていないという理由からであった。

ProseccoプロセッコやVino Frizzanteヴィーフリッザンテなどスパークリング系は
糖分が必要なアルコール度数より
成熟されていない果実にある酸度数に重点を置くようだ。

そう知ると、イタリア北部の生産が多いことに気がつく。
ProseccoやSpumanteスプマンテなどは独特な生産技法
特にセラーでの技術や装置が必要であるみたいだから
トスカーナの小さな農園が試みるスパークリングワインは
セミスパークリングとなるVino Frizzanteとなるようだ。

なんでそのようなワインを生産しようとするのかというと
シンプルに市場が良いからである。

特に、アペリティフにはシュワシュワからはじめたい。
縦に次から次へ昇っては消えていく小さな泡をみつめながら
細いグラスを片手に、立って移動して自由におしゃべり...

イタリアはグリーンパス(コロナ免疫or陰性証明)の出現wで
あの頃(ロックダウン)夢のようだった(?)アペリが
秋だって冬だって店内で過ごせちゃうこととなった。
(大丈夫なのかなぁ)

まだまだ海外からの観光客が少なくったって
外食やイベントが可能になると農産物の需要も増えてくる。
特にワインなどの嗜好品部類は。

農業はロックダウンに影響されなくても
イタリアの特産物であるワインの生産は
店や流通がふさがっていると、全く商売にならない。

一年の作業はしなきゃならないのに、収入がない。
やる気があるプロ的季節労働者の人材確保も一苦労...
その逆に、払いの悪い保障のムズい仕事...
...と悪循環に世の中はなっていくのである。

一見、脅迫的なグリーンパスにもみえなくもないし
不透明な点がいくつもあってどこまで効果があるのか疑問がわく
コロナ禍経済対策であって、静かに超賛否両論に分かれている。

その中で、一つ同じ想いは
早くコロナ消えてくれ。

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気温が10日前より10℃も下がった。
雨が降ったのだから当然だ。

夏の大地は、干ばつで深く割れていた。
耕作しなくても、干ばつで地面が割れ
酸素に触れ水分とのの距離を縮めている。
地面の割れは、大地の口だったのか。

オリーブの木が一部思いっきり枯れている。なぜだ。
この主幹はここ数年元気がなかった。
だから私は、ちょうどよく生えてきた地面からの新枝を残していた。

仲間の推測だと、きっと春の寒波かもしれない、という。
きっとそうかもしれない。
弱った体には堪えきれなかったのだろう。
しかし、あんな枯れ様を見たのは初めてであった。

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オリーブの葉が干ばつで反り返っていた。
人の肌だったら粉が吹きそうなぐらい乾燥して
握ればもろもろになりそうなようにも見えた。

オリーブの実は、品種によってはプリッとして
先っぽが尖っていてなんだか挑戦的だ。
もう品種は、ひよわに小粒で、水分不足のせいにして
シワシワに身を寄せている感じだ。

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昨年、大豊作だったので、今年は不作決定である。
しかし、全部が全部その隔年性の性質ではない。
毎年同じように実がつく木もある。

ここの畑だと真ん中辺が肥沃ではないようで
成長度も遅いし、なかなか実がうまくつかないし
そういうわけで一年ごとに実がなる隔年性だ。

必要に応じて有機ミバエ対策をするけれど
無肥料・無農薬、草刈りと剪定のみのオリーブ栽培だけれども
愛おしく実がなる息子たちである。

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しかし、この愛おしく生まれたオリーブの実たちも
春の寒波、猛暑、干ばつ、そしてオリーブ好きな虫に
立ち向かわなければいけない。

春に芽生えてから順調にみえたオリーブも
早くに小さな緑のまま実が落ちちゃったのもあるし
生き残れても水分不足で仲間の水分や成分をとって
強い実だけが生き残っている。

そして、開花はしたはものの、結実しすぎて
そのオリーブの木の許容を超えてしまうと
これまた生存させるわけにはいかないようで
降り落としていくのだそうだ。
なんだかこの手のオリーブフィロゾフィは
現代の人間社会にもおもえて、胸が痛くなる。

そして、オリーブ好きな虫は、きっと干ばつだから
果実から栄養と水分を補給しているようで
オリーブにしがみついてチューチュー吸い取っている
ようにみえる。きっとそうだ。
こいつらをニッポンカメムシと呼ぶ。
(Cimice Giapponese o Asiatica)
オリーブの栄養分をチューチュー吸い取られると
実だけ枯れて落下してしまう。

それから、オリーブミバエは春の寒波から突然の夏そして猛暑
産卵期を逃して、今、もしかするとこの涼しさに
あいつらも体調を整えているかもしれないw
9月の予想天候次第でミバエ対策をするか
Biologico(有機栽培)の...極めつけの選択が迫っている。

オリーブの実の中に卵を産み付けて生まれた幼虫は
オリーブの実を食べながら大きくなって
飛び立っていくんだけどさ
実は痛んで腐って落下する。
もしくは収穫が近くなってくると
痛んでる実が混ざったり
卵や幼虫がいる実が混ざってしまう
とってもとっても厄介なハエ野郎なのだ。
見た目は小ぶりで可愛いハエなんだけどね。

