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近頃私は、コロナ禍のひっ迫感がちっともなく
元首相コンテ熱とは打って変わって
新首相ドラーギのお話を一度も聞いたことがない...

特にどこかに行く予定もなければ行く気もないから
ワクチン接種も慌ててなければ急いでもいない。

マスクも結局オシャレマスクを使うこともなく
思春期青少年が学校でもらってきたやつを
洗っては干し、けば立つまで使い続けている。

そうこうしている内に、野外はマスク無し!という
ホワイトゾーンとかにイタリアは全土なりつつある。
Coprifuoco=夜間外出禁止令だっておさまって
友たちと会えるはずなのに、デルタ株とかなんとかの変異種で
なんとなく要注意な雰囲気で、いまだ気がゆるめず
気づけばまだまだコロナ禍なのである。
でもイタリア国民は気分と頭の中はバカンスなので
去年同様7月以降はGO TOバカンスなのである。

思春期青少年は中学校をいつのまにか卒業しちゃって
プチバカンスに速攻行くお友だちにあわせ
あれよあれよと卒業打ち上げパーティーを済ませた。
でもさ...近所のプール付きのアグリツリズムだったのに
プールは使えず、他校の卒業パーティーもあって騒がしく
ピッツァはおいしくないうえに少ないはで、不満足に帰宅した。

ま、人生そんなこともあるさ。
最高!とか感動!とか幸せ!なんて
オーガナイズしてないときに感じたりするじゃん。
幸せに気づかないlことだってあるし
人それぞれ価値観だって違うさ。

青少年は、ボクには友だちがいない、と
ひとりぽっちでチャリで海へ行ってしまった。
スポーツ少年なのに、コロナ禍で体力は落ち
ワイルド少年なのに、コロナ禍で引きこもり
それでも冒険心は人一倍あるようなので出発したはいいものの
帰りは、ボクの相棒チャリと一緒に電車で帰ってきた。
「お母さん、ちょっと日焼けしたでしょ?!」

「でさ、本当に卒業式とかないの?」と聞いてみた。
お友だちのSNSでは花束をもったムスメとか
投稿しているのみるんだけどな。
「でさ、卒業証書とかあるはずだよ!いつ取りに行くの?」
「それ火曜日。ネットで送られてくる。
お母さん、2021年だよ、全部ネット。」
.....ふーん。

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私は、農主のワインの瓶詰作業のお手伝いに行ってきた。
この日は、バイオダイナミック農法だと瓶詰に適している日だ。
Luna Discendente & Giorno di Fiore

時間節約のために、ランチはパニーニをごちそうしてくれた。
私たちは外で、パニーニを急いでほおばった。
屋根があるテラスより、木陰の方が涼しい。
農主が、農主がね「パニーニといえども食事にはワインでしょう。」
というので、瓶詰中の冷えてないけど白ワイン
単種Vermentino100%をちょっとだけいただいた。
美味しいじゃん!というと、農主は満足そうに「だろ」と答えた。

農主のムスメさんが現在妊娠中で、7月に出産する予定だそうだ。
「男の子か女の子わかってんの?」
「男の子。」って嬉しそうにいう。
畑に来るようになったら
すぐにハサミをもたせる、トラクターも教えてやる
農主は、ムスメと孫とブドウ畑で幸せそうに作業している
その妄想イメージが、話し方で私も頭の中で想像しちゃった。
想像するたびに笑っちゃうけど
妄想してるときが一番幸せなんだから、余計なことは言わないよ。

問題なんて次から次から降って湧いてくるんだから
未来の妄想中を邪魔しちゃダメ。
無理そうでも、否定しちゃダメ。
現実になったときに考えればいいんだから
少ない幸せを壊しちゃダメ。
妄想の幸せほどお金のかからないものはない
夢みてるときは、そっとしておいて!

