大地の住人 ヴィンチの丘で

地球と体に優しいコト ~イタリアから~

フィレンツェの端っこレオナルド・ダ・ヴィンチのふるさとヴィンチの丘に在住。 大地の自然たちと向き合って地球と体に優しい様々なコト、発見・提案・発信!

カテゴリ: 暮らし

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私は今まで生きてきて学んだことがある。

それは、話すタイミングがあるということだ。

それと、記憶って都合よく忘れたり覚えていたりするということ。

話すタイミングって、今話した方がいいときもあれば
時間を置いて気持ちが落ち着いた時に話した方がいいときもある。

今話さなければいけないときは、全部言ってやろうと緊張し興奮する。

時間を置いて話したいときは、あのピリっとした生の感情が消えている。
フシギだ。
あんなに感情が高ぶっていたのに、ない、ないない。
むしろあの感情を繰り返さないように
話の流れを高ぶらない温和ムードへリードしている。
フシギだ。
時間が解決してくれるとは、こんなことにも使われるのか。

もう二度とこの場はないだろうときは、今言った方がいいだろう。
でも、また会うのなら
できたら平和に過ごせたらいいに決まっているのである。

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ある日、友と話している内に、空気が濁ってきた。

空気を読むのは、日本人だけの得意技ではない。
イタリア人だってナニ人だって誰でも空気は読める。

その空気の中、今言っておこうと決めるか
また今度落ち着いたらでもいいよねと感情を抑えて
フレキシブルに平和を保つか、性格なんだとおもう。

やっぱり空気が濁っているときの口調は荒立たしい。
感情のまま、あれもこれも言ったけれど
どんなに言葉を選んでも、感情が声や口調に出てしまう。

その荒立つ自分は、やっぱり好きではない。

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弁護するようにその友の側近からの電話だったので
濁った空気の中の当の本人ではなかった。

だから、みんなで話し合いをしようと提案した。

チャットやメールや電話でもなく、顔を向き合わせて話すのだ。

そして、クリスマス休暇の後にしよう、と。

わだかまりで休暇を過ごすことになるのかと思いきや
1日2日で日々の暮らしで手一杯となり
あの時の荒立った興奮した自分なんてあっという間に消えていった。

こうやってすぐに時間が助けてくれるけど
忘れられちゃう自分の記憶の許容範囲が少ないことにも救われた。

その間に、気持ちも落ちつけられたし、別で相談もできたし
話し合うことを考えられたし、未来の提案も用意ができた。

私は、こうやって書いて表現することが好きだけれど
文章だけで伝わることって100%ではないことは
これまた自分の人生の一つの学びである。

表情とか口調とか声とか感情とか、しぐさとか視線とか。

会話のスピードや空気とか尊重とか。

日常のじつは他愛もないことなのだけれど
対面とはとても大切なんだということ

書くときのメリットもあればデメリットもあって
対面のメリットはデメリットを超えるようでもあるとおもう。

それを教えてくれたのが、イタリア人夫である。
「会って分かり合え」

野性的に本能で動く彼をみていると
もちろん現代についていけてないデメリットもあるけれど
じつは、本来ヒトの本質なのではないかと
いつもケンカばかりしていても彼のいいところは認める。

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話し合いの日、ドキドキしたけれど
みんながドキドキしてくれていたのか
尊重し合って和解できた。

友や友の側近の性格にもよるであろう。

空気が濁っても、言い合える仲になるとは
むしろ嬉しいじゃないか。

新たに友としての関係が生まれた感じで新鮮だ。
なぜなら、もう私たちは
空気が濁ったときの対応を知っているからである。

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思春期青少年は気分の変化が激しい。ようにおもう。

腹立だしいときもあれば、大きな犬のように愛おしいときもある。
がり勉クンっぽい姿を一瞬みせることもあれば
その他はずっと引きこもりという言葉にピッタリの生活をしている。
不良っぽく振る舞うことがほとんどだけど
自惚れスポーツマンでやる気満々のときもある。。

思春期男子との空気はどう読めばいいのか
大人の友との場合とはまた一味違う。

でも共通していることは
やっぱり時間を設けることにあるようなのである。

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ときどき今までも、ボソッと告白してくれるときはたいてい
そんな会話をしていないとき、突然言ってくる。

