大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

October 2021

DSCN8675

トスカーナは、早いところは10月半ば頃から
オリーブを収穫している農園はいるが
20日以降一斉に収穫がはじまり
11月の半ば頃までピークが続く。

私はここ数年10月中には終了させている。
なぜなら、温暖化の影響で成長が年々早くなっていることもあるし
11月に入ると霧の出る日が多くなり天気が悪い。
それと、サマータイムが終了し一気に日が短くなって
収穫できる時間が減った気分になるからである。

DSC07336

2021年のトスカーナ産オリーブオイルは
50%も激減なのだそうだ。
ニュースで、国に支援を求めていることが報道されていた。

理由は、突然の春の寒波と初夏からの猛暑に干ばつ
この異常気象にオリーブはストレスを受け
成長が乱れてしまったという。

私が管理している畑でも、元々弱っていたオリーブは枯れてしまったし
結実していた実が初夏の時点でたくさん落ちてしまった。
カメムシやメイガも寄ってきたが
だいたいは春の寒波が影響しているようだ。

こういう事態は、土地を耕しても肥料を撒いても
どんなに水を与えても、ダメなものはダメなのだ。

それでも、生き残ったオリーブたちは
強くたくましく濃厚に美味しく出来上がっていると
ニュースでインタビューを受けていたオリーブオイル鑑定士が
口をキィキィさせたりキューっとさせて頷いていた!

私のオリーブたちも私が監修させていただいたオリーブたちも
日に当たってツルツルひしめきあっている。
全体的には不作だが、健康なオリーブには
どっさりついていたりもするし、美味しそうだ。

はやくオリーブオイルを口にしたい!

013 Assaggiare l'Olio Novello

この度、出会いとタイミングと発想から
私が監修したオリーブオイルを日本のみ
数量を限定して発売することが決定した。

どうして私が監修をしてオリーブオイルを
日本のみなさまに届けようと思ったのか。

私は、オリーブ文化のイタリアでオリーブの栽培や剪定を学び
オリーブオイルができるまでを自分で手掛けてきて
だんだん年数が経つ内
市場に出回っているオリーブオイルの事情や
農園が直面していることや対応していること
そして消費者さまたちのオリーブオイルに対しての認識不足
などなど様々なことがみえてきた。

この情報過多な世の中なのに、実際のところ生産過程というのが
あまりみえてないところに気がつきはじめ
そこで、私が言葉や写真で発信する他に
オリーブオイルが届けられたらいいなと強く想いが募ったのであった。

とはいえ、私は土地なし農民であるし
土地や倉庫となる不動産、それをリフォームする資金
それだけじゃない、トラクターなどの設備から人手の確保
ほんのちょっとの資金ではとうてい無理無理w

たいていの農園は、代々受け継がれていたり
ど起業家や想像もつかないお金持ちさんたちが農園を開業して
自分のためのワインやオリーブオイルを造って
華やかにもてなすための嗜好品となっているのが
イタリアの現状だ。

従って、無理をせず、自分の想いをアピールする方法は
一からはじめることではなく、全て整った農園の
ほんの少しだけを日本に送っていただけるといいな
たったそれだけのことであった。

DSC07364

しかし、見ず知らずの農園には交渉できない。
そこで、私が数年かけて信用を得てきた友農園をたずねた。

ここの農園は、ヴィンチ村15㎞圏内に畑がある。
トスカーナらしい品種4種がメインで
草っぽい風味のするFrantoio
単種だったら私はこれが一番好きなMoraiolo
我が家でもお馴染みの癖のないLeccino
実は小さいけど隔年性にあまり影響されないPendolino
上の2種は遅く成熟する品種で
割合的にFrantoioが多めということで
遅咲き品種を早咲き品種と同時収穫となると
ポリフェノールやクロロフィルが多めで
苦味辛味のパンチが効いたザ・トスカーナオイルとなる。

そういうわけで今年は大不作なので
ありったけの生き残りツルツルオリーブの収穫は
一昨年味見したオイルとはまた違うだろうと期待している。
そこがオリーブオイルのおもしろさだったりもする。

収穫の時期は、ちょっとだけパンチ味を抑えるために
ほんの少し遅くして10月の最後の週に予定している。
今年はやや成熟が早いように見受けられるので
ほんの少しの効果はあるであろう。