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車が壊れた。

私たちは現在、原付バイクで、家族三人まかなっているw
夫の仕事は現場だから不規則だ。
青少年もチャリだけでは用が足りないことがある、
みんなが交代に送り迎えしてその場をこなしつないでいる。

フツウだったらありえない生活かもしれないけれど
私たちは、文句をいいながらもやっている。
こんなこと、今に始まったことではない。

一年前、もうチャリでブドウ畑行くの嫌だ!って
私は、家族会議で提案して、決断したんだ。

青少年が万が一「免許を取る!」と叫んでも
「いいよ」と言える、自立っぽい生活ができる状態を
用意しておこうと今にいたるけど
車が壊れるとは想定外であった。

現場に行かなくてはいけない夫だって肩身の狭い思いである。
家に来てもらうのはあまりにも距離があるので
車を持っている人が通る道まで連れていく。

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朝、私たちはあいのりをして、ヴィンチの丘の靄をみるのだ。
朝みないと、ヴィンチの佇み感てわからない。
朝の光は、言葉がないほど静寂で「佇む」
という言葉でしか表現できない。

農主が、がんばってSNS投稿してるけど
時間の合間を縫って写真や動画を撮ったこと
夕方、涼しくなってから撮ったこと
朝日に照らされていないこと、全部わかる。

写真て、パッションやセンス、時間や意図、目的がわかる。
私だって、何枚撮っていても、シャッターチャンスの写真は
何枚あるかわからない。

そんな濃厚で弱い朝日を浴びたヴィンチを横目に
私たちは出発するのである。

そして帰り迎えに行くとき、景色も気候もヒトもなにもかも
猛暑後の光と、疲れ果てた影と、放つ体臭につかまって、私は
バイクの二人乗りを青春期夢みたことを思い出したのである。

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日本にいた頃の学生時代、私は高校を卒業した青春時代で
一人暮らしに憧れ、一人で不動産屋に行き
一人で不動産屋と物件を見に行き、契約は母にサインしてもらったが
全部自分で決めちゃったように記憶する。

それと忘れられてはいけない思い出は
私は日本で生意気にもVespaを乗っていた。
生意気過ぎて色々語れないけど
そのVespaはギアチェンジすることと
ガソリンにオイルをミックスするクラシックタイプで
あの頃の日本では、とにかくありえない面倒なタイプであった。
...と思う。バイク好きとかモーター好きとかメカ好きとか
そういうのじゃない、かっこつけだった私は
思いっきり反省して、中古の黄色いスクーターと
交換してもらったのである。
そのスクーターは、Vespaより何倍も運転しやすく、
一人暮らし先ではブイブイ乗り回していた。

日本では当時、50㏄は二人乗りダメだったんじゃないかな...
学校に、250㏄を乗ってくるヤツがいて
そいつに後ろに乗せてくれとせがんだものだった。

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何十年ぶりにスクーターだけど運転することになって
家族を引き連れて運転することになって
私は車がなかったら、バス移動と歩きで
ひたすら時間をつぶしてたイタリア生活だけど
スクーターがあることによってちょっと便利になって
途端、必須となって
私は、夫の送迎のために後ろに乗っている。

二人乗りにドキドキ以上になびく風が気持ちよくって
特に田舎の道路って真っ直ぐで緊張感もなく退屈なんだけど
あぁコレ、青春時代にやりたかったことだって
乗るたびに思うの。
車が壊れてなかったら
夫と息子と二人乗りしてなかった。
あの頃夢みたあいのりを思い出しながら
後部席で手を広げた。

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今年も聖ヨハネのアクア(水)をつくった。
花を摘む、水に浮かべる、月光欲させる
翌日の朝、アクアを浴びる...
農作物の祈願とか個人的な祈願とか
願いを祈るイタリアの風習だ。
一人でもできるし、大好きな草花のことだから
なおさら気に入ったし、この満足感とリラックス感
是非試してみてほしいとおもう。
なんちゃってだって、どこだっていいとおもう。
重要なのはいつもとおなじ
行動することと気持ちがいいこと。


困難はいっぱいあるけれど
ときどき幸せをみつける大地の住人です。
今の気持ちをシェアしたいとおもいます。
暑い熱いヴィンチの丘より。



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