あともう一つ、スマートな蛾Tignolaティンニョーラの仕業。
1年に何回も産卵するする虫ていっぱいいるってことを
じつは大人になって...農業士養成講座で知った。
その産卵回数にただただ驚いたことを思い出す。
ミバエは1年に最高8回もジェネレーションがかわり
この透き通るようなスマートな蛾は3回あるそうだ。
くぅぅ、この厳しい自然の中で共存していくって
このくらい強く子孫を産み残して生き残らないといけない。

このスマートなオリーブメイガ(?日本名わからず)
こいつもおとなしそうで小さい割には厄介な虫で
新枝の柔らかい先っぽの葉っぱを食べる
花を食べる、実を食べる
ヤバイじゃんコレ!と思うんだけど
100%の収穫が欲しい農園は、徹底的に対策するだろうが
オリーブミバエの収穫間近の産卵よりはまだましだ。

葉っぱは、上へ向いている新枝を食べる。
それは剪定する枝だし実のなる枝じゃないし
あまり気にならなかった。

オリーブの実を早々と食べて落としてしまうのも
気をつけなければいけないが、そんな量ではない。
それでも今年は落ちてる量が半端ないなぁと地面を眺めた。

そして観察した。
そのオリーブメイガの仕業だろう被害があった部分て
家の真横にでんと居座るボスオリーブのまさしくも家側。
なんでだろう。
家の明かりで、むしろ栽培主がおびき寄せているようだった。
カメムシも。

オリーブメイガのビオ対策はない!とあるw
それは30℃超えると活動しなくなるそうだ、ほっとけとw
我が家の明かりに集まってくるスマートメイガは
そのオリーブメイガかわからないけど
Gecoジェーコ(ヤモリ)がソロソロと現れパクついている。

早期落下の原因はそういうわけでたくさんある。
イタリア語でCascola Precoceカスコラ プレコーチェという。
全部に対応してると労力も費用も採算があわない。
私たちも虫と同じようにオリーブ好きで
取り合っているだけなんだ。
欲張らずにある程度は自然に任せたい。
初秋のオリーブミバエだけ目を光らせている。

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先日、Olive Wellness社の第三回目のWebinarに参加した。
私は、第一回目にトスカーナのオリーブの剪定というテーマで
登壇させていただいた。
第二回目は、オリーブのルーツを探るような
古代に遡って、オリーブの歴史第一弾であった。
そしてこの三回目は、オリーブのルーツ第二段で
近代・現代のオリーブの広がりの話であった。

日本のオリーブの品種にミッションが多い理由
日本でオリーブオイルの需要が高まった理由
日本ではスペインのオリーブオイルが
たくさん輸入されていること
いわゆるオリーブ文化の国と日本のオリーブ栽培の違い
いったいぜんたい日本でオリーブ栽培するのは適しているの?!
というところに迫って、終了した。

その日本で栽培する欠点に、夏の天候の違いを筆頭に
オリーブの木が大好きなアナアキゾウムシは
根元の方に食べたり寄生して、木を丸ごと枯らしてしまう。
そしてカメムシのことも話していらっしゃったので
イタリアから聴いていた私は苦笑してしまった。
そのカメムシがイタリアに渡ってきているのだ。

1. 「オリーブの道」(終了)
オリーブが世界にどのように広がっていったのか?


2.「 オリーブを知る」9月11日(土)!
オリーブは、そもそもどのような植物なのか?


3. 「オリーブの栽培」
世界最先端のオリーブ栽培・収穫、搾油方法を解説


4. 「オリーブの力」
油だけではない、実や葉の活用、健康・美容・医療・SDGSにまで及ぶ
オリーブの新たな可能性を解説


5.「 オリーブガストロノミー」
オリーブと食の関係を文化的、科学的に考察

とプログラムが組まれていて
世界からの講師をお招きすることもあるとおっしゃられていた。
世界の専門家の話が聞けることは素晴らしいことである。
是非、月に一回ぽっきりずつのセミナーを見逃すことなく
参加してみてはどうかと改めてここにご紹介した次第である。

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あっという間に雨は止み、ひんやりした空気だけ残して
眩しいけれど控えめに太陽が出てきた。

雨の前に第一弾Fichiフィーキ(イチジク)を摘み
しばらくの間、日中外で日が暮れたら室内で干した。
ファスナー付きの日本で買ってきた乾燥ネットは便利!

しかし我が家は、日々つまみ食いしちゃうから
冬に食べる用の保存食にはならないが
丸ごとフレッシュで置いておくとカビが生えて
二日ももたないから、干しながらがいいのかもしれない。

家の目の前にあったイチジクの木は
日本のオリーブの木を食べちゃうアナアキゾウムシの
イタリア版イチジク好きゾウムシに食べられちゃって
二本枯れてしまった。

ヴィンチの山Montalbanoモンタルバーノ山の向こう側
Pratoプラート県のCarmignanoカルミッニャーノという土地は
干しイチジクの産地なのだが、そういうわけで
そのアナアキゾウムシイチジク好きに襲われたのだった。

全部が全部じゃないことを祈って
私たちは管理しているオリーブ畑になっているイチジクを
大切に食べたいとおもう。
けど、すでに競争相手に
美味しそうに熟れている実は突かれている。

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☆こちらの記事もどうぞ☆
オリーブをモスカから守る già invaiatura
行く夏未熟なブドウの収穫 Vendemmia 2020 vol.1
ドキドキが楽しいWEBINAR Grazie!