こっちには聞く気もなければヒマもないその突然の間
隙とかでも空気とかでもなんでもない無頓着な間
そういうときに何故か試してくるのである。

そこで「あぁ、時間無いから後で!」というと
もう話してこない。次、開口する日はいつであろう。

その試された間「ヨシ、聞いたろうじゃないか!」と耳を傾けた。
「黙って聞いてね」とか「意見しないでね」とか
条件をつけてモジモジしているけど、約束通り黙って聞いて
自分が話したかったことが言えた瞬間
「え、怒らないの?」とか「え、お母さんも?」と安心して
「あぁぁ、言えてスッキリしたー。」と喜んでいる。

言うだけでスッキリするなんて!

そうなのだ、話すタイミングに話せられれば
私たちはヒトは、ストレスが一つ減るのである。

そのタイミングは、今すぐかもしれない
もしかするとすんごい時間がかかるかもしれない。

私はどんなに時間がかかっても
もしかしたらそれで距離を縮められるのならば
待つことは苦ではないとおもった。

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夫と水を汲みに行った。

ヴィンチの山、Montalbanoモンタルバーノの麓
山からの湧き水だから清い無の味だ。

その辺に暮らす人々は、この水と繋がっている。
そして通りがかりやこうやってわざわざ足を運んで
汲みに来る人でにぎわうこともある。

たまに久しぶりの人に出会って話し込んだりもする。
たまに行列をつくって知らない人と話したりもする。

たまに蛇口が突然便利に改造してあったりもする。
たまに煉瓦の一部を椅子代わりに置いてあったりもする。

たまに汚しちゃった人がいてそのまま行っちゃった人もいる。
たまに壁にメッセージが書いてあることもある。
怒ったメッセージがあると次行くと消えていて
感謝とお願いメッセージがあるとずっと残っていたりする。

そんなヴィンチの山の水汲み場は
小さな小さな社交場なのだ。

いつもは孤独に夫が逆に息抜きで独りで来る。

ちょっと前までは少年が一緒にくっついていったり
家族総出の時は私と少年は散歩をした。
もうあの頃の少年は青少年となりついてこない。

今日は夫婦で出かけ、夫がいつものように水を汲み
私は、独りで散歩をした。

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慈愛なる友と火をくべりながら話し込んだ。
一晩では全然足りなかった。

友は新生活をするために段取りをしていた。
独りで決断をしながら進めていた。

きっと怖いこともあるだろう。
でもそんなことを見せないしそんな話もしない。
私が勝手に想像しているだけだ。

慈愛なる友の表面に見せないところが好きだった。
そういうところを一番真似したかったところだ。

慈愛なる友の知ってる限りの人生を振り返っても
未来を想像しても、計画してできることではない。
次から次から舞い起こる状況にあわせて
大きな決心を何度もしている。
一番は自分のため、二番は子のため。

彼女の生きざまと彼女が見守る子どもの生きざまは
彼女のことが大好きで真似をしたくても
いろいろ教えてくれていろいろ話したけれど
私や息子や夫に同じことをやらせても
結果は違うことが意図も簡単に想像ができる。

これを改めて人生というのではないだろうかとおもった。

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私の人生を振り返っても夫の人生を振り返っても
波瀾万丈な人生には代わりがない。

その波瀾万丈な人生に、もがく私たちが滑稽にみえると
私は落ち込んでしまう。

人が真似できない人生を歩んでいるのだ!とおもうと
笑みが溢れ落ちるぐらいやる気になる。

そうだ、真似のできない人生を歩むのだ。
答えは自分にしか出せない人生を歩むのだ。

気がついてみれば状況ってあとから生まれてきて
それを普通といわれる社会に近づけるよう努力する
が、判断とか決心なんだと気がついた。

そこに人の気持ちと人の人生があって
自分だけではないから複雑になるのだ。

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水を汲みに行った小さな社交場は
私の家にもおもえてきた。



新年明けましておめでとうございます。

みなさまの一年が
健やかで穏やかに過ごせますよう
ヴィンチの丘よりお祈り申し上げます。

2022年もどうぞよろしくお願いいたします!
引き続きお付き合いくださいね。


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クリスマスの日、ニュースでは
教会に貧しい人たちが無料でクリスマスランチに
肩を寄せているシーンを、報道していた。