搾油所は、私がいつも依頼している信用のあるところを指定。
スピリト的に有機栽培しか受け付けないこだわり派で
混ぜこね工程のグラモラ機は
より酸化を抑えるだろうといわれる珍しい縦型式
油分と水分を分ける分離機も精密で超濃厚なオイルが抽出され
全工程21度というこれまた超がつくほどコールドで
大切にしたい成分をより壊さないよう配慮されている。

そして抽出後24時間以内にフィルターにかけられる。
フィルター機を農園は購入されていて自慢していた!
そこで2回フィルターしてもらって
余分な澱を即取り払って新鮮さを1年間保たせるのである。

DSC07375

この農園の主は、数少ない女性しか参加できなかった
農業士養成講座の女仲間で、彼女が唯一農園を開業し
オリーブ畑で私が落ちこぼれていたトラクターを乗り回しているw

Agriturismoと呼ばれる農園宿泊施設を現在リフォームしていて
日本のみなさまにもおもてなしができることを心待ちにしている。
私も是非畑や周辺をご案内したりして
こちらの有機栽培のワインやオリーブオイルで
お食事を楽しめたらと夢を一緒に描いている。

DSCN1060

このように身近な農園ですぐに足が運べたり
作業の時は一部始終様子が伺えて
オリーブオイルを味で選択した紹介ではなく
栽培や作業を日本の食卓用に一緒にチェックして
お伝えしていくオリーブオイルの紹介は
なかなかできないことではという発想であった。

こちらのOliveWellness社では
『レオナルドダヴィンチのふるさとヴィンチの丘で オリーブ剪定』
というタイトルでWEBINARに登壇させていただいた。

この会社は、オリーブとは
幸せをももつ健康を私たち人類に提供する植物であることを
知ってもらいたい一心で
WEBINARなどを開催したりコンサルトしたりしていて
私の自然愛熱に共感してくださったとこから
彼らの温かい支えの元、このようなコンセプトで
私が監修したオリーブオイルの発売が決定した運びである。







農園から監修した部分のみのブランド化を図り
ラベルを独自につくりあげた。
ラベルにもいろいろ規制があって
それはそれは、農園も私もOliveWellness社も
みんながみんな勉強になった。

イタリア産オリーブオイルは
黒いラベルや白地にポツンが多いということだったので
太陽のイメージ、オレンジ色
でも私らしくシンプルに
そしてレオナルドダヴィンチのふるさとヴィンチが
ひっそりわかるようにデザインされているので
是非とも見つけてほしいw

DSC07380

ただただ味を語るオリーブオイルではない
私の、農園の、OliveWellness社の、想いを伝えるメッセージ的な
エキストラバージンオリーブオイルとなることを目指しています。

どうぞヴィンチの丘よりよろしくお願いします。

予約注文はこちらまで



☆ ブログ過去記事『オリーブOLIVI』のカテゴリーを
どうぞ参考にしてください ☆




Twitter・Instagram・Facebook・Ranking・BlogmuraをFollowすると
Blog UpdateのNotficasionが受け取れます。どうぞご利用ください。




Grazie di aver visitato!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。




にほんブログ村 海外生活ブログ ヨーロッパ情報へ


Instagram
 ≫≫≫ obatamakivincirealmakici




  

DSC07366

ある展示会の企画セミナーで
あるオリーブオイル協会のある方の
(どこのだれだか忘れちゃったw)
発表するテーマが

「世界一のオリーブオイルをお教えします!」
というのがあった。

外国の方でプロフィール写真も
スーツ姿にスマイルで貫禄があって
経験がありそうなシニョーレであった。

世界一のオリーブオイル???
それはそれは興味があった。
しかし、コロナでその食品展示会は中止されてしまい
内容を知ることは不可能となってしまった。

どんなことを話そうとしてたのか気になって仕方がない。
私が想う世界一美味しいオイルと同じか
答え合わせをしてみたい。
謎に終わってしまったから
自分の考えがいまだ想いの大前提となっている。

DSC07255

私が想う世界一美味しいオリーブオイルとは
各土地の各主のパッションだと想っている。
そしてそのパッションには透明性があって
嘘がないことだと想っている。

だから世界一とは自分からみた世界一なんだと
私は想っている。
それと生産者を信じて味わった人が想う世界一なんだと
私は想っている。

オリーブオイルは、毎年同じオイルは生まれない。
そして土地によっても畑によっても品種によっても気候によっても
栽培主によっても搾油所によっても、全てが関係して
今年のアナタのオリーブオイルが誕生するのである。