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八月前半の灼熱期間が過ぎ、ちょっと一息ついたころ
あまりにも思春期青少年の夏休み引きこもりをみるにみかねて
鬱憤晴らしに、海へ行くことにした。
いつもの無計画家族、前日の夜に決定。。。

私は灼熱期間に海に行くより
少し落ち着いた気温の日がいい。
すぐ焼けちゃうし、日差しが痛いし
暑くてゆっくりゴロゴロできないからだ。

私たちは、毎年同じビーチに行くので
去年と変わらない海に、もう何日も通っている気分だった。
思春期青少年もそう感じてくれればいいのになぁ。

全く稼働しないお盆を挟んだ2週間でも
きっと人も少ないんじゃないかと
ロングビーチのいっちばん町から離れた端っこへ向かった。
ここだ、ここだ、去年もここの入り口から入った。
半壊した古民家の周りにFicoフィーコ(植・イチジク)が生えてて
田舎者の私たちはパクパク食べた思い出から
フィーコの入り口と呼んでいる。

端っこでも、道路沿いの駐車は青線の有料だ。
ときどき白線のところは無料駐車できるけど
なかなかにタイミングとか運を要する。
有料にしたせいか(数年前は全部無料)一日中いるというより
動きがあるようにおもう。
なんせ1時間1ユーロ。
長期バカンスには痛い金額だ。

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左側は、旗がなびいててとってもシステマチックで
なんだか人が結構いる。
有料ビーチなのかなぁ。

右側は、私たちがよく知っている
まばらに人がいるけれど許せる程度だ。
家族連れがいたり、ワンコがいたり
若くも老いてもカップルがいちゃついている
いたってフツーのイタリアのビーチだ。

夫は人混みのビーチに全く興味ナシ。
わたし用のパラソルを設置して、海をしばらく眺めると
ハーバーの町へランチ調達しに行ってしまった。
それはそれで楽しそうだなぁ。

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ひとまずひと泳ぎすっか。
ちょっと波があった。
イタリアの天気予報用語で mare poco mosso といい
波がないと mare calmo という。

初めてイタリアの海沿いを旅していた時('90年代)
あれはナポリのイスキア島のビーチだった。
私と友、ギャル(当時)二人で手ぶらでゴロゴロしていた。

すると、地元クンっぽい青年が身軽にひと泳ぎしにきた。
しかし、彼はまずビーチに座り
カバンの中からエアービート板を取り出し
膨らましはじめた。

そして、水際で足にピンをつけエアービート板をもって
けっこうな速さで遠くの方まで泳ぎ
ちゃぷちゃぷ浮いてる様子で
またけっこうな速さで移動したり浮いたりして
戻ってきて、帰っていったのである。

私たちは、ずーっとそれを眺めてて
えっ、アレ、いいね!ということで意見が一致し
その日に、イスキア島だったかナポリだったかで
速攻、エアービート板とピンと
ついでにシュノーケルキットも購入した。

それからというもの、ビーチでゴロゴロしてるヒマはない!
エアービート板とピンで人魚のように速く泳ぎちゃぷついたり
ピンさえあれば怖くない!エアービート板ナシで
シュノーケリングしまくり、しまいには潜ってウニ獲りだw
お寿司にのっかてるような巨大なウニではない。
野生のウニだから、中身は小さい。
だから何個も何個も獲っては食べ
潜り獲っては食べるの繰り返しw

体中真っ黒に焼けたギャルたちは
もう愛おしい日本人には見えない。
あれからというもの、ブラジルギャルとよばれていた。

ギャル二人は、ティッレーニア海を南下しシチリアを周り
アドリア海沿いにちょい北上しプーリア州を回って
ブリンディシからギリシャのザキントス島へ渡ったのである。

で、ザキントス島から本島へ渡り、ギリシャの田舎も満喫して
アテネへ到着し、そこから島々へバックパーカーしたのである。

当時、携帯電話もなければSNSもブログもない
カメラだってフィルム時代さ。
その時リアルに興奮と共に書き綴るのもおもしろいだろうが
振り返って、今と重ねて時代を比べるのもまたおもしろい。
この忘れてはいけない貴重な旅ブログも、いつか書き残したい。

ギリシャではついにブラジル風ギャルは
海釣り(港沿い)まで挑戦し
それでも釣れて大はしゃぎした魚を
原始人のように火を起こして焼いて食べたのでありましたw

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そういうわけで、在住することとなり車でビーチに行ける生活
エアービート板から固いビート版にバージョンアップ。