そしてローマ法王が貧しいひとたちへの想いの寄せ方を
遠くの窓から教えている。

ニュースだから窓からのシーンしかみせてくれない。
事前に用意された文を読まれるローマ法王の姿と
それを飲み込むように聞き入っている聴衆がいる。

あぁやって私も傍聴することができるのであろうか。

自分流に祈ることはできるけど
いま自分にしか必死になれないけど
世の中の苦しんでいる人たちに
私はいったい手をさしのべることはできるのだろうか。

ひとに優しくなるためには
自分にもよいコンディションを維持することで
じつはそこが一番厳しいような気がする。
今そこに葛藤している自分がいる。

私は、お金がないことだけを貧しいとはおもわない。
経験が貧しいとも言葉にあるし
満たされていないことも心が貧しいという。
想像力が貧しいともあるし
弱いとか足りないときにもつかったりする。

ニュースで、貧しいと言われる人が映されていたけど
なんか映画のワンシーンのようで創られた映像のようであった。

オーガナイズしていたボランティアのようなスタッフは
創られた優しさのようにもみえて果たされた感もみえた。

貧しいとクローズアップされた人たちは
その後また路上に帰っていく。
その後また現実に戻っていく。
はずだ。

私はなんか納得いかなかった。
貧しいという苦しみってそう簡単に消えるもんだっけ。
どんな方たちがそこへご招待されているのさ。
何を基準に貧しいと決めているのだ。

世の中には、ひとの前に出れないほど苦しんでいる人がいる。
ひとに会えないほど会いたくないほど苦しんでいる人がいる。

貧しいってお金も心も想像力もそうだけど
貧しいとおもう基準は普通に劣るとおもうからである
と私はおもう。

私の普通とアナタの普通が違う場合がある。

私が普通に劣っていると落ち込んでいても
ひとからすると何言ってんの?!と怒られる。

その典型的なのが、子どもたちである。

その子どもの頃から
自分のベストコンディションを
みせるおしえるが必要なんじゃないかとおもった。

そのコンディションとは
満たすレベルを下げればいつも満腹感とか
ひとと比べないとか
怖がらずにどんどん体験するとか
ひたすらポジティブに考えるとか。

そう自分に言い聞かせながら生きている。
でもどうしてもうまくいかないこともある。

自分のおもうようにいかなくって苦しい。
想像力まで乏しくなってきた。
経験まで活かせないのか!

私だったら
オーガナイスしてくれた無料クリスマスランチには
行かないだろう。
どう自分に置き換えても、行かないだろう。

よくない企画だ!と言っているのではない。
そのクローズアップするニュースにきっと
なんか納得がいかないのだ。
なぜ貧しいをそれに限定するのか。
世の中の貧しいはそれだけではないはずだ。

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そう私は、もやもやした気持ちで年を越そうとしている。
思春期男子の母親だからか。
コロナ禍だからか。
体が痛いからか。
いい歳だからか。

それでも2021年に満足したことがあった。

プロデュースオリーブオイルという初体験ができたことだ。

見直さなければいけない点がいくつかあるが
それだって、やってみないと反省点など生まれない。
良かった点など生まれない。
知ることもできなければ学ぶこともできない。

そんな大切な経験をひとつ積ませてくださった
olivewellness.jp社のみなさん
torreserena社のみなさん
オリーブオイルを購入してくださったみなさん
そしてセミナーに参加してくださったみなさん
本当に本当にありがとうございました。

悩んだりしているとき寄り添ってくれた友たち
会えなくても思い出と想いで支えてくれている友たち

ぎゃんぎゃんうるさい家族でも
存在感たっぷりで守りたくなる家族たち

2021年もホントにホントにありがとう。

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なんかはやく過ぎ去ってほしいけど
2021年がなかったら2022年ははじまらない。

昨日があって今日がある。
明日へ生きるために今日がある。

日々学びながら生きていこうじゃないか。


みなさまの一年いかがでしたか。
健やかで穏やかな年をお迎えください。

2021年も読んでくださってありがとうございました。



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いまをありがとう l'arrivo al mezzo secolo



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じつは我が家は、我が青少年の
お友だちを集合させてのお誕生日会を一度しかしたことがない。
あれは5歳のときだったなぁ。

イタリア(ひとくくりにしてはいけない)の
お誕生日文化、パーティー文化、プレゼント文化は
生まれてからすぐにはじまる。

その5歳のお誕生日会は、私が決めて開いたもので
本人の意思ではない。
しぶしぶ大人に付き合ったような感じだ。

あの会は、全部私の愛情がこもりまくった手料理でもてなした。
コレ、全部ママがつくったの?って
ママたちが褒めてくれた!