DSC07256

DSC07269

オリーブ栽培や剪定を
オリーブ文化のイタリアで学び
自分でかってでてオリーブの管理をし
年数も経ちだいぶ慣れてきたのでメモっておきたい。

毎年同じ畑の同じ品種なので似たり寄ったりはある。
しかし、降水量が多い年、夏が涼しい年
猛暑な年、オリーブミバエが発生した年
いやいや、春の結実時期の気候、初秋の降水量
収穫するタイミング、フィルター加減
搾油所のマシーンにもよるし、搾油するときの温度
それはもう全て様々な状況次第なのだ。

愛好家や趣味も含む生産者だけの技術
搾油所の技術だけではないのである。

しかし、気候ばっかりはヒトは操作できない。
それではどうパッションを表にした
自称世界一オリーブオイルをつくるのだ。

剪定は毎年少しずつでも行っているのか
肥料の考え方はどんなもんか
有機栽培で行っているのか

収穫のタイミングで何を重視しているのか
濃厚クロロフィルや辛味苦味のポリフェノールを意識するのか
オイルは抽出されて元がとれているのか

収穫の時間はどのくらいかけているのか
収穫した実をどのようなかごに入れているのか
明日搾油してもらう場合はどのように保存しているのか
落ちた実を拾ってしまっているのではないか
そんでもって
自分んチのオリーブをオイルにしてるのか

搾油所は低温で搾油してくれるところか
有機栽培と農薬栽培をきちんと分けてくれているのか
清潔な搾油所か

搾られてきたオイルを入れる容器は何で洗ってる?
まさか食器洗剤ではないよね?

フィルターを自分でドロップ式にするとき蓋閉めてる?
オイルの保存の状態は???

これをクリアしてれば、どれも世界一だと想う。

DSC07371

DSC07373

あるこだわり屋は、日中の気温で収穫することで
実が発酵していくのを防ぎ、夜に収穫している人もいるって
ラジオで聴いたことあるけれど
オリーブもヒトもみんなの睡眠時間に作業をすることは
私はあえて自然に反しているようにおもう。

クロロフィル/ポリフェノールを意識しすぎて
まだ油分の形成真っ最中の緑のときに収穫して
搾油率が3%(通常トスカーナは15%前後)なんていうのも
どこかで聴いたことある。

搾油してからフィルターにかけるまでの
超フレッシュのあの状態をNovelloというならば
そのNovelloを意識してフィルターにかけない
ノンフィルターにして保存すると
あのフレッシュな味は1ヶ月もつかもたない
どっちをとる?

DSC07271

コンクールで受賞したオリーブオイルはきっと美味しいに違いない。
全部の条件を知らなくたってなにかしらハーモニーを感じ
審査員の心を射止めたんだから美味しいのだ。
では、国や審査協会や団体を変えてみるのはどうだろう。
もしかすると、志向が違うかもしれない。

私は辛味苦味に
パンチのあるトスカーナ産オリーブオイルが好きだ。
もしかすると人がよくいう南イタリアのオリーブオイルは
パンチがないのでトスカーナの人は不向きだと聞く。

その逆もあって、南イタリアの人はトスカーナ産が無理ってのも
知っている。地方出身の方たちはわざわざ出身地のオリーブオイルを
取り寄せているんだから、イタリア人の故郷愛は
根強く伝授されていく郷土料理にも繋がるのであろう。

DSC07359

だから、オリーブにもヒトにも無理のない栽培と収穫で
土地の味と生産者の貫いたパッションがあれば
みんな世界一なんだと私は想う。

だから私は、できたら生産者と出会うことや
土地を歩くことを勧めるのである。





OliveWellness社よりWEBINARのお知らせです。
2021年10月16日(土)日本時間16:00~

前回は、オリーブってどんな植物なの?というお話でした。
花や葉や実の形や大きさや時期
そして見分けにくい品種のことなどお話してくださいました。
今度は、オリーブの栽培と搾油のお話ですって!