私は浮くこともできるし、多少は平泳ぎで前に進めるけど
泳ぎに自信はない。だから海をなめてはいけない。

そのビート板はライフジャケットのように命の綱だ。
スイスイ泳げない私はあれを持ってるだけで安心する。

そして、波の怖さもなめてはいけない。
夫が波にのまれて溺れかけた記憶はトラウマ化して
思春期青少年にことごとく忠告している。

というわけで、わたし用とボク用、一つずつ持てるよう
キオスクみたいな新聞を売ることがメインの
海沿いのGiornaraioは海遊具がいっぱい売ってるので
車からでも一目で発見できるようにわざとごちゃごちゃ置かれてて
あ!あのビート板ウチのとおんなじだ!
ということで、青少年に行かせると
二色あった内、色まで同じのを選んで買ってきたw

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夫が食糧を抱えて戻ってきた!
パニーニとフルーツを食べて
ようやく夫がビーチでゴロゴロしている間
私は、ビーチを散歩することにした。
これもイタリアではフツーな光景。
思春期青少年はカリカリに日焼けしたいそうだし
こんなとこで母にはもうくっついてこない。ちっ。

ちょっと人混みっぽかった左側は
有料ビーチなのか確認しに行った。
旗は、イタリアの旗、EUの青い旗
そして黄色地にANIMAと書かれた旗。
(anima = soul 肉体的魂と訳すのかしら?この場合)
なんだろう。

わざわざ近くまで行っちゃって、っもう赤裸々に赤面よ!
そこの一角は、公認のヌードビーチだったw
真っ裸の男女がいっぱい。
(ちなみにところはLivorno県のSan Vincenzoを南下した
Parco di Rimiglianoも終わりの辺り。ワオ

イタリアは、全裸を公衆の目に晒すことは禁止されている。
だから、公認の場を設けて密集し露出するのだ。

あぁ、ビックリした。
思春期青少年もばつ悪気に驚いたそうだ。そりゃそうだw

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私たちは、何度もいうけど無計画な家族だ。
悪く言えば、もっとオーガナイズしろよ、ともおもうし
良く言えば、臨機応変とかフレキシブルとかフリーダム
Che sarà sarà!(なるようになれ)

ビーチ沿いのキャンプ場でテント張ってBBQして
静かな朝のビーチを散歩した後、BARでColazioneして...
コロナ禍の前は何度もしたけど
早々にデルタ株の蔓延で今年は控えることに。
思春期青少年ガクーン。

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それならば!
海にちっとも興味のない夫が昼寝の後
再びハーバーの町へ繰り出し
AperiCena(夕飯兼アペリ)の調達を!

PizzaピッツァとFritto Mistoフリット ミスト(魚系フライミックス)を
夫のとびっきり社交性のある性格を発揮して
オススメ店を地元民に聞きまくってw 買ってきてくれた。

思春期青少年には大判振る舞いだ!コカコーラをw
大人は、海辺にはビール。
少しでも野菜を持っていこうと主婦の愛
茹でてある冷凍枝豆と塩を持ってきていた。
暑さでほどよく自然解凍され、よいつまみに。

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タイミングよく夫も調達から戻ってきて
親子三人は、静かで素敵な日暮れの中
ビーチで乾杯することができたのであった。

めでたし、めでたしw

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幸せの種 il mare d'autunno
浴びる 日と水と土と風 sulla Spiaggia
この日はアドリア海で verso le Marche vol.3



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大地を歩くとカリッカリッと音がする。

オリーブの葉っぱは暑さで反り返っている。

ブドウも潤いのある果実を保つために
果実の周りの葉は枯れてきている。

ニュースでは、今週がいっちばん暑いですよと
日々、今日は15州...17州...と
高気温注意地方が読み上げられていた。

シチリアの方なんか49度なんていう気温を記録している。
砂漠のような温度ではないか。

私はチューニジアで砂漠体験をした。
その砂漠に行くまでのバンの中や
砂漠の砂山の上を駆け歩いたことを思い出した。

砂漠ツアーの注意事項に
水をたくさん飲むこととあった。
そして、水は買うこととも言っていた。

私は、ガイドの言うことをきいて
水を買って、たくさん飲んだ。
そのペットボトルに熱い砂漠を詰め込んだ。

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今年は車の調子がよくないことと
まだまだコロナが油断できないこと
明日という将来のために節約すること
結局、夏のバカンスは妄想で終わりそうだ。

海のきれいなプーリア州に行ってみたかった。
我が青少年も透明な海でチャプチャプして
白い壁の町を歩くことを想像していたw

そんなとき、shinomaiちゃん
プーリア料理レッスンに参加することにし
妄想プラス、リアル料理でプーリアバカンスですよw

アットホームでコミカルなレッスンでは
Focaccia Bareseというジャガイモが入ったバーリ風フォカッチャ
豆が飛び出るまで煮込むインゲンのトマトソース煮
ナスのオリーブオイル漬け
オレンジ色のカクテル、スピリッツの作り方を
伝授させていただいた。ありがとう!