本人は、もともと自分が主役になることを好まない性格だから
お誕生日会は興味がない。
主役どころか人前で率先することができない。
生まれたときからの性格で
それは、公園に行っても、どうぞどうぞと自分の番になっても
早く早く!とせかす子どもたちに番をあげてしまう。

あれは確か4歳のお誕生日
いとこ親戚を集めて食事会風にしただけなのに
最後の、4本のろうそくを消す時になって
みんなに見られていることで大泣きしはじめた。
絶対に消さない!と言い、大人がふーした。

思い出した。2歳のお誕生日会は盛大だった。
本人は当時なんのこっちゃわからないから
ただただいろんな大人が風船で遊んでくれて
美味しいものが並んでるっていう様子だったのを覚えてる。

あのお誕生日会は、どっちがオマケの理由か、私の退院祝いとして
お見舞いに来てくれた友たちを全員よんだんだ。
だからみんな嬉しそうに乾杯してくれた。
あの時も全部手料理したなぁ。

盛大なお誕生日会はそれくらいで、ひっそり家族とか
ひっそりもうひと家族くらいの規模で本人は嬉しそうだ。
毎度、ひっそり祝っている写真が残っている。

公園も、誰もいなくなってからはしゃぎだす。
今でも、ショッピングなんかしてても
人がいるときは割り込まず離れて待っているw

それでも友だちのお誕生日会には毎度毎度参加している。
近頃は、みんなでSUSHI屋でやるんだそうだ。
もうご招待式ではないから平等に参加しやすいが
大人の外食より頻繁でそれはそれで大変だ。
男子の集まりでもしっかりプレゼントは持っていくようだ。

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オーガニックファームのアントネッラの息子くんのお誕生日会を
羊が歩けるぐらい広大な土地を持ってる自分チでやるってんで
クラスの男女全員プラスその他大勢分の料理を手伝ってくれという。
いいよ!と一つ返事をしたけどできるかな。

ヘアーバンドとエプロンを持って出動した。
「何をすればいいのかしら?」
「揚げ物よろしくー」
うぅ、フライか。

アントネッラは、手作り料理でプラスチックフリーを目指していた。

ポテトフライのポテトはアントネッラんチの。
アントネッラのポテトは美味しい。
スーパーのと全然違う。私はいつも買わせていただいてる。

皮をむきむきして、マクドナルド風に細くカットしてあげた。
「アナタ、几帳面ね。私はもっと雑だわ。」とアントネッラ。

セミ業務用っぽいフライマシーンで揚げるのだけれど
出来上がりは自分の目で確認しなければいけなかった。

そして次は、FicattoleというPizzaの生地を
食べやすい大きさにカットして揚げる料理だ。

体に良さそうな雑穀ミックスっぽい粉はいい感じに発酵してて
それをちぎっては伸ばしカットして
こちらは鍋の油に放り込んでいった。

これはすぐ揚がるので他のことができない。
ずっと揚げ色をチェックしていなくてはいけない。

あとは中にモッツァレッラが入った冷凍ミニコロッケとか
あったんだけど、けっこうどれも上手に揚がったと思う。

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というのはさ、
春にHACCPの免許の講習で、アクリルアミドという項目があった。

そのアクリルアミドってのは、
原材料に含まれているある特定のアミノ酸と糖類が
揚げる、焼く、焙るなどの高温での加熱(120℃以上)により
化学反応を起こすそうで、体の神経系に
障害が出てしまう可能性があるということなのだそうだ。

そのアクリルアミドが起こりやすい食品に
まさしくもポテトフライやパンをさらに焼くとかに多く
それじゃぁどんなことを目安に料理すればいいのよ!
という答えに、低温で揚げるとか焼くとかの他に
仕上がりの色なんだそうだ。