もうすぐトスカーナもオリーブの収穫です。
春が寒くて夏が猛暑、初秋は雨が降って膨らんでます。
どんなオリーブオイルになるのか楽しみですね。

それでは、WEBINARの詳細とお申し込みはこちらより。
どうぞたくさんのご参加をお待ちしております。






☆こちらの記事もどうぞ☆
果実の色づき Invaiatura
オリーブオイルの搾油率 essere olio extravergine
オリーブオイルを美味しくさせる Consiglio di Frantoio Bio




Twitter・Instagram・Facebook・Ranking・BlogmuraをFollowすると
Blog UpdateのNotficasionが受け取れます。どうぞご利用ください。




Grazie di aver visitato!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。




にほんブログ村 海外生活ブログ ヨーロッパ情報へ


Instagram
 ≫≫≫ obatamakivincirealmakici




  

DSC07336

DSC07277

じつは我が家は、我が青少年の
お友だちを集合させてのお誕生日会を一度しかしたことがない。
あれは5歳のときだったなぁ。

イタリア(ひとくくりにしてはいけない)の
お誕生日文化、パーティー文化、プレゼント文化は
生まれてからすぐにはじまる。

その5歳のお誕生日会は、私が決めて開いたもので
本人の意思ではない。
しぶしぶ大人に付き合ったような感じだ。

あの会は、全部私の愛情がこもりまくった手料理でもてなした。
コレ、全部ママがつくったの?って
ママたちが褒めてくれた!

本人は、もともと自分が主役になることを好まない性格だから
お誕生日会は興味がない。
主役どころか人前で率先することができない。
生まれたときからの性格で
それは、公園に行っても、どうぞどうぞと自分の番になっても
早く早く!とせかす子どもたちに番をあげてしまう。

あれは確か4歳のお誕生日
いとこ親戚を集めて食事会風にしただけなのに
最後の、4本のろうそくを消す時になって
みんなに見られていることで大泣きしはじめた。
絶対に消さない!と言い、大人がふーした。

思い出した。2歳のお誕生日会は盛大だった。
本人は当時なんのこっちゃわからないから
ただただいろんな大人が風船で遊んでくれて
美味しいものが並んでるっていう様子だったのを覚えてる。

あのお誕生日会は、どっちがオマケの理由か、私の退院祝いとして
お見舞いに来てくれた友たちを全員よんだんだ。
だからみんな嬉しそうに乾杯してくれた。
あの時も全部手料理したなぁ。

盛大なお誕生日会はそれくらいで、ひっそり家族とか
ひっそりもうひと家族くらいの規模で本人は嬉しそうだ。
毎度、ひっそり祝っている写真が残っている。

公園も、誰もいなくなってからはしゃぎだす。
今でも、ショッピングなんかしてても
人がいるときは割り込まず離れて待っているw

それでも友だちのお誕生日会には毎度毎度参加している。
近頃は、みんなでSUSHI屋でやるんだそうだ。
もうご招待式ではないから平等に参加しやすいが
大人の外食より頻繁でそれはそれで大変だ。
男子の集まりでもしっかりプレゼントは持っていくようだ。

DSCN1501

DSCN1499

オーガニックファームのアントネッラの息子くんのお誕生日会を
羊が歩けるぐらい広大な土地を持ってる自分チでやるってんで
クラスの男女全員プラスその他大勢分の料理を手伝ってくれという。
いいよ!と一つ返事をしたけどできるかな。

ヘアーバンドとエプロンを持って出動した。
「何をすればいいのかしら?」
「揚げ物よろしくー」
うぅ、フライか。

アントネッラは、手作り料理でプラスチックフリーを目指していた。

ポテトフライのポテトはアントネッラんチの。
アントネッラのポテトは美味しい。
スーパーのと全然違う。私はいつも買わせていただいてる。

皮をむきむきして、マクドナルド風に細くカットしてあげた。
「アナタ、几帳面ね。私はもっと雑だわ。」とアントネッラ。

セミ業務用っぽいフライマシーンで揚げるのだけれど
出来上がりは自分の目で確認しなければいけなかった。

そして次は、FicattoleというPizzaの生地を
食べやすい大きさにカットして揚げる料理だ。

体に良さそうな雑穀ミックスっぽい粉はいい感じに発酵してて
それをちぎっては伸ばしカットして
こちらは鍋の油に放り込んでいった。

これはすぐ揚がるので他のことができない。
ずっと揚げ色をチェックしていなくてはいけない。

あとは中にモッツァレッラが入った冷凍ミニコロッケとか
あったんだけど、けっこうどれも上手に揚がったと思う。

DSCN1505

というのはさ、
春にHACCPの免許の講習で、アクリルアミドという項目があった。

そのアクリルアミドってのは、
原材料に含まれているある特定のアミノ酸と糖類が
揚げる、焼く、焙るなどの高温での加熱(120℃以上)により
化学反応を起こすそうで、体の神経系に
障害が出てしまう可能性があるということなのだそうだ。