今やレシピだってネットで簡単にひろえるし
YouTubeで何度でも見返すことができるけど
Zoomレッスンは授業であって、コツやタイミングが学べる上に
教えてくれている講師の長年の経験談がおもしろい。

もちろん生の方が質問しやすいだろうし
手とり足とり教えてくれるし
五感を講師と共有して学べることはメリットであろう。
しかし、今は講師がなかなか移動できない分致し方がない。

レッスンは少人数制で
ずっとマイクをオンにして会話に参加もできるし
参加者もWebcamオンで講師が声をかけてくれて
質問しやすい環境に設定されている。
オリーブオイルの鑑定士でもあるshinomaiちゃん
オリーブオイルの質問にもバッチリ答えてた!
毎週末開催されていても、人気レッスンなので
予約がすぐうまっちゃうみたいですが、是非どうぞ

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覚えたプーリア料理を一気に作ってプーリア気分を満喫したかったが
何しろ暑い。
火を使う料理は一品ぐらいしかつくる勇気はない。

朝から25度以上あるからフォカッチャの生地をつくって
ランチにあわせてオーブンをつけて焼くことにした。

アントネッラの畑で採れたトマトに
我が家の自家製オリーブの塩漬け
オレガノが無かったのでローズマリーと
天日干しにして攪拌した夏の濃厚なアントネッラのセロリの葉
たっぷりの我が家のオリーブオイル
大粒の塩をちりばめて。

なるべくレシピ通りにつくれたはず。
表も裏もとにかく表面がカリッ、中がフワッ
おいしくできた!

インゲンのクタクタトマトソース煮は
コッチョリーノの土鍋におもかせ!
フレッシュのトマトも加えて
豆が飛び出てくるまで煮込む。

夕飯は付け合わせに
翌日のランチには、パスタにからめて。

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ナスのオリーブオイル漬けは数日浸けたかったので
8月15日のFerragosto
フェッラァゴスト(祝日)にあわせた。

数枚大きくスライスしたナスは
ななんと、SUSHIのネタにしちゃった。
種の多いナスだったけど飾りだとおもってw
ナスの食感は寿司ネタにあうとおもう!

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久々に乾杯できた友家族と夜更かしした後の朝は
砕いたアーモンドのバタークッキーと
もう麻痺しちゃったのかこの酷暑の中
夫が摘んできてくれた愛のMoreモーレ(複:ブラックベリー)と
モーレの後ろに小さく実がなっていたというFichiフィーキ(複:イチヂク)
(2021年は春に2日間だけ襲った大寒波で芽が焼けてしまった)

ダラダラ朝を過ごしていると
また熱風が吹いてくるイタリアの8月であった。



☆こちらの記事もどうぞ☆
どこまでもつづくイタリア人情と大地 verso le Marche vol.6 fine
あの時もオルチャ渓谷からだった le colline senesi
夏の訪問者 Lo Yukata






オリーブオイルとオリーブ栽培の専門家たちが立ち上げた
Olive Wellness社のウェビナー≪Olive Wellness社大学≫が毎月
オリーブを通して私たちの生活がウェルネスになるよう
役立つ知識・知恵・情報・価値観をシェアしよう...
なんともありがたやすばらしき趣旨で始まりました。


私は第一回目の「オリーブの剪定」に登壇させていただきました。
なぜかトップバッターがヴィンチより生中継でしたので
オリーブ文化のヴィンチの風景や生活などを
盛りだくさんにお話しさせていただきました。

オリーブの剪定では、トスカーナのオリーブの主な品種
トスカーナの主な収穫方法、トスカーナの樹形の歴史と理由
そしてズバリ枝の数や剪定の目的と順番などを
シンプルに伝えさせていただきました。


第二回の「オリーブの道①」では爽やか若社長様自ら登壇し
コロナ禍前のイスラエル訪問での資料をお見せしながら
まさしくも世界史(もちろんオリーブにまつわる)の授業のように
年表や地図を使ってご説明されており
メソポタミア文明だのローマ帝国だの忘れちゃってた私なんかでも
覚えてられるかは別としてw
とても分かりやすく進行されていたと思います。


次回のテーマは、オリーブのルーツを探る第二弾!
オリーブの道②」
~オリーブは"地中海"から"いよいよ日本"へ~
オリーブオイルビジネスのエキスパート松村氏が
引き続き登壇されます!
どうぞ、お楽しみに。

Webinar開催日は、8月21日(土)日本時間16時~
詳細とお申し込みはolivewellness.storeよりどうぞ。



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つづき

シスターズと立ち寄った瓦屋さんの奥様と話が弾んだ。
観音寺市(香川県)に滞在しているならば
是非、伊吹島へ!と絶賛オススメしてくれた。

で、伊吹島へ行くならガイドの三好さんに連れてってもらって!
ということで、三好さんの電話番号をいただいた。

この瓦屋さんに立ち寄ってなかったら
伊吹島に行ってなかったかもしれないし
三好さんのことも知らず
ボートを出してくれるガイドがいることも
知らなかったわけだ。これは何かの縁だ!行ってみよう!