茶色くならない黄金色のうちに取り出すのがいいんだそう。
でもアクリルアミドの合成ははじまっているそうなので
ほどほどに、ということだった。

現在の食生活でなかなか切り離せない食品たちが多いので
炭水化物系やコーヒーなんかの摂取のし過ぎは
やっぱり控えた方がよさそうという私のまとめだった。

だから、今日の大役フライ係、すごく気をつけた。
ということは、やっぱりHACCP免許は役に立ったのである。

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アントネッラ、いつもはサバサバツンツンしてるのに
やっぱり愛情たっぷり。尽くすところは尽くす!
どんなにギャンギャンいつも怒鳴ってたって
こうやって子どもたちのために一生懸命な姿をみれて
私も見習わなきゃ、とウルッときちゃった。

最後のお誕生日ケーキはアントネッラのお手製よ!
息子くんサッカー好きってんで
Subbuteoみたいなミニフィギュア並べちゃってかわいかった!

19歳のお兄ちゃんもロウソクに火を点けてあげたり
大勢の中、さりげなく家族が集まってる瞬間があって
とっても素敵な家族だった。

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翌日、Vendemmiaヴェンデンミア(ブドウの収穫)の夕食会があった。
グリーンパス持ってないと室内では食べれない。
Pro Vaxのオーナーは収穫中討論になりそうなこともあったけど
寛大に、室外のベランダを予約してくれてた。

ベランダといっても簡易ナイロン窓設置してあって
開いているようで閉まっていてちっとも寒くなかった。
飲食店も設備投資に大変だなぁ。

仲間でも特に気の合うヒッピーみたいな女子は
もうすぐフランスにワゴン車で、ブドウの収穫に行くのだという。
私も行きたかったな。一度は体験してみたい。
次に彼女と会うのが楽しみだ。

仲間たちは、仲間たちだって
外食を控えてきた日々を送ってきたはずだ。
すごく打ち解けてずっと笑ってた。

やっぱり人の顔を見て口の動きを見て
ニコニコしてる表情っていいね。

収穫中オーナーが、周りの農園はみんな派遣をよぶか
収穫マシーンを使って、個人を雇うのって
ウチしかなくなってきたとつぶやいた。
私は、このままでいいんじゃないのかなとつぶやいた。

そして、この夕食会の絶えない笑いの中、ポツリと
「やっぱみんないいやつだ」と言ったのを聞き逃さない。

この日、私と夫の結婚記念日だったけど
楽しかった気持ちを持ち帰ることができて
それはそれで幸せだった。

文句言いながら帰宅するよりは全然いいだろう。

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結婚記念日の翌日私は
私たちが結婚の宣誓をしたレオナルドダヴィンチの生家まで歩いた。
かれこれ21年の時が過ぎても500年の時が過ぎても
ヴィンチ村が見渡せる山道は変わらない。
しかしこの汗ばみが歳を感じた。

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OliveWellness社よりWEBINARのお知らせです。
2021年10月16日(土)日本時間16:00~

前回は、オリーブってどんな植物なの?というお話でした。
花や葉や実の形や大きさや時期
そして見分けにくい品種のことなどお話してくださいました。
今度は、オリーブの栽培と搾油のお話ですって!

もうすぐトスカーナもオリーブの収穫です。
春が寒くて夏が猛暑、初秋は雨が降って膨らんでます。
どんなオリーブオイルになるのか楽しみですね。

それでは、WEBINARの詳細とお申し込みはこちらより。
どうぞたくさんのご参加をお待ちしております。






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夏至に二度目の父の日 la mia cara fattoria
はじまりとおわりそしてはじまり verso autunno




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生まれたばかりの細い月をみつけた日
私にも何か生まれたようでドキドキした。


煌々とした丸い満月よりも魅惑的だった。
薄っすらと本来の丸い月の形がみえた。
あの丸い形にじわじわと完結させていく。


いや、丸い月は早々と完結し、また一からのやり直し。
生まれるたびにドキドキして、完結させて、そして生まれ変わる。
なんだかちょっと私たちの生活とか人生にも重ねてみえてきた。
こう速いサイクルではないけれど。


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その月の誕生した夜、私はドキドキしながら勉強をしていた。
緊張して覚えられるのか、覚えてられるのか
そんな不安でなんだかもう頭の中に入っていかなかった。