そのアクリルアミドが起こりやすい食品に
まさしくもポテトフライやパンをさらに焼くとかに多く
それじゃぁどんなことを目安に料理すればいいのよ!
という答えに、低温で揚げるとか焼くとかの他に
仕上がりの色なんだそうだ。

茶色くならない黄金色のうちに取り出すのがいいんだそう。
でもアクリルアミドの合成ははじまっているそうなので
ほどほどに、ということだった。

現在の食生活でなかなか切り離せない食品たちが多いので
炭水化物系やコーヒーなんかの摂取のし過ぎは
やっぱり控えた方がよさそうという私のまとめだった。

だから、今日の大役フライ係、すごく気をつけた。
ということは、やっぱりHACCP免許は役に立ったのである。

DSCN1512

アントネッラ、いつもはサバサバツンツンしてるのに
やっぱり愛情たっぷり。尽くすところは尽くす!
どんなにギャンギャンいつも怒鳴ってたって
こうやって子どもたちのために一生懸命な姿をみれて
私も見習わなきゃ、とウルッときちゃった。

最後のお誕生日ケーキはアントネッラのお手製よ!
息子くんサッカー好きってんで
Subbuteoみたいなミニフィギュア並べちゃってかわいかった!

19歳のお兄ちゃんもロウソクに火を点けてあげたり
大勢の中、さりげなく家族が集まってる瞬間があって
とっても素敵な家族だった。

DSCN1540

DSCN1537

DSCN1538

DSCN1541

翌日、Vendemmiaヴェンデンミア(ブドウの収穫)の夕食会があった。
グリーンパス持ってないと室内では食べれない。
Pro Vaxのオーナーは収穫中討論になりそうなこともあったけど
寛大に、室外のベランダを予約してくれてた。

ベランダといっても簡易ナイロン窓設置してあって
開いているようで閉まっていてちっとも寒くなかった。
飲食店も設備投資に大変だなぁ。

仲間でも特に気の合うヒッピーみたいな女子は
もうすぐフランスにワゴン車で、ブドウの収穫に行くのだという。
私も行きたかったな。一度は体験してみたい。
次に彼女と会うのが楽しみだ。

仲間たちは、仲間たちだって
外食を控えてきた日々を送ってきたはずだ。
すごく打ち解けてずっと笑ってた。

やっぱり人の顔を見て口の動きを見て
ニコニコしてる表情っていいね。

収穫中オーナーが、周りの農園はみんな派遣をよぶか
収穫マシーンを使って、個人を雇うのって
ウチしかなくなってきたとつぶやいた。
私は、このままでいいんじゃないのかなとつぶやいた。

そして、この夕食会の絶えない笑いの中、ポツリと
「やっぱみんないいやつだ」と言ったのを聞き逃さない。

この日、私と夫の結婚記念日だったけど
楽しかった気持ちを持ち帰ることができて
それはそれで幸せだった。

文句言いながら帰宅するよりは全然いいだろう。

244420915_284699250017889_7475064396070035933_n

DSC07354

結婚記念日の翌日私は
私たちが結婚の宣誓をしたレオナルドダヴィンチの生家まで歩いた。
かれこれ21年の時が過ぎても500年の時が過ぎても
ヴィンチ村が見渡せる山道は変わらない。
しかしこの汗ばみが歳を感じた。

244463151_359000802594468_753287318845612160_n



OliveWellness社よりWEBINARのお知らせです。
2021年10月16日(土)日本時間16:00~

前回は、オリーブってどんな植物なの?というお話でした。
花や葉や実の形や大きさや時期
そして見分けにくい品種のことなどお話してくださいました。
今度は、オリーブの栽培と搾油のお話ですって!

もうすぐトスカーナもオリーブの収穫です。
春が寒くて夏が猛暑、初秋は雨が降って膨らんでます。
どんなオリーブオイルになるのか楽しみですね。

それでは、WEBINARの詳細とお申し込みはこちらより。
どうぞたくさんのご参加をお待ちしております。






☆こちらの記事もどうぞ☆
宣誓に涙した Le luci d'autunno
夏至に二度目の父の日 la mia cara fattoria
はじまりとおわりそしてはじまり verso autunno




Twitter・Instagram・Facebook・Ranking・BlogmuraをFollowすると
Blog UpdateのNotficasionが受け取れます。どうぞご利用ください。




Grazie di aver visitato!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。




にほんブログ村 海外生活ブログ ヨーロッパ情報へ


Instagram
 ≫≫≫ obatamakivincirealmakici




 

↑このページのトップヘ