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私と少年がシスターズの実家に着いた翌日
梅雨が明けた。

昨日まで雨が降ってた気流と大地と植物の呼吸は
目に見えそうな湿度と、霞かすみの中の太陽の光。
ムンと感じる。
あぁ、これが日本の夏だ。
体はすぐに思い出した。

イタリアの酷暑は、アフリカからの気流も相重なって
太陽の光が当たると痛い。火が傍にある感じ。
タバコの捨て殻だけではない、ちょっとした摩擦で野暮火事が起こる。
その容易に火がつくことを喜ぶ変態が大惨事を巻き起こす。
それをPiromaneピローマネとイタリア語でいい、放火魔と訳す。

日本の猛暑は、ついこの間まで梅雨だった面影を残した
ジトッとした重たい暑さ。煮込みの湯気が立ち上がっている感じ。
湿気と熱気が上昇し、台風の渦が生まれる嫌な予感がつきまとう。

同じ夏なのに、なにかどこか違う。
イタリアでシソがハーブとして定着しないワケがわかる。
ワサビができないワケもわかってくる。
日本で食べるトマトの味が違うワケだってわかる。

かといって母国ニッポンのふるさとの味が無性に恋しくなるが
違う気候で種を移動させて植えても
同じものは生まれないワケもわかるものなのだ。

土地の気候で生まれた恵みを
その土地で味わって摂取することが
地球にとってもサスティナブルで
健康でいることと長生きすることの
いっちばん理に適っていることなのだと私は想う。

土地の気候と歴史は食文化のワケであって
それを郷土料理といわれるものなのであろう。
それをイタリア語だとGastronomiaガストロノミアというはずだ。

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ミックスな我々はごちゃごちゃお惣菜をスーパーで調達した。
シスターズの夫アイルランド人も
なんちゃって日本人の我が少年Italo‐Giapponeseも
ときどきしか帰国できない愛国心なニッポン人も
連れてきた元地元民シスターズも
アレ食べたいコレ食べたいと
こんなにスーパーのお惣菜コーナーを楽しんだことはない。

待ち合わせの時間まで、近くの海水浴場でひと浴びして
ピクニックをすることにした。

潮が引いた遠浅のビーチはグレーの砂浜に
小さなカニのようなのがせっせこふさがった穴を
コロコロ砂を丸めながら開けていた。
その砂コロは、穴を中心に花火のように分配されていた。
よくみるとどこもかしこもカニが仕業の砂コロだらけだ。
そのぐらい一面は湿ったビーチが広がって人の足跡はない。

何故。なぜ。ナゼ。
なんで日本の海は、こんなにも人がいないの?

イタリアの七月なんかうじゃうじゃビーチは激混み
望遠で撮ると新宿駅とか品川駅のラッシュアワー並みだ。
ニュースでスポットを当てられる光景は毎度うんざりする。

私が南房総にイェィイェィと繰り出していた昭和の終わり頃
うじゃうじゃビーチに海の家は激混みで
なかなかにラーメンは出てこなかった。

イタリア在住の日本人たちは七月だろうと夏の間ずっと
海ではトップレスに真っ黒に日焼けしてるはずなのに
日本ではしないの???
それだけが謎に残った夏の日本一時帰国である。

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麦わら帽子で現れた三好さんの慣れた口調で
伊吹島ツアーがはじまった。

あるときガイドなしでゆっくり自由気ままに旅をしたいけど
こういった歴史のある小さな島の船便のないところは
ガイドさんを利用したい。

小さな島といえば、私はシチリア島のエオーリエ諸島やギリシャだ。
伊吹島より大きかったから午前向かって午後帰ってくる
そんな風に少しでも人里離れて各地の海水浴を満喫していた。

伊吹島は、海水浴が目的ではない。
もう、誰もいないビーチは日本のどこに行っても無人島並みである。

伊吹島には、(2019年)7月の終わり頃訪れた。
その頃を中心に、6月から9月ぐらいまで
この島限定で煮干に加工される伊吹いりことなる
そのいりことなるカタクチイワシの群れが集まってくる
漁獲期なんだそう。
その工程をのぞいちゃおう!という海上ツアーである。

カタクチイワシは
この際イタリア語で言ってみるならばAcciugheアッチュウゲ(複)という。

このカタクチイワシを伊吹島の沖合で漁獲され加工されていないと
伊吹いりことは呼べないそうだ。
まるで、イタリアのD.O.P.(Dominazione di Origine Protetta)
保護指定原産地表示のようだ。
指定された土地の産物で、生産方法も加工過程も
全て規格にそって商品とならなくてはいけない。

私たちは島々に囲まれた瀬戸内海にある伊吹島沖の
カタクチイワシの漁獲作業のタイミングに鉢合わせた。
小さな海上タクシーを操る釣りキチ三平のように麦わら帽子をかぶる
元伊吹島出身だという三好さんは
漁船が見渡せるちょうどいい位置に我々を浮かばせてくれた。

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ちょっと長くなりそうな網引き作業の間
伊吹島の周りをまるでクルーザーのように近づき
石門だとか前の加工場跡を見せてくれた。

そして、船から降り、島を歩いた。
住居は小高い丘の上にある。
上から見渡す黒い瓦屋根の家々の半分は空き家だそうだ。

小学校は小さいのはもちろん大きいのも閉鎖され
小さいのは、伊吹島資料館となり
大きいのは、瀬戸内芸術祭のアートプロジェクトで
一部活用されたようだが
これだけでは直島のように人は集まらなさそうだ。
この島は、三好さんのようなガイドが
ひたすら案内するしかないように見受けられた。

伊吹島の島民だって、漁獲期に集まって
他の季節は観音寺市に住んでいたりするそうだ。
学校もないし...