我がことな青少年もテストがある前日に勉強して
テーブルの周りを時計回りにまわりながら
口頭試験の準備をしている。
こっちはイライラするけど、彼の集中法ならば仕方がない。
それは小学生の頃からそうだった。


最近は、滝に打たれるようにシャワーの下でブツブツ言っている。
夜中のときもあれば、早朝のときもある。
私も真似してシャワーの下で単語を羅列させてみたが
お湯の気持ちよさに、あぁぁぁとリラックスして頭は働かない。
ことな青少年が「そんなんじゃダメだね」なんて言いやがった。


10cm
の厚みはあるテキスト..というか、スライダーのコピーを
ほんの10ページにまとめた。
きっと読んで書いただけで、頭に入っているさ。


明日は普通の日ではない。
しかも午前中のあのたった1時間
そう今日過ぎていったあの1時間、春の木漏れ日に眩しく
家のテーブルに向かっていた1時間とはわけが違う。
そう考えるとどんどん緊張していく。へんなの!


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っもうなんとかなるさっ!と肝を据えると
おばちゃんっぷりが発揮して度胸がついてくる。
そう、このおばちゃんぷりの度胸というのはとっても便利で
どちらかというと老若男女イタリア式対話法?
怖がらず自分を出す!という表現で、海外生活だけでなく
試験や面接、提案とか告白なんかに役に立つのであるw


そんな度胸がムキムキあふれ、口頭試験では
こっちが「もう終わりでいいんじゃないっすか~あはは」と
まん丸の煌々とした月が頭の中に浮かんでいた。


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肝が据わっても体の中はドキドキしていた。
久々のドキドキだ。
こんな歳でもドキドキするんだ。
あの月が生まれたドキドキと同じだ。
何かはじまるのだろう。
いや、月と同じではない。
グルグルまわって勝手に生まれていくのではなく
私たちは仕掛けていくのだ。
ちょっと先のことを妄想しながら。
信じるとか期待とか希望とかそんな気持ちをもって。

私がドキドキするんだから、きっとゴロゴロしてても
ことな青少年もドキドキするときはあるはずだ。
私の14歳だった時代と比べるからいけない。
大人が心配するよりことなたちは度胸たっぷりで
ドキドキさえもして、ゴロゴロしながら笑ってる。
時代が違うんだ。
そう想うと、自分のことにもっと一生懸命になっちゃおうと
思い始めちゃったら、月の回転と同じくらい速く
いつの間にかドキドキと完結がまわっていたのである。

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試験は合格した。
次への妄想を、平日ブドウ畑で、週末オリーブ畑でする。

ブドウ畑では、まだまだブドウの枝縛りとか支え棒を縛ったりとか
とにかく指先を使う。あまり頭は使わない。

オリーブ畑では、とにかく消耗した枝とエネルギー吸い取り枝を
除去しまくる作業だから、これまた頭は使わない。
だからひたすら妄想するのである。

それでも、頭をあまり使わなくても体力は消耗してて
指先も手首も腕も脚も痛いしヘトヘトだ。
夫に手を揉んでもらった。
「えー、こんなにプヨプヨした手をしてるんだ。」
そんなこと今更言う。
俺の手をみてごらんよってガチガチの分厚い手をみせる。
なんだかブドウの涙ぐらいの涙を浮かべながら笑っちゃった。
そうなんだよ、プヨプヨの手で男みたいな作業してんだよ。

家事の中で食に興味をもって、新しいことやってみようと勉強して
目の前でできそうなことは疲れる仕事で
我が子より無口に愛おしい植物たちを
ぜーんぶひっくるめた完結編に人生向けられないだろうか
と妄想しているのである。
そしてドキドキしているのである。

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大地からニョキッと静かに逞しく生まれ
硬い蕾からパカッと静かに芽を出し
はたまたゴツゴツの樹からホニャホニャな芽がいつのまにか誕生する。
静寂の中にエネルギーが生まれる春がやってきた。

ヒョロローヒョロローと鳥の鳴き声がする。
静寂なのにザワザワしている大地に目をやっても見当たらない。
だんだん近づく鳴き声は空からだった。
カモらしき渡り鳥がイメージ通りV字に飛んでいる。
どこへ向かっていくんだ。
春の知らせを教えてくれたかのようだった。




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