そんな家族の生活を犠牲にしたような職業だが
漁獲期の収入は良いそうなので、捨てたものではないそうだ。
男は船乗り、煮沸・乾燥・選別するいりこの加工場は女
意外や意外、みなさん若者ばかりで後継者問題はなさそうなのが
ハッピーエンドに終われるツアーであった。

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ツアー土産に獲りたて煮沸ホヤホヤのフレッシュカタクチイワシを
タッパーに詰められるだけ詰めさせてもらった。
つまみ食いをしながら。
煮えたイワシを囲んで鷲掴みにしている我々を
空のセイロの間から猫たちがこちらをじっとみつめていた。

私たちは翌日に控えたビオディナミワイン&オリーブオイル会の
おつまみにその伊吹煮沸いりこも並べた。
パンチのあるトスカーナオリーブオイルと塩プラス、レモン
地中海的な食し方は、イタリア在住にはイタリアを思い出させる
なかなかに親近感のある味わい方であった。お試しあれ。

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香川県には小麦・塩・醤油
そして濃厚で旨みの強い伊吹いりこのだしが揃って
コシの強いさぬきうどんという食文化
ガストロノミーがあるんだそうだ。

それを追うように観光が付随して
学んで語っていくんだなということを
改めて知ることができた。
不意の出会いに感謝したいとおもう。

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Kagawa vol.3へ、つづく。



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無計画に目的地に行こう Shikoku Region - Kagawa vol.1
親切な島、甘辛い島 Setouchi Region - Shòdoshima vol.2
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オリーブオイルとオリーブ栽培の専門家たちが立ち上げた
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私は第一回目の「オリーブの剪定」に登壇させていただきました。
なぜかトップバッターがヴィンチより生中継でしたので
オリーブ文化のヴィンチの風景や生活などを
盛りだくさんにお話しさせていただきました。

オリーブの剪定では、トスカーナのオリーブの主な品種
トスカーナの主な収穫方法、トスカーナの樹形の歴史と理由
そしてズバリ枝の数や剪定の目的と順番などを
シンプルに伝えさせていただきました。


第二回の「オリーブの道①」では爽やか若社長様自ら登壇し
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まさしくも世界史(もちろんオリーブにまつわる)の授業のように
年表や地図を使ってご説明されており
メソポタミア文明だのローマ帝国だの忘れちゃってた私なんかでも
覚えてられるかは別としてw
とても分かりやすく進行されていたと思います。


次回のテーマは、オリーブのルーツを探る第二弾!
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直島から高松までは、車も乗れるフェリーだった。

その前に、直島でサクッとうどんを食べることにした。
こうやってサクッと入ってサクッと食べれる日本て、いい。
どこの田舎や観光地に行っても、何かしらさっぱり食べれる
蕎麦屋とかうどん屋とかラーメン屋がある。すごくいい!

直島からフェリーが出航するとき、若者住人が手を振る。
さよ~なら~、また来てね~。
見送ってくれる国って日本ぐらいなんじゃないのかなぁ。

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客引きのお迎えは何度も経験した。
現代こそ、客引きにくっついていって宿探しなんて
想像できないだろうが、'90年代に欧州を旅していた頃
ネットがなかったから、地球の歩き方と客引きで宿を探したもんだ。

例えば、島の客引きといえば
シチリア島のエオーリエ諸島のヴルカーノ島に行った時のこと
無計画な女子二人は、のこのことフェリーから降りた。
どこからみてもバックパーカーガールズであった。

目星をつけていたんだろう
ワンピを着たぷっくりした小さなおばちゃんが近寄って来て
「ウチにバンガローがあるんだけど、どうだい?」いいね!
ガールズはのこのぷっくりおばちゃんにくっついて行った。

島だしミニキャンプ場だし、車で来る人はいないだろうから
テント用スペースとバンガローが敷地を囲むように設置されてあり
中央が庭でバーベキューや自炊ができる場所もあった。
バンガロー一室は小さく二段ベットがあった。
ボロかったし、汚かったけど
他を探すのが面倒だったのでここに決めた。

ガールズはさっそくビキニと短パンで海へ行く。
港近くに、さっきいなかった魚と野菜売りが
Ape(Piaggioの三輪バイク)の荷台に山盛り積まれていた。

ガールズはきゃぁきゃぁ言いながら選んでいると
これ持ってけ!あれも持ってけ!と
いろいろオマケしてくれた島のおじちゃん。
最高に嬉しかったし美味しかったなぁ。

ちなみにヴルカーノ島は、火山という名の通り
グツグツ海の中も活動していて
遠浅のビーチは温泉みたいで
水の中なのにグツグツしてるから座れない。
だから平らな流木を拾ってきて、その上に座って温泉気分。
そんで、海の水の中の泥を顔にぬったり体にぬったりする。
そこにいる人たち、みーんな泥んこなのーwww
あぁ、楽しかったなぁ

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そーんな思い出を懐かしみながら、直島をたった。
やはり瀬戸内海はブルーのグラデーションが素敵だった。

高松港に着いて電車に乗って観音寺という駅で降りた。

わー、フィレンツェで出会って、東京で会って
ヴィンチに遊びに来てたシスターズ(Mのことをそう呼ぶことにする)が
手を振りながら「マキチー!」と呼んでいる。

知らない土地を渡り歩いてきただけに
やっと知ってる人に出会えただけでもほっとする。
私たちは欧州慣れしてるから、再会にハグしあう。
初めてみたシスターズの運転でシスターズの実家へ向かった。

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親子で一番最初にさせてもらったことは
床屋さんごっこであった。

少年は一ヶ月あとから日本に友だち家族とやってきた。
親子再会後も半月以上、少年の散髪にかまってられなかった。
だんだんロン毛化し、帽子かぶってたw

ある日なぜか友人に、よく切れるというハサミをプレゼントされ
東急ハンズで自宅用床屋さんセット=ナイロンのポンチョを
ゲットして持ち歩いていたので、一式ある。

庭で少年の髪の毛の散髪をしている間
シスターズんチのワンコが、ずっとこちらを眺めていたw
ワンコの視線もそうだけど、セミがやたらうるさいなと思ったら
道路沿いなのに、すんげーセミだらけで怖かった。
しかも大きい。イタリアの小型なセミなんて
カワイイもんだ。

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シスターズが大きいダムがあるから行ってみよ
と言うので行ってみることにした。

途中、赤い縦の旗が立ち並ぶ墓地があって
よーく読んでみると、生木地蔵尊とかいてある。

シスターズも寄ったことがないというので
寄ってみることにした。

そういうところが、シスターズとの旅で
イタリアでもギリシャでもトルコでもスイスでも
気になるところはどこへでも立ち寄った。

この生木いきき地蔵とは、直径1.5m、高さ30mほどある
樹齢‘1200年の楠クスノキに、約200年前
病弱な一人娘を想って三ヶ月掘り続けたら
娘はなんと100歳も生きたということから
生木のお地蔵さんにお願いごとをすれば
願いが叶うよということで
願い事が多すぎる私たちも手を合わせたのであった。

その生木とお地蔵さんと墓地を守る主が現れた。
どうぞ、どうぞ、写真撮ってってください!
遠慮なく墓地だけど生木の写真撮らせてもらって
主のところへご挨拶に伺うと
そこは、襖ふすまの修理屋さんであった。

長いこと海外在住をしているフィレンツェシスターズにとって
紙でできている引き戸なんて外国人並みにワオである。

アトリエにお邪魔させてもらった。
工具をみてるだけでワクワクするし
何個も立てかけられている刷毛なんか
わざとらしいオブジェにみえてくる。
いちいち驚いていちいち写真を撮っていると
襖職人も調子にのってくるw
次から次にいろいろ見せてくれて
襖のアンティークな取っ手もみせてくれたりしてワオだった。

あまりにもいちいち喜んでいる私たちをみて
襖職人、襖の端切れを私たちにプレゼントしてくれた。
そこでまたわーわー喜ぶから
襖職人、コレクションしている'60年代頃の
映画のポスターを分けてくれたのである!
これイタリアで持ってたら自慢できそう!
ありがとう、おじちゃん!

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生木地蔵尊だけでお腹空いちゃった!
シスターズオススメのザ・さぬきうどん屋さんで
うどんをズルズルツルツルとすすった。

ユーロからすると極安の本場さぬきうどんに感動し
田んぼが一段でも棚になってるだけで感動し
BONSAIのような植木があるおうちをみて感動し
軒の下に玉ねぎが干されていれば感動し
黒光りしている反り返った瓦屋根に感動した。

瓦屋さんに惹かれて立ち寄った。
イタリアの茶色いテッラコッタ=素焼きの瓦より
炭色な黒がナチュラルな日本の瓦の方が好きだ。

瓦屋の奥様のお話によると
近頃は地震や台風などで伝統的な瓦屋根の需要が
減ってきているという。
しかし、土や色の風合いを残して、瓦屋根以外に
インテリアや造園などのリクエストが増えてきているという。
ヴィンチだったら暖炉の周りなんかよさそうだなぁ。
思い出に小さな小皿をゲット。

そこで、とっても人柄がよかった瓦屋の奥様と話し込んでいると
「私、伊吹島の小型船出してくれるガイドをしってるわよ」
ということで、電話番号を教えてもらったのである。

ちょっと立ち止まった瓦屋さんで
観光の話をしたからおしえてもらったガイドさん。
動いてみないとわからないし
話してみないと何が生まれるかわからない。

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雨の中、目的地の豊稔池堰堤(アーチダム)に辿り着いた。
誰もいなかった。

ゴォーっとしぶきを立てて噴き出している堰堤は
雨など関係ない。
周りの地面も植物も石も岩も
まるでしぶきにかかったようにシトシト濡れていた。

このアーチダムは、まるでヨーロッパの城壁のようだった。
堰堤の向こうには、まるで守る集落があるようにもみえた。

私たちは、その黒ずんだ堰堤の周りを
雨なのかしぶきなのかわからない粒の中散歩した。
どこにいっても最終的に何を観察しているって
まわりの自然に溶け込んでいるかだとおもう。
私たちは、小さな虫までみつめてあげた。

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つづく。


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